JPH11350755A - 点検口の蓋体取付け構造 - Google Patents

点検口の蓋体取付け構造

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JPH11350755A
JPH11350755A JP16222298A JP16222298A JPH11350755A JP H11350755 A JPH11350755 A JP H11350755A JP 16222298 A JP16222298 A JP 16222298A JP 16222298 A JP16222298 A JP 16222298A JP H11350755 A JPH11350755 A JP H11350755A
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JP
Japan
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lid
frame
attached
fitting piece
inspection port
Prior art date
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Pending
Application number
JP16222298A
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English (en)
Inventor
Kazunari Tsuda
一成 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP16222298A priority Critical patent/JPH11350755A/ja
Publication of JPH11350755A publication Critical patent/JPH11350755A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、配管の点検や清掃のため蓋
体を外したときに指等を怪我する恐れがなく安全に点検
作業ができると同時に、確実に水密性を確保できる点検
口の蓋体取付け構造を提供することである。 【解決手段】 本発明は、点検口2の周囲に枠体3を取
り付け、この枠体3の開口を覆う蓋体4を着脱可能に取
り付けた点検口2の蓋体取付け構造において、枠体3の
開口縁部に沿って凹溝32を設け、蓋体4の裏面側周縁
部に沿って前記凹溝32に嵌合し得る嵌入片42を垂設
し、水密材43が取り付けられた嵌入片42を凹溝32
に嵌入し水密になして取り付けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニット、洗
面ユニット、トイレユニット等の設備ユニットに設けら
れる点検口の蓋体取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内部で水を使う浴室ユニット等の設備ユ
ニットの点検口は、水密構造にする必要がある。従来、
浴室ユニット等の点検口の蓋体取付け構造は、例えば、
特開平8−270202号公報に記載されている。上記
公報記載の点検口の蓋体取付け構造は、パネルに開口さ
れた点検口の周囲に枠体を取り付け、この枠体の開口を
フィルムで閉鎖し、フィルムを覆うように蓋体を枠体に
対して着脱可能に取り付けることで、水密構造になされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の点検口の蓋体取付け構造は、枠体にバネ金具をビス等
で固着し、このバネ金具と枠体の側壁面との間に蓋体周
縁のフランジ部を押し込むことにより、蓋体を枠体に固
定しているので、配管の点検や、清掃のために蓋体を外
したときにバネ金具が外部に露出するので、このバネ金
具で指等を怪我する恐れがある。また、バネ金具固定用
のビス孔から漏水の恐れがある。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、配管の点検や、清掃のために蓋体
を外したときに指等を怪我する恐れがなく安全に点検作
業ができると同時に、確実に水密性を確保できる点検口
の蓋体取付け構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、点検口の周囲に枠体を取り付け、この枠体の開口を
覆う蓋体を着脱可能に取り付けた点検口の蓋体取付け構
造において、枠体の開口縁部に沿って凹溝を設け、蓋体
の裏面側周縁部に沿って前記凹溝に嵌合し得る嵌入片を
垂設し、嵌入片に水密材を取り付け、この蓋体の嵌入片
を枠体の凹溝に嵌入し水密になして取り付けたものであ
る。
【0006】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
点検口の蓋体取付け構造において、前記水密材が、蓋体
の嵌入片にインサート成形により形成されているもので
ある。
【0007】(作用)請求項1記載の点検口の蓋体取付
け構造は、枠体の開口縁部に沿って凹溝を設け、蓋体の
裏面側周縁部に沿って前記凹溝に嵌合し得る嵌入片を垂
設し、嵌入片に水密材を取り付け、この蓋体の嵌入片を
枠体の凹溝に嵌入し水密になして取り付けたものである
から、従来技術のように、清掃のために蓋体を外したと
きにバネ金具で指等を怪我する恐れがなく、安全に点検
作業ができる。また、枠体の設備ユニット内側に引き出
す所にバネ金具固定用のビス孔を設ける必要がないの
で、確実に水密性を確保できる。
【0008】請求項2記載の蓋体取付け構造は、さら
に、水密材が、蓋体の嵌入片にインサート成形により形
成されているので、水密材が嵌入片と一体化され、水密
性の向上と取付けの手間が省ける。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明の一実施例で
あって、図1は点検口の蓋体取付け構造を示す断面図、
図2は蓋体の説明図であって、(イ)図は正面図、
(ロ)図は(イ)図のA−A線における断面図、図3は
枠体の説明図であって、(イ)図は正面図、(ロ)図は
(イ)図のB−B線における断面図、図4は点検口の蓋
体の取付け方法を示す説明図、図5は点検口が設けられ
た浴室ユニットの説明図である。
【0010】図1〜図5において、Uは浴室ユニット、
1は壁パネル、2は点検口、3は枠体、4は蓋体であ
る。上記浴室ユニットUは、図5に示すように、浴槽7
が設置された防水パン6と、この防水パン6の四周に立
設された壁パネル1と、壁パネル1の上端を覆う天井パ
ネル(図示せず)とから箱状に構成されている。上記壁
パネル1の洗い場側には四角形状の点検口2が開口され
ている。この点検口2は、給水栓8に接続され壁パネル
1の外側に取り付けられた配管10と、防水パン6の下
側に敷設された配管9とを接続したり点検したりするた
めに設けられている。
【0011】本実施例は、点検口2の蓋体4取付け構造
を示すものである。図1に示すように、上記壁パネル1
に開口された点検口2の周囲に枠体3を取り付け、この
枠体3の開口31を覆うように蓋体4が着脱可能に取り
付けられている。上記蓋体4は、図1、図2に示すよう
に、その周縁部の全周に渡って水密材43が取り付けら
れ、この蓋体4の周縁部が枠体3と嵌合状態で取付け可
能になされているものである。
【0012】上記点検口2の周囲に取り付けられる枠体
3の詳細は、図3に示している。枠体3は、合成樹脂製
であって、射出成形等で成形されているが、ステンレス
鋼板をプレス機等で成形したものであってもよい。枠体
3は、縦枠体と横枠体とからなり、外周形状が四角形状
になされている。そして、その開口31の表側の縁部に
沿って凹溝32を設け、この凹溝32の外周側に断面略
コ字形状のフランジ33を周設している。上記凹溝32
は、その外周形状が点検口2の開口と略同じ大きさにな
され、点検口2の中に挿入可能になされている。
【0013】上記枠体3の開口31を覆うように取り付
けられる蓋体4の詳細は、図4に示している。蓋体4
は、蓋体本体41と水密材43とからなり、蓋体本体4
1は合成樹脂製であって、射出成形等で成形された浅型
の箱形状になされ、裏面側の周縁に連続した嵌入片42
が垂設されている。なお、この嵌入片42は、前記枠体
3の凹溝32と符合するようになされている。水密材4
3は、エチレンプロピレンゴム等で形成され、嵌入片4
2の先端側の全周に渡って設けられている。この水密材
43は、蓋体本体41の嵌入片42にインサート成形に
より形成されている。すなわち、蓋体本体41の成形用
金型の所定位置に予め水密材43を装着しておき、蓋体
本体41と同時成形するものである。水密材43の形状
は、断面略円形になされ、その外形が前記枠体3の凹溝
32の幅より僅かに大きい寸法になされている。上記構
成になされた蓋体4の水密材43付き嵌入片42を枠体
3の凹溝32に嵌入することで、水密になして蓋体4を
枠体3に取り付けている。
【0014】つぎに、図4を参照して点検口2に枠体3
と蓋体4の取付け方法を説明する。壁パネル1に開口さ
れた点検口2の裏側周縁に予め桟木5を裏打ちしてお
き、点検口2の室内側周縁に沿ってシリコーン樹脂製の
コーキング剤Sを塗布する。そして、枠体3の凹溝32
を上記点検口2の中に挿入し、フランジ33を壁パネル
1の表面に当接する。すると、枠体3のフランジ33と
壁パネル1とがコーキング剤Sで水密になされる。ま
た、上記凹溝32の外側壁にビス孔35を穿設してお
き、ビス34で枠体3を桟木5に固定する。ついで、蓋
体4の水密材43付き嵌入片42を枠体3の凹溝32に
中に押し込んで挿入し、水密になして蓋体4を枠体3に
取り付ける。
【0015】(実施例の作用)本実施例の点検口2の蓋
体4取付け構造によると、蓋体4の水密材43付き嵌入
片42を枠体3の凹溝32に嵌入し、水密になして蓋体
4を取り付けたものであるから、従来技術のように、清
掃のために蓋体を外したときにバネ金具で指等を怪我す
る恐れがなく、安全に点検作業ができる。また、枠体3
にバネ金具固定用のビス孔を設ける必要がないので、確
実に水密性を確保できる。なお、枠体3を桟木5に固定
するビス孔35を凹溝32に設けているが、このビス孔
35に取り付けられたビスの頭が凹溝32に嵌入された
水密材43で閉塞されるので、防水性を損なうことはな
い。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の点検口の蓋体取付け構造
によると、蓋体と枠体が水密性を有する嵌合構造で着脱
できるものであるので、従来技術のように、清掃のため
に蓋体を外したときにバネ金具で指等を怪我する恐れが
なく、安全に点検作業ができる。また、枠体にバネ金具
固定用のビス孔を設ける必要がないので、確実に水密性
を確保できる。さらには、蓋体の取り外しの作業性が向
上する。
【0017】請求項2記載の発明は、さらに、水密材
が、蓋体の嵌入片にインサート成形により形成されてい
るので、水密材が嵌入片と一体化され、水密性の向上と
取付けの手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、点検口の蓋体取付
け構造を示す断面図である。
【図2】蓋体の説明図であって、(イ)図は正面図、
(ロ)図は(イ)図のA−A線における断面図である。
【図3】枠体の説明図であって、(イ)図は正面図、
(ロ)図は(イ)図のB−B線における断面図である。
【図4】点検口の蓋体の取付け方法を示す説明図であ
る。
【図5】点検口が設けられた浴室ユニットの説明図であ
る。
【符号の説明】
U 浴室ユニット 1 壁パネル 2 点検口 3 枠体 31 開口 32 凹溝 4 蓋体 41 蓋体本体 42 嵌入片 43 水密材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点検口の周囲に枠体を取り付け、この枠
    体の開口を覆う蓋体を着脱可能に取り付けた点検口の蓋
    体取付け構造において、枠体の開口縁部に沿って凹溝を
    設け、蓋体の裏面側周縁部に沿って前記凹溝に嵌合し得
    る嵌入片を垂設し、嵌入片に水密材を取り付け、この蓋
    体の嵌入片を枠体の凹溝に嵌入し水密になして取り付け
    たことを特徴とする点検口の蓋体取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記水密材が、蓋体の嵌入片にインサー
    ト成形により形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の点検口の蓋体取付け構造。
JP16222298A 1998-06-10 1998-06-10 点検口の蓋体取付け構造 Pending JPH11350755A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012167466A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Sanki Techno Support Co Ltd 浴室内に設置した給水器具へ湯、或は水、若しくは混合湯水を供給する配管の更新方法及び該方法に用いる蓋体構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012167466A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Sanki Techno Support Co Ltd 浴室内に設置した給水器具へ湯、或は水、若しくは混合湯水を供給する配管の更新方法及び該方法に用いる蓋体構造

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