JPH11347604A - 異形断面条材製造装置及び異形断面条材の製造方法 - Google Patents

異形断面条材製造装置及び異形断面条材の製造方法

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JPH11347604A
JPH11347604A JP16079198A JP16079198A JPH11347604A JP H11347604 A JPH11347604 A JP H11347604A JP 16079198 A JP16079198 A JP 16079198A JP 16079198 A JP16079198 A JP 16079198A JP H11347604 A JPH11347604 A JP H11347604A
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planetary rolling
planetary
flat
roll
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Makoto Oba
誠 大場
Kazuo Ishida
和雄 石田
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Metal Rolling (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】遊星圧延ロールと平板状条材との間のスリップ
を皆無にした異形断面条材の製造装置・方法。 【解決手段】軸芯8を中心に回転できるロータ7と、ロ
ータ外周上に等間隔で弾性的に支持される複数個の遊星
圧延ロール6と、円周上の一部分が直線となっている車
輪状レール9とを具備する遊星圧延機5と、遊星圧延機
の直線部を通過する遊星圧延ロールの軌跡に対向する部
位に設置された平盤状V型ダイス2を組み合わせてなる
異形断面条材製造装置の、平盤状V型ダイスの直前で且
つ遊星圧延ロールの外周面が接触する位置にパット部材
30を設置し、スリップ傷や遊星圧延ロールの焼き付け
不良をなくした、パワートランジスタ用リードフレーム
用異形断面条材の製造装置及び方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異形断面条材製造
装置及び異形断面条材の製造方法に関するものである。
更に詳述すれば、本発明は幅方向に厚さが異なる部分が
長手方向に連続して存在するような異形断面条材の製造
装置及び異形断面条材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年における半導体パッケージ等の電子
部品の発展は誠に目覚ましいものがある。
【0003】一般の半導体パッケージのリードフレーム
材料としては、銅合金製平板状条材が用いられている。
【0004】これに対して、パワートランジスター用半
導体パッケージのリードフレーム材料としては、銅合金
製異形断面条材が使用されている。
【0005】図2は、このような異形断面条材の一例の
断面図を示したものである。
【0006】図2において20は異形断面条材、21は
厚肉部、22、22は薄肉部である。
【0007】即ち、この一例の異形断面条材は断面中央
部が厚肉部21、その厚肉部21の両側に薄肉部22、
22があるようになっている。
【0008】さて、軟質低融点金属材料、例えば鉛、ア
ルミ等では、異形断面条材を押し出し方法により容易に
製造することができる。
【0009】これに対して硬質高融点金属材料、例えば
銅、銅合金、鉄鋼等では、異形断面条材を押し出し方法
により製造することが難しく、たとえ製造できたとして
も生産性が低く、製造原価が高いものとなる。
【0010】このため銅合金製異形断面条材は銅合金製
平板状条材を圧延することにより製造されている。例え
ば、図3に示すような薄肉部22、22と厚肉部分21
とがある銅合金製異形断面条材は次のような方法等によ
り製造されている。
【0011】(1)平盤状V型ダイス圧延方法 この方法は、まずV字形の突起部を有する平盤状V型ダ
イスを用意し、次にそのV字形ダイスの突起部上に素材
の平板状条材を置き、次にその平板状条材の上から平ロ
ールを押圧しながら往復転動させて平板状条材の平ロー
ルの転動面と反対面側に平盤状V型ダイスの突起部を食
い込ませ、次に突起部の先端角に対向する方向へ平板状
条材を断続的に移動させ、そしてこれら一連の操作を繰
り返すことにより異形断面条材を製造する。
【0012】この方法は、素材の平板状条材の幅方向へ
の材料の流れ性が大きく、一工程で成形できるという利
点がある。
【0013】しかしこの方法は、圧延成形加工が断続的
であり、その結果加工速度、生産性の顕著なる向上が望
めないという難点がある。
【0014】(2)生産性向上ダイス圧延方法 この方法は上記(1)の平盤状V型ダイス圧延方法の連
続圧延化を計ることにより生産性を向上しようとしたも
のである。
【0015】この方法では、まず円周上に複数の遊星圧
延ロールを配置して成る遊星圧延機を用意し、次にその
遊星圧延機の外周に突起部を有する圧延加工面を内側に
湾曲させた曲面V型ダイスを配置し、次にその曲面V型
ダイスと遊星圧延機との間に素材の合金製平板状条材を
供給し、それから平板状条材を連続的に異形断面条材へ
圧延成形加工するという方法が提案された。
【0016】この方法は、素材の平板状条材を連続的に
異形断面条材に圧延成形加工できることから加工速度、
生産性の顕著なる向上に効果がある。
【0017】しかしこの方法では、用いる曲面V型ダイ
スの加工が難しく、その結果曲面V型ダイスの価格が高
くなり、しかも圧延成形作業時における圧下寸法の調整
が難しいという難点がある。
【0018】(3)圧延作業性改良平盤状V型ダイス圧
延方法 この方法は、上記(2)の方法の圧延作業性を改良した
方法として提案された。
【0019】図3は、この(3)の従来の異形断面条材
製造装置及び異形断面条材の製造方法を示した平面説明
図である。
【0020】図3において1は平板状条材、2は平盤状
V型ダイス、5は遊星圧延機、6は遊星圧延ロール、7
はロータ、8は軸、9は車輪状レール、10は直線部、
14は圧縮バネ、20は異形断面条材である。
【0021】即ち、従来の異形断面条材製造装置及び異
形断面条材の製造方法の要旨は平盤状V型ダイス2と、
その圧延加工面側に配置された遊星圧延機5の直線部1
0との間に素材の平板状条材1を送り込み、公転する遊
星圧延機5とで圧延加工するようになっている。
【0022】まず、平盤状V型ダイスについて説明す
る。
【0023】図4は、この本発明の異形断面条材の製造
方法の一実施例に用いた平盤状V型ダイスの平面説明図
である。
【0024】図4において2は平盤状V型ダイス、3は
突起部、4は突起傾斜部である。
【0025】即ち、用いた平盤状V型ダイス2の圧延加
工面は先端側からV字状に末広がりとなる二つの突起部
3、3が幅方向に所定間隔をおいて形成されており、そ
してこれら突起部3、3はそのV字状末広がりの終了し
た後は同一の幅となっている。そして、この平盤状V型
ダイス2の先端部の側縁部には幅方向への圧延面となる
斜面4が形成されている。
【0026】また図示はしないが、この平盤状V型ダイ
ス2の裏面は、ハウジングに取り付けられた寸法調整手
段等で支持されている。
【0027】次に、図3により遊星圧延機について説明
する。
【0028】図3からわかるように遊星圧延機5は、軸
8を中心に回転できるロータ7と、このロータ7と軸芯
を同じくするが回転はしない車輪状レール9と、その円
周上に等間隔に支持された複数の遊星圧延ロール6とか
ら成っている。
【0029】車輪状レール9の平盤状V型ダイス2と対
向する部分は、その平盤状V型ダイス2とほぼ同じ長さ
の直線部10となっている。
【0030】遊星圧延機5の円周上に等間隔に支持され
た複数の遊星圧延ロール6は、その軸芯がそれぞれ公転
の軸芯に対してその放射方向に動き得るように弾性的に
支持されている。ここで図3の弾性的支持は圧縮バネ1
4を用いたが、これに限るものではなく、例えば引張バ
ネ、流体圧シリンダー、ゴム等でもよい。
【0031】つまり遊星圧延機5は遊星圧延ロール6を
それらの軸芯がそれぞれ公転の軸芯に対しその放射方向
に動き得るように圧縮バネ14で弾性的に支持させると
共に、その公転軌道の一部を直線となし、そしてその直
線部10を通過する各遊星圧延ロール6の軌跡に対向す
る部位に平盤状V型ダイス2を配置するようにする。
【0032】次に、このように配置された平盤状V型ダ
イス2と、遊星圧延機5の直線部10を移動する遊星圧
延ロール6とで構成する加工箇所に素材の平板状条材1
を送り込み、それから遊星圧延機5を稼動させることに
より直線部10を通過する各遊星圧延ロール6をもって
素材の平板状条材1を平盤状V型ダイス2の圧延加工面
で圧延成形加工し、それにより平板状条材1を連続的に
異形断面条材20とする。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り(3)の圧
延作業性改良平盤状V型ダイス圧延方法は、平盤状V型
ダイス2と遊星圧延機5の直線部10を移動する遊星圧
延ロール6とで構成する加工箇所に素材の平板状条材1
を送り込んで異形断面条材20へ圧延成形加工するよう
になっている。
【0034】ここにおいて遊星圧延ロール6は素材の平
板状条材1と接触することにより所定の速度で自転する
ようになっている。そして加工箇所を通り過ぎると遊星
圧延ロール6は素材の平板状条材1との接触がなくな
り、その結果遊星圧延ロール6の自転速度は徐々に低下
する。このため、加工箇所を通り過ぎて公転軌道を一周
して再度加工箇所に戻ってきた遊星圧延ロール6の自転
速度はかなり遅くなっているか、停止した状態となって
いる。
【0035】このように、自転速度がかなり遅くなって
いるか或いは停止した状態の遊星圧延ロール6と平盤状
V型ダイス2との間に素材の平板状条材1を送り込む
と、遊星圧延ロール6は急激に高速自転を受けることに
なる。このように、急激に高速自転を受けることになっ
た遊星圧延ロールは平板状条材1との間でスリップを起
こすことになり、その結果平板状条材にスリップ傷が発
生したり、摩擦による平板状条材1及び異形断面条材2
0の遊星圧延ロールへの焼き付き不良等が発生する。こ
のような平板状条材1のにスリップ傷や遊星圧延ロール
への焼き付き不良は異形断面条材20の品質を低下させ
るものである。
【0036】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、遊星圧延ロールと平板状条材との間のスリ
ップを皆無にでき、その結果スリップ傷や遊星圧延ロー
ルへの焼き付き不良をなくし、それにより高品質の異形
断面条材を製造することができる異形断面条材製造装置
及び異形断面条材の製造方法を提供することにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、軸芯を中心に回転できるロータと、該ロータの外
周上に等間隔に且つ前記軸芯に対してその放射方向に動
き得るように弾性的に支持された複数個の遊星圧延ロー
ルと、前記ロータと軸芯を同じくし且つ回転できなくし
かも円周上の一部分が直線部となっている車輪状レール
とを具備する遊星圧延機と、該遊星圧延機の直線部を通
過する前記遊星圧延ロールの軌跡に対向する部位に設置
され且つ圧延加工面が先端側からV字状に末広がりとな
っている二つの突起部を有する平盤状V型ダイスを組み
合わせて成る異形断面条材製造装置において、前記平盤
状V型ダイスの直前で且つ公転する前記遊星圧延ロール
の外周面が接触する位置にパット部材を設置して成るこ
とを特徴とする異形断面条材製造装置、及びこの異形断
面条材製造装置を用いて平板状条材を異形断面条材へ圧
延加工する異形断面条材の製造方法にある。
【0038】本発明において圧延箇所には、進入してく
る遊星圧延ロールの外周面と接触するパット部材が設置
されていることが好ましい。
【0039】本発明においてパット部材は、公転する複
数個の遊星圧延ロールの外周部の軌跡に沿った曲率を有
するものであることが好ましい。
【0040】本発明においてパット部材は、複数個の遊
星圧延ロールの軸芯方向に移動するように設置されたも
のであることが好ましい。
【0041】
【発明の実施の形態】次に、本発明の異形断面条材製造
装置及び異形断面条材の製造方法の一実施例を図面によ
り説明する。
【0042】図1は、本発明の異形断面条材製造装置及
び異形断面条材の製造方法の一実施例を示した平面説明
図である。
【0043】図1において1は平板状条材、2は平盤状
V型ダイス、5は遊星圧延機、6は遊星圧延ロール、7
はロータ、8は軸、9は車輪状レール、10は直線部、
14は圧縮バネ、20は異形断面条材、30はパット部
材である。
【0044】即ち、本発明の異形断面条材製造装置及び
異形断面条材の製造方法の一実施例の要旨とするところ
は平盤状V型ダイス2と、遊星圧延機5と、パット部材
30の3点が特徴である。以下、順次にこれらについて
説明する。
【0045】まず、平盤状V型ダイス2について説明す
る。
【0046】この平盤状V型ダイス2は、図4に示す従
来の異形断面条材製造装置及び異形断面条材の製造方法
に用いた平盤状V型ダイス2と全く同じなので、詳細な
説明を省略する。
【0047】次に、遊星圧延機5について説明する。
【0048】この遊星圧延機5も、図3に示す従来の異
形断面条材製造装置及び異形断面条材の製造方法に用い
た遊星圧延機5と基本構成は同じである。
【0049】即ち、本発明の異形断面条材製造装置及び
異形断面条材の製造方法の一実施例に用いた遊星圧延機
5の基本構成は、軸8を中心に回転できるロータ7と、
このロータ7と軸芯を同じくするが回転はしない車輪状
レール9と、その円周上に等間隔に支持された複数(こ
の実施例では8個)の遊星圧延ロール6とから成ってい
る。そして車輪状レール9の平盤状V型ダイス2と対向
する部分は、その平盤状V型ダイス2とほぼ同じ長さの
直線部10となっている。
【0050】遊星圧延機5の円周上に等間隔に支持され
た複数の遊星圧延ロール6は、その軸芯がそれぞれ公転
の軸芯に対してその放射方向に動き得るように圧縮バネ
14で弾性的に支持されている。なお、この図1の弾性
的支持は圧縮バネ14を用いたが、これに限るものでは
なく、例えば引張バネ、流体圧シリンダー、ゴム等でも
よい。
【0051】図5は、この遊星圧延ロール6の支持部の
拡大断面図を示したものである。
【0052】図5において1は平板状条材、2は平盤状
V型ダイス、6は遊星圧延ロール、7はロータ、8は
軸、9は車輪状レール、10は直線部、11、13、1
6はベアリング、14は圧縮バネ、15は車輪、61は
突出軸である。
【0053】図5から分かるようにローター7は、車輪
状レール9の両脇に軸8との間にベアリング11を介し
て配置され、軸8に対して回転可能となっている。従っ
て、ローター7を回転駆動することによって8個の遊星
圧延ロール6は車輪状レール9の周囲を公転するように
なっている。
【0054】また、図1及び図5から分かるように複数
の遊星圧延ロール6は両側に突出した突出軸61に回転
自在に支持されており、そしてこの突出軸61はベアリ
ング13を介してロータ7に対して回転自在に支持され
ている。突出軸61の両側の途中にはベアリング16を
介して所定寸法の車輪15が回転自在に取り付けてあ
り、そしてその車輪15の外周が車輪状レール9の外周
面に接触するようになっている。
【0055】そして、遊星圧延機5と平盤状V型ダイス
2との間で構成する圧延箇所、つまり図5の場合には遊
星圧延ロール6と平盤状V型ダイス2との間で構成する
圧延箇所に平板状条材1を送り込んで異形断面条材へ圧
延成形するようになっている。
【0056】次に、パット部材30について説明する。
【0057】図1から分かるようにパット部材30の取
り付けは、平盤状V型ダイス2に入る直前で且つ公転す
る遊星圧延ロール6の外周部が接触する位置に図示しな
い支持装置により支持されている。図示しないがこの支
持装置は、遊星圧延ロール6とパット部材30との接触
圧力が変えられるように構成されている。
【0058】このパット部材30の材質は、遊星圧延ロ
ール6を傷つけないような材質ならよく、例えばフェル
ト、合成繊維製不織布等である。
【0059】そしてまたパット部材30の内周面は、遊
星圧延ロール6が公転した際に描く軌跡に沿った曲線に
湾曲しているように構成されている。
【0060】このように構成した本発明の一実施例の異
形断面条材製造装置及び異形断面条材の製造方法におい
て、遊星圧延ロール6はその遊星圧延機5と平盤状V型
ダイス2とで構成する圧延箇所に入る直前でパット部材
30に接触し、その接触により遊星圧延ロール6は圧延
箇所で自転するときの自転速度と同じ速度で自転するこ
とになる。このように圧延箇所で自転するときと同じ速
度で自転している遊星圧延ロール6が圧延箇所に入って
平板状条材1を圧延加工することから、遊星圧延ロール
6と平板状条材1との接触時の摩擦が小さくなり、その
結果平板状条材1のスリップ傷や遊星圧延ロール6への
焼き付き不良を皆無にすることができる。その上パット
部材30は遊星圧延ロール6の外周面に接触したとき、
その遊星圧延ロール6の外周面に付着している異物を除
去することもできるので、得られる異形断面条材20の
外観不良を顕著に低減することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明の異形断面条材製造装置及び異形
断面条材の製造方法によれば、素材の平板状条材及びそ
れを圧延成形して得られる異形断面条材のスリップ傷や
遊星圧延ロールへの焼き付け不良を皆無にでき、その結
果高品質の異形断面条材ができるものであり、工業上有
用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異形断面条材製造装置及び異形断面条
材の製造方法の一実施例を示した平面説明図である。
【図2】異形断面条材の一例の断面図を示したものであ
る。
【図3】従来の異形断面条材製造装置及び異形断面条材
の製造方法を示した平面説明図である。
【図4】本発明の一実施例に用いた平盤状V型ダイスの
平面説明図である。
【図5】遊星圧延ロールの支持部の拡大断面図を示した
ものである。
【符号の説明】
1 平板状条材 2 平盤状V型ダイス 3 突起部 4 突起傾斜部 5 遊星圧延機 6 遊星圧延ロール 7 ロータ 8 軸 9 車輪状レール 10 直線部 11、13、16 ベアリング 14 圧縮バネ 15 車輪 20 異形断面条材 21 厚肉部 22 薄肉部 30 パット部材 61 突出軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 23/50 H01L 23/50 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯を中心に回転できるロータと、該ロー
    タの外周上に等間隔に且つ前記軸芯に対してその放射方
    向に動き得るように弾性的に支持された複数個の遊星圧
    延ロールと、前記ロータと軸芯を同じくし且つ回転でき
    なくしかも円周上の一部分が直線部となっている車輪状
    レールとを具備する遊星圧延機と、該遊星圧延機の直線
    部を通過する前記遊星圧延ロールの軌跡に対向する部位
    に設置され且つ圧延加工面が先端側からV字状に末広が
    りとなっている二つの突起部を有する平盤状V型ダイス
    を組み合わせて成る異形断面条材製造装置において、前
    記平盤状V型ダイスの直前で且つ公転する前記遊星圧延
    ロールの外周面が接触する位置にパット部材を設置して
    成ることを特徴とする異形断面条材製造装置。
  2. 【請求項2】パット部材が、遊星圧延ロールとの接触圧
    力が変えられるように設置されたものであることを特徴
    とする請求項1記載の異形断面条材製造装置。
  3. 【請求項3】パット部材が、遊星圧延ロールの公転軌跡
    に沿った曲線に湾曲した内周面を有するように構成され
    たものであることを特徴とする請求項1記載の異形断面
    条材製造装置。
  4. 【請求項4】パット部材が、フェルト若しくは合成繊維
    製不織布から構成されたものであることを特徴とする請
    求項1記載の異形断面条材製造装置。
  5. 【請求項5】パット部材が、複数個の遊星圧延ロールの
    軸芯方向に移動するように設置されたものであることを
    特徴とする請求項1記載の異形断面条材製造装置。
  6. 【請求項6】軸芯を中心に回転できるロータと、該ロー
    タの外周上に等間隔に且つ前記軸芯に対してその放射方
    向に動き得るように弾性的に支持されしかもその公転軌
    道の一部を直線とした複数個の遊星圧延ロールと、前記
    ロータと軸芯を同じくし且つ回転できなくしかも円周上
    の一部分が直線部となっている車輪状レールとを具備す
    る遊星圧延機の前記車輪状レールの直線部を通過する前
    記遊星圧延ロールの軌跡に対向する部位に、圧延加工面
    が先端側からV字状に末広がりとなっている二つの突起
    部を有する平盤状V型ダイスを組み合わせて成る異形断
    面条材製造装置を用い、該異形断面条材製造装置の前記
    遊星圧延機と前記平盤状V型ダイスとの間に素材の平板
    状条材を導入してから前記遊星圧延機を稼働することに
    より前記直線軌道部でそこを通過する前記遊星圧延ロー
    ルをもって前記平板状条材を異形断面条材へ圧延加工す
    る異形断面条材の製造方法において、前記平盤状V型ダ
    イスの設置箇所へ進入する前記遊星圧延ロールをその進
    入直前に所定の速度に自転させることを特徴とする異形
    断面条材の製造方法。
  7. 【請求項7】遊星圧延ロールの高速度自転が、公転する
    該遊星圧延ロールの外周面とパット部材との接触により
    行うことを特徴とする請求項6記載の異形断面条材の製
    造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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AT510957B1 (de) * 2011-03-10 2012-08-15 Voestalpine Krems Gmbh Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines metallischen bandes

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AT510957B1 (de) * 2011-03-10 2012-08-15 Voestalpine Krems Gmbh Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines metallischen bandes
AT510957A4 (de) * 2011-03-10 2012-08-15 Voestalpine Krems Gmbh Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines metallischen bandes

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