JP3234345B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP3234345B2 JP10617793A JP10617793A JP3234345B2 JP 3234345 B2 JP3234345 B2 JP 3234345B2 JP 10617793 A JP10617793 A JP 10617793A JP 10617793 A JP10617793 A JP 10617793A JP 3234345 B2 JP3234345 B2 JP 3234345B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、飲料タンク内の飲
料を冷却して抽出する飲料供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりビール等の飲料を冷却して供給
する飲料供給装置は、例えば実開昭62−45299号
公報(B67D1/04)に示されるように、水槽内に
冷却水を貯溜し、そこを冷却装置の冷却管にて冷却して
その周囲に氷を生成すると共に、係る水槽内には飲料冷
却管をコイル状に配設し、この飲料冷却管内を通してビ
ール等の発泡飲料を抽出することにより、ビールを瞬間
的に冷却して供給する構成とされている。
【0003】このとき、飲料冷却管は例えばアルミニウ
ム、或いは銅パイプから成り、一重のコイル状に巻回さ
れた状態で水槽内に組み込まれ、その下端は水槽から下
方に引き出されて飲料タンクに連通されると共に、飲料
冷却管の上端は前面に取り付けられた抽出コックからの
パイプに接続して連通させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、飲料冷却
管はコイル状に巻回されているため、それ自体弾性を有
しているが、従来の飲料供給装置では飲料冷却管を水槽
内に組み込んだ後、前述の如くパイプ等に接続すること
によって、その形状を保持する構造であったため、飲料
冷却管を水槽内に組み込み、或いは水槽から取り出す際
にその形状が安定せず、着脱作業が極めて煩雑となる問
題があった。特に、飲料冷却管の熱交換面積を拡張する
ために二重コイル状に巻回すると、内外側コイルの位置
関係も不安定となるため、尚更着脱作業が煩雑となる。
【0005】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、飲料が通過する飲料冷却パ
イプの着脱作業を容易とした飲料供給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の飲料供給
装置1は、冷却水を貯溜して冷却器(蒸発パイプ)16
により冷却される水槽7内に飲料冷却パイプ17を配設
し、飲料タンクに貯溜された飲料を、飲料冷却パイプ1
7内を通過させて抽出するものであって、飲料冷却パイ
プ17を、内側コイル17Aとこの内側コイル17Aに
連続してその外側に形成された外側コイル17Bとから
成る二重コイル状に巻回成形すると共に、内外側コイル
17A、17Bには、相互の間隔を維持する間隔子57
を取り付け、この間隔子57を、内外側コイル17A、
17B間に挿入される支柱58と、この支柱58の上下
端に着脱自在に係合して内外側コイル17A、17Bに
上下方向からそれぞれ被さる一対の保持具59とから構
成したものである。
【0007】本発明の飲料供給装置1によれば、水槽7
内に配設される飲料冷却パイプ17が二重コイル状に巻
回成形されているので、飲料冷却パイプ17の熱交換面
積が拡張され、飲料の冷却性能が向上する。特に、内外
側コイル17A、17B相互の間隔は、間隔子57によ
って維持されるので、飲料冷却パイプ17を水槽7内に
組み込み、或いは取り出す際にも形状が安定しており、
従って、飲料冷却パイプ17の着脱作業性が著しく向上
する。
【0008】また、飲料冷却パイプ17の内外側コイル
17A、17B相互の間隔は、それらの間に挿入された
支柱58によって保持されると共に、内外側コイル17
A、17Bの上下方向の寸法は上下の保持具59、59
によって保持されるので、飲料冷却パイプ17を組み込
む際もその形状は安定的に維持される。従って、水槽7
への飲料冷却パイプ17の着脱作業性が一層向上すると
共に、保持具59、59は支柱58に着脱自在に係合し
て取り付けられるので、飲料冷却パイプ17への間隔子
57の取り付け、取り外しも極めて容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】 次に、図面に基づき本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の飲料供給装置1の内部構
成を示す飲料供給装置1の縦断側面図、図2は飲料供給
装置1の斜視図である。尚、飲料供給装置1にはビール
を貯溜した図示しない飲料タンクが飲料パイプ2を介し
て接続されており、前記飲料タンクはこれも図示しない
炭酸ガスボンベにより常時加圧されているものとする。
【0010】本発明の飲料供給装置1の外装を構成する
ケース5内には、冷却水を貯溜したステンレス鋼板製の
水槽7と、この水槽7の下方に圧縮機8、凝縮器9及び
凝縮器冷却ファン11等から成る冷却装置12が設けら
れている。前記水槽7は上方に開口しており、その周囲
には断熱壁13が設けられて断熱される。また、断熱壁
13の底面には切欠部14が構成されており、この部分
において水槽7の底壁7A下面はケース5の底板5Aに
密着すると共に、後述する如く撹拌モータを兼ねる前記
凝縮器冷却ファン11のモータ11Mは、この切欠部1
4の下方に位置している。そして、モータ11Mの回転
軸15は上下方向に突出しており、この回転軸15の下
端に前記凝縮器冷却ファン11は取り付けられている。
【0011】前記圧縮機8及び凝縮器9と共に冷却装置
12の冷凍サイクルを構成する冷却器としての蒸発パイ
プ16は、鋼板製の円筒状熱交換板31の外面にコイル
状に巻回されて取り付けられており、この熱交換板31
の上端は取付具32、33によって水槽7の周壁7Bに
固定されている。そして、蒸発パイプ16を含む熱交換
板31は水槽7内の冷却水に没してそれを冷却する。
【0012】前記水槽7の底壁7A上には切欠部14の
前後上方に位置して図4に示す如き保持部材34が少な
くとも二個取り付けられている。保持部材34は下端部
の取付面34Aと、この取付面34Aから階段状に持ち
上げられた上面34Bとを具備した板材であり、前記上
面34Bには、外端から少許内側に位置した部分に内方
に向かって斜めに起立する第一の位置決め部36が形成
されている。この第一の位置決め部36の内側には、そ
れと所定の間隔を存して外方に向かって斜めに起立する
第二の位置決め部37と、この第二の位置決め部37の
内側に所定の間隔を存して内方に向かって斜めに起立す
る第三の位置決め部38とが形成されており、この第二
及び第三の位置決め部37、38の間からはロッド39
が立設され、このロッド39の上端部には螺子溝が刻ま
れている。
【0013】更に、水槽7内には図3に示す如き飲料冷
却パイプ17が組み込まれる。この飲料冷却パイプ17
はアルミニウム、或いは銅パイプから成り、内側コイル
17Aとそれに連続してその外側に所定の間隔を存して
形成された外側コイル17Bとからなる二重コイル状に
巻回成形されており、その入口端及び出口端は上端部に
配置されている。また、飲料冷却パイプ17の入口端及
び出口端にはバックリング及びロックリング等を具備し
た所謂ワンタッチジョイント41、42が取り付けられ
ており、各ワンタッチジョイント41、42は、パイプ
が挿入されるとそれを飲料冷却パイプ17に連通させて
保持し、所定の解除操作によって保持状態を解除するも
のである。
【0014】この飲料冷却パイプ17には、図5に示す
如き間隔子57が取り付けられる。この間隔子57は、
金属板或いは硬質合成樹脂にて成形された支柱58と、
この支柱58の上下端に取り付けられる一対の保持具5
9、59とから成る。支柱58は、飲料冷却パイプ17
の内外側コイル17A、17Bの間隔と同一の幅を有
し、その上下寸法も内外側コイル17A、17Bの上下
寸法(上下のパイプが密着した状態)と同一とされ、更
に、支柱58の上下端部の両側面には矩形状の係合孔6
1、61が穿設されている。
【0015】一方、保持具59、59は内側コイル17
Aの内縁及び外側コイル17Bの外縁間の幅と同一の内
寸法を具備した略コ字状の被覆部62と、この被覆部6
2の両側に位置して設けられた係合爪63、63とから
成る。そして、前記支柱58は飲料冷却パイプ17の内
外側コイル17A、17B間に左右二本挿入され、その
状態でそれぞれの上下端部の係合孔61、61に保持具
59の係合爪63、63を着脱自在に挿入係合すること
により、保持具59、59を支柱58の上下端に取り付
ける。
【0016】この状態で内外側コイル17A、17B相
互の間隔は支柱58によって保持されると共に、保持具
59の被覆部62、62は図6の如く内側コイル17A
の内側と外側コイル17Bの外側に位置して内外側コイ
ル17A、17Bに上下から被さるので、コイルの復元
力が有効に阻止され、内外側コイル17A、17Bの上
下寸法も保持される。その後、飲料冷却パイプ17は水
槽7内に組み込まれるが、この組み込みの際にも飲料冷
却パイプ17の内外側コイル17A、17Bは、前述の
如く間隔子57によって相互の間隔及び上下寸法を保持
されているので形状が安定しており、従って、組み込み
作業が極めて容易となる。また、前述の如く保持具59
は支柱58の上下端に係合にて取り付けられるので、飲
料冷却パイプ17への間隔子57の取り付け、取り外し
も容易に行える。
【0017】このように間隔子57によって形状を保持
された飲料冷却パイプ17は、上方から水槽7内に挿入
されて冷却水内に水没されると共に、その外側コイル1
7Bと内側コイル17Aの下端は保持部材34の第二の
位置決め部37と第三の位置決め部38の間に嵌合され
る。また、前記ロッド39は両コイル17A、17B間
に挿通せられ、その上端は飲料冷却パイプ17より上方
に突出する。この状態で、内側コイル17Aの内縁及び
外側コイル17Bの外縁間の寸法と同一の内寸法を具備
した断面略コ字状の固定部材44を両コイル17A、1
7B上端に被せる。このとき、ロッド39は固定部材4
4を貫通して上方に突出すると共に、ロッド39には上
方から蝶ナット46が螺合される。この蝶ナット46
は、ロッド39にねじ込まれることにより固定部材44
の上面に当接してそれを押圧するので、飲料冷却パイプ
17は固定部材44と保持部材34間に挟持される形で
保持部材34に押圧される。これによって、飲料冷却パ
イプ17の位置ずれは確実に防止される。
【0018】一方、蒸発パイプ16を具備した熱交換板
31の下端は、第一の位置決め部36の外側に嵌合され
て保持される。これによって、飲料冷却パイプ17と熱
交換板31との間隔は、保持部材34の第一及び第二の
位置決め部36、37の間隔に一義的に決定される。従
って、飲料冷却パイプ17と熱交換板31の取付誤差等
による両者の間隔の変動も確実に防止されるようにな
る。
【0019】このように取り付けられた飲料冷却パイプ
17の前記ワンタッチジョイント41には、ケース5の
前面上部に設けられた抽出コック4からの樹脂製飲料パ
イプ18が挿入されて前述の如く連通接続される。ま
た、前記飲料タンクからの樹脂製飲料パイプ2も前面下
部からケース5内に引き入れられ、飲料冷却パイプ17
の前記ワンタッチジョイント42に挿入されて連通接続
される。
【0020】一方、水槽7の底壁7A上面中央部には、
保持部材34、34の間であって切欠部14の上方に位
置する部分に回転軸24が立設されており、この回転軸
24には回転自在に撹拌機26が取り付けられている。
前記回転軸24はモータ11Mの回転軸15と同一軸芯
上に位置すると共に、撹拌機26の上面には図示しない
複数の凸部が設けられ、更に永久磁石も取り付けられて
いる。一方、モータ11Mから上方に突出した回転軸1
5の上端には、動力伝達磁石盤28が取り付けられてお
り、切欠部14内において水槽7の底壁7A下側に位置
している。また、底壁7Aを挟んで撹拌機26と動力伝
達磁石盤28は対向しており、撹拌機26の図示しない
永久磁石は動力伝達磁石盤28と磁気的に結合すること
により、撹拌機26と動力伝達磁石盤28とは同方向に
同期して回転するようになる。この動力伝達磁石盤28
はモータ11Mの回転軸15によって回転されるため、
これによってモータ11Mは撹拌機26を駆動するため
の撹拌モータを兼ねることになる。
【0021】また、水槽7の上部には断熱壁13の前面
まで貫通するオーバーフロー管47が取り付けられてお
り、このオーバーフロー管47には、ケース5の前面と
断熱壁13の前面間を下方に延在する排水管48が取り
付けられている。ケース5の底板5Aは、断熱壁13の
前面よりも前方に延在してそこに受け皿部55を形成し
ており、この受け皿部55上方に前記排水管48は開放
し、更に受け皿部55には排水孔49が穿設されてい
る。一方、ケース5の前面下部には抽出コック4の下方
に位置して固定板51によりドレン皿52が取り付けら
れている。ドレン皿52上にはスノコ53が載置される
と共に、ドレン皿52から後方に突出した受け部52A
はケース5前面のスリット54から裏側に進入してい
る。そして、前記排水孔49の下側に取り付けられた排
水管56は、この受け部52A上方に開放している。
【0022】以上の構成で冷却装置12の圧縮機8が起
動されると、圧縮機8から吐出された高温高圧の冷媒は
凝縮器9にて凝縮され、図示しない膨張弁にて減圧され
た後、蒸発パイプ16に流入して蒸発し、そのときに生
じる吸熱作用によって水槽7内の冷却水は冷却される。
この冷却によって蒸発パイプ16外周及び熱交換板31
には氷層が生成され、飲料冷却パイプ17はこの氷層の
潜熱で冷却されることになる。特に、飲料冷却パイプ1
7を内外二重のコイル17A、17Bにて構成したの
で、熱交換面積が拡張されており、従って、後述する如
く内部を通過するビールの冷却能力も向上している。
【0023】また、凝縮器冷却ファン11のモータ11
Mも起動され、凝縮器9を冷却すると共に、回転軸15
の回転に伴い動力伝達磁石盤28が回転して撹拌機26
を回転させる。この撹拌機26の回転により水槽7内の
冷却水は撹拌されるので、それによって飲料冷却パイプ
17は略万遍なく冷却されるようになる。更に、このと
き飲料冷却パイプ17と熱交換板31(蒸発パイプ1
6)との位置関係は、前述の如く保持部材34と固定部
材44によって安定的に維持されているので、飲料冷却
パイプ17が熱交換板31(蒸発パイプ16)に接近し
過ぎることが確実に防止される。従って、従来の如き飲
料冷却パイプ17の氷結による飲料の冷却不良の発生が
防止される。
【0024】そして、飲料を抽出するために抽出コック
4を開くと、図示しない炭酸ガスボンベからの加圧によ
って飲料タンク内のビールは飲料パイプ2内に押出さ
れ、次に飲料冷却パイプ17内に流入し、そこを通過し
て抽出コック4から抽出される。抽出されるビールは飲
料冷却パイプ17の内外コイル17A、17B内を通過
する過程で拡張されたその壁面から瞬間的に冷却され、
飲み頃の低温となって抽出コック4から抽出されること
になる。
【0025】次に、飲料冷却パイプ17内を洗浄する場
合には、前述の如くワンタッチジョイント41、42か
ら飲料パイプ18及び2を取り外すと共に、蝶ナット4
6を緩めてロッド39から取り外し、飲料冷却パイプ1
7を持ち上げて水槽7外に取り出す。この取り出しの際
にも飲料冷却パイプ17は間隔子57によってその形状
が保持されているので、取り出し作業は円滑に行えるよ
うになる。そして、必要であれば係合爪63と係合孔6
1との係合を解除して支柱58から保持具59を引き抜
くことにより、間隔子57を飲料冷却パイプ17から容
易に取り外すことができる。
【0026】洗浄後は再び飲料冷却パイプ17を水槽7
内に上から組み込み、下端を保持部材34の第二及び第
三の位置決め部37、38に嵌合させた状態で蝶ナット
46を締めつけ、そして、ワンタッチジョイント41、
42に飲料パイプ18及び2を挿入して接続すれば良
い。このようなワンタッチジョイント41、42の採用
により飲料冷却パイプ17の取り付け、取り外しに際し
て工具が不要となり、、作業者の手作業のみにて行うこ
とができるようになるので、飲料冷却パイプ17の保守
作業が極めて簡単、且つ、容易となる。
【0027】ここで、撹拌機26を駆動するモータ11
Mが水槽7の下方にあることにより、モータ11Mは水
槽7内の冷却水から冷却され難く、従って、結露による
漏電故障等も発生し難い。特に、実施例では凝縮器冷却
ファン11を駆動するモータ11Mを撹拌モータに兼用
しているので、部品点数が削減されると共に、省エネル
ギーとなる。また、モータ11Mは発熱体としての圧縮
機8や凝縮器9近傍に位置することになるので、結露の
発生は尚更抑制されることになる。
【0028】尚、実施例ではビールを抽出する飲料供給
装置について本発明を適用したが、それに限らず、ジュ
ース等種々の飲料を抽出する飲料供給装置について本発
明は有効である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、水槽
内に配設される飲料冷却パイプが二重コイル状に巻回成
形されているので、飲料冷却パイプの熱交換面積が拡張
され、飲料の冷却性能が向上する。特に、内外側コイル
相互の間隔は、間隔子によって維持されているので、飲
料冷却パイプを水槽内に組み込み、或いは取り出す際に
も形状が安定し、従って、飲料冷却パイプの着脱作業性
が著しく向上するものである。
【0030】また、飲料冷却パイプの内外側コイル相互
の間隔は、それらの間に挿入された支柱によって保持さ
れると共に、内外側コイルの上下方向の寸法は上下の保
持具によって保持されるので、飲料冷却パイプの形状は
安定的に維持される。従って、水槽への飲料冷却パイプ
の着脱作業が一層簡略化されると共に、保持具は支柱に
着脱自在に係合して取り付けられるので、飲料冷却パイ
プへの間隔子の取り付け、取り外しも極めて容易となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲料供給装置の縦断側面図である。
【図2】本発明の飲料供給装置の斜視図である。
【図3】飲料冷却パイプの斜視図である。
【図4】保持部材の斜視図である。
【図5】間隔子の分解斜視図である。
【図6】間隔子を取り付けた飲料冷却パイプの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 飲料供給装置 7 水槽 16 蒸発パイプ 17 飲料冷却パイプ 17A 内側コイル 17B 外側コイル 57 間隔子 58 支柱 59 保持具
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−175977(JP,U) 実開 昭63−43067(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/00 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を貯溜し、冷却器により冷却され
    る水槽内に飲料冷却パイプを配設し、飲料タンクに貯溜
    された飲料を、前記飲料冷却パイプ内を通過させて抽出
    する飲料供給装置において、前記飲料冷却パイプを、内
    側コイルと該内側コイルに連続してその外側に形成され
    た外側コイルとから成る二重コイル状に巻回成形すると
    共に、前記内外側コイルには、相互の間隔を維持する間
    隔子を取り付け、該間隔子を、前記内外側コイル間に挿
    入される支柱と、該支柱の上下端に着脱自在に係合して
    前記内外側コイルに上下方向からそれぞれ被さる一対の
    保持具とから構成したこと特徴とする飲料供給装置。
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JP6761289B2 (ja) * 2016-07-05 2020-09-23 サッポロビール株式会社 飲料サーバ、及び飲料管の設置方法

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