JP2003312793A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP2003312793A
JP2003312793A JP2002119017A JP2002119017A JP2003312793A JP 2003312793 A JP2003312793 A JP 2003312793A JP 2002119017 A JP2002119017 A JP 2002119017A JP 2002119017 A JP2002119017 A JP 2002119017A JP 2003312793 A JP2003312793 A JP 2003312793A
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JP
Japan
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water
cooling
pipe
cold water
mixer
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JP2002119017A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Watanabe
信義 渡辺
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Unimat Offisco Corp
Original Assignee
Unimat Offisco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷水を作る場合において、装置全体が大型化す
ることなく、十分に冷却された冷水を供給することがで
きる飲料供給装置を提供する。 【解決手段】飲料として使用する水を給水部から供給し
て排出部に排出するための水供給配管を備え、給水部か
ら供給された水供給配管内の水を冷却する冷却装置を備
えている飲料供給装置において、水供給配管は、水供給
配管を二重螺旋形状に形成してなる冷却用配管部を備え
ると共に、この冷却用配管部と冷却媒体が装填される冷
却タンクを設けて、冷却装置により冷却タンク内の冷却
用配管部と冷却媒体を冷却するようにしていることを特
徴とする構成とした。 【解決手段】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば熱いコーヒ
ー、紅茶や冷たいコーヒー、紅茶などの飲料を作るため
の飲料供給装置であって、冷水を作ることができる飲料
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱いコーヒー、紅茶や冷たいコーヒー、
紅茶などの飲料を作るための飲料供給装置は、コーヒ
ー、紅茶、緑茶、ウーロン茶を供給できるようなってお
り、図8の概略構成図に示すように、コーヒー、紅茶、
緑茶、ウーロン茶の粉末を個別に貯溜するためのキャニ
スターAと、各キャニスターAに対応させてキャニスタ
ーA内の粉末と冷水または湯を混ぜ合わすためのミキサ
ーBと、粉末と冷水または湯とが混ぜ合わされてできた
飲料を入れるカップCを置くためのカップ受け部Dとを
備えている。
【0003】さらに、飲料供給装置は、ミキサーB内に
冷水または湯を供給するための水供給配管Eと、水供給
配管E中に設けるポンプFと、給水タンクGとが備えら
れており、給水タンクG内の水をポンプFで汲み上げて
水供給配管Eを介してミキサーB内に供給するようにな
っている。
【0004】そして、水供給配管Eは、途中で2つに分
岐されて、冷水用配管部E1と湯用配管部E2とが形成
され、冷水用配管部E1を流れる水を冷却装置Hにより
冷却し、湯用配管部E2の途中には加熱装置Jを形成す
るた貯湯タンクJ1が設けられ、この貯湯タンクJ1内
において水が加熱されるようなっている。
【0005】冷水用配管部E1は、冷却後にさらに5つ
に分岐されて冷水分岐管E3が形成され、湯用配管部E
2も、貯湯タンクJ1の下流側において5つに分岐され
湯分岐管E4が形成されている。冷水分岐管E3および
湯分岐管E4は、それぞれ対応したミキサーB内に開口
されている。
【0006】以上の従来の飲料供給装置によれば、湯に
より熱い飲料を作る場合には、給水タンクGから湯用配
管部E2に水を汲み上げて貯湯タンクJ1内に水を供給
し、貯湯タンクJ1内において水を加熱して湯を作って
おく。そして、湯用配管部E2における所定の湯分岐管
E4から所定(例えばコーヒー)のミキサーB内に湯が
供給される。
【0007】そして、湯がミキサーB内に供給されると
同時に当該ミキサーB内にキャニスターAからコーヒー
粉末が供給され、ミキサーB内でコーヒー粉末と湯が混
合されてコーヒー飲料が作られ、熱いコーヒー飲料は、
カップ受け部D上に置かれたカップCに供給されるよう
なっている。
【0008】また、冷水により飲料を作る場合には、ま
ず、キャニスターA内の粉末を液状にするために、湯用
配管部E2から少量の湯を所定のミキサーB内に供給す
るとともに、当該ミキサーB内にコーヒー粉末を供給し
て粉末を湯で溶かしておき、その後、当該ミキサーB内
に冷水を供給するようなっている。
【0009】冷水をミキサーB内に供給するにあたって
は、給水タンクGから冷水用配管部E1に水を汲み上げ
て、冷却装置Hにより冷水用配管部E1内の水を冷却
し、冷却された冷水が所定の冷水分岐管E3から所定
(例えばコーヒー)のミキサーB内に供給される。
【0010】そして、ミキサーB内において、湯で解け
たコーヒーと冷水とが混合されて冷たいコーヒー飲料が
作られ、冷たいコーヒー飲料は、カップ受け部D上に置
けれたカップCに供給されるようなっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の従来
の飲料供給装置では、水供給配管Eの冷水用配管部E1
を流れる水は、冷却装置Hにより冷却されるようになっ
ているのであるが、従来では、冷水用配管部E1の一部
をコイル状に形成しておいて、このコイル部分を冷却水
が貯溜された冷却タンクL内に配設し、冷却タンクLの
外面に冷却装置Hの熱交換器H1を配設することによ
り、この熱交換器H1により冷却タンクL内の冷却水お
よび冷水用配管部E1内の水が冷却されるようになって
いる。
【0012】しかしながら、冷却タンクL内の冷水が十
分に冷やされていても、飲料用の水は冷水用配管部E1
のコイル部分に入るときにだけ冷却されることから、コ
イル部分に水が長時間滞留されている場合には十分に冷
却されるが、冷水用配管部E1を水が流れ出すと、コイ
ル部分において十分な熱交換が行えなくなることから冷
却効率が低下してしまう問題があった。
【0013】また、熱交換される配管の長さを長くする
ことにより冷却効率を上げることが考えられるが、配管
長さを長くするためには、冷却タンクLの高さを高くす
るなど、冷却タンクLの容積を大きくしなくてはなら
ず、飲料供給装置全体が大型化してしまうという問題が
生ずる。
【0014】また、飲料供給装置は、装置内に、冷却装
置Hの圧縮器H2や加熱装置JのヒーターJ2、冷却装
置HのファンH3やポンプFを駆動させるためのモータ
などの発熱体が搭載されていることから、これら発熱体
の熱の影響で冷却タンクLから出てきた冷水用配管部E
1内の冷水の温度が上がってしまい、冷却タンクL内で
の冷却が不十分であった冷水の温度がさらに上がってし
まうという問題もある。
【0015】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、冷水を作る場合において、装置全体が大型化
かることなく、十分に冷却された冷水を供給することが
できる飲料供給装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、飲料として使用する水
を給水部から供給して排出部に排出するための水供給配
管を備えており、給水部から供給された水供給配管内の
水を冷却する冷却装置を備えている飲料供給装置におい
て、水供給配管は、水供給配管を二重螺旋形状に形成し
てなる冷却用配管部を備えると共に、この冷却用配管部
と冷却媒体が装填される冷却タンクを設けて、冷却装置
により冷却タンク内の冷却用配管部と冷却媒体を冷却す
るようにしていることを特徴とする構成とした。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の飲料供給装置において、水供給配管は、冷却装置で冷
却された冷水を複数箇所に分配するための分岐部と、分
岐部で分岐された後の各分岐管に設ける連通遮断可能と
したオンオフ弁とを備えており、水供給配管における分
岐部が冷却タンク内に設けられている構成とした。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の飲料供給装置において、オンオフ弁が、冷却タンクに
おける冷却状態のタンク外面近くに設けられている構成
とした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の飲料供給装置にか
かる実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明
の飲料供給装置を側面から見た概略全体図であり、図2
は、飲料供給装置の製造工程を示す概略構成図、図3
は、図1に示す飲料供給装置の上部を示す横断面図であ
る。
【0020】本実施形態にかかる飲料供給装置1は、ケ
ーシング10内に以下に示す機器を配設している。飲料
供給装置1はコーヒー、紅茶等のエキスを粉末にしたも
のが充填されるキャニスター11を備えている。キャニ
スター11は、合成樹脂で成形された略角筒状をしてお
り、下部が谷状に形成され、この谷部には水平方向に延
びるスクリューコンベア11aが配設されている。
【0021】キャニスター11は、飲料供給装置1で作
られる飲料の種類(本実施形態では、コーヒー、紅茶、
緑茶、ウーロン茶の4種類の飲料を製造できるようにな
っている。)に対応させて4つ設けられている。また、
キャニスター11は上部が開口されており、この上部開
口部をキャニスター蓋11bで開閉可能に覆うようにな
っている。
【0022】キャニスター11の下部には、粉末を排出
するための排出口11cが形成されており、スクリュー
コンベア11aにより粉末をこの排出口11cから送り
出すようになっている。
【0023】さらに、排出口11cには、排出口11c
から排出される粉末をキャニスター11の下方に配置さ
れるミキサー13(排出部)内に落下させるためのシュ
ータ12が装着されている。
【0024】ミキサー13は、カップ状に形成されてお
り、4つのキャニスター11に対応させて4つ配設され
ている。さらに、キャニスター11の底部には流出口
(図3に示す)が設けられており、ミキサー13の上部
開口部にシュータ12および後記する冷水分岐管41ま
たは湯分岐管51を開口させている。
【0025】ミキサー13内には、冷水分岐管41から
後記する冷却装置6により所定温度以下に冷却された冷
水が所定量だけ供給され、湯分岐管51からは後記する
加熱装置7により所定温度以上に加熱された湯が所定量
だけ供給されるようになっている。
【0026】前記ミキサー13は、ターンテーブル14
上にされ、ターンテーブル14はモータ14aで回転駆
動されるようになっている。
【0027】なお、ミキサー13は、ターンテーブル1
4の回転軸に対してミキサー13の中心が偏心するよう
に装着されており、このターンテーブル14はミキサー
載置台15に回転自在に取り付けられている。
【0028】前記ミキサー13の流出管は、ターンテー
ブル14およびミキサー載置台15を貫通させて下方に
開口されている。
【0029】そして、図示しない制御装置からの指令に
基づいてモータ14aが駆動されるとミキサー13が偏
心回転を開始し、回転中のミキサー13の内部に、制御
装置からの指令に基づいて所定のシュータ12から所定
量の粉末が供給されるようになっている。
【0030】回転中のミキサー13の内部にキャニスタ
ー11から供給された粉末は、冷水または湯によって所
定の濃度となるように溶解されるとともに十分に攪拌さ
れる。
【0031】なお、ミキサー13の回転中は、溶解した
液体は遠心力によってミキサー13の内壁に保持された
状態となるので、ミキサー13の回転中は底面中央の流
出管からは殆ど溶解された液は流出しないようになって
いる。
【0032】そして、ミキサー13の回転開始後から所
定時間経過後に、制御装置からの指令に基づいてモータ
14aが停止するようなっており、モータ14aの停止
により、ターンテーブル14およびミキサー13の回転
が停止され、遠心力で保持されていたミキサー13内の
飲料液がミキサー13の底面中央に設けられた流出口1
3aから流出されるようになっている。
【0033】さらに、4つのミキサー13の下方には、
各ミキサー13の流出口13aから流出される飲料液を
受け入れ、かつ、ミキサー13を介さずに直接供給され
る冷水または湯を受け入れる液受けトレー16が設けら
れている。液受けトレー16の中央部には、下方に開口
する流出孔16aが形成されている。
【0034】液受けトレー16の下方には、カップ受け
部17が設けられており、カップ受け部17は、カップ
(飲料容器)2を載せる水平なスノコ状のカップ載置台
17aと、カップ載置台17aの下方に配設された漏斗
状の排水受17bとを備えている。排水受17bは、下
部に排水口17cが形成されている。
【0035】そして、カップ載置台17aにカップ2を
載せることにより、液受けトレー16の流出孔16aか
ら飲料液がカップ2内に注がれるようになっている。
【0036】また、排水受17bの排水口17cの下方
には、排水トレー18が配設されており、この排水トレ
ー18で受けた排水は排水タンク19に貯溜されるよう
になっている。
【0037】排水タンク19が満水位になると図示して
いないが、水位センサーによって警報が発せられるよう
になっている。
【0038】また、飲料供給装置1は、図2に示すよう
に、冷水分岐管41および湯分岐管51を含む水供給配
管3により、飲料供給装置1内下部に搭載する給水タン
ク30(給水部)からミキサー13内に冷水または湯を
供給するようになっている。
【0039】水供給配管3中には、図2に示すように、
ポンプ31が備えられており、給水タンク30内の水を
ポンプ31で汲み上げて水供給配管3を介してミキサー
13内に供給するようになっている。
【0040】さらに、水供給配管3は、給水タンク30
から水が汲み上げられた後に、冷水用配管部4と湯用配
管部5とに分岐されている。なお、冷水用配管部4と湯
用配管部5における分岐直後の位置には、電磁弁32が
設けられている。
【0041】そして、冷水用配管部4を流れる水は、冷
却装置6により所定温度以下に冷却されるようなってい
る。
【0042】また、湯用配管部5の途中には加熱装置7
を構成する貯湯タンク71が設けられており、この貯湯
タンク71内に一旦水を溜めておいて貯溜されている水
を加熱することにより湯が作られるようになっている。
【0043】冷水用配管部4は、冷却装置6による冷却
後にさらに5つに分岐されて冷水分岐管41が形成され
ている。湯用配管部5も、貯湯タンク71よりも下流側
において5つに分岐され湯分岐管51が形成されてい
る。冷水分岐管41および湯分岐管51のうち各4本
は、それぞれ対応したミキサー13内に開口されてお
り、冷水分岐管41および湯分岐管51の残り1本は合
流された後、液受けトレー16内に開口されている。
【0044】また、冷水分岐管41と湯分岐管51のそ
れぞれにはオンオフ弁である冷水用電磁弁42と湯用電
磁弁52が設けられており、制御装置により冷水用電磁
弁42または湯用電磁弁52を開閉動作させて所定の分
岐管41,51から冷水または湯をミキサー13内また
は液受けトレー16に供給するようになっている。
【0045】そして、冷水用配管部4を流れる水を冷却
する冷却装置6は、図2および図3に示すように、圧縮
機61、凝縮器62、キャピラリーチューブ63、熱交
換器64を備えており、これらによって冷凍サイクルを
構成している。
【0046】本実施形態では、凝縮器62の近くにフィ
ン65が配置され、また、熱交換器64は、後記する冷
却タンク8の外面に螺旋状に巻かれる熱交換チューブ6
6により構成されている。
【0047】本実施形態では、熱交換器64により冷水
用配管部4を流れる水を所定温度以下に冷却するように
なっている。
【0048】また、湯用配管部5を流れる水を加熱する
加熱装置7は、図2に示すように、貯湯タンク71と貯
湯タンク71の下方に配設される電熱ヒータ72とを備
えている。本実施形態では、電熱ヒータ72により貯湯
タンク71内の水を所定の温度以上に加熱するようにな
っている。
【0049】次に、本実施形態にかかる飲料供給装置1
により飲料を製造する工程にを図2に基づいて説明す
る。
【0050】給水タンク30の水は、ポンプ31によっ
て冷水用配管部4または湯用配管部5に供給される。
【0051】冷水用配管部4においては、冷却装置6に
より、冷水用配管部4を流れる水が所定温度に冷却さ
れ、所定の冷水分岐管41から所定のミキサー13に、
または、液受けトレー16に直接冷水が供給される。
【0052】湯用配管部5においては、加熱装置7によ
り、貯湯タンク71内に貯溜されている水が所定温度以
上に加熱され、所定の湯分岐管51から所定のミキサー
13に、または、直接液受けトレー16に湯が供給され
る。
【0053】そして、本実施形態の飲料供給装置1によ
って熱い飲料を作る場合には、給水タンク30から湯用
配管部5に水を汲み上げて貯湯タンク71内に水を供給
し、貯湯タンク71内において水を加熱して湯を作って
おく。そして、湯用電磁弁52の開閉動作により湯用配
管部5における所定の湯分岐管51から所定(例えばコ
ーヒー製造用)のミキサー13内に湯が供給される。
【0054】そして、湯がミキサー13内に供給される
と同時に当該ミキサー13内にキャニスター11から粉
末(コーヒー粉末)が供給され、ミキサー13内で粉末
と湯が混合されて飲料が作られ、熱い飲料は、液受けト
レー16を介してカップ受け部17上に置かれたカップ
2に供給される。
【0055】また、冷水により飲料を作る場合には、ま
ず、キャニスター11内の粉末を液状にするために、湯
用配管部5から少量の湯を所定のミキサー13内に供給
するとともに、当該ミキサー13内にコーヒー粉末を供
給して粉末を湯で溶かしておき、その後、当該ミキサー
13内に冷水を供給するようなっている。
【0056】冷水をミキサー13内に供給するにあたっ
ては、給水タンク30から冷水用配管部4に水を汲み上
げて、冷却装置6により冷水用配管部4内の水を冷却
し、冷水用電磁弁42の開閉動作により冷却された冷水
が所定の冷水分岐管41から所定(例えばコーヒー飲料
製造用)のミキサー13内に供給される。
【0057】そして、ミキサー13内において、湯で解
けたコーヒーと冷水とが混合されて冷たい飲料が作ら
れ、冷たい飲料は、液受けトレー16を介してカップ受
け部17上に置けれたカップ2に供給される。
【0058】以上の構成において、本実施形態では、水
供給配管3の冷水用配管部4の一部を二重螺旋形状に形
成して冷却用配管部43を構成しておき、さらに、この
冷却用配管部43を装填可能とした冷却タンク8を設け
ている。そして、冷却タンク8に冷却用配管部43と冷
却媒体である水を装填しておいて、冷却タンク8を冷却
装置6の熱交換器64によって冷却することにより、冷
却タンク8内の冷却媒体と冷却用配管部43内の飲料用
の水とが所定温度以下に冷却されるようになっている。
【0059】冷水用配管部4における冷却用配管部43
は、図4及び図5に示すように、上部に給水タンクに連
通し、上下方向に延びる入口部43aが形成され、入口
部43aから下方に向けて小径の小径螺旋部43bを形
成し、最下部において、小径螺旋部43bより径の大き
い大径螺旋部43cを上方に向けて連続して形成し、大
径螺旋部43cの最下流位置を螺旋部分から上方に突き
出して出口部43dを形成して構成されている。
【0060】さらに、出口部43dには、冷水分岐管4
1に連通させるための分岐部9を接続している。この分
岐部9は、出口部43dに接続される流入口91を備え
る円弧状の流入通路部92と、この流入通路部92から
上方に向けて突出される5つの流出通路部93とが形成
されている。
【0061】ポンプ31の作用で冷却用配管部43の入
口部43aから流入した水は、小径螺旋部43bを通過
した後に大径螺旋部43cを通過して出口部43dから
分岐部9に流入していく。
【0062】そして、分岐部9の流入通路部92に流入
した水は、5つの流出通路部93に流れていくようにな
っている。
【0063】そして、本実施形態では、図6および図7
に具体的に示すように、冷却用配管部43と分岐部9と
を冷却タンク8内に内装するようになっている。
【0064】冷却用配管部43と分岐部9を冷却タンク
8内に内装するため、冷却タンク8のタンク蓋81に
は、冷却用配管部43の入口部43aと分岐部9の流出
通路部93とを挿通可能な挿通孔82が複数形成されて
おり、入口部43aおよび流出通路部93はシール用の
ブッシュ83を介して挿通孔82に挿通されている。
【0065】また、冷却タンク8のタンク蓋81には、
冷却タンク8内の冷却媒体の温度を測定するための温度
センサー84と、冷却タンク8内を攪拌するための攪拌
用スクリュー85が取り付けられており、これら温度セ
ンサー84および攪拌用スクリュー85の駆動軸85a
もブッシュ83を介してタンク蓋81の他の挿通孔82
に挿通されている。
【0066】さらに、冷却タンク8は、冷却タンク8の
外面に熱交換チューブ66を巻いた状態で、熱交換チュ
ーブ66と共に、合成樹脂製の断熱ケース86で覆われ
ていて冷却タンク8を断熱するようになっている。
【0067】タンク蓋81の上部も断熱部材87により
覆うようになっている。
【0068】また、5つの流出通路部93には、図6お
よび図7に示すように、それぞれ冷水用電磁弁42が接
続されている。5つの冷水用電磁弁42は、タンク蓋8
1の冷熱および分岐部9で冷却されるようにタンク蓋8
1の近くに設けられている。
【0069】さらに、各冷水用電磁弁42における下流
側には、三方電磁弁33が取り付けられており、図3お
よび図6において上方に開口する通路は、各冷水分岐管
41に接続され、図3および図6の右側に開口する通路
は、ケーシング10内に開放される開放用配管34に接
続されている。
【0070】この三方電磁弁33は、冷水分岐管41を
分岐部9に連通させるか、または、開放用配管34に連
通させるようになっている。冷水分岐管41を開放用配
管34に連通させることにより、冷水分岐管41に溜ま
っている冷水がミキサー13または液受けトレー16に
完全に流出するようにしている。
【0071】本実施形態では、冷水用電磁弁42および
三方電磁弁33も断熱部材87で覆って断熱するように
なっている。
【0072】本実施形態によれば、水供給配管3におけ
る冷却用配管部43を二重螺旋構造として、この冷却用
配管部43を冷却タンク8内に内装するようにしている
ので、冷却タンク8を大型化することなく冷却タンク8
内に配置される冷却用配管部43の配管長さを長して冷
却する水の量を多くできるので、冷却用配管部43を流
れる水の冷却効率を向上させることができる。
【0073】その結果、装置が大型化することなく、ミ
キサー13への吐出時において従来よりも冷水の定温維
持時間を長くすることができる。
【0074】また、本実施形態では、冷却タンク8内に
分岐部9を設けているので、分岐部9も冷却タンク8内
において冷却されることとなり、外気温度による分岐部
9の温度干渉がなくなり、さらに、ミキサー13への吐
出時における冷水の定温維持時間を長くすることができ
る。
【0075】また、冷水用電磁弁42を冷却タンク8の
タンク蓋81の近くに設けているので、冷水用電磁弁4
2の外気による温度干渉を緩和でき、冷水の温度を維持
できる時間をさらに長くすることができる。
【0076】
【発明の効果】以上のごとく請求項1に記載の発明によ
れば、水供給配管が、水供給配管を二重螺旋形状に形成
してなる冷却用配管部を備えると共に、この冷却用配管
部と冷却媒体が装填される冷却タンクを設けて、冷却装
置により冷却タンク内の冷却用配管部と冷却媒体を冷却
するようにしていることを特徴とする構成としたから、
冷却タンクを大型化することなく冷却タンク内に配置さ
れる冷却用配管部の配管長さを長して冷却する水の量を
多くできるので、冷却用配管部を流れる水の冷却効率を
向上させることができる。
【0077】その結果、装置が大型化することなく、冷
水の吐出時において従来よりも冷水の定温維持時間を長
くすることができる。
【0078】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の飲料供給装置において、水供給配管は、冷却装置で冷
却された冷水を複数箇所に分配するための分岐部と、分
岐部で分岐された後の各分岐管に設ける連通遮断可能と
したオン・オフ弁とを備えており、水供給配管における
分岐部が冷却タンク内に設けられている構成としたか
ら、分岐部も冷却タンク内において冷却されることとな
り、外気温度による分岐部の温度干渉がなくなり、さら
に、冷水の吐出時における冷水の定温維持時間を長くす
ることができる。
【0079】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の飲料供給装置において、オンオフ弁が、冷却タンクに
おける冷却状態のタンク外面近くに設けられている構成
としたから、オンオフ弁の外気による温度干渉を緩和で
き、冷水の温度を維持できる時間をさらに長くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる飲料供給装置の実施形態を示す
全体概略横断面図。
【図2】本発明にかかる飲料供給装置の実施形態を示す
全体構成図。
【図3】図1に示す飲料供給装置の上部を示す横断面
図。
【図4】本実施形態の冷却用配管部と分岐部を示す側面
図。
【図5】本実施形態の冷却用配管部と分岐部を示す上面
図。
【図6】本実施形態の冷却用配管部と分岐部が冷却タン
ク内に配設された状態を示す側面図。
【図7】本実施形態の冷却用配管部と分岐部が冷却タン
ク内に配設された状態を示す上面図。
【図8】従来の飲料供給装置の全体構成図。
【符号の説明】
1 飲料供給装置 13 ミキサー(排出部) 3 水供給配管 30 給水タンク(給水部) 41 冷水分岐管 42 冷水用電磁弁(オンオフ弁) 43 冷却用配管部 6 冷却装置 8 冷却タンク 9 分岐部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料として使用する水を給水部から供給し
    て排出部に排出するための水供給配管を備えており、給
    水部から供給された水供給配管内の水を冷却する冷却装
    置を備えている飲料供給装置において、水供給配管は、
    水供給配管を二重螺旋形状に形成してなる冷却用配管部
    を備えると共に、この冷却用配管部と冷却媒体が装填さ
    れる冷却タンクを設けて、冷却装置により冷却タンク内
    の冷却用配管部と冷却媒体を冷却するようにしているこ
    とを特徴とする飲料供給装置。
  2. 【請求項2】水供給配管は、冷却装置で冷却された冷水
    を複数箇所に分配するための分岐部と、分岐部で分岐さ
    れた後の各分岐管に設ける連通遮断可能としたオンオフ
    弁とを備えており、水供給配管における分岐部が冷却タ
    ンク内に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の飲料供給装置。
  3. 【請求項3】オンオフ弁が、冷却タンクにおける冷却状
    態のタンク外面近くに設けられていることを特徴とする
    請求項2に記載の飲料供給装置。
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Cited By (3)

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