JPH11347201A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH11347201A
JPH11347201A JP16237098A JP16237098A JPH11347201A JP H11347201 A JPH11347201 A JP H11347201A JP 16237098 A JP16237098 A JP 16237098A JP 16237098 A JP16237098 A JP 16237098A JP H11347201 A JPH11347201 A JP H11347201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変動入賞装置を用いた遊技機の高い興趣を得
る。 【解決手段】 特別遊技状態の発生に基づいて、規定の
ラウンド毎に、変動入賞装置に所定の拾球動作を行わせ
る拾球制御手段と、変動入賞装置に受け入れられた遊技
球の数を計数する入賞数計数手段と、を備える弾球遊技
機において、変動入賞装置の内部には、受け入れた遊技
球を案内する複数の案内経路を形成し、入賞数計数手段
は、案内経路を通る遊技球を、案内経路毎に計数可能な
案内経路別計数手段を含み、拾球制御手段は、変動入賞
装置の拾球動作中に、案内経路別計数手段による一部の
案内経路での計数値が所定の規定入賞数に達した場合
に、変動入賞装置の1回のラウンドの拾球動作を終了さ
せるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技領域に遊技
者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2状態とに切替
駆動可能な変動入賞装置を配設した弾球遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機には、何種類かの分類が
あり、その中の1つとして「第一種」に分類される遊技
機がある。これは、図柄等の識別情報を表示可能な可変
表示部を備え、遊技球が特定の入賞口へ入賞することに
より識別情報を可変表示し、一定時間後に識別情報を停
止表示して、その停止した識別情報の種類によって、遊
技者に特典(大量の出球等)を付与する遊技機である。
一般には、左、中、右の3つの図柄を可変表示し、この
図柄が3つとも揃った状態で停止した場合に、特典を与
える大当たり状態(特別遊技状態)となる遊技機が多
い。そして、大当たり状態となると、普段は閉止(遊技
者に不利な状態)している変動入賞装置が開放(遊技者
に有利な状態)して、遊技球を容易に受け入れる状態と
なり、遊技者は賞球を大量に獲得することができる。こ
の変動入賞装置の開放動作(拾球動作)は、一定の条件
(規定時間、10カウント等による)で終了する。ただ
し、変動入賞装置内部のVゾーンと呼ばれる特定領域を
遊技球が通過した場合には、変動入賞装置の閉止動作後
に、再度開放して、再び遊技球を容易に受け入れる状態
になり、これを規定ラウンド数、繰り返す。
【0003】「第二種」に分類される遊技機は、変動入
賞装置の内部にVゾーンと呼ばれる特定領域を設け、遊
技球が特定の入賞口へ入賞することにより一時的に変動
入賞装置を開放し、この際変動入賞装置に入賞した遊技
球が内部の特定領域を通過すると、遊技者に特典(大量
の出球等)を付与する遊技機である。そして、遊技に特
典を与える大当たり状態(特別遊技状態)となると、変
動入賞装置が開閉を繰り返すようになって、遊技球を容
易に受け入れる状態となり、遊技者は賞球を大量に獲得
することができる。この変動入賞装置の開閉動作(拾球
動作)は、一定の条件(規定時間、10カウント等によ
る)で終了する。ただし、変動入賞装置内部の特定領域
を再度遊技球が通過した場合には、変動入賞装置の開閉
動作終了後に、開閉動作を再開して、再び遊技球を容易
に受け入れる状態に変化し、これを規定ラウンド数(例
えば、8回)、繰り返す。
【0004】「第三種」に分類される遊技機は、遊技領
域の特定領域を遊技球が通過することに伴って、遊技者
に特典(大量の出球等)を付与可能な権利発生状態(特
別遊技状態)と、特典を付与しにくい状態(通常の状
態)とに、順次切替える遊技機である。この遊技機で
は、特別遊技状態(大当たり状態とも言う)にある場合
に限って、遊技球が特定の入賞口へ入賞することにより
変動入賞装置を開放して、遊技球を容易に受け入れる状
態となり、遊技者は賞球を大量に獲得することができ
る。この変動入賞装置の開放動作(拾球動作)は、一定
の条件(規定時間、10カウント等による)で終了す
る。そして、再び遊技球が特定入賞口に入賞すると、変
動入賞装置を再度開放し、これを規定ラウンド数(例え
ば、16回)、繰り返す。ただし、特別遊技状態の間
に、前述の特定領域を遊技球が通過すると、通常の状態
に戻ってしまい、特別遊技状態の終了となる。
【0005】また、「第三種」の遊技機は、最近では、
変動入賞装置とは別個の可変入賞装置を設けて、その可
変入賞装置の内部に特別遊技状態を発生させる前述の特
定領域を形成すると共に、その可変入賞装置の開放を、
可変表示部が変動表示する図柄の停止状態によって決定
するものが主流である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような第一種、第
二種、第三種の遊技機は、特別遊技状態が発生して、変
動入賞装置の拾球動作が行われると、遊技球を受け入れ
やすい状態になるが、この場合変動入賞装置内に設けら
れた遊技球検出センサによって10個(規定入賞数)の
遊技球の入賞が検出されるとあるいは規定時間が経過す
ると、変動入賞装置の拾球動作が終了され、これは各ラ
ウンド共、同じである。また、変動入賞装置内に遊技球
検出センサを2個以上設けたものがあるが、その検出数
の合計数が10個(規定入賞数)に達すると、変動入賞
装置の拾球動作が終了される。
【0007】即ち、変動入賞装置の各ラウンドの拾球動
作の終了条件が常に一定であるため、変動入賞装置の拾
球動作中の遊技が、遊技者の技量に関係なく進行して、
単調になってしまい、遊技の興趣を低下させている。
【0008】また、可変表示の図柄の組み合わせによっ
て、ラウンドの最大継続回数を可変とする、例えば
“7,7,7”で当たると16ラウンド継続、“3,
3,3”で当たると8ラウンド継続というようなことが
考えられているが、この場合規定入賞数が一定であれ
ば、特別遊技状態において獲得できる賞球の数が変化す
るだけにすぎず、それぞれのラウンドの遊技が従来と変
わるものではない。そのため、それほどの興趣は得られ
ない。
【0009】この発明は、変動入賞装置の拾球動作中の
遊技に遊技者が技術介入でき、興趣に溢れる遊技機を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技領域
に遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2状態と
に切替駆動可能な変動入賞装置を配設し、特別遊技状態
の発生に基づいて、規定のラウンド毎に、前記変動入賞
装置に所定の拾球動作を行わせる拾球制御手段と、前記
変動入賞装置に受け入れられた遊技球の数を計数する入
賞数計数手段と、を備える弾球遊技機において、前記変
動入賞装置の内部には、受け入れた遊技球を案内する複
数の案内経路を形成し、前記入賞数計数手段は、前記案
内経路を通る遊技球を、案内経路毎に計数可能な案内経
路別計数手段を含み、前記拾球制御手段は、前記変動入
賞装置の拾球動作中に、前記案内経路別計数手段による
一部の案内経路での計数値が所定の規定入賞数に達した
場合に、前記変動入賞装置の1回のラウンドの拾球動作
を終了させるように構成される。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
入賞数計数手段は、前記変動入賞装置に受け入れられた
全ての遊技球の数を計数する総計数手段を含み、前記拾
球制御手段は、前記変動入賞装置の拾球動作中に、前記
案内経路別計数手段による一部の案内経路での計数値が
所定の規定入賞数に達した場合、あるいは前記総計数手
段による計数値が所定の規定入賞数に達した場合に、前
記変動入賞装置の1回のラウンドの拾球動作を終了させ
るように構成される。
【0012】第3の発明は、第1、第2の発明におい
て、前記規定入賞数を、遊技条件に基づいて可変設定可
能な規定入賞数可変設定手段を備える。
【0013】第4の発明は、第3の発明において、前記
規定入賞数可変設定手段は、各ラウンドの規定入賞数を
ラウンド毎にもしくは初回ラウンドの開始前に設定す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は第一種の遊技機(パチンコ遊技機)
の遊技盤1の正面図である。
【0016】遊技盤1の表面には、ガイドレール2で囲
われた遊技領域3のほぼ中央に遊技画像等を表示する画
像表示装置(特別図柄可変表示装置=特図)4が、画像
表示装置4の下方に変動入賞装置5が配設される。
【0017】画像表示装置4は、例えばLCD(液晶表
示器)、CRT(ブラウン管)等から構成される(本実
施形態ではLCDを用いている)。
【0018】変動入賞装置5は、図2、図3のように大
入賞口20に、球を受け入れない閉状態(遊技者に不利
な第2状態)と、球を受け入れやすい開状態(遊技者に
有利な第1状態)とに変換可能な開閉扉9が配設され
る。
【0019】大入賞口20の奥方の凹室の底部には、そ
れぞれ大入賞口20に入った遊技球を案内する3つの案
内経路21〜23が形成される。中央の案内経路21に
は継続入賞口(V入賞口)24が形成され、継続入賞口
24には遊技球の入賞(通過)を検出する継続スイッチ
(Vスイッチ)25が設けられる。左の案内経路22に
は遊技球の入賞(通過)を検出する第1のカウントスイ
ッチ26が、右の案内経路23には遊技球の入賞(通
過)を検出する第2のカウントスイッチ27が設けられ
る。
【0020】開閉扉9の表面中央部には、図3の開状態
において、継続入賞口24に入賞した遊技球(V入賞
球)の流下を規制してそのV入賞球を貯留するための流
下阻止片28が設けられる。各案内経路21〜23を通
った遊技球は図示しないセーフユニットへ導かれる。
【0021】変動入賞装置5の直上方には、電動式のチ
ューリップ(普通電動役物=普電)6を有する始動口7
が配設され、始動口7には入賞球を検出する特図始動ス
イッチが設けられる。
【0022】始動口7への遊技球の入賞に基づき、所定
の乱数が抽出されて、画像表示装置4の画像遊技つまり
複数の識別情報(図柄)の可変表示が行われ、その抽出
された乱数値が大当たりであれば、可変表示が所定の組
み合わせ態様で停止されて、大当たり(特別遊技状態)
が発生する。大当たりが発生すると、変動入賞装置5の
開閉扉9が所定期間、球を受け入れない閉状態から球を
受け入れやすい開状態に変換される特別遊技が行われ
る。この特別遊技は、変動入賞装置5内の継続入賞口2
4への入賞を条件に、規定ラウンド繰り返される。
【0023】画像表示装置4の上部には、始動口7の入
賞記憶(まだ可変表示が開始されていない)を特図始動
記憶として表示する特図記憶表示器8が配設される。
【0024】始動口7の基部には、数字等を表示する7
セグメント等からなる普図表示器10が配設され、画像
表示装置4の左右の遊技領域に配設されたゲート11に
は、遊技球の通過を検出する普図始動ゲートスイッチが
設けられる。
【0025】遊技球のゲート11の通過に基づき、普図
表示器10の可変表示が行われ、これが所定の数字等で
停止すると、始動口7の電動チューリップ6が開かれ
る。ゲート11を遊技球が通過した際の普図始動記憶
は、普図表示器10の回りの普図記憶表示器12に表示
される。
【0026】遊技機の下部には、図示しないが打球発射
装置の操作部が配設され、その操作によって遊技球(パ
チンコ球)が1個ずつ遊技領域へ打ち出される。13,
14は一般入賞口、15は遊技球の転動誘導部材として
の風車、16は装飾用のランプ等を示す。なお、大部分
の遊技釘は省略されている。
【0027】図4は制御系のブロック構成を示すもの
で、遊技制御装置30は、CPU、ROM、RAMを内
蔵した演算処理装置31、入力インターフェイス32、
出力インターフェイス33、発振器34、割込発生回路
35等からなる。
【0028】演算処理装置31のCPUは、ROMに格
納した遊技プログラムおよび始動口7の特図始動スイッ
チ40、ゲート11の普図始動ゲートスイッチ41、変
動入賞装置5内の第1、第2のカウントスイッチ26,
27、継続スイッチ(Vスイッチ)25等からの信号に
基づいて、画像表示装置4の表示制御装置42に表示制
御信号を送ると共に、普図表示器10、特図記憶表示器
8、普図記憶表示器12、始動口7の電動式チューリッ
プ6の駆動用ソレノイド(普通電動役物ソレノイド)4
3、変動入賞装置5の開閉扉9の駆動用ソレノイド(大
入賞口ソレノイド)44、装飾用のランプ・LED等を
制御する。
【0029】表示制御装置42は、遊技制御装置30か
らの表示制御信号に基づいて、画像表示装置4の画像を
制御する。45は賞球処理を行うためにセーフユニット
に導いた入賞球(セーフ球)を検出するセーフセンサ、
46は球排出機構(図示しない)の賞球等の排出制御を
行う賞球排出回路である。
【0030】割込発生回路25は、一定の周期(例え
ば、2msec)で発信するリセット割込信号を演算処
理装置21のCPUのリセット端子に入力する。CPU
は、このリセット割込信号の入力毎に、遊技プログラム
を予め定めた所定番地より実行する。遊技プログラムの
一連の進行は、そのリセット割込信号の割込時間(信号
周期)内に納まるように構成している。
【0031】外部情報端子47は、遊技店の管理装置側
へ大当たりが発生したときの大当たり信号、大当たり等
の発生確率が高確率状態にあることを示す確変信号(特
定の図柄で大当たりが発生した場合)、画像遊技の図柄
停止信号、異常信号等を送るためのもの、48は各種音
声を発生するためのサウンドジェネレータ、49はスピ
ーカーを示す。
【0032】次に、遊技制御装置30の制御内容を説明
する。
【0033】図5のメインフローに示すように、S1の
電源投入判定処理、S2の入力処理、S3の出力処理、
S4のスルー処理、S5の賞球パラレル通信処理、S6
のスルー処理、S7の音声制御処理、S8のスルー処
理、S9の賞球パラレル通信処理、S10のスルー処
理、S11の表示制御装置パラレル通信処理、S12の
乱数生成処理、S13のスイッチ入賞処理、S14の特
別図柄ゲーム処理、S15の普通図柄ゲーム処理、S1
6の図柄変動処理、S17の装飾編集処理、S18のソ
レノイド編集処理、S19の不正監視処理、S20の表
示制御装置送信コマンド処理、S21の外部情報処理、
S22の残余時間処理を実行する。
【0034】S4〜S11の処理ならびにS14〜S2
1の処理は、それぞれ時分割処理する。
【0035】即ち、S4〜S11のスルー処理、賞球パ
ラレル通信処理、スルー処理、音声制御処理、スルー処
理、賞球パラレル通信処理、スルー処理、表示制御装置
パラレル通信処理、S14〜S21の特別図柄ゲーム処
理、普通図柄ゲーム処理、図柄変動処理、装飾編集処
理、ソレノイド編集処理、不正監視処理、表示制御装置
送信コマンド処理、外部情報処理処理は、CPUのリセ
ット割込毎に (a)S1→S2→S3→ S4→S12→S13→S
14→S22 (b)S1→S2→S3→ S5→S12→S13→S
15→S22 (c)S1→S2→S3→ S6→S12→S13→S
16→S22 (d)S1→S2→S3→ S7→S12→S13→S
17→S22 (e)S1→S2→S3→ S8→S12→S13→S
18→S22 (f)S1→S2→S3→ S9→S12→S13→S
19→S22 (g)S1→S2→S3→S10→S12→S13→S
20→S22 (h)S1→S2→S3→S11→S12→S13→S
21→S22 の(a)→(b)→(c)→(d)→(e)→(f)→
(g)→(h)の順に時分割(8分割)処理する。リセ
ット割込時間が、例えば2msecであれば、S4〜S
11の処理ならびにS14〜S21の処理は、それぞれ
16msec(2msec×8)に1回行う。
【0036】なお、(a)〜(g)のS1〜S22の処
理時間は、それぞれリセット割込時間内に処理が終了す
るように設定している。
【0037】S1の電源投入判定処理は、電源投入時の
みRAMの初期化等の初期化処理を行い、投入後はスル
ーする。
【0038】S2の入力処理は、各スイッチの入力信号
のチャタリング除去および論理変換を行う。
【0039】S3の出力処理は、S14の特別図柄ゲー
ム処理、S15の普通図柄ゲーム処理、S16の図柄変
動処理、S17の装飾編集処理、S18のソレノイド編
集処理等でセットされた出力データの出力を行う。
【0040】S4、S6、S8、S10のスルー処理
は、処理を行わず、スルーする。
【0041】S5、S9の賞球パラレル通信処理は、入
賞球があると、該当する賞球数を賞球排出回路46に送
信する。例えば、始動口7の入賞の場合は7個賞球デー
タを、それ以外の入賞口の入賞の場合は13個賞球デー
タを、賞球排出回路46に送信する。
【0042】S7の音声制御処理は、サウンドジェネレ
ータ48に音データを送信し、スピーカー49より放音
させる。
【0043】S11の表示制御装置パラレル通信処理
は、S20の表示制御装置送信コマンド処理で編集しセ
ットされた表示制御データを表示制御装置42へ送信す
る。
【0044】S12の乱数生成処理は、図6のように画
像遊技の大当たり用の乱数、変動入賞装置5の規定入賞
数を設定するための最大カウント決定用乱数、普図用の
乱数等を生成、更新する(S61〜S67)。そして、
画像遊技のはずれの停止図柄(左図柄、中図柄、右図柄
の組み合わせ)の組み合わせデータを、はずれ図柄生成
領域に格納する処理も行う。
【0045】大当たり用乱数は、前回値に+1更新し
て、299になると0に戻して、0〜298の値を生成
する。最大カウント決定用乱数は、前回値に+1更新し
て、4になると0に戻して、0〜3の値を生成する。普
図用乱数も同様に、前回値に+1更新する方法にて所定
範囲の値を生成する。そして、後述するS22の残余時
間処理で生成したはずれの停止図柄(左図柄、中図柄、
右図柄の組み合わせ)を作成するための図柄作成用の乱
数が、はずれの図柄の組み合わせの場合に、これを、は
ずれの停止図柄の組み合わせデータとして、はずれ図柄
生成領域に格納する。
【0046】S22の残余時間処理では、はずれの停止
図柄を作成するための図柄作成用の乱数を、リセット割
込がかかるまでの残余時間を利用して、繰り返し更新す
る処理を行っている。
【0047】S13のスイッチ入賞処理は、図7のよう
にS2で処理された入力信号に基づいて、始動口7に入
賞があった場合は、その入賞を特図始動記憶として記憶
(最大4個まで)すると共に、その入賞毎に、S12の
乱数生成処理で生成される大当たり用乱数を抽出して記
憶する(S71〜S74)。ゲート11を遊技球が通過
した場合は、普図始動記憶を行い、普図用乱数を抽出す
る(S75の監視処理)。
【0048】変動入賞装置5内のV入賞口24を遊技球
が通過した場合、最初のV通過かどうかを判定する。最
初のV通過の場合、S12の乱数生成処理で生成される
最大カウント決定用乱数を取得して、その最大カウント
決定用乱数を基に次回のラウンドにおけるカウント数の
上限値(規定入賞数)を設定する(S76〜S79)。
【0049】この場合、最大カウント決定用乱数に対応
させて、例えば図18のように、ラウンド別に、第1の
カウントスイッチ26によるカウント数の上限値(第1
上限値:第1の規定入賞数)、第2のカウントスイッチ
27によるカウント数の上限値(第2上限値:第2の規
定入賞数)、およびこれらのカウント数の合計上限値
(全体規定入賞数)を定めておく。ただし、各上限値は
最大カウント決定用乱数のみに対応させて定めても良
い。最初のV通過でない場合、S80以降に進む。
【0050】S80以降では、V通過数を更新(+1)
すると共に、V通過フラグをセットする(S80,S8
1)。
【0051】第1のカウントスイッチ26の入力に基づ
き、変動入賞装置5の左の案内経路22に遊技球が入賞
する毎に、第1カウント数、合計カウント数を更新(+
1)すると共に、第2のカウントスイッチ27の入力に
基づき、変動入賞装置5の右の案内経路23に遊技球が
入賞する毎に、第2カウント数、合計カウント数を更新
(+1)する。第1カウント数が第1上限値(第1の規
定入賞数)に達した場合、あるいは第2カウント数が第
2上限値(第2の規定入賞数)に達した場合、あるいは
合計カウント数が合計上限値(全体規定入賞数)に達し
た場合、特別遊技のラウンド終了フラグをセットする
(S82〜S89)。セーフセンサ37の入力があった
場合は、始動口7の入賞記憶の有無を判定し、記憶があ
る場合は賞球数7個を、記憶が無い場合は賞球数13個
を記憶する。
【0052】S14の特別図柄ゲーム処理は、図8のよ
うに処理番号にしたがって、始動記憶監視処理、図柄通
常停止監視処理、図柄リーチ停止監視処理、大当たり判
定処理、ファンファーレ処理、大当たり前半処理、大当
たり後半処理、インターバル処理、有効時間監視処理、
大当たり終了処理を行う(S91〜S101)。
【0053】始動記憶監視処理は、図9のように始動口
7の入賞記憶(特図始動記憶)があると、その記憶数を
減算すると共に、入賞に伴い抽出記憶してある乱数値を
判定して、その判定結果を特賞判定フラグに記憶する
(S111〜S114)。
【0054】判定結果が大当たりでない場合、S12で
図柄が格納されているはずれ図柄生成領域から停止予定
図柄を取得、記憶する(S116)。大当たりの場合、
そのはずれ図柄生成領域の左図柄を参照して(左図柄を
中図柄、右図柄にコピー)、停止予定図柄を決定、記憶
する(S117)。処理番号に1を設定して図柄通常停
止監視処理に入り、画像表示装置4の各図柄の変動を開
始させる。
【0055】図柄通常停止監視処理は、画像表示装置4
の各図柄の変動停止制御を行う処理で、図10のように
左図柄(第1図柄)の停止タイミングになると左図柄の
停止を、右図柄(第2図柄)の停止タイミングになると
右図柄の停止を、中図柄(第3図柄)の停止タイミング
になると中図柄の停止をセットして、各図柄を停止させ
る。この際、左図柄と右図柄とが同一のリーチ態様が発
生したときには、処理番号に2を設定して、図柄リーチ
停止監視処理に入る。リーチ態様が発生せずに全図柄が
停止した際には、処理番号に3を設定して、大当たり判
定処理に入る(S121〜S130)。
【0056】図柄リーチ停止監視処理は、図11のよう
にリーチに基づく所定のタイミングにて最後の中図柄の
停止をセットすることにより、最終的には全図柄を停止
させる。全図柄が停止した際には、処理番号に3を設定
して、大当たり判定処理に入る(S141〜S14
4)。
【0057】大当たり判定処理は、図12のように始動
記憶監視処理の特賞判定フラグが大当たりか否かを判定
する。大当たりの場合、処理番号に4を設定して、ファ
ンファーレ処理に入る。大当たりでない場合、処理番号
に0を設定して、始動記憶監視処理に戻る(S151〜
S154)。
【0058】ファンファーレ処理は、図13のように処
理時間がくると、特別遊技の最初のラウンドにおける変
動入賞装置5の第1のカウントスイッチ26の第1カウ
ント数の第1上限値(第1の規定入賞数)、第2のカウ
ントスイッチ27の第2カウント数の第2上限値(第2
の規定入賞数)、およびこれらのカウント数の合計上限
値(全体規定入賞数)にそれぞれ初期値(例えば、3)
を設定し、変動入賞装置5の第1のカウントスイッチ2
6の第1カウント数、第2のカウントスイッチ27の第
2カウント数、および合計上限値に対する合計カウント
数を0に設定し、処理タイマに変動入賞装置5の規定開
放時間(規定動作時間:例えば、29秒)を設定し、特
別遊技のラウンド数に1を設定する。次に、ラウンド終
了フラグをクリアし、V通過フラグをクリアし、V通過
数を0に設定し、処理番号に5を設定して大当たり前半
処理に入る(S161,S163〜S170)。
【0059】大当たり前半処理は、図14のように変動
入賞装置5の規定開放時間の経過前は、ラウンド終了フ
ラグ、V通過フラグを監視して、V通過フラグがセット
されると、ラウンド数が最大値つまり最終ラウンド(例
えば、16回)でない場合、処理番号に6を設定して大
当たり後半処理に入る(S181〜S186)。
【0060】この際、V通過フラグがセットされないま
ま、ラウンド終了フラグがセットされた場合もしくは変
動入賞装置5の規定開放時間が経過した場合、また最終
ラウンドの場合、処理タイマを設定(2秒)し、処理番
号に8を設定して有効時間監視処理に入る(S187,
S188)。
【0061】大当たり後半処理は、図15のように変動
入賞装置5の規定開放時間が経過するともしくはラウン
ド終了フラグがセットされると、処理タイマを設定(2
秒)し、処理番号に7を設定してインターバル処理に入
る(S191〜S195)。
【0062】インターバル処理は、図16のように処理
時間がくると、次のラウンドにおける変動入賞装置5の
第1のカウントスイッチ26の第1カウント数の第1上
限値(第1の規定入賞数)、第2のカウントスイッチ2
7の第2カウント数の第2上限値(第2の規定入賞
数)、およびこれらのカウント数の合計上限値(全体規
定入賞数)を設定する。各上限値は、前のラウンドの最
初のV通過時に取得した最大カウント決定用ラウンドを
基に設定している(S13のスイッチ入賞処理、図1
8)。変動入賞装置5の第1のカウントスイッチ26の
第1カウント数、第2のカウントスイッチ27の第2カ
ウント数、および合計上限値に対する合計カウント数を
0に設定し、処理タイマに変動入賞装置5の規定開放時
間(例えば、29秒)を設定し、特別遊技のラウンド数
を+1更新する。次に、ラウンド終了フラグをクリア
し、V通過フラグをクリアし、V通過数を0に設定し、
処理番号に5を設定して大当たり前半処理に入る(S2
01,S203〜S210)。
【0063】大当たり前半処理に入ると、V通過、最終
ラウンドか否かを条件に、大当たり後半処理、有効時間
監視処理に入り、前述の処理を繰り返す。
【0064】有効時間監視処理は、図17のように最終
ラウンドでない場合、処理時間の経過前にV通過フラグ
がセットされれば、処理番号に7を設定してインターバ
ル処理に入る。また、V通過フラグがセットされず、処
理時間が経過した場合、また最終ラウンドの場合、処理
タイマを設定(18秒)し、処理番号に9を設定して大
当たり終了処理に入る(S221〜S227)。
【0065】大当たり終了処理は、大当たり終了データ
をセットする。
【0066】なお、大当たり時、該当する各処理に基づ
き、表示制御装置42への大当たり時の表示情報のセッ
トを行う。
【0067】S15の普通図柄ゲーム処理は、普図始動
ゲートスイッチ41の入力(普図始動記憶)があると、
普図表示器10の可変表示を行い、取得してある普図用
乱数に対応する数字等にてその可変表示の停止を指令し
て、当たりの場合に始動口7の電動式チューリップ6を
開放する処理を行う。
【0068】S16の図柄変動処理は、表示制御装置4
2が画像表示装置4の図柄の可変表示を行うための図柄
情報を設定する。図柄を表示する表示位置データを送る
ことで、図柄の回転を管理する。S17の装飾編集処理
は、ランプ・LED等の制御データを設定する。
【0069】S18のソレノイド編集処理は、S14の
特別図柄ゲーム処理、S15の普通図柄ゲーム処理でセ
ットされたデータに基づいて、変動入賞装置5の開閉扉
9の駆動用ソレノイド44、始動口7の電動式チューリ
ップ6の駆動用ソレノイド43のソレノイドデータを設
定する。変動入賞装置5の開閉扉9は、大当たり前半処
理に入ると開放し、大当たり前半処理、大当たり後半処
理または有効時間監視処理にて、ラウンド終了フラグが
セットされるともしくは変動入賞装置5の規定開放時間
が経過すると閉止する。
【0070】S19の不正監視処理は、変動入賞装置5
の開放時等に、カウントスイッチ26,27の入力等を
基にノーカウント不正等の監視を行う。
【0071】S20の表示制御装置送信コマンド処理
は、S14の特別図柄ゲーム処理、S16の図柄変動処
理でセットされたデータに基づいて、表示制御装置42
へ送信するための表示情報を編集する。
【0072】S21の外部情報処理は、大当たり信号、
確変信号、画像遊技の図柄停止信号等を、外部(管理装
置)へ知らせるために、該当する事象のデータを編集す
る。
【0073】このような構成により、遊技が行われ、始
動口7へ遊技球が入賞すると、その入賞時に大当たり用
乱数等が抽出されて、画像表示装置4の複数の図柄の可
変表示が行われると共に、抽出された大当たり用乱数が
大当たり値であれば、所定時間経過後に、複数の図柄の
可変表示が所定の組み合わせ態様で停止されて、大当た
りが発生される。
【0074】そして、大当たりが発生すると、変動入賞
装置5の第1のカウントスイッチ26の第1の規定入賞
数(左の案内経路22の規定入賞数)、第2のカウント
スイッチ27の第2の規定入賞数(右の案内経路23の
規定入賞数)、および全体規定入賞数の3つの規定入賞
数が設定され、変動入賞装置5を遊技球を受け入れない
閉状態から遊技球を受け入れやすい開状態に開放する特
別遊技が行われる。
【0075】この場合、1ラウンド目は第1の規定入賞
数、第2の規定入賞数、全体規定入賞数に初期値が設定
され、変動入賞装置5へ入賞した遊技球のうち、左の案
内経路22の入賞数が第1の規定入賞数に達すると、も
しくは右の案内経路23の入賞数が第2の規定入賞数に
達すると、もしくはこれらの入賞数の合計が全体規定入
賞数に達すると、変動入賞装置5が閉止される。この
際、変動入賞装置5のV入賞口24のV通過を条件に次
のラウンドが継続可とされる。
【0076】2ラウンド目からは前のラウンドにおける
変動入賞装置5の最初のV通過時に取得された最大カウ
ント決定用乱数を基に、第1の規定入賞数、第2の規定
入賞数、全体規定入賞数が設定され、変動入賞装置5へ
入賞した遊技球のうち、左の案内経路22の入賞数が第
1の規定入賞数に達すると、もしくは右の案内経路23
の入賞数が第2の規定入賞数に達すると、もしくはこれ
らの入賞数の合計が全体規定入賞数に達すると、変動入
賞装置5が閉止される。これが、変動入賞装置5のV入
賞口24のV通過を条件に規定ラウンド繰り返される。
【0077】即ち、変動入賞装置5の開放中、変動入賞
装置5へ入賞した遊技球が変動入賞装置5内部の複数の
案内経路22、23のいずれの案内経路を通過するかに
よって、変動入賞装置5の1回のラウンドの開放動作の
終了条件が異なってくる。このため、遊技者はいかに多
くの遊技球を変動入賞装置5に入賞させようと、工夫を
しながら遊技を行うようになり、この場合複数の案内経
路22,23のいずれかの規定入賞数が大きければ、そ
の大きい方の入賞を狙って遊技球を発射させるようにな
る。よって、特別遊技状態であっても、遊技球の発射位
置等に工夫をしながら遊技を行うこととなり、遊技者に
技術介入の余地を与えるために、遊技の興趣を高めるこ
とができる。
【0078】また、変動入賞装置5の1回のラウンドの
開放動作により変動入賞装置5に入賞する遊技球の数が
一定でなくなると共に、ラウンド毎に変動入賞装置5の
開放動作の終了条件が変化するようになるので、大当た
りの遊技に変化を与えることができ、大当たりが発生し
たときの遊技者の獲得できる賞球数にバリエーションを
持たせることができ、遊技者の技術介入の余地が大きく
なって、遊技機の攻略を奥の深いものにすることができ
る。
【0079】また、大当たりが発生した際、遊技者に与
える特典の大きさ(獲得できる賞球数)を遊技者に予測
させないので、その結果が出るまでの期待感を遊技者に
与えることができる。
【0080】一方、遊技盤上の釘調整により、変動入賞
装置5内部のいずれかの案内経路22,23へ入賞球が
集中するように調整することができる。また、釘調整に
より、いずれの案内経路22,23へも均等に入賞球が
通過するように調整することもできる。このような調整
を施すことにより、1回の開放動作での入賞球数を遊技
店にて自在に調整することが可能である。
【0081】また、複数の案内経路22,23の規定入
賞数を設定することで、技術介入性を高めつつも、全体
規定入賞数を設定することで、1回の開放動作にて変動
入賞装置5に入賞する遊技球数に上限を設けることがで
きる。このため、遊技者の技量がかなり高い場合であっ
ても、1回の大当たりで、遊技機から極端に多くの出玉
を獲得されることがなく、遊技店が安心して営業を行え
る。なお、全体規定入賞数に変動入賞装置5のV通過数
を含めても良い。
【0082】なお、所定の最大カウント決定用乱数(例
えば、3)を取得した場合、以降のラウンドの第1の規
定入賞数、第2の規定入賞数、全体規定入賞数を所定数
(例えば、最大値)に固定しても良い。また、この実施
の形態では、変動入賞装置5のV通過を基に最大カウン
ト決定用乱数を取得するようにしているが、そのV入賞
口とは別に遊技領域3に所定の入賞口を設けあるいは定
めて、該入賞口の入賞を基に最大カウント決定用乱数を
取得するようにしても良い。
【0083】ところで、画像表示装置4に第1の規定入
賞数、第2の規定入賞数、全体規定入賞数、ならびに案
内経路22,23の入賞数、その合計入賞数を表示する
ようにできる。また、画像表示装置4に各規定入賞数を
決定するためのゲーム表示を行うようにもできる。この
ような表示を行えば、各規定入賞数および変動入賞装置
5の入賞状況を遊技者が容易に認識でき、またラウンド
毎に遊技の楽しさが増し、賞球獲得への期待感が膨らむ
と共に、遊技の興趣が一層高まる。
【0084】図19〜図24は第2の実施の形態を示
す。これは、大当たりが発生したときにそれぞれのラウ
ンドの規定入賞数つまり各ラウンドの案内経路22,2
3の第1、第2の規定入賞数、全体規定入賞数(入賞数
パターン)を設定するものである。なお、前述の第1の
実施の形態とは、乱数生成処理、スイッチ入賞処理、特
別図柄ゲーム処理の始動記憶監視処理、大当たり判定処
理、ファンファーレ処理、インターバル処理が異なり、
その他の処理はほぼ同じである。
【0085】乱数生成処理は、図19のように画像遊技
の大当たり用の乱数、普図用の乱数等を生成、更新する
と共に、変動入賞装置5の入賞数パターン(各ラウンド
の第1、第2の規定入賞数、全体規定入賞数)を設定お
よび画像遊技の大当たりの停止図柄(左図柄、中図柄、
右図柄の組み合わせ)を作成するためのカウント上限値
変化パターン決定用乱数を生成、更新する(S301〜
S307)。カウント上限値変化パターン決定用乱数
は、前回値に+1更新して、15になると0に戻して、
0〜14(大当たりの停止図柄に対応する)の値を生成
する。
【0086】なお、S22の残余時間処理で生成したは
ずれの停止図柄(左図柄、中図柄、右図柄の組み合わ
せ)を作成するための図柄作成用の乱数が、はずれの図
柄の組み合わせの場合に、これを、はずれの停止図柄の
組み合わせデータとして、はずれ図柄生成領域に格納す
る処理も行う。
【0087】スイッチ入賞処理は、図20のようにS2
で処理された入力信号に基づいて、始動口7に入賞があ
った場合は、その入賞を特図始動記憶として記憶(最大
4個まで)すると共に、その入賞毎に、図19の乱数生
成処理で生成される大当たり用乱数およびカウント上限
値変化パターン決定用乱数を抽出して記憶する(S31
1〜S315)。ゲート11を遊技球が通過した場合
は、普図始動記憶を行い、普図用乱数を抽出する(S3
16の監視処理)。
【0088】変動入賞装置5内のV入賞口24を遊技球
が通過した場合、V通過フラグをセットする(S317
〜S319)。
【0089】第1のカウントスイッチ26の入力に基づ
き、変動入賞装置5の左の案内経路22に遊技球が入賞
する毎に、第1カウント数、合計カウント数を更新(+
1)すると共に、第2のカウントスイッチ27の入力に
基づき、変動入賞装置5の右の案内経路23に遊技球が
入賞する毎に、第2カウント数、合計カウント数を更新
(+1)する。第1カウント数が第1上限値(第1の規
定入賞数)に達した場合、あるいは第2カウント数が第
2上限値(第2の規定入賞数)に達した場合、あるいは
合計カウント数が合計上限値(全体規定入賞数)に達し
た場合、特別遊技のラウンド終了フラグをセットする
(S320〜S327)。セーフセンサ37の入力があ
った場合は、始動口7の入賞記憶の有無を判定し、記憶
がある場合は賞球数7個を、記憶が無い場合は賞球数1
3個を記憶する。
【0090】始動記憶監視処理は、図21のように始動
口7の入賞記憶(特図始動記憶)があると、その記憶数
を減算すると共に、入賞に伴い抽出記憶してある大当た
り用乱数値を判定して、その判定結果を特賞判定フラグ
に記憶する(S331〜S334)。
【0091】判定結果が大当たりでない場合、図19の
乱数生成処理で図柄が格納されているはずれ図柄生成領
域から停止予定図柄を取得、記憶する(S336)。
【0092】大当たりの場合、大当たり用乱数値と共に
抽出記憶してあるカウント上限値変化パターン決定用乱
数値を基に、停止予定図柄を決定、記憶する。この場
合、例えば、カウント上限値変化パターン決定用乱数値
が0のとき停止予定図柄が“0,0,0”、1のとき停
止予定図柄が“1,1,1”、2のとき停止予定図柄が
“2,2,2”、…10のとき停止予定図柄が“A,
A,A”、11のとき停止予定図柄が“B,B,B”、
…のように設定しておく(S337)。処理番号に1を
設定して図柄通常停止監視処理に入り、画像表示装置4
の各図柄の変動を開始させる。
【0093】大当たり判定処理は、図22のように始動
記憶監視処理の特賞判定フラグが大当たりか否かを判定
する。大当たりでない場合、処理番号に0を設定して、
始動記憶監視処理に戻る(S341,S342)。
【0094】大当たりの場合、記憶してある停止予定図
柄を基に、カウント上限値変化パターンつまり変動入賞
装置5の入賞数パターン(各ラウンドの第1、第2の規
定入賞数、全体規定入賞数)を設定して(抽選遊技)、
処理番号に4を設定して、ファンファーレ処理に入る
(S343〜S345)。
【0095】この場合、変動入賞装置5の入賞数パター
ンは、図25のように複数のパターンを定めておき、停
止予定図柄を基に、複数のパターンの中から1つのパタ
ーンを設定する。例えば、停止予定図柄が“3,3,
3”、“7,7,7”の場合は、1ラウンド目は左の案
内経路22の第1の規定入賞数(第1上限値)を
[6]、右の案内経路23の第2の規定入賞数(第2上
限値)を[6]、全体規定入賞数(合計上限値)を[1
0]に設定、2ラウンド目は左の案内経路22の第1の
規定入賞数(第1上限値)を[6]、右の案内経路23
の第2の規定入賞数(第2上限値)を[6]、全体規定
入賞数(合計上限値)を[10]に設定、3ラウンド目
は左の案内経路22の第1の規定入賞数(第1上限値)
を[4]、右の案内経路23の第2の規定入賞数(第2
上限値)を[8]、全体規定入賞数(合計上限値)を
[10]に設定、…に設定しておく。
【0096】ファンファーレ処理は、図23のように処
理時間がくると、設定した変動入賞装置5の入賞数パタ
ーンから特別遊技の最初のラウンドにおける変動入賞装
置5の第1のカウントスイッチ26の第1カウント数の
第1上限値(第1の規定入賞数)、第2のカウントスイ
ッチ27の第2カウント数の第2上限値(第2の規定入
賞数)、およびこれらのカウント数の合計上限値(全体
規定入賞数)を設定し、変動入賞装置5の第1のカウン
トスイッチ26の第1カウント数、第2のカウントスイ
ッチ27の第2カウント数、および合計上限値に対する
合計カウント数を0に設定し、処理タイマに変動入賞装
置5の規定開放時間(規定動作時間:例えば、29秒)
を設定し、特別遊技のラウンド数に1を設定する。次
に、ラウンド終了フラグをクリアし、V通過フラグをク
リアし、V通過数を0に設定し、処理番号に5を設定し
て大当たり前半処理に入る(S351,S353〜S3
60)。
【0097】インターバル処理は、図24のように処理
時間がくると、設定した変動入賞装置5の入賞数パター
ンから次のラウンドにおける変動入賞装置5の第1のカ
ウントスイッチ26の第1カウント数の第1上限値(第
1の規定入賞数)、第2のカウントスイッチ27の第2
カウント数の第2上限値(第2の規定入賞数)、および
これらのカウント数の合計上限値(全体規定入賞数)を
設定し、変動入賞装置5の第1のカウントスイッチ26
の第1カウント数、第2のカウントスイッチ27の第2
カウント数、および合計上限値に対する合計カウント数
を0に設定し、処理タイマに変動入賞装置5の規定開放
時間(規定動作時間:例えば、29秒)を設定し、特別
遊技のラウンド数を+1更新する。次に、ラウンド終了
フラグをクリアし、V通過フラグをクリアし、V通過数
を0に設定し、処理番号に5を設定して大当たり前半処
理に入る(S371〜S380)。
【0098】即ち、大当たりが発生すると、大当たり乱
数とともに取得されたカウント上限値変化パターン決定
用乱数を基に、変動入賞装置5の入賞数パターン(各ラ
ウンドの第1、第2の規定入賞数、全体規定入賞数)が
決定されると共に、決定された入賞数パターンにしたが
って変動入賞装置5の各ラウンドの第1、第2の規定入
賞数、全体規定入賞数が設定され、規定ラウンドの特別
遊技が行われる。
【0099】この場合、カウント上限値変化パターン決
定用乱数を基に、大当たりを発生した停止図柄に対応し
て、変動入賞装置5の入賞数パターンを決定するので、
遊技者にとっていずれの図柄で大当たりが発生する否か
の期待感が高まる。また、変動入賞装置5の最初のラウ
ンドの開放動作が開始される前に、入賞数パターンを決
定するので、初回ラウンドから各規定入賞数を設定する
ことができる。
【0100】このように、変動入賞装置5の入賞数パタ
ーンの設定によって、大当たりの遊技に一層の変化を与
えられ、ゲームのバリエーションが豊かになり、遊技の
高い興趣を確保できる。
【0101】ところで、画像表示装置4に変動入賞装置
5の入賞数パターンを決定するためのゲーム表示を行う
ようにでき、このような表示を行えば、大当たり時に賞
球獲得への期待感が一層膨らむ。また、大当たりが確定
して遊技者が満足した直後に、さらに遊技者にいずれの
入賞数パターンになるかのゲームを楽しませることがで
き、遊技の興趣が一層高まる。
【0102】なお、各実施の形態では、変動入賞装置5
の各規定入賞数を変えるようにしたが、これに合わせて
変動入賞装置5の各ラウンドの規定開放時間を変えるよ
うにしても良い。このように規定入賞数に合わせて開放
時間を管理すれば、限られた時間内に変動入賞装置5に
何個入賞させられるかという、遊技者の技量を発揮する
ことができ、遊技の興趣が一層高まる。
【0103】以上、各実施の形態は、第一種の遊技機を
例に説明したが、もちろん第二種、第三種の遊技機にも
適用することが可能である。
【0104】第三種の遊技機は、遊技領域の特定領域を
遊技球が通過すると、あるいは可変表示部が変動表示す
る図柄の停止状態によって可変入賞装置が開放した際
に、可変入賞装置に遊技球が入賞すると、遊技者に特典
(大量の出球等)を付与可能な特別遊技状態を発生す
る。特別遊技状態にある場合、遊技領域に設けた特定入
賞口に遊技球が入賞すると、変動入賞装置を開放し、1
ラウンドの特別遊技を行う。1ラウンドの終了後、再び
特定入賞口に遊技球が入賞すると、変動入賞装置を再度
開放し、これを規定ラウンド繰り返す。
【0105】したがって、特定領域の遊技球の通過(ま
たは入賞)タイミング等を基に所定の乱数を取得すると
共に、変動入賞装置内に複数の案内経路を設け、取得し
た乱数を基に変動入賞装置の各案内経路の規定入賞数
(全体規定入賞数を含む)を変える。
【0106】なお、図柄の停止状態によって可変入賞装
置を開放する可変表示部を持つ場合、その可変表示部の
停止図柄を基に変動入賞装置の各案内経路の規定入賞数
を変えるようにもできる。
【0107】図26、図27は、第二種の遊技機の遊技
盤70、変動入賞装置71を示す。これは、遊技領域7
2に設けた始動口73,74に遊技球が入賞すると、変
動入賞装置71の開閉翼75a,75bが1,2回開閉
し、このとき遊技球が変動入賞装置71内に入賞して、
その入賞球が変動入賞装置71内の所定領域のVゾーン
76を通過すると、遊技者に特典を付与する大当たりを
発生する。大当たり状態になると、変動入賞装置71の
開閉翼75a,75bが、所定の動作時間(例えば、2
9秒)の間、開閉を繰り返し、1ラウンドの特別遊技を
行う。この開閉翼75a,75bの開閉動作中に、変動
入賞装置71内に入賞した入賞球が再びVゾーン76を
通過すると、次のラウンドを継続可となって、その開閉
動作の終了後に開閉翼75a,75bが再び開閉動作を
再開し、これを規定ラウンド繰り返す。
【0108】変動入賞装置71内の凹室77の上部に
は、左の開閉翼75a側から入った入賞球を左側奥方
に,右の開閉翼75b側から入った入賞球を右側奥方に
導く突出部78を形成した受け棚79が設けられ、受け
棚79の左側奥方、右側奥方には、それぞれ左右の入賞
球数をカウントする第1、第2のカウントスイッチ8
0,81が設けられる。凹室77の下部中央には、回転
体82が配設され、回転体82の中央にVゾーン76が
設けられる。凹室77の下部前方には、中央にセンター
入賞領域83が、左右に左入賞領域84、右入賞領域8
5が画成される。Vゾーン76には、Vゾーン76の通
過球を検出するVスイッチが、センター入賞領域83に
は、センター入賞領域83の通過球を検出するセンター
領域通過スイッチが設けられる。受け棚79に入った入
賞球は、カウントスイッチ80,81を通って、凹室7
7下部に入り、Vゾーン76、センター入賞領域83、
左右の入賞領域84,85のいずれかを通過する。
【0109】したがって、入賞球のVゾーン76の通過
(V通過)を基に所定の乱数を取得し、取得した乱数を
基に変動入賞装置71の各規定入賞数を変えるようにで
きる。
【0110】即ち、V通過時に取得した乱数を基に、第
1のカウントスイッチ80の第1の規定入賞数、第2の
カウントスイッチ81の第2の規定入賞数、および全体
規定入賞数を変える。この場合、各規定入賞数をラウン
ド毎に設定する場合は、前のラウンドのV通過時に乱数
を取得すると共に、その乱数に対応して、例えば図28
のように第1の規定入賞数(第1上限値)、第2の規定
入賞数(第2上限値)、全体規定入賞数(合計上限値)
を定めておく。なお、大当たりを発生したV通過時から
乱数を取得するようにすれば、1ラウンド目から乱数を
基に各規定入賞数を設定できる。また、入賞数パターン
(各ラウンドの第1、第2の規定入賞数、全体規定入賞
数)を設定する場合は、大当たりを発生したV通過時に
乱数を取得すると共に、その乱数に対応して、例えば図
29のように複数のパターンを定めておく。
【0111】図中86は、大当たり、変動入賞装置71
の入賞数、開閉翼75a,75bの開閉回数、V通過等
を表示する表示部である。この表示部に各規定入賞数、
各入賞数等を表示することができる。
【0112】以上、第二種の遊技機について説明を行っ
てきたが、この第二種の遊技機に、前述の第一種の遊技
機の動作を適用するような遊技機であっても良い。例え
ば、ラウンド中に開閉翼75a,75bが開閉を繰り返
すものでなく、ラウンド中を通して開閉翼75a,75
bが開放を維持するものでも良い。また、継続入賞口
(Vゾーン76)への遊技球の入賞にともなって、直ち
に次ラウンドに移行するものに限らず、各規定入賞数の
入賞を待って、あるいは開閉(開放)動作の規定の終了
時間の経過を待って、継続を行うようにしても良い。
【0113】さらには、第一種、第三種の遊技機におい
ても、第二種の遊技機のような開閉動作を、変動入賞装
置に施しても良いのは、無論である。
【0114】また、前述した第一種、第二種の遊技機に
おいては、継続入賞口への入賞を条件として、次回ラウ
ンドへ移行可能としていたが、この継続条件を変化させ
ても良い。例えば、継続入賞口への入賞を伴わなくて
も、規定入賞数の入賞により、あるいは開閉(開放)動
作の規定の終了時間により、予め定められたラウンドの
上限値に達するまで、ラウンド継続を繰り返すものでも
良い。
【0115】また、第二種、第三種の遊技機において、
表示部を設けていれば、変動入賞装置の入賞数パターン
等を決定するためのゲーム表示を行うようにもできる。
【0116】また、大当たりの停止図柄、カウント上限
値変化パターン決定用乱数、特定領域の遊技球の通過
(または入賞)、Vゾーンの遊技球の通過等を基に、変
動入賞装置の入賞数パターン等を決定した後、ラウンド
中の変動入賞装置のV通過数、所定の入賞口の入賞数、
特定入賞口の入賞数等に応じて、次のラウンドの規定入
賞数等を増減、変更するようにもできる。この場合、そ
の増減等を表示することもできる。
【0117】また、大当たりの停止図柄、カウント上限
値変化パターン決定用乱数、特定領域の遊技球の通過
(または入賞)、Vゾーンの遊技球の通過等を基に、変
動入賞装置の所定ラウンドの入賞数パターン等を決定し
て、その他のラウンドの規定入賞数等は、ラウンド毎
に、前回のラウンドにおける変動入賞装置のV通過数、
所定の入賞口の入賞数、特定入賞口の入賞数、あるいは
所定の乱数を基に、変えるようにもできる。この場合、
パターン状態、ラウンドのゲーム状態を表示することも
できる。
【0118】なお、各例では変動入賞装置の各規定入賞
数を変えることを述べたが、規定ラウンド数をも合わせ
て変えるようにしても良いものとする。例えば、大当た
りの停止図柄により、規定ラウンド数(継続可能な最大
のラウンド数)を異ならせて決定するようにしても良
い。また、画像表示装置に変動入賞装置の入賞数パター
ンとともに規定ラウンド数を決定するためのゲーム表示
を行って、決定するようにしても良い。また、変動入賞
装置の入賞数パターン、各規定入賞数の設定状況、実際
の入賞数等によって、ラウンド数を増やすあるいは最終
のラウンドを延長するようにしても良い。
【0119】
【発明の効果】第1の発明によれば、変動入賞装置の拾
球動作中、入賞球が変動入賞装置内部のいずれの案内経
路を通過するかによって、入賞数ならびに変動入賞装置
の拾球動作の終了条件が異なるようになり、特別遊技状
態の遊技に変化を与えることができると共に、遊技者が
いかに多くの遊技球を変動入賞装置に入賞させようと、
工夫をしながら遊技を行うようになり、したがって遊技
者に賞球獲得への高い期待感を与えることができ、また
特別遊技状態においても遊技者に技術介入の余地を与え
るために、遊技の高い興趣を確保できる。
【0120】第2の発明によれば、1回のラウンドの拾
球動作にて変動入賞装置に入賞する入賞数に上限を設け
ることができるため、1回の特別遊技状態にて極端に多
くの賞球を獲得されることはなく、遊技店の営業上、好
ましい遊技機となる。
【0121】第3、第4の発明によれば、変化に富んだ
遊技を行えると共に、遊技者の技術介入の余地が大きく
なり、遊技の一層高い興趣を確保できる。また、遊技者
に与える特典の大きさを遊技者に予測させないので、遊
技の結果が出るまでの高い期待感を遊技者に与えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤の正面図である。
【図2】変動入賞装置の斜視図である。
【図3】変動入賞装置の開放状態を示す斜視図である。
【図4】遊技制御装置のブロック構成図である。
【図5】制御内容を示すフローチャートである。
【図6】制御内容を示すフローチャートである。
【図7】制御内容を示すフローチャートである。
【図8】制御内容を示すフローチャートである。
【図9】制御内容を示すフローチャートである。
【図10】制御内容を示すフローチャートである。
【図11】制御内容を示すフローチャートである。
【図12】制御内容を示すフローチャートである。
【図13】制御内容を示すフローチャートである。
【図14】制御内容を示すフローチャートである。
【図15】制御内容を示すフローチャートである。
【図16】制御内容を示すフローチャートである。
【図17】制御内容を示すフローチャートである。
【図18】取得乱数と次回各上限値との設定例を示す表
図である。
【図19】別の実施の形態の制御内容を示すフローチャ
ートである。
【図20】制御内容を示すフローチャートである。
【図21】制御内容を示すフローチャートである。
【図22】制御内容を示すフローチャートである。
【図23】制御内容を示すフローチャートである。
【図24】制御内容を示すフローチャートである。
【図25】入賞数パターンの設定例を示す表図である。
【図26】第二種の遊技機の遊技盤の正面図である。
【図27】その変動入賞装置の斜視図である。
【図28】取得乱数と次回各上限値との設定例を示す表
図である。
【図29】取得乱数と入賞数パターンとの設定例を示す
表図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 画像表示装置 5 変動入賞装置 6 チューリップ 7 始動口 8 特図記憶表示器 9 開閉扉 10 普図表示器 11 ゲート 12 普図記憶表示器 20 大入賞口 21〜23 案内経路 24 継続入賞口 25 継続スイッチ 26 第1のカウントスイッチ 27 第2のカウントスイッチ 30 遊技制御装置 31 演算処理装置 40 特図始動スイッチ 41 普図始動ゲートスイッチ 42 表示制御装置 43,44 駆動ソレノイド 70 遊技盤 71 変動入賞装置 72 遊技領域 73,74 始動口 75a,75b 開閉翼 76 Vゾーン 77 凹室 79 受け棚 80 第1のカウントスイッチ 81 第2のカウントスイッチ 83 センター入賞領域 86 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に遊技者に有利な第1状態と遊
    技者に不利な第2状態とに切替駆動可能な変動入賞装置
    を配設し、 特別遊技状態の発生に基づいて、規定のラウンド毎に、
    前記変動入賞装置に所定の拾球動作を行わせる拾球制御
    手段と、 前記変動入賞装置に受け入れられた遊技球の数を計数す
    る入賞数計数手段と、を備える弾球遊技機において、 前記変動入賞装置の内部には、受け入れた遊技球を案内
    する複数の案内経路を形成し、 前記入賞数計数手段は、前記案内経路を通る遊技球を、
    案内経路毎に計数可能な案内経路別計数手段を含み、 前記拾球制御手段は、前記変動入賞装置の拾球動作中
    に、前記案内経路別計数手段による一部の案内経路での
    計数値が所定の規定入賞数に達した場合に、前記変動入
    賞装置の1回のラウンドの拾球動作を終了させるように
    構成される、 ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記入賞数計数手段は、前記変動入賞装
    置に受け入れられた全ての遊技球の数を計数する総計数
    手段を含み、 前記拾球制御手段は、前記変動入賞装置の拾球動作中
    に、前記案内経路別計数手段による一部の案内経路での
    計数値が所定の規定入賞数に達した場合、あるいは前記
    総計数手段による計数値が所定の規定入賞数に達した場
    合に、前記変動入賞装置の1回のラウンドの拾球動作を
    終了させるように構成される、 ことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記規定入賞数を、遊技条件に基づいて
    可変設定可能な規定入賞数可変設定手段を備えることを
    特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記規定入賞数可変設定手段は、各ラウ
    ンドの規定入賞数をラウンド毎にもしくは初回ラウンド
    の開始前に設定することを特徴とする請求項3に記載の
    弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002253776A (ja) * 2001-03-02 2002-09-10 Heiwa Corp パチンコ機及びそのラウンド更新方法
JP2002263299A (ja) * 2001-03-08 2002-09-17 Heiwa Corp パチンコ機及びそのラウンド更新方法
JP2020151392A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020151393A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020151398A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社三洋物産 遊技機

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