JPH11270945A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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Publication number
JPH11270945A
JPH11270945A JP7261098A JP7261098A JPH11270945A JP H11270945 A JPH11270945 A JP H11270945A JP 7261098 A JP7261098 A JP 7261098A JP 7261098 A JP7261098 A JP 7261098A JP H11270945 A JPH11270945 A JP H11270945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling coil
water tank
cold water
cooling
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP7261098A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Sato
明広 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP7261098A priority Critical patent/JPH11270945A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジ等の締結部材を使用することなく冷却コ
イルの着脱作業を簡単に行えるようにする。 【解決手段】 冷水タンク1の底面には、基台20上に
支持板21が設けられ、支持板21の上面に3個の保持
部材30が等角度間隔で立てられている。各保持部材3
0に設けられた保持部32には、冷却コイル11の内周
に嵌まる垂直面33と、冷却コイル11の下端面を当て
る水平面34が形成されている。冷却コイル11は、先
に収容された蒸発パイプ10の内側に挿入され、下端の
内周が保持部32の垂直面33の外側に差し込まれ、蒸
発パイプ10と同心に取り付けられる。蓋体3を被せる
と、その裏面に垂設された保持棒40が冷却コイル11
の上端部の内周に差し込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷水タンク内に浸
漬した冷却コイルに飲料液を流通させることで冷飲料を
得るタイプの飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料供給装置として、図
5に示すようなものが知られている。このものは、冷水
タンクa内の壁面に沿った位置に、冷凍サイクルの一部
を構成する蒸発パイプcが螺旋巻きされた形態で配設さ
れる一方、冷水タンクa内の中心部には、パイプを螺旋
巻きしてなる冷却コイルdが同心状に配設されている。
そして、冷水タンクa内に貯留した水を蒸発パイプcに
より冷却状態に維持し、冷却コイルdに飲料液を圧送す
る間にそれを冷却して、冷飲料として供給するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却コイル
dを冷水タンクa内の所定位置に取り付ける場合、従来
では、冷却コイルdの周方向に沿った複数箇所に、内ブ
ラケットeと外ブラケットfとを冷却コイルdを挟むよ
うにしてネジgにより固定し、さらにこれらのブラケッ
トe,fを、冷水タンクaの底面に設けられた支持体b
上にネジhで固定するようにしていた。すなわち、冷却
コイルdの取付手段としてネジを必要としていたため、
その取付けや取外しの作業が面倒であるという問題があ
った。本発明は上記のような事情に基づいて完成された
ものであって、その目的は、ネジ等の締結部材を使用す
ることなく冷却コイルの着脱作業を簡単に行えるように
するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、冷却水を貯留した
冷水タンク内に、パイプを螺旋巻きした冷却コイルを縦
向きに浸漬し、この冷却コイルに飲料液を流通させるこ
とで冷飲料を供給するようにしたものにおいて、前記冷
水タンクの底面には、複数本の保持部材が、前記冷却コ
イルの内周または外周に沿って嵌まるような配置で立設
されている構成としたところに特徴を有する。請求項2
の発明は、請求項1の発明において、前記冷水タンクの
上面開口には蓋体が被着されるようになっており、この
蓋体の裏面に、前記冷却コイルの上端部分の内周または
外周に沿って嵌まるように配置された複数本の補助保持
部材が垂下状に設けられている構成としたところに特徴
を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>冷却コイル
は、その内周または外周を冷水タンクの底面から立てら
れた保持部材に嵌めて差し込むことにより、所定位置に
縦向きに取り付けられる。すなわち冷却コイルは、ネジ
等の締結部材を要することなく保持部材に向けて差し込
むだけで定位置に取り付けられるから、取付け取外しの
作業が簡単であり、また部品点数が削減できて製造コス
トの低減化を図ることができる。 <請求項2の発明>冷却コイルの上端側が補助保持部材
に嵌められて保持されることで、冷却コイルの取付けが
より確実になされ、しかもこれは蓋体を被着することと
併せて行えるため、作業の煩雑さを招くことがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。この実施形態は、本発
明を給茶機に適用した場合を例示しており、冷水の供給
を担う機構として、冷水タンク1と冷凍装置とが装備さ
れている。冷水タンク1は、図1に示すように、上面が
開口された円形の箱型に形成されており、この開口2に
は蓋体3が被せられるようになっている。冷水タンク1
内には、冷却用の水が蓋体3に開口された給水口4から
供給されて貯留できるようになっており、オーバフロー
パイプ5を介して所定の水位に保たれる。なお、冷水タ
ンク1の底面の中央部には、開閉弁7を備えた排水管6
が設けられている。
【0007】冷水タンク1内には、その内壁に沿うよう
にして蒸発パイプ10が収容されている。蒸発パイプ1
0は、螺旋状に疎巻きされることで円筒形をなすように
形成されており、その端部の屈曲された部分が冷水タン
ク1の上縁に引っ掛けられることで、所定姿勢で収容さ
れている。したがって上記した蓋体3には、蒸発パイプ
10における外部に引き出される部分を逃がすための逃
がし溝(図示せず)が形成されている。この蒸発パイプ
10は、圧縮機、凝縮器等からなる冷凍装置と冷媒配管
を介して循環接続され、周知の冷凍サイクルが構成され
ている。
【0008】上記した蒸発パイプ10の内側には、冷却
コイル11が収容されるようになっている。この冷却コ
イル11は、熱伝導性に優れた素材からなるパイプ11
Aが、蒸発パイプ10よりも小径の円筒形に螺旋状に密
着巻きされて形成されている。パイプ11Aの両端は上
方に引き出され、一方が流入口12に、他方が流出口1
3とされている。蓋体3には、流入口12と流出口13
とを挿通する挿通口8(図4)が開口されている。
【0009】この冷却コイル11の取付構造は以下のよ
うである。冷水タンク1の底面の中心には、上記した排
水管6に連通する基台20が設置され、その上に円盤状
の支持板21が設けられている。この支持板21上に
は、3個の保持部材30が、中心から等距離の位置で、
かつ等角度間隔を開けて配置されている。保持部材30
は詳細には、L形をなす取付部31が備えられるととも
に、この取付部31の上端に、同じくL形をなす保持部
32が内側に出っ張るようにして形成されている。この
保持部材30が、その取付部31を溶接する等によって
支持板21上に固定されている。このとき、各保持部3
2の垂直面33が、冷却コイル11の内周に緊密に嵌合
し得るように配設され、保持部32の水平面34が冷却
コイル11の下端面を受けることができるようになって
いる。また、上記した蓋体3の裏面には、3本の保持棒
40が、冷却コイル11の内径と対応する径を持った円
上において、等角度間隔を開けて下向きに突設されてい
る。
【0010】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその組付け手順と作用について説明する。まず図2
に示すように、上面の開口2から蒸発パイプ10を冷水
タンク1内に挿入し、端部の屈曲された部分を冷水タン
ク1の上縁の所定位置に引っ掛けると、蒸発パイプ10
が冷水タンク1の内壁の少し内側に沿った状態で収容さ
れる。次に、図3に示すように、蒸発パイプ10の内側
に冷却コイル11を挿入して、その下端部の内周を各保
持部材30における保持部32の垂直面33の外側に差
し込み、保持部32の水平面34に突き当てる。これに
より冷却コイル11は、蒸発パイプ10の内側で同心に
取り付けられる。
【0011】続いて、図4に示すように、冷却コイル1
1の流入口12と流出口13とを挿通口8に挿通しつ
つ、蓋体3を冷水タンク1の開口2に被せる。それに伴
い、蓋体3の裏面に垂設された3本の保持棒40が、冷
却コイル11の上端部の内周に沿って差し込まれ、冷却
コイル11が上端側でも固定される。以上により組み付
けが完了する。
【0012】稼働させる場合は、給水口4から冷却用水
を注入して冷水タンク1内に貯留し、冷凍装置を作動さ
せる。冷媒配管内を循環される冷媒は蒸発パイプ10内
で気化され、そのときに生じる吸熱作用により蒸発パイ
プ10付近の冷却用水が冷却されて氷層が生成され、こ
の氷層の潜熱により冷却コイル11が冷却される。冷却
コイル11は蒸発パイプ10の内側に同心に配置されて
いるため、冷却コイル11は偏りなく均等に冷却され
る。冷水等が所望される場合は、図示しない貯水タンク
の吐出口に設けられた電磁弁が開放される等によって飲
料水が圧送され、流入口12から冷却コイル11内に導
入されてその中を流通する間に冷却されて、流出口13
から吐出され、そのまま冷水として、あるいは粉末茶が
混ぜられて冷茶として外部に供給される。なお、メンテ
ナンス等において冷却コイル11を取り外す際には、上
記とは逆の手順により、保持棒40を抜きつつ蓋体3を
外した後、保持部材30から抜きつつ冷却コイル11を
上方に引き上げるだけで、簡単に取り外すことができ
る。
【0013】以上説明したように本実施形態によれば、
冷水タンク1の底面に予め保持部材30が備えられてい
て、そこに抜き差しするだけで冷却コイル11を定位置
に簡単に取付けまたは取外すことができる。また、取付
用のネジが不要となったことで部品点数が削減され、製
造コストの低減にも寄与し得る。さらに蓋体3を被せる
ことに併せて、保持棒40により冷却コイル11の上端
側が保持され、格別の作業の煩雑さを招くことなく、冷
却コイル11の保持がより確実になされる。
【0014】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、保持部材と保持棒とがそれぞ
れ冷却コイルの内周に嵌まる構造としたが、それぞれ外
周側に嵌まるようにしてもよく、また上下で内外を逆に
するようにしてもよい。 (2)本発明は、冷水に限らず、ビール、ジュース等の
他の飲料を冷却して供給する飲料供給装置全般に広く適
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷水タンクの組み
付け前の状態を示す分解断面図
【図2】 蒸発パイプが収容された状態を示す分解断面
【図3】 冷却コイルが取り付けられた状態を示す分解
断面図
【図4】 冷水タンクの組み付け終了後の状態を示す断
面図
【図5】 従来例の断面図
【符号の説明】
1…冷水タンク 2…開口 3…蓋体 10…蒸発パイ
プ 11…冷却コイル 11A…パイプ 30…保持部材 31…取付部 32
…保持部 33…垂直面 34…水平面 40…保持棒
(補助保持部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を貯留した冷水タンク内に、パイ
    プを螺旋巻きした冷却コイルを縦向きに浸漬し、この冷
    却コイルに飲料液を流通させることで冷飲料を供給する
    ようにしたものにおいて、 前記冷水タンクの底面には、複数本の保持部材が、前記
    冷却コイルの内周または外周に沿って嵌まるような配置
    で立設されていることを特徴とする飲料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記冷水タンクの上面開口には蓋体が被
    着されるようになっており、この蓋体の裏面に、前記冷
    却コイルの上端部分の内周または外周に沿って嵌まるよ
    うに配置された複数本の補助保持部材が垂下状に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の飲料供給装
    置。
JP7261098A 1998-03-20 1998-03-20 飲料供給装置 Pending JPH11270945A (ja)

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JP7261098A JPH11270945A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 飲料供給装置

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JPH11270945A true JPH11270945A (ja) 1999-10-05

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JP7261098A Pending JPH11270945A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 飲料供給装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408677B1 (ko) * 2000-12-07 2003-12-31 재단법인서울대학교산학협력재단 이중관형 증발기가 부착된 냉동시스템을 이용한 냉온수기
CN100400993C (zh) * 2005-03-03 2008-07-09 奇迪电器集团有限公司 供水装置
JP2011169569A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料冷却装置
JP2011169566A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料冷却装置
CN102822610A (zh) * 2010-03-26 2012-12-12 熊津豪威株式会社 冷水箱

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