JPH1135098A - 飲料ディスペンサ装置 - Google Patents
飲料ディスペンサ装置Info
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- JPH1135098A JPH1135098A JP19212297A JP19212297A JPH1135098A JP H1135098 A JPH1135098 A JP H1135098A JP 19212297 A JP19212297 A JP 19212297A JP 19212297 A JP19212297 A JP 19212297A JP H1135098 A JPH1135098 A JP H1135098A
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Abstract
満水状態の確認を容易にする。 【解決手段】 飲料水を熱交換する熱交換用水を貯留す
る貯留水槽61を設ける。貯留水槽61内に水源からの流水
を給水補給する給水管路70を設ける。給水管路70に開閉
コック69を設ける。貯留水槽61からのオーバーフロー水
を流出させるオーバーフロー管71を設ける。装置本体1
の底部側に、装置本体1内で発生するドレン水を受け入
れて回収する排水受皿10を配設する。排水受皿10には、
貯留水槽61からオーバーフロー管71を通じて流出するオ
ーバーフロー水を装置本体1への配設状態で視認可能と
する部位へ案内する迂回排水路93を設ける。
Description
飲料ディスペンサ装置に関する。
て提供するカップディスペンサやカップ式飲料自動販売
機などの飲料ディスペンサ装置では、飲料原料と冷水ま
たは湯水とを混合して希釈された飲料をカップに注出す
るようにしている。
に、冷水を供給するために、例えば、実用新案登録第2
512879号公報または実公昭61−33492号に
記載されているように、水冷蓄熱方式の冷却機能を備え
た構成が知られている。すなわち、冷却水を貯留する冷
却水槽内に、冷却水を撹拌するアジテータを配設すると
ともに、冷却水中に浸漬吊下する冷媒コイルと冷却コイ
ルとをアジテータの周囲に配設し、そして、冷媒サイク
ルの作動により冷媒コイルの表面に氷を蓄氷形成し、ア
ジテータにより冷却水槽内の冷却水を撹拌冷却し、この
冷却水で冷却コイルを通過する飲料水を冷却するように
している。
水を飲料として用いず、自然蒸発する少量分が減少され
るだけであるから、一度補給すれば常時補給給水する必
要がない。そのため、冷却水槽に対して自動給水化して
も、使用頻度はきわめて少なく、液面スイッチや制御系
の故障の要因もあるため、手動給水方式でも十分に対応
可能である。すなわち、水冷蓄熱方式の冷却水槽に対し
ては、手動給水方式で十分に対応することが可能で、自
動給水方式に比べてコストや故障の低減化を図れる。
却水槽への給水管路に介在された開閉コックを手動で開
放して水源からの流水を冷却水槽に給水補給し、冷却水
槽が所定レベルまで満たされれば開閉コックを手動で閉
じて給水補給を完了する。なお、冷却水槽内へ所定レベ
ル以上に給水補給されるオーバーフロー水は、装置本体
の底部に配設される排水受皿に回収し、この排水受皿か
ら装置本体外に通じる排水管や装置本体を載置する置台
内に配置される容器などに排水する。
ドレン水(オーバーフロー水を含む)を回収するもの
で、後部に排水管などと接続される排水口を設け、ドレ
ン水を受け入れる底面全体を排水口が位置する後方へ向
かって傾斜状に形成している。さらに、排水受皿は装置
本体の底部ベースの下側に前方から挿入配設されるた
め、排水受皿の前面の一部が装置本体の前面に露出する
だけで、排水受皿の底面などはベースの下側に隠れてし
まう。
構成では、手動により冷却水槽への給水補給を行なう
際、冷却水槽の満水状態を容易に確認できなかった。
直接的には確認できないので、冷却水槽が満水になった
後のオーバーフロー水の排水によって確認するしかない
が、このオーバーフロー水は排水受皿を経由した後に外
部に通じる排水管から排水されるか置台内に配置される
容器に排水されてからでないと確認できず、無駄に流れ
てしまう水量が増加し、さらに、外部に通じる排水管か
らの排水を確認する場合にはその排水場所に確認しに行
かなければならず、しかも、その外部に通じる排水管か
らの排水が確認できない状況にあれば冷却水槽の満水状
態を全く確認できない。
ので、貯留水槽への給水補給時に、貯留水槽の満水状態
を容易に確認できる飲料ディスペンサ装置を提供するこ
とを目的とする。
スペンサ装置は、装置本体と、この装置本体内に配設さ
れ、飲料水および飲料水を熱交換する熱交換用水の少な
くともいずれか一方を貯留する貯留水槽と、開閉コック
が介在され、この開閉コックの開放により前記貯留水槽
内に水源からの流水を給水補給する給水管路と、前記貯
留水槽内へ所定レベル以上に給水補給されるオーバーフ
ロー水を貯留水槽から流出させるオーバーフロー管と、
前記装置本体の底部側に配設され、この装置本体内で発
生するドレン水を受け入れて回収し、かつ、前記貯留水
槽からオーバーフロー管を通じて流出するオーバーフロ
ー水を受け入れるとともに装置本体への配設状態で視認
可能とする部位へオーバーフロー水を案内する迂回排水
路を有する排水受皿とを具備しているものである。
を手動で開放し、水源からの流水を給水管路を通じて貯
留水槽に給水補給する。貯留水槽内へ所定レベル以上に
給水補給すると、オーバーフロー水が貯留水槽からオー
バーフロー管を通じて流出する。この貯留水槽からオー
バーフロー管を通じて流出するオーバーフロー水を排水
受皿の迂回排水路に受け入れて装置本体への配設状態で
視認可能とする部位へ案内する。排水受皿の迂回排水路
を介してオーバーフロー水の流出を視認し、貯留水槽の
満水状態を確認できれば、開閉コックを閉じて給水補給
を完了する。したがって、排水受皿の迂回排水路を介し
てオーバーフロー水の流出を視認可能とし、貯留水槽の
満水状態の確認を容易にする。
請求項1記載の飲料ディスペンサ装置において、装置本
体を開閉する扉体が設けられ、開閉コックが扉体の開放
によって露出される位置に設けられ、かつ、迂回排水路
が扉体の開放によって露出される排水受皿の露出部分に
設けられているものである。
クを操作可能とするとともに、排水受皿の露出部分に設
けた迂回排水路を介してオーバーフロー水の流出を視認
可能とし、貯留水槽の満水状態の確認を容易にする。
請求項1または2記載の飲料ディスペンサ装置におい
て、貯留水槽は、熱交換用の冷却水が貯留されるととも
に、この冷却水中に冷媒コイルと冷却コイルとが浸漬さ
れ、飲料水が冷却コイルを通じて注出される水冷蓄熱式
の冷却水槽である。
水方式に対する手動による給水方式のメリットを有効に
生かせる。
請求項3記載の飲料ディスペンサ装置において、冷却コ
イルに接続されて飲料水を注出する冷水管と、この冷水
管を開閉する給水弁と、前記冷水管の給水弁より下流側
に一端が接続されるとともに、他端が貯留水槽に導かれ
たエア導入管とを具備しているものである。
冷水を冷水管を通じて注出する。給水弁を閉じると、エ
ア導入管から冷水管にエアが導入されて冷水とエアとの
置換を良好にし、給水弁を閉じた後の冷水の後だれ時間
を短縮する。冷水供給時には、冷水管のエア導入管から
冷水の一部が漏水する。エア導入管から漏水する冷水は
貯留水槽に導き、冷却水の自然蒸発分を自動的に補い、
冷却水の補給の手間を削減する。
装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
2は排水受皿の平面図、図3(a) は図2のA−A断面
図、図3(b) は図2のB−B断面図、図3(c) は図2の
C−C断面図である。
前面を開口した装置本体1およびこの装置本体1の前面
を開閉可能とする扉体2を有し、装置本体1内には、底
部にベース3が配設されているとともに、このベース3
上に装置本体1内を前後に仕切る中仕切板4が配設され
ている。
キシングボール6、カップステーション7などが配設さ
れている。中仕切板4の後側には、加熱装置8および冷
却装置9などが配設されている。ベース3の下側には、
排水受皿10が配設されている。なお、複数種の飲料を注
出可能とする場合には、キャニスタ5およびミキシング
ボール6などは飲料の種類別に複数個用いられる。
を収納するとともに定量繰出可能とし、このキャニスタ
5にはキャニスタ5から繰り出される飲料用粉末原料を
受け入れてミキシングボール6に案内するシュート11が
着脱自在に配設されている。
空間12を有し、この撹拌空間12に連通して、上面に湯水
供給口13および原料供給口14が形成され、底面に飲料注
出口15が形成されている。撹拌空間12には撹拌翼体16が
回転自在に配設され、飲料注出口15には注出ノズル17が
取り付けられている。
対して着脱自在とされ、装着時において、湯水供給口13
が加熱装置8または冷却装置9から湯水または冷水が導
かれるエルボ18に連通され、原料供給口14がシュート11
の下部に連通され、飲料注出口15がカップステーション
7に連通され、撹拌翼体16が装置本体1側に配設された
モータ19の駆動軸に連結される。
に投入される飲料用粉末原料と湯水または冷水とを撹拌
翼体16により撹拌、混合して飲料液を調合し、飲料注出
口15を通じて注出する。
口された箱状に形成され、その底部には図示しない補助
受皿を有し、この補助受皿上にミキシングボール6から
飲料液が注出されるカップ21を載置するスノコ22が配設
されている。補助受皿の底部に排水口が形成され、この
排水口はベース3を貫通して排水受皿10上に連通されて
いる。
8および冷却装置9から導かれる湯水および冷水をカッ
プ21に注出する湯水ノズル23および冷水ノズル24が配設
されている。
水タンク31を有し、この湯水タンク31の底部には貯留さ
れた湯水を所定温度に沸き上げるヒータ32が配設されて
いる。湯水タンク31の上面にはこの湯水タンク31の上面
を閉塞する蓋体33がパッキング34を装着され、この蓋体
33に、電磁弁35を介して水道水などの飲料水を給水する
給水管36が連通されているとともに、水位を検知してそ
の水位が一定に保たれるように電磁弁35を制御するため
の水位検知手段37が配設されている。
ンク31内に導入される常温の飲料水を湯水タンク31の底
部側に導いて、湯水タンク31内の上層の高温の沸上湯水
と常温水とが混合して温度低下が生じるのを防止するた
めの導管38が着脱可能に配設されている。この導管38
は、円筒状の内管39と外管40とを有し、これら内管39と
外管40との両端が液密に固着されるとともに、内管39と
外管40との間に空間部(空気層)41が形成されている。
このように、導管38を2重管構造とすることによって高
い断熱性を確保し、給水時に導管38内に常温水が導入さ
れることによる湯水タンク31内の高温水の温度低下を低
減でき、結果的に連続給湯量を増大させることができ
る。
持する下部ガイド42および上部ガイド43が配設されてい
る。下部ガイド42は、断面ほぼL字状に形成されて、湯
水タンク31の底面に固定されており、立上部分の中央に
導管38の下部内側に係合する山形の係合突起44が形成さ
れている。上部ガイド43は、断面ほぼコ字形に形成され
て、湯水タンク31の内壁面の上端近傍に固定されてお
り、導管38を挿通可能とする挿通孔45が形成されてい
る。したがって、上部ガイド43の挿通孔45を通じて導管
38を挿脱できるとともに、差し込み時に導管38の下端を
下部ガイド42に係合させて位置決め保持できる。このよ
うに導管38を着脱可能とすることにより、組立性および
清掃などのメンテナンスを容易にできる。
が取り付けられ、蓋体33を湯水タンク31の上面に装着し
た際に、押え部材46の先端が導管38の上端に対向して導
管38の浮き上がりを防止できる。
ーフロー管47が接続され、下部には手動の排水コック48
を介して排水管49が接続されており、これらオーバーフ
ロー管47および排水管49からのドレン水は排水受皿10に
排水される。なお、排水コック48は、扉体2が開放され
た装置本体1の前面側に露出して手動操作可能とするた
め、中仕切板4から前方に突出する状態に配設されてい
る。
電磁弁51,52を介して給湯管53,54が接続され、一方の
給湯管53はエルボ18に接続され、他方の給湯管54は湯水
ノズル23に接続されている。そして、各電磁弁51,52の
開放により、湯水タンク31内の上層の湯水が給湯管53,
54を通じて流出給湯される。
するもので、熱交換用水として冷却水が貯留される貯留
水槽としての冷却水槽61を有している。この冷却水槽61
は、上面を開口したほぼ円筒形に例えば樹脂成形にて一
体に形成されており、底面中央には山形円錐状の凸状ガ
イド部62が突出形成され、周壁上端には嵌合縁部63が形
成されている。冷却水槽61の嵌合縁部63には、冷却水槽
61の上面開口を閉塞する蓋体64が嵌合装着されている。
に浸漬吊下されて凸状ガイド部62の頂部に対向されるア
ジテータ65が回転自在に支持されている。このアジテー
タ65は、蓋体64上に配設されるモータ66により回転され
て冷却水に下向きの水流が発生するように回転される。
吊下される冷媒コイル67および冷却コイル68の上部側が
それぞれ支持されている。この冷媒コイル67はアジテー
タ65を中心とする周囲に所定の間隙を介して配設され、
冷却コイル68は冷媒コイル67の周囲に所定の間隙を介し
て同心状に配設されている。
イプがコイル状に巻回されて形成されており、両端部が
蓋体64を貫通して吊下支持されている。冷媒コイル67の
両端は装置本体1内に配設される図示しない冷凍機に接
続されている。そして、冷凍機の作動により、冷媒コイ
ル67を介して冷却水槽61内の冷却水が冷却されるととも
に、冷媒コイル67の表面に所定厚の氷が蓄氷形成される
ように制御される。
パイプがコイル状に巻回されて形成されており、両端部
が蓋体64を貫通して吊下支持されている。
道水などの冷却水を給水する給水管36に接続された給水
管路70が接続され、冷却水槽61の側壁の上端近傍にはオ
ーバーフロー管71が接続され、冷却水槽61の下部には手
動の排水コック72を介して排水管73が接続されており、
これらオーバーフロー管71および排水管73からのドレン
水は排水受皿10に排水される。なお、開閉コック69およ
び排水コック72は、扉体2が開放された装置本体1の前
面側に露出して手動操作可能とするために、中仕切板4
から突出する状態に配設されている。
水道水などの飲料水を給水する給水管36が接続され、冷
却コイル68の他端には開閉弁としての電磁弁75,76を介
して冷水管77,78が接続され、一方の冷水管77はエルボ
18に接続され、他方の冷水管78は冷水ノズル24に接続さ
れている。そして、電磁弁74といずれか一方の電磁弁7
5,76との開放の組み合わせにより、給水管36に導かれ
る飲料水の給水圧力によって、冷却コイル68を通過して
冷却された冷水が冷水管77,78を通じて給水される。
置には、大気開放されているエア導入管79,80が接続さ
れており、電磁弁75,76を閉じた際に、エア導入管79,
80から冷水管77,78内に空気が導入されて、冷水と空気
との置換を良好にし、電磁弁75,76を閉じた後の飲料液
または冷水の後ダレ時間の短縮が図られる。また、エア
導入管79,80の先端は、蓋体64を通じて冷却水槽61内に
導入されており、冷水供給時において、エア導入管79,
80を接続したことで冷水管77,78を通過される冷水の一
部がエア導入管79,80から漏水するが、この漏水した冷
水を冷却水槽61内に導入することにより、冷却水槽61の
冷却水の自然蒸発分が補われる。
3の下側に前方から着脱可能に装着され、カップステー
ション7、各オーバーフロー管47,71および各排水管4
9,73などからのドレン水を受け入れて回収する。
は、平面視でほぼ四角形状に形成され、周縁部81が立上
形成されるとともに、この周縁部81の内側にドレン水を
受け入れる凹部82が形成され、この凹部82の底面83は後
方へ向けて下降傾斜する傾斜面に形成されている。
体1に装着された状態でベース3の前縁部から前方に突
出して露出する露出部84として構成され、この露出部84
には下面側から指を引っ掛けて排水受皿10の着脱操作を
行なうための取手部85が形成されている。周縁部81の後
面には、凹部82に受け入れるとともに底面83に沿って後
方に導かれるドレン水を排水する排水口86を有する接続
管87が突出形成されている。
が形成され、この凸台部88,89間に凹部82の前後域を区
画するように凹部82の幅方向全域にわたって隔壁90が立
設され、この隔壁90には隔壁90の前側から後側にドレン
水が流れる複数のスリット91が形成されている。そし
て、カップステーション7からのドレン水は隔壁90の前
側領域に受け入れられ、オーバーフロー管47および排水
管49,73からのドレン水は隔壁90の後側領域に受け入れ
られる。なお、隔壁90を設けることにより、カップステ
ーション7から異物が流し込まれた場合でも、その異物
を下流側に流さないようにできる。
凹状のオーバーフロー水確認部92が形成され、凹部82に
はオーバーフロー水確認部92に連通される迂回排水路93
が前後方向に沿って形成されている。この迂回排水路93
は、凹部82の底面83から上方へ突出する台部94上に形成
されており、この台部94の上方に臨む底面95は前方のオ
ーバーフロー水確認部92に向けて下降傾斜する傾斜面に
形成され、底面95の両側縁には凸縁部96が上方に突出形
成されている。迂回排水路93の前端はオーバーフロー水
確認部92のほぼ半分域に接続され、オーバーフロー水確
認部92の残りのほぼ半分域には凹部82に連通する連通口
97が形成されている。
に、扉体2を開放した装置本体1の前面からベース3の
下側に対して着脱可能に配設される。この排水受皿10の
配設状態では、接続管87が装置本体1外に通じる排水管
や装置本体1を載置する置台内に配置される容器に通じ
る排水管などと接続され、凹部82がオーバーフロー管47
および排水管49,73の下方域に配置されるとともに迂回
排水路93がオーバーフロー管71の下方域に配置される。
オーバーフロー管71からのオーバーフロー水は迂回排水
路93およびオーバーフロー水確認部92を通じて凹部82に
流れる。
への飲料水の給水(補給)は、水位検知手段37の検知に
基づいて自動で行なうもので、電磁弁35を自動開放して
飲料水を給水管36から湯水タンク31内に導入し、給水
(補給)が所定の水位に達したことを検知すると、電磁
弁35を自動閉止して飲料水の導入を停止する。
り、湯水タンク31内の飲料水が所定の温度の湯水として
沸き上げられる。
の冷却水の給水(補給)は、手動で行なう。すなわち、
扉体2を開放し、装置本体1の前面に露出する開閉コッ
ク69を手動開放して冷却水を給水管36から冷却水槽61内
に導入する。
に達すると、余剰分のオーバーフロー水がオーバーフロ
ー管71を通じて排水受皿10に流出する。この排水受皿10
へ流出するオーバーフロー水は、迂回排水路93に受け入
れられ、この迂回排水路93の底面95の傾斜によって前方
のオーバーフロー水確認部92に案内され、そのオーバー
フロー水確認部92を経由した後、挿通口97を通じて凹部
82の底面83上に流出する。
排水受皿10が装置本体1に装着された状態でベース3の
前縁部から前方に突出して露出する露出部84に設けられ
ているため、このオーバーフロー水確認部92へのオーバ
ーフロー水の流出を視認することができ、冷却水槽61の
満水状態を容易に確認できる。
ーバーフロー水の流出を視認したら、開閉コック69を手
動閉止して給水を停止することにより、冷却水槽61への
冷却水の給水(補給)が完了する。
て凹部82の底面83上に流出したオーバーフロー水は、底
面83の傾斜によって後方の排水口86に案内されて排水さ
れる。
冷却水を飲料として用いないため、自然蒸発する少量分
が減少されるだけであるから、一度補給すれば常時補給
給水する必要がなく、そのため、手動による給水方式で
対応可能で、自動化する場合に比べてコストの低減化を
図れる。しかも、冷却水槽61内の冷却水の自然蒸発分の
補給については、後述する冷水供給時にエア導入管79,
80から漏水した冷水を冷却水槽61内に導入することによ
り、その冷却水の自然蒸発分を自動的に補うことがで
き、冷却水の補給の手間を削減できる。
67を介して冷却水を冷却して、冷媒コイル67の表面に所
定厚の氷を蓄氷形成する。同時に、アジテータ65を回転
させ、冷却水に下向きの水流を発生させて、冷却水槽61
内の冷却水を循環させる。このとき、冷却水槽61の底面
の凸状ガイド部62により、アジテータ65による撹拌水流
を上方の冷媒コイル67と冷却コイル68との間にスムーズ
に案内でき、冷媒コイル67の表面に均一厚の氷を生成さ
せて蓄氷量を増大させ、冷却作用を向上させることがで
きる。
に配設される選択釦により飲料の種類とともにホットま
たはコールドの選択操作を行なうと、対応するキャニス
タ5から飲料用粉末原料をミキシングボール6に投入す
るとともに、湯水または冷水をエルボ18を通じてミキシ
ングボール6に供給し、このミキシングボール6内で撹
拌翼体16の回転により飲料用粉末原料と湯水または冷水
とを撹拌、混合して飲料液を調合し、調合した飲料液を
飲料注出口15および注出ノズル17を通じてカップステー
ション7に配置されるカップ21に注出する。
ことにより、湯水タンク31内の上層の湯水を給湯管53お
よびエルボ18を通じてミキシングボール6へ流出給湯さ
せる。なお、湯水をカップステーション7に直接供給す
る場合には、電磁弁52を開放することにより、湯水タン
ク31内の上層の湯水を給湯管54および湯水ノズル23を通
じて流出給湯させる。
との開放の組み合わせにより、給水管36に導かれる飲料
水の給水圧力によって、飲料水を冷却コイル68に通し、
冷却コイル68を通過する間に冷却された冷水を冷水管77
およびエルボ18を通じてミキシングボール6へ供給す
る。なお、冷水をカップステーション7に直接供給する
場合には、電磁弁74と電磁弁76との開放の組み合わせに
より、給水管36に導かれる飲料水の給水圧力によって、
飲料水を冷却コイル68に通し、冷却コイル68を通過する
間に冷却された冷水を冷水管78および冷水ノズル24を通
じて供給する。
閉じた際に、エア導入管79,80から冷水管77,78内に空
気が導入されて、冷水と空気との置換を良好にし、電磁
弁75,76を閉じた後の飲料液または冷水の後ダレ時間の
短縮が図られる。また、冷水管77,78を通過する冷水の
一部がエア導入管79,80から漏水するが、この漏水した
冷水を冷却水槽61内に導入することにより、冷却水槽61
の冷却水の自然蒸発分を自動的に補うことができる。
を一体に形成することにより、冷却水槽61の強度を向上
させることができるため、冷却水槽61を凸状ガイド部62
を含めて樹脂成形にて一体に形成することができる。
することにより、冷却水槽61の容量が減量化、すなわち
冷却水の減量化を図れ、冷却水の冷却時間を短縮でき、
冷却効率を向上できる。
却水槽61への冷却水の手動給水時においても有利に作用
する。すなわち、開閉コック69を手動開放して冷却水を
冷却水槽61内に導入するとき、オーバーフロー管71を介
して排水受皿10に余剰分のオーバーフロー水が流出する
のを目視確認するが、冷却水槽61の容量が少ければ、そ
れに応じて給水時間が短縮されるから、目視確認にかか
る時間を短縮できる。
のオーバーフロー水を排水受皿10の迂回排水路93でオー
バーフロー水確認部92に案内するようにしたが、温水タ
ンク31からのオーバーフロー水を迂回排水路93でオーバ
ーフロー水確認部92に案内するようにしてもよく、この
場合、温水タンク31の水位検知手段37や電磁弁35の異常
などが生じていることを確認できる。
よれば、貯留水槽への給水補給時に、貯留水槽からオー
バーフロー管を通じて流出するオーバーフロー水を排水
受皿の迂回排水路に受け入れて装置本体への配設状態で
視認可能とする部位へ案内するため、その排水受皿の迂
回排水路を介してオーバーフロー水の流出を視認でき、
貯留水槽の満水状態を容易に確認できる。
れば、請求項1記載の飲料ディスペンサ装置の効果に加
えて、扉体の開放によって、露出される開閉コックを操
作できるとともに、排水受皿の露出部分に設けた迂回排
水路を介してオーバーフロー水の流出を視認でき、貯留
水槽の満水状態を容易に確認できる。
れば、請求項1または2記載の飲料ディスペンサ装置の
効果に加えて、貯留水槽は水冷蓄熱式の冷却水槽であ
り、自動給水方式に対する手動給水方式のメリットを有
効に生かすことができる。
れば、請求項3記載の飲料ディスペンサ装置の効果に加
えて、冷水供給時に冷水管のエア導入管から漏水する冷
水を貯留水槽に導くため、その冷却水の自然蒸発分を自
動的に補うことができ、冷却水の補給の手間を削減でき
る。
を示す構成図である。
図、(b) は図2のB−B断面図、(c) は図2のC−C断
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 装置本体と、 この装置本体内に配設され、飲料水および飲料水を熱交
換する熱交換用水の少なくともいずれか一方を貯留する
貯留水槽と、 開閉コックが介在され、この開閉コックの開放により前
記貯留水槽内に水源からの流水を給水補給する給水管路
と、 前記貯留水槽内へ所定レベル以上に給水補給されるオー
バーフロー水を貯留水槽から流出させるオーバーフロー
管と、 前記装置本体の底部側に配設され、この装置本体内で発
生するドレン水を受け入れて回収し、かつ、前記貯留水
槽からオーバーフロー管を通じて流出するオーバーフロ
ー水を受け入れるとともに装置本体への配設状態で視認
可能とする部位へオーバーフロー水を案内する迂回排水
路を有する排水受皿とを具備していることを特徴とする
飲料ディスペンサ装置。 - 【請求項2】 装置本体を開閉する扉体が設けられ、 開閉コックが扉体の開放によって露出される位置に設け
られ、かつ、迂回排水路が扉体の開放によって露出され
る排水受皿の露出部分に設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の飲料ディスペンサ装置。 - 【請求項3】 貯留水槽は、熱交換用の冷却水が貯留さ
れるとともに、この冷却水中に冷媒コイルと冷却コイル
とが浸漬され、飲料水が冷却コイルを通じて注出される
水冷蓄熱式の冷却水槽であることを特徴とする請求項1
または2記載の飲料ディスペンサ装置。 - 【請求項4】 冷却コイルに接続されて飲料水を注出す
る冷水管と、 この冷水管を開閉する開閉弁と、 前記冷水管の開閉弁より下流側に一端が接続されるとと
もに、他端が貯留水槽に導かれたエア導入管とを具備し
ていることを特徴とする請求項3記載の飲料ディスペン
サ装置。
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JP19212297A JP3717276B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 飲料ディスペンサ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007276805A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 飲料供給装置 |
KR101252240B1 (ko) * | 2011-05-12 | 2013-04-08 | (주)현대큐시스 | 냉온수기 |
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KR101340380B1 (ko) * | 2011-05-12 | 2013-12-11 | (주)현대큐시스 | 냉온수기 |
KR20220000448U (ko) * | 2020-08-13 | 2022-02-22 | 오비맥주 주식회사 | 맥주 냉각기 |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19212297A patent/JP3717276B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4630217B2 (ja) * | 2006-04-04 | 2011-02-09 | ホシザキ電機株式会社 | 飲料供給装置 |
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CN103148595B (zh) * | 2013-04-02 | 2015-08-12 | 冯海涛 | 一种饮用水加热装置 |
KR20220000448U (ko) * | 2020-08-13 | 2022-02-22 | 오비맥주 주식회사 | 맥주 냉각기 |
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