JPH11345543A - プッシュスイッチとその製造方法 - Google Patents
プッシュスイッチとその製造方法Info
- Publication number
- JPH11345543A JPH11345543A JP10193349A JP19334998A JPH11345543A JP H11345543 A JPH11345543 A JP H11345543A JP 10193349 A JP10193349 A JP 10193349A JP 19334998 A JP19334998 A JP 19334998A JP H11345543 A JPH11345543 A JP H11345543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- conductive
- movable piece
- insulating
- fixed contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全高を低く薄くできて、塵埃により接触不良
がなくなるし、また、シールが不要なので、材料費、加
工費が軽減できるプッシュスイッチを提供する。 【解決手段】 絶縁基板1の表面に第1の導電パターン
A1と第2の導電パターンA2とを形成し、第1の導電
パターンA1に導電ペーストDを塗布して一方の接続端
子14A、14B及び固定接点21をそれぞれ形成する
と共に、第2の導電パターンA2に導電ペーストDを塗
布して他方の接続端子15A、15Bを形成し、第1、
第2の導電パターンA1、A2に導電ペーストDを塗布
して接着部22を形成して、この接着部22に、可動片
3を、その周縁部の全周に亘って接着して可動片3内を
外部と隔絶し、可動片3を第1の導電パターンA1に対
して絶縁すると共に、第2の導電パターンA2に導通し
た。
がなくなるし、また、シールが不要なので、材料費、加
工費が軽減できるプッシュスイッチを提供する。 【解決手段】 絶縁基板1の表面に第1の導電パターン
A1と第2の導電パターンA2とを形成し、第1の導電
パターンA1に導電ペーストDを塗布して一方の接続端
子14A、14B及び固定接点21をそれぞれ形成する
と共に、第2の導電パターンA2に導電ペーストDを塗
布して他方の接続端子15A、15Bを形成し、第1、
第2の導電パターンA1、A2に導電ペーストDを塗布
して接着部22を形成して、この接着部22に、可動片
3を、その周縁部の全周に亘って接着して可動片3内を
外部と隔絶し、可動片3を第1の導電パターンA1に対
して絶縁すると共に、第2の導電パターンA2に導通し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、AV機
器、OA機器等に広く使用される表面実装型の薄型のプ
ッシュスイッチとその製造方法に関するものである。
器、OA機器等に広く使用される表面実装型の薄型のプ
ッシュスイッチとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプッシュスイッチにあっ
ては、図25に示すようにポリイミド材を用いた基板6
0に、フープ材(金属板材)よりプレス打抜き成形され
た端子構成体61を張り合わし、この端子構成体61の
上面にドーム状の可動片62を載せ、この可動片62の
上にポリイミド材を用いた保護用のシール63で覆い、
このシール63を基板60側に貼って構成したものがあ
る。
ては、図25に示すようにポリイミド材を用いた基板6
0に、フープ材(金属板材)よりプレス打抜き成形され
た端子構成体61を張り合わし、この端子構成体61の
上面にドーム状の可動片62を載せ、この可動片62の
上にポリイミド材を用いた保護用のシール63で覆い、
このシール63を基板60側に貼って構成したものがあ
る。
【0003】この場合、端子構成体61は、中央接点体
66と外側接点体67とを有しており、この中央接点体
66は、平面円形状の固定接点形成部66Aの中央部に
円形状の固定接点(他方の固定接点)66Bを突出形成
し、固定接点形成部66Aの周部に連結部68を介して
固定端子(他方の固定端子)69を接続して構成してあ
る。
66と外側接点体67とを有しており、この中央接点体
66は、平面円形状の固定接点形成部66Aの中央部に
円形状の固定接点(他方の固定接点)66Bを突出形成
し、固定接点形成部66Aの周部に連結部68を介して
固定端子(他方の固定端子)69を接続して構成してあ
る。
【0004】外側接点体67は、平面視で略C形状の固
定接点形成部72と、この固定接点形成部72に連設さ
れた固定端子73とを備えており、この固定接点形成部
72には、前記可動片62が接触する3つ以上の固定接
点76が突出形成してある。
定接点形成部72と、この固定接点形成部72に連設さ
れた固定端子73とを備えており、この固定接点形成部
72には、前記可動片62が接触する3つ以上の固定接
点76が突出形成してある。
【0005】また、従来のプッシュスイッチにあって
は、図26に示すようにポリイミド材を用いた基板80
に接点構成パターン81を設け、接点構成パターン81
上に可動片82を設け、また、接点構成パターン81上
に絶縁板83を介してポリイミド材を用いたフイルム8
4を張って構成してある。
は、図26に示すようにポリイミド材を用いた基板80
に接点構成パターン81を設け、接点構成パターン81
上に可動片82を設け、また、接点構成パターン81上
に絶縁板83を介してポリイミド材を用いたフイルム8
4を張って構成してある。
【0006】この場合、接点構成パターン81は、パタ
ーン化された銅箔85に金鍍金(或いは銀鍍金)86を
施して構成してあって、中央部に固定接点87を、この
固定接点87の周方に、可動片82が、その接点82A
で接触する外側接点体88をそれぞれ有しており、ま
た、図27に示すように固定接点87に連設された接続
端子89及び外側接点体88に連設された接続端子90
は、基板80に設けた半田スルーホール91の1/4円
弧で構成してある。
ーン化された銅箔85に金鍍金(或いは銀鍍金)86を
施して構成してあって、中央部に固定接点87を、この
固定接点87の周方に、可動片82が、その接点82A
で接触する外側接点体88をそれぞれ有しており、ま
た、図27に示すように固定接点87に連設された接続
端子89及び外側接点体88に連設された接続端子90
は、基板80に設けた半田スルーホール91の1/4円
弧で構成してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のプッシュスイッチの前者のものにあっては、端子構成
体61の上面にドーム状の可動片62を載せ、この可動
片62の上にポリイミド材を用いた保護用のシール63
で覆い、このシール63を基板60側に貼ってあるため
に、シール63と基板60との間に小さな隙間が存在す
ることがあって、この隙間から塵埃が入り込み、接触不
良を起こすことがあったし、また、端子構成体61の厚
み分だけプッシュスイッチの全高を低くできないし、ま
た、端子構成体61を作るための金型が必要であるし、
また、材料をフープ供給するため、送り代など材料損失
が発生し、また、シール63を張る場合、材料費、工数
がかかるという問題点があった。
のプッシュスイッチの前者のものにあっては、端子構成
体61の上面にドーム状の可動片62を載せ、この可動
片62の上にポリイミド材を用いた保護用のシール63
で覆い、このシール63を基板60側に貼ってあるため
に、シール63と基板60との間に小さな隙間が存在す
ることがあって、この隙間から塵埃が入り込み、接触不
良を起こすことがあったし、また、端子構成体61の厚
み分だけプッシュスイッチの全高を低くできないし、ま
た、端子構成体61を作るための金型が必要であるし、
また、材料をフープ供給するため、送り代など材料損失
が発生し、また、シール63を張る場合、材料費、工数
がかかるという問題点があった。
【0008】また、従来のプッシュスイッチの後者のも
のにあっては、半田スルーホールがあるために、両面プ
リント基板が必要になっていたし、接点構成パターン8
1は、パターン化された銅箔85に金鍍金86を施して
構成してあって、この金鍍金86が必要になるばかり
か、接点構成パターン81上に絶縁板83を介してポリ
イミド材を用いたフイルム84を張るので、材料費、工
数がかかるという問題点があった。
のにあっては、半田スルーホールがあるために、両面プ
リント基板が必要になっていたし、接点構成パターン8
1は、パターン化された銅箔85に金鍍金86を施して
構成してあって、この金鍍金86が必要になるばかり
か、接点構成パターン81上に絶縁板83を介してポリ
イミド材を用いたフイルム84を張るので、材料費、工
数がかかるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするとところは、全
高が低く薄くなるばかりか、塵埃による接触不良がなく
なるし、また、シールが不要になって、材料費、加工費
が軽減できるプッシュスイッチを提供することにある。
たものであって、その第1の目的とするとところは、全
高が低く薄くなるばかりか、塵埃による接触不良がなく
なるし、また、シールが不要になって、材料費、加工費
が軽減できるプッシュスイッチを提供することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的とするところ
は、全高が低く薄くなるばかりか、塵埃による接触不良
がなくなるし、また、シールが不要で、材料費、加工費
が軽減できるプッシュスイッチを容易に製造することが
できるプッシュスイッチの製造方法を提供することにあ
る。
は、全高が低く薄くなるばかりか、塵埃による接触不良
がなくなるし、また、シールが不要で、材料費、加工費
が軽減できるプッシュスイッチを容易に製造することが
できるプッシュスイッチの製造方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の発明に係るプッシュスイッチ
は、絶縁基板の表面に形成されて互いに隔絶された第1
及び第2の導電パターンと、前記第1の導電パターンに
形成された一方の固定接点と、前記第2の導電パターン
に形成された他方の固定接点と、前記一方の固定接点に
接続された一方の接続端子と、前記他方の固定接点に接
続された他方の接続端子と、可動片を前記一方の固定接
点に対して絶縁させる絶縁手段と、前記可動片を、その
周縁部で前記絶縁基板側に接着結合させて前記第2の固
定接点に導通させると共に、前記可動片内を外部に対し
て隔絶させる接着結合手段とを備えたことを特徴とす
る。
するために、請求項1の発明に係るプッシュスイッチ
は、絶縁基板の表面に形成されて互いに隔絶された第1
及び第2の導電パターンと、前記第1の導電パターンに
形成された一方の固定接点と、前記第2の導電パターン
に形成された他方の固定接点と、前記一方の固定接点に
接続された一方の接続端子と、前記他方の固定接点に接
続された他方の接続端子と、可動片を前記一方の固定接
点に対して絶縁させる絶縁手段と、前記可動片を、その
周縁部で前記絶縁基板側に接着結合させて前記第2の固
定接点に導通させると共に、前記可動片内を外部に対し
て隔絶させる接着結合手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】かかる構成により、可動片は、その周縁部
で接着結合手段により絶縁基板側に取り付けてあって、
可動片内は外部と隔絶した状態で、一方の固定接点は外
気から隔絶されるために、塵埃が可動片内に侵入するこ
とが防止できて、塵埃により接触不良がなくなるし、ま
た、別部材としての端子構成体が不要になって、プッシ
ュスイッチの全高を低くすることができ、また、材料を
フープ供給しないために材料損失がなく、また、両面プ
リント基板が不要になり、材料費が安価になるし、シー
ルが不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
で接着結合手段により絶縁基板側に取り付けてあって、
可動片内は外部と隔絶した状態で、一方の固定接点は外
気から隔絶されるために、塵埃が可動片内に侵入するこ
とが防止できて、塵埃により接触不良がなくなるし、ま
た、別部材としての端子構成体が不要になって、プッシ
ュスイッチの全高を低くすることができ、また、材料を
フープ供給しないために材料損失がなく、また、両面プ
リント基板が不要になり、材料費が安価になるし、シー
ルが不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
【0013】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項2の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に第1の導電パターンと第2の導電パターンと
を互いに隔絶させて形成し、前記第1の導電パターン
に、導電ペーストを塗布して固定接点とこの固定接点に
接続する一方の接続端子をそれぞれ形成すると共に、前
記第2の導電パターンに前記導電ペーストを塗布して他
方の接続端子を形成し、前記第1、第2の導電パターン
に前記導電ペーストを塗布して接着部を形成し、この接
着部に、可動片を、その周縁部で接着して前記可動片内
を外部と隔絶し、前記可動片を前記第1の導電パターン
に対して絶縁すると共に、第2の導電パターンに導通し
たことを特徴とする。
に、請求項2の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に第1の導電パターンと第2の導電パターンと
を互いに隔絶させて形成し、前記第1の導電パターン
に、導電ペーストを塗布して固定接点とこの固定接点に
接続する一方の接続端子をそれぞれ形成すると共に、前
記第2の導電パターンに前記導電ペーストを塗布して他
方の接続端子を形成し、前記第1、第2の導電パターン
に前記導電ペーストを塗布して接着部を形成し、この接
着部に、可動片を、その周縁部で接着して前記可動片内
を外部と隔絶し、前記可動片を前記第1の導電パターン
に対して絶縁すると共に、第2の導電パターンに導通し
たことを特徴とする。
【0014】かかる構成により、可動片は、その周縁部
で接着部に固着して絶縁基板に取り付けてあって、可動
片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶
されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止で
きて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、別部材
としての端子構成体が不要になって、プッシュスイッチ
の全高を低くすることができ、また、材料をフープ供給
しないために材料損失がなく、また、両面プリント基板
が不要になり、材料費が安価になるし、シールが不要な
ので、材料費、加工費が軽減できる。
で接着部に固着して絶縁基板に取り付けてあって、可動
片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶
されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止で
きて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、別部材
としての端子構成体が不要になって、プッシュスイッチ
の全高を低くすることができ、また、材料をフープ供給
しないために材料損失がなく、また、両面プリント基板
が不要になり、材料費が安価になるし、シールが不要な
ので、材料費、加工費が軽減できる。
【0015】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項3の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
1又は請求項2に記載のプッシュスイッチにおいて、前
記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとに端
子形成パターン部を設けて、この端子形成パターン部の
表裏に前記導電ペーストを塗布して前記一方及び他方の
接続端子を形成した。
に、請求項3の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
1又は請求項2に記載のプッシュスイッチにおいて、前
記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとに端
子形成パターン部を設けて、この端子形成パターン部の
表裏に前記導電ペーストを塗布して前記一方及び他方の
接続端子を形成した。
【0016】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ス
ルーホールを作る必要がないために工数が削減できて、
接続端子を容易に作成できる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ス
ルーホールを作る必要がないために工数が削減できて、
接続端子を容易に作成できる。
【0017】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項4の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
1又は請求項2に記載のプッシュスイッチにおいて、前
記一方及び他方の接続端子を、前記絶縁基板に導電パタ
ーンからなる端子形成パターン部を形成すると共に、こ
の端子形成パターン部に孔を形成して、これらの孔に半
田ペースト或いは半田付用ペーストを挿入し、前記端子
形成パターン部に導電ペーストを塗布して形成した。
に、請求項4の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
1又は請求項2に記載のプッシュスイッチにおいて、前
記一方及び他方の接続端子を、前記絶縁基板に導電パタ
ーンからなる端子形成パターン部を形成すると共に、こ
の端子形成パターン部に孔を形成して、これらの孔に半
田ペースト或いは半田付用ペーストを挿入し、前記端子
形成パターン部に導電ペーストを塗布して形成した。
【0018】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ス
ルーホールを作る必要がないために工数が削減できて、
接続端子を容易に作成できる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ス
ルーホールを作る必要がないために工数が削減できて、
接続端子を容易に作成できる。
【0019】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項5の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に第1の導電パターンと第2の導電パターンと
を互いに隔絶させて形成し、前記第1の導電パターン
に、導電ペーストを塗布して一方の接続端子をそれぞれ
形成すると共に、前記第2の導電パターンに前記導電ペ
ーストを塗布して他方の接続端子を形成し、前記第1及
び第2の導電パターンに導電ペーストを塗布して第1及
び第2の固定接点をそれぞれ形成すると共に、前記第1
及び第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁
パターンを形成し、前記第2の導電パターンに絶縁ペー
ストを塗布して接着部を形成して、この接着部に、可動
片を、その周縁部で接着すると共に、前記可動片を、前
記絶縁パターンにより前記第1の導電パターンに対して
絶縁し、前記可動片を前記第2の固定接点に接触させた
ことを特徴とする。
に、請求項5の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に第1の導電パターンと第2の導電パターンと
を互いに隔絶させて形成し、前記第1の導電パターン
に、導電ペーストを塗布して一方の接続端子をそれぞれ
形成すると共に、前記第2の導電パターンに前記導電ペ
ーストを塗布して他方の接続端子を形成し、前記第1及
び第2の導電パターンに導電ペーストを塗布して第1及
び第2の固定接点をそれぞれ形成すると共に、前記第1
及び第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁
パターンを形成し、前記第2の導電パターンに絶縁ペー
ストを塗布して接着部を形成して、この接着部に、可動
片を、その周縁部で接着すると共に、前記可動片を、前
記絶縁パターンにより前記第1の導電パターンに対して
絶縁し、前記可動片を前記第2の固定接点に接触させた
ことを特徴とする。
【0020】かかる構成により、可動片は、その周縁部
で接着部に固着して絶縁基板に取り付けてあるために、
可動片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から
隔絶される。このために、塵埃が可動片内に侵入するこ
とが防止できて、塵埃により接触不良がなくなるし、ま
た、材料をフープ供給しないために材料損失がなく、ま
た、両面プリント基板が不要になり、材料費が安価にな
るし、シールが不要なので、材料費、加工費が軽減でき
る。特に、可動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着
してあり、この接着部は導電性がないために、接着部の
形成には一般の絶縁接着剤の使用が可能になって、コス
トを軽減することができる。
で接着部に固着して絶縁基板に取り付けてあるために、
可動片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から
隔絶される。このために、塵埃が可動片内に侵入するこ
とが防止できて、塵埃により接触不良がなくなるし、ま
た、材料をフープ供給しないために材料損失がなく、ま
た、両面プリント基板が不要になり、材料費が安価にな
るし、シールが不要なので、材料費、加工費が軽減でき
る。特に、可動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着
してあり、この接着部は導電性がないために、接着部の
形成には一般の絶縁接着剤の使用が可能になって、コス
トを軽減することができる。
【0021】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項6の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
5に記載のプッシュスイッチにおいて、前記第2の固定
接点を、前記第1の固定接点を中心とした円上に形成す
ると共に、前記接着部を、前記第1の固定接点を中心と
した円上で且つ前記第2の固定接点の外方に形成し、前
記可動片の固定部の一部を前記接着部に接着すると共
に、前記固定部の他部を前記第2の固定接点に接触させ
た。
に、請求項6の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
5に記載のプッシュスイッチにおいて、前記第2の固定
接点を、前記第1の固定接点を中心とした円上に形成す
ると共に、前記接着部を、前記第1の固定接点を中心と
した円上で且つ前記第2の固定接点の外方に形成し、前
記可動片の固定部の一部を前記接着部に接着すると共
に、前記固定部の他部を前記第2の固定接点に接触させ
た。
【0022】かかる構成により、上記した請求項5の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得る。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得る。
【0023】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項7の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に第1の導電パターンと第2の導電パターンと
を互いに隔絶させて形成し、前記第1の導電パターン
に、導電ペーストを塗布して第1の固定接点とこの第1
の固定接点に接続する一方の接続端子とをそれぞれ形成
し、前記第2の導電パターンに導電ペーストを塗布して
第2の固定接点とこの第2の固定接点に接続する他方の
接続端子とをそれぞれ形成し、前記第1の導電パターン
に絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンを形成し、前記
第2の導電パターンに絶縁性の結合剤である粘着剤を塗
布して粘着部を形成し、これらの粘着部に、可動片を、
その周縁部で接着結合すると共に、前記可動片を、前記
絶縁パターンにより前記第1の導電パターンに対して絶
縁し、前記可動片を前記第2の固定接点に導通させて構
成したことを特徴とする。
に、請求項7の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に第1の導電パターンと第2の導電パターンと
を互いに隔絶させて形成し、前記第1の導電パターン
に、導電ペーストを塗布して第1の固定接点とこの第1
の固定接点に接続する一方の接続端子とをそれぞれ形成
し、前記第2の導電パターンに導電ペーストを塗布して
第2の固定接点とこの第2の固定接点に接続する他方の
接続端子とをそれぞれ形成し、前記第1の導電パターン
に絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンを形成し、前記
第2の導電パターンに絶縁性の結合剤である粘着剤を塗
布して粘着部を形成し、これらの粘着部に、可動片を、
その周縁部で接着結合すると共に、前記可動片を、前記
絶縁パターンにより前記第1の導電パターンに対して絶
縁し、前記可動片を前記第2の固定接点に導通させて構
成したことを特徴とする。
【0024】かかる構成により、可動片は、その周縁部
で粘着部に結合して絶縁基板に取り付けてあって、可動
片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶
されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止で
きて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、別部材
としての端子構成体が不要になって、プッシュスイッチ
の全高を低くすることができ、また、材料をフープ供給
しないために材料損失がなく、また、両面プリント基板
が不要になり、材料費が安価になるし、シールが不要な
ので、材料費、加工費が軽減できる。特に、可動片は、
粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して複数の粘着部に
接着してあるために、可動片の繰り返し動作によるスト
レスに対して耐久性が向上し、可動片の脱落という最悪
の破壊モードを回避できる。
で粘着部に結合して絶縁基板に取り付けてあって、可動
片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶
されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止で
きて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、別部材
としての端子構成体が不要になって、プッシュスイッチ
の全高を低くすることができ、また、材料をフープ供給
しないために材料損失がなく、また、両面プリント基板
が不要になり、材料費が安価になるし、シールが不要な
ので、材料費、加工費が軽減できる。特に、可動片は、
粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して複数の粘着部に
接着してあるために、可動片の繰り返し動作によるスト
レスに対して耐久性が向上し、可動片の脱落という最悪
の破壊モードを回避できる。
【0025】また、プッシュスイッチの使用中に万一可
動片の固定部の粘着部への接合が剥離しても、乾燥後も
弾性及び接着性を有する粘着剤のために、表面活性が持
続しているために、次回の動作によって再結合が可能で
ある。
動片の固定部の粘着部への接合が剥離しても、乾燥後も
弾性及び接着性を有する粘着剤のために、表面活性が持
続しているために、次回の動作によって再結合が可能で
ある。
【0026】また、プッシュスイッチの最大の問題であ
る、外部からの塵埃侵入に対して粘着剤のもつトラップ
効果によって、塵埃の侵入を抑制することができるし、
また、一般の固形化接着剤による可動片の固定部の固定
(シール)に対して歪みやストレスによる気密不良を防
止できる。
る、外部からの塵埃侵入に対して粘着剤のもつトラップ
効果によって、塵埃の侵入を抑制することができるし、
また、一般の固形化接着剤による可動片の固定部の固定
(シール)に対して歪みやストレスによる気密不良を防
止できる。
【0027】また、一般の固形化接着剤を使用したプッ
シュスイッチの製造工程では、固形化接着剤を塗布後に
すぐに可動片をセットして乾燥させる必要があるが、粘
着剤を用いれば表面活性が持続するために、粘着剤を塗
布した後も粘着部の表面を剥離性をもつ保護膜等で保護
(カバー)しておけば、工程のボトルネックになる可動
片を接合工程に余裕をもたせることができる。
シュスイッチの製造工程では、固形化接着剤を塗布後に
すぐに可動片をセットして乾燥させる必要があるが、粘
着剤を用いれば表面活性が持続するために、粘着剤を塗
布した後も粘着部の表面を剥離性をもつ保護膜等で保護
(カバー)しておけば、工程のボトルネックになる可動
片を接合工程に余裕をもたせることができる。
【0028】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項8の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
7に記載のプッシュスイッチにおいて、前記第2の固定
接点を、前記第1の固定接点を中心とした円上に複数形
成すると共に、前記粘着部を、前記第1の固定接点を中
心とした円上で且つ前記第2の固定接点間に位置させて
形成し、前記可動片の固定部の一部を前記接着部に接着
すると共に、前記固定部の他部を前記第2の固定接点に
接触させた。
に、請求項8の発明に係るプッシュスイッチは、請求項
7に記載のプッシュスイッチにおいて、前記第2の固定
接点を、前記第1の固定接点を中心とした円上に複数形
成すると共に、前記粘着部を、前記第1の固定接点を中
心とした円上で且つ前記第2の固定接点間に位置させて
形成し、前記可動片の固定部の一部を前記接着部に接着
すると共に、前記固定部の他部を前記第2の固定接点に
接触させた。
【0029】かかる構成により、上記した請求項5の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、可
動片は、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して複数の
粘着部に接着してあるために、第1の固定接点を中心と
した円上に位置する粘着部に、可動片を、その周縁部で
結合して、固定部を第2の固定接点に接触させた後に、
このフイルム状の絶縁基板を製品形状にカットする際の
絶縁基板の伸びや歪みによって派生する可動片の脱落、
接着力低下を回避することができる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、可
動片は、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して複数の
粘着部に接着してあるために、第1の固定接点を中心と
した円上に位置する粘着部に、可動片を、その周縁部で
結合して、固定部を第2の固定接点に接触させた後に、
このフイルム状の絶縁基板を製品形状にカットする際の
絶縁基板の伸びや歪みによって派生する可動片の脱落、
接着力低下を回避することができる。
【0030】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項9の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に、導電ペーストを塗布して形成され且つ一方
の接続端子及び固定接点を有する第1の接点パターン
と、前記導電ペーストを塗布して形成され且つ他方の接
続端子を有する第2の接点パターンと、前記導電ペース
トを塗布して形成された接着部とを設け、前記接着部
に、可動片を、その周縁部で接着して前記可動片内を外
部と隔絶し、前記可動片を前記第1の接点パターンに対
して絶縁すると共に、前記第2の接点パターンに導通し
たことを特徴とする。
に、請求項9の発明に係るプッシュスイッチは、絶縁基
板の表面に、導電ペーストを塗布して形成され且つ一方
の接続端子及び固定接点を有する第1の接点パターン
と、前記導電ペーストを塗布して形成され且つ他方の接
続端子を有する第2の接点パターンと、前記導電ペース
トを塗布して形成された接着部とを設け、前記接着部
に、可動片を、その周縁部で接着して前記可動片内を外
部と隔絶し、前記可動片を前記第1の接点パターンに対
して絶縁すると共に、前記第2の接点パターンに導通し
たことを特徴とする。
【0031】かかる構成により、可動片は、その周縁部
で接着部に固着して絶縁基板に取り付けてあって、可動
片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶
されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止で
きて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、材料を
フープ供給しないために材料損失がなく、また、両面プ
リント基板が不要になり、材料費が安価になるし、シー
ルが不要なので、材料費、加工費が軽減できる。特に、
導電パターンを無くして、絶縁基板に直接に導電ペース
トを塗布して成る接点パターンを形成して、接続端子、
固定接点を形成し、更には、可動片を、その周縁部で接
着部に固着して絶縁基板に取り付けた構成であるため
に、プッシュスイッチの厚さをより薄くすることができ
る。
で接着部に固着して絶縁基板に取り付けてあって、可動
片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶
されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止で
きて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、材料を
フープ供給しないために材料損失がなく、また、両面プ
リント基板が不要になり、材料費が安価になるし、シー
ルが不要なので、材料費、加工費が軽減できる。特に、
導電パターンを無くして、絶縁基板に直接に導電ペース
トを塗布して成る接点パターンを形成して、接続端子、
固定接点を形成し、更には、可動片を、その周縁部で接
着部に固着して絶縁基板に取り付けた構成であるため
に、プッシュスイッチの厚さをより薄くすることができ
る。
【0032】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項10の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の表面に第1の導電パターンと第2の導
電パターンとを形成する導電パターン形成工程と、前記
第1、第2の導電パターンに導電ペーストを塗布して一
方及び他方の接続端子を形成する接続端子形成工程と、
前記第1、第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布し
て絶縁パターンを形成して、前記第1の導電パターンを
絶縁する絶縁パターン形成工程と、前記第1の導電パタ
ーンに前記導電ペーストを塗布して固定接点を形成する
と共に、前記第2の導電パターンに、前記絶縁パターン
に重ねて前記導電ペーストを塗布して接着部を形成する
固定接点形成工程と、前記接着部に、可動片を、その周
縁部で接着して前記可動片内を外部と隔絶する可動片接
着工程とを備えたことを特徴とする。
に、請求項10の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の表面に第1の導電パターンと第2の導
電パターンとを形成する導電パターン形成工程と、前記
第1、第2の導電パターンに導電ペーストを塗布して一
方及び他方の接続端子を形成する接続端子形成工程と、
前記第1、第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布し
て絶縁パターンを形成して、前記第1の導電パターンを
絶縁する絶縁パターン形成工程と、前記第1の導電パタ
ーンに前記導電ペーストを塗布して固定接点を形成する
と共に、前記第2の導電パターンに、前記絶縁パターン
に重ねて前記導電ペーストを塗布して接着部を形成する
固定接点形成工程と、前記接着部に、可動片を、その周
縁部で接着して前記可動片内を外部と隔絶する可動片接
着工程とを備えたことを特徴とする。
【0033】したがって、全高が低くく薄くなるばかり
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
【0034】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項11の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の表面に、導電ペーストを塗布して、一
方の接続端子及び固定接点を有する第1の接点パターン
と、他方の接続端子を有する第2の接点パターンとをそ
れぞれ形成する接点パターン形成工程と、前記第1、第
2の接点パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁パター
ンを形成して、前記第1の接点パターンを絶縁する絶縁
パターン形成工程と、前記絶縁基板の表面に、前記導電
ペーストを塗布して固定接点を形成すると共に、前記絶
縁パターンに重ねて前記導電ペーストを塗布して接着部
を形成する固定接点形成工程と、前記接着部に、可動片
を、その周縁部で接着して前記可動片内を外部と隔絶す
る可動片接着工程とを備えたことを特徴とする。
に、請求項11の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の表面に、導電ペーストを塗布して、一
方の接続端子及び固定接点を有する第1の接点パターン
と、他方の接続端子を有する第2の接点パターンとをそ
れぞれ形成する接点パターン形成工程と、前記第1、第
2の接点パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁パター
ンを形成して、前記第1の接点パターンを絶縁する絶縁
パターン形成工程と、前記絶縁基板の表面に、前記導電
ペーストを塗布して固定接点を形成すると共に、前記絶
縁パターンに重ねて前記導電ペーストを塗布して接着部
を形成する固定接点形成工程と、前記接着部に、可動片
を、その周縁部で接着して前記可動片内を外部と隔絶す
る可動片接着工程とを備えたことを特徴とする。
【0035】したがって、全高が低くく、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、プッシュスイッチの製造工程を少なくすることがで
きる。
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、プッシュスイッチの製造工程を少なくすることがで
きる。
【0036】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項12の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の端子形成部に導電ペーストを塗布して
一方及び他方の端子パターン部を形成する端子パターン
部形成工程と、前記絶縁基板の表面に導電ペーストを塗
布して第1の導電パターンと第2の導電パターンとを形
成する導電パターン形成工程と、前記第1、第2の導電
パターンに導電ペーストを塗布して第1の固定接点と第
2の固定接点とを形成する固定接点形成工程と、前記第
1、第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁
パターンを形成して、第1の導電パターンを絶縁する絶
縁パターン形成工程と、前記第2の導電パターンに絶縁
ペーストを塗布して接着部を形成すると共に、前記一方
及び他方の端子パターン部に導電ペーストを塗布して一
方及び他方の接続端子を形成する接着部及び接続端子形
成工程と、前記接着部に、可動片を、その周縁部で接着
して可動片内を外部と隔絶すると共に、前記可動片の周
縁部を第2の固定接点に接触させる可動片接着工程とを
備えたことを特徴とする。
に、請求項12の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の端子形成部に導電ペーストを塗布して
一方及び他方の端子パターン部を形成する端子パターン
部形成工程と、前記絶縁基板の表面に導電ペーストを塗
布して第1の導電パターンと第2の導電パターンとを形
成する導電パターン形成工程と、前記第1、第2の導電
パターンに導電ペーストを塗布して第1の固定接点と第
2の固定接点とを形成する固定接点形成工程と、前記第
1、第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁
パターンを形成して、第1の導電パターンを絶縁する絶
縁パターン形成工程と、前記第2の導電パターンに絶縁
ペーストを塗布して接着部を形成すると共に、前記一方
及び他方の端子パターン部に導電ペーストを塗布して一
方及び他方の接続端子を形成する接着部及び接続端子形
成工程と、前記接着部に、可動片を、その周縁部で接着
して可動片内を外部と隔絶すると共に、前記可動片の周
縁部を第2の固定接点に接触させる可動片接着工程とを
備えたことを特徴とする。
【0037】したがって、全高が低くく、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着してあ
り、この接着部は導電性がないために、接着部の形成に
は一般の絶縁接着剤の使用が可能になって、コストを軽
減することができる。
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着してあ
り、この接着部は導電性がないために、接着部の形成に
は一般の絶縁接着剤の使用が可能になって、コストを軽
減することができる。
【0038】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項13の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の表面に導電ペーストを塗布して第1の
導電パターンと第2の導電パターンとを形成すると共
に、前記第1の導電パターンに連なる一方の端子形成パ
ターン部と前記第2の導電パターンに連なる他方の端子
形成パターン部とを形成する導電パターン及び端子パタ
ーン部形成工程と、前記第1の導電パターンに絶縁ペー
ストを塗布して絶縁パターンを形成して、前記第1の導
電パターンを絶縁する絶縁パターン形成工程と、前記絶
縁基板の一方及び他方の端子形成パターン部に導電ペー
ストを塗布して一方及び他方の接続端子を形成する接続
端子形成工程と、前記第1の導電パターンに導電ペース
トを塗布して第1の固定接点を形成すると共に、前記第
2の導電パターンに導電ペーストを塗布して、前記第1
の固定接点を中心とした円上に位置させて複数の第2の
固定接点を形成する固定接点形成工程と、前記第2の導
電パターン及び前記絶縁パターンに、前記第1の固定接
点を中心とした円上で且つ前記第2の固定接点間に位置
させて、絶縁性の結合剤である粘着剤を塗布して複数の
粘着部を形成する粘着部形成工程と、前記粘着部に、可
動片を、その周縁部で接着結合して第2の固定接点に接
触させる可動片結合工程とを備えたことを特徴とする。
に、請求項13の発明に係るプッシュスイッチの製造方
法は、絶縁基板の表面に導電ペーストを塗布して第1の
導電パターンと第2の導電パターンとを形成すると共
に、前記第1の導電パターンに連なる一方の端子形成パ
ターン部と前記第2の導電パターンに連なる他方の端子
形成パターン部とを形成する導電パターン及び端子パタ
ーン部形成工程と、前記第1の導電パターンに絶縁ペー
ストを塗布して絶縁パターンを形成して、前記第1の導
電パターンを絶縁する絶縁パターン形成工程と、前記絶
縁基板の一方及び他方の端子形成パターン部に導電ペー
ストを塗布して一方及び他方の接続端子を形成する接続
端子形成工程と、前記第1の導電パターンに導電ペース
トを塗布して第1の固定接点を形成すると共に、前記第
2の導電パターンに導電ペーストを塗布して、前記第1
の固定接点を中心とした円上に位置させて複数の第2の
固定接点を形成する固定接点形成工程と、前記第2の導
電パターン及び前記絶縁パターンに、前記第1の固定接
点を中心とした円上で且つ前記第2の固定接点間に位置
させて、絶縁性の結合剤である粘着剤を塗布して複数の
粘着部を形成する粘着部形成工程と、前記粘着部に、可
動片を、その周縁部で接着結合して第2の固定接点に接
触させる可動片結合工程とを備えたことを特徴とする。
【0039】したがって、全高が低くく、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して
複数の粘着部に接着してあるために、可動片の繰り返し
動作によるストレスに対して耐久性が向上し、可動片の
脱落という最悪の破壊モードを回避できる。
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して
複数の粘着部に接着してあるために、可動片の繰り返し
動作によるストレスに対して耐久性が向上し、可動片の
脱落という最悪の破壊モードを回避できる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0041】(実施の形態例1)本発明に係るプッシュ
スイッチの実施の形態例1を図1乃至図6示す。図1は
プッシュスイッチの実施の形態例1の断面図、図2乃至
図6は同プッシュスイッチの製造工程の説明図である。
スイッチの実施の形態例1を図1乃至図6示す。図1は
プッシュスイッチの実施の形態例1の断面図、図2乃至
図6は同プッシュスイッチの製造工程の説明図である。
【0042】本発明に係るプッシュスイッチの実施の形
態例1は、絶縁基板1の表面に第1の導電パターンA1
と第2の導電パターンA2とを形成し、第1の導電パタ
ーンA1に導電ペーストDを塗布して一方の接続端子1
4A、14B及び固定接点21をそれぞれ形成すると共
に、前記第2の導電パターンA2に導電ペーストDを塗
布して他方の接続端子15A、15Bを形成し、第1、
第2の導電パターンA1、A1に導電ペーストDを塗布
して接着部22を形成して、この接着部22に、可動片
3を、その周縁部で接着して、可動片3内を外部と隔絶
し、可動片3を第1の導電パターンA1に対して絶縁す
ると共に、第2の導電パターンA2に導通して構成して
ある。
態例1は、絶縁基板1の表面に第1の導電パターンA1
と第2の導電パターンA2とを形成し、第1の導電パタ
ーンA1に導電ペーストDを塗布して一方の接続端子1
4A、14B及び固定接点21をそれぞれ形成すると共
に、前記第2の導電パターンA2に導電ペーストDを塗
布して他方の接続端子15A、15Bを形成し、第1、
第2の導電パターンA1、A1に導電ペーストDを塗布
して接着部22を形成して、この接着部22に、可動片
3を、その周縁部で接着して、可動片3内を外部と隔絶
し、可動片3を第1の導電パターンA1に対して絶縁す
ると共に、第2の導電パターンA2に導通して構成して
ある。
【0043】絶縁基板1は、ポリイミド材またはガラス
エポキシ材を用いたフイルム状であり、この絶縁基板1
の4つの隅角部には凸形状の端子形成部4が形成してあ
る。
エポキシ材を用いたフイルム状であり、この絶縁基板1
の4つの隅角部には凸形状の端子形成部4が形成してあ
る。
【0044】第1、第2の導電パターンA1、A2は、
パターン化された銅箔より構成してあり、第1の導電パ
ターンA1は、図2に示すように絶縁基板1の表面に形
成してあって、平面円形状の固定接点形成部6の周部に
直線状の連結部8を介して円弧状の固定端子形成部9を
接続して構成してある。この固定端子形成部9の両端部
には、固定端子形成部9から基板1の2つの隅角部の端
子形成部4にかけて端子形成パターン部10が形成して
ある。
パターン化された銅箔より構成してあり、第1の導電パ
ターンA1は、図2に示すように絶縁基板1の表面に形
成してあって、平面円形状の固定接点形成部6の周部に
直線状の連結部8を介して円弧状の固定端子形成部9を
接続して構成してある。この固定端子形成部9の両端部
には、固定端子形成部9から基板1の2つの隅角部の端
子形成部4にかけて端子形成パターン部10が形成して
ある。
【0045】また、第2の導電パターンA2は、平面C
形状の固定接点形成部12と、この固定接点形成部12
に連設された固定端子形成部13とを備えており、この
固定端子形成部13の両端部には、固定端子形成部13
から基板1の2つの隅角部の端子形成部4にかけて端子
形成パターン部11が形成してある。そして、平面C形
状の固定接点形成部12の中心に、固定接点形成部6が
空間Hを存して位置してあり、前記連結部8は固定端子
形成部12の切離し部12Aの中央に空間H´を存して
配置させてある。
形状の固定接点形成部12と、この固定接点形成部12
に連設された固定端子形成部13とを備えており、この
固定端子形成部13の両端部には、固定端子形成部13
から基板1の2つの隅角部の端子形成部4にかけて端子
形成パターン部11が形成してある。そして、平面C形
状の固定接点形成部12の中心に、固定接点形成部6が
空間Hを存して位置してあり、前記連結部8は固定端子
形成部12の切離し部12Aの中央に空間H´を存して
配置させてある。
【0046】第1、第2の導電パターンA1、A2の形
成は、実際には、ポリイミドまたはガラスエポキシ片面
銅張基板(絶縁基板1)にコロナ放電でマスク印刷した
後に、エッチング処理でマスクを除去して導電パターン
(銅箔パターン)を形成するという工程でおこなわれ
る。
成は、実際には、ポリイミドまたはガラスエポキシ片面
銅張基板(絶縁基板1)にコロナ放電でマスク印刷した
後に、エッチング処理でマスクを除去して導電パターン
(銅箔パターン)を形成するという工程でおこなわれ
る。
【0047】そして、基板1の4つの隅角部の端子形成
部4に形成された銅箔より成る端子形成パターン部1
0、11には、図1、図3に示すように、端子形成部4
の表側4aから端面4cを経て裏側4bに導電ペースト
Dが塗布してあって、一方及び他方の接続端子14A、
14B、15A、15Bが形成してある。
部4に形成された銅箔より成る端子形成パターン部1
0、11には、図1、図3に示すように、端子形成部4
の表側4aから端面4cを経て裏側4bに導電ペースト
Dが塗布してあって、一方及び他方の接続端子14A、
14B、15A、15Bが形成してある。
【0048】すなわち、接続端子14A、14B、15
A、15Bの形成は、端子導電ペースト用メタルマスク
(表裏共用)(図示せず)を、端子形成パターン部1
0、11の表に重ねて導電ペーストDを塗布し、その後
に、端子導電ペースト用メタルマスク(表裏共用)を、
端子形成パターン部10、11の裏に重ねて導電ペース
トDを塗布して行われる。
A、15Bの形成は、端子導電ペースト用メタルマスク
(表裏共用)(図示せず)を、端子形成パターン部1
0、11の表に重ねて導電ペーストDを塗布し、その後
に、端子導電ペースト用メタルマスク(表裏共用)を、
端子形成パターン部10、11の裏に重ねて導電ペース
トDを塗布して行われる。
【0049】また、図4に示すように第1、第2の導電
パターンA1、A2には、第1、第2の導電パターンA
1、A2に重ねて絶縁ペーストをマスク(図示せず)を
用いて塗布して形成される絶縁パターンC1、C2がそ
れぞれ形成してある。絶縁パターンC1は、一対の端子
形成パターン部10を直角に横切るフラックス上がり阻
止部16と、これらのフラックス上がり阻止部16を結
ぶ直線部17と、この直線部17の中央部から固定接点
形成部6にかけて形成されて直線状の連結部8及び空間
H´を覆う短絡阻止部18とから構成してある。また、
絶縁パターンC2は、一対の端子形成パターン部11を
直角に横切るフラックス上がり阻止部19と、これらの
フラックス上がり阻止部19を結ぶ直線部20とから構
成してある。
パターンA1、A2には、第1、第2の導電パターンA
1、A2に重ねて絶縁ペーストをマスク(図示せず)を
用いて塗布して形成される絶縁パターンC1、C2がそ
れぞれ形成してある。絶縁パターンC1は、一対の端子
形成パターン部10を直角に横切るフラックス上がり阻
止部16と、これらのフラックス上がり阻止部16を結
ぶ直線部17と、この直線部17の中央部から固定接点
形成部6にかけて形成されて直線状の連結部8及び空間
H´を覆う短絡阻止部18とから構成してある。また、
絶縁パターンC2は、一対の端子形成パターン部11を
直角に横切るフラックス上がり阻止部19と、これらの
フラックス上がり阻止部19を結ぶ直線部20とから構
成してある。
【0050】また、図5に示すように第1の導電パター
ンA1の固定接点形成部6には導電ペーストDの塗布に
よる固定接点21が形成してあり、第2の導電パターン
A2の固定接点形成部12には、固定接点21を中心と
した円上に導電ペーストDの塗布による接着部22が形
成してあり、この接着部22は絶縁パターンC1の短絡
阻止部18上を横切っている。
ンA1の固定接点形成部6には導電ペーストDの塗布に
よる固定接点21が形成してあり、第2の導電パターン
A2の固定接点形成部12には、固定接点21を中心と
した円上に導電ペーストDの塗布による接着部22が形
成してあり、この接着部22は絶縁パターンC1の短絡
阻止部18上を横切っている。
【0051】固定接点21及び接着部22の形成は、ペ
ースト用シルクスクリーン(図示せず)を絶縁パターン
C1、C2を施した第1、第2の導電パターンA1、2
に重ねて導電ペーストDを塗布して行われる。
ースト用シルクスクリーン(図示せず)を絶縁パターン
C1、C2を施した第1、第2の導電パターンA1、2
に重ねて導電ペーストDを塗布して行われる。
【0052】そして、図6に示すように円環状の接着部
22には、可動片3が、その周縁部で接着されて取り付
けてある。すなわち、可動片3は、ドーム部23と、こ
のドーム部23の外周側のダイヤフラム部24と、この
ダイヤフラム部24外周側の円環状の固定部25とから
構成してあり、可動片3は、その固定部25を接着部2
2に固着して絶縁基板1に取り付けてある。
22には、可動片3が、その周縁部で接着されて取り付
けてある。すなわち、可動片3は、ドーム部23と、こ
のドーム部23の外周側のダイヤフラム部24と、この
ダイヤフラム部24外周側の円環状の固定部25とから
構成してあり、可動片3は、その固定部25を接着部2
2に固着して絶縁基板1に取り付けてある。
【0053】したがって、固定接点21は一方の接続端
子14A、14Bに連なり、可動片3は他方の接続端子
15A、15Bに連なっている。この場合、可動片3の
環状の固定部25は、その周縁部で接着部22に固着し
てあって、可動片3内は密封状態であって、固定接点2
1は外気から隔絶されている。
子14A、14Bに連なり、可動片3は他方の接続端子
15A、15Bに連なっている。この場合、可動片3の
環状の固定部25は、その周縁部で接着部22に固着し
てあって、可動片3内は密封状態であって、固定接点2
1は外気から隔絶されている。
【0054】上記のように構成されたプッシュスイッチ
はプリント基板(図示せず)の実装面に実装される。こ
の場合、接続端子14A、14B、15A、15Bが実
装面のパターンに半田付けされる。
はプリント基板(図示せず)の実装面に実装される。こ
の場合、接続端子14A、14B、15A、15Bが実
装面のパターンに半田付けされる。
【0055】そして、可動片3を押すことにより、この
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを固定接点21に接触させてスイッチ・オンの状態に
し、可動片3の押圧を解除することによって、この可動
片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で元に
復帰させて、スイッチ・オフの状態にする。
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを固定接点21に接触させてスイッチ・オンの状態に
し、可動片3の押圧を解除することによって、この可動
片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で元に
復帰させて、スイッチ・オフの状態にする。
【0056】このように本発明の実施の形態例1にあっ
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22に固着して絶縁基板1に取り付け
てあって、可動片3内は密封状態で、固定接点21は外
気から隔絶されるために、塵埃が可動片3内に侵入する
ことが防止できて、塵埃により接触不良を引き起こすよ
うなことがなくなる。
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22に固着して絶縁基板1に取り付け
てあって、可動片3内は密封状態で、固定接点21は外
気から隔絶されるために、塵埃が可動片3内に侵入する
ことが防止できて、塵埃により接触不良を引き起こすよ
うなことがなくなる。
【0057】また、上記のように可動片3内は密封状態
で、固定接点21は外気から隔絶されるために、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
で、固定接点21は外気から隔絶されるために、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
【0058】また、接続端子14A、14B、15A、
15Bの形成は、端子導電ペースト用メタルマスク(表
裏共用)(図示せず)を、端子形成パターン部10、1
1の表に重ねて導電ペーストDを塗布し、その後に、端
子導電ペースト用メタルマスク(表裏共用)を、端子形
成パターン部10、11の裏に重ねて導電ペーストDを
塗布して行われるために、両面プリント基板が不要にな
り、材料費が安価になり、また、スルーホールを作る必
要がないために工数が削減できる。
15Bの形成は、端子導電ペースト用メタルマスク(表
裏共用)(図示せず)を、端子形成パターン部10、1
1の表に重ねて導電ペーストDを塗布し、その後に、端
子導電ペースト用メタルマスク(表裏共用)を、端子形
成パターン部10、11の裏に重ねて導電ペーストDを
塗布して行われるために、両面プリント基板が不要にな
り、材料費が安価になり、また、スルーホールを作る必
要がないために工数が削減できる。
【0059】また、絶縁パターンC1、C2には端子形
成パターン部10、11を直角に横切るフラックス上が
り阻止部16、19が形成してあるために、プッシュス
イッチをプリント基板の実装面に実装する際のフラック
スの上がりを阻止することができる。
成パターン部10、11を直角に横切るフラックス上が
り阻止部16、19が形成してあるために、プッシュス
イッチをプリント基板の実装面に実装する際のフラック
スの上がりを阻止することができる。
【0060】また、プッシュスイッチの実施の形態例1
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、図2に示すように絶縁基板1の表面に
第1の導電パターンA1と第2の導電パターンA2とを
形成する導電パターン形成工程と、図3に示すように第
1、第2の導電パターンA1、A2に導電ペーストDE
を塗布して一方及び他方の接続端子14A、14B、1
5A、15Bを形成する接続端子形成工程と、図4に示
すように第1、第2の導電パターンA1、A2に絶縁ペ
ーストを塗布して絶縁パターンC1、C2を形成して、
第1の導電パターンA1を絶縁する絶縁パターン形成工
程と、図5に示すように第1の導電パターンA1に導電
ペーストDを塗布して固定接点21を形成すると共に、
第2の導電パターンA2に絶縁パターンC1、C2に重
ねて導電ペーストDを塗布して接着部22を形成する固
定接点形成工程と、接着部11に、可動片3を、その周
縁部で接着して可動片3内を外部と隔絶する可動片接着
工程とを経て製造される。
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、図2に示すように絶縁基板1の表面に
第1の導電パターンA1と第2の導電パターンA2とを
形成する導電パターン形成工程と、図3に示すように第
1、第2の導電パターンA1、A2に導電ペーストDE
を塗布して一方及び他方の接続端子14A、14B、1
5A、15Bを形成する接続端子形成工程と、図4に示
すように第1、第2の導電パターンA1、A2に絶縁ペ
ーストを塗布して絶縁パターンC1、C2を形成して、
第1の導電パターンA1を絶縁する絶縁パターン形成工
程と、図5に示すように第1の導電パターンA1に導電
ペーストDを塗布して固定接点21を形成すると共に、
第2の導電パターンA2に絶縁パターンC1、C2に重
ねて導電ペーストDを塗布して接着部22を形成する固
定接点形成工程と、接着部11に、可動片3を、その周
縁部で接着して可動片3内を外部と隔絶する可動片接着
工程とを経て製造される。
【0061】したがって、全高が低く薄くなるばかり
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
【0062】(実施の形態例2)本発明に係るプッシュ
スイッチの実施の形態例2を図7に示す。図7はプッシ
ュスイッチの実施の形態例2の断面図である。
スイッチの実施の形態例2を図7に示す。図7はプッシ
ュスイッチの実施の形態例2の断面図である。
【0063】このプッシュスイッチの実施の形態例2
は、上記したプッシュスイッチの実施の形態例1におい
て銅箔よりなる第1、第2の導電パターンA1、A2を
無くして、絶縁基板1に直接に導電ペーストDを塗布し
て、第1、第2の接点パターンB1、B2に、接続端子
14A−1、14B−1、15A−1、15B−1、固
定接点21−1及び接着部22−1をそれぞれ形成し、
更には、可動片3を、その外周の環状の固定部25で接
着部22−1に固着して絶縁基板1に取り付けた構成で
ある。
は、上記したプッシュスイッチの実施の形態例1におい
て銅箔よりなる第1、第2の導電パターンA1、A2を
無くして、絶縁基板1に直接に導電ペーストDを塗布し
て、第1、第2の接点パターンB1、B2に、接続端子
14A−1、14B−1、15A−1、15B−1、固
定接点21−1及び接着部22−1をそれぞれ形成し、
更には、可動片3を、その外周の環状の固定部25で接
着部22−1に固着して絶縁基板1に取り付けた構成で
ある。
【0064】すなわち、ポリイミドまたはガラスエポキ
シ片面銅張基板(絶縁基板1)にコロナ放電でマスク印
刷した後に、エッチング処理でマスクを除去して導電パ
ターン(銅箔パターン)を形成するという工程を除き、
銅箔よりなる第1、第2の導電パターンA1、A2に代
わる第1、第2の接点パターンB1、B2を絶縁基板1
に導電ペーストDを直接に塗布して形成して、接続端子
14A−1、14B−1、15A−1、15B−1、固
定接点21−1及び接着部22−1を形成し、更には、
可動片3を、その外周の環状の固定部25で、その周縁
部で接着部22−1に固着して絶縁基板1に取り付けた
構成である。
シ片面銅張基板(絶縁基板1)にコロナ放電でマスク印
刷した後に、エッチング処理でマスクを除去して導電パ
ターン(銅箔パターン)を形成するという工程を除き、
銅箔よりなる第1、第2の導電パターンA1、A2に代
わる第1、第2の接点パターンB1、B2を絶縁基板1
に導電ペーストDを直接に塗布して形成して、接続端子
14A−1、14B−1、15A−1、15B−1、固
定接点21−1及び接着部22−1を形成し、更には、
可動片3を、その外周の環状の固定部25で、その周縁
部で接着部22−1に固着して絶縁基板1に取り付けた
構成である。
【0065】すなわち、絶縁基板1にプレス孔明けで端
子形成部4を形成して、この端子形成部4に、端子導電
ペースト用メタルマスク(表裏共用)(図示せず)を、
端子形成部4の表に重ねて導電ペーストDを塗布し、そ
の後に、端子導電ペースト用メタルマスクを、端子形成
部4の裏に重ねて導電ペーストDを塗布して接続端子1
4A−1、14B−1、15A−1、15B−1が形成
してある。
子形成部4を形成して、この端子形成部4に、端子導電
ペースト用メタルマスク(表裏共用)(図示せず)を、
端子形成部4の表に重ねて導電ペーストDを塗布し、そ
の後に、端子導電ペースト用メタルマスクを、端子形成
部4の裏に重ねて導電ペーストDを塗布して接続端子1
4A−1、14B−1、15A−1、15B−1が形成
してある。
【0066】また、第1、第2の接点パターンB1、B
2に重ねて絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンC1−
1、C2−1がそれぞれ形成してある。絶縁パターンC
1−1、C2−1は上記した実施の形態例1の絶縁パタ
ーンC1、C2と同様である。
2に重ねて絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンC1−
1、C2−1がそれぞれ形成してある。絶縁パターンC
1−1、C2−1は上記した実施の形態例1の絶縁パタ
ーンC1、C2と同様である。
【0067】また、絶縁基板1には、第1、第2の接点
パターンB1、B2が有する固定接点21−1が形成し
てあり、また、絶縁基板1には、固定接点21−1を中
心とした円上に導電ペーストDを塗布して成る接着部2
2−1が形成してある。そして、円環状の接着部22−
1には、可動片3が、その固定部25を接着部22−1
に固着して絶縁基板1に取り付けてある。
パターンB1、B2が有する固定接点21−1が形成し
てあり、また、絶縁基板1には、固定接点21−1を中
心とした円上に導電ペーストDを塗布して成る接着部2
2−1が形成してある。そして、円環状の接着部22−
1には、可動片3が、その固定部25を接着部22−1
に固着して絶縁基板1に取り付けてある。
【0068】したがって、固定接点21ー1は接続端子
14A−1、14B−1に連なり、可動片3は接続端子
15A−1、15B−1に連なっている。この場合、環
状の固定部25は、その周縁部で接着部22−1に固着
してあって、可動片3内は密封状態であって、固定接点
21−1は外気から隔絶されている。
14A−1、14B−1に連なり、可動片3は接続端子
15A−1、15B−1に連なっている。この場合、環
状の固定部25は、その周縁部で接着部22−1に固着
してあって、可動片3内は密封状態であって、固定接点
21−1は外気から隔絶されている。
【0069】上記のように構成されたプッシュスイッチ
はプリント基板の実装面に実装される。この場合、接続
端子14A−1、14B−1、15A−1、15B−1
が実装面のパターンに半田付けされる。
はプリント基板の実装面に実装される。この場合、接続
端子14A−1、14B−1、15A−1、15B−1
が実装面のパターンに半田付けされる。
【0070】そして、可動片3を押すことにより、この
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを固定接点21−1に接触させてスイッチ・オンの状
態にし、可動片3の押圧を解除することによって、この
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
元に復帰させて、スイッチ・オフの状態にする。
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを固定接点21−1に接触させてスイッチ・オンの状
態にし、可動片3の押圧を解除することによって、この
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
元に復帰させて、スイッチ・オフの状態にする。
【0071】このように本発明の実施の形態例2にあっ
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22−1に固着して絶縁基板1に取り
付けてあって、可動片3内は密封状態で、固定接点21
−1は外気から隔絶されるために、塵埃が可動片3内に
侵入することが防止できて、塵埃により接触不良を引き
起こすようなことがなくなる。
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22−1に固着して絶縁基板1に取り
付けてあって、可動片3内は密封状態で、固定接点21
−1は外気から隔絶されるために、塵埃が可動片3内に
侵入することが防止できて、塵埃により接触不良を引き
起こすようなことがなくなる。
【0072】また、上記のように可動片3内は密封状態
で、固定接点21−1は外気から隔絶されるために、シ
ールが不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
で、固定接点21−1は外気から隔絶されるために、シ
ールが不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
【0073】また、接続端子14A−1、14B−1、
15A−1、15B−1の形成は、端子導電ペースト用
メタルマスク(表裏共用)を、端子形成部4の表に重ね
て導電ペーストDを塗布し、その後に、端子導電ペース
ト用メタルマスクを、端子形成部4の裏に重ねて導電ペ
ーストDを塗布して行われるために、両面プリント基板
が不要になり、材料費が安価になり、また、スルーホー
ルを作る必要がないために工数が削減できる。
15A−1、15B−1の形成は、端子導電ペースト用
メタルマスク(表裏共用)を、端子形成部4の表に重ね
て導電ペーストDを塗布し、その後に、端子導電ペース
ト用メタルマスクを、端子形成部4の裏に重ねて導電ペ
ーストDを塗布して行われるために、両面プリント基板
が不要になり、材料費が安価になり、また、スルーホー
ルを作る必要がないために工数が削減できる。
【0074】また、絶縁ペーストからなる絶縁パターン
C1、C2にはフラックス上がり阻止部16、19が形
成してあるために、プッシュスイッチをプリント基板の
実装面に実装する際のフラックスの上がりを阻止するこ
とができる。
C1、C2にはフラックス上がり阻止部16、19が形
成してあるために、プッシュスイッチをプリント基板の
実装面に実装する際のフラックスの上がりを阻止するこ
とができる。
【0075】特に、銅箔よりなる第1、第2の導電パタ
ーンA1、A2を無くして、絶縁基板1に直接に導電ペ
ーストDを塗布して接点パターンBを形成して、接続端
子14A−1、14B−1、15A−1、15B−1、
固定接点21−1を形成し、更には、可動片3を、その
外周の環状の固定部25で、その周縁部で接着部22−
1に固着して基板1に取り付けた構成であるために、プ
ッシュスイッチの厚さをより薄くすることができる。
ーンA1、A2を無くして、絶縁基板1に直接に導電ペ
ーストDを塗布して接点パターンBを形成して、接続端
子14A−1、14B−1、15A−1、15B−1、
固定接点21−1を形成し、更には、可動片3を、その
外周の環状の固定部25で、その周縁部で接着部22−
1に固着して基板1に取り付けた構成であるために、プ
ッシュスイッチの厚さをより薄くすることができる。
【0076】また、プッシュスイッチの実施の形態例2
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、絶縁基板1の表面に、導電ペーストD
を塗布して、一方の接続端子14A−1、14B−1及
び固定接点21−1を有する第1の接点パターンB1
と、他方の接続端子15A−1、15B−1を有する第
2の接点パターンB2とをそれぞれ形成する接点パター
ン形成工程と、第1、第2の接点パターンB1、B2に
絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンC1−1、C2−
1を形成して、第1の接点パターンB1を絶縁する絶縁
パターン形成工程と、絶縁基板1の表面に、導電ペース
トDを塗布して固定接点21−1を形成すると共に、絶
縁パターンに重ねて導電ペーストDを塗布して接着部2
2−1を形成する固定接点形成工程と、接着部22−1
に、可動片3を、その周縁部で接着して可動片3内を外
部と隔絶する可動片接着工程とを経て製造される。
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、絶縁基板1の表面に、導電ペーストD
を塗布して、一方の接続端子14A−1、14B−1及
び固定接点21−1を有する第1の接点パターンB1
と、他方の接続端子15A−1、15B−1を有する第
2の接点パターンB2とをそれぞれ形成する接点パター
ン形成工程と、第1、第2の接点パターンB1、B2に
絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンC1−1、C2−
1を形成して、第1の接点パターンB1を絶縁する絶縁
パターン形成工程と、絶縁基板1の表面に、導電ペース
トDを塗布して固定接点21−1を形成すると共に、絶
縁パターンに重ねて導電ペーストDを塗布して接着部2
2−1を形成する固定接点形成工程と、接着部22−1
に、可動片3を、その周縁部で接着して可動片3内を外
部と隔絶する可動片接着工程とを経て製造される。
【0077】(実施の形態例3)本発明に係るプッシュ
スイッチの実施の形態例3を図8及び図9に示す。図8
はプッシュスイッチの実施の形態例3の断面図、図9は
同プッシュスイッチの分解状態の斜視図である。
スイッチの実施の形態例3を図8及び図9に示す。図8
はプッシュスイッチの実施の形態例3の断面図、図9は
同プッシュスイッチの分解状態の斜視図である。
【0078】このプッシュスイッチの実施の形態例3
は、上記した実施の形態例1におけるプッシュスイッチ
において、接続端子の構造を変えたものである。すなわ
ち、絶縁基板1の4つの隅角部には凸形状の端子形成部
4は形成されず、これらの隅角部に第1、第2の導電パ
ターンA1、A2からなる端子形成パターン部10−
2、11−2を形成した後に孔40を形成して、これら
の孔40に絶縁基板1の裏面側からボール状の半田ペー
スト(或いは半田付用ペースト)41を挿入し、その後
に、端子形成パターン部10−2、11−2の表側にの
み端子導電ペースト用メタルマスク(表裏共用)(図示
せず)を重ねて導電ペーストDを塗布し、接続端子14
A−2、14B−2、15A−2、15B−2が形成し
てある。なお、他の構成は、上記した実施の形態例1に
おけるプッシュスイッチと同構成であるために、同一符
号を付して説明を省略する。
は、上記した実施の形態例1におけるプッシュスイッチ
において、接続端子の構造を変えたものである。すなわ
ち、絶縁基板1の4つの隅角部には凸形状の端子形成部
4は形成されず、これらの隅角部に第1、第2の導電パ
ターンA1、A2からなる端子形成パターン部10−
2、11−2を形成した後に孔40を形成して、これら
の孔40に絶縁基板1の裏面側からボール状の半田ペー
スト(或いは半田付用ペースト)41を挿入し、その後
に、端子形成パターン部10−2、11−2の表側にの
み端子導電ペースト用メタルマスク(表裏共用)(図示
せず)を重ねて導電ペーストDを塗布し、接続端子14
A−2、14B−2、15A−2、15B−2が形成し
てある。なお、他の構成は、上記した実施の形態例1に
おけるプッシュスイッチと同構成であるために、同一符
号を付して説明を省略する。
【0079】上記のように構成されたプッシュスイッチ
はプリント基板の実装面に実装される。この場合、接続
端子14A−2、14B−2、15A−2、15B−2
が実装面のパターンにハンダ付けされる。
はプリント基板の実装面に実装される。この場合、接続
端子14A−2、14B−2、15A−2、15B−2
が実装面のパターンにハンダ付けされる。
【0080】そして、可動片3を押すことにより、この
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを固定接点21に接触させてスイッチ・オンの状態に
し、可動片3の押圧を解除することによって、この可動
片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で元に
復帰させて、スイッチ・オフの状態にする。
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを固定接点21に接触させてスイッチ・オンの状態に
し、可動片3の押圧を解除することによって、この可動
片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で元に
復帰させて、スイッチ・オフの状態にする。
【0081】このように本発明の実施の形態例3にあっ
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22に固着して絶縁基板1に取り付け
てあって、可動片3内は密封状態で、固定接点21は外
気から隔絶されるために、塵埃が可動片3内に侵入する
ことが防止できて、塵埃により接触不良を引き起こすよ
うなことがなくなる。
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22に固着して絶縁基板1に取り付け
てあって、可動片3内は密封状態で、固定接点21は外
気から隔絶されるために、塵埃が可動片3内に侵入する
ことが防止できて、塵埃により接触不良を引き起こすよ
うなことがなくなる。
【0082】また、上記のように可動片3内は密封状態
で、固定接点21は外気から隔絶されるために、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
で、固定接点21は外気から隔絶されるために、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できる。
【0083】また、接続端子14A−2、14B−2、
15A−2、15B−21の形成は、絶縁基板1の4つ
の隅角部に第1、第2の導電パターンA1、A2からな
る端子形成パターン部10−2、11−2を形成した後
に孔40を形成して、これらの孔40に絶縁基板1の裏
面側から半田ペースト41を挿入し、その後に、端子形
成パターン部10−2、11−2の表側にのみ端子導電
ペースト用メタルマスク(表裏共用)を重ねて導電ペー
ストDを塗布して行われるために、両面プリント基板が
不要になり、材料費が安価になり、また、スルーホール
を作る必要がないために工数が削減できる。
15A−2、15B−21の形成は、絶縁基板1の4つ
の隅角部に第1、第2の導電パターンA1、A2からな
る端子形成パターン部10−2、11−2を形成した後
に孔40を形成して、これらの孔40に絶縁基板1の裏
面側から半田ペースト41を挿入し、その後に、端子形
成パターン部10−2、11−2の表側にのみ端子導電
ペースト用メタルマスク(表裏共用)を重ねて導電ペー
ストDを塗布して行われるために、両面プリント基板が
不要になり、材料費が安価になり、また、スルーホール
を作る必要がないために工数が削減できる。
【0084】また、絶縁ペーストからなる絶縁パターン
C1、C2にはフラックス上がり阻止部16、19が形
成してあるために、プッシュスイッチをプリント基板の
実装面に実装する際のフラックスの上がりを阻止するこ
とができる。
C1、C2にはフラックス上がり阻止部16、19が形
成してあるために、プッシュスイッチをプリント基板の
実装面に実装する際のフラックスの上がりを阻止するこ
とができる。
【0085】(実施の形態例4)本発明に係るプッシュ
スイッチの実施の形態例4を図10乃至図15に示す。
図10乃至図15は同プッシュスイッチの製造工程の説
明図である。
スイッチの実施の形態例4を図10乃至図15に示す。
図10乃至図15は同プッシュスイッチの製造工程の説
明図である。
【0086】本発明に係るプッシュスイッチの実施の形
態例4は、絶縁基板1の表面に導電ペーストDを塗布し
て接続端子14A−3、14B−3、15A−3、15
B−3を形成すると共に、絶縁基板1の表面に導電ペー
ストDを塗布して第1及び第2の導電パターンA1、B
1を形成し、第1及び第2の導電パターンA1、B1に
導電ペーストDを塗布して第1及び第2の固定接点21
−2、21−3をそれぞれ形成すると共に、第1及び第
2の導電パターンA1、B1に絶縁ペーストを塗布して
絶縁パターンC3を形成し、第2の導電パターンA2に
絶縁ペーストを塗布して接着部22−2を形成して、こ
の接着部22−2に、可動片3を、その周縁部で接着す
ると共に、可動片3を、絶縁パターンC3により第1の
導電パターンA1に対して絶縁し、可動片3を第2の固
定接点21−3に接触させて構成してある。
態例4は、絶縁基板1の表面に導電ペーストDを塗布し
て接続端子14A−3、14B−3、15A−3、15
B−3を形成すると共に、絶縁基板1の表面に導電ペー
ストDを塗布して第1及び第2の導電パターンA1、B
1を形成し、第1及び第2の導電パターンA1、B1に
導電ペーストDを塗布して第1及び第2の固定接点21
−2、21−3をそれぞれ形成すると共に、第1及び第
2の導電パターンA1、B1に絶縁ペーストを塗布して
絶縁パターンC3を形成し、第2の導電パターンA2に
絶縁ペーストを塗布して接着部22−2を形成して、こ
の接着部22−2に、可動片3を、その周縁部で接着す
ると共に、可動片3を、絶縁パターンC3により第1の
導電パターンA1に対して絶縁し、可動片3を第2の固
定接点21−3に接触させて構成してある。
【0087】絶縁基板1は、ポリイミド材またはガラス
エポキシ材を用いたフイルム状であり、この絶縁基板1
の4つの隅角部には、図10に示すように1/4円弧状
の端子形成部4が形成してある。そして、これらの端子
形成部4には、その両面(表裏面及び端面)に導電ペー
スト(銀とカーボンとの混合ペースト)Dを塗布して端
子形成パターン部10−3、11−3が形成してある。
エポキシ材を用いたフイルム状であり、この絶縁基板1
の4つの隅角部には、図10に示すように1/4円弧状
の端子形成部4が形成してある。そして、これらの端子
形成部4には、その両面(表裏面及び端面)に導電ペー
スト(銀とカーボンとの混合ペースト)Dを塗布して端
子形成パターン部10−3、11−3が形成してある。
【0088】そして、図11に示すように絶縁基板1の
表面に導電ペースト(銀とカーボンとの混合ペースト)
Dを塗布して第1、第2の導電パターンA1、A2が形
成してあり、第1の導電パターンA1は、平面円形状の
固定接点形成部6−2の周部に連結部8−2を介して端
子短絡部9−2を連ねて構成してある。この端子短絡部
9−2の両端部は、絶縁基板1の2つの隅角部の端子形
成パターン部10−3、10−3に連ねてある。
表面に導電ペースト(銀とカーボンとの混合ペースト)
Dを塗布して第1、第2の導電パターンA1、A2が形
成してあり、第1の導電パターンA1は、平面円形状の
固定接点形成部6−2の周部に連結部8−2を介して端
子短絡部9−2を連ねて構成してある。この端子短絡部
9−2の両端部は、絶縁基板1の2つの隅角部の端子形
成パターン部10−3、10−3に連ねてある。
【0089】また、第2の導電パターンA2は、平面C
形状の固定接点形成部12−2と、この固定接点形成部
12−2に連設された端子短絡部13−2とを備えてお
り、この端子短絡部13−2の両端部は絶縁基板1の2
つの隅角部の端子形成パターン部11−3、11−3に
連ねてある。そして、平面C形状の固定接点形成部12
−2の中心に、固定接点形成部6−2が空間H−2を存
して位置してあり、前記連結部8−2は固定端子形成部
12−2の切離し部12A−2の中央に空間H´−2を
存して配置してある。
形状の固定接点形成部12−2と、この固定接点形成部
12−2に連設された端子短絡部13−2とを備えてお
り、この端子短絡部13−2の両端部は絶縁基板1の2
つの隅角部の端子形成パターン部11−3、11−3に
連ねてある。そして、平面C形状の固定接点形成部12
−2の中心に、固定接点形成部6−2が空間H−2を存
して位置してあり、前記連結部8−2は固定端子形成部
12−2の切離し部12A−2の中央に空間H´−2を
存して配置してある。
【0090】第1、第2の導電パターンA1、A2の形
成は、実際には、ポリイミドまたはガラスエポキシ片面
銅張基板(絶縁基板1)にペースト用シルクスクリーン
(図示せず)を重ねて導電ペーストDを塗布して行われ
る。
成は、実際には、ポリイミドまたはガラスエポキシ片面
銅張基板(絶縁基板1)にペースト用シルクスクリーン
(図示せず)を重ねて導電ペーストDを塗布して行われ
る。
【0091】また、図12に示すように第1の導電パタ
ーンA1の固定接点形成部6−2には導電ペーストDの
塗布による第1の固定接点21−2が形成してあり、第
2の導電パターンA2の固定接点形成部12−2には、
第1の固定接点21−2を中心とした円上に導電ペース
トDの塗布による第2の固定接点21−3が形成してあ
る。
ーンA1の固定接点形成部6−2には導電ペーストDの
塗布による第1の固定接点21−2が形成してあり、第
2の導電パターンA2の固定接点形成部12−2には、
第1の固定接点21−2を中心とした円上に導電ペース
トDの塗布による第2の固定接点21−3が形成してあ
る。
【0092】また、図13に示すように第1、第2の導
電パターンA1、A2には、第1、第2の導電パターン
A1、A2に重ねて絶縁ペーストをマスク(図示せず)
を用いて塗布して形成される絶縁パターンC3が形成し
てある。絶縁パターンC3は、前記連結部8−2及び空
間H´−2を覆っている。
電パターンA1、A2には、第1、第2の導電パターン
A1、A2に重ねて絶縁ペーストをマスク(図示せず)
を用いて塗布して形成される絶縁パターンC3が形成し
てある。絶縁パターンC3は、前記連結部8−2及び空
間H´−2を覆っている。
【0093】また、図14に示すように第2の導電パタ
ーンA2の固定接点形成部12−2には、第1の固定接
点21−2を中心とした円上で且つ第2の固定接点21
−3の外方に位置させて、絶縁ペーストの塗布による接
着部22−2が形成してあり、この接着部22−2は絶
縁パターンC3上を横切っている。そして、接着部22
−2は絶縁パターンC3上においては幅広にしてあり、
固定接点形成部6−2上においては複数に分割されてい
て、分割部は僅かな隙間tが形成してある。そして、端
子形成パターン部10−3、11−3には、その両面
(表裏面及び端面)に導電ペーストDを塗布して一方の
接続端子14A−3、4B−3と他方の接続端子15A
−3、15B−3とが形成してある。
ーンA2の固定接点形成部12−2には、第1の固定接
点21−2を中心とした円上で且つ第2の固定接点21
−3の外方に位置させて、絶縁ペーストの塗布による接
着部22−2が形成してあり、この接着部22−2は絶
縁パターンC3上を横切っている。そして、接着部22
−2は絶縁パターンC3上においては幅広にしてあり、
固定接点形成部6−2上においては複数に分割されてい
て、分割部は僅かな隙間tが形成してある。そして、端
子形成パターン部10−3、11−3には、その両面
(表裏面及び端面)に導電ペーストDを塗布して一方の
接続端子14A−3、4B−3と他方の接続端子15A
−3、15B−3とが形成してある。
【0094】接着部22−2の形成は、ペースト用シル
クスクリーン(図示せず)を絶縁パターンC3と第2の
導電パターンA2とに重ねて絶縁ペーストを塗布して行
われる。
クスクリーン(図示せず)を絶縁パターンC3と第2の
導電パターンA2とに重ねて絶縁ペーストを塗布して行
われる。
【0095】そして、図15に示すように円環状の接着
部22−2には、可動片3が、その周縁部で接着されて
取り付けてある。すなわち、可動片3は、ドーム部23
と、このドーム部23の外周側のダイヤフラム部24
と、このダイヤフラム部24外周側の円環状の固定部2
5とから構成してあり、可動片3は、その固定部25を
接着部22−2に固着して絶縁基板1に取り付けてあ
る。そして、図15の(2)に示すように可動片3の固
定部25の内周寄りの部位25−2は第2の固定接点2
1−3上にあって、この第2の固定接点21−3に接触
している。
部22−2には、可動片3が、その周縁部で接着されて
取り付けてある。すなわち、可動片3は、ドーム部23
と、このドーム部23の外周側のダイヤフラム部24
と、このダイヤフラム部24外周側の円環状の固定部2
5とから構成してあり、可動片3は、その固定部25を
接着部22−2に固着して絶縁基板1に取り付けてあ
る。そして、図15の(2)に示すように可動片3の固
定部25の内周寄りの部位25−2は第2の固定接点2
1−3上にあって、この第2の固定接点21−3に接触
している。
【0096】したがって、第1の固定接点21−2は一
方の接続端子14A−3、14B−3に連なり、可動片
3は他方の接続端子15A−3、15B−3に連なって
いる。この場合、可動片3の環状の固定部25は、その
周縁部で接着部22−2に接着してあって、可動片3内
は密封状態であって、第1の固定接点21−2は外気か
ら隔絶されている。
方の接続端子14A−3、14B−3に連なり、可動片
3は他方の接続端子15A−3、15B−3に連なって
いる。この場合、可動片3の環状の固定部25は、その
周縁部で接着部22−2に接着してあって、可動片3内
は密封状態であって、第1の固定接点21−2は外気か
ら隔絶されている。
【0097】上記のように構成されたプッシュスイッチ
はプリント基板(図示せず)の実装面に実装される。こ
の場合、接続端子14A−3、14B−3、15A−
3、15B−3が実装面のパターンに半田付けされる。
はプリント基板(図示せず)の実装面に実装される。こ
の場合、接続端子14A−3、14B−3、15A−
3、15B−3が実装面のパターンに半田付けされる。
【0098】そして、可動片3を押すことにより、この
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを第1の固定接点21−2に接触させてスイッチ・オ
ンの状態にし、可動片3の押圧を解除することによっ
て、この可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24
の部分で元に復帰させて、スイッチ・オフの状態にす
る。
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを第1の固定接点21−2に接触させてスイッチ・オ
ンの状態にし、可動片3の押圧を解除することによっ
て、この可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24
の部分で元に復帰させて、スイッチ・オフの状態にす
る。
【0099】このように本発明の実施の形態例4にあっ
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22−2に固着して絶縁基板1に取り
付けてあって、可動片3内は密封状態で、第1の固定接
点21−2は外気から隔絶されるために、塵埃が可動片
3内に侵入することが防止できて、塵埃により接触不良
を引き起こすようなことがなくなる。
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周縁部で接着部22−2に固着して絶縁基板1に取り
付けてあって、可動片3内は密封状態で、第1の固定接
点21−2は外気から隔絶されるために、塵埃が可動片
3内に侵入することが防止できて、塵埃により接触不良
を引き起こすようなことがなくなる。
【0100】また、上記のように可動片3内は密封状態
で、第1の固定接点21−2は外気から隔絶されるため
に、シールが不要なので、材料費、加工費が軽減でき
る。
で、第1の固定接点21−2は外気から隔絶されるため
に、シールが不要なので、材料費、加工費が軽減でき
る。
【0101】また、接続端子14A−3、14B−3、
15A−3、15B−3の形成は、端子導電ペースト用
メタルマスク(表裏共用)(図示せず)を、絶縁基板1
の端子形成パターン部10−3、11−3の表に重ねて
導電ペーストDを塗布し、その後に、端子導電ペースト
用メタルマスク(表裏共用)を、端子形成パターン部1
0−3、11−3の裏に重ねて導電ペーストDを塗布し
て行われるために、両面プリント基板が不要になり、材
料費が安価になり、また、スルーホールを作る必要がな
いために工数が削減できる。
15A−3、15B−3の形成は、端子導電ペースト用
メタルマスク(表裏共用)(図示せず)を、絶縁基板1
の端子形成パターン部10−3、11−3の表に重ねて
導電ペーストDを塗布し、その後に、端子導電ペースト
用メタルマスク(表裏共用)を、端子形成パターン部1
0−3、11−3の裏に重ねて導電ペーストDを塗布し
て行われるために、両面プリント基板が不要になり、材
料費が安価になり、また、スルーホールを作る必要がな
いために工数が削減できる。
【0102】また、プッシュスイッチの実施の形態例4
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、図10に示すように絶縁基板1の端子
形成部4に導電ペーストDを塗布して一方及び他方の端
子パターン部10、11を形成する端子パターン部形成
工程と、図11に示すように絶縁基板1の表面に導電ペ
ーストDを塗布して第1の導電パターンA1と第2の導
電パターンA2とを形成する導電パターン形成工程と、
図12に示すように第1、第2の導電パターンA1、A
2に導電ペーストDを塗布して第1の固定接点21−2
と第2の固定接点21−3とを形成する固定接点形成工
程と、図13に示すように第1、第2の導電パターンA
1、A2に絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンC3を
形成して、第1の導電パターンA1を絶縁する絶縁パタ
ーン形成工程と、図14に示すように第2の導電パター
ンA2に絶縁ペーストを塗布して接着部22−2を形成
すると共に、一方及び他方の端子パターン部10−3、
11−3に導電ペーストDを塗布して接続端子14A−
3、14B−3、15A−3、15B−3を形成する接
着部及び接続端子形成工程と、接着部22−2に、可動
片3を、その周縁部で接着して可動片3内を外部と隔絶
すると共に、可動片3の周縁部を第2の固定接点21−
3に接触させる可動片接着工程とを経て製造される。
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、図10に示すように絶縁基板1の端子
形成部4に導電ペーストDを塗布して一方及び他方の端
子パターン部10、11を形成する端子パターン部形成
工程と、図11に示すように絶縁基板1の表面に導電ペ
ーストDを塗布して第1の導電パターンA1と第2の導
電パターンA2とを形成する導電パターン形成工程と、
図12に示すように第1、第2の導電パターンA1、A
2に導電ペーストDを塗布して第1の固定接点21−2
と第2の固定接点21−3とを形成する固定接点形成工
程と、図13に示すように第1、第2の導電パターンA
1、A2に絶縁ペーストを塗布して絶縁パターンC3を
形成して、第1の導電パターンA1を絶縁する絶縁パタ
ーン形成工程と、図14に示すように第2の導電パター
ンA2に絶縁ペーストを塗布して接着部22−2を形成
すると共に、一方及び他方の端子パターン部10−3、
11−3に導電ペーストDを塗布して接続端子14A−
3、14B−3、15A−3、15B−3を形成する接
着部及び接続端子形成工程と、接着部22−2に、可動
片3を、その周縁部で接着して可動片3内を外部と隔絶
すると共に、可動片3の周縁部を第2の固定接点21−
3に接触させる可動片接着工程とを経て製造される。
【0103】したがって、全高が低くく薄くなるばかり
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
【0104】(実施の形態例5)本発明に係るプッシュ
スイッチの実施の形態例5を図16乃至図24に示す。
図16は本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態例
5)の分解状態の斜視図であり、図17乃至図24は同
プッシュスイッチの製造工程の説明図である。
スイッチの実施の形態例5を図16乃至図24に示す。
図16は本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態例
5)の分解状態の斜視図であり、図17乃至図24は同
プッシュスイッチの製造工程の説明図である。
【0105】本発明に係るプッシュスイッチの実施の形
態例5は、絶縁基板1の表面に第1の導電パターンA1
と第2の導電パターンA2とを互いに隔絶させて形成
し、第1の導電パターンA1に、導電ペーストDを塗布
して第1の固定接点21−5とこの第1の固定接点21
−5に接続する一方の接続端子31、32とをそれぞれ
形成し、第2の導電パターンA2に導電ペーストDを塗
布して第2の固定接点22−5とこの第2の固定接点2
2−5に接続する他方の接続端子33、34とをそれぞ
れ形成し、第1の導電パターンA1に絶縁ペーストを塗
布して絶縁パターンC5を形成し、第2の導電パターン
A2に絶縁性の結合剤である粘着剤を塗布して粘着部3
0を形成し、これらの粘着部30に、可動片3を、その
周縁部で接着結合すると共に、可動片3を、絶縁パター
ンC5により第1の導電パターンA1に対して絶縁し、
可動3を第2の固定接点22−5に導通させて構成して
ある。
態例5は、絶縁基板1の表面に第1の導電パターンA1
と第2の導電パターンA2とを互いに隔絶させて形成
し、第1の導電パターンA1に、導電ペーストDを塗布
して第1の固定接点21−5とこの第1の固定接点21
−5に接続する一方の接続端子31、32とをそれぞれ
形成し、第2の導電パターンA2に導電ペーストDを塗
布して第2の固定接点22−5とこの第2の固定接点2
2−5に接続する他方の接続端子33、34とをそれぞ
れ形成し、第1の導電パターンA1に絶縁ペーストを塗
布して絶縁パターンC5を形成し、第2の導電パターン
A2に絶縁性の結合剤である粘着剤を塗布して粘着部3
0を形成し、これらの粘着部30に、可動片3を、その
周縁部で接着結合すると共に、可動片3を、絶縁パター
ンC5により第1の導電パターンA1に対して絶縁し、
可動3を第2の固定接点22−5に導通させて構成して
ある。
【0106】絶縁基板1は、ポリイミド材またはガラス
エポキシ材を用いたフイルム状であり、この絶縁基板1
の4つの隅角部には、図17に示すように1/4円弧状
の端子形成部4が形成してある。
エポキシ材を用いたフイルム状であり、この絶縁基板1
の4つの隅角部には、図17に示すように1/4円弧状
の端子形成部4が形成してある。
【0107】そして、図17に示すように絶縁基板1の
表面に導電ペースト(銀とカーボンとの混合ペースト)
Dを塗布して第1、第2の導電パターンA1、A2が形
成してあり、第1の導電パターンA1は、平面円形状の
固定接点形成部6−5の周部に連結部8−5を介して端
子短絡部9−5を連ねて構成してある。この端子短絡部
9−5の両端部は、絶縁基板1の2つの隅角部の端子形
成部4側に延長していて、端子形成パターン部10−
5、11−5を形成している。
表面に導電ペースト(銀とカーボンとの混合ペースト)
Dを塗布して第1、第2の導電パターンA1、A2が形
成してあり、第1の導電パターンA1は、平面円形状の
固定接点形成部6−5の周部に連結部8−5を介して端
子短絡部9−5を連ねて構成してある。この端子短絡部
9−5の両端部は、絶縁基板1の2つの隅角部の端子形
成部4側に延長していて、端子形成パターン部10−
5、11−5を形成している。
【0108】また、第2の導電パターンA2は、平面C
形状の固定接点形成部12−5を備えており、この固定
接点形成部12−5の両側には、絶縁基板1の他の2つ
の隅角部の端子形成部4側に延長する端子形成パターン
部10−6、11−6が形成してある。そして、平面C
形状の固定接点形成部12−5の中心に、固定接点形成
部6−5が空間H−5を存して位置してあり、前記連結
部8−5は固定端子形成部12−5の切離し部の中央に
空間H´−5を存して配置してある。
形状の固定接点形成部12−5を備えており、この固定
接点形成部12−5の両側には、絶縁基板1の他の2つ
の隅角部の端子形成部4側に延長する端子形成パターン
部10−6、11−6が形成してある。そして、平面C
形状の固定接点形成部12−5の中心に、固定接点形成
部6−5が空間H−5を存して位置してあり、前記連結
部8−5は固定端子形成部12−5の切離し部の中央に
空間H´−5を存して配置してある。
【0109】第1、第2の導電パターンA1、A2の形
成は、実際には、ポリイミドまたはガラスエポキシ片面
銅張基板(絶縁基板1)にペースト用シルクスクリーン
(図示せず)を重ねて導電ペーストDを塗布して行われ
る。
成は、実際には、ポリイミドまたはガラスエポキシ片面
銅張基板(絶縁基板1)にペースト用シルクスクリーン
(図示せず)を重ねて導電ペーストDを塗布して行われ
る。
【0110】また、図18に示すように第1の導電パタ
ーンA1には、この第1の導電パターンA1に重ねて絶
縁ペーストをマスク(図示せず)を用いて塗布して形成
される絶縁パターンC5が形成してある。絶縁パターン
C5は、前記連結部8−5及び空間H´−5を覆ってい
る。
ーンA1には、この第1の導電パターンA1に重ねて絶
縁ペーストをマスク(図示せず)を用いて塗布して形成
される絶縁パターンC5が形成してある。絶縁パターン
C5は、前記連結部8−5及び空間H´−5を覆ってい
る。
【0111】また、図19に示すように、端子形成パタ
ーン部10−5、11−5、10−6、11−6には、
その表面に導電ペーストDを塗布(印刷)して一方の表
側端子部14A−5、14B−5と他方の表側端子部1
5A−5、15B−5とが形成してある。
ーン部10−5、11−5、10−6、11−6には、
その表面に導電ペーストDを塗布(印刷)して一方の表
側端子部14A−5、14B−5と他方の表側端子部1
5A−5、15B−5とが形成してある。
【0112】また、図20に示すように第1の導電パタ
ーンA1の固定接点形成部6−5には導電ペーストDの
塗布による第1の固定接点21−5が形成してあり、第
2の導電パターンA2の固定接点形成部12−5には、
第1の固定接点21−5を中心とした円上に導電ペース
トDの塗布による第2の固定接点22−5が3か所に形
成してある。この場合、第2の固定接点22−5は台形
状を成していて、固定接点形成部12−5の幅よりやや
小さい程度である。
ーンA1の固定接点形成部6−5には導電ペーストDの
塗布による第1の固定接点21−5が形成してあり、第
2の導電パターンA2の固定接点形成部12−5には、
第1の固定接点21−5を中心とした円上に導電ペース
トDの塗布による第2の固定接点22−5が3か所に形
成してある。この場合、第2の固定接点22−5は台形
状を成していて、固定接点形成部12−5の幅よりやや
小さい程度である。
【0113】また、図21及び図22に示すように絶縁
基板1を裏返しにして、4つの隅角部の端子形成部4側
の裏面及び端子形成部4の端面4aに導電ペーストDを
塗布して裏側端子部16A−5、16B−5、17A−
5、17B−5を形成して、この裏側端子部16A−
5、16B−5と表側端子部14A−5、14B−5と
を連ねて一方の接続端子31、32が、また、裏側端子
部17A−5、17B−5と表側端子部15A−5、1
5B−5とを連ねて他方の接続端子33、34がそれぞ
れ形成してある。
基板1を裏返しにして、4つの隅角部の端子形成部4側
の裏面及び端子形成部4の端面4aに導電ペーストDを
塗布して裏側端子部16A−5、16B−5、17A−
5、17B−5を形成して、この裏側端子部16A−
5、16B−5と表側端子部14A−5、14B−5と
を連ねて一方の接続端子31、32が、また、裏側端子
部17A−5、17B−5と表側端子部15A−5、1
5B−5とを連ねて他方の接続端子33、34がそれぞ
れ形成してある。
【0114】また、図23に示すように絶縁基板1の裏
面に絶縁ペーストの塗布によるスタンド部35を形成し
て、絶縁基板1の裏面の中央部と、裏側端子部16A−
5、16B−5、17A−5、17B−5の高さとが同
一にしてある。
面に絶縁ペーストの塗布によるスタンド部35を形成し
て、絶縁基板1の裏面の中央部と、裏側端子部16A−
5、16B−5、17A−5、17B−5の高さとが同
一にしてある。
【0115】また、図24に示すように第2の導電パタ
ーンA2の固定接点形成部12−5及び絶縁パターンC
5に、第1の固定接点21−5を中心とした円上で且つ
第2の固定接点22−5間に位置させて、粘着性の結合
剤である粘着剤を塗布して複数の粘着部30を形成す
る。この場合、粘着剤は商品名:DBボンド(ダイボン
ド社)が用いられる。このDBボンドは、主成分はアク
リル系重合体:約60%、含有成分は芳香族炭化水素:
12〜17%、脂肪族炭化水素:12〜17%、ジエチ
レングリコール:10〜15%の組成を有する。
ーンA2の固定接点形成部12−5及び絶縁パターンC
5に、第1の固定接点21−5を中心とした円上で且つ
第2の固定接点22−5間に位置させて、粘着性の結合
剤である粘着剤を塗布して複数の粘着部30を形成す
る。この場合、粘着剤は商品名:DBボンド(ダイボン
ド社)が用いられる。このDBボンドは、主成分はアク
リル系重合体:約60%、含有成分は芳香族炭化水素:
12〜17%、脂肪族炭化水素:12〜17%、ジエチ
レングリコール:10〜15%の組成を有する。
【0116】粘着部30は、絶縁パターンC5上を左右
に横切る部分30ー1と、固定接点形成部12−5上の
第2の固定接点22−5間に位置する2つの部分30ー
2、30−3から構成してある。そして、粘着部30
は、第2の固定接点22−5とほぼ同じ幅である。そし
て、固定接点形成部6−5上においては粘着部30の部
分30ー1、30ー2、30−3と第2の固定接点22
−5との間には僅かな隙間tが形成してある。
に横切る部分30ー1と、固定接点形成部12−5上の
第2の固定接点22−5間に位置する2つの部分30ー
2、30−3から構成してある。そして、粘着部30
は、第2の固定接点22−5とほぼ同じ幅である。そし
て、固定接点形成部6−5上においては粘着部30の部
分30ー1、30ー2、30−3と第2の固定接点22
−5との間には僅かな隙間tが形成してある。
【0117】粘着部30の形成は、ペースト用シルクス
クリーン(図示せず)を第2の導電パターンA2に重ね
て粘着性の結合剤である粘着剤を塗布(印刷)して行わ
れる。
クリーン(図示せず)を第2の導電パターンA2に重ね
て粘着性の結合剤である粘着剤を塗布(印刷)して行わ
れる。
【0118】そして、図16に示すように第1の固定接
点21−5を中心とした円上に位置する粘着部30に、
可動片3を、その周縁部で接着して取り付る。すなわ
ち、可動片3は、ドーム部23と、このドーム部23の
外周側のダイヤフラム部24と、このダイヤフラム部2
4外周側の円環状の固定部25とから構成してあり、可
動片3は、その固定部25を粘着部30に結合させて絶
縁基板1に取り付けてある。この場合、固定部25が第
2の固定接点22−5上にあって、この第2の固定接点
22−5に接触する。
点21−5を中心とした円上に位置する粘着部30に、
可動片3を、その周縁部で接着して取り付る。すなわ
ち、可動片3は、ドーム部23と、このドーム部23の
外周側のダイヤフラム部24と、このダイヤフラム部2
4外周側の円環状の固定部25とから構成してあり、可
動片3は、その固定部25を粘着部30に結合させて絶
縁基板1に取り付けてある。この場合、固定部25が第
2の固定接点22−5上にあって、この第2の固定接点
22−5に接触する。
【0119】したがって、第1の固定接点21−5は一
方の接続端子31、32に連なり、可動片3は他方の接
続端子33、34に連なっている。この場合、可動片3
の環状の固定部25は、その周方向において3か所で粘
着部30に結合してあって、固定部25は、その周方向
において3か所で第2の固定接点22−5に接触する。
そして、粘着部30の部分30ー1、30ー2、30−
3と第2の固定接点22−5との間には僅かな隙間tが
あるが、この状態では、可動片3内は密封状態に近く、
第1の固定接点21−5は外気から隔絶された状態とい
える。
方の接続端子31、32に連なり、可動片3は他方の接
続端子33、34に連なっている。この場合、可動片3
の環状の固定部25は、その周方向において3か所で粘
着部30に結合してあって、固定部25は、その周方向
において3か所で第2の固定接点22−5に接触する。
そして、粘着部30の部分30ー1、30ー2、30−
3と第2の固定接点22−5との間には僅かな隙間tが
あるが、この状態では、可動片3内は密封状態に近く、
第1の固定接点21−5は外気から隔絶された状態とい
える。
【0120】上記のように構成されたプッシュスイッチ
はプリント基板(図示せず)の実装面に実装される。こ
の場合、接続端子31、32、33、34が実装面のパ
ターンに半田付けされる。
はプリント基板(図示せず)の実装面に実装される。こ
の場合、接続端子31、32、33、34が実装面のパ
ターンに半田付けされる。
【0121】そして、可動片3を押すことにより、この
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを第1の固定接点21−5に接触させてスイッチ・オ
ンの状態にし、可動片3の押圧を解除することによっ
て、この可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24
の部分で元に復帰させて、スイッチ・オフの状態にす
る。
可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24の部分で
反転させて、このドーム部23の中央点である可動接点
イを第1の固定接点21−5に接触させてスイッチ・オ
ンの状態にし、可動片3の押圧を解除することによっ
て、この可動片3のドーム部23をダイヤフラム部24
の部分で元に復帰させて、スイッチ・オフの状態にす
る。
【0122】このように本発明の実施の形態例5にあっ
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周方向の3か所で粘着部30に結合して絶縁基板1に
取り付けてあって、可動片3内は密封状態に近い状態な
ので、第1の固定接点21−5は外気から隔絶されるた
めに、塵埃が可動片3内に侵入することが防止できて、
塵埃により接触不良を引き起こすようなことがなくな
る。
ては、可動片3は、その外周の環状の固定部25を、そ
の周方向の3か所で粘着部30に結合して絶縁基板1に
取り付けてあって、可動片3内は密封状態に近い状態な
ので、第1の固定接点21−5は外気から隔絶されるた
めに、塵埃が可動片3内に侵入することが防止できて、
塵埃により接触不良を引き起こすようなことがなくな
る。
【0123】また、上記のように可動片3内は密封状態
で、第1の固定接点21−5は外気から隔絶されるため
に、シールが不要なので、材料費、加工費が軽減でき
る。
で、第1の固定接点21−5は外気から隔絶されるため
に、シールが不要なので、材料費、加工費が軽減でき
る。
【0124】また、接続端子31、32、33、34の
形成は、端子形成パターン部10−5、11−5、10
−6、11−6の表面に導電ペーストDを塗布(印刷)
して一方の表側端子部14A−5、14B−5と他方の
表側端子部15A−5、15B−5とを形成し、絶縁基
板1を裏返しにして、4つの隅角部の端子形成部4側の
裏面及び端子形成部4の端面4aに導電ペーストDを塗
布して裏側端子部16A−5、16B−5、17A−
5、17B−5を形成して、この裏側端子部16A−
5、16B−5と表側端子部14A−5、14B−5と
を連ねて一方の接続端子31、32とし、また、裏側端
子部17A−5、17B−5と表側端子部15A−5、
15B−5とを連ねて他方の接続端子33、34として
行われるために、両面プリント基板が不要になり、材料
費が安価になり、また、スルーホールを作る必要がない
ために工数が削減できる。
形成は、端子形成パターン部10−5、11−5、10
−6、11−6の表面に導電ペーストDを塗布(印刷)
して一方の表側端子部14A−5、14B−5と他方の
表側端子部15A−5、15B−5とを形成し、絶縁基
板1を裏返しにして、4つの隅角部の端子形成部4側の
裏面及び端子形成部4の端面4aに導電ペーストDを塗
布して裏側端子部16A−5、16B−5、17A−
5、17B−5を形成して、この裏側端子部16A−
5、16B−5と表側端子部14A−5、14B−5と
を連ねて一方の接続端子31、32とし、また、裏側端
子部17A−5、17B−5と表側端子部15A−5、
15B−5とを連ねて他方の接続端子33、34として
行われるために、両面プリント基板が不要になり、材料
費が安価になり、また、スルーホールを作る必要がない
ために工数が削減できる。
【0125】また、プッシュスイッチの実施の形態例5
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、図17に示すように絶縁基板1の表面
に導電ペーストDを塗布して第1の導電パターンA1と
第2の導電パターンA2とを形成すると共に、絶縁基板
1の端子形成部4に一方及び他方の端子形成パターン部
10−5、11−5、10−6、11−6を形成する導
電パターン及び端子パターン部形成工程と、図18に示
すように第1の導電パターンA1に絶縁ペーストを塗布
して絶縁パターンC5を形成して、第1の導電パターン
A1を絶縁する絶縁パターン形成工程と、図19に示す
ように絶縁基板1の一方及び他方の端子形成パターン部
10−5、11−5、10−6、11−6に導電ペース
トDを塗布して一方及び他方の表側端子部14A−5、
14B−5、15A−5、15B−5を形成する表側接
続端子部形成工程と、図20に示すように第1の導電パ
ターンA1に導電ペーストDを塗布して第1の固定接点
21−5を形成すると共に、第2の導電パターンA2に
導電ペーストDを塗布して、第1の固定接点21−5を
中心とした円上に位置させて複数の第2の固定接点22
−5を形成する固定接点形成工程と、図22に示すよう
に絶縁基板1を裏返しにして、4つの隅角部の端子形成
部4側の裏面及び端子形成部4の端面4aに導電ペース
トDを塗布して裏側端子部16A−5、16B−5、1
7A−5、17B−5を形成して、この裏側端子部16
A−5、16B−5と表側端子部14A−5、14B−
5とを連ねて一方の接続端子31、32を、また、裏側
端子部17A−5、17B−5と表側端子部15A−
5、15B−5とを連ねて他方の接続端子33、34を
それぞれ形成する接続端子形成工程と、図23に示すよ
うに絶縁基板1の裏面に絶縁ペーストの塗布によるスタ
ンド部35を形成して、絶縁基板1の裏面の中央部と、
裏側端子部16A−5、16B−5、17A−5、17
B−5の高さとを同一にするスタンド部形成工程と、図
24に示すように第2の導電パターンA2の固定接点形
成部12−5及び絶縁パターンC5に、第1の固定接点
21−5を中心とした円上で且つ第2の固定接点22−
5間に位置させて、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布
して複数の粘着部30を形成する粘着部形成工程と、図
16に示すように第1の固定接点21−5を中心とした
円上に位置する粘着部30に、可動片3を、その周縁部
で結合して、固定部25を第2の固定接点22−5に接
触させる可動片結合工程とを経て製造される。
の製造は、次の各工程を経て行われる。すなわち、プッ
シュスイッチは、図17に示すように絶縁基板1の表面
に導電ペーストDを塗布して第1の導電パターンA1と
第2の導電パターンA2とを形成すると共に、絶縁基板
1の端子形成部4に一方及び他方の端子形成パターン部
10−5、11−5、10−6、11−6を形成する導
電パターン及び端子パターン部形成工程と、図18に示
すように第1の導電パターンA1に絶縁ペーストを塗布
して絶縁パターンC5を形成して、第1の導電パターン
A1を絶縁する絶縁パターン形成工程と、図19に示す
ように絶縁基板1の一方及び他方の端子形成パターン部
10−5、11−5、10−6、11−6に導電ペース
トDを塗布して一方及び他方の表側端子部14A−5、
14B−5、15A−5、15B−5を形成する表側接
続端子部形成工程と、図20に示すように第1の導電パ
ターンA1に導電ペーストDを塗布して第1の固定接点
21−5を形成すると共に、第2の導電パターンA2に
導電ペーストDを塗布して、第1の固定接点21−5を
中心とした円上に位置させて複数の第2の固定接点22
−5を形成する固定接点形成工程と、図22に示すよう
に絶縁基板1を裏返しにして、4つの隅角部の端子形成
部4側の裏面及び端子形成部4の端面4aに導電ペース
トDを塗布して裏側端子部16A−5、16B−5、1
7A−5、17B−5を形成して、この裏側端子部16
A−5、16B−5と表側端子部14A−5、14B−
5とを連ねて一方の接続端子31、32を、また、裏側
端子部17A−5、17B−5と表側端子部15A−
5、15B−5とを連ねて他方の接続端子33、34を
それぞれ形成する接続端子形成工程と、図23に示すよ
うに絶縁基板1の裏面に絶縁ペーストの塗布によるスタ
ンド部35を形成して、絶縁基板1の裏面の中央部と、
裏側端子部16A−5、16B−5、17A−5、17
B−5の高さとを同一にするスタンド部形成工程と、図
24に示すように第2の導電パターンA2の固定接点形
成部12−5及び絶縁パターンC5に、第1の固定接点
21−5を中心とした円上で且つ第2の固定接点22−
5間に位置させて、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布
して複数の粘着部30を形成する粘着部形成工程と、図
16に示すように第1の固定接点21−5を中心とした
円上に位置する粘着部30に、可動片3を、その周縁部
で結合して、固定部25を第2の固定接点22−5に接
触させる可動片結合工程とを経て製造される。
【0126】したがって、全高が低くく薄くなるばかり
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
【0127】また、プッシュスイッチの実施の形態例5
にあっては、可動片3は、その外周の環状の固定部25
を、その周方向の3か所で粘着部30に結合して絶縁基
板1に取り付けてあって、これらの粘着部30は、乾燥
後も弾性及び接着性を有する粘着剤を絶縁基板1に塗布
することにより形成してあるために、次のような機能性
(利点)が生じる。
にあっては、可動片3は、その外周の環状の固定部25
を、その周方向の3か所で粘着部30に結合して絶縁基
板1に取り付けてあって、これらの粘着部30は、乾燥
後も弾性及び接着性を有する粘着剤を絶縁基板1に塗布
することにより形成してあるために、次のような機能性
(利点)が生じる。
【0128】すなわち、反転ばねである可動片3の繰り
返し動作によるストレスに対して耐久性が向上し、可動
片3の脱落という最悪の破壊モードを回避できる。
返し動作によるストレスに対して耐久性が向上し、可動
片3の脱落という最悪の破壊モードを回避できる。
【0129】また、図16に示すように第1の固定接点
21−5を中心とした円上に位置する粘着部30に、可
動片3を、その周縁部で結合して、固定部25を第2の
固定接点22−5に接触させた後に、このフイルム状の
絶縁基板1を製品形状にカットする際の絶縁基板1の伸
びや歪みによって派生する可動片3の脱落、接着力低下
を回避することができる。
21−5を中心とした円上に位置する粘着部30に、可
動片3を、その周縁部で結合して、固定部25を第2の
固定接点22−5に接触させた後に、このフイルム状の
絶縁基板1を製品形状にカットする際の絶縁基板1の伸
びや歪みによって派生する可動片3の脱落、接着力低下
を回避することができる。
【0130】また、プッシュスイッチの使用中に万一可
動片3の固定部25の粘着部30への接合が剥離して
も、乾燥後も弾性及び接着性を有する粘着剤のために、
表面活性が持続しているために、次回の動作によって再
結合が可能である。
動片3の固定部25の粘着部30への接合が剥離して
も、乾燥後も弾性及び接着性を有する粘着剤のために、
表面活性が持続しているために、次回の動作によって再
結合が可能である。
【0131】また、プッシュスイッチ(タクトスイッ
チ)の最大の問題である、外部からの塵埃侵入に対して
粘着剤のもつトラップ効果によって、塵埃の侵入を抑制
することができるし、また、一般の固形化接着剤による
可動片3の固定部25の固定(シール)に対して歪みや
ストレスによる気密不良を防止できる。
チ)の最大の問題である、外部からの塵埃侵入に対して
粘着剤のもつトラップ効果によって、塵埃の侵入を抑制
することができるし、また、一般の固形化接着剤による
可動片3の固定部25の固定(シール)に対して歪みや
ストレスによる気密不良を防止できる。
【0132】また、一般の固形化接着剤を使用したプッ
シュスイッチの製造工程では、固形化接着剤を塗布後に
すぐに可動片3をセットして乾燥させる必要があるが、
粘着剤を用いれば表面活性が持続するために、粘着剤を
塗布した後も粘着部の表面を剥離性をもつ保護膜等で保
護(カバー)しておけば、工程のボトルネックになる可
動片3を接合工程に余裕をもたせることができる。
シュスイッチの製造工程では、固形化接着剤を塗布後に
すぐに可動片3をセットして乾燥させる必要があるが、
粘着剤を用いれば表面活性が持続するために、粘着剤を
塗布した後も粘着部の表面を剥離性をもつ保護膜等で保
護(カバー)しておけば、工程のボトルネックになる可
動片3を接合工程に余裕をもたせることができる。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るプッシュスイッチによれば、可動片は、その周縁部
で接着結合手段により絶縁基板に取り付けてあって、可
動片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔
絶されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止
できて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、別部
材としての端子構成体が不要になって、プッシュスイッ
チの全高を低くすることができ、また、材料をフープ供
給しないために材料損失がなく、また、両面プリント基
板が不要になり、材料費が安価になるし、シールが不要
なので、材料費、加工費が軽減できる。
係るプッシュスイッチによれば、可動片は、その周縁部
で接着結合手段により絶縁基板に取り付けてあって、可
動片内は外部と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔
絶されるために、塵埃が可動片内に侵入することが防止
できて、塵埃により接触不良がなくなるし、また、別部
材としての端子構成体が不要になって、プッシュスイッ
チの全高を低くすることができ、また、材料をフープ供
給しないために材料損失がなく、また、両面プリント基
板が不要になり、材料費が安価になるし、シールが不要
なので、材料費、加工費が軽減できる。
【0134】また、請求項2の発明に係るプッシュスイ
ッチによれば、可動片は、その周縁部で接着部に固着し
て絶縁基板に取り付けてあって、可動片内は外部と隔絶
した状態で、固定接点は外気から隔絶されるために、塵
埃が可動片内に侵入することが防止できて、塵埃により
接触不良がなくなるし、また、別部材としての端子構成
体が不要になって、プッシュスイッチの全高を低くする
ことができ、また、材料をフープ供給しないために材料
損失がなく、また、両面プリント基板が不要になり、材
料費が安価になるし、シールが不要なので、材料費、加
工費が軽減できる。
ッチによれば、可動片は、その周縁部で接着部に固着し
て絶縁基板に取り付けてあって、可動片内は外部と隔絶
した状態で、固定接点は外気から隔絶されるために、塵
埃が可動片内に侵入することが防止できて、塵埃により
接触不良がなくなるし、また、別部材としての端子構成
体が不要になって、プッシュスイッチの全高を低くする
ことができ、また、材料をフープ供給しないために材料
損失がなく、また、両面プリント基板が不要になり、材
料費が安価になるし、シールが不要なので、材料費、加
工費が軽減できる。
【0135】また、請求項3の発明に係るプッシュスイ
ッチによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、スルーホールを作る
必要がないために工数が削減できて、接続端子を容易に
作成できる。
ッチによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、スルーホールを作る
必要がないために工数が削減できて、接続端子を容易に
作成できる。
【0136】また、請求項4の発明に係るプッシュスイ
ッチによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、スルーホールを作る
必要がないために工数が削減できて、接続端子を容易に
作成できる。
ッチによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、スルーホールを作る
必要がないために工数が削減できて、接続端子を容易に
作成できる。
【0137】また、、請求項5の発明に係るプッシュス
イッチによれば、可動片は、その周縁部で接着部に固着
して絶縁基板に取り付けてあるために、可動片内は外部
と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶される。こ
のために、塵埃が可動片内に侵入することが防止でき
て、塵埃により接触不良がなくなるし、また、材料をフ
ープ供給しないために材料損失がなく、また、両面プリ
ント基板が不要になり、材料費が安価になるし、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できる。特に、可
動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着してあり、こ
の接着部は導電性がないために、接着部の形成には一般
の絶縁接着剤の使用が可能になって、コストを軽減する
ことができる。
イッチによれば、可動片は、その周縁部で接着部に固着
して絶縁基板に取り付けてあるために、可動片内は外部
と隔絶した状態で、固定接点は外気から隔絶される。こ
のために、塵埃が可動片内に侵入することが防止でき
て、塵埃により接触不良がなくなるし、また、材料をフ
ープ供給しないために材料損失がなく、また、両面プリ
ント基板が不要になり、材料費が安価になるし、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できる。特に、可
動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着してあり、こ
の接着部は導電性がないために、接着部の形成には一般
の絶縁接着剤の使用が可能になって、コストを軽減する
ことができる。
【0138】また、請求項6の発明に係るプッシュスイ
ッチによれば、上記した請求項5の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得る。
ッチによれば、上記した請求項5の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得る。
【0139】また、請求項7の発明に係るプッシュスイ
ッチによれば、可動片は、その周縁部で粘着部に結合し
て絶縁基板に取り付けてあって、可動片内は外部と隔絶
した状態で、固定接点は外気から隔絶されるために、塵
埃が可動片内に侵入することが防止できて、塵埃により
接触不良がなくなるし、また、別部材としての端子構成
体が不要になって、プッシュスイッチの全高を低くする
ことができ、また、材料をフープ供給しないために材料
損失がなく、また、両面プリント基板が不要になり、材
料費が安価になるし、シールが不要なので、材料費、加
工費が軽減できる。特に、可動片は、粘着性の結合剤で
ある粘着剤を塗布して複数の粘着部に接着してあるため
に、可動片の繰り返し動作によるストレスに対して耐久
性が向上し、可動片の脱落という最悪の破壊モードを回
避できる。
ッチによれば、可動片は、その周縁部で粘着部に結合し
て絶縁基板に取り付けてあって、可動片内は外部と隔絶
した状態で、固定接点は外気から隔絶されるために、塵
埃が可動片内に侵入することが防止できて、塵埃により
接触不良がなくなるし、また、別部材としての端子構成
体が不要になって、プッシュスイッチの全高を低くする
ことができ、また、材料をフープ供給しないために材料
損失がなく、また、両面プリント基板が不要になり、材
料費が安価になるし、シールが不要なので、材料費、加
工費が軽減できる。特に、可動片は、粘着性の結合剤で
ある粘着剤を塗布して複数の粘着部に接着してあるため
に、可動片の繰り返し動作によるストレスに対して耐久
性が向上し、可動片の脱落という最悪の破壊モードを回
避できる。
【0140】また、可動片は、粘着性の結合剤である粘
着剤を塗布して複数の粘着部に接着してあるために、第
1の固定接点を中心とした円上に位置する粘着部に、可
動片を、その周縁部で結合して、固定部を第2の固定接
点に接触させた後に、このフイルム状の絶縁基板を製品
形状にカットする際の絶縁基板の伸びや歪みによって派
生する可動片の脱落、接着力低下を回避することができ
る。
着剤を塗布して複数の粘着部に接着してあるために、第
1の固定接点を中心とした円上に位置する粘着部に、可
動片を、その周縁部で結合して、固定部を第2の固定接
点に接触させた後に、このフイルム状の絶縁基板を製品
形状にカットする際の絶縁基板の伸びや歪みによって派
生する可動片の脱落、接着力低下を回避することができ
る。
【0141】また、プッシュスイッチの使用中に万一可
動片の固定部の粘着部への接合が剥離しても、乾燥後も
弾性及び接着性を有する粘着剤のために、表面活性が持
続しているために、次回の動作によって再結合が可能で
ある。
動片の固定部の粘着部への接合が剥離しても、乾燥後も
弾性及び接着性を有する粘着剤のために、表面活性が持
続しているために、次回の動作によって再結合が可能で
ある。
【0142】また、プッシュスイッチの最大の問題であ
る、外部からの塵埃侵入に対して粘着剤のもつトラップ
効果によって、塵埃の侵入を抑制することができるし、
また、一般の固形化接着剤による可動片の固定部の固定
(シール)に対して歪みやストレスによる気密不良を防
止できる。
る、外部からの塵埃侵入に対して粘着剤のもつトラップ
効果によって、塵埃の侵入を抑制することができるし、
また、一般の固形化接着剤による可動片の固定部の固定
(シール)に対して歪みやストレスによる気密不良を防
止できる。
【0143】また、一般の固形化接着剤を使用したプッ
シュスイッチの製造工程では、固形化接着剤を塗布後に
すぐに可動片をセットして乾燥させる必要があるが、粘
着剤を用いれば表面活性が持続するために、粘着剤を塗
布した後も粘着部の表面を剥離性をもつ保護膜等で保護
(カバー)しておけば、工程のボトルネックになる可動
片を接合工程に余裕をもたせることができる。
シュスイッチの製造工程では、固形化接着剤を塗布後に
すぐに可動片をセットして乾燥させる必要があるが、粘
着剤を用いれば表面活性が持続するために、粘着剤を塗
布した後も粘着部の表面を剥離性をもつ保護膜等で保護
(カバー)しておけば、工程のボトルネックになる可動
片を接合工程に余裕をもたせることができる。
【0144】また、請求項8の発明に係るプッシュスイ
ッチによれば、上記した請求項5の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、可動片は、粘着性の
結合剤である粘着剤を塗布して複数の粘着部に接着して
あるために、第1の固定接点を中心とした円上に位置す
る粘着部に、可動片を、その周縁部で結合して、固定部
を第2の固定接点に接触させた後に、このフイルム状の
絶縁基板を製品形状にカットする際の絶縁基板の伸びや
歪みによって派生する可動片の脱落、接着力低下を回避
することができる。
ッチによれば、上記した請求項5の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、可動片は、粘着性の
結合剤である粘着剤を塗布して複数の粘着部に接着して
あるために、第1の固定接点を中心とした円上に位置す
る粘着部に、可動片を、その周縁部で結合して、固定部
を第2の固定接点に接触させた後に、このフイルム状の
絶縁基板を製品形状にカットする際の絶縁基板の伸びや
歪みによって派生する可動片の脱落、接着力低下を回避
することができる。
【0145】また、請求項9の発明に係るプッシュスイ
ッチによれば、可動片は、その周縁部で接着部に固着し
て絶縁基板に取り付けてあって、可動片内は外部と隔絶
した状態で、固定接点は外気から隔絶されるために、塵
埃が可動片内に侵入することが防止できて、塵埃により
接触不良がなくなるし、また、材料をフープ供給しない
ために材料損失がなく、また、両面プリント基板が不要
になり、材料費が安価になるし、シールが不要なので、
材料費、加工費が軽減できる。特に、導電パターンを無
くして、絶縁基板に直接に導電ペーストを塗布して成る
接点パターンを形成して、接続端子、固定接点を形成
し、更には、可動片を、その周縁部で接着部に固着して
絶縁基板に取り付けた構成であるために、プッシュスイ
ッチの厚さをより薄くすることができる。
ッチによれば、可動片は、その周縁部で接着部に固着し
て絶縁基板に取り付けてあって、可動片内は外部と隔絶
した状態で、固定接点は外気から隔絶されるために、塵
埃が可動片内に侵入することが防止できて、塵埃により
接触不良がなくなるし、また、材料をフープ供給しない
ために材料損失がなく、また、両面プリント基板が不要
になり、材料費が安価になるし、シールが不要なので、
材料費、加工費が軽減できる。特に、導電パターンを無
くして、絶縁基板に直接に導電ペーストを塗布して成る
接点パターンを形成して、接続端子、固定接点を形成
し、更には、可動片を、その周縁部で接着部に固着して
絶縁基板に取り付けた構成であるために、プッシュスイ
ッチの厚さをより薄くすることができる。
【0146】また、請求項10の発明に係るプッシュス
イッチの製造方法によれば、全高が低く薄くなるばかり
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
イッチの製造方法によれば、全高が低く薄くなるばかり
か、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シールが
不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュスイ
ッチを容易に且つ確実に製造することができる。
【0147】また、請求項11の発明に係るプッシュス
イッチの製造方法によれば、全高が低く、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、プッシュスイッチの製造工程を少なくすることがで
きる。
イッチの製造方法によれば、全高が低く、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、プッシュスイッチの製造工程を少なくすることがで
きる。
【0148】また、請求項12の発明に係るプッシュス
イッチの製造方法によれば、全高が低く、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着してあ
り、この接着部は導電性がないために、接着部の形成に
は一般の絶縁接着剤の使用が可能になって、コストを軽
減することができる。
イッチの製造方法によれば、全高が低く、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は絶縁ペーストから成る接着部に接着してあ
り、この接着部は導電性がないために、接着部の形成に
は一般の絶縁接着剤の使用が可能になって、コストを軽
減することができる。
【0149】また、請求項13の発明に係るプッシュス
イッチの製造方法によれば、全高が低く、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して
複数の粘着部に接着してあるために、可動片の繰り返し
動作によるストレスに対して耐久性が向上し、可動片の
脱落という最悪の破壊モードを回避できる。
イッチの製造方法によれば、全高が低く、薄くなるばか
りか、塵埃による接触不良がなくなるし、また、シール
が不要なので、材料費、加工費が軽減できるプッシュス
イッチを容易に且つ確実に製造することができる。特
に、可動片は、粘着性の結合剤である粘着剤を塗布して
複数の粘着部に接着してあるために、可動片の繰り返し
動作によるストレスに対して耐久性が向上し、可動片の
脱落という最悪の破壊モードを回避できる。
【図1】本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態例
1)の断面図である。
1)の断面図である。
【図2】同プッシュスイッチ(実施の形態例1)におい
て、絶縁基板に第1、第2の導電パターンを形成する導
電パターン形成工程の説明図である。
て、絶縁基板に第1、第2の導電パターンを形成する導
電パターン形成工程の説明図である。
【図3】同プッシュスイッチ(実施の形態例1)におい
て、第1、第2の導電パターンの端子形成パターン部に
導電ペーストを塗布して接続端子を形成する接続端子形
成工程の説明図である。
て、第1、第2の導電パターンの端子形成パターン部に
導電ペーストを塗布して接続端子を形成する接続端子形
成工程の説明図である。
【図4】同プッシュスイッチ(実施の形態例1)におい
て、第1、第2の導電パターンに絶縁パターンを形成す
る絶縁パターン形成工程の説明図である。
て、第1、第2の導電パターンに絶縁パターンを形成す
る絶縁パターン形成工程の説明図である。
【図5】同プッシュスイッチ(実施の形態例1)におい
て、第1、第2の導電パターンに導電ペースト塗布して
固定接点と接着部とを形成する固定接点形成工程の説明
図である。
て、第1、第2の導電パターンに導電ペースト塗布して
固定接点と接着部とを形成する固定接点形成工程の説明
図である。
【図6】同プッシュスイッチ(実施の形態例1)におい
て、接着部に可動片を接着する可動片接着工程の説明図
である。
て、接着部に可動片を接着する可動片接着工程の説明図
である。
【図7】本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態例
2)の断面図である。
2)の断面図である。
【図8】本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態例
3)の断面図である。
3)の断面図である。
【図9】本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態例
3)の分解状態の斜視図である。
3)の分解状態の斜視図である。
【図10】本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態
例4)において、端子形成部に導電ペーストを塗布して
接続端子を形成する接続端子形成工程の説明図である。
例4)において、端子形成部に導電ペーストを塗布して
接続端子を形成する接続端子形成工程の説明図である。
【図11】同プッシュスイッチ(実施の形態例4)にお
いて、絶縁基板に第1、第2の導電パターンを形成する
導電パターン形成工程の説明図である。
いて、絶縁基板に第1、第2の導電パターンを形成する
導電パターン形成工程の説明図である。
【図12】同プッシュスイッチ(実施の形態例4)にお
いて、第1、第2の導電パターンに導電ペースト塗布し
て第1、第2の固定接点を形成する固定接点形成工程の
説明図である。
いて、第1、第2の導電パターンに導電ペースト塗布し
て第1、第2の固定接点を形成する固定接点形成工程の
説明図である。
【図13】同プッシュスイッチ(実施の形態例4)にお
いて、第1、第2の導電パターンに絶縁パターンを形成
する絶縁パターン形成工程の説明図である。
いて、第1、第2の導電パターンに絶縁パターンを形成
する絶縁パターン形成工程の説明図である。
【図14】同プッシュスイッチ(実施の形態例4)にお
いて、第2の導電パターンに接着部を形成する接着部形
成工程の説明図である。
いて、第2の導電パターンに接着部を形成する接着部形
成工程の説明図である。
【図15】(1)は同プッシュスイッチ(実施の形態例
4)において、接着部に可動片を接着する可動片接着工
程の説明図である。(2)は接着部に可動片を接着した
状態の断面図である。
4)において、接着部に可動片を接着する可動片接着工
程の説明図である。(2)は接着部に可動片を接着した
状態の断面図である。
【図16】本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態
例5)の分解状態の斜視図である。
例5)の分解状態の斜視図である。
【図17】本発明に係るプッシュスイッチ(実施の形態
例5)において、絶縁基板に第1、第2の導電パターン
を形成する導電パターン形成工程の説明図である。
例5)において、絶縁基板に第1、第2の導電パターン
を形成する導電パターン形成工程の説明図である。
【図18】同プッシュスイッチ(実施の形態例5)にお
いて、第1の導電パターンに絶縁パターンを形成する絶
縁パターン形成工程の説明図である。
いて、第1の導電パターンに絶縁パターンを形成する絶
縁パターン形成工程の説明図である。
【図19】同プッシュスイッチ(実施の形態例5)にお
いて、端子形成部に導電ペーストを塗布して表側の接続
端子を形成する表側の接続端子形成工程の説明図であ
る。
いて、端子形成部に導電ペーストを塗布して表側の接続
端子を形成する表側の接続端子形成工程の説明図であ
る。
【図20】同プッシュスイッチ(実施の形態例5)にお
いて、第1、第2の導電パターンに導電ペーストを塗布
して第1、第2の固定接点を形成する固定接点形成工程
の説明図である。
いて、第1、第2の導電パターンに導電ペーストを塗布
して第1、第2の固定接点を形成する固定接点形成工程
の説明図である。
【図21】同プッシュスイッチ(実施の形態例5)にお
ける絶縁基板の裏側の斜視図である。
ける絶縁基板の裏側の斜視図である。
【図22】同プッシュスイッチ(実施の形態例5)にお
いて、端子形成部に導電ペーストを塗布して裏側の接続
端子を形成する接続端子形成工程の説明図である。
いて、端子形成部に導電ペーストを塗布して裏側の接続
端子を形成する接続端子形成工程の説明図である。
【図23】同プッシュスイッチ(実施の形態例5)にお
いて、絶縁基板の裏側にスタンド部を形成するスタンド
部形成工程の説明図である。
いて、絶縁基板の裏側にスタンド部を形成するスタンド
部形成工程の説明図である。
【図24】同プッシュスイッチ(実施の形態例5)にお
いて、第2の導電パターンに粘着部を形成する粘着部形
成工程の説明図である。
いて、第2の導電パターンに粘着部を形成する粘着部形
成工程の説明図である。
【図25】従来のプッシュスイッチの分解状態の斜視図
である。
である。
【図26】従来の別のプッシュスイッチの断面図であ
る。
る。
【図27】同プッシュスイッチにおいて、第1、第2の
導電パターンの端子形成パターン部に導電ペーストを塗
布して接続端子を形成した状態の斜視図である。
導電パターンの端子形成パターン部に導電ペーストを塗
布して接続端子を形成した状態の斜視図である。
1 絶縁基板 3 可動片 14A 接続端子(一方の接続端子) 14B 接続端子(一方の接続端子) 15A 接続端子(他方の接続端子) 15B 接続端子(他方の接続端子) 21 固定接点 22 接着部 21−2 第1の固定接点 21−3 第2の固定接点 22−2 接着部 25 固定部 A1 第1の導電パターン A2 第2の導電パターン B1 第1の接点パターン B2 第2の接点パターン C1 絶縁パターン C2 絶縁パターン C3 絶縁パターン C5 絶縁パターン D 導電ペースト
フロントページの続き (72)発明者 森井 真喜人 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】 絶縁基板の表面に形成されて互いに隔絶
された第1及び第2の導電パターンと、 前記第1の導電パターンに形成された一方の固定接点
と、 前記第2の導電パターンに形成された他方の固定接点
と、 前記一方の固定接点に接続された一方の接続端子と、 前記他方の固定接点に接続された他方の接続端子と、 可動片を前記一方の固定接点に対して絶縁させる絶縁手
段と、 前記可動片を、その周縁部で前記絶縁基板側に接着結合
させて前記第2の固定接点に導通させると共に、前記可
動片内を外部に対して隔絶させる接着結合手段とを備え
たことを特徴とするプッシュスイッチ。 - 【請求項2】 絶縁基板の表面に第1の導電パターンと
第2の導電パターンとを互いに隔絶させて形成し、 前記第1の導電パターンに、導電ペーストを塗布して固
定接点とこの固定接点に接続する一方の接続端子をそれ
ぞれ形成すると共に、前記第2の導電パターンに前記導
電ペーストを塗布して他方の接続端子を形成し、 前記第1、第2の導電パターンに前記導電ペーストを塗
布して接着部を形成し、 この接着部に、可動片を、その周縁部で接着して前記可
動片内を外部と隔絶し、前記可動片を前記第1の導電パ
ターンに対して絶縁すると共に、第2の導電パターンに
導通したことを特徴とするプッシュスイッチ。 - 【請求項3】 前記第1の導電パターンと前記第2の導
電パターンとに端子形成パターン部を設けて、この端子
形成パターン部の表裏に前記導電ペーストを塗布して前
記一方及び他方の接続端子を形成した請求項1又は請求
項2に記載のプッシュスイッチ。 - 【請求項4】 前記一方及び他方の接続端子を、前記絶
縁基板に前記第1、第2の導電パターンからなる端子形
成パターン部を形成すると共に、この端子形成パターン
部に孔を形成して、これらの孔に半田ペースト或いは半
田付用ペーストを挿入し、前記端子形成パターン部に前
記導電ペーストを塗布して形成した請求項1又は請求項
2に記載のプッシュスイッチ。 - 【請求項5】 絶縁基板の表面に第1の導電パターンと
第2の導電パターンとを互いに隔絶させて形成し、 前記第1の導電パターンに、導電ペーストを塗布して一
方の接続端子をそれぞれ形成すると共に、前記第2の導
電パターンに前記導電ペーストを塗布して他方の接続端
子を形成し、 前記第1及び第2の導電パターンに導電ペーストを塗布
して第1及び第2の固定接点をそれぞれ形成すると共
に、前記第1及び第2の導電パターンに絶縁ペーストを
塗布して絶縁パターンを形成し、 前記第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して接着
部を形成して、この接着部に、可動片を、その周縁部で
接着すると共に、前記可動片を、前記絶縁パターンによ
り前記第1の導電パターンに対して絶縁し、前記可動片
を前記第2の固定接点に接触させたことを特徴とするプ
ッシュスイッチ。 - 【請求項6】 前記第2の固定接点を、前記第1の固定
接点を中心とした円上に形成すると共に、前記接着部
を、前記第1の固定接点を中心とした円上で且つ前記第
2の固定接点の外方に形成し、前記可動片の固定部の一
部を前記接着部に接着すると共に、前記固定部の他部を
前記第2の固定接点に接触させた請求項5に記載のプッ
シュスイッチ。 - 【請求項7】 絶縁基板の表面に第1の導電パターンと
第2の導電パターンとを互いに隔絶させて形成し、 前記第1の導電パターンに、導電ペーストを塗布して第
1の固定接点とこの第1の固定接点に接続する一方の接
続端子とをそれぞれ形成し、 前記第2の導電パターンに導電ペーストを塗布して第2
の固定接点とこの第2の固定接点に接続する他方の接続
端子とをそれぞれ形成し、 前記第1の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁
パターンを形成し、 前記第2の導電パターンに絶縁性の結合剤である粘着剤
を塗布して粘着部を形成し、 これらの粘着部に、可動片を、その周縁部で接着結合す
ると共に、前記可動片を、前記絶縁パターンにより前記
第1の導電パターンに対して絶縁し、前記可動片を前記
第2の固定接点に導通させて構成したことを特徴とする
プッシュスイッチ。 - 【請求項8】 前記第2の固定接点を、前記第1の固定
接点を中心とした円上に複数形成すると共に、前記粘着
部を、前記第1の固定接点を中心とした円上で且つ前記
第2の固定接点間に位置させて形成し、前記可動片の固
定部の一部を前記接着部に接着すると共に、前記固定部
の他部を前記第2の固定接点に接触させた請求項7に記
載のプッシュスイッチ。 - 【請求項9】 絶縁基板の表面に、導電ペーストを塗布
して形成され且つ一方の接続端子及び固定接点を有する
第1の接点パターンと、前記導電ペーストを塗布して形
成され且つ他方の接続端子を有する第2の接点パターン
と、前記導電ペーストを塗布して形成された接着部とを
設け、 前記接着部に、可動片を、その周縁部で接着して前記可
動片内を外部と隔絶し、前記可動片を前記第1の接点パ
ターンに対して絶縁すると共に、前記第2の接点パター
ンに導通したことを特徴とするプッシュスイッチ。 - 【請求項10】 絶縁基板の表面に第1の導電パターン
と第2の導電パターンとを形成する導電パターン形成工
程と、 前記第1、第2の導電パターンに導電ペーストを塗布し
て一方及び他方の接続端子を形成する接続端子形成工程
と、 前記第1、第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布し
て絶縁パターンを形成して、前記第1の導電パターンを
絶縁する絶縁パターン形成工程と、 前記第1の導電パターンに前記導電ペーストを塗布して
固定接点を形成すると共に、前記第2の導電パターン
に、前記絶縁パターンに重ねて前記導電ペーストを塗布
して接着部を形成する固定接点形成工程と、 前記接着部に、可動片を、その周縁部で接着して前記可
動片内を外部と隔絶する可動片接着工程とを備えたこと
を特徴とするプッシュスイッチの製造方法。 - 【請求項11】 絶縁基板の表面に、導電ペーストを塗
布して、一方の接続端子及び固定接点を有する第1の接
点パターンと、他方の接続端子を有する第2の接点パタ
ーンとをそれぞれ形成する接点パターン形成工程と、 前記第1、第2の接点パターンに絶縁ペーストを塗布し
て絶縁パターンを形成して、前記第1の接点パターンを
絶縁する絶縁パターン形成工程と、 前記絶縁基板の表面に、前記導電ペーストを塗布して固
定接点を形成すると共に、前記絶縁パターンに重ねて前
記導電ペーストを塗布して接着部を形成する固定接点形
成工程と、 前記接着部に、可動片を、その周縁部で接着して前記可
動片内を外部と隔絶する可動片接着工程とを備えたこと
を特徴とするプッシュスイッチの製造方法。 - 【請求項12】 絶縁基板の端子形成部に導電ペースト
を塗布して一方及び他方の端子パターン部を形成する端
子パターン部形成工程と、 前記絶縁基板の表面に導電ペーストを塗布して第1の導
電パターンと第2の導電パターンとを形成する導電パタ
ーン形成工程と、 前記第1、第2の導電パターンに導電ペーストを塗布し
て第1の固定接点と第2の固定接点とを形成する固定接
点形成工程と、 前記第1、第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布し
て絶縁パターンを形成して、第1の導電パターンを絶縁
する絶縁パターン形成工程と、 前記第2の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して接着
部を形成すると共に、前記一方及び他方の端子パターン
部に導電ペーストを塗布して一方及び他方の接続端子を
形成する接着部及び接続端子形成工程と、 前記接着部に、可動片を、その周縁部で接着して可動片
内を外部と隔絶すると共に、前記可動片の周縁部を第2
の固定接点に接触させる可動片接着工程とを備えたこと
を特徴とするプッシュスイッチの製造方法。 - 【請求項13】 絶縁基板の表面に導電ペーストを塗布
して第1の導電パターンと第2の導電パターンとを形成
すると共に、前記第1の導電パターンに連なる一方の端
子形成パターン部と前記第2の導電パターンに連なる他
方の端子形成パターン部とを形成する導電パターン及び
端子パターン部形成工程と、 前記第1の導電パターンに絶縁ペーストを塗布して絶縁
パターンを形成して、前記第1の導電パターンを絶縁す
る絶縁パターン形成工程と、 前記絶縁基板の一方及び他方の端子形成パターン部に導
電ペーストを塗布して一方及び他方の接続端子を形成す
る接続端子形成工程と、 前記第1の導電パターンに導電ペーストを塗布して第1
の固定接点を形成すると共に、前記第2の導電パターン
に導電ペーストを塗布して、前記第1の固定接点を中心
とした円上に位置させて複数の第2の固定接点を形成す
る固定接点形成工程と、 前記第2の導電パターン及び前記絶縁パターンに、前記
第1の固定接点を中心とした円上で且つ前記第2の固定
接点間に位置させて、絶縁性の結合剤である粘着剤を塗
布して複数の粘着部を形成する粘着部形成工程と、 前記粘着部に、可動片を、その周縁部で接着結合して第
2の固定接点に接触させる可動片結合工程とを備えたこ
とを特徴とするプッシュスイッチの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10193349A JPH11345543A (ja) | 1997-09-18 | 1998-07-08 | プッシュスイッチとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27036897 | 1997-09-18 | ||
JP10399498 | 1998-03-31 | ||
JP10-103994 | 1998-03-31 | ||
JP9-270368 | 1998-03-31 | ||
JP10193349A JPH11345543A (ja) | 1997-09-18 | 1998-07-08 | プッシュスイッチとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11345543A true JPH11345543A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=27310123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10193349A Pending JPH11345543A (ja) | 1997-09-18 | 1998-07-08 | プッシュスイッチとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11345543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011103286A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-05-26 | Panasonic Corp | プッシュオンスイッチ |
WO2019093742A1 (ko) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | 주식회사 켐트로닉스 | 압력 스위치 장치 및 이를 갖는 인쇄 회로 기판 |
-
1998
- 1998-07-08 JP JP10193349A patent/JPH11345543A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011103286A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-05-26 | Panasonic Corp | プッシュオンスイッチ |
WO2019093742A1 (ko) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | 주식회사 켐트로닉스 | 압력 스위치 장치 및 이를 갖는 인쇄 회로 기판 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR940006185Y1 (ko) | Ic 모듈 | |
JP5566536B2 (ja) | Pcbタクトスイッチ | |
JPS63158711A (ja) | フレキシブルプリント基板の端子構造 | |
JP3992301B2 (ja) | チップ型発光ダイオード | |
JPH08335761A (ja) | 電子部品の配線基板への装着方法およびこれを用いた照光式スイッチユニット | |
JP2001110925A (ja) | 導電性キャップ、電子部品及び導電性キャップの絶縁皮膜形成方法 | |
US20050069158A1 (en) | Packaged piezoelectric exciter module | |
JPH11345543A (ja) | プッシュスイッチとその製造方法 | |
JP3080106B2 (ja) | Icモジュールの接続方法 | |
JP2001352160A (ja) | 保護用レジストの配設パターン | |
EP1337134A2 (en) | Terminal structure having large peel strength of land portion and ball | |
JPH07162120A (ja) | フレキシブルプリント配線板の回路接続方法及びフレキシブルプリント配線板 | |
JPH0677623A (ja) | 電子回路装置とその製造方法 | |
TW202009963A (zh) | 薄膜開關裝置與鍵盤裝置 | |
JP3538030B2 (ja) | スイッチ構造及びスイッチ板 | |
JP2000113772A (ja) | パネルキーボードとその製造方法及びこのパネルキーボードを用いた電子機器 | |
JP3806390B2 (ja) | 導通シート | |
JPH01243383A (ja) | フレキシブルプリント基板の端子構造 | |
JP2000214794A (ja) | 表示パネルと駆動回路との接続構造、それを用いた表示装置および電子機器、ならびに表示装置の製造方法 | |
JP3435817B2 (ja) | プリント基板取付用電子部品 | |
KR20240001505U (ko) | 와이드 메탈돔 택트스위치 | |
JP2002170455A (ja) | 押釦スイッチ | |
JPH1050171A (ja) | メンブレンスイッチ及びその半田付け実装法 | |
JP3893687B2 (ja) | 表面実装型部品の実装構造および実装方法 | |
JPH09199242A (ja) | プリント配線板一体型コネクタ及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060405 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |