JP2008063858A - 屋根除雪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根の除雪を機械的に、積雪の多少にかかわらず、また傾斜の緩い屋根においても容易に行なうことができ、さらに保守管理が容易な、屋根除雪装置を提供する。
【解決手段】屋根除雪装置(2)が、屋根(R)の傾斜に沿って往復動を可能に一対のガイドレール(4,6)の間に差し渡されたバー部材(8)と、このバー部材(8)に屋根(R)面に向けて垂下し取り付けられた除雪板(10)と、バー部材(8)の移動を駆動する少なくとも一方のガイドレールとバー部材の間に取り付けられたラック・ピニオンによる駆動手段(12)と、駆動手段(12)の作動を制御する制御装置(14)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根の除雪装置に関する。
屋根に積もる雪を機械的に除く除雪装置として、屋根上を移動する除雪具によって積雪を屋根から滑落させる装置がある。例えば、除雪具としてのブレードをワイヤーロープによって移動させ、ブレードにより積雪層を上層と下層に切断し下層面上で上層の雪崩現象を引き起こし滑落させるもの(例えば、特許文献1参照)、あるいはワイヤーロープによって移動させる除雪具としての回転羽根によって積雪を押し滑落させるもの(例えば、特許文献2参照)などがある。
特開2000−274111号公報 実用新案登録第3093902号公報
しかしながら、上述したとおりの形態の従来の屋根除雪装置には、次のような改善の望まれている課題がある。
屋根の除雪は積雪の初期に、特に豪雪地帯のように積雪速度が速い場合には、早めに行なうのが望ましい。しかしながら、ブレードによって積雪を上層下層に切断し上層を滑落させる装置は、積雪が少ない積雪初期には向いていない。また、回転羽根を用いる装置は積雪が多くなると積雪に埋もれ機能を発揮しにくい。
ブレードによって積雪を切断し滑落させる装置、また回転羽根によって積雪を押して滑落させる装置は、屋根の傾斜が緩い場合には積雪を滑落させにくい。
除雪具を移動させるワイヤーロープ、滑車などを用いる手段は、降雪シーズンに合わせての屋根への着脱施工、また防錆など、保守管理が面倒である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、屋根の除雪を機械的に、積雪の多少にかかわらず、また傾斜の緩い屋根においても容易に行なうことができ、さらに保守管理が容易な、屋根除雪装置を提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決する屋根除雪装置として、屋根の傾斜に沿って往復動を可能に一対のガイドレールの間に差し渡されたバー部材と、このバー部材に屋根面に向けて垂下し取り付けられた除雪板と、バー部材の移動を駆動する少なくとも一方のガイドレールとバー部材の間に取り付けられたラック・ピニオンによる駆動手段と、駆動手段の作動を制御する制御装置とを備えていることを特徴とする屋根除雪装置が提供される。
好適には、除雪板は、バー部材の延びる方向に間隔を置いて複数個備えられている。また除雪板は、垂下した先端部に屋根の傾斜の下方側に向けて延びる雪掻き部を有している。
駆動手段は、バー部材に取り付けられたモーターおよびモーターにより駆動されるピニオンと、このピニオンに噛み合うガイドレールに設けられたラックとを備えている。
制御装置は、モーターを駆動するバッテリーと、このバッテリーを充電する交流電源に接続された交直変換充電器とを備えている。制御装置はまた、駆動手段の起動スイッチおよび停止スイッチ、ならびにバー部材が往復動のいずれかの端にあることを検出する手段を備え、駆動手段作動状態において、検出手段によりバー部材がいずれかの端位置にあることを検出したときにはモーターを逆転させバー部材を逆方向に移動させ、停止スイッチが操作されたとき、あるいはバッテリーが所定電圧以下のときには、任意位置にあるバー部材を屋根の傾斜の上方側の端に位置付け停止させる。
本発明に従って構成された屋根除雪装置は、屋根の傾斜に沿って往復動を可能に一対のガイドレールの間に差し渡されたバー部材と、このバー部材に屋根面に向けて垂下し取り付けられた除雪板と、バー部材の移動を駆動する少なくとも一方のガイドレールとバー部材の間に取り付けられたラック・ピニオンによる駆動手段と、駆動手段の作動を制御する制御装置を備えている。
したがって、屋根の傾斜に沿ってラック・ピニオンによる駆動手段により往復動されるバー部材から屋根面に垂下した除雪板によって、屋根の除雪を機械的に、積雪の多少にかかわらず、また傾斜の緩い屋根においても容易に行なうことができ、さらに保守管理も容易である。
以下、本発明に従って構成された屋根除雪装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1を参照して説明する。全体を番号2で示す屋根除雪装置は、屋根Rの傾斜に沿って往復動を可能に一対のガイドレール4、6の間に差し渡されたバー部材8と、このバー部材8に屋根Rの面に向けて垂下し取り付けられた除雪板10と、バー部材8の移動を駆動する一方のガイドレール4とバー部材8の間に取り付けられたラック・ピニオンによる駆動手段12と、駆動手段12の作動を制御する制御装置14を備えている。
屋根除雪装置2は、除雪板10以外の部材は基本的にステンレス鋼によって形成されている。また外観は、屋根Rと実質上同色に塗装されている。
図1とともに図2および図3を参照して説明する。ガイドレール4、6は、屋根Rの傾斜である矢印X1で示す棟方向の上方側と矢印X2で示す軒先方向の下方側に沿って延びこの傾斜に直交する方向の屋根Rの両側に設置されている。
ガイドレール4、6は、互いに反対の外方に開口した断面L型の溝を有して延び、一方のガイドレール6の溝の底部には、バー部材8のガイドレール6側の端を滑動自在に支持するコロ状のローラー6aが備えられ、他方のガイドレール4の溝の底部には、後に説明するケーブルベア36が位置付けられている(図3)。
一方のガイドレール4の上方側端および下方側端はそれぞれ、屋根Rを跨ぐブラケット16およびブラケット17によって、軒下の壁面あるいは柱などに取り付けられている。他方のガイドレール6も同様にブラケット18およびブラケット19によって取り付けられている。ブラケット16,17、18、19の形状は、屋根、家屋などの形態に合わせて形成されている。
バー部材8は、厚手の帯状板材によって形成され、下面をガイドレール4,6側にして、長手方向の一端(左端)側の下面に一方のガイドレール4に取り付けられた、後に述べるラック12cの基部に嵌合し滑動するガイド8aが、他端(右端)側の下面に他方のガイドレール6のローラー6a上を滑動するガイド8bがそれぞれ取り付けられている。
バー部材8のガイドレール4側の端部は、駆動手段12を取り付けるために幅広に形成されている。バー部材8は、略全長に渡って延びた、除雪板10を挿通し取り付けるためのスリット8cを備えている。
駆動手段12は、バー部材8の上面に取り付けられた直流のモーター12aおよびこのモーター12aによって駆動される、バー部材8の下面側に位置したピニオン12bと、このピニオン12bに噛み合う、ガイドレール4の略全長に延び板状の基部がガイドレール4に取り付けられたラック12cを備えている。
除雪板10は、バー部材8の延びる方向に間隔を置いて複数個備えられている。除雪板10それぞれは、垂下した先端部に屋根Rの下方向X2側に向けて延びた雪掻き部10aを有している。除雪板10は、矩形の樹脂板、例えばポリカーボネート板を曲げ成形して形成されている。
複数の除雪板10は、バー部材8側がスリット8cを通して基板20に一体に連結されている。複数の除雪板10の長手方向の取付間隔、例えば隙間Sは、屋根Rが瓦屋根のような場合は瓦の凸状部が、またかわら棒葺き金属屋根のような場合はかわら棒が、それぞれこの隙間Sに位置するように、屋根R面の形状に合わせて適宜に設定すればよい。
複数の除雪板10を取り付けた基板20は、バー部材8の上面に複数のボルト22によって取り付けられている。
制御装置14について図1〜図3とともに図4、主として図4を参照して説明する。制御装置14は、モーター12aを駆動するバッテリー24、バッテリー24を充電する一般家庭用100Vの交流電源26に接続された交直変換充電器28、およびバッテリー24と変換充電器28の連結部に設けた電圧センサー30を備えている。制御装置14はまた駆動手段12の起動スイッチST、停止スイッチSTP、およびバー部材8が往復動のいずれかの端にあることを検出する手段としての一対のリミットスイッチLS1、LS2を備えている。
リミットスイッチLS1、LS2はそれぞれ、ガイドレール4のラック12cの長手方向両端部に設けられている(図1)。バー部材8の下面とピニオン12bの間には、リミットスイッチLS1、LS2の検知作動部が接触するタッチプレート12dが取り付けられている(図2)。
制御装置14はさらに、上記バッテリー24、リミットスイッチLS1、LS2、電圧センサー30、起動スイッチST、停止スイッチSTPなどの信号を処理するシーケンサ32を備えている。シーケンサ32の出力側には、モーター12aの回転方向を切り換えるリレーCR1、CR2、運転表示ランプPL1、異常停止表示ランプPL2などが接続されている。
シーケンサ32は、入力信号に応じて出力側のリレーCR1、CR2などの機器をシーケンス制御するコントローラである。
起動スイッチSTを操作すると、運転表示ランプPL1が点灯しモーター12aが駆動される。停止スイッチSTPを操作すると、モーター12aの駆動が停止され運転表示ランプPL1が消灯する。
起動スイッチSTが操作された状態において、リミットスイッチLS1あるいはLS2がタッチプレート12dと接触し、バー部材8がいずれかの端位置にあることを検出したときには、モーター12aは逆転されバー部材8は逆方向に移動される。
停止スイッチSTPが操作されたとき、あるいは電圧センサー30によってバッテリー24が所定電圧以下であることが検出されたときには、任意位置にあるバー部材8は屋根Rの傾斜の上方X1側の端に位置付けられ停止される。
異常表示ランプPL2は、モーター12aが停電などの電圧低下で停止した場合に点灯表示される。停電復帰など異常状態が解除されれば、起動スイッチSTにより再起動することができる。
上記のシーケンサ32、起動スイッチST、停止スイッチSTP、リレーCR1、リレーCR2、運転表示ランプPL1、異常停止表示ランプPL2などは、屋内に設置した制御盤34に取り付けられている。モーター12aへの制御電気は、ケーブルベア36を経由して供給されている(図1〜図3)。ケーブルベア38は、バー部材8のガイド8aに取り付けられたプレート38によって、ガイドレール4の溝に収納され、バー部材8の上面を移動するように案内されている。
上述したとおりの屋根除雪装置2の作動について説明する。
(1)起動スイッチSTを入れて屋根除雪装置2を作動させると、除雪板10が取り付けられたバー部材8は、屋根Rの棟側の最上部であるタッチプレート12dがリミットスイッチLS1の検知作動部が接触した初期位置から、ピニオン12bとラック12cの噛み合いによって、ガイドレール4、6上を進み屋根Rを下降し(矢印X2)、除雪板10によって屋根Rに積もる雪が排除される。
(2)バー部材8が下降しタッチプレート12dが他方のリミットスイッチLS2に接すると、シーケンサ32の制御によってモーター12aは逆転し、その移動を反転させ屋根Rを上昇する(矢印X1方向)。
(3)この状態でタッチプレート12dが上方のリミットスイッチLS1に接すると、モーター12aは逆転し、バー部材8は屋根Rを下降する(矢印X2方向)。以降バー部材8は自動的に屋根Rを上下し、積もる雪を排除する。
(4)停止スイッチSTPを操作すると、任意位置にある除雪板10の取り付けられたバー部材8は、屋根最上部であるリミットスイッチLS1にタッチプレート12dが接した初期位置まで戻って停止する。
(5)運転中に停電した場合は、バッテリー24の電力によって作動し続けるが、充電電圧が下限規定値まで減少すると、任意位置にあるバー部材8は上方の初期位置に戻った時点で停止する。
上述したとおりの屋根除雪装置2の作用効果について説明する。
本発明に従って構成された屋根除雪装置2は、屋根Rの傾斜に沿って往復動を可能に一対のガイドレール4,6の間に差し渡されたバー部材8と、このバー部材8に屋根R面に向けて垂下し取り付けられた除雪板10と、バー部材8の移動を駆動するガイドレール4とバー部材8の間に取り付けられたラック・ピニオンによる駆動手段12と、駆動手段12の作動を制御する制御装置14を備えている。
したがって、屋根Rの傾斜に沿って、自動的に、ラック・ピニオンによる駆動手段12によって往復動するバー部材8から屋根R面に垂下した除雪板10により除雪を行うので、屋根の除雪を機械的に、積雪の多少にかかわらず、傾斜の緩い屋根においても除雪することができ、またラック・ピニオンによる駆動手段12は保守管理が容易である。
すなわち、屋根R面に向って垂下した除雪板10によって、屋根Rの除雪を積雪の初期に特に豪雪地帯のように積雪速度が速い場合、早めに掃くように除雪することができる。
また、屋根Rの傾斜が緩い場合においても駆動手段12によって往復動される除雪板10により積雪を容易に屋根Rから滑落させ除雪することができる。
さらに、除雪板10の移動手段としてのラック・ピニオンは、設置が容易であり、ステンレス鋼のような材料で形成すれば防錆の必要もなく、ワイヤーロープ、滑車などによる駆動手段に比べ、屋根への着脱施工、防錆保守管理などが容易である。また、モーター12aの回転数、駆動力、ピニオン12bとラック12cのギヤ比、などの設定を変えることにより、本装置を設置する地域の降雪、例えば小雪から大雪、軽い雪から重い雪など、様々な積雪に合わせて容易に対応することができる。
屋根除雪装置2は、除雪板10をバー部材8の延びる方向に間隔を置いて複数個備えている。また除雪板10は、垂下した先端部に屋根Rの傾斜の下方側に向けて延びる雪掻き部10aを有している。したがって、櫛歯状の複数の除雪板10によって除雪排雪の抵抗を軽減、均等化することができる。また、雪掻き部10aは特に初期の積雪を効率よく掻くことができる。
駆動手段12は、バー部材8に取り付けられたモーター12aおよびモーター12aにより駆動されるピニオン12bと、ピニオン12bに噛み合うガイドレール4に設けられたラック12cを備えている。したがって、最小限のスペースで駆動手段を屋根Rに設置することができる。
制御装置14は、モーター12aを駆動するバッテリー24と、バッテリー24を充電する家庭の交流電源に接続された交直変換充電器28を備えている。したがって、家庭電源によって効率よく屋根除雪装置2を稼動させることができる。
制御装置14はまた、駆動手段12の起動スイッチSTおよび停止スイッチSTP、ならびにバー部材8が往復動のいずれかの端にあることを検出する手段LS1およびLS2を備え、駆動手段12作動状態において、検出手段LS1あるいはLS2によりバー部材8がいずれかの端位置にあることを検出したときには、モーター12aを逆転させバー部材8を逆方向に移動させ、停止スイッチSTPが操作されたとき、あるいはバッテリー24が所定電圧以下のときには、任意位置にあるバー部材8を屋根Rの傾斜の上方側の端に位置付け停止させる。
したがって、屋根除雪装置2を、降雪、積雪の状況に応じて適宜に作動させ屋根Rを除雪することができる。また、バー部材8(除雪板10)は、停止スイッチSTPが操作されると、あるいはバッテリー24が所定電圧以下になると、屋根Rの傾斜の上方棟側の端に位置付け停止されるので、除雪の開始は常に棟から軒に向け効率よく行うことができる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、さまざまな変形あるいは修正をすることができる。例えば、本発明の実施形態においては、屋根Rは片流れであるが、両側に流れる切妻屋根のような場合は、一対のガイドレールを、屋根を両側に跨ぐ形状に変更し、除雪板の形状も変更して、屋根全面を除雪できるようにしてもよい。また、本発明の実施の形態においては、本装置の起動停止を人的に行うこととしたが、積雪センサーで積雪を検知し本装置を作動・停止させることにより、屋根除雪装置を完全自動装置とすることができる。
本発明に従って構成された屋根除雪装置の構成を示す斜視図。 図1の要部の拡大平面図。 図2の正面図。 図1に示す屋根除雪装置の制御回路図。
符号の説明
2:屋根除雪装置
4:ガイドレール
6:ガイドレール
8:バー部材
10:除雪板
10a:雪掻き部
12:駆動手段
12a:モーター
12b:ピニオン
12c:ラック
14:制御装置
24:バッテリー
28:交直変換充電器
LS1:リミットスイッチ(検出手段)
LS2:リミットスイッチ(検出手段)
R:屋根
ST:起動スイッチ
STP:停止スイッチ

Claims (6)

  1. 屋根の傾斜に沿って往復動を可能に一対のガイドレールの間に差し渡されたバー部材と、
    このバー部材に屋根面に向けて垂下し取り付けられた除雪板と、
    バー部材の移動を駆動する少なくとも一方のガイドレールとバー部材の間に取り付けられたラック・ピニオンによる駆動手段と、
    駆動手段の作動を制御する制御装置と
    を備えている、ことを特徴とする屋根除雪装置。
  2. 除雪板が、
    バー部材の延びる方向に間隔を置いて複数個備えられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の屋根除雪装置。
  3. 除雪板が、
    垂下した先端部に屋根の傾斜の下方側に向けて延びた雪掻き部を有している、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の屋根除雪装置。
  4. 駆動手段が、
    バー部材に取り付けられたモーターおよびモーターにより駆動されるピニオンと、
    このピニオンに噛み合うガイドレールに設けられたラックと
    を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の屋根除雪装置。
  5. 制御装置が、
    モーターを駆動するバッテリーと、
    このバッテリーを充電する交流電源に接続された交直変換充電器と
    を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の屋根除雪装置。
  6. 制御装置が、
    駆動手段の起動スイッチおよび停止スイッチ、ならびにバー部材が往復動のいずれかの端にあることを検出する手段を備え、
    駆動手段作動状態において、検出手段によりバー部材がいずれかの端位置にあることを検出したときにはモーターを逆転させバー部材を逆方向に移動させ、
    停止スイッチが操作されたとき、あるいはバッテリーが所定電圧以下のときには、任意位置にあるバー部材を屋根の傾斜の上方側の端に位置付け停止させる、
    ことを特徴とする請求項5記載の屋根除雪装置。
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