JPH11350684A - 太陽電池付屋根 - Google Patents

太陽電池付屋根

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JPH11350684A
JPH11350684A JP10160677A JP16067798A JPH11350684A JP H11350684 A JPH11350684 A JP H11350684A JP 10160677 A JP10160677 A JP 10160677A JP 16067798 A JP16067798 A JP 16067798A JP H11350684 A JPH11350684 A JP H11350684A
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JP
Japan
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roof
solar cell
cell panel
cleaning
solar
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Application number
JP10160677A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Tokunari
廣久 徳成
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S40/00Safety or protection arrangements of solar heat collectors; Preventing malfunction of solar heat collectors
    • F24S40/20Cleaning; Removing snow
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Abstract

(57)【要約】 【課題】屋根面の清掃が安全かつ容易に行えるようにな
る太陽電池付屋根の提供。 【解決手段】所定の寸法に形成された複数枚の太陽電池
パネル10が屋根面に縦横に配列された太陽電池付屋根
4に太陽電池パネル10の表面を清掃する清掃部材43
を移動可能に設け、この清掃部材43を屋内側から手動
または自動により駆動する。これにより、屋根に登って
清掃を行う必要がなくなり、屋根面の清掃が安全かつ容
易に行え、太陽電池パネル10の表面の汚が速やかに除
去されるようになり、出力される電力が充分確保される
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光で発電を行
う太陽電池パネルが設けられた太陽電池付屋根に関す
る。
【0002】
【背景技術】従来より、環境や生態系に悪影響を与えな
いエネルギーとして太陽エネルギーが知られており、こ
の太陽エネルギーを変換して電気や温水として利用でき
るようにする太陽電池等の太陽エネルギー変換装置があ
る。このような装置は、建物の屋根に設置するのが一般
的である。ここで、太陽電池を屋根に設置するにあた
り、水による漏電や短絡等の事故を未然に防止する必要
がある。このため、特開平10−12911号公報等に
示されるように、ガラス等の透光面材で表面が覆われた
平板状の完全防水ケースの内部に太陽電池であるソーラ
セルを収めた太陽電池パネルが利用されている。この太
陽電池パネルは、一枚で所定の電圧および電力が得られ
るように、所定枚数のソーラセルが内蔵されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような太陽電池付
屋根では、太陽電池パネルの表面に枯れ葉やほこり等の
汚れが付着すると、太陽電池パネルが発電する電力量が
低下する。このため、充分な電力量を確保するには、太
陽電池パネル表面の汚れがひどくなる前に、屋根に登っ
て屋根面を清掃する必要がある。しかしながら、屋根面
の清掃作業は、高所であるので、危険かつ煩雑であると
いう問題がある。本発明の目的は、屋根面の清掃が安全
かつ容易に行えるようになる太陽電池付屋根を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面を参照し
て説明すれば、所定の寸法に形成された複数枚の太陽電
池パネル10が屋根面に縦横に配列された太陽電池付屋
根4であって、屋根面に前記太陽電池パネル10の表面
を清掃する清掃部材43が移動可能に設けられている。
このような本発明では、屋内側から清掃部材43を手動
または自動により駆動するようにすれば、屋根に登って
清掃を行う必要がなくなり、屋根面の清掃が安全かつ容
易に行えるようになる。
【0005】以上において、前記太陽電池パネルの出力
電圧を検出する検出手段と、この検出手段から発生され
た信号によって前記清掃部材を駆動する駆動手段とが設
けられていることが望ましい。同一の日射量を受けたと
きに、同一面積の太陽電池パネル10の出力電圧は同一
であるので、前述のようにすれば、各太陽電池パネル1
0の出力電圧を監視し、一の太陽電池パネルの出力電圧
が他の太陽電池パネルの出力電圧よりも低下したことに
より、その表面が汚れているものと判定することができ
る。これにより、太陽電池パネルの表面の汚れが自動的
に検出可能となり、前記清掃部材43の自動駆動も可能
となるので、太陽電池パネル10表面の汚れが自動的に
除去されるようになり、充分な電力量が常に確保される
ようになる。
【0006】また、清掃部材43は、棟および軒先の二
位置間を往復動可能なスライダ40に設けられているこ
とが好ましい。このようにすれば、屋根面に縦横に配列
された太陽電池パネル10の全表面がくまなく清浄可能
となり、各太陽電池パネルが発電する電力量が充分確保
されるようになる。
【0007】さらに、清掃部材43は、先端が棟および
軒先の二位置間を回動可能なアーム52に設けることも
できる。このようにすれば、単に、アーム52を屋根に
軸支するといった簡単な構造が採用できるようになるう
え、アーム52の支持軸は、屋内側から手動等で操作で
きるようになるので、屋根面の安全かつ容易な洗浄作業
が簡単な構造で実現される。
【0008】また、前記屋根面には、前記太陽電池パネ
ルの端縁に沿って延びるとともに、当該太陽電池パネル
の前記端縁を支持する取付部材が設けられ、この取付部
材には、前記スライダを当該取付部材の延出方向に沿う
ように案内する案内部が設けられていることが望まし
い。このようにすれば、取付を設けることにより、屋根
にスライダを案内する案内部が設けられることになり、
取付とは別に、スライダを案内するガイド部材を設ける
必要がなくなり、太陽電池付屋根の構造を何ら複雑にせ
ず、太陽電池付屋根の組立作業が容易に行えるようにな
る。
【0009】さらに、前記屋根面に清掃用の液体を散布
する洗浄液散布手段50が設けられていることが好まし
い。このようにすれば、清掃用の液体が屋根面に散布さ
れるようになるので、屋根面に乾いた汚れが付着してい
ても、当該汚れが確実に除去されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3には、本発明の第
1実施形態に係る太陽電池付屋根4が示され、屋根4
は、図1の如く、ユニット式建物1に設けられたもので
ある。ユニット式建物1は、箱状に形成された複数の一
階建物ユニット2および二階建物ユニット3を組み合わ
せたものである。一方、屋根4は、複数の屋根パネル5
を桁方向に配列して形成した下地面の上に、レール状の
取付部材20を介して多数の太陽電池パネル10を縦横
に配列したものである。この屋根4には、棟および軒先
の二位置間を往復動可能なスライダ40が複数設けられ
ている。各スライダ40は、取付部材20の間を摺動す
る細長い直方体状の部材である。スライダ40の各々に
は、太陽電池パネルの表面を清掃するための清掃部材で
あるブラシ43が取り付けられている。これにより、屋
根4には、ブラシ43が移動可能に設けられている。な
お、一階建物ユニット2、二階建物ユニット3および屋
根パネル5は、予め工場で製造され、建築現場で互いに
組み合わされたものである。
【0011】太陽電池パネル10は、図2の如く、所定
数のソーラーセルを収めた平板状の防水ケース12と、
このケース12の周縁に取り付けられた四角形状の枠体
13とを有するものである。これらのケース12、枠体
13により防水および補強がなされ、内部のソーラーセ
ルは、雨水による漏電や短絡等の事故、太陽電池パネル
10の表面に加わる荷重等から保護されるようになって
いる。図2中、紙面の直交方向に延びる枠体13の縦枠
部13Aは、下方の部分が図中左右方向に延びる横枠部
13Bの下面よりも下方に突出し、太陽電池パネル10
の脚部14となっている。そして、この脚部14により
太陽電池パネル10の荷重が取付部材20に伝達される
ようになっている。また、脚部14には、外側の下端部
分に外側に突出する固定用鍔部15が設けられている。
【0012】取付部材20は、太陽電池パネル10の傾
斜している端縁に沿って延びるとともに、同太陽電池パ
ネル10の当該端縁を支持するものである。取付部材2
0には、図中上方が開口となった断面コ字状の樋部21
と、この樋部21の下方に一体的に設けられた断面四角
形状のパイプ部22とが設けられている。樋部21は、
太陽電池パネル10の脚部14を受けるとともに、太陽
電池パネル10に降り注いだ雨水等を集めて軒先へ排水
するものである。また、樋部21の底部23には、脚部
14が載せられるとともに、脚部14の固定用鍔部15
を貫通したタッピングねじ24が螺合されている。そし
て、この底部23が太陽電池パネル10を固定する固定
部となっている。隣合う太陽電池パネル10間の継ぎ目
部分には、断面クランク形状の固定具16が配置されて
いる。この固定具16は、下端が樋部21の底部23に
固定されるとともに、上端で取付部材20に固定された
太陽電池パネル10の鍔部11を上方から押え付けるも
のである。
【0013】また、パイプ部22は、太陽電池パネル1
0の側面が傾斜して底面部がすぼんだ筒状とされ、タッ
ピングねじ24と螺合する樋部21の底部23のねじ孔
から浸入する雨水等を軒先へ排水するようになってい
る。パイプ部22の傾斜した側面には、下端付近に取付
用鍔部25が突設されており、この取付用鍔部25を貫
通するねじ26を屋根パネル5に螺合させることによ
り、取付部材20の固定がなされている。そして、隣接
する取付部材20の互いに対向する側面の間には舌部3
1A,32Aを水平に突出させた化粧目地ガスケット3
1,32が挿入され、これにより、隣接する取付部材2
0間の目地部7を防水する防水構造が形成されている。
【0014】ここで、取付部材20には、樋部21の底
部23の中央部分から太陽電池パネル10の上面よりも
上方へ突出するとともに、当該取付部材20の長手方向
へ延びるレール部42が設けられている。このレール部
42の上端近傍には、当該取付部材20の長手方向へ延
びるスリット46が設けられている。一方、屋根4に複
数設けられたスライダ40は、連結軸40Aにより相互
に連結されている。この連結軸40Aは、取付部材20
のスリット46に挿通されている。連結軸40Aには、
レール部42を間に挟む鍔部43Aが設けられている。
ここにおいて、レール部42は、スライダ40を取付部
材20の延出方向に沿うように案内する案内部となって
いる。
【0015】スライダ40を相互に連結する連結軸40
Aは、図1および図3の如く、各スライダ40を貫通
し、その端部40Bが屋根面の妻側端縁側へ突出してい
る。屋根4の棟の内部には、後述するモータ58により
回転駆動される駆動軸51Aが設けられている。屋根4
の妻側端縁の棟側部分には、駆動軸51Aに支持された
プーリ51Bが配置され、軒先側部分には、別のプーリ
51Cが回転自在に設けられている。これらのプーリ5
1B,51Cには、輪状に形成されたタイミングベルト
49が架け渡されている。スライダ40を貫通する連結
軸40Aの端部40Bは、タイミングベルト49に固定
されている。モータ58の駆動力は、駆動軸51A、プ
ーリ51B,51Cおよびタイミングベルト49を介し
てスライダ40を往復動させるようになっている。ここ
において、モータ58、駆動軸51A、プーリ51B,
51Cおよびタイミングベルト49等が清掃部材である
ブラシ43を駆動する駆動手段を形成している。また、
屋根4の棟近傍には、屋根面に清掃用の液体である水を
散布する洗浄液散布手段としての散水パイプ50が設け
られている。この散水パイプ50には、太陽電池パネル
10の位置に応じて複数の散水口50Aが設けられてい
る。
【0016】図4には、モータ58を制御するための制
御回路61が示されている。制御回路61は、太陽電池
パネル10との接続を切り替えるマルチプレクサ62
と、太陽電池パネル10の出力電圧を検出する検出手段
である電圧検出器55と、電圧検出器55が検出した電
圧値に基づいてモータ58を駆動するか否かを判断する
コントローラ56と、電源およびモータ58の間の接続
を入り切りする電磁開閉器57とを備えたものとなって
いる。なお、モータ58としては、単相交流を正相から
逆相に切り替えることで、反対方向にも回転可能なコン
デンサモータ等が採用されている。マルチプレクサ62
は、複数の太陽電池パネル10の各々の両端の電圧が個
々に電圧検出器55に加わるように、接続を選択的に切
り替えるものである。電圧検出器55は、マルチプレク
サ62を介して加えられる太陽電池パネル10の電圧を
検出するものである。
【0017】コントローラ56は、マイクロプロセッサ
等からなるコンピュータであり、各太陽電池パネル10
の出力電圧を監視し、一の太陽電池パネルの出力電圧が
他の太陽電池パネルの出力電圧よりも低下したことを検
知し、これにより、その表面が汚れているものと判定す
るようにプログラムされている。コントロ−ラ56に
は、必要な初期デ−タ等を入力するために、キーボード
59およびディスプレイ60が接続されている。電磁開
閉器57は、電源およびモータ58の間の接続を入り切
りするだけでなく、モータ58への単相交流電圧を、正
相および逆相の一方から他方へ切り替える機能をも有す
るものとなっている。このような制御回路61により、
複数の太陽電池パネル10のうちの一つに汚れが付着
し、当該太陽電池パネル10の電圧が低下すると、コン
トローラ56が汚れが付着したと判断し、モータ58が
自動的に駆動され、スライダ40が移動し、太陽電池パ
ネル10の汚れが除去されるようになっている。そし
て、モータ58が駆動されてから、所定時間が経過する
と、モータ58が自動的に反転駆動され、スライダ40
が元の位置に戻るようになっている。
【0018】前述のような本実施形態によれば次のよう
な効果が得られる。すなわち、複数枚の太陽電池パネル
が屋根面に縦横に配列された太陽電池付屋根4に、太陽
電池パネル10の表面を清掃するブラシ43を移動可能
に設け、このブラシ43をモータ58で駆動するように
したので、ブラシ43が自動的に駆動されるようにな
り、屋根4に登って清掃を行う必要がなく、屋根面の清
掃を安全かつ容易に行うことができる。
【0019】また、太陽電池パネル10の出力電圧を検
出する電圧検出器55を設け、この電圧検出器55が検
出した出力電圧に基づき、太陽電池パネル10の表面の
汚れを自動検出するようにしたので、ブラシ43が適切
なタイミングで自動駆動されるようになり、太陽電池パ
ネル10表面の汚れを自動的に除去でき、充分な電力量
を常に確保することができる。
【0020】さらに、棟および軒先の二位置間を往復動
可能なスライダ40を太陽電池パネル10に応じて設け
るとともに、これらのスライダ40の各々にブラシ43
を設け、全太陽電池パネル10の表面がくまなく清浄さ
れるようにしたので、各太陽電池パネル10が発電する
電力量を充分確保することができる。
【0021】また、太陽電池パネル10を支持する取付
部材20が設けられ、この取付部材20にスライダ40
を当該取付部材20の延出方向に沿うように案内するレ
ール部42を設けたので、取付部材20を屋根4に設け
ることにより、屋根4にスライダ40を案内するレール
部42が自動的に設置されるようになり、取付部材20
とは別に、スライダ40を案内するガイド部材を設ける
必要がなくなり、上述のような清掃機構を屋根4に設け
ても、太陽電池付屋根4の構造が何ら複雑にならず、太
陽電池付屋根4の組立作業を容易に行うことができる。
【0022】さらに、屋根面に清掃用の水を散布する散
水パイプ50を設けたので、屋根面に乾いた汚れが付着
していても、清掃用の水が屋根面に散布されるようにな
るので、当該汚れを確実に除去することができる。
【0023】図5には、本発明の第2実施形態が示され
ている。本実施形態は、前記第1実施形態における直線
的に往復動するスライダ40を、先端が棟および軒先の
二位置間を回動可能なアーム52としたものである。す
なわち、屋根4Aの対向する角部には、一対のアーム52
の基端がそれぞれ軸支されている。このアーム52に
は、太陽電池パネル10の表面と密着するゴム等の弾性
部材からなるブレード(図示略)が取り付けられてい
る。アーム52の支持軸は、屋内側から手動等で操作可
能とされている。これにより、アーム52は、自動車の
ワイパーと同様に回動し、太陽電池パネル10の表面を
清掃するようになっている。このような本実施形態によ
っても、前記第1実施形態と同様な作用・効果を得るこ
とができる他、単に、アーム52を屋根4に軸支すると
いった簡単な構造が済むため、屋根面の安全かつ容易な
洗浄作業が最も簡単な構造で実現することができるとい
う効果を付加できる。
【0024】なお、本発明は前述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形形態を含むものである。例えば、
屋根としては、切妻式のものに限らず、寄棟式等、他の
形式の屋根でもよく、また、ユニット式建物の屋根に限
らず、柱および梁を建築現場で接合する在来工法からな
る建物の屋根でもよい。また、清掃部材が固定されたス
ライダとしては、複数が互いに連結されて屋根面を一体
となって移動するものに限らず、個々に移動可能となっ
たもの、あるいは、数個を一つのグループとして一体化
し、各グループを別個に移動させるようにしてもよく、
スライダの駆動構造および駆動形式は、実施にあたり適
宜設定することができる。なお、本発明は、建物以外の
屋根、例えば、電車、自動車等の屋根あるいは船舶の屋
根にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、屋根面
の清掃を安全かつ容易に行うことができ、太陽電池パネ
ルが発電する電力量を充分確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のユニット式建物を示す
斜視図である。
【図2】前記実施形態に屋根の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図3】前記実施形態の駆動手段の要部を示す一部破断
した斜視図である。
【図4】前記実施形態で採用した制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る屋根を示す正面図
である。
【符号の説明】
4,4A 太陽電池付屋根 10 太陽電池パネル 20 取付部材 40 スライダ 42 案内部としてのレール部 43 清掃部材としてのブラシ 50 洗浄液散布手段としての散水パイプ 52 アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の寸法に形成された複数枚の太陽電池
    パネルが屋根面に縦横に配列された太陽電池付屋根であ
    って、前記屋根面に前記太陽電池パネルの表面を清掃す
    る清掃部材が移動可能に設けられていることを特徴とす
    る太陽電池付屋根。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記太陽電池パネルの出力電圧を検出する検出手段
    と、この検出手段から発生された信号によって前記清掃
    部材を駆動する駆動手段とが設けられていることを特徴
    とする太陽電池付屋根。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記清掃部材は、棟および軒先の二位置間を往復動
    可能なスライダに設けられていることを特徴とする太陽
    電池付屋根。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記清掃部材は、先端が棟および軒先の二位置間を
    回動可能なアームに設けられていることを特徴とする太
    陽電池付屋根。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記屋根面には、前記太陽電池パネルの端縁に沿っ
    て延びるとともに、当該太陽電池パネルの前記端縁を支
    持する取付部材が設けられ、この取付部材には、前記ス
    ライダを当該取付部材の延出方向に沿うように案内する
    案内部が設けられていることを特徴とする太陽電池付屋
    根。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の太陽電池付屋根において、前記屋根面に清掃用の液体
    を散布する洗浄液散布手段が設けられていることを特徴
    とする太陽電池付屋根。
JP10160677A 1998-06-09 1998-06-09 太陽電池付屋根 Withdrawn JPH11350684A (ja)

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