JP2000220937A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2000220937A
JP2000220937A JP11018620A JP1862099A JP2000220937A JP 2000220937 A JP2000220937 A JP 2000220937A JP 11018620 A JP11018620 A JP 11018620A JP 1862099 A JP1862099 A JP 1862099A JP 2000220937 A JP2000220937 A JP 2000220937A
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JP
Japan
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cold water
water tank
bottom plate
lid
cooling
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Pending
Application number
JP11018620A
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English (en)
Inventor
Shigekazu Kondo
滋計 近藤
Fumiyoshi Saito
文誉 斎藤
Akihiro Sato
明広 佐藤
Tomohisa Moribe
智久 森部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷水タンクの蓋から結露水が外部へ流出する
ことを防ぐ。 【解決手段】 冷却用水Wを貯留する上面開口の冷水タ
ンク1内には、内壁1Aに沿うようにして蒸発パイプ6
が配設されて、その内側に冷却コイル12が収容され、
冷却コイル12に水が圧送される間に冷却されて飲用冷
水が供給される。冷水タンク1の上面開口に被着された
蓋3は、底板17の周縁に側壁18を立てた受け皿状に
形成され、底板17には中心部に向けて下り勾配となっ
た傾斜部19が形成されるとともに、水平な最深面20
には排出口21が開口されている。蓋3の底板17の裏
面側は冷水タンク1内に面しているために冷却され、外
気の温度が相対的に高いと底板17の表面側に結露が生
じやすいが、結露が生じたとしても、結露水Kは、底板
17の傾斜部19に倣って最深面20まで流下し、そこ
に開口された排出口21から冷水タンク1内に滴下され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷水タンク内に浸
漬した流通管に飲料等の液体を流通させることで冷却さ
れた液体を得るタイプの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲用冷水の供給装置として、図2
に示すようなものが知られている。このものは、上面開
放でかつ断熱構造の冷水タンクa内に、冷凍サイクルの
一部を構成する蒸発パイプbを壁面に沿うように螺旋巻
きして配設する一方、この蒸発パイプbの内側に、パイ
プを螺旋巻きした冷却コイルcを同心状に配設し、冷水
タンクaの上面開口を蓋dで閉じた構造である。そし
て、蒸発パイプbの回りに氷層を生成しつつ冷水タンク
a内に貯留された冷却用水を冷却状態に維持し、冷却コ
イルcに水道水を圧送する間にそれを冷却して、飲用冷
水として供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷水タンク
aの上面開口に被着される蓋dは、断熱性を高めるため
に裏面側に断熱材eが貼られている場合がある。しかる
に蓋dには、冷却コイルcの出入口の管路を通す孔や、
冷却用水の撹拌用ファンfのシャフトgを通す孔が開け
られていて、断熱材eには、余裕を持たせる意味でそれ
らの孔よりも大きめ開口hが形成されていたり、貼り付
ける場合にシャフトgや冷却コイルcの出入口の管路を
逃がすための逃がし溝iが形成されているため、断熱材
eが蓋dの裏面の全面にわたって貼り付けられた状態と
はならない。そのため特に、蓋dにおける断熱材eが裏
面に存在しない部分の表面では、内外の温度差により結
露が生じやすい。この結露の発生が長期にわたって看過
されると、ついには結露水が蓋dの周縁から垂れ出し、
この冷水タンクaを収容した装置の内外へ水漏れを招く
おそれがあった。本発明は上記のような事情に基づいて
完成されたものであって、その目的は、冷水タンクの蓋
から結露水が外部へ流出することを防止するところにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、冷却用液を貯留し
た上面開口の冷水タンク内には、飲料等の液体を流通さ
せる流通管が浸漬されるとともに、前記冷水タンクの上
面開口には蓋が被着され、前記流通管に液体を流通させ
ることにより冷却された液体を供給するようにした冷却
装置において、前記蓋が、底板の周縁に側壁の立てられ
た受け皿状に形成され、かつ前記底板が所定部位に向け
て次第に下り勾配となった傾斜状をなし、その最深部に
排出口が開口されている構成としたところに特徴を有す
る。請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおい
て、前記蓋の上面には前記冷水タンク内の冷却用液を撹
拌する撹拌部材の駆動モータが載置されており、前記排
出口に、前記駆動モータに連結された前記撹拌部材の回
転軸が挿通されているところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>冷水タンク
内が冷却状態とされると、蓋の底板の内外に温度差が生
じることで、底板の表面側に結露が生じるが、結露水は
底板の傾斜に倣って最深部に流下し、そこに設けられた
排出口から冷水タンク内に滴下される。蓋の表面に結露
が生じたとしても、それが蓋の周縁から外部に垂れ流れ
ることが防止される。 <請求項2の発明>結露水の排出口を撹拌部材の回転軸
の挿通口に兼用したから、蓋自体の構造を簡単にするこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
に基づいて説明する。この実施形態では、ティーサーバ
に設けられた飲用冷水の供給部分を例示している。図に
おいて、符号1は冷水タンクであって、この冷水タンク
1は、有底の円筒状をなし、二重壁の中空に断熱材2の
充填された断熱構造となっており、冷水タンク1の上面
開口には、詳しくは後記する蓋3が被着されるようにな
っている。
【0007】冷水タンク1の内底部は段付状に縮径され
ており、その底面の中心に排水管4が設けられている。
冷水タンク1内には、その内壁1Aに沿うように蒸発パ
イプ6が配設されている。詳細には、冷水タンク1内の
段付面7上には、溝10の列設されたガイド部材9が複
数立てられていて、蒸発パイプ6は、ガイド部材9の溝
10に嵌められつつ疎巻きの螺旋円筒形に形成されてい
る。蒸発パイプ6の入口6Aと出口6Bは、蓋3に形成
された逃がし開口(図示せず)を通して上面に引き出さ
れており、図示しない冷凍装置と冷媒配管により循環接
続されて、周知の冷凍サイクルが構成されている。
【0008】蒸発パイプ6の内側には、冷却コイル12
が収容されている。この冷却コイル12は、熱伝導性に
優れた素材からなるパイプ13を、蒸発パイプ6よりも
小径の円筒形に密着巻きすることで形成されており、そ
の下端側を上記した段付面7から立てられた複数の保持
部材15の外側に嵌めて支持されている。冷却コイル1
2の上端と下端からは、それぞれ流入口12Aと流出口
12Bとが立ち上げられ、同様に蓋3に形成された逃が
し開口を通して上面に引き出されている。流入口12A
は水道水等の水供給源側に、また流出口12Bは飲料の
注出口側に接続されている。
【0009】上記した蓋3は、円盤状をなす底板17の
周縁に側壁18の立ち上げられた受け皿状に形成されて
いる。また底板17は、外周縁から内側に少し入った位
置から、中心部分に向けて下り勾配に傾斜して形成され
ており、中心部分の所定領域が最深の水平面とされてい
る。この最深面20のさらに中心には、排出口21が開
口されている。一方、冷水タンク1の上面では、内壁1
Aの上端に設けられたフランジにより環形の受け面23
が形成され、受け面23の外周縁には嵌合筒部24が立
ち上がって形成されている。従って蓋3は、冷水タンク
1の嵌合筒部24内に緊密に嵌合されて受け面23で受
けられた状態で被着されている。
【0010】また、蓋3の底板17における最深面20
上には、モータ26が脚27を介して取り付けられてお
り、このモータ26で回転駆動されるシャフト29が蓋
3の排出口21を通って冷水タンク1内の中央高さ付近
まで垂下しており、シャフト29の垂下端にインペラ3
0が設けられている。また、シャフト29におけるモー
タ26の上方に突出した端部には、モータ26を冷却す
るための自冷ファン32が取り付けられている。
【0011】続いて、本実施形態の作用を説明する。冷
水タンク1内に冷却用水Wを貯留して冷凍装置を作動さ
せると、冷媒配管内を循環される冷媒は蒸発パイプ6内
で気化され、そのときに生じる吸熱作用により蒸発パイ
プ6付近の冷却用水Wが冷却されて氷層が生成され、こ
の氷層の潜熱により冷却用水Wが冷却される。同時にモ
ータ26が駆動されて、インペラ30が回転することに
よって冷却用水Wが撹拌され、冷却用水Wは万遍なく冷
却される。
【0012】飲用冷水が所望される場合は、注出口側等
に設けられた電磁弁が開放される等によって水道水が圧
送され、流入口12Aから冷却コイル12内に導入され
てその中を流通する間に冷却され、流出口12Bから吐
出されて注出口側に飲用冷水として供給される。
【0013】この間、蓋3の底板17の裏面側は冷水タ
ンク1内に面しているために冷却され、外気の温度が相
対的に高いと底板17の表面側に結露が生じやすい。仮
に結露が生じたとしても、その結露水Kは、底板17の
傾斜部19に沿うようにして最深面20まで流下し、そ
こに開口された排出口21から冷水タンク1内に滴下さ
れる。
【0014】以上のように本実施形態によれば、蓋3の
構造を中心部が深くなった受け皿形状とし、最深面20
に排出口21を開けた構造としたから、仮に蓋3の表面
に結露が生じたとしても、結露水Kはすべて冷水タンク
1内に排出することができる。そのため、結露水Kが蓋
3の周縁から流れ出て、冷水タンク1を収容した機体の
内外へ水漏れが生ずることを防止できる。また、結露水
Kを排出するための排出口21を、撹拌用のインペラ3
0のシャフト29を挿通することにも利用するようにし
たから、個別に孔を開ける場合と比較すると、蓋3自体
の製造が簡単となる。さらに、蓋3の底板17に傾斜部
19を設けたことで曲げ剛性が高められ、モータ26等
の受け強度を高めることができる。
【0015】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)冷水タンクの断熱性をより高めるように、蓋の裏
面に断熱材を貼着してもよい。 (2)本発明は、飲用冷水に限らず、ビール、ジュース
等の他の飲料やその他の液体を冷却して供給する冷却装
置全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る断面図
【図2】 従来例の断面図
【符号の説明】
1…冷水タンク 1A…内壁 3…蓋 6…蒸発パイプ
12…冷却コイル 17…底板 18…側壁 19…傾斜部 20…最深面
21…排出口 26…モータ 29…シャフト 30
…インペラ K…結露水 W…冷却用水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 明広 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 森部 智久 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA04 BA01 CA01 DA02 EA03 FA02 GA02 HA01 PA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却用液を貯留した上面開口の冷水タン
    ク内には、飲料等の液体を流通させる流通管が浸漬され
    るとともに、前記冷水タンクの上面開口には蓋が被着さ
    れ、前記流通管に液体を流通させることにより冷却され
    た液体を供給するようにした冷却装置において、 前記蓋が、底板の周縁に側壁の立てられた受け皿状に形
    成され、かつ前記底板が所定部位に向けて次第に下り勾
    配となった傾斜状をなし、その最深部に排出口が開口さ
    れていることを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋の上面には前記冷水タンク内の冷
    却用液を撹拌する撹拌部材の駆動モータが載置されてお
    り、前記排出口に、前記駆動モータに連結された前記撹
    拌部材の回転軸が挿通されていることを特徴とする請求
    項1記載の冷却装置。
JP11018620A 1999-01-27 1999-01-27 冷却装置 Pending JP2000220937A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015034041A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 ホシザキ電機株式会社 飲料ディスペンサ
JP7466518B2 (ja) 2018-07-16 2024-04-12 コーウェイ株式会社 冷水タンク

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