JPH1134748A - 車両のリヤパーセル構造 - Google Patents

車両のリヤパーセル構造

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JPH1134748A
JPH1134748A JP19091897A JP19091897A JPH1134748A JP H1134748 A JPH1134748 A JP H1134748A JP 19091897 A JP19091897 A JP 19091897A JP 19091897 A JP19091897 A JP 19091897A JP H1134748 A JPH1134748 A JP H1134748A
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JP
Japan
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shelf board
vehicle
partial shelf
luggage compartment
back door
Prior art date
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Pending
Application number
JP19091897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ono
伸司 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観が良い上に、車内のエアの換気を充分に
行うことができる車両のリヤパーセル構造を提供する。 【解決手段】 パーシャルシェルフボード12を用いて
荷室11を覆うようにした車両のリヤパーセル構造にお
いて、バックドアウィンド14の枠部14aに、パーシ
ャルシェルフボード12を固定するための固定手段15
を設けた構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のリヤパーセ
ル構造に関し、詳しくは、パーシャルシェルフボードを
用いて荷室を覆うようにした車両のリヤパーセル構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主にハッチバックタイプの車
両1には、リヤシート2のシートバック2aの後方に荷
室3を設けたものがある(図14〜図16参照)。この
ような車両1では、荷室3が外から見えないように、該
荷室の上部をパーシャルシェルフボード4によって覆う
ようにしていた。また、荷室3の上部に配置したパーシ
ャルシェルフボード4の上にスピーカ(図示せず)を設
置することも行われていた。これにより、荷室3を狭め
ることなく、スピーカの後方設置が可能になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーシャル
シェルフボード4は荷室3の上部空間を制限してしまう
ので、該荷室に大きな荷物を収容させたい場合には、該
パーシャルシェルフボードを外す必要があった。しか
し、この外したパーシャルシェルフボード4は、その大
きさのために、一時的な置き場所を確保するのが困難で
あった。しかも、パーシャルシェルフボード4を外して
しまうと、荷室3の内部が車体外部から丸見えになるた
め、外観上好ましくなかった。さらに、従来の車両で
は、荷室3を画成するバックドア5のトリム5aに車内
のエア換気用の通気孔を設け、ドア閉時に車内のエアを
外部へ逃がすようにしていた。このような車両にパーシ
ャルシェルフボード4を適用すると、荷室3の内部が隠
れて外観が良くなる反面、該パーシャルシェルフボード
のために荷室3を完全に閉じてしまうので、車内のエア
の換気が不充分になる不具合があった。本発明は、上記
実情に鑑みてなされたもので、外観が良い上に、車内の
エアの換気を充分に行うことができる車両のリヤパーセ
ル構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、パーシャルシェルフボードを用いて荷
室を覆うようにした車両のリヤパーセル構造において、
バックドアウィンドの枠部に、上記パーシャルシェルフ
ボードを固定するための固定手段を設けた構成としてい
る。また、上記パーシャルシェルフボードを3分割し、
それぞれをバックドアウィンドおよび左右のクォータウ
ィンドの枠部に固定するようにしている。さらに、上記
パーシャルシェルフボードにスリットを形成している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両のリヤパ
ーセル構造の実施例について、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。図1〜図5は、本発明に係る車両のリ
ヤパーセル構造の第1の実施例を示すものである。本実
施例の車両のリヤパーセル構造では、ハッチバックタイ
プの車両のリヤシートのシートバックの後方に荷室11
を設け、該荷室の上部をパーシャルシェルフボード12
によって覆うようにしている。本実施例では、とくに当
該車両のバックドア13のバックドアウィンド14とパ
ーシャルシェルフボード12の外形を揃えるとともに、
該バックドアウィンド14の枠部14aに、該パーシャ
ルシェルフボードを固定するための固定手段15を設け
ている(図3〜図5参照)。
【0006】固定手段15は、パーシャルシェルフボー
ド12の両側に設けた凸部16と、バックドアウィンド
14の枠部14aに設けた凹部17とから構成されてい
る。とくに凹部17は、バックドアウィンド14の枠部
14aの一部を切り起こして形成され、その切起し部1
7aの弾性力に抗してパーシャルシェルフボード12を
押し込み、その凸部16を凹部17に係合させることが
できる。これによって、パーシャルシェルフボード12
は、荷室11に大きな荷物を収容させたい場合等に、該
パーシャルシェルフボード12をバックドアウィンド1
4に一時固定しておくことができる(図2および図3参
照)。したがって、パーシャルシェルフボード12の一
時的な置き場所を確保することができ、しかも、荷室1
1からパーシャルシェルフボード12を外しても、該荷
室の内部が車体外部から丸見えになることもなく、外観
が良い。
【0007】図6は、本発明に係る車両のリヤパーセル
構造の第2の実施例を示すものである。なお、説明の便
宜上、図6において、図1〜図5に示した要素と同一機
能を有するものについては同一符号を付し、それらの詳
細な説明を省略する。本実施例の車両のリヤパーセル構
造では、パーシャルシェルフボード12を3分割してい
る。この分割したパーシャルシェルフボード12の比較
的大きい中央部分21は、バックドアウィンド14に固
定するようにし、左右の比較的小さい両側部分22,2
2は車両の左右のクォータウィンド24,24の枠部2
4a,24a(一方のみを図示)にそれぞれ固定するよ
うにしている。これにより、上記実施例の場合と同様
に、パーシャルシェルフボード12の置き場所を確保す
ることができ、しかも、荷室11からパーシャルシェル
フボード12を外しても、外観が良い。
【0008】図7〜図10は、本発明に係る車両のリヤ
パーセル構造の第3の実施例を示すものである。なお、
説明の便宜上、図7〜図10において、図1〜図5に示
した要素と同一機能を有するものについては同一符号を
付し、それらの詳細な説明を省略する。本実施例の車両
のリヤパーセル構造では、パーシャルシェルフボード1
2に複数のスリット31を形成し、該スリットを介して
車室32と荷室11を常時連通させている(図7および
図8参照)。これにより、パーシャルシェルフボード1
2を荷室11の上部に設置していても、車室32内のエ
アは、荷室11およびバックドア13のトリム13aの
換気孔を介して外部に抜けることができる。また、スリ
ット31を斜めに傾けて形成することにより(図9〜図
10参照)、パーシャルシェルフボード12をバックド
アウィンド14に取付けたときに、荷室11の目隠しと
しての機能を維持しつつ、さらに、運転手の後方視界を
確保し、かつ車室32の日避けとしての機能を持たせる
ことができる。なお、図8〜図10において、33はリ
ヤシートのシートバックである。
【0009】図11〜図13は、本発明に係る車両のリ
ヤパーセル構造の第4の実施例を示すものである。な
お、説明の便宜上、図11〜図13において、図8に示
した要素と同一機能を有するものについては同一符号を
付し、それらの詳細な説明を省略する。本実施例の車両
のリヤパーセル構造では、パーシャルシェルフボード1
2に一対のスピーカ41を予め埋設しておき、該パーシ
ャルシェルフボードをバックドアウィンド14に取付け
た際に、スピーカ41の位置が、乗員の耳に直接音が届
く高さになるようにしたものである。これにより、スピ
ーカ41の音が聞き易くなり、音質の向上を図ることが
できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
のリヤパーセル構造によれば、パーシャルシェルフボー
ドを用いて荷室を覆うようにした車両のリヤパーセル構
造において、バックドアウィンドの枠部に、上記パーシ
ャルシェルフボードを固定するための固定手段を設けた
構成としているので、上記荷室に大きな荷物を収容させ
たい場合等に、上記パーシャルシェルフボードを上記バ
ックドアウィンドに一時固定しておくことができる。し
たがって、上記パーシャルシェルフボードの一時的な置
き場所を確保することができ、しかも、上記荷室から上
記パーシャルシェルフボードを外しても、上記荷室の内
部が車体外部から丸見えになることもなく、外観が良
い。また、本発明では、上記パーシャルシェルフボード
を3分割し、それぞれをバックドアウィンドおよび左右
のクォータウィンドの枠部に固定するようにしているの
で、上記パーシャルシェルフボードの置き場所をさらに
確保することができるとともに、車体の側方から上記荷
室の内部が丸見えになることもなく、より一層の外観の
向上を図ることができ、上記パーシャルシェルフボード
をさらに大型に形成することも可能である。さらに、本
発明では、上記パーシャルシェルフボードにスリットを
形成しているので、車室内のエアの換気を図ることがで
きるとともに、上記パーシャルシェルフボードをバック
ドアウィンドに取付けたときに、上記荷室の目隠しとし
ての機能を維持しつつ、運転手の後方視界を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第1の
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】図3において矢印Cで示す円で囲む部分を分解
して拡大して示す断面図である。
【図5】図3において矢印Cで示す円で囲む部分を拡大
して示す断面図である。
【図6】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第2の
実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第3の
実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第3の
実施例を示す断面図である。
【図9】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第3の
実施例を示すもので、パーシャルシェルフボードを荷室
の上部に配設した様子を示す断面図である。
【図10】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第3
の実施例を示すもので、パーシャルシェルフボードをバ
ックドアウィンドに取付けた様子を示す断面図である。
【図11】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第4
の実施例のパーシャルシェルフボードを示す斜視図であ
る。
【図12】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第4
の実施例を示すもので、パーシャルシェルフボードを荷
室の上部に配設した様子を示す断面図である。
【図13】本発明に係る車両のリヤパーセル構造の第4
の実施例を示すもので、パーシャルシェルフボードをバ
ックドアウィンドに取付けた様子を示す断面図である。
【図14】従来の車両のリヤパーセル構造を示す斜視図
である。
【図15】従来の車両のリヤパーセル構造のバックドア
を示す斜視図である。
【図16】従来の車両のリヤパーセル構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
11 荷室 12 パーシャルシェルフボード 13 バックドア 13a トリム 14 バックドアウィンド 14a 枠部 15 固定手段 16 凸部 17 凹部 17a 切起し部 21 中央部分 22 両側部分 24 クォータウィンド 24a 枠部 31 スリット 32 車室 33 リヤシートバック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーシャルシェルフボードを用いて荷室
    を覆うようにした車両のリヤパーセル構造において、バ
    ックドアウィンドの枠部に、上記パーシャルシェルフボ
    ードを固定するための固定手段を設けたことを特徴とす
    る車両のリヤパーセル構造。
  2. 【請求項2】 パーシャルシェルフボードを用いて荷室
    を覆うようにした車両のリヤパーセル構造において、上
    記パーシャルシェルフボードを3分割し、それぞれをバ
    ックドアウィンドおよび左右のクォータウィンドの枠部
    に固定するようにしたことを特徴とする車両のリヤパー
    セル構造。
  3. 【請求項3】 上記パーシャルシェルフボードにスリッ
    トを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載
    の車両のリヤパーセル構造。
JP19091897A 1997-07-16 1997-07-16 車両のリヤパーセル構造 Pending JPH1134748A (ja)

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JP19091897A JPH1134748A (ja) 1997-07-16 1997-07-16 車両のリヤパーセル構造

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JPH1134748A true JPH1134748A (ja) 1999-02-09

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