JPH11347504A - 帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法 - Google Patents

帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法

Info

Publication number
JPH11347504A
JPH11347504A JP10163947A JP16394798A JPH11347504A JP H11347504 A JPH11347504 A JP H11347504A JP 10163947 A JP10163947 A JP 10163947A JP 16394798 A JP16394798 A JP 16394798A JP H11347504 A JPH11347504 A JP H11347504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiping cloth
cleaning
cleaned
pressure
electrode material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10163947A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sakuma
隆 佐久間
Naoki Matsuo
直樹 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10163947A priority Critical patent/JPH11347504A/ja
Publication of JPH11347504A publication Critical patent/JPH11347504A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極材の表面に付着した付着物を確実に払拭
除去する。 【解決手段】 供給される帯状の被クリーニング部材2
に対して、圧着ロール3の外周面に掛け合わせて走行さ
れる払拭布4を圧着ロール3を介して押し当てることに
よって、その表面に付着した付着物を払拭除去する。圧
着ロール3には、払拭布4の掛合せ領域P1内に位置す
るとともに、払拭布4が被クリーニング部材2に圧着す
る領域P2に対して少なくとも被クリーニング部材2の
走行方向の前段側に位置して吸引溝11が形成され、払
拭布4によって被クリーニング部材2から払拭除去され
た付着物が、払拭布4の裏面側から吸引溝11を介して
圧着ロール3内に吸引除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状の被クリーニ
ング部材の表面に付着した付着物を払拭除去する帯状部
材のクリーニング装置及びクリーニング方法の改良に関
し、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池用の電極
材料(以下、電極材という。)の製造工程に用いて好適
な帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】電池は、一度放電することによって電池
の寿命が終了する一次電池と、放電後再び充電すること
によって放電が繰り返し可能な二次電池とに大別され
る。二次電池には、鉛電池、ニッケルカドミウム電池、
ニッケル水素電池及びリチウムイオン電池等がある。リ
チウムイオン電池は、これら二次電池において、体積当
たりの容量密度が高く、ニッケルカドミウム電池に比べ
て電圧が約3倍の高電圧となる特性を有している。ま
た、リチウムイオン電池は、電池内のリチウムがイオン
の状態で存在していることから極めて高い安全性を有し
ている。リチウムイオン電池は、かかる特性から携帯用
電子機器等の電源として多くの方面で利用されており、
用途の急拡大とともに需要が拡大している。
【0003】リチウムイオン電池100は、図7にセル
の内部構造を示すように、一般に、フィルム状の電極素
材に各種電極材料と導電材とを混合してなる電極剤を塗
布してなる帯状の正極部材101と、帯状の金属リチウ
ムからなる負極部材102とをセパレータ103を介し
て密着した状態で巻回して円筒形容器104の内部に収
納して構成される。すなわち、リチウムイオン電池10
0は、厚みが約180μm〜190μmのフィルム状に
形成された正極部材101と負極部材102とからなる
電極材105に厚みが約20μmのセパレータ103を
挟んで密着状態に巻かれて構成される。リチウムイオン
電池100は、このように電極材105が密着状態で巻
回されることで反応面積が大きくなることから、大電流
を得ることが可能となる。
【0004】ところで、リチウムイオン電池100にお
いては、電極材105の表面に、塗膜の脱落物や製造工
程に存在する異物又は裁断行程で発生する裁断屑等の付
着物(以下、付着物という。)が付着していることがあ
る。リチウムイオン電池100は、密着状態に巻かれる
電極材105にセパレータ103の厚みよりも大きな付
着物が付着していた場合に、この付着物がセパレータ1
03を貫通して正極部材101と負極部材102とを物
理的に接触させることで内部ショートが発生することが
あった。したがって、電極材105は、かかる内部ショ
ートの発生を防止するために、製造工程で払拭布を送り
ながら押し当てることによって、その表面に付着した付
着物を払拭除去するクリーニング処理が施される。
【0005】従来のクリーニング装置106は、図8に
示すように、図示を省略する本体フレームに、電極材1
05の一方主面に対向して配置された第1の圧着ロール
107と、電極材105の他方主面に対向して配置され
た第2の圧着ロール108とを備える。クリーニング装
置106は、第1の圧着ロール107の外周部に掛け合
わせて走行されることによって電極材105の上面にク
リーニング処理を施す第1の払拭布109と、第2の圧
着ロール108に掛け合わせて走行されることによって
電極材105の下面にクリーニング処理を施す第2の払
拭布110とを備える。
【0006】第1の圧着ロール107は、クリーニング
処理が施される電極材105の幅寸法よりもやや大きい
軸長寸法を有している。第1の圧着ロール107は、図
示しない支持機構によって電極材105に対して接離自
在に支持されている。したがって、第1の圧着ロール1
07は、この支持機構を介して第1の払拭布109を電
極材105に圧着させる圧力が調節される。
【0007】第1の払拭布109は、図示しない供給部
より繰り出され、第1の圧着ロール107の外周部に掛
け合わされて、図8の矢印Dで示す方向に走行する電極
材105と逆方向に走行するように、同図矢印Eで示す
反時計回りに送られる。第1の払拭布109は、第1の
圧着ロール107を介して電極材105の上面に押し当
てられて走行し、図示しない巻取り部によって巻き取ら
れる。
【0008】第2の圧着ロール108は、上述した第1
の圧着ロール107と同様な構成を有しており、クリー
ニング処理が施される電極材105の幅寸法よりもやや
大きい軸長寸法を有している。第2の圧着ロール108
も、図示しない支持機構によって電極材105に対して
接離自在に支持されている。第2の圧着ロール108
は、この支持機構を介して第2の払拭布110を電極材
105に圧着させる圧力が調節される。
【0009】第2の払拭布110は、図示しない供給部
より繰り出され、第2の圧着ロール108の外周部に掛
け合わされて、図8の矢印Dで示す方向に走行する電極
材105と逆方向に走行するように、同図矢印Fで示す
時計回りに送られる。第2の払拭布110は、第2の圧
着ロール108を介して電極材105の下面に押し当て
られて走行し、図示しない巻取り部によって巻き取られ
る。
【0010】以上のように構成された従来のクリーニン
グ装置106は、図8に示すように、電極材105が供
給されると、第1の払拭布109と第2の払拭布110
とが走行される。第1の払拭布109は、電極材105
と逆方向に走行しながら第1の圧着ロール107を介し
てこの電極材105の上面に押し当てられることによっ
て、その上面に付着した付着物を払拭して除去する。同
様に、第2の払拭布110は、電極材105と逆方向に
走行しながら第2の圧着ロール108を介してこの電極
材105の下面に押し当てられることによって、その下
面に付着した付着物を払拭して除去する。電極材105
は、このようにしてその両面にクリーニング処理が施さ
れ、次行程へと搬送されて密着状態に巻かれる工程が施
される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のクリ
ーニング装置106においては、上述したように、走行
する電極材105に対して圧着ロール107、108を
介してそれぞれ逆方向に走行する払拭布109、110
を押し当てることによって、この電極材105の表裏主
面に付着した付着物を払拭除去していた。しかしなが
ら、かかる従来のクリーニング装置106においては、
払拭布109、110が電極材105に対してある程度
の抱き角度を以って押し当てられるために、電極材10
5の表面から払拭除去した付着物がこれら払拭布10
9、110に保持されずに電極材105の表面に再び付
着してしまうという問題があった。
【0012】リチウムイオン電池100の内部ショート
の原因としては、いくつか取り上げられるが、上述した
電極材105の表面に付着した付着物による原因が大半
を占めている。したがって、リチウムイオン電池100
においては、その製造工程中にクリーニング装置106
によって、如何に電極材105の表面に付着した付着物
を効率的に除去するかが極めて重要である。
【0013】したがって、本発明は、リチウムイオン電
池の電極材等の帯状の被クリーニング部材の表面に付着
した付着物を確実に払拭除去するようにした帯状部材の
クリーニング装置及びクリーニング方法を提供すること
を目的に提案されたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかる帯状部材のクリーニング装置は、供給される
帯状の被クリーニング部材に対して、圧着ロールの外周
面に掛け合わされて走行する払拭布を圧着ロールを介し
て押し当てることによって、その表面に付着した付着物
を払拭除去する。クリーニング装置は、払拭布の掛合せ
領域内に位置するとともに、少なくとも被クリーニング
部材の走行方向に対して払拭布が被クリーニング部材に
圧着する領域の前段側の位置に吸引溝が形成された圧着
ロールを備えて構成される。
【0015】以上のように構成された本発明にかかる帯
状部材のクリーニング装置によれば、払拭布によって被
クリーニング部材から払拭除去された付着物が、この払
拭布の裏面側から吸引溝を介して圧着ロール内に吸引除
去される。したがって、帯状部材のクリーニング装置
は、払拭布から被クリーニング部材の表面に再付着する
ことが防止され、クリーニング処理が効率よく行われ
る。
【0016】また、上述した目的を達成する本発明にか
かる帯状部材のクリーニング方法は、供給される帯状の
被クリーニング部材に対して、圧着ロールの外周面に掛
け合わされて走行される払拭布をこの圧着ロールを介し
て押し当てることによって、被クリーニング部材の表面
に付着した付着物を払拭除去する。クリーニング方法に
は、払拭布が掛け合わされて走行する領域内に位置する
とともに、払拭布が被クリーニング部材に圧着する領域
に対して少なくとも被クリーニング部材の走行方向の前
段側に位置して吸引溝が形成された圧着ロールを備える
クリーニング装置が用いられる。
【0017】本発明にかかる帯状部材のクリーニング方
法によれば、払拭布によって電極材から払拭除去された
付着物が、この払拭布の裏面側から吸引溝を介して圧着
ロール内に吸引除去されることから、払拭布から帯状部
材の表面に再付着することが確実に防止されるようにな
り、効率よいクリーニング処理が行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照にして詳細に説明する。本発明の実施の形
態として示すクリーニング装置1は、リチウムイオン電
池の製造工程中に設置されて、電極材供給装置から供給
される電極材2に対して、圧着ロール3を介して払拭布
4を押し当ててその表裏主面に付着した付着物を払拭除
去するクリーニング処理を施す。電極材供給装置は、詳
細を省略するが、フィルム状の電極素材の主面に電極剤
を塗布するコータ、塗布した電極剤を電極素材に密着さ
せるプレス機、電極素材を所定幅に裁断する裁断機、或
いは巻直し機、再処理機、表面処理機、素子巻取り機等
の電極材の各製造工程を構成する機器を備えた搬送装置
である。
【0019】クリーニング装置1は、図1に示すよう
に、図示しないガイド機構によって矢印Aで示す水平方
向に例えば25m/分の走行速度を以って連続走行され
る電極材2を挟んでその表裏主面に対向して配置される
一対の第1の圧着ロール5と第2の圧着ロール6とを備
えている。クリーニング装置1は、第1の圧着ロール5
の外周部に掛け合わされて矢印Bに示すように電極材2
と逆方向に走行されることにより、この電極材2の表面
に付着した付着物を払拭除去してクリーニング処理を施
す第1の払拭布7を備えている。また、クリーニング装
置1は、第2の圧着ロール6の外周部に掛け合わされて
矢印Cに示すように電極材2と逆方向に走行されること
により、この電極材2の裏面に付着した付着物を払拭除
去してクリーニング処理を施す第2の払拭布8を備えて
いる。
【0020】上述した第1の圧着ロール5と第2の圧着
ロール6とは、それぞれ同等に構成された部材であるこ
とから、特に個別に説明する場合を除いて、圧着ロール
3と総称して説明する。また、第1の払拭布7と第2の
払拭布8についても、それぞれ同等に構成された部材で
あることから、特に個別に説明する場合を除いて、払拭
布4と総称して説明する。
【0021】圧着ロール3は、例えばアルミニウムやス
テンレス等の金属材料によって、図3に示すように電極
材2の幅寸法よりもやや長軸とされた円筒状に形成され
てなる。圧着ロール3は、その外周面が、払拭布4を掛
け合わせて走行させるとともにこの払拭布4を電極材2
に対して均一に押し当てるために円滑面に形成されてな
る。圧着ロール3は、その内部空間が、後述するように
電極材2から払拭除去した付着物等を払拭布4から吸引
する吸引空間部3aを構成する。圧着ロール3は、その
外径寸法が電極材2の搬送路を構成する図示しないガイ
ドローラの外径寸法と同等とすることが好ましく、例え
ば外径寸法が60mmとされる。
【0022】圧着ロール3は、電極材2に対して接離自
在とする図示しない支持機構によって支持されている。
したがって、圧着ロール3は、この支持機構を介して払
拭布4を電極材2に圧着させる圧力が適宜調節される。
圧着ロール3には、図3に示すように吸引空間部3aを
密閉空間部として構成するために、開口された側面にシ
ールド部材9が装着されている。圧着ロール3には、吸
引チューブ10が、その一端部を一方のシールド部材9
を貫通して吸引空間部3aに臨ませて設けられている。
吸引チューブ10は、その他端部が図示しない集塵機に
接続されている。
【0023】なお、圧着ロール3は、後述するように払
拭布4から付着物を吸引空間部3a内に吸引する吸引圧
に耐え得るとともに変形が生じない状態で払拭布4を電
極材2に対して所定の圧力で圧着させるに足る機械的剛
性を有していればよく、例えばアクリル樹脂や塩化ビニ
ール樹脂等の合成樹脂材料によって成形してもよい。ま
た、圧着ロール3は、後述するように払拭布4及び電極
材2を所定の領域を以って支持するに足る受け面と吸引
空間部3aを構成する内部空間を有していればよく、円
筒形に限定されるものではない。
【0024】クリーニング装置1は、図2に示すよう
に、上述した圧着ロール3に対してその外周部に払拭布
4が所定の掛合せ角度θ1を以って掛け合わされて走行
するように構成されている。クリーニング装置1は、払
拭布4が、圧着ロール3に対する掛合せ領域P1の中心
Oにおいて頂点位置を構成するように、この圧着ロール
3を介して電極材2に圧着させる。クリーニング装置1
は、電極材2が、その抱付き中心を払拭布4の掛合せ中
心Oとほぼ一致させた状態で、払拭布4に対して抱付き
角度θ2を以って領域P2の範囲で圧着するように構成
される。
【0025】圧着ロール3に対する払拭布4の掛合せ角
度θ1は、払拭布4に対する電極材2の抱付き角度θ2
よりも大きい。クリーニング装置1は、掛合せ角度θ1
が75°に設定されるとともに、抱付き角度θ2が19
°11′に設定されている。
【0026】圧着ロール3には、詳細を後述するように
払拭布4に付着した付着物をその裏面側から吸引空間部
3a内に吸引除去するために、吸引空間部3aに連通す
る一対の第1の吸引溝11と第2の吸引溝12とが形成
されている。これら第1の吸引溝11及び第2の吸引溝
12は、電極材2の走行方向に対して直交する互いに平
行な矩形溝として構成されてなる。圧着ロール3は、集
塵機が駆動されると吸引チューブ10を介して吸引空間
部3a内の空気が引き込まれることによって、これら第
1の吸引溝11と第2の吸引溝12に吸引圧が生じされ
る。
【0027】第1の吸引溝11及び第2の吸引溝12
は、その溝の長さが電極材2の幅寸法よりもやや大とさ
れることによって、幅方向に振れながら走行する電極材
2に対して臨むように構成されている。第1の吸引溝1
1及び第2の吸引溝12は、その溝幅が2mmとされて
いる。第1の吸引溝11及び第2の吸引溝12は、上述
した圧着ロール3に対する払拭布4の掛合せ領域P1に
位置するとともに電極材3の走行方向に対して掛合せ中
心Oから対称位置に開き角度θ3を以ってそれぞれ形成
されている。
【0028】第1の吸引溝11は、圧着ロール3に対す
る払拭布4の掛合せ領域P1内に位置するとともに、払
拭布4に対する電極材2の抱付き領域P2よりも電極材
2の走行方向の前段側に位置して形成されている。ま
た、第2の吸引溝12は、圧着ロール3に対する払拭布
4の掛合せ領域P1内に位置するとともに、払拭布4に
対する電極材2の抱付き領域P2よりも電極材2の走行
方向の後段側に位置して形成されている。なお、以下の
説明において、前段、及び後段の用語は、電極材2の走
行方向を基準として用いるものとする。
【0029】第1の吸引溝11と第2の吸引溝12との
開き角度θ3は、3°30´に設定されている。したが
って、圧着ロール3に対する払拭布4の掛合せ角度θ
1、払拭布4に対する電極材2の抱付き角度θ2及び第
1の吸引溝11と第2の吸引溝12との開き角度θ3
は、θ1>θ3>θ2によって構成されてなる。
【0030】第1の吸引溝11は、詳細を後述するよう
に払拭布4から払拭除去した電極材2に付着した付着物
を圧着ロール3の吸引空間部内へと吸引除去する作用を
奏する。第2の吸引溝12は、払拭布4に付着した付着
物を電極材2に押し当てられる前に圧着ロール3の吸引
空間部内へと吸引除去して清浄な状態とする作用を奏す
る。
【0031】なお、圧着ロール3には、上述した第1の
吸引溝11及び第2の吸引溝12における吸引圧を長さ
方向の全域に亘って一定な状態に制御するために、空気
流を安定な状態に制御する適宜の機構を設けてもよい。
また、圧着ロール3は、上述した構成に限定されるもの
ではなく、後段側の第2の吸引溝12を特に必要とする
ものではない。圧着ロール3は、上述した条件の下に、
例えば第1の吸引溝11を複数条によって構成するよう
にしてもよい。
【0032】払拭布4は、圧着ロール3を介して電極材
2に押し当てられることにより、その表面に付着した付
着物を払拭して内部に取り込むことが可能な素材、例え
ば不織布を素材として帯状に形成されてなる。払拭布4
は、圧着ロール3の長さよりもやや小幅でかつ電極材2
の幅よりもやや大きな幅を有している。払拭布4は、図
示しない供給装置から繰り出されて圧着ロール3の外周
部に上述した掛合せ角度θ1を以って掛け合わされて電
極材2の走行方向と逆方向に走行されて、図示しない巻
取り装置によって巻き取られる。
【0033】払拭布4は、電極材2から付着物を効率的
に払拭除去するとともにその裏面から取り込んだ付着物
を圧着ロール3の第1の吸引溝11から吸引除去される
ように、開孔率が大きい材質のものが用いられる。払拭
布4には、例えば開孔率が20%以上の不織布が用いら
れる。また、払拭布4は、電極材2の種類によってその
走行速度を異にするが目詰りしない速度が望ましく、例
えば30mm/分乃至60mm/分の走行速度を以って
走行される。
【0034】払拭布4には、上述したように圧着ロール
3の外周部の掛合せ領域P1内において、抱付き領域P
2の範囲を以って電極材2が押し当てられる。払拭布4
は、電極材2の表面に付着した付着物を払拭して内部に
取り込んで除去する。払拭布4は、その内部に取り込ん
だ付着物が、その裏面から第1の吸引溝11を介して圧
着ロール3の吸引空間部3a内へと吸引除去される。な
お、払拭布4は、上述したように電極材2に押し当てら
れる後段において、付着した付着物がその裏面から第2
の吸引溝12を介して圧着ロール3の吸引空間部3a内
へと吸引除去される。
【0035】以上のように構成されたクリーニング装置
1は、払拭布4が圧着ロール3に掛け合わされて走行す
るとともに、集塵機が駆動されることによって第1の吸
引溝11と第2の吸引溝12とに吸引圧が生成される。
クリーニング装置1は、この状態で電極材供給装置から
電極材2が供給され、この電極材2に対して払拭布4が
圧着ロール3を介して押し当てられる。クリーニング装
置1は、電極材2の表面に付着した付着物を払拭布4に
よって払拭除去してそのクリーニング処理を施す。
【0036】クリーニング装置1は、第1の吸引溝11
を介して払拭布4の裏面から内部に取り込んだ付着物を
圧着ロール3の吸引空間部3a内に吸引除去することか
ら、この付着物が払拭布4から脱落して再び電極材2に
付着することが確実に阻止される。クリーニング装置1
は、払拭布4が電極材2に押し当てられる直後で、第1
の吸引溝11を介して吸引圧を作用されることから、付
着物が除去された清浄な状態で電極材2のクリーニング
処理を行う。したがって、クリーニング装置1は、電極
材2に対して効率的なクリーニング処理を行ってその表
面に付着した付着物を除去する。電極材2は、次行程へ
と搬送され、例えば密着状態に巻かれる巻回工程が施さ
れる。圧着ロール3の吸引空間部3aに吸引された付着
物は、吸引チューブ10を介して集塵機へと送られて回
収処理される。
【0037】なお、クリーニング装置1は、上述したよ
うに電極材2を挟んでその表裏主面に対向して配置され
る一対の第1の圧着ロール5と第2の圧着ロール6、及
びこれら第1の圧着ロール5と第2の圧着ロール6に掛
け合わされる第1の払拭布7と第2の払拭布8とを備え
て電極材2の両面を同時にクリーニング処理するように
構成したが、かかる構成に限定されるものではない。例
えば、クリーニング装置1は、例えば電極材供給装置の
構成によって電極材2の一方主面にクリーニング処理を
施せば足りる場合には、当該主面に対応して1個の圧着
ロールと払拭布とを設けるように構成すればよい。ま
た、クリーニング装置1は、電極材2に対してさらに精
密なクリーニング処理を施す必要がある場合には、複数
個の圧着ロールと払拭布とが設けて構成される。
【0038】上述したクリーニング装置1は、圧着ロー
ル3に形成する第1の吸引溝11と第2の吸引溝12の
位置(開き角度θ3)及び払拭布4に対する電極材2の
抱付き角度θ2の最適条件が図4に示した実験装置20
によって確認された。すなわち、クリーニング装置1
は、払拭布24に取り込んだ付着物の吸引効率が最大と
なるように、払拭布4に対する電極材2の抱付き角度θ
2及び第1の吸引溝11と第2の吸引溝12との最適な
開き角度θ3とがそれぞれ設定されてなる。
【0039】実験装置20には、クリーニング装置1の
圧着ロール3と同様に、外径寸法が60mm、溝幅が2
mmの第1の吸引溝22と第2の吸引溝23とが形成さ
れた圧着ロール21が用いられる。実験装置20は、こ
の圧着ロール21に対して、開孔率20%以上の不織布
からなる払拭布24を掛合せ角度θ1を以ってその外周
部に掛け合わせるとともに30mm/分乃至60mm/
分で走行させた。
【0040】実験装置20は、図5に示すように、払拭
布24を圧着ロール21を介して電極材2に対して抱付
き角度θ2を以って押し当てるようにした。実験では、
第1の吸引溝22と第2の吸引溝23との開き角度θ3
を3°30´に固定して、払拭布4に対する電極材2の
抱付き角度θ2を0°から25°の範囲で変えて吸引圧
P及び吸引風量Sとを測定した。吸引圧は、圧着ロール
21の吸引空間部21aに接続した吸引チューブ25の
一部に測定孔26を設け、この測定孔26における静圧
値をマノゲージ(山本製作所製:型式W081FN30
00EP)を用いて測定した。吸引風量は、第1の吸引
溝22に引き込まれる風速値をアネモマスタ(日本科学
工業製:形式24−5111)を用いて測定した値を、
吸引チューブ25の断面積で計算して求めた。さらに、
実験では、上述した実験条件によってクリーニング処理
を施した電極材2について、電極材2の表面に残留した
付着物の数(残留付着物数N)を確認した。この残留付
着物数Nの確認には、倍率50倍以上の顕微鏡を用いて
20μm以上の大きさの残留付着物を対象とした。
【0041】図6は、上述した実験装置20による測定
結果を示した図である。同図(a)は、横軸に払拭布2
4に対する電極材2の抱付き角度θ2と第1の吸引溝2
2と第2の吸引溝23との開き角度θ3との角度差Δθ
(以下、角度差Δθという。)をとり、この角度差Δθ
の変化に基づく測定孔26において測定した吸引圧Pを
縦軸に示した図である。同図(b)は、同様に横軸に払
拭布24に対する電極材2の抱付き角度θ2と第1の吸
引溝22と第2の吸引溝23との開き角度θ3との角度
差Δθをとり、この角度差Δθの変化に基づく第1の吸
引溝22における吸引風量Sを縦軸に示した図である。
さらに、同図(c)は、同様に横軸に払拭布24に対す
る電極材2の抱付き角度θ2と第1の吸引溝22と第2
の吸引溝23との開き角度θ3との角度差Δθをとり、
この角度差Δθの変化に基づく残留付着物数Nを縦軸に
示した図である。
【0042】上述した実験において、払拭布24に対す
る電極材2の抱付き角度θ2と第1の吸引溝22と第2
の吸引溝23との開き角度θ3との角度差Δθが大きく
なるほど、払拭布4に対する電極材2の接触領域からこ
れら第1の吸引溝22と第2の吸引溝23とが離間した
位置に形成されることを示している。上述した実験結果
において、角度差Δθが0°以下のときの吸引圧P及び
吸引風量Sの値が無限大又は0とならない理由は、第1
の吸引溝22及び第2の吸引溝23が、それぞれ払拭布
24及び電極材2よりも大きく形成されてこれらによっ
て密閉されないためである。また、角度差Δθが0°以
下の状態については、圧着ロール21に形成される第1
の吸引溝22と第2の吸引溝23とが払拭布4に対する
電極材2の接触領域内に形成されることであり、実用
上、採用し得ない構成であることから参考値として扱う
ものとする。
【0043】吸引圧Pは、図6(a)に示すように、角
度差Δθの値が大きくなるにしたがって小さくなる傾向
があり、特に角度差Δθが0°から20°までの範囲に
おいて大きく変化する。したがって、第1の吸引溝22
と第2の吸引溝23とは、圧着ロール21に対して払拭
布24に対する電極材2の抱付き領域P2により近い位
置に形成されることが、吸引圧Pを大きくするために有
効であることが確認される。
【0044】一方、吸引風量Sは、図6(b)に示すよ
うに、角度差Δθの値が大きくなるにしたがって大きく
なる傾向があり、特に角度差Δθが0°から20°まで
の範囲で大きく変化する。したがって、第1の吸引溝2
2と第2の吸引溝23とは、圧着ロール21に対して払
拭布24に対する電極材2の抱付き領域P2よりもより
離間した位置に形成されることが、吸引風量Sを大きく
するために有効であることが確認される。
【0045】残留付着物数Nは、図6(c)に示すよう
に、角度差Δθの値が0.5°から20°の範囲におい
て小さくなる傾向がある。したがって、第1の吸引溝2
2と第2の吸引溝23とは、圧着ロール21に、角度差
Δθを0.5°から20°とする位置に形成されること
が、電極材2に対して良好なクリーニング効率を達成す
ることが確認される。
【0046】クリーニング装置1は、上述した実験結果
に基づいて、吸引圧Pと吸引風量Sとがそれぞれ大きく
なるように払拭布4に対する電極材2の抱付き角度θ2
と第1の吸引溝11と第2の吸引溝12との開き角度θ
3との角度差Δθが0.5°乃至20°の範囲となるよ
うに設定される。クリーニング装置1は、かかる構成に
よって電極材2の表面に付着した付着物を払拭布4を介
して圧着ロール3の吸引空間部3a内に効率よく吸引除
去する。
【0047】なお、上述した実施の形態においては、リ
チウムイオン電池の製造工程中に設置されて、供給され
る電極材2にクリーニング処理を施すクリーニング装置
について説明したが、例えば薄厚の磁気記録媒体の製造
工程に設置してそのクリーニング処理を施すクリーニン
グ装置にも採用される。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法
によれば、払拭布の掛合せ領域内に位置するとともに、
この払拭布が被クリーニング部材に圧着する領域に対し
て少なくとも被クリーニング部材の走行方向の前段側に
位置して吸引溝が形成された圧着ロールを備えることか
ら、払拭布によって被クリーニング部材から付着物を払
拭除去するとともに、この付着物を払拭布の裏面側から
吸引溝を介して圧着ロール内に吸引除去することから、
付着物が被クリーニング部材から被クリーニング部材に
再び付着することが防止され、効率的なクリーニング処
理が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すリチウムイオン
電池の製造工程中に設置されて電極材にクリーニング処
理を施すクリーニング装置を模式的に示した図である。
【図2】同クリーニング装置の要部縦断面図である。
【図3】同クリーニング装置の要部斜視図である。
【図4】クリーニング装置を構成する圧着ロールの最適
位置に吸引溝を形成するために行った実験に用いられる
実験装置の構成説明図である。
【図5】同実験装置の要部縦断面図である。
【図6】同実験装置による実験結果を示した図であり、
同図(a)は角度差Δθに応じた吸引圧Pの測定結果を
示した特性図、同図(b)は角度差Δθに応じた吸引風
量Sの測定結果を示した特性図、同図(c)は角度差Δ
θに応じた電極素材の残留付着物数Nの計測結果を示し
た特性図である。
【図7】リチウムイオン電池のセルの内部構造を示す一
部を切欠いて示す斜視図である。
【図8】従来のクリーニング装置を模式的に示した図で
ある。
【符号の説明】
1 クリーニング装置、2 電極材(被クリーニング部
材)、3 圧着ロール、4 払拭布、5 第1の圧着ロ
ール、6 第2の圧着ロール、7 第1の払拭布、8
第2の払拭布、9 シールド部材、10 吸引チュー
ブ、11 第1の吸引溝、12 第2の吸引溝、20
実験装置、21 圧着ロール、22 第1の吸引溝、2
3 第2の吸引溝、24 払拭布

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される帯状の被クリーニング部材に
    対して、圧着ロールの外周面に掛け合わされて走行され
    る払拭布を上記圧着ロールを介して押し当てることによ
    って、上記被クリーニング部材の表面に付着した付着物
    を払拭除去する帯状部材のクリーニング装置において、 上記圧着ロールには、上記払拭布の掛合せ領域内に位置
    するとともに、少なくとも上記被クリーニング部材の走
    行方向に対して上記払拭布が上記被クリーニング部材に
    圧着する領域の前段側の位置に吸引溝が形成され、 上記払拭布によって上記被クリーニング部材から払拭除
    去した上記付着物が、上記払拭布の裏面側から上記吸引
    溝を介して上記圧着ロール内に吸引除去されることを特
    徴とした帯状部材のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記圧着ロールには、上記払拭布の掛合
    せ領域内に位置するとともに、上記被クリーニング部材
    の走行方向に対して上記払拭布が上記被クリーニング部
    材に圧着する領域の後段側の位置に第2の吸引溝が形成
    されたことを特徴とした請求項1に記載の帯状部材のク
    リーニング装置。
  3. 【請求項3】 上記圧着ロールは、上記被クリーニング
    部材に対してその表裏主面に対向して一対が配置され、 これら圧着ロールにそれぞれ上記払拭布を掛け合わせて
    走行させるとともにこれら払拭布を上記被クリーニング
    部材の表裏主面に押し当てて付着した付着物のクリーニ
    ング処理を施すことを特徴とした請求項1に記載の帯状
    部材のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 上記被クリーニング部材は、フィルム状
    の金属箔集電体に電極活物質を塗布してなる二次電池用
    の電極材料であることを特徴とした請求項1に記載の帯
    状部材のクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 上記払拭布は、開孔率が20%以上とさ
    れるとともに、上記被クリーニング部材の走行方向に対
    して逆方向に走行されることを特徴とした請求項1に記
    載の帯状部材のクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 供給される帯状の被クリーニング部材に
    対して、圧着ロールの外周面に掛け合わされて走行され
    る払拭布を上記圧着ロールを介して押し当てることによ
    って、上記被クリーニング部材の表面に付着した付着物
    を払拭除去する帯状部材のクリーニング方法において、 上記払拭布が掛け合わされて走行する領域内に位置する
    とともに、少なくとも上記被クリーニング部材の走行方
    向に対して上記払拭布が上記被クリーニング部材に圧着
    する領域の前段側に位置して吸引溝が形成された圧着ロ
    ールを備えるクリーニング装置が用いられ、 上記払拭布によって上記被クリーニング部材から上記付
    着物を払拭除去するとともに、この付着物を上記払拭布
    の裏面側から上記吸引溝を介して上記圧着ロール内に吸
    引除去することを特徴とした帯状部材のクリーニング方
    法。
  7. 【請求項7】 上記圧着ロールには、上記第1の吸引溝
    とともに、上記払拭布の掛合せ領域内に位置しかつ上記
    被クリーニング部材の走行方向に対して上記払拭布が上
    記被クリーニング部材に圧着する領域の後段側に位置し
    て第2の吸引溝が形成されてなる圧着ロールが用いら
    れ、 上記第2の吸引溝を介して、上記被クリーニング部材に
    押し当てられる前段で上記払拭布に付着した付着物を上
    記圧着ロール内に吸引除去することを特徴とした請求項
    6に記載の帯状部材のクリーニング方法。
  8. 【請求項8】 上記クリーニング装置には、上記被クリ
    ーニング部材に対してその表裏主面に対向して配置され
    た一対の圧着ロールと、これら圧着ロールにそれぞれ掛
    け合わされて走行する一対の払拭布とが備えられ、 上記払拭布を上記被クリーニング部材の表裏主面にそれ
    ぞれ押し当てることによって表裏主面のクリーニング処
    理を施すことを特徴とした請求項6に記載の帯状部材の
    クリーニング方法。
  9. 【請求項9】 上記被クリーニング部材は、フィルム状
    の金属箔集電体に電極活物質を塗布してなる二次電池用
    の電極材料であり、表面に付着した塗膜の脱落物、異物
    或いは裁断屑等が上記払拭布によって払拭除去されるこ
    とを特徴とした請求項6に記載の帯状部材のクリーニン
    グ方法。
  10. 【請求項10】上記払拭布には、開孔率が20%以上の
    払拭布が用いられ、上記被クリーニング部材の走行方向
    に対して逆方向に連続走行されて上記付着物を払拭除去
    することを特徴とした請求項6に記載の帯状部材のクリ
    ーニング方法。
JP10163947A 1998-06-11 1998-06-11 帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法 Withdrawn JPH11347504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163947A JPH11347504A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163947A JPH11347504A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11347504A true JPH11347504A (ja) 1999-12-21

Family

ID=15783853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10163947A Withdrawn JPH11347504A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11347504A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100566590B1 (ko) 2004-09-15 2006-03-31 주식회사 디지털텍 내부 롤에의 이물질 부착여부 확인장치를 채용한 리튬 2차전지용 전극활물질 코팅 장치
JP2006218480A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Fuji Electric Holdings Co Ltd レーザ加工用クリーニングユニット
WO2009134663A1 (en) * 2008-05-01 2009-11-05 Airinspace B.V. Plasma-based air purification device including carbon pre-filter and/or self-cleaning electrodes
WO2011048954A1 (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法、及び製造装置
CN102361072A (zh) * 2011-11-07 2012-02-22 益阳科力远电池有限责任公司 镍电池正极极片制作方法
WO2014192605A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 東レエンジニアリング株式会社 端面クリーニング装置
JP2015041456A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 凸版印刷株式会社 触媒層の製造装置及び触媒層の製造方法並びに固体高分子形燃料電池用膜・電極接合体
WO2024021330A1 (zh) * 2022-07-27 2024-02-01 惠州亿纬锂能股份有限公司 电池极片清洗装置及电池极片

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100566590B1 (ko) 2004-09-15 2006-03-31 주식회사 디지털텍 내부 롤에의 이물질 부착여부 확인장치를 채용한 리튬 2차전지용 전극활물질 코팅 장치
JP2006218480A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Fuji Electric Holdings Co Ltd レーザ加工用クリーニングユニット
JP4710341B2 (ja) * 2005-02-08 2011-06-29 富士電機システムズ株式会社 レーザ加工用クリーニングユニット
WO2009134663A1 (en) * 2008-05-01 2009-11-05 Airinspace B.V. Plasma-based air purification device including carbon pre-filter and/or self-cleaning electrodes
WO2011048954A1 (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法、及び製造装置
JP2011083547A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Unicharm Corp 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法、及び製造装置
CN102361072A (zh) * 2011-11-07 2012-02-22 益阳科力远电池有限责任公司 镍电池正极极片制作方法
WO2014192605A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 東レエンジニアリング株式会社 端面クリーニング装置
JP2015041456A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 凸版印刷株式会社 触媒層の製造装置及び触媒層の製造方法並びに固体高分子形燃料電池用膜・電極接合体
WO2024021330A1 (zh) * 2022-07-27 2024-02-01 惠州亿纬锂能股份有限公司 电池极片清洗装置及电池极片

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP4012813B1 (en) Method and apparatus for the production of electrode assemblies for secondary batteries
JPH11347504A (ja) 帯状部材のクリーニング装置及びクリーニング方法
JP2008152946A (ja) 非水系二次電池用電極群の製造方法およびその製造装置
WO2022109019A1 (en) Spacers for electrodes, electrode stacks and batteries and systems and methods therefor
CN114030929A (zh) 极片条形间隔预锂化装置
CN115566300A (zh) 一种反卷回收方法、反卷装置及电池回收方法
JP2013188709A (ja) 電極の製造装置および製造方法
CN115588729A (zh) 用于制造电池单格的电极的方法和装置
JP2004073944A (ja) 極板表面異物除去装置
JP2004195399A (ja) 帯状体のクリーニング装置及びクリーニング方法
JP4964818B2 (ja) 巻回素子の製造装置
CN214603663U (zh) 一种金属锂带表面处理装置
JP2011204565A (ja) 塗膜付き金属箔の製造方法及び塗布装置
KR20170098178A (ko) 익스팬더 장치, 다공질 필름 제조 장치, 및 다공질 필름 제조 방법
WO2014192605A1 (ja) 端面クリーニング装置
JP2013257987A (ja) 塗工膜の剥離装置、二次電池用セパレータの製造装置、塗工膜の剥離方法、及び、二次電池用セパレータの製造方法
JP6663245B2 (ja) エキスパンダ装置、多孔質フィルム製造装置、および多孔質フィルム製造方法
JP2001021899A (ja) 液晶表示パネル用基板からのスペーサー除去方法とその装置、および液晶表示パネルの製造方法
JP2000288483A (ja) 長尺状可撓性シートの除塵方法
JP2002134100A (ja) 電池用極板の製造法
CN216225644U (zh) 清洁装置和清洁系统
JP2017069131A (ja) 電極の製造方法
CN114361397B (zh) 一种锂膜两用的极片条形间隔预锂化方法和装置
CN218887233U (zh) 一种锂电池干法极片膜辊压成型机
WO2022270568A1 (ja) 電池用電極製造装置、及び、クリーンルーム構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906