JPH11348404A - 印刷用インキおよび印刷体 - Google Patents

印刷用インキおよび印刷体

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JPH11348404A
JPH11348404A JP15978298A JP15978298A JPH11348404A JP H11348404 A JPH11348404 A JP H11348404A JP 15978298 A JP15978298 A JP 15978298A JP 15978298 A JP15978298 A JP 15978298A JP H11348404 A JPH11348404 A JP H11348404A
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JP
Japan
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ink
printed body
cartridge
recording medium
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JP15978298A
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English (en)
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Shuichi Kikuchi
修一 菊地
Rie Izu
利恵 伊豆
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル、インデックスカードなどの印刷物に
筆記性を確保しつつ、効果的な抗菌性を安価に実現す
る。 【解決手段】 ベース樹脂として、ウレタンアクリレー
トオリゴマー:37重量部、反応希釈剤として、反応性
アクリレート:25重量部、光重合開始剤として、ベン
ゾイエンエーテル系剤:3重量部、増粘剤:1重量部、
親水性材として、プロテインパウダー(出光石油化学
製):32重量部、抗菌剤として、ゼオライト(結晶性
アミノケイ酸塩)に銀を担持させた抗菌剤:1重量部、
溶剤として、ケトン系:1重量部を用い、これらを混練
して得たインキ5を、裏面に粘着材2を塗布し剥離紙3
で裏打ちされたラベル紙4の表面にオフセット印刷法で
厚さ3μmの塗布厚となるよう塗布した後、3kwのメ
タルハライドランプで、該インキ5の塗布面に紫外線を
照射硬化させ、抗菌性を有する親水性表面5を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷用インキおよび
印刷体に係り、抗菌性と筆記性を有する、記録媒体収納
ディスクカートリッジおよび、付属部品に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に示すように、光ディスク
や光磁気ディスク等の記録ディスクを収納してなるディ
スクカートリッジ100には、使用者が記録ディスクに
記録した内容をメモしておくためのラベル101が付属
している。該ラベル101の裏面102には、粘着剤が
塗布され、粘着剤が不用意に貼り付かないよう粘着面に
はシリコン等を表面に塗布した、剥離紙103が粘着さ
れてなる。
【0003】使用者は、該ラベルの表面に記録ディスク
に記録した内容をメモやその他の内容等を記入し、剥離
紙より剥がした後、前述ディスクカートリッジ100の
所定の場所104に貼り付けることができる。又、カー
トリッジ100に貼りつけたラベル101に使用者は更
に追記することも可能である。
【0004】ディスクカートリッジは、記録及び/又は
再生を行うことのできるディスクが、カートリッジに収
納された状態で、記録及び/又は再生装置に装填される
ことから、通常、非使用時には、図13に示すように本
ディスクカートリッジを保護するためのディスクカート
リッジ収納ケース105に収納されて保管されている。
該収納ケースには、記録ディスクに記録した内容をメモ
やその他の内容等を記入しておくためのインデックスカ
ード106が添付されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近MRS
A(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)による院内感染問
題や最近の社会全般の清潔指向の影響を受けて、生活環
境中の有害微生物の効果的抑制が積極的に行われ抗菌性
能を持たせた製品が登場している。
【0006】そこで、上述した光ディスクや光磁気ディ
スク等の記録ディスクを収納してなるディスクカートリ
ッジに、使用者が記録ディスクに記録した内容をメモし
ておくためのラベルや、ディスクカートリッジ収納ケー
スに収納されてなり、記録ディスクに記録した内容をメ
モやその他の内容等を記入しておくためのインデックス
カードにも抗菌性を付与することにより、手等を媒介と
して付着する細菌の増殖を抑制することが、求められて
いる。
【0007】前述、ラベルやインデックスカードの紙を
基材としたものに抗菌効果を付与する為には、それを構
成する紙を作成する際に、原料となる植物性短繊維(パ
ルプ)と接着剤を混ぜ合わせる時に、抗菌剤を同時に混
ぜ合わせ抄紙し、脱水・乾燥することにより、抗菌作用
を有する紙を作成することが可能となる。プラスチック
製シートを利用したインデックスカードやラベルの場合
においては、原料となるプラスチック扮に抗菌剤を混合
し、それを高温で混練し押し出しシーティングすること
により、抗菌作用を有するインデックスカードやラベル
用に使用されるプラスチック製シートを得ることができ
る。
【0008】前述のごとく、原料と抗菌剤を混合あるい
は混練することにより抗菌効果を得ようとした場合、1
度の製造量が多量とならざるをえないことにより、少量
の製品を作ろうとした場合に不経済となる。
【0009】紙もしくはシート材に抗菌剤を充填した場
合、表層部は有効に抗菌効果を発現するが、内部に入り
込んだ抗菌剤は、有効的に作用せず、またこれら抗菌剤
は高価なことより、経済性の面より、不利になると言う
問題もある。
【0010】そこで本発明は、ラベル、インデックスカ
ードなどに筆記性を確保しつつ、効果的な抗菌性を安価
に実現することを目的に提案されたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の発明
は、抗菌剤を含む印刷用インキに、親水性材を含有させ
たことを特徴とし、該インキにて印刷された部位が筆記
具による筆記定着が可能な親水性表面であることを特徴
とする印刷用インキ。
【0012】請求項2の発明は、前記請求項1の印刷用
インキにおいて、無機系の抗菌剤を分散使用したことを
特徴とする。
【0013】請求項3、4の発明は、前記請求項1、2
の印刷用インキに、無機系顔料を分散使用したことを特
徴とする。
【0014】請求項5、6、7、8の発明は、前記請求
項1、2、3、4の印刷用インキにおいて、親水性表面
を形成する親水性材は、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルメチルエーテル、ポリビニルホルマール、カルボキ
シビニルポリマー、ヒドロキシプロビルセルロース、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどのセ
ルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、モルホリン、
プロテインのうちのすくなくとも1つを含むことを特徴
とする。
【0015】請求項9〜16の発明は、前記請求項1〜
8のインキにて印刷された印刷体であることを特徴とす
る。
【0016】請求項17〜24の発明は、前記請求項9
〜16の印刷体が、テープカートリッジ若しくはディス
クディスクカートリッジに貼りつけられるラベル又はイ
ンデックスカードであることを特徴とする。
【0017】請求項25〜40の発明は、前記請求項9
〜16印刷体が、記録媒体を収納してなるテープカート
リッジ若しくはディスクディスクカートリッジか、又は
該カートリッジのシャッターであることを特徴とする。
【0018】(2)請求項1の発明は、抗菌剤を含む印
刷用インキに、親水性材を含有した、該インキにてテー
プカートリッジ若しくは、ディスクカートリッジに貼着
されてなるラベル若しくは、インデックスカードに印刷
すれば、該インキに含まれる抗菌剤が、抗菌効果を発現
できることになる。このため前述の「発明が解決しよう
とする課題」に述べたように、パルプ及び樹脂といった
原材料に抗菌剤を練り込み抗菌効果を得ようとしたもの
に比べ、小ロットの生産が可能となるばかりか、抗菌剤
の使用量も少なくて済、経済的に抗菌効果をえることが
可能となる。更にそればかりではなく、使用者が、該印
刷部に水性インキにて筆記、あるいは、着色されたイン
キの微小液滴を勲等による膨張を利用する等、種々の作
動原理にて付着させて、文字や画像の記録を行う、所謂
インクジェット記録方式などにより記録しようとした場
合、該印刷部が親水性をなしていることにより、筆記定
着が容易に行われることになる。
【0019】請求項2の発明は、前記請求項1の印刷用
インキにおいて、無機系の抗菌剤を分散使用すれば、イ
ンキの印刷性を低減することなく、長期にわたり抗菌効
果の維持が可能となる。
【0020】請求項3、4の発明は、前記請求項1、2
の印刷用インキに、無機系顔料を分散使用することによ
り、該インキにて印刷された部位の表面が粗面となり、
筆記時に筆記用具がすべって、筆記性が劣るといった問
題が回避されることになる。
【0021】また、鉛筆等による筆記のように、筆記体
(鉛筆の芯)が摩耗して筆記されるような場合において
も、筆記部の視認性の向上を十分に図ることができる。
【0022】請求項5、6、7、8の発明は、前記請求
項1、2、3、4の印刷用インキにおいて、親水性表面
を形成する親水性材として、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリビニルホルマール、カル
ボキシビニルポリマー、ヒドロキシプロビルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースな
どのセルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、モルホ
リン、プロテインのうちのすくなくとも1つを含むこと
により、該インキを用いて印刷された部位の親水性を容
易に確保できることとなり、該印刷部位への筆記定着が
容易に行われることになる。
【0023】請求項17〜24の発明は、前記請求項1
〜8のインキにて、テープカートリッジ若しくはディス
クディスクカートリッジに貼りつけられるラベル、又は
添付されるインデックスカードに印刷することにより、
筆記性を損なうことなく、抗菌効果を有する印刷体を安
価に得ることが可能となる。
【0024】請求項25〜40の発明は、記録媒体を収
納してなるテープカートリッジ若しくはディスクディス
クカートリッジか、又は該カートリッジのシャッター
を、抗菌性を有する樹脂を用いて成型加工してある場
合、本発明の請求項1〜8のインキにて印刷することに
より、該カートリッジ、シャッターの抗菌効果を損なう
ことなく、筆記性を有するエリアを構成することが、可
能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
例について説明する。請求項1の発明は抗菌剤と親水性
表面形成のための親水性材を含む印刷用インキであり、
紫外線硬化型のインキについて例示する。
【0026】<例示1インキ>の材料 ベース樹脂として、ウレタンアクリレートオリゴマー:
37重量部、反応希釈剤として、反応性アクリレート:
25重量部、光重合開始剤として、ベンゾイエンエーテ
ル系剤:3重量部、増粘剤:1重量部、親水性材とし
て、プロテインパウダー(出光石油化学製):32重量
部、抗菌剤として、ゼオライト(結晶性アミノケイ酸
塩)に銀を担持させた抗菌剤:1重量部、溶剤として、
ケトン系:1重量部。
【0027】上記材料を混練して得られた請求項1に記
載の発明のインキ5を、図1に示すように、裏面に粘着
材2を塗布し剥離紙3にて裏打ちされたラベル紙4の表
面にオフセット印刷法にて厚さ3μmの塗布厚となるよ
う塗布した後、3kwのメタルハライドランプにて、該
インキ5の塗布面に紫外線を照射硬化させることによ
り、抗菌性を有する親水性表面5を得た。
【0028】このようにして得られたラベル1を所定の
形状に打ち抜き加工を行うことにより、抗菌性を有する
カートリッジ用貼着ラベルを得ることができる。
【0029】同様に、図2に示すようにカード紙6の表
面7及び又は裏面8に請求項1に記載の発明のインキ9
を塗布し、所定の形状に打ち抜き加工することにより、
カートリッジ収納ケースに添付されてなるインデックス
カード10を得ることができる。
【0030】また、図3に示すように図1のラベル1の
表面1a及び又は、図2のインデックスカード10の表
面11及び又は裏面12に、識別用文字、製品名、容
量、メーカ名等13、罫線14、図・デザイン15をオ
フセット印刷法にて印刷硬化後、請求項1のインキを重
ねて印刷することもできる。
【0031】請求項1のインキとして、紫外線硬化型イ
ンキを例示したが、その他にも公知の紫外線硬化樹脂を
適用し、抗菌剤と親水性剤を混練することにより、同様
の効果を得ることが可能となる。
【0032】具体的には、ベース樹脂として、ポリエス
テルアクリレート、エポキシアクリレート、ポリポリエ
ーテルアクリレート、シリコンアクリレートなどが例示
され、また反応希釈剤としては、2−エチルヘキシルア
クリレート、2ヒドロキシエチルアクリレート、N−ビ
ニル−2−ピロリドン、イソボニルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルアク
リロイルホスフェート、1−6−ヘキサンジオールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ポリエチレングリコール400ジアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレートなどが例示される。
【0033】また光重合開始剤として例示したベンゾイ
ンエーテル系剤として、イソプロピルベンゾイエンエー
テル、イソブチルベンゾインエーテル、その他の系とし
て、1−ヒドロキシクロヘキシルフェニルケトン、ベン
ジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピオフェノン、4−イソプロピル−2−ヒドロキシ−
2−メチル−プロピオフェノンなどが例示され、ベース
樹脂、反応希釈剤、光重合開始剤を必須成分として構成
し、この他、インキの安定化を図るための添加剤等とし
て、レベリング剤や可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、
消泡剤、表面張力調整剤等が含まれていても構わない。
【0034】また装飾性を向上させるために、請求項1
のインキに着色剤を添加し不透明としたり、着色するこ
とも可能である。
【0035】又、ラベルもしくは、インデックスカード
の材質は、紙のみならず、抗菌性印刷インキに親水性材
を調整し、筆記性を形成してあるわけであるから、ポリ
プロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)、塩化ビニル(PVC)と言った合成樹脂製フィ
ルム、ポリオレフィン等をベースとした合成紙、スパン
ボンデット法などにて製造された不織布、或いはステン
レスアルミニュームといった金属箔などであっても同様
の効果を得ることができる。
【0036】また、紙、合成樹脂フィルム、合成紙、金
属箔を積層して、得られる所謂ラミネート材であっても
同様である。
【0037】しかも、硬化の方法は、前述のような紫外
線照射による硬化法に限らず、エポキシ樹脂やウレタン
樹脂のように、熱によって硬化が進むもの等であっても
よい。 前述の請求項1の<例示1インキ>について、
下記方法にて抗菌性を調査した結果、次のような抗菌効
果が発現されていた。
【0038】本発明のインキにて上質表面を有するラベ
ル紙の上面に厚さ2μmにて塗布し、紫外線にて硬化さ
せた後、該インキ印刷部の表面に、大腸菌を有する菌液
を滴下し、菌液の上にフィルムを被せて菌液と密着さ
せ、35℃24時間保存後の菌数を、前述<例示1イン
ク>より抗菌剤を削除し同様に塗布硬化させて得られた
試料に同様の着菌を行ったサンプルの菌数と比較した結
果、本発明品は、抗菌剤インキを含まないものに比べ、
99%の滅菌を示した。
【0039】同様に、本発明のインキにて上質表面を有
するラベル紙の上面に厚さ2μmにて塗布し、紫外線に
て硬化させた後、該インキ印刷部の表面に水性ペンにて
筆記し、該水性ペンの乾燥を調べたところ、5秒以内の
早い時間で乾燥した。これに対し前述<例示1インキ>
より親水性材として充填したプロテインパウダー(出光
石油化学製)を削除し、ベース樹脂としてのウレタンア
クリレートオリゴマーを53重量部に、反応希釈剤とし
ての反応性アクリレートを41重量部に各々増量し、同
様に塗布硬化させて得られた試料(比較1インキ)にお
いて、水性ペンの乾燥を調べたところ、インキ乾燥は1
5秒も要した。また前述<例示1インキ>の場合、水性
ペンの記入による筆記インキのはじきは見られず、筆記
定着が確実に行われたが、(比較1インキ)による印刷
部への水性ペンによる記入を行ったところ、筆記インキ
のはじきが見られた。
【0040】また、インクジェット記録方式による印字
性について調べるため、オリエント測器社製ORP−C
1500PROインクジェットプリンターを用いて、カ
ラー図柄を印字したところ、<例示1インキ>を使用し
たものは、印字部の滲みもなく、インキの定着も良好で
あったが、(比較1インキ)の場合は殆ど定着しない結
果となった。
【0041】よって、本発明の<例示1インキ>は抗菌
性の確保と、筆記性の改善が行われたことになる。
【0042】請求項2の発明は、請求項1の印刷用イン
キにおいて、ゼオライト(結晶性アミノケイ酸塩)、粘
土鉱物、シリカゲルといったケイ酸塩系、もしくはリン
酸ジルコニウム、リン酸カルシウムといったリン酸塩
系、溶解性ガラス、活性炭、金属、合金、有機金属或い
は酸化チタンといった、無機系の微粒子担体に銀を吸着
担持させた所謂、無機系の抗菌剤を分散使用するもので
ある。このようにすれば、有機系の抗菌材に比べ、耐熱
性が高いことより抗菌剤を含んだインキを塗布、硬化す
る際の熱により抗菌剤が溶出して抗菌効果が低下したり
することがなく且つ、抗菌効果の持続性の高い印刷面を
得ることができる。
【0043】請求項3、4の発明は、請求項1、2の印
刷用インキに、無機系顔料を分散使用することにより、
筆記性を向上させようとするもので、具体例を下記例示
2インキに示す。基本的には、前記例示1インキに無機
質顔料として炭酸カルシウムを添加し、ラベル紙の表面
にオフセット印刷法にて厚さ約3μmの塗布厚となるよ
う塗布した後、3kwのメタルハライドランプにて、該
インキ塗布面に紫外線を照射硬化させることにより、筆
記性を向上させている。
【0044】<例示2インキ>の材料 ベース樹脂として、ウレタンアクリレートオリゴマー:
34重量部、反応希釈剤として、反応性アクリレート:
25重量部、光重合開始剤として、ベンゾイエンエーテ
ル系剤:3重量部、増粘剤:1重量部、親水性材とし
て、プロテインパウダー(出光石油化学製):23重量
部、抗菌剤として、ゼオライト(結晶性アミノケイ酸
塩)に銀を担持させた抗菌剤:1重量部、無機質顔料と
して、炭酸カルシウム:12重量部、溶剤として、ケト
ン系:1重量部。
【0045】無機系顔料としては、前述炭酸カルシウム
の他に、酸化チタン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、クレー、シリカ、けい酸アルミニュ
ーム、アルミナ、酸化亜鉛などが使用でき、含有量は、
6〜20重量%であり、少ないと粗面効果が十分に得ら
れず、多すぎると、印刷性の低下や、印刷体への密着性
が低下して印刷インキが、剥がれ易くなることがある。
【0046】顔料の粒径は、表面性の問題より、1〜2
0μm程度が適当であり、該インキの印刷方式により粒
径が選定されるが、オフセット印刷の場合においては、
3〜8μmが望ましく、シルク印刷法によれば、5〜1
5μm程度が望ましい。
【0047】上述、<例示2インキ>と無機系顔料を含
まない本発明の<例示1インキ>にて印刷した表面にお
ける、表面性と筆記性について調べた結果を次の表1に
示す。
【0048】
【表1】
【0049】表1の結果によれば、<例示2インキ>は
10点平均粗さ法による表面粗度を測定した結果、21
μmであり、<例示1インキ>の8.4μmに比べ、約
2倍の粗さとなっている。
【0050】次に、筆記性能については、HB、2Hの
硬度を持つ鉛筆を用いて印刷面に筆記テストを行ったと
ころ、<例示2インキ>は、筆記性(筆記時の滑りやす
さ、書き味)および記入された文字の視認性とも「非常
に良い」であったが、<例示1インキ>は、HBの硬度
を持つ鉛筆を用いた場合、筆記性および記入された文字
の視認性とも「普通」であり、2Hの硬度を持つ鉛筆を
用いた場合、筆記性および記入された文字の視認性とも
「若干劣る」という結果になった。
【0051】又、ボールペンを用いた筆記性について
は、<例示2インク>は、記入時に若干の引っ掛かりを
得て「非常に良い」であるが、<例示1インク>は、若
干滑り易く、ボールペンのインクがまれに粒状となるこ
とより、「普通」の結果となった。
【0052】即ち、<例示2インク>にて印刷された部
位の表面は、<例示1インク>にて印刷された部位の表
面に比べ粗面となったことより、筆記時に筆記用具がす
べり、筆記性が劣るといった問題が回避されることにな
る。
【0053】また、鉛筆等による筆記のように、筆記体
(鉛筆の芯)が摩耗して筆記されるような場合において
も、筆記部の視認性の向上を十分に図ることができた。
【0054】請求項5、6、7、8の発明は、請求項
1、2、3、4の印刷用インキにおいて、親水性表面を
形成する親水性材として、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルメチルエーテル、ポリビニルホルマール、カルボ
キシビニルポリマー、ヒドロキシプロビルセルロース、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどの
セルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、モルホリ
ン、プロテインのうちのすくなくとも1つを含むことに
より、該インキを用いて印刷された部位の親水性を容易
に確保できることとなり、該印刷部が親水性表面を呈す
ることとなり、筆記定着が容易に行われることになる。
【0055】請求項9〜16の発明は、後述のラベル、
インデックスカードやカートリッジ以外のすべての被印
刷物に、請求項1〜8のインキにて印刷を行い、該イン
キを硬化させることによって、該印刷部位表面が親水性
を呈することになり、筆記性を損なうことなく抗菌効果
を有する印刷物を得ることができる。
【0056】請求項17〜24の発明は、図4に示すよ
うに、前記請求項1〜8のインキにて裏面に粘着剤を有
するラベル紙の表面16に印刷し、該インキを硬化後、
所定の形状17に打ち抜き加工することにより、筆記性
を損なうことなく抗菌効果を有するディスクカートリッ
ジ用ラベル18が得られることになる。
【0057】この図4に示すラベル18の表面16は、
識別用文字19、製品名20、メーカ名21、罫線22
等、図・デザインを通常のカラーインキなどにて印刷後
に、該印刷部に重ねて前述の本発明の請求項1〜8のイ
ンキにて、印刷硬化、形状打ち抜き加工を施しても、同
様の効果が得られることになる。
【0058】このようにして得られたラベルの剥離紙を
剥離後に、図5に示すようにディスクカートリッジ23
の所定のラベルエリア24に、ディスクカートリッジ上
面部25から側面26そして裏面27に巻き回して貼着
すれば、使用者がディスクカートリッジを記録再生装置
に脱着する際、前述印刷を施したラベル貼り付け部28
を、指にて狭着取り出す際においても、有害微生物の効
果的抑制が図られていることより、手等を媒介として付
着する細菌の増殖を抑制出来ることになる。
【0059】同様に図6に示すような、ディスクカート
リッジ収納ケース29に添付され、使用者が記録媒体に
記録した内容のメモや、その他の内容などを記入した
り、或いはメーカーがアピールのために施す絵柄、識別
用文字、製品名、容量、メーカ名等の図・デザイン形成
を行った、インデックスカード30においても、前記同
様に、図・デザインを通常のカラーインキなどにてカー
ド紙等に印刷後、該印刷部に重ねて前記請求項1〜8の
インキにて、印刷硬化、インデックスカードが収納ケー
スに装着出来るように、所定の形状に打ち抜き加工を施
しても、同様に手等を媒介として付着する細菌の増殖を
抑制することが出来、且つ使用者が、記録媒体に記録し
た内容のメモや、その他の内容などを記入したりする際
の筆記性を阻害しない、ディスクカートリッジ或いは、
テープカートリッジ用のインデックスカードを得ること
が可能になる。
【0060】請求項25〜32の発明は、図7に示すよ
うに、記録媒体を収納してなるテープカートリッジシェ
ル40をABS、ポリカーボネート、ポリスチレンとい
った熱可塑性合成樹脂に、抗菌剤を練り込み加工して得
られた抗菌樹脂を、射出成型手法にて形成して有る場
合、ラベルエリア41に本発明の請求項1〜8のインキ
を用いシルク印刷法にて印刷した後、メタルハライドラ
ンプなど紫外線を発光する光源にて、紫外線を照射し表
面を硬化し記入エリア42を形成すれば、抗菌性ラベル
を貼らなくても、該印刷部のカートリッジシェルの抗菌
効果を損なうことなく、筆記性能に優れた筆記エリアを
得ることができる。
【0061】また、図8の断面図に示すように、カート
リッジシェル40の記入エリア41に白色インキを用い
てシルク印刷法、パッド印刷法などにより印刷後、硬化
し第1層43を形成後、本発明の請求項1〜8のインキ
を用いシルク印刷法、パッド印刷法などにて第2層44
を形成すれば、黒色及び有彩色の合成樹脂にて形成され
たディスクカートリッジシェルにおいても視認性を損な
うことなく筆記エリアの形成が可能となる。
【0062】前記第1層43はベタ印刷に限らず、絵
柄、識別用文字、製品名、容量、罫線、メーカ名等の図
・デザイン形成されてあっても、第2層44に本発明の
請求項1〜8のインキ層が形成されていれば、前述同様
の効果が得られる。
【0063】また、図9に示すように、記録媒体を収納
してなるテープカートリッジ50の記録、再生を行うた
めの開口部を開閉するシャッター51をステンレス或い
はアルミニューム等といった金属製薄板の表面に、抗菌
剤を含有し、抗菌性能を持たせた合成樹脂性塗膜などを
形成し、該金属板を打ち抜き、コの字状に曲げ加工して
得たシャッターか、或いは、ポリカーボネート、ポリプ
ロピレン、ポリアセタール樹脂といった熱可塑性合成樹
脂に、抗菌剤を練り込み加工して得られた抗菌樹脂を、
射出成型手法にて形成してなるシャッター等において
も、本発明の請求項1〜8のインキを用いシルク印刷法
にて印刷した後、メタルハライドランプなど紫外線を発
光する光源にて、紫外線を照射し表面を硬化し記入エリ
ア52を形成すれば、シャッターの該印刷部の抗菌効果
を損なうことなく、筆記性能に優れた筆記エリア52を
シャッターに形成することも可能である。
【0064】前述のカートリッジシェル同様にシャッタ
ー51の記入エリア52に白色インキを用いてシルク印
刷法、パッド印刷法などにより印刷後、硬化し第1層を
形成後、本発明の請求項1〜8のインキを用いシルク印
刷法、パッド印刷法などにて第2層を形成すれば、黒色
及び有彩色の合成樹脂にて形成されたシャッターにおい
ても視認性を損なうことなく筆記エリア52の形成が可
能となる。
【0065】前記第1層はベタ印刷に限らず、絵柄、識
別用文字、製品名、容量、罫線、メーカ名等の図・デザ
イン形成されてあっても、第2層に本発明の請求項1〜
8のインキ層が形成されていれば、前述同様の効果が得
られることになる。
【0066】尚前記シルク印刷法は図10に示すよう
に、スクリーン60にインキ61の透過部により絵柄を
形成し、スクリーン60にインキ61を載せ、スキジー
62にてスクリーン60よりインキ61を製品63の表
面に押し出し、印刷する方法である。
【0067】また前記パッド印刷法は図11に示すよう
に、金属製の平面に凹版70を形成し、弾性変形が容易
な半球状のパッド71を押し付け、インキ72を移し、
次に製品73の表面にインキ72を転写する方法であ
る。
【0068】
【発明の効果】(1)請求項1〜8に記載の本発明によ
れば、抗菌剤を含む印刷用インキに親水性材を含有させ
ることにより、該インキにて印刷された部分が筆記定着
を有することとなり、安価に抗菌性を有する筆記用ラベ
ル、インデックスカードの作成が可能となる。
【0069】又、抗菌性を有するディスクカートリッジ
を構成するシェルやシャッター部品に、本発明のインキ
にて印刷すれば、部品の抗菌性を損なうことなく、部品
に直接筆記エリアを形成することが可能となる。
【0070】又、従来の、パルプ及び樹脂といった原材
料に抗菌剤を練り込み抗菌効果を得ようとしたものに比
べ、小ロットの生産が可能となるばかりか、抗菌剤の使
用量も少なくて済、経済的に抗菌効果をえることが可能
となる。
【0071】更に、使用者が、該印刷部に水性インキに
て筆記、あるいは、着色されたインキの微小液滴を勲等
による膨張を利用する等、種々の作動原理にて付着させ
て、文字や画像の記録を行う、所謂インクジェット記録
方式などにより記録しようとした場合、該印刷部位が親
水性をなしていることにより、筆記定着が容易に行われ
る。
【0072】(2)請求項2に記載の本発明によれば、
無機系の抗菌剤を分散使用することにより、インキの印
刷性を低減することなく、長期にわたり抗菌効果の維持
が可能となる。
【0073】(3)請求項3、4に記載の本発明によれ
ば、無機系顔料を分散使用することにより、インキにて
印刷された部位の表面が粗面となり、筆記時に筆記用具
がすべって、筆記性が劣るといった問題が回避されるこ
とになる。
【0074】また、鉛筆等による筆記のように、筆記体
(鉛筆の芯)が摩耗して筆記されるような場合において
も、筆記部の視認性の向上を十分に図ることができる。
【0075】(4)請求項5、6、7、8に記載の本発
明によれば、親水性表面を形成する親水性材として、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリ
ビニルホルマール、カルボキシビニルポリマー、ヒドロ
キシプロビルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリビニ
ルピロリドン、モルホリン、プロテインのうちのすくな
くとも1つを含むことにより、該インキを用いて印刷さ
れた部位の親水性を容易に確保できることとなり、該印
刷部位への筆記定着が容易に行われることになる。
【0076】(5)請求項9〜16に記載の本発明によ
れば、筆記性を損なうことなく抗菌効果を有する印刷体
を得ることができる。
【0077】(6)請求項17〜24に記載の本発明に
よれば、本発明のインキを、テープカートリッジ若しく
はディスクディスクカートリッジに貼りつけられるラベ
ル、又は添付されるインデックスカードに印刷すること
により、筆記性を損なうことなく、抗菌効果を有する印
刷体を安価に得ることが可能となる。
【0078】(7)請求項25〜40に記載の本発明に
よれば、記録媒体を収納してなるテープカートリッジ若
しくはディスクディスクカートリッジを抗菌性を有する
樹脂を用いて成型加工してある場合、本発明のインキに
て印刷することにより、該カートリッジの抗菌効果を損
なうことなく、筆記性を有するエリアを構成すること
が、可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す要部断面図。
【図2】本発明の他の実施形態例を示す要部断面図。
【図3】本発明の他の実施形態例を示す斜視図。
【図4】本発明の他の実施形態例を示す斜視図。
【図5】本発明の他の実施形態例を示す斜視図。
【図6】本発明の他の実施形態例を示す斜視図。
【図7】本発明の他の実施形態例を示す斜視図。
【図8】本発明の他の実施形態例を示す要部断面図。
【図9】本発明の他の実施形態例を示す斜視図。
【図10】本発明が適用されるシルク印刷法の説明図。
【図11】本発明が適用されるパッド印刷法の説明図。
【図12】従来の印刷体の一例を示す斜視図。
【図13】従来の印刷体の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…ラベル 4…ラベル紙 5,9…インキ 6…カード紙 10,30…インデックスカード 23…ディスクカートリッジ 40…シェル 41…ラベルエリア 43…第1層 44…第2層 50…カートリッジ 51…シャッター 52…記入エリア

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗菌剤と親水性表面形成のための親水性
    材を含有して成ることを特徴とする印刷用インキ。
  2. 【請求項2】 前記インキは、無機系の抗菌剤を分散使
    用したことを特徴とする請求項1に記載の印刷用イン
    キ。
  3. 【請求項3】 前記インキは、無機系顔料を分散使用し
    たことを特徴とする請求項1に記載の印刷用インキ。
  4. 【請求項4】 前記インキは、無機系顔料を分散使用し
    たことを特徴とする請求項2に記載の印刷用インキ。
  5. 【請求項5】 親水性材は、ポリビニルアルコール、ポ
    リビニルメチルエーテル、ポリビニルホルマール、カル
    ボキシビニルポリマー、ヒドロキシプロビルセルロー
    ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースな
    どのセルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、モルホ
    リン、プロテインのうちのすくなくとも1つを含むこと
    をを特徴とする請求項1に記載の印刷用インキ。
  6. 【請求項6】 親水性材は、ポリビニルアルコール、ポ
    リビニルメチルエーテル、ポリビニルホルマール、カル
    ボキシビニルポリマー、ヒドロキシプロビルセルロー
    ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースな
    どのセルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、モルホ
    リン、プロテインのうちのすくなくとも1つを含むこと
    をを特徴とする請求項2に記載の印刷用インキ。
  7. 【請求項7】 親水性材は、ポリビニルアルコール、ポ
    リビニルメチルエーテル、ポリビニルホルマール、カル
    ボキシビニルポリマー、ヒドロキシプロビルセルロー
    ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースな
    どのセルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、モルホ
    リン、プロテインのうちのすくなくとも1つを含むこと
    をを特徴とする請求項3に記載の印刷用インキ。
  8. 【請求項8】 親水性材は、ポリビニルアルコール、ポ
    リビニルメチルエーテル、ポリビニルホルマール、カル
    ボキシビニルポリマー、ヒドロキシプロビルセルロー
    ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースな
    どのセルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、モルホ
    リン、プロテインのうちのすくなくとも1つを含むこと
    をを特徴とする請求項4に記載の印刷用インキ。
  9. 【請求項9】 前記請求項1に記載の印刷用インキによ
    って印刷されたことを特徴とする印刷体。
  10. 【請求項10】 前記請求項2に記載の印刷用インキに
    よって印刷されたことを特徴とする印刷体。
  11. 【請求項11】 前記請求項3に記載の印刷用インキに
    よって印刷されたことを特徴とする印刷体。
  12. 【請求項12】 前記請求項4に記載の印刷用インキに
    よって印刷されたことを特徴とする印刷体。
  13. 【請求項13】 前記請求項5に記載の印刷用インキに
    よって印刷されたことを特徴とする印刷体。
  14. 【請求項14】 前記請求項6に記載の印刷用インキに
    よって印刷されたことを特徴とする印刷体。
  15. 【請求項15】 前記請求項7に記載の印刷用インキに
    よって印刷されたことを特徴とする印刷体。
  16. 【請求項16】 前記請求項8に記載の印刷用インキに
    よって印刷されたことを特徴とする印刷体。
  17. 【請求項17】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項9に記載の印刷体。
  18. 【請求項18】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項10に記載の印刷体。
  19. 【請求項19】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項11に記載の印刷体。
  20. 【請求項20】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項12に記載の印刷体。
  21. 【請求項21】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項13に記載の印刷体。
  22. 【請求項22】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項14に記載の印刷体。
  23. 【請求項23】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項15に記載の印刷体。
  24. 【請求項24】 前記印刷体は紙体であることを特徴と
    する請求項16に記載の印刷体。
  25. 【請求項25】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項9に記載の印刷
    体。
  26. 【請求項26】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項10に記載の印
    刷体。
  27. 【請求項27】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項11に記載の印
    刷体。
  28. 【請求項28】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項12に記載の印
    刷体。
  29. 【請求項29】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項13に記載の印
    刷体。
  30. 【請求項30】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項14に記載の印
    刷体。
  31. 【請求項31】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項15に記載の印
    刷体。
  32. 【請求項32】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジであることを特徴とする請求項16に記載の印
    刷体。
  33. 【請求項33】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項9
    に記載の印刷体。
  34. 【請求項34】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項1
    0に記載の印刷体。
  35. 【請求項35】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項1
    1に記載の印刷体。
  36. 【請求項36】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項1
    2に記載の印刷体。
  37. 【請求項37】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項1
    3に記載の印刷体。
  38. 【請求項38】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項1
    4に記載の印刷体。
  39. 【請求項39】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項1
    5に記載の印刷体。
  40. 【請求項40】 前記印刷体は記録媒体を収納するカー
    トリッジのシャッターであることを特徴とする請求項1
    6に記載の印刷体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010194723A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Dainippon Printing Co Ltd オフセット印刷方式で印刷された抗菌性を有する商業印刷物
JP2011068823A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Fujifilm Corp インク組成物及び印刷物成型体の製造方法

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