JPH11352642A - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット

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JPH11352642A
JPH11352642A JP17663598A JP17663598A JPH11352642A JP H11352642 A JPH11352642 A JP H11352642A JP 17663598 A JP17663598 A JP 17663598A JP 17663598 A JP17663598 A JP 17663598A JP H11352642 A JPH11352642 A JP H11352642A
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JP
Japan
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lens
film unit
light control
light
photographic
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Application number
JP17663598A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、撮影レンズ等に外部の明るさに応
じて透過光量が変化する調光材料により構成される調光
部材を設けることにより、ストロボユニットのストロボ
発光機能を十分に発揮させ、明るいシーンから暗いシー
ンまでの広い範囲にわたって適切な露光量を取得可能な
レンズ付きフィルムユニットを提供する。 【解決手段】 カメラ本体2の撮影レンズ23の前面
(被写体側)に外部の明るさに応じた透過率の変化によ
り透過光量が変化するフォトクロミック材料等の調光材
料によって構成される調光部材80を設ける。外部が明
るい場合には調光部材80における外部光の透過光量は
減少するので、これにより、最適な露出量が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高感度の写真フィ
ルムが予め装填されており、ユーザがすぐに写真撮影を
行うことが可能なように構成されているレンズ付きフィ
ルムユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】写真フィルムがカメラの組立工程におい
て装填されるレンズ付きフィルムユニットにおいては、
ユーザによる写真フィルムの装填や写真撮影終了後の写
真フィルムの巻き戻し等の操作が不要であり、ユーザは
写真撮影を行うのみで良いように構成されている。従っ
て、ユーザ自身が写真フィルムを装填し、写真撮影終了
後に写真フィルムを巻き戻すカメラと比較して、レンズ
付きフィルムユニットにおけるユーザによる操作は非常
に容易となっている。
【0003】また、レンズ付きフィルムユニットに装填
されている写真フィルムの撮影終了後に、ユーザが現像
取扱店にレンズ付きフィルムユニットに装填されている
写真フィルムの現像や焼き増しを依頼すると、現像所で
はレンズ付きフィルムユニットを解体して装填されてい
る写真フィルムを取り出し、取り出した写真フィルムの
現像や焼き増しを行っている。
【0004】ところで、このような従来のレンズ付きフ
ィルムユニットにおいては、露光不足を防止するため
に、レンズ付きフィルムユニットに内蔵されているスト
ロボユニットによるストロボ光の到達距離をのばすこと
が望まれている。また、ストロボユニットの低価格化に
よるレンズ付きフィルムユニット全体の低価格化を実現
するために、ストロボ発光を行うためのメインコンデン
サを低容量化することも望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記露光不足の防止や
ストロボユニットの低価格化を実現するために、ISO
640以上の高感度のフィルムを装填したり、絞り径を
大きくするなどしてレンズ付きフィルムユニット全体の
感度を上げることが考えられる。しかし、このようなレ
ンズ付きフィルムユニットを用いて例えば晴れた日のス
キー場や夏の海などのとても明るいシーンにおいて写真
撮影を行う場合には、露光オーバーとなってしまう。
【0006】つまり、レンズ付きフィルムユニット全体
の感度を上げることによるストロボユニットの低価格化
や露光不足の防止の実現と、明るいシーンの撮影時の露
光オーバーの防止の実現は、従来の露光調整機能を有し
ていないレンズ付きフィルムユニットにとっては相反す
るものであり、両者を同時に実現することは困難であ
る。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、撮影光学系を構成する撮影レ
ンズ等に外部の明るさに応じて透過率が変化して透過光
量が変化する調光材料によって構成される調光部材を設
けることにより、ストロボユニットのストロボ発光機能
を十分に発揮させ、明るいシーンから暗いシーンまでの
広い範囲にわたって適切な露光量を得ることができるレ
ンズ付きフィルムユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、撮影レンズを有するレン
ズ付きフィルムユニットにおいて、前記撮影レンズに外
部の明るさに応じて透過光量が変化する調光材料によっ
て構成される調光手段を設けたことを特徴とする。
【0009】また、上記課題を解決するために、請求項
2に記載の発明は、撮影レンズを有するレンズ付きフィ
ルムユニットにおいて、前記撮影レンズを外部の明るさ
に応じて透過光量が変化する調光材料によって形成した
ことを特徴とする。
【0010】さらに、上記課題を解決するために、請求
項3に記載の発明は、撮影レンズを有するレンズ付きフ
ィルムユニットにおいて、前記撮影レンズの被写体側に
外部の明るさに応じて透過光量が変化する調光材料によ
って構成される調光手段を配置したことを特徴とする。
【0011】さらにまた、上記課題を解決するために、
請求項4に記載の発明は、撮影レンズを有するカメラ本
体と、前記カメラ本体を覆うカバーとを備えたレンズ付
きフィルムユニットにおいて、前記カバーの前記撮影レ
ンズを覆う部分に、外部の明るさに応じて透過光量が変
化する調光材料によって構成される調光手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0012】上記請求項4に記載の発明のレンズ付きフ
ィルムユニットにおいて、請求項5に記載の発明は、前
記調光材料は、前記カバーと同じ材料およびフォトクロ
ミック化合物で構成されていることを特徴とする。
【0013】上記請求項1から4までに記載の発明のレ
ンズ付きフィルムユニットにおいて、請求項6に記載の
発明は、ISO640以上の高感度の写真フィルムが装
填されていることを特徴とする。
【0014】また、上記請求項1から4までに記載の発
明のレンズ付きフィルムユニットにおいて、請求項7に
記載の発明は、前記調光材料はフォトクロミック材料で
あることを特徴とする。
【0015】さらに、上記請求項1から4までに記載の
発明のレンズ付きフィルムユニットにおいて、請求項8
に記載の発明は、前記調光材料の透過光量に応じてスト
ロボ撮影を行うためのストロボユニットをさらに備えた
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態のレンズ付きフ
ィルムユニットの外観構成を示す正面図、図2および図
3は本発明の実施の形態のレンズ付きフィルムユニット
の内部構成を示す図である。図1、図2、および図3に
おいて、本発明の実施の形態のレンズ付きフィルムユニ
ット1は、カメラ本体2、前カバー3、および後カバー
4によって構成され、それぞれは樹脂によって形成され
ている。ISO640以上の高感度の写真フィルムをカ
メラ本体2に予め装填し、このような高感度の写真フィ
ルムが装填されたカメラ本体2を前カバー3と後カバー
4とにより前後から挟むようにして組み立てることによ
りレンズ付きフィルムユニット1が完成する。
【0018】前カバー3の前側(被写体側)の中央部に
はレンズ窓24が配置された凸部14が設けられてい
る。凸部14の上方にはファインダ窓15が設けられて
いる。ファインダ窓15の近傍の正面に向かって右側上
方にはストロボ窓16が設けられている。ストロボ窓1
6の下には、ストロボ撮影を行うためのスライド式の充
電スイッチ17が設けられている。前カバー3の上側の
面には写真撮影を行うためのレリーズボタン18が設け
られている。
【0019】カメラ本体2には、その中央の未撮影の写
真フィルムの撮影位置に撮影枠19が設けられ、さら
に、撮影枠19を挟んでその両側に未撮影の写真フィル
ムを収納しているフィルム収納室20と撮影済の写真フ
ィルムを巻き上げて収納するフィルム巻上室21とが設
けられている。
【0020】撮影枠19の被写体側にはレンズホルダ2
2が設けられ、レンズホルダ22には撮影光学系を構成
する撮影レンズ23が取り付けられている。レンズ窓2
4は撮影レンズ23の被写体側に位置している。
【0021】撮影枠19の上部にはレリーズ機構39が
設けられている。ユーザがレリーズボタン18を押す
と、レリーズ機構39が作動してシャッタ羽根41を開
閉させ、これにより通常の写真撮影が行われるようにな
っている。
【0022】また、カメラ本体2にはストロボユニット
45が設けられ、ストロボユニット45は、ストロボ撮
影時においてストロボ発光を行うストロボ発光部28
と、ストロボ発光部28をストロボ発光させるためのス
トロボ用コンデンサ26と、ストロボ用コンデンサ26
を充電するための充電電源として用いられる例えば単3
電池である電源電池31aと、電源電池31aを収納し
た電源収納室31と、ストロボ用コンデンサ26の充電
/放電を制御する制御回路(図示しない)等が搭載され
たストロボ用回路基板25と、ストロボ用コンデンサ2
6の充電完了を示す充電完了表示ランプ35とによって
構成されている。
【0023】ストロボ撮影を行うために、ユーザによっ
て充電スイッチ17が矢印方向にスライドされてオンし
た場合には、充電スイッチ17がオンされたことをスト
ロボ用回路基板25上に搭載されている制御回路が検出
し、これにより、この制御回路の制御の下で電源電池3
1aによりストロボ用コンデンサ26が充電される。ス
トロボ用コンデンサ26の充電が完了すると充電完了表
示ランプ35が点滅する。
【0024】この後、充電完了表示ランプ35の点滅を
確認してユーザがレリーズボタン18を押すと、レリー
ズ機構39が作動してシャッタ羽根41を開閉させると
ともに、ストロボ用コンデンサ26の放電によりストロ
ボ発光部28がストロボ発光してストロボ撮影が行われ
ることになる。
【0025】さらに、カメラ本体2には、写真撮影のた
めにユーザが被写体を覗くための対物レンズ51および
接眼レンズ53を備えた透視ファインダ50が設けられ
ている。
【0026】次に、本発明の実施の形態のレンズ付きフ
ィルムユニットのカメラ本体の撮影投影系を構成する撮
影レンズ等に設けられる調光部材について説明する。
【0027】図4は本発明の実施の形態のレンズ付きフ
ィルムユニットのカメラ本体の撮影レンズに調光部材を
設ける場合を説明するための図である。なお、図4
(a)は調光部材を撮影レンズに取り付ける前の状態を
示し、図4(b)は調光部材を撮影レンズに取り付けた
後の状態を示している。
【0028】図4(a)および図4(b)に示すよう
に、撮影レンズ23の前面(被写体側)に、外部の明る
さに応じた透過率の変化により透過光量が変化する調光
材料によって構成される調光部材80がレンズホルダ2
2に形成した図示しない爪、あるいは接着剤を用いた接
着等により取り付け固定される。なお、調光部材80を
構成する調光材料には、例えばフォトクロミック材料が
用いられる。
【0029】フォトクロミック材料は、屋外光や室内光
等の外部光に対して透過率の変化を生じさせる機能を有
する調光材料であり、例えば、調光材料に光が当たると
暗くなり(透過率が低下し)、その光が当たらなくなっ
て所定時間経過後に元の状態に戻る(透過率が増加して
元の透過率になる)。逆に、調光材料に光が当たると明
るくなり(透過率が増加し)、その光が当たらなくなっ
て所定時間が経過した後に元の状態に戻る(透過率が減
少して元の透過率になる)材料もある。なお、フォトク
ロミック材料としては、有機または無機のフォトクロミ
ックを使用することができる。
【0030】特に、ポリスチレン樹脂あるいはアクリル
系樹脂に有機フォトクロミック化合物を練り込んで形成
したフォトクロミック材料は、その製造および取扱いが
しやすく、レンズ付きフィルムユニットへの使用に適し
ている。
【0031】従って、外部の明るさに応じた調光部材8
0の透過率の変化によって透過光量が変化するので、こ
れにより、露光量を適切に調整することが可能となる。
【0032】なお、調光部材80は、その形状が円形に
限られず、四角形等で構成することが可能である。
【0033】図4では、調光部材80を撮影レンズ23
の前面に取り付けているが、撮影レンズ23自体をアク
リル系樹脂に有機フォトクロミック化合物を練り込んで
形成したフォトクロミック材料で構成することが可能で
あり、これによっても、外部光に応じて撮影レンズ23
の透過光量が変化するので、露光量を適切に調整するこ
とができる。
【0034】図5は本発明の実施の形態のレンズ付きフ
ィルムユニットの前カバーに調光部材を設ける場合を説
明するための図である。図5(a)は調光部材を前カバ
ーのレンズ窓に取り付ける前の状態を示し、図5(b)
は調光部材を前カバーのレンズ窓に取り付けた後の状態
を示している。
【0035】図5(a)および図5(b)に示すよう
に、前カバー3のレンズ窓24に外部の明るさに応じた
透過率の変化により透過光量が変化する調光材料によっ
て構成される調光部材90が接着剤を用いた接着等によ
り取り付けられる。なお、調光部材90を構成する調光
材料には、前カバー3の材料がポリスチレンで構成され
ている場合には、その材料と同じポリスチレンに有機フ
ォトクロミック化合物を練り込んで成形したフォトクロ
ミック材料が用いられる。
【0036】従って、外部の明るさに応じた調光部材9
0の透過率の変化によって透過光量が変化するので、こ
れにより、露光量を適切に調整することが可能となる。
【0037】なお、調光材料であるフォトクロミック材
料には径年変化があり、長期間の使用により透過率が変
化しないために透過光量が変化しなくなる(発色しなく
なる)。しかし、上述した撮影レンズ23に調光部材8
0を設ける場合と比較して、ここでは、調光材料90を
前カバー3に設けている。これにより、レンズ付きフィ
ルムユニットを再利用する場合には、カメラ本体2はそ
のまま使用し、前カバー3を調光部材が設けられている
新しい前カバーに取り替えて組み立てるだけでよいの
で、レンズ付きフィルムユニットの組立工程の数を減ら
すことができ、レンズ付きフィルムユニットを容易に組
み立てることが可能となる。
【0038】また、調光材料90を構成するフォトクロ
ミック材料は、前カバー3と同じポリスチレンで構成さ
れているため、取り外した前カバー3は調光材料90を
取り外すことなく、そのままリサイクル(再資源化)が
可能である。
【0039】調光部材90は、調光部材80と同様に、
その形状が円形に限られず、四角形等で構成することも
可能である。
【0040】次に、本発明の実施の形態のレンズ付きフ
ィルムユニットの作用について説明する。なお、ここで
は、図4に示すように、調光部材80が撮影レンズ23
に取り付けられている場合について説明する。
【0041】まず、写真撮影時において、ユーザは透視
ファインダ50の接眼レンズ53側から被写体を覗き込
む。この時、被写体およびその周囲の明るさに対応する
外部光はレンズ窓24から入射する。
【0042】レンズ窓24から入射した外部光は撮影レ
ンズ23に設けられている調光部材80に導かれる。調
光部材80では、導かれた外部光の輝度に応じてその透
過率が変化する。
【0043】例えば、天気は晴であり、被写体およびそ
の周囲が明るい場合には、調光部材80はその透過率が
低下して暗くなる(黒っぽくなる)。この場合、調光部
材80の透過率の低下により外部光の透過光量が大幅に
減少するので、適切な露光量を得ることができる。
【0044】従って、ユーザがレリーズボタン18を押
すと、レリーズボタン18に連動してレリーズ機構39
が作動してシャッタ羽根41が開閉する。これにより、
通常の写真撮影を行うことができる。
【0045】一方、例えば、天気は曇りであり、被写体
およびその周囲が暗い場合には、調光部材80はその透
過率が増加して明るくなる(無色透明になる)。この場
合、調光部材80の透過率の増加によって外部光の透過
光量は大幅に減少されないが、露光量を適切にするため
にはストロボ撮影を行う必要がある。従って、ユーザ
は、ストロボ撮影を行うために、充電スイッチ17を矢
印方向にスライドしてオンする。
【0046】充電スイッチ17がオンした場合には、充
電スイッチ17がオンされたことをストロボ用回路基板
25上に搭載されている制御回路が検出し、この制御回
路の制御の下で電源電池31aによってストロボ用コン
デンサ26が充電される。ストロボ用コンデンサ26の
充電が完了すると、充電完了表示ランプ35が点滅す
る。
【0047】この後、充電完了表示ランプ35の点滅を
確認してユーザがレリーズボタン18を押すと、レリー
ズボタン18に連動してレリーズ機構39が作動してシ
ャッタ羽根41が開閉するとともに、ストロボ用コンデ
ンサ26の放電によりストロボ発光部28がストロボ発
光する。これにより、ストロボ撮影を行うことができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ISO640以
上の高感度の写真フィルムが装填されたレンズ付きフィ
ルムユニットにおいて、外部が明るい時には黒っぽくな
り、外部が暗い時には無色透明になるような外部の明る
さに応じた透過率の変化により透過光量が変化するフォ
トクロミック材料等の調光材料によって構成される調光
部材を撮影光学系の撮影レンズに設けることにより、明
るいシーンから暗いシーンまでの広い範囲にわたって適
切な露光量を得ることができる。これにより、日陰等の
シーンにおいても、ストロボユニットによるストロボ撮
影距離をのばすことが可能となるので、露出不足が防止
され、適切な明るさの写真を得ることができる。また、
スキー場等のシーンにおいても、露光オーバーとなるこ
とが防止され、適切な明るさの写真を得ることができ
る。
【0049】なお、調光材料であるフォトクロミック材
料には径年変化があり、長期間の使用によって透過光量
が変化しなくなる(発色しなくなる)が、前カバーの撮
影レンズを覆う部分に調光材料によって構成される調光
部材を設けておけば、前カバーおよび後カバーを除いた
カメラ本体を再利用する場合に前カバーを調光部材が設
けられている新しい前カバーに取り替えることにより、
レンズ付きフィルムユニットをその組立工程の数を減ら
して容易に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のレンズ付きフィルムユニ
ットの外観構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態のレンズ付きフィルムユニ
ットの内部の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態のレンズ付きフィルムユニ
ットの内部の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態のレンズ付きフィルムユニ
ットのカメラ本体の撮影レンズに調光部材を設ける場合
を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態のレンズ付きフィルムユニ
ットの前カバーに調光部材を設ける場合を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 レンズ付きフィルムユニット 2 カメラ本体 3 前カバー 4 後カバー 14 凸部 15 ファインダ窓 16 ストロボ窓 17 充電スイッチ 18 レリーズボタン 19 撮影枠 20 フィルム収納室 21 フィルム巻上室 22 レンズホルダ 23 撮影レンズ 24 レンズ窓 25 ストロボ用回路基板 26 ストロボ用コンデンサ 28 ストロボ発光部 31 電源収納室 31a 電源電池 35 充電完了表示ランプ 39 レリーズ機構 41 シャッタ羽根 45 ストロボユニット 50 透視ファインダ 51 対物レンズ 53 接眼レンズ 80、90 調光部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを有するレンズ付きフィルム
    ユニットにおいて、 前記撮影レンズに外部の明るさに応じて透過光量が変化
    する調光材料によって構成される調光手段を設けたこと
    を特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
  2. 【請求項2】 撮影レンズを有するレンズ付きフィルム
    ユニットにおいて、 前記撮影レンズを外部の明るさに応じて透過光量が変化
    する調光材料によって形成したことを特徴とするレンズ
    付きフィルムユニット。
  3. 【請求項3】 撮影レンズを有するレンズ付きフィルム
    ユニットにおいて、 前記撮影レンズの被写体側に外部の明るさに応じて透過
    光量が変化する調光材料によって構成される調光手段を
    配置したことを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 撮影レンズを有するカメラ本体と、前記
    カメラ本体を覆うカバーとを備えたレンズ付きフィルム
    ユニットにおいて、 前記カバーの前記撮影レンズを覆う部分に、外部の明る
    さに応じて透過光量が変化する調光材料によって構成さ
    れる調光手段を設けたことを特徴とするレンズ付きフィ
    ルムユニット。
  5. 【請求項5】 前記調光材料は、前記カバーと同じ材料
    およびフォトクロミック化合物で構成されていることを
    特徴とする請求項4に記載のレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 ISO640以上の高感度の写真フィル
    ムが装填されていることを特徴とする請求項1から4ま
    でのいずれかに記載のレンズ付きフィルムユニット。
  7. 【請求項7】 前記調光材料はフォトクロミック材料で
    あることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに
    記載のレンズ付きフィルムユニット。
  8. 【請求項8】 前記調光材料の透過光量に応じてストロ
    ボ撮影を行うためのストロボユニットをさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の
    レンズ付きフィルムユニット。
JP17663598A 1998-06-09 1998-06-09 レンズ付きフィルムユニット Pending JPH11352642A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004111720A1 (ja) * 2003-06-17 2004-12-23 Scalar Corporation 光学要素フィルタ、及び光学要素フィルタセット

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