JPH11351626A - クリーンルーム室圧調整方法及びその装置 - Google Patents

クリーンルーム室圧調整方法及びその装置

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JPH11351626A
JPH11351626A JP17210898A JP17210898A JPH11351626A JP H11351626 A JPH11351626 A JP H11351626A JP 17210898 A JP17210898 A JP 17210898A JP 17210898 A JP17210898 A JP 17210898A JP H11351626 A JPH11351626 A JP H11351626A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室圧差のバランス維持の確保及び室圧制御の
簡易化を図ることができるクリーンルーム室圧調整装置
を提供する。 【解決手段】 高グレードの第1クリーンルームAと低
グレードの第2クリーンルームBの室圧維持及び室圧変
動防止を行うためのクリーンルーム室圧調整装置であっ
て、第1クリーンルームと第2クリーンルーム間に配置
されたクリーンユニット1と、それら第1及び第2クリ
ーンルームの室圧及び室圧差の変動を検出するマノメー
タ3と、そのマノメータの検出値に基づいてクリーンユ
ニットの運転制御を行う室圧制御器4とを備え、クリー
ンユニットは、室圧制御器による制御信号に基づいて第
2クリーンルーム内の空気を第1クリーンルームへ送る
送風ファン1aと、その送風ファンで送られる空気の塵
埃を除去するフィルタ1bとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーンルームの
室圧が変動した場合や各グレードのクリーンルーム間の
室圧バランスが崩れた場合に、クリーンルームの室圧と
各グレードの室圧バランスを調整するクリーンルーム室
圧調整方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーンルームの室圧やクリーン
ルーム間の室圧バランスが崩れた場合に、そのバランス
を修復する技術として、クリーンルームへ送風する空気
の量と排気の量を調整する技術がある。
【0003】例えば、特開平4−139337号公報に
は、クリーンルームの換気量と室圧を制御できるクリー
ンルーム制御システムの技術が記載されている。これ
は、図2に示すように、設定室圧と実際の室圧との差及
び設定給気風速と実際の給気風速の差を、風速計25、
室圧計26及びコントローラ27により求め、そのコン
トローラ27の出力に基づいて、給気ダンパ23と環気
ダンパ24の開度調整を行うと共に、送風機21による
給気風速及び室圧を設定給気風速と設定室圧に合わせる
ように送風機21と排風機22を制御するように構成し
たものである。
【0004】一方、特開昭63−213737号公報に
は、図3に示すように、クリーンルームの壁35内に機
器収納ボックス36を埋設し、そのボックス内に室内空
気流路機器34を収納してボックスの室外側及び室内側
の各プレートには夫々室内空気導入流路37、38を設
け、清浄度の高い室から低い室に、空気清浄度のグレー
ドに応じて空気の流れを設定し、各室に要求される空気
清浄度を維持し、更に室内空気導入流路にチャッキダン
パ39を配設してクリーンルームの室内加圧を維持し、
空気の汚染を防止する。31は送風機、32は排風機、
33はボリュームダンパを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の室圧制御方式では、以下に述べるような課題が
ある。まず、前者の特開平4−139337号公報記載
の技術では、クリーンルームの空調機全体をコントロー
ルしなければならなく、またシステムが大規模なものに
なっていた。即ち、簡易的にコントロールする機器が無
いという問題がある。
【0006】これに対し、後者の特開昭63−2137
37号公報記載の技術では、室内空気流路37、38に
ダンパを配設して清浄度の高い室から低い室に空気の流
れを設定して、クリーンルームの室圧を維持するという
通常時の室圧制御を簡易に行える利点が得られる。
【0007】しかし、清浄度の高い室と低い室との室圧
差が崩れ逆転した場合、清浄度の低い室からの逆流(空
気の汚染)を防止する目的で、チャッキダンパを設けて
いるだけであるため、室圧差のバランス維持はできない
という問題がある。
【0008】本発明は、清浄度の高い室と低い室との室
圧差が崩れ逆転した場合でも、清浄度の低い室から高い
室へ空気を取り入れ可能にすることで、室圧差のバラン
ス維持の確保及び室圧制御の簡易化を図ることができる
クリーンルーム室圧調整装置を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、高グレードの第1クリーンルームと低
グレードの第2クリーンルームの室圧維持及び室圧変動
防止を行うためのクリーンルーム室圧調整方法であっ
て、室圧調整を必要とするときに、第2クリーンルーム
の空気を第1クリーンルーム内へ供給する工程と、第1
クリーンルームのクリーン度に必要な空気を供給するた
めの塵埃除去フィルタ通す工程を行う方法とした。この
際、第1クリーンルームと第2のクリーンルームとの間
にバランスダンパを配置し、そのバランスダンパを用い
て第1クリーンルームを第2クリーンルームに対して陽
圧に保持するのが大変好適である。また、本発明では、
高グレードの第1クリーンルームと低グレードの第2ク
リーンルームの室圧維持及び室圧変動防止を行うための
クリーンルーム室圧調整装置であって、第1クリーンル
ームと第2クリーンルーム間に配置されたクリーンユニ
ットと、それら第1及び第2クリーンルームの室圧及び
室圧差の変動を検出するマノメータと、そのマノメータ
の検出値に基づいてクリーンユニットの運転制御を行う
室圧制御器とを備え、クリーンユニットは、室圧制御器
による制御信号に基づいて第2クリーンルーム内の空気
を第1クリーンルームへ送る送風ファンと、その送風フ
ァンで送られる空気の塵埃を除去するフィルタとを有す
る構成とした。その場合、第1クリーンルームと第2ク
リーンルームとの間を仕切る壁があり、その壁に対して
クリーンユニットを埋め込み、送風ファンの吸気側が第
2クリーンルームに開口し、送気側が第1クリーンルー
ムに開口している構成とすることもできる。また、第1
クリーンルームと第2のクリーンルームとの間に、第1
クリーンルームを第2クリーンルームに対して陽圧に保
持するバランスダンパを設けた構成とすることもでき
る。また、バランスダンパを壁に対して埋め込んである
構成とすることもできる。その場合、壁がパーテーショ
ンパネルであり、そのパーテーションパネルとクリーン
ユニットとを組とする一体化構造とするのが好適であ
る。
【0010】本発明は、従来の高グレード(清浄度の高
い室)の室圧(陽圧)維持及び室圧変動防止をするため
に、バランスダンパにて低グレード(清浄度の低い室)
の室へ空気を逃がして室圧をコントロールしている空気
の流れと逆の発想であり、低グレードの室から温湿度が
コントロールされている空気をもらい、クリーンユニッ
トにて塵埃を除去して高グレードの室へ送り込み、高グ
レードの室圧(陽圧)維持及び室圧変動を防止する。更
に、高グレード(陽圧)の室と低グレード(陰圧)の室
の室圧バランスが逆転した場合にも、上記の動作により
室間室圧バランス維持の対応ができる。
【0011】また、本発明は、室圧変動した時やクリー
ンルーム間の室圧バランスが崩れた時等の異常を検出し
た時にクリーンユニットを運転させるので、室圧が安定
している時には停止しているため、省エネタイプの装置
となる。
【0012】構造面では、温湿度コントロールする付加
システム等も不要でコンパクトに設計でき、省スペース
での設置も可能で、更に装置をクリーンルームの壁(パ
ーテーションパネル)と一体化することにより、既存の
クリーンルームへもパネルの入れ替えで、装置の新設、
移設、交換等が容易にできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係るクリーンルーム室圧調整装置の全体構
成図である。
【0014】この図1を参照すると、クリーンルームA
(高グレード:陽圧)と、クリーンルームB(低グレー
ド:陰圧)の室圧は、両クリーンルームA、Bへ送る空
気量と環気の空気量を送風機8と排風機9とボリューム
ダンパ10にてコントロールする。バランスダンパ2で
クリーンルームAより逃がす空気5の量をコントロール
して、室圧の変動及び室圧をコントロールしている。
【0015】マノメータ3(室圧計)は、クリーンルー
ムAとBの室圧及び室圧差の変動の異常を検出し、室圧
制御器4へ信号を送る。室圧制御器4でクリーンルーム
Aへ送る送風量を計算し、クリーンユニット1の運転信
号並びに送風ファン1aの回転数の信号を送る。クリー
ンユニット1は、信号を受けて運転を開始し、クリーン
ルームBより空気6をもらい、クリーンルームAへ空気
7を送り込む。
【0016】次に、制御動作等について図1を参照して
説明する。通常、クリーンルームA(高グレード)は清
浄度を保つため、クリーンルームB(低グレード)より
室圧を高く(陽圧)している。また、各クリーンルーム
AとBの室圧を一定に保つのに、送風機8と排風機9と
ボリュームダンパ10にて各クリールームA、Bへの空
気の送気量と環気量をコントロールしている。
【0017】更にバランスダンパ2により、クリーンル
ームAからクリーンルームBへ逃げる空気5の量をコン
トロールして、クリーンルームAの室圧の変動防止と室
圧を一定に保っている。
【0018】何らかの要因により、クリーンルームA
(高グレード)の室圧が変動した時やクリーンルーム
A、B間の室圧バランス(陽圧と陰圧が逆転)が崩れた
時、マノメータ3(室圧計)で室圧変動の異常を検出
し、室圧制御器4へ信号を送り、クリーンユニット1を
運転させ、クリーンルームB(低グレード)より温湿度
がコントロールされた空気6をもらい、クリーンユニッ
ト1内のフィルター1bにて塵埃を除去し、クリーンル
ームAへきれいな空気7を送り込む。
【0019】クリーンルームAへ送り込む空気7の量
は、室圧制御器4でマノメータ3より常時クリーンルー
ムA、Bの室圧及び室間の室圧差の信号を受けて計算
し、クリーンユニット1の送風ファン1aの回転数を制
御してコントロールする。
【0020】11は、クリーンルームA、Bを仕切る壁
であり、クリーンユニット1はこの壁11に埋め込まれ
ている。この壁11にはバランスダンパ2も埋め込まれ
ている。壁1は、通常の壁でも問題ないが、好ましくは
パーテンションパネルなどが好適である。パーテンショ
ンパネルの場合にはクリーンユニット1、バランスダン
パ2等を一体化構造とすることができるからである。
【0021】このように、本実施の形態によれば、陽圧
側になったクリーンルームBの空気を陰圧側のクリーン
ルームAへ送り込むことで、クリーンルームAの室圧を
常時陽圧に保つ。同時に、空気を奪われたクリーンルー
ムBは陰圧になるので、クリーンルームAとクリーンル
ームBとの室圧バランスも保つことができる。
【0022】また、従来の室圧変動調整装置は、送風機
と排風機とボリュームダンパ等を制御するので装置が大
規模なものであったが、本実施の形態では送気運転もク
リーンユニット1だけで行うので、クリーンルームAへ
送気する空気の温湿度をコントロールする付加システム
も不要であり、制御する装置が小規模である。また、送
気運転も基本的には室圧変動時にのみ行うので、必要時
のみの運転となり、消費エネルギーの点からも、運転効
率を良くすることができる。
【0023】また、マノメータ(室圧計)3、クリーン
ユニット1、バランスダンパ2と全体を制御する室圧制
御器4を基本構成とするだけで済むため、コンパクトに
設計できる。さらに、装置をクリーンルームの壁11
(パーテーションパネル)と一体化させた構造とするこ
とにより、既存のクリーンルームにもパネルの入れ替え
だけで、装置の新設、移設、交換等が容易にできる。
【0024】
【発明の効果】第1の効果は、第1クリーンルーム(高
グレード:陽圧)と第2クリーンルーム(低グレード:
陰圧)との室圧バランスが崩れた(陽圧と陰圧が逆転)
場合にも、対応が容易にできる。その理由は、陽圧側に
なった第2クリーンルームの空気を陰圧側の第1クリー
ンルームへ送り込むことで、第1クリーンルームの室圧
が陽圧に保たれ、空気を奪われた第2クリーンルームは
陰圧になり、第1クリーンルームと第2クリーンルーム
との室圧バランスも保たれるからである。
【0025】第2の効果は、従来の装置より低イニシャ
ルコスト及び省エネルギーである。その理由は、従来の
室圧変動の調整装置は、クリーンルームへの送風量と環
気量をコントロールするため、送風機と排風機とボリュ
ームダンパ等を制御するので装置が大規模なものであっ
た。本発明では、クリーンルームへ送気する空気の温湿
度をコントロールする付加システムも不要であり、送気
運転もクリーンユニットだけで行うので、制御する装置
が小規模である。また、送気運転も基本的には室圧変動
時にのみ行えばよいからである。
【0026】第3の効果は、装置が省スペースで設置で
き、既存のクリーンルームにも設置が容易に出来る。そ
の理由は、構造がマノメータ(室圧計)、クリーンユニ
ット、バランスダンパと全体を制御する室圧制御器で構
成されているため、コンパクトに設計できる。また、装
置をクリーンルームの壁(パーテーションパネル)と一
体化させた構造にすることにより、既存のクリーンルー
ムにもパネルの入れ替えだけで、装置の新設、移設、交
換等が容易にできるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクリーンルーム室圧
調整装置の全体構成図である。
【図2】従来例に係るクリーンルーム室圧調整装置の全
体構成図である。
【図3】従来例に係るクリーンルーム室圧調整装置の全
体構成図である。
【符合の説明】
1 クリーンユニット 1a 送風ファン 1b フィルター 2 バランスダンパ 3 マノメータ(室圧計) 4 室圧制御器 5 空気 6 空気 7 空気 8 送風機 9 排風機 10 ボリュームダンパ 21 送風機 22 排風機 23 給気ダンパ 24 環気ダンパ 25 風速計 26 室圧計 27 コントローラ 31 送風機 32 排風機 33 ボリュームダンパ 34 室内空気流路機器 35 壁 36 機器収納ボックス 37、38 室内空気導入流路 39 チャッキダンパ
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、高グレードの第1クリーンルームと低
グレードの第2クリーンルームの室圧維持及び室圧変動
防止を行うためのクリーンルーム室圧調整方法であっ
て、前記第1クリーンルームと第2クリーンルームとへ
の吸気量と換気量とをそれぞれ調整することにより、両
クリーンルームの室圧と室圧差を設定する工程と、室圧
調整を必要とするときに、第2クリーンルームの空気を
第1クリーンルーム内へ供給する工程と、第1クリーン
ルームのクリーン度に必要な空気を供給するための塵埃
除去フィルタを通す工程と、前記第1クリーンルームと
第2クリーンルームとの間にバランスダンパを配置し、
このバランスダンパを介して、第1クリーンルーム内の
空気を第2クリーンルームに供給する工程を含むクリー
ンルーム室圧調整方法とした。また、本発明では、高グ
レードの第1クリーンルームと低グレードの第2クリー
ンルームの室圧維持及び室圧変動防止を行うためのクリ
ーンルーム室圧調整装置であって、前記両クリーンルー
ムのそれぞれに空気を供給する送風機と、両クリーンル
ームから空気を排出する排風機と、前記両クリーンルー
ムへの給気量を個々に調整するボリュームダンパと、前
記両クリーンルームからの排気量を個々に調整するボリ
ュームダンパと、両クリーンルーム間に設けられたバラ
ンスダンパと、前記第1クリーンルームと第2クリーン
ルーム間に配置されたクリーンユニットと、前記第1お
よび第2クリーンルームの室圧および室圧差の変動を検
出するマノメータと、そのマノメータの検出値に基づい
て前記クリーンユニットの運転制御を行う室圧制御器と
を備え、前記クリーンユニットは、室圧制御器による制
御信号に基づいて第2クリーンルーム内の空気を第1ク
リーンルームへ送る送風ファンと、その送風ファンで送
られる空気の塵埃を除去するフィルタとを有する構成と
した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 高グレードの第1クリーンルームと低グ
    レードの第2クリーンルームの室圧維持及び室圧変動防
    止を行うためのクリーンルーム室圧調整方法であって、
    室圧調整を必要とするときに、第2クリーンルームの空
    気を第1クリーンルーム内へ供給する工程と、第1クリ
    ーンルームのクリーン度に必要な空気を供給するための
    塵埃除去フィルタ通す工程を行うことを特徴とする、ク
    リーンルーム室圧調整方法。 【請求項7】 前記第1クリーンルームと第2のクリー
    ンルームとの間にバランスダンパを配置し、そのバラン
    スダンパを用いて第1クリーンルームを第2クリーンル
    ームに対して陽圧に保持することを特徴とする、請求項
    1記載のクリーンルーム室圧調整方法。 【請求項3】 高グレードの第1クリーンルームと低グ
    レードの第2クリーンルームの室圧維持及び室圧変動防
    止を行うためのクリーンルーム室圧調整装置であって、
    前記第1クリーンルームと第2クリーンルーム間に配置
    されたクリーンユニットと、それら第1及び第2クリー
    ンルームの室圧及び室圧差の変動を検出するマノメータ
    と、そのマノメータの検出値に基づいて前記クリーンユ
    ニットの運転制御を行う室圧制御器とを備え、前記クリ
    ーンユニットは、室圧制御器による制御信号に基づいて
    第2クリーンルーム内の空気を第1クリーンルームへ送
    る送風ファンと、その送風ファンで送られる空気の塵埃
    を除去するフィルタとを有するクリーンルーム室圧調整
    装置。 【請求項4】 前記第1クリーンルームと第2クリーン
    ルームとの間を仕切る壁があり、その壁に対して前記ク
    リーンユニットを埋め込み、前記送風ファンの吸気側が
    第2クリーンルームに開口し、送気側が第1クリーンル
    ームに開口していることを特徴とする、請求項3記載の
    クリーンルーム室圧調整装置。 【請求項5】 前記第1クリーンルームと第2のクリー
    ンルームとの間に、第1クリーンルームを第2クリーン
    ルームに対して陽圧に保持するバランスダンパを設けた
    ことを特徴とする、請求項3記載のクリーンルーム室圧
    調整装置。 【請求項6】 前記バランスダンパを前記壁に対して埋
    め込んであることを特徴とする、請求項5記載のクリー
    ンルーム室圧調整装置。 【請求項7】 前記壁がパーテーションパネルであり、
    そのパーテーションパネルと前記クリーンユニットとを
    組とする一体化構造としたことを特徴とする、請求項4
    〜6の何れかに記載のクリーンルーム室圧調整装置。
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