JP2002263299A - パチンコ機及びそのラウンド更新方法 - Google Patents

パチンコ機及びそのラウンド更新方法

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JP2002263299A
JP2002263299A JP2001064860A JP2001064860A JP2002263299A JP 2002263299 A JP2002263299 A JP 2002263299A JP 2001064860 A JP2001064860 A JP 2001064860A JP 2001064860 A JP2001064860 A JP 2001064860A JP 2002263299 A JP2002263299 A JP 2002263299A
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Michihiro Yamagishi
通浩 山岸
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技性及び獲得球数に対する期待感の向上を
図ることができるパチンコ機及びそのラウンド更新方法
を提供する。 【解決手段】 2個の遊技球が特定領域を通過して特定
領域スイッチ2が2回オンすると、一のラウンドを終了
する。獲得遊技球数に変化を持たせることが可能とな
り、大当り中においても遊技者の注意をひいて、獲得球
数に対する期待感を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる第1種パ
チンコ機として用いられるパチンコ機及びそのラウンド
更新方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の第1種パチンコ機の一例として、
次のように構成したものがある。すなわち、この第1種
パチンコ機は、遊技球が特別図柄始動口に入賞すると、
特別図柄表示装置の図柄が変動し、その図柄の変動が所
定時間、行われた後に停止し、停止図柄が大当り図柄で
あった場合に大当りとなり、図11に示すように、可動
入賞装置の大入賞口1を、予め定めた所定時間(ラウン
ド時間)Tr〔例えば30秒〕の範囲で、かつ当該大入
賞口1に一定数(例えば10個)の遊技球が入賞するま
で開放させる(ラウンドを開始する)。また、大入賞口
1開放中に遊技球が特定領域を通過する〔特定領域に設
けた特定領域スイッチ2がオン(ON)作動する〕と、
その回の開放動作(ラウンド)終了後、所定時間(待機
時間)T、大入賞口1を閉じた後、新たな開放作動を行
わせる〔すなわち、新たにラウンドを開始する(ラウン
ドを更新する)〕。但し、大入賞口が連続して開放する
回数が所定回数(例えば1回目を含めて16回)に達す
ると、大当りは終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
1種パチンコ機では、大入賞口は遊技球の入賞を著しく
容易にする機能を有し、かつ1回の開放(ラウンド)時
に入賞する遊技球数は前記一定数に決まっているため、
大当りにより遊技者が獲得する遊技球数はおおむね平均
化されてしまい、その分、遊技性の幅が狭いものになっ
ている。
【0004】また、大当り中においても獲得球数に対す
る期待感を向上させることが望まれるが、上記パチンコ
機では、上述したように大当りにより遊技者が獲得する
遊技球数はおおむね平均化されてしまうことから、大当
り中においては遊技者は大入賞口1に遊技球が入賞する
のを待つのみとなり、その分、獲得球数に対する期待感
が劣ったものになっている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、遊技性及び獲得球数に対する期待感の向上を図るこ
とができるパチンコ機及びそのラウンド更新方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
特別図柄表示装置の表示結果が大当り図柄であった場合
に、可動入賞装置の大入賞口を所定時間の範囲で開放す
るラウンドを開始させ、該ラウンドの終了及び再開を、
該ラウンド時における大入賞口に設ける特定領域への遊
技球の通過に基づいて行うパチンコ機であって、前記特
定領域を所定数の遊技球が通過した時点で、一のラウン
ドを終了させることを特徴とする。請求項2記載の発明
は、請求項1に記載の構成において、前記一のラウンド
を終了させることとする特定領域の遊技球の通過数は、
ランダムに又は所定の条件が満たされたことに基づいて
変化させることを特徴とする。請求項3記載の発明は、
請求項1または請求項2に記載の構成において、前記特
定領域は複数個、設けられていることを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3までのいずれかに記載の構成において、大入賞口内
に遊技球の動きを変化させる可動体を設けたことを特徴
とする。請求項5記載の発明は、特別図柄表示装置の表
示結果が大当り図柄であった場合に、可動入賞装置の大
入賞口を所定時間の範囲で開放するラウンドを開始さ
せ、該ラウンドの終了及び再開を、該ラウンド時におけ
る大入賞口に設ける特定領域への遊技球の通過に基づい
て行うパチンコ機のラウンド更新方法であって、前記特
定領域を所定数の遊技球が通過した時点で、一のラウン
ドを終了させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態を図1な
いし図5に基づいて説明する。図1ないし図3におい
て、パチンコ機10の遊技盤11の前面の中央部には、
特別図柄表示装置12が設けられ、その両側には普通図
柄作動ゲート13が設けられている。遊技盤11の特別
図柄表示装置12の下側には、特別図柄始動口14、可
動入賞装置15及び普通図柄表示装置16がこの順に設
けられている。
【0009】可動入賞装置15は、大入賞口1を有し、
この大入賞口1は、大入賞口作動ソレノイド17により
駆動される蓋18により開閉されるようになっている。
【0010】大入賞口1の内側には流路20を介して、
特定領域21及び特定領域21以外の図示しない普通領
域が接続されており、大入賞口1に入賞した遊技球22
がいずれかに案内されるようになっている。特定領域2
1及び普通領域の上流となる前記流路20には、図2及
び図3に示すように、可動片23(可動体)が上下動可
能に配置されており、大入賞口1の内側における遊技球
22の動きを変化させ、特定領域21への遊技球22の
通過をコントロールし得るようにしている。
【0011】すなわち、可動片23は、図2に示すよう
に下側に下降された状態にあるときは、特定領域21へ
の案内通路を形成し、これに所定の方向から当接した遊
技球22についてその動きを変化させて特定領域21側
へ案内し、遊技球22が特定領域21を通過しやすいよ
うにしている。また、可動片23は、図3に示すように
上方向に移動されたときは前記案内通路の機能は無くな
り、図2の場合に比して遊技球が特定領域21を通過し
がたくなるようにしている。
【0012】特別図柄始動口14は、当該特別図柄始動
口14の近傍に設けた普通電動役物作動ソレノイド30
により駆動される駆動片(図示省略)によってその開口部
の大きさが拡大可能とされている。普通図柄作動ゲート
13には、遊技球が当該普通図柄作動ゲート13を通過
したことを検知する普通図柄作動スイッチ31が設けら
れている。特別図柄始動口14には、遊技球22が当該
特別図柄始動口14に入賞したことを検知する特別図柄
始動スイッチ32が設けられている。大入賞口1には、
遊技球22が当該大入賞口1に入賞したことを検知する
大入賞口スイッチ33が設けられている。特定領域21
には、遊技球22が当該特定領域21を通過したことを
検知する特定領域スイッチ2が設けられている。
【0013】特定領域スイッチ2、普通図柄作動スイッ
チ31、特別図柄始動スイッチ32及び大入賞口スイッ
チ33には、図4に示すように、入力ポート29を介し
て主制御部35(CPU)が接続されている。主制御部
35には、出力ポート36を介して特別図柄表示装置1
2、普通図柄表示装置16、大入賞口作動ソレノイド1
7及び普通電動役物作動ソレノイド30が接続されてい
る。
【0014】主制御部35は、遊技用の制御プログラム
を格納するROM(図示省略)を有し、前記制御プログラ
ムに従って演算制御を行って各部に遊技動作を行なわせ
るようにしている。主制御部35は、さらに、前記演算
制御時の作業エリアとして用いられるRAM(図示省略)
を含んでいる。
【0015】このRAMは、特定領域スイッチ2、特別
図柄始動スイッチ32及び図示しないセンサからの検出
信号に基づき次の(イ)〜(リ)に示す計測(計時、計
数)を行うと共に、これらの比較対象となる基準値(普
通図柄変動時間最大値t1など)を各計測データに対応
して以下に示すように格納している。 (イ)普通図柄表示装置16の変動時間の計時: 普通
図柄変動時間最大値t1 (ロ)特別図柄始動口14への入賞数(特別図柄始動ス
イッチ32のオン回数)の計数: 特別図柄始動口入賞
数最大値m1 (ハ)特定領域21の通過数(特定領域スイッチ2のオ
ン回数)の計数: 特定領域通過数最大値m2 (ニ)大入賞口1の開放(オン)時間の計時: 大入賞
口開放時間最大値t2 (ホ)大入賞口1の開放(オン)回数〔ラウンド更新回
数〕の計数: 大入賞口開放回数最大値m3〔最大継続
回数〕 (ヘ)特別図柄始動口14の拡大時間の計時: 特別図
柄始動口拡大時間最大値t3 (ト)特別図柄始動口14の拡大回数の計数: 特別図
柄始動口拡大回数最大値m4 (チ)特別図柄表示装置の図柄変動時間の計時: 特別
図柄変動時間最大値t4 (リ)大入賞口1への入賞数: 大入賞口入賞数最大値
m5
【0016】従来の第1種パチンコ機のラウンド終了条
件(ラウンド更新条件)は、上述したように、大入賞口
が所定時間(例えば30秒)開放するか、又は当該大入
賞口に一定数(例えば10個。大入賞口入賞数最大値m
5)の遊技球が入賞することである。これに対し、この
第1実施の形態のパチンコ機10は、前記ラウンド終了
条件〔大入賞口1が所定時間開放するか、又は一定数
(大入賞口入賞数最大値m5)の遊技球が入賞するこ
と〕に加えて、2個(所定数)の遊技球が特定領域21
を通過することをラウンド終了条件として有しており、
2個の遊技球が特定領域21を通過して特定領域スイッ
チ2のオン回数が特定領域通過数最大値m2に達した時
点でその回のラウンドを終了し、ラウンドを更新するよ
うにしている。
【0017】この第1実施の形態のパチンコ機10の作
用を、図1ないし図3及び図5を参照して説明する。 (1)遊技球が普通図柄作動ゲート13を通過すると、
普通図柄表示装置16の図柄が変動し、その図柄の変動
が所定時間(普通図柄変動時間最大値t1)、行われた
後に停止する。 (2)その停止した図柄(普通図柄)が当り図柄であっ
た場合、特別図柄始動口14が所定時間(特別図柄始動
口拡大時間最大値t3)の範囲で、かつ特別図柄始動口
拡大回数最大値m4(所定回数)の範囲で拡大される。
但し、当該特別図柄始動口14に所定数(特別図柄始動
口入賞数最大値m1)の遊技球が入賞すると拡大は終了
する。
【0018】(3)遊技球が特別図柄始動口14に入賞
すると、特別図柄表示装置12の図柄が変動し、その図
柄の変動が所定時間(特別図柄変動時間最大値t4)、
行われた後に停止する。 (4)停止した図柄(特別図柄)の組合せが大当り図柄
であった場合に大当りとなり、大入賞口作動ソレノイド
17により蓋18が駆動されて大入賞口1が、図5中
「1ラウンド」で示すように、大入賞口開放時間最大値
t2の範囲でかつ所定数(大入賞口入賞数最大値m5)
の遊技球が入賞するまで開放される(ラウンドを開始す
る)。
【0019】(5)図5中「1ラウンド」で示す1回目
のラウンド中に、1個の遊技球22が特定領域21を通
過すると、特定領域スイッチ2がオンされると共に、図
5中「2ラウンド」で示す次回のラウンドの開始、すな
わち、ラウンドの更新が保証される。なお、本実施の形
態では、上述したように2個(所定数)の遊技球が特定
領域21を通過することをラウンド終了条件としてお
り、1個の遊技球22の特定領域21の通過では、ラウ
ンドは終了されず、当該ラウンドは続行される。例えば
図5中「1ラウンド」で示すラウンド中に1個の遊技球
が通過し、特定領域スイッチ2が1回オンした段階で
は、当該「1ラウンド」は終了せず当該「1ラウンド」
が継続されることになる。本実施の形態では、上述した
ように大入賞口1に入賞した遊技球が特定領域21を通
過すると、その回の開放(オン)動作終了後再び大入賞
口1が開放することが保証される。但し、ラウンド更新
回数(大入賞口1の開放回数)があらかじめ定められた
最大継続回数(例えば16回、大入賞口開放回数最大値
m3)に達すると、大当りは終了する。
【0020】(6)図5中「1ラウンド」で大入賞口1
の開放時間が大入賞口開放時間最大値t2に達すると、
当該ラウンド〔「1ラウンド」〕は終了され、所定時間
(待機時間)Tだけ大入賞口1を閉じた後、図5中「2
ラウンド」で示すように、大入賞口開放時間最大値t2
の範囲で新たな開放作動〔ラウンド〕が行われる(ラウ
ンドを更新する)。
【0021】(7)図5中「2ラウンド」で示されるラ
ウンドにおいて、2個の遊技球が特定領域21を通過し
て特定領域スイッチ2が2回オン〔ON〕すると、特定
領域スイッチ2の2回目のオン作動に伴って、当該ラウ
ンド〔「2ラウンド」〕は終了され、所定時間(待機時
間)Tだけ大入賞口1を閉じた後、大入賞口開放回数最
大値m3の範囲で新たな開放作動が行われ、図5中「3
ラウンド」で示すように、新たにラウンドを開始する
(ラウンドを更新する)。
【0022】(8)図5中「3ラウンド」で示すラウン
ドにおいて、特定領域21を遊技球が1個も通過せずに
大入賞口1の開放(オン)時間が大入賞口開放時間最大
値t2に達すると、大当り作動は停止される(すなわ
ち、ラウンド更新されない)ことになる。
【0023】上述した従来技術では、1回の大当りにお
ける大入賞口の開放(ラウンド)時に入賞する遊技球数
は前記一定数に決まっているため、大当りにより遊技者
が獲得する遊技球数はおおむね平均化されてしまい、そ
の分、遊技性の幅が狭いものになっている。これに対し
て、本第1実施の形態は、2個(特定領域通過数最大値
m2)の遊技球が特定領域21を通過した時点で、一の
ラウンドを終了し、ラウンドを更新するので、獲得遊技
球数に変化を持たせることが可能となり、これにより大
当り中においても遊技者の注意をひいて、獲得球数に対
する期待感を向上させることができる。
【0024】上記第1実施の形態において、可動片23
は、上下方向に移動可能で、可動片23が下降した位置
にされて遊技球が特定領域21を通過しやすくなり、ま
た可動片23が上昇した位置にされて遊技球が通過しに
くくなる。このため、遊技者は止め打ち等の技術介入を
行って、特定領域21への遊技球の通過タイミングをコ
ントロールすることができ、その分、遊技性の向上を図
ることができる。この場合、可動片23の上下動を一定
周期で行い、さらに遊技性の向上を図ることができる。
【0025】上記第1実施の形態では、2個(所定数)
の遊技球が特定領域21を通過することを、ラウンド終
了条件にしているが、ラウンド終了条件にする遊技球の
個数〔以下、便宜上、ラウンド終了個数という。〕は前
記2個(所定数)に限らず、1個であってもよいし、3
個以上であってもよい。
【0026】また、ラウンド終了個数は上記実施の形態
のように固定された(例えば2個通過することでラウン
ド更新する)ものでなくてもよく、例えば所定の条件が
満たされたことにより変化させるようにしてもよい。変
化させる場合、例えば図6に示すように、大当たり図柄
によってラウンド終了個数を変化させるように構成して
もよい(第2実施の形態)。この第2実施の形態では、
図6に示すように、大当り図柄が「0,2,4,6,
8」のぞろ目である場合、ラウンド終了個数(ラウンド
更新となる特定領域21通過球数)は、1個とし、大当
り図柄が「1,5,9」のぞろ目である場合、ラウンド
終了個数は、2個とし、また、大当り図柄が「3,7」
のぞろ目である場合、ラウンド終了個数は、5個として
いる。
【0027】この第2実施の形態によれば、ラウンド終
了個数が固定されている場合に比して、遊技内容が豊富
になると共に、期待感を向上することができる。この場
合、遊技盤11面(図1参照)に表示装置及びスピーカ
などの報知手段を設け、その報知手段により前記ラウン
ド終了個数を報知させて、遊技者が前記ラウンド終了個
数を認識できるようにしてもよい。このような遊技者の
認識方策として、例えば遊技球が特定領域21(図1〜
図3参照)を通過する毎にラウンド終了個数を減算し
て、その値を表示したり、あるいはスピーカなどにより
報知することが可能である。
【0028】ラウンド終了個数を変化させる場合、前記
第2実施の形態に代えて、図7に示すように、大入賞口
1が開放する度(ラウンド毎)にランダムに変化させる
ようにしてもよい(第3実施の形態)。すなわち、この
第3実施の形態では、大入賞口1が開放する度に、ラウ
ンド終了個数をランダムに決定し、これから行われるラ
ウンドでその決定されたラウンド終了個数を用いるよう
にしている。図7に示す例では、ラウンド終了個数につ
いて、1ラウンドでは2個、2ラウンドでは3個、3ラ
ウンドでは1個に設定されている。第3実施の形態でも
上述したのと同様に、報知手段を設け、遊技者が前記ラ
ウンド終了個数を認識できるようにしてもよい。また、
遊技球が特定領域21(図1〜図3参照)を通過する毎
にラウンド終了個数を減算して、その値を表示したり、
あるいはスピーカなどにより報知するようにしてもよ
い。
【0029】上記実施の形態は、特定領域21(図1〜
図3参照)が1つである場合を例にしたが、特定領域を
複数設け、複数の特定領域にそれぞれ対応してラウンド
終了個数を定めるようにしてもよい。複数の特定領域に
それぞれ対応する各ラウンド終了個数は同じであっても
よいし、あるいは異なっていてもよい。
【0030】上述した複数の特定領域を設けるパチンコ
機の一例として、図8に特定領域を2つ(それぞれ、第
1特定領域21a及び第2特定領域21bとし、図8中
に便宜的に示す。)設け、それぞれに対応して特定領域
第1スイッチ2a及び特定領域第2スイッチ2bを設け
た場合の例を示す(第4実施の形態)。この第4実施の
形態では、(a)第1特定領域21aを遊技球が1個通
過する(すなわち特定領域第1スイッチ2aが1回オン
する)こと、(b)第2特定領域21bを遊技球が2個
通過する(すなわち特定領域第2スイッチ2bが2回オ
ンする)ことの2つの条件が満たされた時点で、一のラ
ウンドを終了し、ラウンドを更新するようにしている。
【0031】第4実施の形態に代えて、図9に示すよう
に、前記(a)及び(b)の2つの条件のうち一方が満
たされた時点で一のラウンドを終了し、ラウンドを更新
するようにしてもよい(第5実施の形態)。
【0032】また、遊技球が第1、第2特定領域21
a,21bのうち最初に通過した方のみを有効とするよ
うに、例えば、図10に示すように構成してもよい(第
6実施の形態)。
【0033】この第6実施の形態では、図10「1ラウ
ンド」及び「2ラウンド」に示すように、遊技球が第1
特定領域21aより先に第2特定領域21bを通過した
場合、即ち特定領域第1スイッチ2aより先に特定領域
第2スイッチ2bがオンした場合には、前記(b)の条
件〔特定領域第2スイッチ2bが2回オンする〕が満た
された時点で、一のラウンドを終了し、ラウンドを更新
する。また、図10「3ラウンド」に示すように、遊技
球22が第2特定領域21より先に第1特定領域21a
を通過した場合、即ち特定領域第2スイッチ2bより先
に特定領域第1スイッチ2aがオンした場合には、前記
(a)の条件〔特定領域第1スイッチ2aが1回オンす
る〕が満たされた時点で、当該ラウンドを終了し、ラウ
ンドを更新する。
【0034】
【発明の効果】請求項1から請求項5までのいずれかに
記載の発明によれば、所定数の遊技球が特定領域を通過
した時点で、一のラウンドを終了し、ラウンドを更新す
るので、獲得遊技球数に変化を持たせることが可能とな
り、これにより大当り中においても遊技者の注意をひい
て、獲得球数に対する期待感を向上させることができ
る。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、一のラウ
ンドを終了させることとする特定領域の遊技球の通過数
は、ランダムに又は所定の条件が満たされたことに基づ
いて変化させるので、遊技性及び興趣の向上を図ること
ができる。
【0036】請求項3または請求項4に記載の発明によ
れば、幅広い遊技仕様が確保され遊技性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態のパチンコ機を模式的
に示す正面図である。
【図2】図1の可動入賞装置の可動片の下降時の状態を
模式的に示す図である。
【図3】図1の可動入賞装置の可動片の上昇時の状態を
模式的に示す図である。
【図4】図1の主制御部を含む回路構成を示す図であ
る。
【図5】図1のパチンコ機の作用を示すためのタイミン
グチャートである。
【図6】本発明の第2実施の形態を説明するためにその
大当り図柄及びラウンド終了個数を表形式で示す図であ
る。
【図7】本発明の第3実施の形態のパチンコ機の作用を
示すためのタイミングチャートである。
【図8】本発明の第4実施の形態のパチンコ機の作用を
示すためのタイミングチャートである。
【図9】本発明の第5実施の形態のパチンコ機の作用を
示すためのタイミングチャートである。
【図10】本発明の第6実施の形態のパチンコ機の作用
を示すためのタイミングチャートである。
【図11】従来のパチンコ機の一例の作用を示すための
タイミングチャートである。
【符号の説明】 1 大入賞口 2 特定領域スイッチ 10 パチンコ機 15 可動入賞装置 21 特定領域 35 主制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特別図柄表示装置の表示結果が大当り図
    柄であった場合に、可動入賞装置の大入賞口を所定時間
    の範囲で開放するラウンドを開始させ、該ラウンドの終
    了及び再開を、該ラウンド時における大入賞口に設ける
    特定領域への遊技球の通過に基づいて行うパチンコ機で
    あって、 前記特定領域を所定数の遊技球が通過した時点で、一の
    ラウンドを終了させることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の構成において、前記一
    のラウンドを終了させることとする特定領域の遊技球の
    通過数は、ランダムに又は所定の条件が満たされたこと
    に基づいて変化させることを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の構成に
    おいて、前記特定領域は複数個、設けられていることを
    特徴とするパチンコ機。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載の構成において、大入賞口内に遊技球の動きを変化
    させる可動体を設けたことを特徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 特別図柄表示装置の表示結果が大当り図
    柄であった場合に、可動入賞装置の大入賞口を所定時間
    の範囲で開放するラウンドを開始させ、該ラウンドの終
    了及び再開を、該ラウンド時における大入賞口に設ける
    特定領域への遊技球の通過に基づいて行うパチンコ機の
    ラウンド更新方法であって、 前記特定領域を所定数の遊技球が通過した時点で、一の
    ラウンドを終了させることを特徴とするパチンコ機のラ
    ウンド更新方法。
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