JPH1134445A - プリンタ用スワスデータの圧縮方法及び装置 - Google Patents

プリンタ用スワスデータの圧縮方法及び装置

Info

Publication number
JPH1134445A
JPH1134445A JP10026585A JP2658598A JPH1134445A JP H1134445 A JPH1134445 A JP H1134445A JP 10026585 A JP10026585 A JP 10026585A JP 2658598 A JP2658598 A JP 2658598A JP H1134445 A JPH1134445 A JP H1134445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
print
regions
swath
data set
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10026585A
Other languages
English (en)
Inventor
Stephen Kelly Cunnagin
ステファン・ケリー・クナガン
Thomas Jon Eade
トーマス・ジョン・イード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lexmark International Inc
Original Assignee
Lexmark International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lexmark International Inc filed Critical Lexmark International Inc
Publication of JPH1134445A publication Critical patent/JPH1134445A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
    • G06K2215/0062Handling the output data combining generic and host data, e.g. filling a raster
    • G06K2215/0071Post-treatment of the composed image, e.g. compression, rotation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ビットマップ・データを短縮する印刷システ
ム及び方法を提供する。 【解決手段】 印刷されるべきページの各スワス毎に、
そのスワス内での実際に印刷されることになるペルを含
む各「領域」の開始点及び終了点と、これら領域各々の
開始スライス及び終了スライスの箇所を決定すると共
に、そのスワス内における充分で最小数の連続的なブラ
ンク・スライスを含む「ボイド」を決定することによっ
て、ビットマップ印刷データを短縮する印刷システム及
び方法が提供される。1つのボイドとして識別されるに
は、その連続的なブランク・スライスの数が所定の閾値
を越えた場合である。印刷システムにおける印刷ヘッド
はそのボイドの始めでターンオフされ、印刷されるべき
次の領域の始めに対応する該ボイドの終端に近づくとタ
ーンオンに戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、印刷機
器に関し、詳細には、複数のインク噴射ノズルから成る
アレイを有する印刷ヘッドを使用するタイプのインクジ
ェット・プリンタを対象とする。本発明は特に、印刷デ
ータの複数のスワスを印刷するインクジェット・プリン
タとして開示されており、同一スワスに沿った印刷デー
タの複数の領域間の連続するブランク・スライスのボイ
ド又は空虚を減じることによって元のビットマップ印刷
データを短縮又は圧縮するものであって、その後に、印
刷画像バッファ内にそうしたボイド用のゼロをロードす
ることなしに印刷ヘッド・キャリアがそれらボイドを通
過させられるように為す一方で、元の印刷データに従っ
て各スワスの各領域を印刷するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のノズルから成るアレイを使用する
インクジェット・プリンタは、発光ダイオード(LE
D)等の複数の印刷デバイスから成るアレイを使用する
その他のタイプのプリンタと同様に、この数年の間に入
手可能になっている。このようなプリンタでは、これら
のノズルは通常は印刷ヘッド上に一まとめにされてお
り、該印刷ヘッドは、一般には、ペーパ・シートに対し
て水平方向に左右を移動する可動担体又は可動キャリッ
ジに固定されており、その際、該ペーパ・シートの方は
直交する垂直方向に移動或いは割り出されている。複数
のノズル(或いはLED)は通常、1つの垂直列(又は
複数のこのような垂直列)に一まとめにされ、印刷ヘッ
ドがキャリアを介して1度通過すれば、複数のドット又
は画素(すなわち印刷要素)の水平方向の「列」を、紙
又はその他の印刷媒体上にインクの「スワス(swath)」
として同時に付着させることができるようになってい
る。
【0003】印刷ヘッドが、水平方向に移動するにつれ
て、プリンタが、通常、ホスト・コンピュータから受信
した「印刷データ」に従って、スワスに沿って小さいド
ットを生成する。スワスの「幅」(すなわちこの配向で
は「高さ」)は、1/300インチ解像度である印刷ヘ
ッドのノズルの解像度(300dpi(ドット/イン
チ)等)と、印刷ヘッド上の垂直列アレイ中のノズル数
とによって決まる。例えば印刷ヘッドが104個のノズ
ルからなるアレイを有し、その解像度が300dpiで
ある場合には、スワスの幅は約1/3インチになる。従
来の典型的なプリンタでは、各ノズルがデジタル(すな
わち「オン」又は「オフ」いずれかの)データ・ビット
の情報をほぼ同時に受信するように印刷データをフォー
マットする。つまり、上記の例で言えば、オン(例えば
論理1)になってドットを印刷するか、又はノズルのオ
フ状態(例えば論理0)になってドットを印刷しない
か、いずれかの準備ができている104個のノズルを制
御するために、少なくとも104ビットのデータセット
を印刷ヘッドに送らなければならない。104個のノズ
ルからなる垂直列アレイ全体を制御するこの特定の瞬間
のデータセットを、「スライス」という言葉で表す。し
たがって、印刷データのスワスを作成するためには、印
刷データをスライスごとに印刷ヘッドに送り、印刷ヘッ
ドの各ノズルを適当な時間に順次オン又はオフにして、
プリンタが以前にそのホスト・コンピュータから受信し
た印刷データ・パターンの表現を再現するようにしなけ
ればならない。上記の例では、各スライスは104ビッ
トの印刷データを含まなければならず、水平方向の解像
度がやはり300dpiであると想定すると、印刷ヘッ
ドがそのキャリアを介して水平方向に1インチ移動する
ごとに300個のスライスがあり、それにより104×
300画素、又は1/3インチ×1インチの長方形を作
成しなければならないことになる。
【0004】従来のインクジェット・プリンタでは、ホ
ストPCから印刷データをインポートし、印刷データの
「ワード」又は「バイト」を受信することによって印刷
データを記憶するのが一般的であり、データが「ビット
マップ」の形態になった後は、ワード又はバイトの各ビ
ットは単一の画素を表す。ビットマップ情報は通常、完
全なスライスが画定されるまでそれぞれ16ビットであ
る一連のワードとして到着する。スワスの最初のスライ
スが受信され、プリンタのメモリ・システムに記憶され
た後、次の連続するスライスを画定するために追加のワ
ードが受信され、この手続きはスワスに関する全てのス
ライスが受信され、次いでプリンタのメモリ・システム
に記憶されるまで続く。最初のスワスが完了した後、そ
の後に受信された印刷データを再度ワードにグループ化
し、通常は完了直後のスワスに隣接するスワスとなる次
のスワスの最初のスライスを画定することになる。
【0005】このプロセスは、全てのスワスに関する全
てのスライスが、印刷すべきページ全体について受信さ
れるまで続く。データ圧縮又はデータ短縮技術を使用し
ない場合には、プリンタが受信し、その後プリンタのメ
モリ・システムに記憶したビットマップは、互いに隣接
してスワスを形成する一連の垂直スライスと、互いに隣
接して印刷すべきページの垂直方向の構造を画定する一
連の水平スワスとを表すことになる。これらのスライス
及びスワスは全て、印刷すべきものであるかブランクに
すべきものであるかの個別の画素から構成され、それに
よりビットマップの印刷データの長方形ページ全体を形
成する。この手法は、全ての「ブランク」領域が、印刷
する画素がないにも関わらず印刷ヘッドで印刷する様々
な画素を有する領域と同量のメモリ・スペースを必要と
するので、非常にメモり集約的である。任意タイプのデ
ータ圧縮又はデータ短縮技術を使用しない場合には、印
刷データを1ページ記憶するために必要なメモリ領域の
量は、常に各スワスの全てのスライスを形成するのに必
要な画素数にそのページのスワス数をかけた量になるこ
とになる。例えば、全体で8.5(インチ)×11(イ
ンチ)の印刷データのページをメモリに記憶する場合、
300dpiでは、(8.5×300)×(11×30
0)=8,415,000個の画素が必要になることに
なる。この約800万ビットのデータは、余分のビット
を任意の(通常の)誤り検査ルーチンに使用していない
ものと想定すると、プリンタのメモリ・システムで必要
とされる100万バイトのメモリ・スペースをちょうど
越える程度に相当する。このような印刷システムで印刷
データを保持するために必要なメモリ・スペースの量を
削減すると有利であることは容易に分かる。
【0006】Baumanによる特許(米国特許第5,
272,768号)に、文字フォント・データを圧縮
し、次いで圧縮したフォント文字を記憶し、その後印刷
ヘッドによって印刷する直前にこのフォント文字を圧縮
解除するデータ圧縮技術が開示されている。このBau
manデータ圧縮技術は、通常はインクジェット・プリ
ンタ、又は場合によっては印刷すべき行が水平方向のス
ワスにグループ化されるLEDのアレイを使用するプリ
ンタで使用される。Baumanで提供される1つの例
では、各文字は「ストライプ」で表される3つのデータ
のスワスを含む。これらのストライプのそれぞれは16
ビット又は画素の印刷データからなり、各文字フォント
を分析して、少なくとも1画素の「黒である」又は印刷
済みデータを含むものと定義するために、3つのストラ
イプを全て必要とするかどうかを調べる。必要とする場
合、その特定の文字フォントは圧縮されない。一方、こ
れらのストライプの1つ又は複数が特定の文字フォント
について完全に黒である場合、その文字を印刷するため
に不要であるこの1つ又は複数のストライプを削除する
ことによって、その文字は圧縮される。プリンタのフォ
ントROM(すなわち読取り専用メモリ)は、これらの
文字フォントを圧縮した状態で記憶し、それによりフォ
ントROM内のメモリスペースをいくらか節約する。
【0007】Baumanに開示されているように、印
刷ジョブ・データはホスト・コンピュータから受信さ
れ、入力バッファに一時的に記憶される。この時点でこ
のデータは通常はASCIIデータであり、ビットマッ
プ・データではない。この状況で、ASCIIデータは
解釈されるか或いは「RIP」され(即ち、ラスタ画像
処理を受け)、各文字が、フォントROMがそれについ
て作成したビットマップを有するようにしなければなら
ない。プリンタ内のどこかで、文字は印刷エンジンに送
られる前にビットマップ画像にならなければならない。
Baumanでは、ASCII文字がプリンタに到着す
るにつれて、プリンタのフォントROM中で利用可能な
各フォントごとに、このようなASCII文字をフォン
トROM内に記憶した圧縮画像を使用してビットマップ
に変換することになり、次いでこれを印刷エンジンに送
る前にプリンタによって圧縮解除しなければならない。
これは、そのASCII文字について圧縮フォントを作
成するために、特定の文字それぞれに対する3つのスト
ライプのどれが削除されているかということについての
トラックを保持することによって達成される。データ・
テーブルを使用してこの情報を記憶し、その特定の文字
フォントについてビットマップが作成されたときに、印
刷エンジンに送る前にその完全な文字のビットマップに
「削除された」ストライプを追加する。Baumanの
発明は、ASCIIデータ又はその他の何らかの高級言
語のデータのフォーマットとしてプリンタにインポート
される、様々なタイプのフォント及びポイント・サイズ
の英数文字などの所定の文字データに関してのみ働く。
【0008】Nagataによるもう1つの米国特許
(米国特許第5,237,645号)には、発光ダイオ
ード(LED)アレイやレーザ・ヘッド、又はその他の
同様の装置を使用するプリンタが開示されている。従来
の典型的なレーザ・プリンタでは、データをスワスで印
刷するのではなく、その代わりに単一画素群を個別の行
ごとに印刷する。LEDのアレイを使用する場合には、
印刷プロセスをスワスで行うことができる。どちらの場
合にも、Nagataは、ビットマップ・データを画像
メモリに記憶する前に圧縮する方法を教示している。印
刷データは既にビットマップされたデータとして受信さ
れるか、或いはPostScript(米国商標)など
何らかのタイプの高級ページ記述言語でホスト・コンピ
ュータから到着する。データが高級言語で到着する場
合、データをRIPすることによってビットマップを先
ず作成しなければならない。データがビットマップのフ
ォーマットになった後、Nagataではデータのペー
ジ全体を未圧縮状態で受信してメモリの仮想ページに入
れる。この時点で、データのページ全体は「仮想ブロッ
ク」に分割されるが、これは基本的にはブロック・サイ
ズを選択することによって実行される。仮想ブロックの
サイズを選択した後、Nagataのシステムでは、ブ
ロックの高さ全体(ここではビットマップの1部分から
なる)を十分に満たすまで、十分な「ラスタ」(すなわ
ち高さが1ピクセル又は画素であるライン)をRIPし
なければならない。これらのブロックが決定された後、
Nagataのプリンタは仮想ブロックのそれぞれを分
析し、任意のブロックが完全にブランクである(すなわ
ちその特定の領域内に印刷すべきデータを含まない)か
否かを決定する。このようなブランク・ブロックは「空
の」ブロックと指定される。空でない全てのブロックは
「有効な」ブロックと指定される。有効なブロックしか
画像メモリには記憶されないが、空のブロックのそれぞ
れについての位置は異なるメモリ・レジスタのセットに
記憶される。このようにして、印刷すべきデータの各ペ
ージについて大量の画像メモリを節約することができる
可能性がある。
【0009】Nagataの発明に従ってデータを圧縮
することにより、印刷データの複数のページは通常、画
像メモリ中で利用可能な限定されたスペースの範囲内に
適合することができる。勿論、後にこの圧縮データは、
印刷エンジンに送られる前に圧縮解除しなければならな
い。Nagataによれば、有効なブロックは、必要に
応じて必要とされる各ラスタ・セクションごとに、完全
なビットマップ・フォーマットで画像メモリから取り出
される。プリンタが空のブロックに到着したとき、この
ようなラスタ・セクションにはゼロしかロードされず印
刷データをブロックに提供し、次いでそのデータが印刷
エンジンに転送される。このようにして、印刷エンジン
は常に印刷すべきページ全体についての完全なビットマ
ップのデータを受信する。したがって印刷エンジンは、
その位置で画素を印刷すべきであるか否かに関わらず、
印刷すべきページのあらゆる物理画素の位置を横切らな
ければならない。印刷エンジンが大領域のブランク・デ
ータを「印刷」する場合には、その印刷エンジンがその
ページの同じ領域上の様々な位置に黒い画素を付着させ
る場合とちょうど同程度の時間がかかることになる。
【0010】米国特許第3827357号(Mahon
eyによる)に、文字全体を各ライン/列位置で記憶す
るプリンタが開示されている。文字がブランクである、
又は印刷不可能な文字(例えば何らかのタイプの無効コ
ードの場合)である場合には、その文字は印刷されない
ことになる。データの各ラインが記憶されるにつれて、
カウンタは印刷可能な各バイト(すなわち文字)につい
て減分される。印刷中に、カウンタは、それがこのライ
ンについての印刷可能な全ての文字が印刷されたと決定
するまで、再度減分される。決定した時点で、残りのラ
インは放棄され、プリンタは直ちに印刷ヘッドを次のラ
インにシフトさせる。Mahoneyは、主としてドッ
ト・マトリックス・プリンタ又は文字形成型プリンタを
形成し対象とした古い特許である。Mahoneyは基
本的に、各ラインの最も右の文字を決定し、印刷ヘッド
がその文字に到達したときに、ライン送りが起こるよう
に直ちに命令することができる1つの方法を開示してい
る。
【0011】従来のインクジェット・プリンタのもう1
つの例が、Bohrer(米国特許第4,481,60
2号)に開示されている。Bohrerは基本的に、フ
ォント・データをメモリに記憶する前に圧縮し、後で印
刷する前にそのデータを圧縮解除する方法を開示してい
る。Bohrerは、ポインタ・テーブルのサイズを最
小限に抑える方法を使用して、全体で3倍の記憶圧縮を
実現すると公言している。上記に関係して、1ページの
みの(未圧縮の)印刷データをビットマップ形態で保持
し得るようになっている画像バッファに複数ページの印
刷データを記憶し、それによりさらに効率的に印刷デー
タを処理することによって全体的な印刷速度を増すこと
ができるので、相当な記憶圧縮はどんなものでも重要で
ある。もちろん、Bohrerのプリンタは、上述の目
的を達成するためには大量のデータ操作を実行しなけれ
ばならない。Bohrerの方法によれば、各文字がそ
の特定のフォントと突き合わされ、これらの各文字ごと
にポインタ及び訂正ファクタのずれが生じる。この情報
は圧縮データの「スクロール・アレイ」に記憶され、
「ポインタ・テーブル」にも記憶される。データを圧縮
解除するときには、文字のサイズをスクロール・アレイ
で見つけ、「全文字ボックス」中の文字の位置を決定し
なければならず、次いでポインタ及び訂正ファクタのず
れも含めた全ての記憶データを利用して、その文字を複
製してビットマップにする。Bohrerでは画像テー
ブルのメモリ・スペースを節約することはできるが、や
はり全体的な印刷手続きの速度を低下させる可能性があ
る大量の処理を必要とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記に記載したデータ
圧縮技術は望ましい特徴を有するが、後で圧縮解除動作
を要求しないような方法で印刷データを「短縮又は圧
縮」することも望ましい。このデータを短縮する一方
で、ある幾つかのブランク領域は画像メモリ・テーブル
から除去され得ることになって、メモリ・スペースの著
しい量が節約される。データを先ず圧縮し、それから後
に圧縮解除するための要件を減ずることによって、プリ
ンタ内での処理時間は改善されることとなる。更には、
そうした手続きは、単に所定の文字(即ち、フォント)
データにではなく、図形データに利用され得る。
【0013】したがって、本発明の主な目的は、ビット
マップ印刷データを圧縮又は短縮して、文書全体又はペ
ージ全体のビットマップ・サイズを大幅に減少させ、そ
れにより個別のページのそれぞれを記憶するのに必要な
メモリ容量を減少させることによって、プリンタ中の画
像メモリ・スペースを節約する印刷システムを提供する
ことである。
【0014】本発明の別の目的は、印刷されるべきビッ
トマップ・データを含む特定の領域だけを印刷し、それ
で、印刷されるページの一部としての特定のスワスに対
する連続的なスライスのボイド又は空虚をスキップする
ような方法で、プリンタの印刷エンジンが制御されるこ
とを許容する印刷システムを提供することである。
【0015】本発明の更なる目的は、印刷されるべき各
スワスの個別スライスを分析することによってビットマ
ップ印刷データを圧縮する方法を提供することであり、
実際に印刷されるべきペルと、充分な連続的ブランク・
スライスを有するボイドとを含む領域を決定することに
よって、プリンタの印刷ヘッドがそうしたボイドを通過
する一方でターン・オフされ得るように為し、それで、
圧縮されたビットマップ印刷データを、スワスの各領域
に対する開始スライス箇所及び終了スライス箇所を追跡
する他の変数或いはポインタと共に記憶する。
【0016】本発明の更なる目的及び長所や、他の新規
な特徴等は、以下に続く記載で部分的に詳述されてお
り、また以下の記載の試験に及んだ当業者であれば部分
的には明らかとなるであろうし、或いは本発明の実務で
学び得るであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述その他の目的を達成
するために、本発明の1つの態様によれば、印刷される
べきページの各スワス毎に、そのスワス内に実際に印刷
される複数のペルを含む「領域」毎の開始及び終了ポイ
ントと、これら領域の各々の開始及び終了スライスの箇
所とを決定し、且つ、そのスワス内の連続的なブランク
・スライスの充分な最小数を含む「ボイド(又は空
虚)」を決定することによって、ビットマップ印刷デー
タを短縮する改善された印刷システムが提供される。印
刷データの各スワス毎に、現行スワスの最左翼のスライ
スと最右翼のスライスとが見出される。始めに、最左翼
のスライスで、例えば、各引き続くスライスが分析され
て、そのスライス内に印刷されるべき何等かのペルが含
まれているか否かを決定する。もし「ブランク」スライ
スが見つかれば(即ち、各々が全て論理0ビット値を含
むワードを有するスライス)、そこで本方法は更なる連
続的なブランク・スライスを捜して、「ボイド」と称す
るように、充分な数のそうした連続的ブランク・スライ
スが存在するかを決定する。これは、一般的には、(例
えば100個の連続的なブランク・スライス)を選択す
ることによって為され、もし越えていれば、充分に大き
なスペースのブランク・スライスであり、印刷ヘッドを
そのボイドの始めでターン・オフし、次いで印刷される
べき次ぎの領域の始まりに対応する該ボイドの端部に近
づけば印刷ヘッドをオンに戻すことが望ましい。
【0018】短縮(圧縮)されたビットマップ印刷デー
タはデータ・ファイルとしてメモり内に記憶されること
でき、そしてこのファイルは、そのデータ・ファイルか
らボイド情報が一時的に削除され、相互に隣接する領域
における最外部のスライスをプリンタのメモリ・システ
ム内、或いはもしこのデータ圧縮がホスト・コンピュー
タ内で生ずれば該ホスト・コンピュータのメモリ・シス
テム内に配置することによって、非圧縮ビットマップ印
刷データと比べて相当により少ないメモリ・スペースを
占有することになる。勿論、これらボイドは考慮されな
ければならず、これは、各スワス毎に印刷されるべき各
領域の開始及び終了のスライスに対応する「ポインタ」
変数を作成することによって達成される。この圧縮デー
タはプリンタの印刷エンジンに最終的には送られて、印
刷媒体(例えばペーパ)に物理的に印刷されるべき各領
域毎に、これらスライス用のビットマップ印刷データが
印刷エンジンに対して引き続き送られることによって、
ノズル(即ち、インクジェット・プリンタの場合)はそ
れらが要求するディジタルのオン−オフ・データを受信
して、それらノズルを対して、インク・ドロップを印刷
媒体にいつ放出すべきかについて適切に指示する。
【0019】印刷ヘッドが印刷キャリア・ドライブによ
って各領域を横切るにつれて、該印刷ヘッドは領域の端
部に最終的には到達し、その時点で印刷ヘッドは、今印
刷されたこの領域と、このスワス内のボイドの向こう側
においての印刷されるべき次ぎの領域との間の該ボイド
を通過し始めると、ターン・オフ又は「ディスエーブ
ル」される。印刷ヘッドは、印刷媒体上に実際に印刷さ
れるべきペルを含む次の領域の印刷されるべき第1スラ
イスに到達するまでディスエーブルに留まる。この時点
で、印刷ヘッドは再度「イネーブル」又はターン・オン
され、印刷媒体にインクを放出するように(インクジェ
ット・プリンタの場合)ビットマップ印刷データを受信
する。単一スワス内の領域及び隣接ボイドの数は、スワ
ス全体の最左翼スライスと最右翼スライスとの間のスラ
イス数、1つのボイドと称される最小数の連続的なブラ
ンク・スライスを決定する閾値、キャリア・ドライブに
よって駆動される印刷ヘッドの横切り速度、印刷ヘッド
を制御するASIC又は他の処理装置の発火論理用の同
様の応答時間を含む印刷ヘッドのオン応答時間及びオフ
応答時間によってだけ制限される。
【0020】本発明の長所は、印刷ヘッドが、印刷され
る必要が全くないボイドを通過する際により高速で移動
できる能力を有すればなお一層増大される。この場合、
閾値は印刷ヘッドによるそうした高速移動のために増大
される。
【0021】ビットマップ印刷データ用の圧縮プロセス
はホストコンピュータ内か或いはプリンタ自体内かの何
れかで生じ得る。もし圧縮処置がホストコンピュータで
生ずれば、プリンタのメモリ容量全体が、さもなくば印
刷データの単一ページのみを含み得る(多くの場合)メ
モリ・スペース内に、1ページの情報以上を記憶する能
力を有することによってより良好に利用され得る。ホス
トコンピュータからプリンタへ転送されるデータ量は、
高級言語データ・ファイルの転送と比べて、圧縮ビット
マップ印刷データを転送する際により大きくなるであろ
うが、インクジェット・プリンタの場合、スループット
に関しての損失は何等なく、その理由は、所与のページ
上に印刷されるべき各スワスを横切る印刷ヘッド用の物
理的な時間量が、少なくとも、これらスワスの各々のた
めの圧縮データをホストコンピュータからプリンタへダ
ウンロードするために要求される時間の長さとなる可能
性があるからである。
【0022】本発明の印刷データ圧縮方法は、先ず、特
定のスワス・サイズ(そのスワスに対する印刷データの
幅に応じて変動する)のための最大可能な領域数を、各
スワス用に分析するものであり、これは、主に、ボイド
として評価される連続的なブランク・スライスの最小数
を表す閾値によって決定される。ひとたびこれが決定さ
れれば、印刷されるべきデータの第1領域が、その閾値
に等しいか或いは該閾値を越えるに充分な連続的ブラン
ク・スライスに出会う点を決定することによって分析さ
れる。これが見出されれば、第1領域の端部は、次ぎの
ボイドに到達するちょうど前に実際に印刷されることに
なる少なくとも1つのペルを含むそのスライスとして指
定される。これが生ずると、2つの変数が作り出され
て、この領域の開始スライス箇所とその領域の(各スラ
イス内の)長さとを表す。これら2つの変数は、最終的
には、実際のビットマップ・データが印刷用の印刷ヘッ
ドへ提供されているのと同時に印刷エンジンへ進められ
る。
【0023】印刷されるべき第1スライスは、印刷ヘッ
ドの水平配置がその領域に対する開始スライス箇所に一
致するまでは該印刷ヘッドへ転送されない。それが生じ
た後、印刷ヘッドはその領域に対するビットマップ印刷
データに従って印刷を始め、その領域に対するスライス
数が全てアカウントされると、印刷ヘッドはターンオフ
又はディスエーブルに為される。プリンタに依存して、
印刷ヘッドはその通常の印刷速度と同一の速度でボイド
を横切ることができるか、或いは次の領域に近づくまで
そのボイド内で速度を増大することができる。次の領域
に近づくと、第1領域を印刷したときと同等な動作が生
じて、印刷ヘッドがその第1スライスの物理的箇所に到
達するとともに、この次の領域の第1スライスに対する
データを受け取る。印刷ヘッドが再度イネーブルに為さ
れた後、この領域に対する最後のスライスに到達するま
でこの領域に対するビットマップ印刷データによって指
定された複数のペルを印刷する。印刷ヘッドのこのター
ンオン及びターンオフは、スワスの最も右側のスライス
に到着するまで、即ち印刷ヘッドは次のスワスに割り出
されることになる時点まで(即ち、これは典型的にはペ
ーパ駆動モータを用いることによって生ずる)、そのス
ワスの各領域を通過しながら継続される。
【0024】本発明の主要効果は、より小さなビットマ
ップ印刷データ・ファイルが印刷されるべき特定のペー
ジに対する全ビットマップを画成でき、圧縮又は短縮さ
れた後、このデータは如何なるタイプの圧縮(短縮)解
除動作をも実際には経ることがなく、その理由は各領域
のビットマップに対する実際の印刷データが如何様にも
変換されないからである。圧縮データ・ファイルを印刷
するに要求される情報全体に対する唯一の変化は、ある
種のポインタ変数を各スワスにおける複数領域の各々の
開始箇所及び終了箇所との接触を保つべく記憶される必
要があることである。これは、例えば印刷画像テーブル
内或いはフォントROM内のメモリ・スペースを節約す
べくデータを先ず「圧縮」する多くの従来システムとは
全く異なる。この圧縮されたデータは、後に、圧縮解除
する必要があり、それはプリンタ内で実行されなければ
ならない余計な動作であるので、そのプリンタの可能な
スループットを低減するものである。
【0025】本発明の更なる他の目的は、この発明を実
行するために意図された最良の形態の内の1つで発明の
好適実施例が記載され且つ図示された以下の記載及び図
面から、当業者には明らかとなるであろう。ご理解頂け
るように、本発明は他の異なる実施例を許容でき、その
幾つかの詳細は、本発明から逸脱することなしに、種々
の自明な局面全てにおける変更を許容できる。従って、
図面及び記載は当然例示的なものであり、限定的に見な
されるべきではない。
【0026】
【実施例】次に、本発明の好ましい実施形態を詳細に参
照する。その一例を、各図面を通じて同様の番号が同じ
要素を指示する添付の図面に示す。
【0027】次に図面を参照すると、図1は通信ケーブ
ル24を介してインクジェット・プリンタ30に接続さ
れたホスト・コンピュータすなわちホストPC10を含
む印刷システムを示す図である。ホスト・コンピュータ
10は、通常はマイクロプロセッサ12、読取り専用メ
モリ(ROM)14、ランダム・アクセス・メモリ(R
AM)16、並びに何らかのタイプの入出力ポート18
を含むことになる。これらの様々な基本的な構造エレメ
ントは、アドレス・バス20及びデータ・バス22によ
って互いに接続される。多くの適用分野で、ホスト・コ
ンピュータは印刷すべきデータ・ファイルを作成する何
らかのタイプのワード・プロセッシング・プログラムを
含むことになる。これらのデータ・ファイルは、Pos
tScriptフォーマットなどの高級言語(HLL)
フォーマット又はPCLなどの異なる高級言語のいずれ
かでプリンタに転送することができる、あるいはこのデ
ータは、プリンタ30が直接作用することができる「ビ
ットマップ」フォーマットで転送することもできる。別
法として、ホスト・コンピュータ10は、ネットワーク
・システム(ローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)など)中のその他のコンピュータからデータ・ファ
イルを受け入れることができる、又はそれ自体がデータ
・ファイルを(例えばワード・プロセッサ・プログラム
を使用して)作成し、一時的に記憶し、次いでこのよう
なデータ・ファイルを必要に応じてプリンタ30に転送
することができるハード・ディスク・ドライブ(図示せ
ず)などの大規模不揮発性データ記憶装置を含む、ネッ
トワーク・サーバにすることもできる。
【0028】インクジェット・プリンタ30もまた、マ
イクロプロセッサ32、ROM34、RAM36、並び
にアドレス・バス40及びデータ・バス42を含む。プ
リンタ30はまた、ホスト・コンピュータから受信した
印刷データを印刷するまで処理するのに不可欠な特殊機
能ASIC(特定用途向け集積回路)38も含む。通信
リンク24は入出力ポート44に接続される。これは、
両方向受信能力を有する並列通信ポートを含むことが好
ましい。I/Oポート44は入力バッファ46に接続さ
れ、これはさらに入力バッファ46からの着信印刷デー
タをASIC38に通信するデータ・バス48に接続さ
れる。
【0029】ASIC38による印刷データの処理は、
根本的にはマイクロプロセッサ32上で動作するコンピ
ュータ・プログラムによって制御される。いくつかのプ
リンタでは、着信印刷ジョブ・データが高級言語(PC
Lなど)のそれであり、印刷エンジンにさらに転送され
る前にラスタ画像処理(RIP)段階を受けなければな
らない。このような状況では、マイクロプロセッサ32
はRIPを制御することになり、高級言語の印刷ジョブ
・データを一時的にRAM36の一部分に記憶しなが
ら、RIPによってビットマップ・フォーマットで作成
された副産物もやはりRAM36の別の一部分に記憶す
ることになる。このビットマップ・データは最終的にA
SIC38を介して印刷エンジンに転送されることにな
る。印刷ジョブ・データがビットマップ・フォーマット
でホスト・コンピュータ10から到着する場合には、そ
のデータ転送が所与の時間に起こるようにプリンタ30
の全ての構成部品が備えているものと想定して、印刷デ
ータをASIC38を介して入力バッファ46から直接
印刷エンジン70に転送することができることもある。
通常の環境では、印刷エンジンはI/Oポート44に着
信する転送データについていくことができず、したがっ
てこのデータは、ASIC38を介してRAM36に送
り、印刷エンジンがさらにデータを受け入れる準備が整
うまで一時的に記憶しなければならない。
【0030】図1では、印刷エンジンは指標番号70で
概略的に示し、印刷ヘッド72、用紙モータ・ドライブ
回路80、並びにキャリア・モータ・ドライブ回路82
を含む。印刷エンジン70のこれらの主な構成部品は、
印刷ヘッド72に関しては制御バス74、データ・バス
76、並びにアドレス・バス78によって転送される様
々な電気信号を介して、ASIC38によって制御され
る。好ましいインクジェット・プリンタ30では、印刷
ヘッド72は実際には、2列の別々のインク噴射ノズル
の列を含み(したがって共通のキャリア上に取り付けら
れた2つの別々の印刷ヘッドと本質的には同等であ
る)、したがって制御バス74は2セットのヒータ・ラ
イン及び2つの別々のイネーブル・ライン、ならびに共
通の電源ラインのセットを含むことになる。用紙モータ
・ドライブ80はステッパ・モータ・ドライブであり、
キャリア・モータ・ドライバ82はDCモータ・ドライ
ブであることが好ましい。ドライバ80及び82は、A
SIC38から得られるさらに別の信号である、それぞ
れ対応する信号線84及び86によって制御される。
【0031】プリンタ30はまた、指標番号60で示す
「制御パネル」も含むことが好ましい。制御パネル60
は一般に、プリンタ30の前面でユーザがアクセスする
ことができる様々なスイッチ及びランプを表す。これら
のスイッチ及びランプはI/Oライン62のセットによ
ってASIC38と通信する。
【0032】プリンタ30の印刷ヘッドを水平方向に移
動させるキャリア(図示せず)の物理的位置は、指標番
号52で概略的に図1に示すエンコーダによって検出さ
れる。エンコーダ52は、ワイヤ54によってエンコー
ダ回路50に伝送される直角信号を作成する。このエン
コーダ回路はこれらの直角信号を決定し、さらに導体5
6に沿ってASIC38にこれらを伝送する。これらの
信号を介して、印刷ヘッドの精密な位置が、プリンタ3
0の水平方向の解像度によって300分の1インチ又は
600分の1インチの範囲内で常に分かる。この情報は
キャリア・モータ・ドライブ82の制御だけでなく、印
刷ヘッド72中のインク・ノズルのオン及びオフ始動の
制御にも使用される。
【0033】米国ケンタッキー、レキシントンにおけ
る、レックスマーク・インターナショナル・インコーポ
レーテッド製のLexmarkTM7000 Colo
r JetprinterTMなどの好ましいプリンタ
では、ホスト・コンピュータから到着する印刷ジョブ情
報は既にビットマップ・フォーマットであることにな
る。元のデータ・ファイルは、それがワード・プロセッ
シング文字ファイルであってもPostScript又
はPCL中の何らかのタイプの図形データ・ファイルで
あっても、ホスト・コンピュータ中で特定タイプのプリ
ンタで使用される特殊「ドライバ」プログラムによって
RIPされ、その結果生じたビットマップはI/Oポー
ト18から出力され、次いで通信チャネル24を介して
プリンタ30上の対応するI/Oポート44に通信され
ることになる。上記に関係して、従来のプリンタでは、
このビットマップ情報は、印刷ジョブの表現を分与する
紙のシート全体と基本的に同じ大きさである大きな長方
形アレイの画素を含むことができるので都合がよい。概
して、印刷ジョブ・データは入力バッファ46からAS
IC38を介してRAM36に転送され、一時的に記憶
される。印刷ヘッド72が適当な位置にあるときには、
ASIC38の「発火論理」がオンになり、インク・ド
ットが印刷ヘッド72のノズルから、画像表現をその上
に配置する紙又はその他の印刷媒体上に放出されること
になる。ASIC38はオンになると、印刷データ、及
び印刷ヘッド72が印刷しようとする現在のスワスにつ
いての「印刷開始位置」(すなわちスライス位置)が入
っているRAM36中の先頭のアドレスのメモリ・アド
レスをASIC38に提供するRAM36の別のテーブ
ルに記憶した情報を使用して、RAM36からのDMA
(直接メモリ・アクセス)によって印刷データを把持す
る。ASIC38は、印刷開始位置と、エンコーダ回路
50によって提供される印刷ヘッド72の実際の現在位
置である現在のキャリア位置とを比較する。この比較が
真になった後(以下にさらに詳細に参照)、印刷エンジ
ン70は印刷ヘッド72の印刷ノズルを通して紙又はそ
の他の印刷媒体上にインクを流すプロセスを開始するこ
とになる。
【0034】印刷ヘッド72がオフになる、すなわち画
素が印刷媒体上に配置されないときには、ASIC38
中の発火論理は次の印刷動作によって必要とされるまで
遮断されることが好ましい。このことについて以下にさ
らに詳細に記載する。
【0035】図2で、指標番号100はホスト・コンピ
ュータ10のRAM16又はプリンタ30のRAM36
のいずれかに見られるメモリ・エレメントの図形表現を
示す。「ブロック」100中の各長方形はデータ・ワー
ドを表し、これらは16ビットの2進情報を表す。図2
の概略ブロック102に見られるように、「W1」で明
示される最初のワードは「b1」乃至「b16」で明示
される16ビットを表す。
【0036】メモリ位置及びメモリ位置に記憶される2
進情報は、図2の一部分の番号100及び102に示す
方法と同様の方法で表すのが普通である。換言すれば、
一連の2進データがそれ自体を通信ポート、又はRAM
チップ、ハード・ディスク・ドライブ、アドレス・バス
や、データ・バスなどの何らかのタイプのメモリ装置に
与える場合には、この情報は通常はバイト又はワードに
グループ化される一連の2進又は16進数字のいずれか
で表すのが普通である。これらのバイト又はワードは、
次いで通常は2進又は16進数字がそのページのライン
の末端に到達するまで印刷ページを水平方向に横切って
(このような情報をプリントアウト又はモニタ画面上で
見た場合)グループ化され、その後任意の後続の2進又
は16進データが次のラインに進み、左側のボーダに沿
って開始して右側のボーダに向かって続行する。しか
し、インクジェット・プリンタ、あるいは最終的に何ら
かのタイプの印刷媒体にドットを作成することになる何
らかのタイプの発光ダイオード又はその他の変換装置の
アレイを使用するその他のプリンタで、このような2進
又は16進データを使用する場合には、通常は印刷ジョ
ブ情報を90°回転させ(「デルタ回転」と呼ばれ
る)、メモリに記憶すべき連続的なデータ流が、印刷す
べき画像の何らかのタイプの水平方向表現ではなく垂直
方向の情報を表すようにする。換言すれば、指標番号1
00に示す2進データの最上行に見られる連続的な2進
情報は、回転されて図2の下側に図示するスワス105
の「スライス1」となる。
【0037】1/300インチだけ間隔をあけた(した
がって300dpiの解像度を提供する)104個の垂
直方向ノズルを含む印刷ヘッドを使用する例示的な例で
は、データのスワスは、そのスワスについての単一のス
ライス全体の全ての画素を画定するために少なくとも1
04個の2進ビット・データを必要とすることになる。
それぞれ16ビットのサイズであるデータ・ワードを使
用する場合、各スライスはこのようなデータ・ワードを
6.5個必要とし、これが16×6.5=104個のデ
ータ・ビットを生成してその特定のスライスについての
同じ104個の画素を表すことになる。スライス1につ
いて、これらのワードは記号W1,W2,W3,W4,
W5,W6,W7で表される。
【0038】最新のマイクロプロセッサは少なくとも1
6ビット幅のレジスタを有するので、ワードの一部分だ
けでなく16ビット幅のデータ・ワード全体を使用する
コンピュータ・プログラムを書き込むことが容易にな
り、したがって、7番目のワードW7の最後の8ビット
をその他の何らかの記憶のために「節約」するよりも、
7個のワードの全体を使用してスライス1を表現するこ
とが好ましい。したがって、指標番号108で明示する
7番目のデータ・ワードは、スライス1の一部分を表現
するために完全に使用されることになり、指標番号10
6で明示されるその最後の8ビットは、任意タイプのビ
ットマップ印刷データを表現する範囲では、基本的にメ
モリ中の浪費スペースとなることになる。もちろん、コ
ンピュータのプログラマは、各スライスについての7番
目のデータ・ワードの最後の8ビットを誤り検査などそ
の他の何らかの目的のために使用するようにすることも
あるが、その場合にはコンピュータ・プログラムが複雑
になり、プリンタ30の処理速度が遅くなる。これは主
に、印刷ヘッド72が活動化されている間にマイクロプ
ロセッサ32及びASIC38がさらに良好に使用され
て迅速かつ効率的にデータを印刷エンジン70に転送す
る時に、これらの構成部品が、これらの8データ・ビッ
トを使用してその他の動作を実行することが必要となる
ためである。
【0039】図2から分かるように、スライス2はW8
乃至W14で明示される7個の追加データ・ワードを含
み、W14の最後の8データ・ビットは、この印刷ジョ
ブの最終的な印刷表現に使用する任意の画素2進データ
を含むために使用されない。追加スライスのそれぞれも
また同じタイプのフォーマットの7個のデータ・ワード
を含む。スワス105は8インチ幅の表現(水平方向に
300dpiで)を表し、したがって2400個のスラ
イスを含む。図2から分かるように、スライス2400
はW16794乃至W16800で明示される7個のデ
ータ・ワードを含む。前記と同様に、これらのデータ・
ワードのそれぞれは、この場合では印刷ヘッド上の16
個の垂直方向ノズル位置を表す16ビットを含み、最後
のワードW16800だけが、その最初の8ビットの情
報を使用し(すなわち最後の8個のノズルを制御するた
めに)、このスワス105の印刷表現を作成する助けと
なる。
【0040】図3で、印刷ページの一部分を指標番号1
20で明示する。本発明の重要な態様を図示するため
に、単一画素幅のラインをページ120に印刷するもの
と想定し、指標番号130で明示するこの単一画素幅の
ラインは、垂直方向セグメント132、水平方向セグメ
ント134、並びにもう1つの垂直方向セグメント13
6の3つの別々のセグメントを含むものとする。この図
示の目的のために、セグメント134の長さは8インチ
であり、図3に示す寸法「B」と等価であると想定す
る。ページ120の幅は8.5インチであるとし、した
がって寸法「A」は0.25インチに等しく、寸法
「C」も同様に0.25インチに等しい。ページ120
の最も左の縁部は指標番号122で、最も右の縁部は指
標番号126で、最も上の縁部は指標番号124で、遮
断縁部は指標番号128で明示される。
【0041】指標番号140で明示される2つの平行な
水平方向のラインの間の水平方向の間隔は、ページ12
0に分与された印刷データのスワスを明示する。上記の
例では、300dpiの解像度で104個のノズルのア
レイを有する印刷ヘッドを使用すると、スワス140の
幅(又は高さ)は約1/3インチになることになる。図
3から分かるように、スワス140のみが2つのスライ
ス位置、すなわちスライス位置142及びスライス位置
144で印刷することを必要とする。円150における
左側のスライス142の詳細を、図4に見られる拡大図
に与える。図4では、ライン・セグメント132が、ペ
ージ120を横切って垂直方向に走る印刷画素の単一ス
ライス幅のラインを表すことが分かる。ライン・セグメ
ント142は、スライス140内に含まれる画素のスラ
イスを表し、このライン・セグメント142はライン・
セグメント132のサブセットである。この図示を分か
りやすくするために、図4ではこのスライスの104個
の全ての画素を個別に描写しているわけではないことが
理解されるであろう。
【0042】従来の多くのインクジェット・プリンタで
は、スワス140全体が8.5インチ幅のスライスのセ
ットにRIPされ、図3に見られる画像を形成すること
はない。その代わりに、最も左のスライス(すなわちス
ライス142)及び最も右のスライス(すなわちスライ
ス144)を決定し、そのページのスワス140の範囲
内の最も左のスライス142より左側の全ての領域を無
視し、そのページのスワス140の範囲内の最も右のス
ライス144より右側の全ての領域も無視することにな
る。しかしながら、従来のプリンタにおいて、最も左の
スライス142と最も右のスライス144との間のそれ
ら自体を含めた複数のスライスの全ては、このスワス1
40に対する2つの垂直方向ライン・セグメント142
及び144を印刷すべく印刷エンジンへ転送される。換
言すれば、この例の300dpiで2400個のスライ
スを数える8インチに値する複数のスライスが要求され
て、たった2つのスライスを印刷すべく印刷画像に対し
て提示される。Nagata特許(米国特許第5,23
7,645号)は初期的に「空のブロック」を無視する
一方、それにもかかわらず、印刷エンジンへデータ送信
する前に、そうした空ブロックを完全に満たしている。
このNagata方法は図3及び図4の例で使用される
と相当なメモリを節約可能であるが、その節約は印刷エ
ンジン自体の動作に対しては変換されていない。
【0043】本発明においては、以下により詳細に記載
されるように、スライス142の左側とスライス144
の右側に対するスワス140内のページ部分ばかりでは
なく、これらスライス142及び144の間のスワス1
40の符号146で指定されると共に寸法「B」と同一
サイズを有する部分全体も、本質的には、メモリ記憶に
関する限りそして印刷ヘッド動作に関しての双方におい
て無視される。実際上、印刷スワス140に対して印刷
ヘッド72はスライス142にまたがって単に位置決め
される必要があり、次いで複数のブラック・ドットから
成るその行を噴出して印刷ページ120のその箇所に必
要な複数ペルから成る垂直方向列を作成し、次いで最も
右側スライス144までにわたって割り出されこれら複
数ペルを表現すべく複数のブラック・ドットから成る他
のセットを同じように印刷する。しかしながら現実に
は、典型的な印刷ヘッドは複数ノズルから成る完全に垂
直なアレイを有することがないが、その代わりに、これ
らノズルは幾分オフセットしたパターンを有して、それ
らが対角線状に配置されている。それ故に、スライス1
42での複数ペルから成る完全な垂直方向行を印刷する
ために、印刷ヘッド72は短い水平距離を物理的に移動
する必要があって、そのオフセット・パターン・ノズル
の各々がペーパ上のスライス142で表される水平方向
箇所にわたって移動する機会を有する。それを為すべ
く、スライス142の左側及び右側の両方に「パディン
グ(詰め込み)」を追加して、印刷ヘッド72の移動が
その必要とされる水平方向位置の全てに亙って制御され
得るように為して、ノズル各々がスライス142に沿っ
た適切な垂直方向箇所に印刷できるように為す。
【0044】現在の技術を用いると、このパディングは
20個のスライスという最小限のサイズを有することが
好ましく、これらはスライス142の左側の複数スライ
ス152とスライス142の右側の複数スライス154
とで表される。図4に示されるように、最も左側のパデ
ィング・スライスは指標番号156で指定され、最も右
側のスライスは指標番号158によって指定されてい
る。勿論、ご理解頂けるように、これらパディング・ス
ライス152或いは154の何れにも印刷ペルが何等配
置されず、またこれらスライスは、ページ120に対す
るインク噴射時に必要されるノズル各々がその正しい箇
所に到達することができるように小さな水平移行を行う
一方、高解像度ノズル・アレイが印刷されるスライス1
42作成に必要なドットの全てをうまく印刷することを
可能とすべく単に画成されている。
【0045】図5(A)、図5(B)、並びに図5
(C)に説明される短縮(又は圧縮)方法を用いること
によって、図3の例が、スワス140内のスライス数を
2400からたった2つに低減することによる極端に高
度のデータ短縮(圧縮)比を提供することが理解される
であろう。勿論、この比率は(そうした印刷ヘッドにお
いては典型的であるように)完全に垂直ではないノズル
・アレイを有する印刷ヘッド用に一般に要求されるよう
なパディングを無視している。その要求されたパディン
グ152及び154の場合でさえ、本発明は2400ス
ライスからたった40個のスライスまでの相当高度な短
縮比を依然として達成するものであり、これは60対1
(60:1)の短縮(圧縮)比である。これは、240
0個のスワス内のスライス合計数を、左側ライン・セグ
メント132及び右側ライン・セグメント136双方で
の2つのパディング群内におけるスライス合計数(ライ
ン・セグメント当たり20個)で割ったものに基づく。
勿論、これは極端な例であるが、本発明の有益な効果を
視覚化する助けを為すに有効である。
【0046】本発明の有益性はより詳細には図5
(A)、図5(B)、並びに図5(C)に図示されてい
る。これらの例の全ては、本発明方法を用いてのデータ
操作を議論する一方で、説明の簡略化の目的でパディン
グの必要性を無視している。図5(A)上には、原ビッ
トマップのフォーマットでのデータから成るスワス20
0を表現する矩形が示されている。この例において、ス
ワス20の垂直方向幅(又は高さ)はたった10個のペ
ルである。最も左側のスライスは指標番号202で指定
され、最も右側のスライスは指標番号204で指定され
ている。左側から右側へ移動する際、印刷されるべき初
期ビット・パターン指標番号206で指定され、このビ
ット・パターンは、印刷されるべき他の全ての同様ビッ
ト・パターンのグループ分けのように「領域」と呼称さ
れる(即ち、こうした領域は非ブランク・スライスを含
む)。左側から右側へ行くに従って、領域206の後の
第1のスライスは、次ぎの連なる幾つかのスライスのよ
うに、印刷されるべきペルが空っぽであり、これは指標
番号208で指定される「ボイド又は空虚」と云われる
連続的な複数のブランク・スライスから成る十分大きな
グループ分けである。連続的なブランク・スライスの各
セットが全て「ボイド」として考慮されるわけではな
く、この用語はそうしたブランク・スライスが所定の閾
量を越えている連続的ブランク・スライスから成る充分
に大きな領域に対してのみ確保存されている。図5
(A)に提示される例において、この閾の値は10と同
等になるように選択されており、故にボイド208は1
7個の連続的なブランク・スライスを含んで、確かに1
0のその閾値を越えている。
【0047】ボイド208全体を通過後、印刷されるべ
きビットの第2グループに遭遇し、それが指標番号21
0によって指定されている。これらペルがスワス200
内で印刷された後、連続的なブランク・スライスから成
る他のグループに遭遇し、指標番号212で指定されて
いる。「グループ分け」212内の連続的なブランク・
スライスの数は10の閾値より小さいので、このグルー
プ212はボイドとして評価されない。グループ212
を通過後、指標番号214で指定されている印刷される
べきペルを含む他の一連の印刷データに遭遇する。この
ようにして、2つのボイド208及び216の間に1つ
の「領域」が形成され、この領域が印刷グループ21
0、ブランクのグループ212、並びに印刷グループ2
14を含む。
【0048】スワス200を右側へ続けていくと、ボイ
ド216に遭遇し、これは10の閾値よりも大きな多数
の連続的ブランク・スライスを含む。このボイド216
を通過後、指標番号218で指定される印刷されるべき
ペルを含む印刷データの他のセットに遭遇する。図5
(A)から判別されるように、印刷グループ218は最
も右側のスライス204を含み、それ故にシステムはこ
のスワス200の検査を終了する。
【0049】本発明の原理を用いて、スワス200内に
含まれる原ビットマップ・データは、印刷されるべき複
数ペルを有するスライスを主に含む情報のスワスに短縮
又は圧縮される。これはスワス200内に存するボイド
を削除することによって為される。その結果としては図
5(B)に示されるようなスワス220であり、その内
において印刷グループ206は印刷グループ210のス
ライスに直に突き当たっている。容易に判別されるよう
に、スワス200におけるボイド208内に含まれるブ
ランク・データはスワス220内では削除されており、
それ故に、印刷データ・グループ206の最も右側のス
ライスは印刷データ・グループ210の最も左側のスラ
イスに隣接して配置されている(メモリ内において)。
理解して頂けるように、スワス200又はスワス220
の各スライスはこの例において10個のデータ・ビット
又はペルを含み、それを16ビットを含む単一データ・
ワードによって示すことができる。104個のペルを含
む一スライスを用いる実際の適用において、7個のデー
タ・ワードが要求されて、その数のペルを表すために充
分な数のビットを記憶する。
【0050】スライスのサイズにかかわりなく、(即
ち、特定のスライス内に含まれペル数又はビット数)、
各個別スライス用のデータはそれらの始めのメモリ箇所
との接触を保つことによってメモリ内を次々に移動可能
であり、これは典型的には「スライス・ポインタ」の使
用によってコンピュータ・プログラム内で行われる。更
に理解して頂けるように、コンピュータ・プログラムは
該コンピュータ・プログラム内の適切なコマンドを用い
ることによって単一スライス・ポインタをインクリメン
ト或いはデクリメントすることができ、垂直方向スライ
スのサイズに依存して、1個のスライス・ポインタをイ
ンクリメントすることは、実際には、2個以上のデータ
・ワードをインクリメントし得ることである。例えば、
図2において、もしスライス・ポインタがスライス2の
第1ビットを示せば、スライス3を指定する適切なメモ
リ箇所に到達する前に7個のワード(又は7ワード)を
インクリメントしなければならないだろう。
【0051】ブランク・グループ212はスワス220
内に依然として残存しており、その理由は、それがボイ
ドとして考慮されるには充分に大きくないからである。
それ故に、印刷データ・グループ210の最も右側スラ
イスは印刷グループ214の最も左側スライスと当接し
ない。しかしながら、スワス220内において、印刷グ
ループ214の最も右側スライスは印刷グループ218
の最も左側スライスと当接しており、それによってこの
スワス内において連続的なブランク・スライスのための
スペースを何等浪費しない。
【0052】本発明に従えば、印刷グループ218の最
も右側スライスは、原スワス200全体を画成するため
に要求されるメモリの最終区域である。指標番号222
によって指定されるように非常に大量のメモリ・スペー
スがそれ故に節約され、その節約分がこの印刷ジョブの
一部となる他のスワスからの印刷データ・グループを記
憶すべく使用可能である。勿論、理解して頂けるよう
に、原スワス200内に原ボイド208及び216が存
在していたという事実を単に無視できない。スワス20
0内に元々見出されていた各領域の始めと終わりとのス
ライス箇所は別個のメモリ・テーブルに記憶させられ、
この情報が適切時に印刷開始及び印刷停止を為すための
コマンドを発行すべく使用される。ビットマップ・デー
タを短縮(圧縮)するこの方法がホストコンピュータで
実行されるか、或いはプリンタ自体内で実行されるかに
依存して、短縮ビットマップ・データとそれと関連され
る開始印刷及び停止印刷のコマンドが記憶されるスライ
ス箇所のテーブルは、ホストコンピュータ10内のRA
M16等のホストPCにおけるRAM内に存するか、或
いはプリンタ30のRAM36等のプリンタにおけるR
AM内に存する。これら2つのオプションに係わる方法
論は、特に図9及び図10に関連させて以下により完全
に議論される。
【0053】短縮ビットマップ・データは、明らかに、
未短縮の原ビットマップ・データよりも非常に小さいメ
モリ領域内に嵌合することができ、本質的には、単一ペ
ージのデータのみを記憶するように元々は設計されてい
た画像メモリ・テーブル内にビットマップ・データの1
つの「ページ」分以上を記憶させることができる。勿
論、この短縮データは、追って、印刷前の「短縮解除」
を為す必要があり、その結果が図5(C)に示されるよ
うなスワス230である。プリンタはスワス200とし
て図5(A)に示される元々のスワスの印刷の用意がで
きると、先ず最も左側スライス202の水平箇所を見出
す。その箇所202に対する印刷ヘッドの割り出しの
後、プリンタは次ぎの2つの事柄を実行する。即ち、図
5(C)において指標番号232によって指定された箇
所で生ずる「開始印刷」コマンドを先ず発する。そうす
ることによって、ASIC38の発火論理をイネーブル
(又は「ターンオン」)に為し、メモリからビットマッ
プ・データを読取って領域206の印刷データを獲得す
ることができる。これまでRAM36は、データ短縮手
続きがホストPCで或いはプリンタ自体内で行われてい
ようがなかろうが、印刷データ・グループ206を記憶
している。印刷ヘッド72がその印刷開始位置232に
割り出されると、最も左側スライス202でのペルの印
刷を始める。適切なペルが領域206用のビットマップ
・データに従って印刷され、そのグループの最後で、印
刷停止コマンドが、指標番号234に指定される箇所で
ASIC38に対して発せられる。
【0054】ひとたび、印刷ヘッド72が指標番号23
4での印刷停止コマンド位置に到達すると、ASIC3
8の発火論理はターンオフ(即ち、ディスエーブル)さ
れる一方で、印刷ヘッド72はボイド208をまたがる
ように横切る。エンコーダ回路50の使用によって、プ
リンタ30は印刷ヘッド72が印刷データ・グループ2
10の最も左側スライスで次の領域に到達したときに再
度印刷を開始しなければならいことを知る。それ故に、
印刷を始めるべき所望のポインタ(即ち、スライス箇
所)が実際の印刷ヘッド位置と比較されて、ASIC3
8の発火論理が再度イネーブルに為されるべき時を決定
する。これらの論理手続きは、図7及び図8に設けられ
たフローチャートに関連させて以下により詳細に説明さ
れる。
【0055】印刷ヘッド72が印刷データ・グループ2
10の最も左側スライスに到達したことをエンコーダ回
路50が示すと、他の印刷開始コマンドが指標番号23
6で付与され、ASIC38の発火論理を再度イネーブ
ルに為す。図5(C)に示されるように、ASIC38
は指標番号238の次の印刷停止コマンドに到達するま
でイネーブルのままである。印刷開始コマンド位置24
6から印刷停止コマンド位置238までの印刷ヘッド7
2の水平移動中、該印刷ヘッドは印刷データ・グループ
210のためのペルを印刷し、次いでブランク・グルー
プ212での次の4つのスライスのためのペルを印刷せ
ず、それから、印刷データ・グループ214のためのペ
ルを再度印刷することになる。
【0056】この例は本発明に係わる用語「領域」の定
義を明確に示しており、印刷データ・グループ210及
び214の双方は2つ以上のブランク・スライスでそれ
が分離されていても同一領域の一部である。勿論、この
理由は、(原ブランク・グループ212の)連続的ブラ
ンク・スライスの数が10個のスライスとしての閾値よ
りも小さいからである。それ故に、印刷ヘッド72がこ
の領域を通過する際、該印刷ヘッドには、ASIC38
から「印刷データ」としての印刷データ・グループ21
0及び214に関して置かれるペルの全てが供給される
ばかりではなく、これら2つの印刷グループの間のブラ
ンク・グループ212のブランク・スライスのためのペ
ルをも供給されることになる。勿論、ブランク・スライ
スが実際には印刷媒体上に印刷されないが、印刷ヘッド
72に関する限りは、それらのブランク・スライスが、
印刷ヘッド72の移動を制御すべくデータ転送動作が要
求され且つコマンドがASIC38から転送されている
間、事実上、印刷中となる。
【0057】印刷ヘッド72が印刷停止コマンド位置2
38を通過した後、ASIC38は再度ターンオフして
指標番号216の次のボイドをわたって進む。エンコー
ダ回路50は、再度、実際の印刷ヘッド箇所と接触を保
ち、その箇所が領域218の最も左側スライスになる
と、240の箇所で印刷開始コマンドが発せられる。再
度、ASIC38の発火論理がターンオンとなり、印刷
データを印刷ヘッド72へ転送して、領域218のビッ
トマップ印刷データに従ってペル・パターンを置く。領
域218の最も右側スライスのところで、指標番号24
2で印刷停止コマンドが付与され、ASIC38の発火
論理が再度ターンオフされる。こうして、たまたま、印
刷データ・グループ218の最も右側スライスがスワス
230の最も右側スライスと同等であることが生ずる
と、このスワス上に更に印刷されるペルがないことにな
る。それ故に、印刷ヘッド72はこのページにおいて印
刷されるべき次のスワスに割り出される。
【0058】図6は、本発明に従って、画像メモリ・ス
ペース節約に用いられる「ボイド(空虚)」として指定
され得るブランク・スペースのタイプに関しての現実世
界での例を提供している。図6は、それぞれの高さが約
1/3インチである複数のスワスに副次的に分割された
米国特許のフロントページの部分的解釈を提供する。水
平方向及び垂直方法の双方において300dpiの解像
度を仮定すると共に、閾値が100に等しいことを仮定
すると、最小となる可能性あるボイド・サイズは水平方
向の距離で1/3インチとなるであろう。この事実を考
慮して、このセットのパラメータを具備する最小となる
可能性あるボイドは、1/3インチ×1/3インチの概
略正方形となるであろう。そうした正方形が指標番号2
56で示され、該領域をより容易に示すべくハッチング
も施されている。図6におけるその他のボイドもハッチ
ングが施されており、このページの上部から3番目のス
ワス内にはボイド250及び252が含まれる。
【0059】もし閾値が充分に減ぜられれば、指標番号
254でのクロスハッチング又は交差ハッチングを施さ
れた矩形によって示されるような他のボイド領域があり
得る。図6で容易に判別されるように、矩形254は1
00の閾値に充分なスライス数を含むに必要とされる幅
の1/2以下であり、それ故に、この解像度で50より
小さな数まで閾値が低減されなければボイドとして見な
されない。
【0060】ボイドを画成しない1つの箇所が、図6に
おけるページの中間付近の番号「22」を指示している
指標番号258で示されている。判別して頂けるよう
に、番号22の右側には、指標番号258を含むスワス
262内に多数のブランク・スライスがある。しかしな
がら、この箇所の右側でスワス260内で印刷の必要が
あるペルは何等存在せず、それ故に、そのスワス内の最
も右側スライスはスワス262における番号22の右側
エッジに配置されている。これは、ボイド260を含ん
で直に隣接するスワスの反対側であり、該スワス内でボ
イド260が句「22クレーム、28図面シート」が始
まる最も左側スライスまでの全行程を延在している。
【0061】キャリアに沿ってそれらの印刷ヘッド位置
を割り出す単一速度を用いるプリンタの場合、本発明の
主要な長所は、元々の未短縮ビットマップ・データを記
憶するよりも短縮ビットマップ・データを記憶すること
によってプリンタの画像メモリ内のスペースを節約する
ことである。更には、もし短縮手続きが(プリンタ自体
内ではなく)ホストコンピュータ内で生ずれば、以下の
ような追加的な節約が達成される。即ち、(1)RIP
されたビットマップ・データを記憶するホストコンピュ
ータ内のメモリ・スペースが、元々の未短縮ビットマッ
プ・データの代わりに、短縮されたビットマップ・デー
タを記憶することによってより多くのページの情報を記
憶できることになり、(2)このビットマップ情報は、
図1における通信リンク24での直接的なケーブル接続
或いはローカルエリアネットワーク(LAN)を介して
等の通信リンクを介してプリンタへ転送されるで、この
データを転送するに要求される通信時間間隔も、未圧縮
ビットマップ・データと比べて圧縮ビットマップ・デー
タを記憶するために要求されるメモリ記憶スペースに関
する低減による場合と同一の係数で低減されることにな
り、(3)プリンタ自体内のメモリ・システムは、入力
バッファ46から始まって、(画像メモリ・テーブルを
含むことになる)RAM36、そして最終的には印刷エ
ンジン60へデータ・バス76を介して送られるデータ
量等の、プリンタ内の全ての箇所により多くの圧縮ビッ
トマップ・データを記憶できるようになる。
【0062】もし使用されているプリンタが、付加的
に、2つの異なる速度でそのキャリア・モータ・ドライ
ブを動作できるのであれば、本発明の原理を用いて更な
る節約が達成可能である。図5(C)に提供された例に
おいて、スワス230は印刷ヘッドに対して、領域20
6を通過するのにその通常の印刷速度を要求するが、A
SIC38がその印刷停止コマンドを234でひとたび
受け取ると、印刷ヘッド・キャリアは、実際の印刷を行
う必要がないのでボイド20を通過するのにより高速で
駆動され得ることになる。印刷ヘッドが次の印刷開始コ
マンド(236で)に近づくと、そのときは勿論印刷キ
ャリア・駆動モータはその速度を通常の「印刷」速度ま
で元通りに低減しなければならず、それで印刷データ・
グループ210、ブランク・グループ212、並びに印
刷データ・グループ214を含む領域を通過させる。上
記に関連するように、印刷ヘッド72はブランク・グル
ープ212を含むその領域全体を文字通りに「印刷」し
なければならず、それは、(ブランク領域212がゼロ
を全て含むという事実の観点から)何等かのペルが文字
通りに印刷されなくとも、印刷ヘッドがそのブランク領
域212用のビットマップ印刷データを受け取っている
からである。
【0063】もし閾が1個に等しい連続的ブランク・ス
ライスのための値を有するように指定されたならば、ブ
ランク・スライス毎に「ボイド」と見なされることとな
って、図5(C)におけるグループ212等の複数スラ
イスから成る「非ボイド」ブランク・グループは決して
存在しないことになる。しかしながら、これは非現実的
なシナリオであって、その理由は、そうした各ブランク
・スライスのための印刷開始コマンド及び印刷停止コマ
ンドを記憶すべく要求される処理時間がより多くの時間
を費やすこととなって、プリンタにそのブランク・スラ
イスを通常の印刷データとして単に処理することを要求
することになる。更に悪いことには、そのオン及びオフ
応答時によって、印刷ヘッドは文字通りにターンオフさ
れずに、単一ブランク・スライスを通過するに充分な速
さに戻されて、次の非ブランク・スライスで再度印刷の
準備が物理的に為される。
【0064】これの考慮点に基づき、最小ボイド・サイ
ズ(連続的なブランク・スライスの数に関する)を決定
する適切な閾値は、本発明方法を用いて構成されたプリ
ンタ毎に異なることになる。主要な考慮点としては、
(1)マイクロプロセッサ32及びASIC38の処理
速度能力、(2)印刷ヘッド72の励起及び励起解除の
ためのオン応答及びオフ応答時間、及び、その関連され
たASIC38の発火論理、並びに、(3)印刷ヘッド
72の移動を制御するキャリア・モータ・ドライブの速
度である。図6において、例としての閾値は、領域25
6よりも大きな領域等のより大きな領域のための100
個の連続的なブランク・スライスとした。また、図6で
の領域254等の他の領域はボイドとして分類され得る
ように図示されたが、そうしたより小さい量の連続的ブ
ランク・スライスをボイドとして分類することを許容す
るためには、印刷ヘッド・キャリアの速度を低減しなけ
ればならないか、或いは印刷ヘッドを励起及び励起解除
するための応答時間を低減しなければならいかである。
【0065】更には、理解して頂けるように、印刷すべ
きか或いはボイドを通過すべきかに応じてキャリアに沿
って単一速度で移動する印刷ヘッドに対して充分良好に
動作する所与の閾値は、印刷ヘッドがボイドを通過する
際により高速でそのキャリアに沿って移動するような状
況では充分に大きくはないであろう。この第2の状況に
おいて、ボイドを通過する印刷ヘッドのより大きな速度
が、それがボイドを交差している間の該印刷ヘッド移動
の加速及び減速双方に要求される時間がより多量に要求
される(これは必要とされる連続的ブランク・スライス
数がより大きいと解釈される)という事実を許容すべく
閾値は増大させられる必要がある。勿論、領域及びボイ
ドの双方を交差するために印刷ヘッド移動をより低い動
作速度に保持している間は100個等のより低い閾値を
許容し、特定ボイド分を越えた際、印刷ヘッドがそのボ
イドをより高い動作速度で交差すること(非印刷時)を
可能とする(300個等の)第1閾値よりも大きな第2
閾値を有するように為すことによって、この方式の変動
に沿ってプリンタを設計することができる。
【0066】図7及び図8は、本発明の原理に従ったデ
ータ短縮(圧縮)方法を実行するために要求される詳細
な論理操作を説明するフローチャートを表す。このフロ
ーチャートは、コンピュータ・プログラム用のソース・
コードを構築する際の「モジュール」として使用される
サブルーチン或いはファンクションコールを全般的には
表し、上記と関連して、この短縮プロセスは(ホストコ
ンピュータ10等の)ホストコンピュータか、或いは
(プリンタ30等の)プリンタ自体かの何れかで実行さ
れ得る。
【0067】「スタート(開始)」ファンクション・ブ
ロック300で始まり、PRINTSTART位置(印
刷開始位置)、SWATHLENGTH(スワス長)、
並びに、THRESHOLD(閾)の値を含むある種の
変数がこのサブルーチン又はファンクションコールに進
められる。留意されるべきことは、このフローチャート
は単一スワスを短縮(圧縮)すべく要求される操作を表
し、この手続きは印刷されることになるページ全体の複
数スワスの各々に対して実行されるべきである。
【0068】上記に関連して、従来のプリンタはスワス
各々の最も左側スライス及び最も右側スライスを見出す
能力を有する。それを記憶に留めて、初期のPRINT
START箇所は、この特定スワス用の印刷ヘッド・キ
ャリアの左右移動を想定した場合、このスワスの最も左
側スライスに等しくなる。この例示された実施例におい
て、この最初の印刷開始位置は、非ブランク印刷データ
を含むスワスの一部として先行して定義された「領域」
を想起させるような第1「領域」に属するものとして指
定される。このフローチャートは領域を数字的に言及
し、その数字は変数「n」によって定義される。値
「n」は、ファンクション・フロック302で初期的に
ゼロ(0)にセットされる。
【0069】ファンクション・ブロック304で、
「n」の値は増分され、3つの変数がゼロに等しくなる
ようにセットされる。これら3つの変数は、AREA
[n]START、AREA[n]STOP、並びに、
AREA[n]LENGTHと名付けられる。この操作
は、このスワスの第1領域における最も左側スライスに
到着するに及んでこれら3つの変数を始動する。
【0070】決定ブロック306では、「n」の値が、
変数SWATHLENGTHを変数THRESHOLD
で割った結果に等しいかそれよりも大きいかが決定され
る。SWATHLENGTH及びTHRESHOLDの
値は、プリンタ30の動作を制御するコンピュータ・プ
ログラムの他の部分によってこのサブルーチンへ送られ
たパス済み変数パラメータとして、ステップ300で先
行して提供されている。SWATHLENGTH用に提
供された値は、そのスワス全体を印刷するために要求さ
れるその最も左側スライスから最も右側スライスまでの
スライス数に等しい。THRESHOLD用に提供され
た値は、ボイドとして見なすことが可能な連続的ブラン
ク・スライスの最小量に等しい。このSWATHLEN
GHTをTHRESHOLDで割ることによって、この
特定スワス用の領域の最大数が決定され得ると共に、そ
れは変数「n」の最大値でもある。
【0071】このスワスで可能な領域の最大数がひとた
び知られれば、1セットのアレイがメモり内に作成され
て、この特定スワス用の短縮データを一時的に記憶す
る。1つのオプションとしては、もし「n」の値が1に
等しければ、このサブルーチンは本質的にはこの時点で
出ることができ、その理由としては、そうしたスワス
(即ち、ボイドが何等存在しない)に対してデータ短縮
を実行する必要性は何等ないからである。これらのアレ
イは決定ブロック306の操作によって作成され、この
質問に対する答えがNOである場合、論理フローはファ
ンクション・ブロック304に戻って、そこでこのルー
プが生ずる度に3つの新しい変数を作成する。換言すれ
ば、このフローチャートにおいて最初にファンクション
・ブロック304に遭遇すると、AREA[1]STA
RT、AREA[1]STOP、並びに、AREA
[1]LENGTHと名付けられる3つの変数が作成さ
れる。このファンクション・ブロック304が論理フロ
ーによって一度訪問された後、決定ブロック306はそ
の論理フローをそのNO出力を通じてファンクション・
ブロック304へ戻し送ることができ、その時に、AR
EA[2]START、AREA[2]STOP、並び
に、AREA[2]LENGTHと名付けられる3つの
新しい変数を定義することになる。これは、「n」の値
が決定ブロック306で生じた決定結果よりも大きくな
るか或いはそれと同等になるまで続行される。
【0072】この時点で、論理フローが決定ブロック3
06からYES出力に移動してファンクション・ブロッ
ク308に到達する。ファンクション・ブロック308
では、変数nがゼロ(0)にセットされTEMPSTO
Pと名付けられる新しい変数がゼロ(0)に等しくなる
ようにセットされ、SLICEPOINTERと名付け
られる新しい変数が値(PRINTSTART−1)に
等しくなるようにセットされる。この変数SLICEP
OINTERは、単一スライスを作成する複数ワードか
ら成る各グループの「トップ」ワードの始めのビットを
指示するメモリ内の位置を表す。変数SLICEPOI
NTERがインクリメントされるかデクリメントされる
と、そのインクリメント或いはデクリメントに同等なメ
モリ内の箇所は、単一スライスを含むワード数分を実際
に移動させられる。例えば、もし印刷ヘッドが104個
のノズルから成るアレイを含めば、各スライスは各々が
16ビットから成るワードを7つ含むことになる。それ
故に、変数SLICEPOINTERは、該SLICE
POINTER変数がコンピュータ・プログラムによっ
てインクリメントされる度に、7ワード分を増分するこ
ととなる(これは典型的には14バイトに同等であ
る)。ファンクション・ブロック308では、変数SL
ICEPOINTERが、このスワスにおける最も左側
スライスの左側のちょうど1つであるスライス箇所に等
しくなるようにセットされ、これは変数PRINTST
ARTの値によって表される。
【0073】ファンクション・ブロック308はSWA
THENDと名付けられる他の新しい変数をも導入し、
これが値(PRINTSTART+SWATHLENG
TH)に等しくなるようにセットされる。変数PRIN
TSTARTの値が最も左側スライスのスライス位置に
等しく、変数SWATHLENGTHがこのスワスにお
けるスライス数に等しくなっているので、この式の結果
(即ち、変数SWATHENDの値)は、このスワスに
おける最も右側スライスのスライス箇所をコンピュータ
に提供する。この情報は後でこのフローチャートによっ
て画成されたプロセスにおいて有用となる。理解して頂
けるように、ファンクション・ブロック308における
操作の殆どは、全体的な論理に影響することなく、この
フローチャートにおいて先行して生じ得るであろう。
【0074】次に論理フローは、SLICEPOINT
ER変数をインクリメントさせるファンクション・ブロ
ック310に到着する。このフローチャートの残りの部
分を通じて、SLICEPOINTER変数の値は、現
在分析されているページ上の位置を表わす(即ち、特に
このスワスにおけるスライス位置)。次に、決定ブロッ
ク312は変数SLICEPOINTERの値が変数S
WATHENDの値よりも大きいか或いはそれと等しい
かを決定する。もし答えがYESであれば、論理フロー
は「終了」ファンクション・ブロック314へ指向さ
れ、システムは既にこのスワスの印刷データ分析を完了
して、このフローチャートによって作成された「制御情
報」は既に印刷エンジン70へ送信されていることを意
味する。以下により詳細に説明されるように、印刷エン
ジンへ送信されるデータのタイプはこのスワスの各領域
のための開始位置及び長さの情報を含むことになる。こ
の情報は形態として、(1)AREA#1の場合、変数
AREA[1]START、AREA[1]LENGT
H;(2)AREA#2の場合、変数AREA[2]S
TART、AREA[2]LENGTH;(3)システ
ムがこのスワスにおける各領域のためのこれら開始位置
及び長さ値を定義するまでのそうしたもの等々である。
理解して頂けるように、印刷エンジンへ送信されるこれ
ら変数の領域の最少数は1になる。決定ブロック306
に関して以上に提案したようなオプションが、このスワ
スには単一領域のみが存する場合に用いられたならば、
そのオプションは論理フローを決定ブロック306から
「終了」ファンクション・ブロック314へ直に導き、
その時点でAREA#1の場合のみの開始及び長さ情報
が印刷エンジンへ送信されることになる。
【0075】もし決定ブロック312が分析されてNO
結果を提供すると、論理フローは、(変数SLICEP
OINTERの現行値によって指定されるような)現行
位置におけるスライスのためのビットマップ情報が印刷
されるべき何等かのデータを含むか否かを決定する決定
ブロック316に到着する。決定ブロック316がこの
スライスを検査すると、このスライスの7個のワード全
てを走査して、このスライス内に印刷データのビットの
任意のものが論理1の値にセットされる。もしそうであ
れば、この決定ブロックでの答えはYESとなり、さも
なければNOとなる。もし答えがNOであれば、論理フ
ローはファンクション・ブロック310へ戻って、その
時点で変数SLICEPOINTERがインクリメント
される。勿論、論理フローは引き続き続行されて、SL
ICEPOINTERが決定ブロック312で変数SW
ATHENDの値に到達したかどうかを決定する。
【0076】決定ブロック316がYES結果で応答す
ると、論理フローは転送ブロック318へ移動し、そこ
を文字「A」で指定しており、該論理フローを図8へ渡
すように指向させる。図8では、論理フローが文字
「A」から、「n」値をインクリメントさせるファンク
ション・ブロック320へ移動する。この時点で、変数
AREA[n]STARTが変数SLICEPOINT
ERの現行値に等しくなるようにセットされる。このフ
ローチャートを通じての第1回目では、AREA[n]
STARTはPRINTSTART値に等しくなり、こ
れはAREA#1の場合であるからであり、これによっ
て、その値を有する実際の変数がAREA[1]STA
RTと名付けられた変数となるようにセットさせられ
る。これが生じた後、ファンクション・ブロック322
は変数SLICEPOINTERの値をインクリメント
する。
【0077】次に論理フローは、箇所SLICEPOI
NTERでのスライスが印刷されるべき何等かのデータ
を含むか否か(即ち、このスライスの任意のデータ・ワ
ードが論理1の値を有する少なくとも1つのビットを含
むか否か)を決定する決定ブロック324に到着する。
もし答えがYESであれば、論理フローはファンクショ
ン・ブロック322へ戻って、変数SLICEPOIN
TERがインクリメントされる。このプロセスは、印刷
されるべきデータを何等含まない現行のSLICEPO
INTER位置でのスライスに最終的に到達する(即
ち、このスライスの全てのワードが論理0にセットされ
る)まで続行する。それが生ずると、論理フローはNO
出力を移動してファンクション・ブロック326へ向か
う。
【0078】ファンクション・ブロック326で、変数
TEMPSTOPが変数SLICEPOINTERの現
行値に等しくセットされる。更には、SPACECOU
NTと名付けられた新しい変数が値ゼロ(0)に等しく
なるようにセットされる。変数TEMPSTOPは、現
行領域の終端であり得る一時的な停止点を表わす。この
時点で為されなければならないことは次のブランク・ス
ライスから成る連続的なグループが閾値を越えているか
を検査することである。それ故に、変数SPACECO
UNTが初期的に値ゼロ(0)にセットされ、システム
が新しい連続的な空っぽのスライスに到着する毎にイン
クリメントされる。もしSPACECOUNTのための
値が最終的に閾値を越えれば、システムはボイドである
として評価すべき充分に連続的なブランク・スライスが
あると決定する。
【0079】論理フローは次ぎにファンクション・ブロ
ック328に到着し、そこで変数SLICEPOINT
ERの値を増分する。次ぎに、決定ブロック330は次
のスライス(そのSLICEPOINTERの現行箇所
での)を分析して、そのスライスが印刷すべき何等かの
データを含むかを決定する(即ち、このスライスの任意
のワードが論理1の値のビットを含むか否か)。もし答
えが直ちにYESであれば、ブランク・データの単一ス
ライスのみがあり且つ変数SPACECOUNTのため
の値が閾値を越え得る点までインクリメントされていな
いことは明らかとなる。この場合、論理フローはファン
クション・ブロック322まで戻され、そこで、変数S
LICEPOINTERの値をインクリメントした後、
次のスライスを分析してそれが印刷されるべき任意のデ
ータを含むかを検査する。
【0080】もし決定ブロック330がその現行スライ
スで印刷されるべきデータを何等見出さなければ、論理
フローはNO応答でファンクション・ブロック332へ
動き出し、そこで変数SPACECOUNTをインクリ
メントする。それが行われた後、決定ブロック334
は、変数SPACECOUNTがTHRESHOLDよ
りも大きいか或いはそれと等しいかを決定する。もし答
えがNOであれば、論理フローはファンクション・ブロ
ック328へ戻されて、SLICEPOINTER変数
をインクリメントし、次のスライスを分析してそれが印
刷されるべき何等かのデータを含むかを検査する。もし
決定ブロック330でその答えが、充分なブランク・ス
ライス数分、NOであり続ければ、最終的には変数SP
ACECOUNTは、決定ブロック334で閾値に等し
くなるか或いはそれを越えることになる。それが行われ
たときに、論理フローはそのYES出力をファンクショ
ン・ブロック336へ指向させる。
【0081】ファンクション・ブロック336では、変
数AREA[n]STOPが変数TEMPSTOPの間
に等しくなるようにセットされる。もし論理フローが、
現行、例えば第2領域であれば、TEMPSTOPの値
がロードされている実際の変数がAREA[2]STO
Pと名付けられた変数となる。ひとたび、AREA
[n]STOP変数の値がファンクション・ブロック3
36によってセットされたならば、現在有効な完了領域
が存在することが明確となる。
【0082】また、ファンクション・ブロック336
は、変数AREA[n]LENGTHが値(AREA
[n]STOP−AREA[n]START)に等しい
ことをセットする。この好適実施例において、各特定領
域に対して、印刷開始位置と印刷されるべきスライスの
数との双方を知ることはASIC38にとって重要であ
る。システムは領域の開始点のためのスライス位置と該
領域の停止点との双方を獲得しているので、単なる引き
算でその領域に対するスライスに関しての長さを提供
し、それがAREA[n]LENGTH変数なるもので
ある。
【0083】一領域の終わり又は終端に到着するに及ん
で、ビットマップ印刷データのこの特定のスワスにおい
て任意の更なる領域が存在するか否かを決定する番であ
る。従って、論理フローは「NEXT AREA(次の
領域)」ブロック338へ向かわせられ、指標番号34
0での破線矢印に追従して図7へ論理フローを戻すべく
向かわせる。図7では、ファンクション・ブロック33
8の「NEXT AREA(次の領域)」が論理フロー
をファンクション・ブロック310へ指向させ、そこで
SLICEPOINTER変数をインクリメントする。
フローチャートのこの時点で、「n」に対する値は非ゼ
ロ値であり、変数TEMPSTOPに対する値は、論理
フローがファンクション・ブロック326に到着するま
で無視することができ、SLICEPOINTERに対
する値は決定ブロック312で分析されて、スワスの終
端に達せられたかを検査する。もし決定ブロック312
で答えがYESであれば、スワスの終端が到達されて論
理フローはファンクション・ブロック314に指向させ
られ、そこで、各領域に係わる必要な変数の全て(即
ち、領域開始スライス箇所と各領域のスライス数に関し
ての領域長とに関する情報)が利用可能となってプリン
タのメモリ管理ソフトウェアへ転送される。このメモリ
管理ソフトウェアは、これら領域を印刷バッファの何処
へ配置すべきかを自動的に認識するように設計されて、
その結果、印刷バッファは図5(B)におけるスワス2
20で示されるような短縮(圧縮)ビットマップ・デー
タを含むこととなる。
【0084】図9においては、印刷システムがホストコ
ンピュータ350及びプリンタ360を有するように概
略的に示されている。ホストコンピュータ350は、図
1に示されるホストコンピュータ10と同一ハードウェ
ア構成要素を含む。図9は、本質的には、本発明の方法
を実行すべく各種構成要素によって要求される処理ステ
ップを示す。ホストコンピュータ350は、指標番号3
52で示される高級言語(HLL)印刷データ・ファイ
ルで始まる。この高級言語ファイルは、ソフトウェア・
ファンクション・ブロック354でRIPされてから、
回転されて垂直方向スライスが作成される。この段階
で、ソフトウェア・ブロック354によって作成された
ビットマップは、図5(A)に示されたような完全な未
短縮(圧縮)ビットマップとなる。本発明を実行するた
めに、ソフトウェア・ファンクション・ブロック356
で示されるように、ポスト処理ステップ又は後処理ステ
ップが要求されて、そのビットマップ・データを短縮
(圧縮)する。この段階で、結果的なビットマップ・デ
ータは図5(B)に示される外観に沿うように短縮され
る。
【0085】この短縮ビットマップ・データは、次い
で、通信リンク358を介してプリンタ360の印刷エ
ンジン362へ通信される。上記と関連されるように、
印刷エンジンが短縮ビットマップ・データを受信する
と、そのASICは印刷ヘッドによる印刷を周期的に始
動したり停止したりする。実際のビットマップ印刷デー
タに加えて、通信リンク358を介して転送されたデー
タの一部は個々の領域開始箇所と該領域各々に対する領
域長値とを含む必要があり、印刷エンジンは印刷される
べきスワス各々に対する適切な指示を受ける。上記に関
連されるように、図9のこの構成は本発明の好適実施例
であり、殆どのプリンタに見られるASIC及びマイク
ロプロセッサの処理パワーに比較して、PC等のホスト
コンピュータの一般的により大きな処理パワーを利用し
ている。勿論、プリンタ・ドライバ・ソフトウェアのモ
ジュールは、このシステムを作動させるためにホストコ
ンピュータ350にインストールする必要がある。殆ど
のインクジェット・プリンタの場合、印刷されるべきス
ワス用データを転送するに要する時間は、印刷ヘッドが
ペーパ又は他の印刷媒体上に各スワス用に物理的に印刷
するために要する時間よりも小さくなる。それ故に、ビ
ットマップ情報の送出の際、印刷されるべき同一ドキュ
メント用の高級言語情報と比較して、より多量ビットの
情報をホストコンピュータからプリンタへ転送しなけれ
ばならないと云う事実は、本実施例に従えば、図9にお
けるシステムのスループットをスローダウンしない。
【0086】図10は、ホストコンピュータ400及び
プリンタ410を有する印刷システムを示す概略図であ
り、本発明方法がそのプリンタ自体内で実行される。こ
の例示的実施例のホストコンピュータ400において
は、ワードプロセッサ・プログラム402が、引き続き
高級言語印刷データ・ファイル404を作成する新しい
ドキュメントを作成する。この高級言語ファイルは通信
リンク406を介してプリンタ410へ転送される。
【0087】高級言語データ・ファイルは、ファンクシ
ョン・ブロック412でプリンタ内に受信され、その
後、ファンクション・ブロック414でこのファイルは
RIPされて回転され、適切なビットマップが作成され
る。次いでプリンタは、図7(A)及び図7(B)のフ
ローチャートで説明された方法に従って、ファンクショ
ン・ブロック416で、このビットマップ・データをス
ワス毎に短縮(圧縮)する。ここで、この短縮されたビ
ットマップ・データは印刷エンジンへ送られる用意がで
き、図5(B)でのスワス・データ220と同様に、大
量の連続的ゼロ・スライス(先行してボイドとして分類
されている)を含むことがない。このデータはファンク
ション・ブロック418で印刷エンジン420へ送信さ
れ、最終的にプリンタ410で印刷される。
【0088】図10に示される実施例は、多量のデータ
をプリンタ・ケーブル406(或いは、ホストコンピュ
ータからプリンタへのデータ転送にネットワークが用い
られていれば、LAN406)を通じて通信され、しか
もこれは、後で印刷されることになるデータ・ファイル
全体を表現すべく、転送されるべきデータの比較的少数
のバイトを要求することになる高級言語のフォーマット
である。もしプリンタが充分に強力なマイクロプロセッ
サ及びASICシステムを有すれば、ビットマップのR
IP及び回転を良好に実行でき、各スワス用に複数の垂
直方向スライスを作成できて、スワス毎にビットマップ
・データを短縮して、プリンタの全体的なスループット
能力をスローダウンすることがない。
【0089】図9及び図10の両システムは、本発明で
定義されたようなボイドを構成する連続的なブランク・
スライスの全てを、印刷エンジンが文字通りに「印刷」
する必要がないと云う本発明の主要特徴を利用してい
る。代わりに、各実施例での印刷エンジンは、印刷媒体
(例えばペーパ)に印刷されるべき実際のデータを含む
領域を印刷することが要求されるのみであり、その後、
印刷エンジンは、印刷ページの各スワスにおける印刷さ
れるべき次の領域に到着するまでボイドをまたいで通過
する一方で、ターンオフすることができる。特にキャリ
ア・モータ・ドライバが非印刷領域を通過している際に
より高速で移動できるシステムでは、余剰的な長所とし
て印刷される必要性が全くないそうしたボイドを作成す
ることであり、それはプリンタ360或いはプリンタ4
10の何れによる印刷ページのスループットを増大する
ことになる。
【0090】プリンタ設計における他の長所は、図9の
構成に図示されており、それによってプリンタ360の
メモリ・システム内における画像メモリ・テーブルが短
縮(圧縮)フォーマットでより多量のデータを含むこと
ができ、それによってこのメモリ容量のより効率的な使
用によってより大きなスループットを可能としている。
将来におけるそのときの現実的な設計が為されたプリン
タの画像メモリは、常に、単一ページ用の未短縮ビット
マップ全体を記憶するに充分なメモリ容量を少なくとも
含むこととなり、そうしたメモリ容量は、おそらく、本
発明の長所を用いる実際の印刷ジョブを処理する際、実
質上の全ての適用例に対して行き過ぎとなるであろう。
これは特に、主要にはワード含むドキュメントを作成す
るワードプロセッサ・テキスト・ファイルに当てはまる
し、図表或いは線図を印刷する際に用いられるグラフィ
ック・データ・ソフトウェアの場合にも当てはまる。時
間に関しては、本発明の短縮(圧縮)方法は著しい長所
を発揮し得ない可能性があり、実質上、各ペルがゼロ
(0)以外のグレイ・スケール(中間調)値を有するこ
とになる絵情報の場合である。そうした場合、スライス
における各ワードの全ビットに対して論理0値のみを有
するワードを含む「ブランク」スライスがあることはご
く希であるので、本発明は用途を全く持たない可能性が
ある。しかしながら、そうしたシナリオでさえ本発明を
使用して改善させる余地はあり、それには、実質上ゼロ
(0)として取り扱えるような最小グレースケールを選
択することであり、それによって、ボイドとして評価さ
れるに充分な連続的ブランク・スライスが存在し得る
(即ち、それによって本発明が利用される)。
【0091】本発明の好ましい実施例についての前記の
記述は、例示及び説明を目的として与えたものである。
開示した通りの形態に限定するように意図するものでは
ない。上記の教示に照らして、明白な修正又は変形を施
すことも可能である。この実施例は、本発明の原理及び
その実際の適用を最も良く例示し、様々な実施例、及び
企図した特定の使用に適した様々な修正例で、当業者が
本発明を最も良く利用することができるようにするため
に、選択し記載したものである。本発明の範囲は、添付
の特許請求の範囲によって規定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
ここに取り入れられ且つ本明細書の一部を形成する添付
図面は、本発明の幾つかの局面を示し、そして説明及び
特許請求の範囲と共に、本発明の原理を説明する役割を
果たす。図面中、
【図1】図1は、本発明のビットマップ印刷データを短
縮又は圧縮する方法の原理に従って使用されるように構
成されたホスト・コンピュータ及びインクジェット・プ
リンタを含む印刷システムを示すブロック線図である。
【図2】図2は、メモリに記憶される印刷データ、及び
本発明の原理に従って構築されたインクジェット・プリ
ンタ中のノズル・アレイで印刷するビットマップ・デー
タのスワスを作成するように回転される印刷データを示
す概略図である。
【図3】図3は、印刷ページ上の印刷データのスワスを
示す、本発明の原理を使用して描写されるその印刷ペー
ジの一部分の前面図である
【図4】図4は、図3の印刷ページの一部分を拡大した
前面図である。
【図5】図5(A)、図5(B)、並びに図5(C)
は、本発明の短縮又は圧縮方法によって操作されるビッ
トマップ印刷データの様々な段階を表し、第1の原ビッ
トマップ・データ、ビットマップ・データに対応する短
縮又は短縮されたもの、並びに印刷エンジンへ送られる
印刷データ及びコマンドを示す最終ビットマップをそれ
ぞれ示す。
【図6】図6は、本発明の原理に従って短縮又は圧縮さ
れ得る様々な領域を示している、印刷されるべき例示的
ページの前面図である。
【図7】図7は、本発明の原理に従ってのビットマップ
短縮(圧縮)方法の詳細を示すフローチャートである。
【図8】図8は、図7でのフローチャートにおけるステ
ップ318(A)以降のフローチャートである。
【図9】図9は、本発明を実行するために要求される各
種ファンクションの概略構成図であり、本発明の原理に
従って、ホストコンピュータ内で実行されている、RI
Pステップ、ポスト処理ステップ、並びに、データ短縮
ステップ等を示す。
【図10】図10は、本発明の原理従って、ビットマッ
プ・データを先ずRIPしてから短縮すべく実行される
各種ファンクションの概略構成図である。
【符号の説明】
10 ホスト・コンピュータ 12 マイクロプロセッサ 14 読取り専用メモリ 16 ランダム・アクセス・メモリ 18 I/Oポート 24 通信リンク 30 インクジェット・プリンタ 32 マイクロプロセッサ 34 読取り専用メモリ 36 ランダム・アクセス・メモリ 38 ASIC 44 入出力ポート 46 入力バッファ 50 エンコーダ回路 70 印刷エンジン 72 印刷ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・ジョン・イード アメリカ合衆国 40515 ケンタッキー、 レキシントン、ブリッジモント・レーン 4105

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷されるべきデータを短縮する方法で
    あって、(a)初期印刷データを印刷情報の複数のスワ
    スに分割する段階であり、該スワスの各々が複数のスラ
    イスを含む、該スライスの各々がブランク・スライス或
    いはデータ・スライスの何れかで特徴付けられているこ
    とから成るステップと、(b)連続的なブランク・スラ
    イスの最少数に対応する所定の閾値を設定する段階と、
    (c)前記複数のスワスの第1スワス内において、前記
    閾値を越えている連続的なブランク・スライスの実数を
    有する第1ボイドを識別する段階であり、前記第1ボイ
    ドが第1領域及び第2領域によって境界付けられてお
    り、前記第1及び第2領域の各々が少なくとも1つのデ
    ータ・スライスを含むことから成る段階と、(d)境界
    情報と前記第1及び第2領域に対応する印刷データとを
    含みが、前記第1ボイドに対応するデータを排除してい
    る前記第1スワスを表わす短縮データを生成する段階
    と、の諸段階を含む方法。
  2. 【請求項2】 (e)前記第1スワスを表わす前記短縮
    データから未圧縮データを生成する段階であり、前記未
    圧縮データが配列されて、未圧縮の第1及び第2領域が
    印刷されるべき少なくとも1つのデータ・スライスを含
    み、未圧縮境界情報が印刷されるべき前記第1スワス内
    の領域を画成する開始箇所及び停止箇所を含み、未圧縮
    の第1ボイドが印刷データを含まないように為されてい
    ることから成る段階と、(f)前記第1スワスを前記未
    短縮データを用いて印刷する段階であり、それによって
    前記第1スワス用の前記初期印刷データに従って同等の
    外観を有するドキュメントを作成することから成る段階
    と、を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 高級言語の初期データ・セットをビット
    マップ・フォーマットに変換すべくラスター画像処理
    (RIP)を実行する段階を更に含む、請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記領域境界情報が、印刷開始箇所及び
    長さ値を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記領域境界情報が、印刷開始箇所及び
    印刷停止箇所を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記短縮データが、複数のスワスを含
    み、該スワスの内の少なくとも1つが複数の領域とそれ
    らの間の少なくとも1つのボイドを含み、前記複数の領
    域の各々が、(i)印刷媒体上にドットを印刷すること
    によって表現されるべきペルを有する少なくとも1つの
    非ブランク・スライスを含むビットマップ印刷データ
    と、(ii)前記閾値よりも少ない故にボイドではない
    連続的なブランク・スライス数を含むビットマップ印刷
    データと、(iii)パディングと、の内の少なくとも
    1つを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記初期印刷データが、フォントキャラ
    クタ情報ではない図表データを含む、請求項1に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 ホストコンピュータ、プリンタ、並び
    に、それらの間の通信リンクを有する印刷システムであ
    って、(a)第1処理回路、第1メモリ回路、並びに、
    第1通信ポートを有し、前記第1処理回路が前記第1メ
    モリ回路内に記録されたビットマップ印刷データの第1
    データ・セットを短縮するように構成されていることか
    ら成るホストコンピュータであり、その短縮が、 (i)前記第1データ・セットを、それぞれが複数のス
    ライスを含む複数のスワスに分割し、 (ii)前記複数のスワスの各々を検査して、少なくと
    も所定の閾値と同程度の数の連続的なブランク・スライ
    スが存在するか否かを決定し、もしそうであれば、 (iii)現行のスワスを、各々が少なくとも1つの印
    刷すべきペルを含む複数の領域に分割することであり、
    それら領域が1つのボイドを介して相互に分離され、該
    ボイドが少なくとも前記閾値と同程度の連続的なブラン
    ク・スライスを含むように為し、 (iv)前記現行スワス内の前記領域各々のための領域
    境界情報を作成し、 (v)前記スワス各々の前記領域各々に関連された印刷
    データを含む第2データ・セットを作成することであ
    り、印刷データを含む少なくとも2つの領域とそれら領
    域の間の1つのボイドとを有する前記スワス各々が前記
    領域各々のための領域境界情報を更に含むが、前記領域
    間の前記ボイドのための印刷データを何等含まないよう
    に、前記第2データ・セットを構成させ、以上によって
    行われ、前記第1処理回路が、前記第2データ・セット
    を前記第1通信ポートへ送信するように構成されている
    ことから成るホストコンピュータと、(b)前記第1通
    信ポートと作動的に接続されると共に、該第1通信ポー
    トからデータを受信する通信リンクと、(c)第2処理
    回路、第2メモリ回路、第2通信ポート、並びに、印刷
    エンジンを有し、前記第2通信ポートが前記通信リンク
    に作動的に連結されると共に該通信リンクからデータを
    受信し、前記第2処理回路が前記第2データ・セットの
    表現を印刷するように構成されており、その印刷が、 (i)前記第2メモリ回路内に前記第2データ・セット
    を一時的に記憶し、 (ii)前記第2データ・セットを検査して、印刷デー
    タを含む領域2つとそれらの間の1つのボイドとを少な
    くとも有する前記スワスを決定し、 (iii)スワス毎に、前記印刷エンジンへ前記印刷デ
    ータ及び前記領域各々の領域境界情報を、領域間のボイ
    ドのための印刷データを除いて伝送し、前記印刷エンジ
    ンが、前記スワス各々のために、前記第2処理回路によ
    って構成されている印刷ヘッドを含んで、該印刷ヘッド
    が、 (i)前記現行スワス内に含まれる前記領域の内の第1
    領域の始めでターンオンして、前記第2データ・セット
    からの前記第1領域の前記印刷データに従ってスライス
    を印刷し、 (ii)前記第1領域の終端でターンオフし、 (iii)前記現行スワス内に含まれる前記領域の内
    の、該現行スワスに含まれる最終領域も含まれ得る次の
    領域へ移動し、 (iv)前記次の領域の始めでターンオンして、前記第
    2データ・セットから前記次に領域の前記印刷データに
    基づきスライスを印刷し、 (v)前記次に領域の終端でターンオフし、それによっ
    てビットマップ印刷データの前記第1データ・セットに
    従った同等外観を有するページ全体を印刷することから
    成る印刷システム。
  9. 【請求項9】 前記印刷エンジンが、プリンタ・キャリ
    ッジ/印刷ヘッド・アセンブリを含み、前記プリンタ・
    キャリッジ/印刷ヘッド・アセンブリが前記領域の各々
    上を通過する際に第1速度で移動し、それら領域間のボ
    イド上を通過する際に第2のより高速で移動する、請求
    項8に記載の印刷システム。
  10. 【請求項10】 前記印刷ヘッドをターンオンすべく、
    前記第2処理回路の特定用途向け集積回路(ASIC)
    が、印刷開始位置を受信し、前記第2メモリ回路からダ
    イレクト・メモリ・アクセス(DMA)によって印刷デ
    ータを読取り、前記印刷開始位置を現行のプリンタ・キ
    ャリア位置と比較して、前記比較が真である場合、前記
    印刷データに従って前記印刷ヘッドに印刷させ、前記印
    刷ヘッドがターンオフした際に前記ASIC論理をディ
    スエーブルに為すように構成されている、請求項9に記
    載の印刷システム。
  11. 【請求項11】 前記第2データ・セットが複数のスワ
    スを含み、該スワスの内の少なくとも1つが複数の領域
    とそれらの間の少なくとも1つのボイドとを含み、前記
    複数の領域の各々が、(i)印刷媒体上に印刷されたド
    ットによって表現されるべきペルを有する少なくとも1
    つの非ブランク・スライスを含むビットマップ印刷デー
    タと、(ii)前記閾値より少ない数の連続的なブラン
    ク・スライス、即ちボイドではないブランク・スライス
    を含むビットマップ印刷データと、(iii)パディン
    グと、の内の少なくとも1つを含む、請求項8に記載の
    印刷システム。
  12. 【請求項12】 処理回路及びメモリ回路を含む計算/
    処理システムであって、前記処理回路が前記メモリ回路
    無いに記憶されたビットマップ印刷データの第1データ
    ・セットを以下の諸段階によって短縮するように構成さ
    れており、その諸段階が、(a)前記第1データ・セッ
    トを、各々が複数のスライスを含む複数のスワスに分割
    する段階と、(b)前記複数のスワスの各々を検査し
    て、少なくとも所定の閾値と同程度の数の連続的なスラ
    イスが存在するか否かを決定する段階と、もしそうであ
    れば、(c)現行スワスを、各々が少なくとも1つの印
    刷されるべきペルを含む複数の領域に分割する段階であ
    り、前記領域が1つのボイドによって相互に分離されて
    おり、前記ボイドの各々が少なくとも前記閾値と同程度
    の大きさの連続的なブランク・スライスを含むことから
    成る段階と、(d)前記現行スワス内の前記領域各々の
    ための領域境界情報を作成する段階と、(e)前記スワ
    ス各々の前記領域各々に関連した印刷データを含む第2
    データ・セットを作成する段階であり、印刷データを含
    む少なくとも2つの領域とそれらの間の1つのボイドと
    を含む前記スワスの各々が、前記領域間の前記ボイドの
    ための印刷データを何等含まず且つ前記領域各々のため
    の領域境界情報を付加的に含むように前記第2データ・
    セットが構成されていることから成る段階と、を含み、
    プリンタによって印刷される際、前記第2データ・セッ
    トがビットマップ印刷データの前記第1データ・セット
    に従った外観と同等外界を有するドキュメントを作成す
    ることから成る計算/処理システム。
  13. 【請求項13】 前記第2データ・セットが複数のスワ
    スを含み、前記スワスの少なくとも1つが複数の領域と
    それらの間の少なくとも1つのボイドとを含み、前記複
    数の領域の内の1つが、(i)印刷媒体上の印刷された
    ドットによって表現されるべきペルを有する少なくとも
    1つの非ブランク・スライスを含むビットマップ印刷デ
    ータと、(ii)ボイドではない、前記閾値より少ない
    数の連続的ブランク・スライスを含むビットマップ印刷
    データと、(iii)パディングと、の内の少なくとも
    1つを含む、請求項12に記載の計算/処理システム。
  14. 【請求項14】 処理回路及びメモリ回路を有するプリ
    ンタであって、前記処理回路が前記メモリ回路内に記憶
    されたビットマップ印刷データの第1データ・セットを
    以下の諸段階によって短縮するように構成されており、
    その諸段階が、(a)前記第1データ・セットを、各々
    が複数のスライスを含む複数のスワスに分割する段階
    と、(b)前記複数のスワスの各々を検査して、少なく
    とも所定の閾値と同程度の数の連続的なブランク・スラ
    イスが存在するか否かを決定する段階と、もしそうであ
    れば、(c)現行スワスを、各々が印刷されるべき少な
    くとも1つのペルを有する複数の領域に分割する段階で
    あり、該領域の各々が1つのボイドによって相互に分離
    されており、該ボイドの各々が前記閾値と同程度の大き
    さの連続的なブランク・スライスを含むことから成る段
    階と、(d)前記現行スワス内の前記領域の各々のため
    の領域境界情報を作成する段階と、(e)前記スワス各
    々の前記領域各々に関連された印刷データを含む第2デ
    ータ・セットを作成する段階であり、印刷データを含む
    少なくとも2つの領域とそれら領域の間の1つのボイド
    とを有する前記スワス各々が、前記領域間の前記ボイド
    のための印刷データを何等含むことなく前記領域各々の
    ための領域境界情報を付加的に含むように前記第2デー
    タ・セットが構成されていることから成る段階と、を含
    み、 前記処理回路が前記第2データ・セットの表現を以下の
    諸段階によって印刷するように更に構成されており、そ
    の諸段階が、(f)前記第2データ・セットを、前記メ
    モリ回路内に一時的に記憶する段階と、(g)前記第2
    データ・セットを検査して、印刷データを含む少なくと
    も2つの領域とそれら領域間の1つのボイドとを有する
    前記スワスを決定する段階と、(h)スワス毎に、前記
    領域間の前記ボイドのための印刷データを何等含むこと
    なく、前記印刷データ及び前記領域各々のための前記領
    域境界情報を前記印刷エンジンへ送信する段階と、を含
    み、 前記印刷エンジンが印刷ヘッドを含み、該印刷ヘッドが
    前記スワスの各々のために前記第2処理回路によって構
    成されて、(i)前記現行スワス内に含まれている前記
    領域の内の第1領域の始めでターンオンして、前記第2
    データ・セットからの前記第1領域の印刷データに従っ
    たスライスを印刷し、(j)前記第1領域の終端でター
    ンオフし、(k)前記現行スワスに含まれる前記領域の
    内の最終領域を有する前記現行スワス内に含まれる前記
    領域の内の各次の領域へ移動し、(l)前記次ぎに領域
    の始めでターンオンして、前記第2データ・セットから
    の前記次の領域の印刷データに従ったスライスを印刷
    し、(m)前記次の領域の最終端部でターンオフして、
    それによってビットマップ印刷データの前記第1データ
    ・セットに従った外観と同等の外観を有するページ全体
    を印刷することから成るプリンタ。
  15. 【請求項15】 前記印刷エンジンがプリンタ・キャリ
    ッジ/印刷ヘッド・アセンブリを含み、前記プリンタ・
    キャリッジ/印刷ヘッド・アセンブリが前記領域の各々
    を通過する際に第1速度で移動し、且つ前記領域間のボ
    イドを通過する際に第2のより速い速度で移動する、請
    求項14に記載のプリンタ。
  16. 【請求項16】 前記印刷ヘッドをターンオンするため
    に、前記処理回路の特定用途向け集積回路(ASIC)
    が、印刷開始位置を受信し、前記メモリ回路からダイレ
    クト・メモリ・アクセス(DMA)によって印刷データ
    を読取り、前記印刷開始位置を前記現行プリンタ・キャ
    リア位置と比較して、その比較がひとたび真となれば、
    前記印刷ヘッドに前記印刷データに従った印刷を行わせ
    るように構成されている論理を含み、前記印刷ヘッドが
    ターンオフであるときに、前記ASIC論理がディスエ
    ーブルに為されている、請求項15に記載のプリンタ。
  17. 【請求項17】 前記第2データ・セットが複数のスワ
    スを含み、前記スワスの内の少なくとも1つが、複数の
    領域とそれら領域間の少なくとも1つのボイドとを含
    み、前記複数の領域の各々が、(i)印刷媒体上の印刷
    ドットによって表現されるべきペルを有する少なくとも
    1つの非ブランク・スライスを含むビットマップ印刷デ
    ータと、(ii)ボイドではない、前記閾値よりも少な
    い数の連続的なブランク・スライスを含むビットマップ
    印刷データと、(iii)パディングと、の内の少なく
    とも1つを含む、請求項14に記載のプリンタ。
  18. 【請求項18】 印刷ジョブ・データを短縮する方法で
    あって、(a)第1処理回路、第1メモリ回路、並び
    に、第1通信ポートを有するホストコンピュータを提供
    する段階であり、該ホストコンピュータが前記第1メモ
    リ回路内に記憶されたビットマップ印刷データの第1デ
    ータ・セットを以下の諸段階によって短縮し、その諸段
    階が、 (i)前記第1データ・セットを、各々が複数のスライ
    スを含む複数のスワスに分割する段階と、 (ii)前記複数のスワスの各々を検査して、所定の閾
    値と同程度の数の連続的なブランク・スライスが存在す
    るか否かを決定する段階と、もしそうであれば、 (iii)前記スワスを、各々が印刷されるべき少なく
    とも1つのペルを含む複数の領域に分割する段階であ
    り、それら領域が1つのボイドによって相互に分離され
    ており、該ボイド各々が前記閾値と少なくとも同程度の
    大きさの連続的ブランク・スライスを含むことから成る
    段階と、 (iv)前記現行スワス内の前記領域各々のための領域
    境界情報を作成する段階と、 (v)前記スワス各々の前記領域各々に関連された印刷
    データを含む第2データ・セットを作成する段階であ
    り、印刷データを有する少なくとも2つの領域とそれら
    領域間のボイドとを有する前記スワスの各々が、前記領
    域間の前記ボイドのための印刷データを何等含まず且つ
    前記領域各々のための領域境界情報を付加的に含むこと
    から成る段階と、の諸段階を含む、ホストコンピュータ
    を提供する段階と、(b)前記第2データ・セットを前
    記第1通信ポートへ送信する段階と、(c)前記第1通
    信ポートに作動的に接続されて、該第1通信ポートから
    データを受信する通信リンクを提供する段階と、(d)
    第2処理回路、第2メモリ回路、第2通信ポート、並び
    に、印刷エンジンを有するプリンタを提供する段階であ
    り、前記第2通信ポートが前記通信リンクと作動的に接
    続されて、該通信リンクからデータを受信しており、当
    該プリンタが前記第2データ・セットの表現を以下の諸
    段階によって印刷し、その諸段階が、 (i)前記第2データ・セットを前記第2メモリ回路内
    に一時的に記憶する段階と、 (ii)前記第2データ・セットを検査して、印刷デー
    タを含む少なくとも2つの領域とそれら領域間の1つの
    ボイドとを有する前記スワスを決定する段階と、 (iii)スワス毎に、前記領域間の前記ボイドのため
    の印刷データではなく、前記領域各々のための前記印刷
    データ及び前記領域境界情報を前記印刷エンジンへ伝送
    する段階と、の諸段階を含む、プリンタを提供する段階
    と、(e)印刷ヘッド具備する前記印刷エンジンを提供
    する段階であり、前記スワスの各々のために、該印刷ヘ
    ッドが、 (i)前記現行スワス内に含まれている前記領域の内の
    第1領域の始めでターンオンして、前記第2データ・セ
    ットからの前記第1領域の印刷データに従ったスライス
    を印刷し、 (ii)前記第1領域の終端でターンオフし、 (iii)前記現行スワスに含まれる前記領域の内の最
    終領域を有する前記現行スワス内に含まれる前記領域の
    内の各次の領域へ移動し、 (iv)前記次ぎに領域の始めでターンオンして、前記
    第2データ・セットからの前記次の領域の印刷データに
    従ったスライスを印刷し、 (v)前記次の領域の最終端部でターンオフして、それ
    によってビットマップ印刷データの前記第1データ・セ
    ットに従った外観と同等の外観を有するページ全体を印
    刷することから成る、印刷ヘッド具備する前記印刷エン
    ジンを提供する段階と、の諸段階を含む方法。
  19. 【請求項19】 高級言語の初期データ・セットをビッ
    トマップ・フォーマットに変換して、前記第1データ・
    セットを作成するラスター画像処理操作を実行する段階
    を更に含む、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 印刷開始位置を受信し、印刷データを
    読取り、前記印刷開始位置を現行プリンタ・キャリア位
    置と比較することによって、ひとたびその比較が真とな
    れば、前記印刷ヘッドに前記印刷データに従った印刷を
    行わせることによって印刷ヘッドをターンオンする段階
    を更に含む、請求項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】 印刷ジョブ・データを短縮する方法で
    あって、(a)処理回路及びメモリ回路を含む計算/処
    理システムを提供する段階であり、前記計算/処理シス
    テムが前記メモリ回路内に記憶されたビットマップ・デ
    ータの第1データ・セットを以下の諸段階によって短縮
    し、その諸段階が、(b)前記第1データ・セットを、
    各々が複数のスライスを含む複数のスワスに分割する段
    階と、(c)前記複数のスワスの各々を検査して、所定
    の閾値と同程度の数の連続的なブランク・スライスが存
    在するか否かを決定する段階と、もしそうであれば、
    (d)現行スワスを、各々が印刷すべき少なくとも1つ
    のペルを含む複数の領域に分割する段階であり、前記領
    域の各々が1つのボイドによって相互に分離されてお
    り、前記ボイド各々が前記閾値と少なくとも同程度の連
    続的なブランク・スライスを含むことから成る段階と、
    (e)前記現行スワス内の前記領域各々のための領域境
    界情報を作成する段階と、(f)前記スワス各々の前記
    領域各々に関連された印刷データを含む第2データ・セ
    ットを作成する段階であり、印刷データを含む少なくと
    も2つの領域とそれら領域間のボイドとを有する前記ス
    ワスの各々が前記領域間の前記ボイドのための印刷デー
    タを何等含まず且つ前記領域各々のための領域境界情報
    を付加的に含むように前記第2データ・セットが構成さ
    れていることから成る、第2データ・セットを作成する
    段階と、の諸段階を含み、 前記第2データ・セットが、プリンタによって印刷され
    る際、ビットマップ印刷データの前記第1データ・セッ
    トに従った外観と同等外観を有するドキュメントを作成
    することから成る方法。
  22. 【請求項22】 高級言語の初期データ・セットをビッ
    トマップ・フォーマットに変換することによって、前記
    第1データ・セットを作成するラスター画像処理操作を
    実行する段階を更に含む、請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 印刷ジョブ・データを短縮する方法で
    あって、(a)処理回路及びメモリ回路を有するプリン
    タを提供する段階であり、前記プリンタが前記メモリ回
    路に記憶されたビットマップ印刷データの第1データ・
    セットを以下の諸段階によって短縮し、その諸段階が、
    (b)前記第1データ・セットを、各々が複数のスライ
    スを含む複数のスワスに分割する段階と、(c)前記複
    数のスワスの各々を検査して、所定の閾値と少なくとも
    同程度の数の連続的なブランク・スライスが存在するか
    否かを決定する段階と、もしそうであれば、(d)現行
    スワスを、各々が印刷されるべき少なくとも1つのペル
    を含む複数の領域に分割する段階であり、前記領域各々
    が1つのボイドによって相互に分離されており、該ボイ
    ドの各々が前記閾値と少なくとも同程度の大きさの連続
    的なブランク・スライスを含むことから成る段階と、
    (e)前記現行スワス内の前記領域各々のための領域境
    界情報を作成する段階と、(f)前記スワス各々の前記
    領域各々に関連された印刷データを含む第2データ・セ
    ットを作成する段階であり、印刷データを含む少なくと
    も2つの領域とそれら領域間の1つのボイドとを有する
    前記スワス各々が、前記領域間の前記ボイドのための印
    刷データを何等含まず且つ前記領域各々のための領域境
    界情報を付加的に含むように前記第2データ・セットが
    構成されていることから成る第2データ・セットを作成
    する段階と、の諸段階を含み、(g)前記第2データ・
    セットの表現を以下の諸段階によって印刷する段階であ
    り、その諸段階が、 (i)前記第2データ・セットを前記メモリ回路内に一
    時的に記憶させる段階と、 (ii)前記第2データ・セットを検査して、印刷デー
    タを含む少なくとも2つの領域とそれら領域間の1つの
    ボイドとを有する前記スワスを決定する段階と、 (iii)スワス毎に、前記領域間の前記ボイドのため
    の印刷データでなく前記領域各々のための領域境界情報
    を、印刷エンジンへ伝送する段階と、の諸段階を含むこ
    とから成る前記第2データ・セットを印刷する段階と、
    (h)印刷ヘッドを具備する前記印刷エンジンを提供す
    る段階であり、前記スワスの各々のために、該印刷ヘッ
    ドが、 (i)現行スワスに含まれる前記領域の内の第1領域の
    始めでターンオンして、前記第2データ・セットから前
    記第1領域の印刷データに従ったスライスを印刷し、 (ii)前記第1領域の終端でターンオフし、 (iii)前記領域の内の最終領域が含まれる現行スワ
    スに含まれる前記領域の内の次の領域の各々まで移動
    し、 (iv)前記次の領域の始めでターンオンし、前記第2
    データ・セットから前記次の領域の印刷データに従った
    スライスを印刷し、 (v)前記次の領域の終端でターンオフし、それによっ
    て、ビットマップ印刷データの前記第1データ・セット
    に従った外観と同等の外観を有するページ全体を印刷す
    ることから成る前記印刷エンジンを提供する段階と、を
    含む方法。
  24. 【請求項24】 高級言語の初期データ・セットをビッ
    トマップ・フォーマットに変換することによって前記第
    1データ・セットを作成するラスター画像処理操作を実
    行する段階を更に含む、請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 印刷開始位置を受信し、印刷データを
    読取り、前記印刷開始位置を現行プリンタ・キャリア位
    置と比較することによって、ひとたびその比較が真であ
    れば、前記印刷ヘッドに印刷させることによって該印刷
    ヘッドをターンオンする段階を更に含む、請求項23に
    記載の方法。
JP10026585A 1997-01-23 1998-01-23 プリンタ用スワスデータの圧縮方法及び装置 Withdrawn JPH1134445A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/788,062 US5923820A (en) 1997-01-23 1997-01-23 Method and apparatus for compacting swath data for printers
US08/788,062 1997-01-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1134445A true JPH1134445A (ja) 1999-02-09

Family

ID=25143332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10026585A Withdrawn JPH1134445A (ja) 1997-01-23 1998-01-23 プリンタ用スワスデータの圧縮方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5923820A (ja)
EP (1) EP0855670B1 (ja)
JP (1) JPH1134445A (ja)
KR (1) KR19980070729A (ja)
CN (1) CN1226699C (ja)
DE (1) DE69829518T2 (ja)
TW (1) TW396320B (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6570671B1 (en) * 1998-09-28 2003-05-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and recording control device
US6371672B1 (en) * 1998-11-06 2002-04-16 Gunther International, Ltd. Imager featuring service station assembly with interface board and cartridge assembly with customized rasterizer and pen driver boards
JP2001209981A (ja) * 1999-02-09 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 光ディスク基板成膜装置、光ディスク基板成膜方法、基板ホルダーの製造方法、基板ホルダー、光ディスクおよび相変化記録型光ディスク
US6154233A (en) * 1999-04-19 2000-11-28 Lexmark International, Inc. System and method for separating raster data for printing
AUPP996099A0 (en) 1999-04-23 1999-05-20 Silverbrook Research Pty Ltd A method and apparatus(sprint01)
US7155062B1 (en) 1999-11-17 2006-12-26 Genicom Corp. System and method for performing pattern matching image compression
US6867878B1 (en) 1999-11-20 2005-03-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Swath height compensation for lossless compression of pen data
US6450611B1 (en) 2001-02-14 2002-09-17 Lexmark International, Inc. Ink jet swath prediction method
JP2002254622A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Canon Inc 記録装置及び記録システム
US20020191225A1 (en) * 2001-06-04 2002-12-19 Stringham Gary G. Methods and arrangements for compressing raster data
JP3997069B2 (ja) * 2001-10-03 2007-10-24 キヤノン株式会社 周波数拡散発振器を有する集積回路装置及び該装置を有するインクジェット記録装置
US6935715B2 (en) * 2002-02-11 2005-08-30 Lexmark International, Inc. Method of ink jet printing with improved end of page printing
JP2003305902A (ja) * 2002-04-15 2003-10-28 Canon Inc 記録装置、情報処理装置及びそれらの制御方法、プログラム
JP2003305837A (ja) * 2002-04-15 2003-10-28 Canon Inc 記録装置、情報処理装置及びそれらの制御方法、プログラム
JP2003305922A (ja) 2002-04-15 2003-10-28 Canon Inc 画像記録装置およびその制御方法
JP2003305836A (ja) * 2002-04-15 2003-10-28 Canon Inc 記録装置、情報処理装置及びそれらの制御方法、プログラム
US7289243B2 (en) * 2002-08-07 2007-10-30 Lexmark International, Inc. Apparatus and method for data compression optimized by print head architecture
US7525679B2 (en) * 2003-09-03 2009-04-28 Marvell International Technology Ltd. Efficient printer control electronics
US7667870B1 (en) * 2004-01-09 2010-02-23 Conexant Systems, Inc. White region identification to accelerate image processing for copies
TWI239719B (en) * 2004-05-18 2005-09-11 Sunplus Technology Co Ltd Compressing method for printed data
US7684076B2 (en) 2004-07-23 2010-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for raster image processing
US20060271990A1 (en) * 2005-05-18 2006-11-30 Rodriguez Arturo A Higher picture rate HD encoding and transmission with legacy HD backward compatibility
TWI287828B (en) * 2005-12-30 2007-10-01 Ind Tech Res Inst Method for printing a pattern and data processing method thereof
US8457214B2 (en) * 2007-09-10 2013-06-04 Cisco Technology, Inc. Video compositing of an arbitrary number of source streams using flexible macroblock ordering
CN101178775B (zh) * 2007-12-11 2010-04-14 北大方正集团有限公司 二值图打印数据的处理方法
JP5927541B2 (ja) * 2011-06-08 2016-06-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像処理装置および画像処理方法
CN103092535B (zh) * 2011-10-31 2015-10-14 北京大学 一种打印控制方法及装置
CN103182862B (zh) * 2011-12-30 2016-03-23 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印控制方法及装置
CN103974058A (zh) * 2013-01-24 2014-08-06 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 影像噪声分析系统及方法
JP6064715B2 (ja) * 2013-03-21 2017-01-25 セイコーエプソン株式会社 印刷制御プログラム、印刷制御装置、及び、印刷制御方法
CN104714763A (zh) * 2013-12-17 2015-06-17 厦门雅迅网络股份有限公司 打印移动终端上电子签名的方法
GB201608285D0 (en) 2016-05-11 2016-06-22 Videojet Technologies Inc Printing
US10567703B2 (en) 2017-06-05 2020-02-18 Cisco Technology, Inc. High frame rate video compatible with existing receivers and amenable to video decoder implementation
CN114179505B (zh) * 2020-09-14 2023-01-10 森大(深圳)技术有限公司 打印数据处理方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3694813A (en) * 1970-10-30 1972-09-26 Ibm Method of achieving data compaction utilizing variable-length dependent coding techniques
US3873761A (en) * 1973-06-14 1975-03-25 Gen Electric Multiple scanning head facsimile system
US3827357A (en) * 1973-09-12 1974-08-06 Sperry Rand Corp On-the-fly printer with shortened print cycle
IT1071592B (it) * 1977-03-09 1985-04-10 Olivetti & Co Spa Metodo ed apparecchiatura di registrazione in memoria e visualizzazione di immagini
US4364024A (en) * 1979-12-07 1982-12-14 International Business Machines Corporation Signature presentation method and apparatus
SE424927B (sv) * 1980-12-19 1982-08-16 Facit Ab Teckengenerator
US4481602A (en) * 1981-04-06 1984-11-06 International Business Machines Corporation Font compression and decompression for character generation
US4558461A (en) * 1983-06-17 1985-12-10 Litton Systems, Inc. Text line bounding system
JPS6194769A (ja) * 1984-10-17 1986-05-13 Hitachi Ltd ドツト式シリアルプリンタの印字速度制御方式
US4651199A (en) * 1985-05-06 1987-03-17 Eastman Kodak Company Method for detecting blank frames in a photographic color printer
JPS63170063A (ja) * 1987-01-07 1988-07-13 Brother Ind Ltd 印字装置
US5237645A (en) * 1988-03-09 1993-08-17 Oki America Industry Co., Ltd. Printing apparatus
US5272768A (en) * 1989-02-21 1993-12-21 Hewlett-Packard Company Blank strip font compression method and device, and resulting stored, decompressible font
US5485178A (en) * 1989-12-29 1996-01-16 Canon Kabushiki Kaisha Printer control apparatus for synchronously controlling driving of recording head and transfer of data
US5107338A (en) * 1990-12-12 1992-04-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Printer device with page sequence control using buffer memory and blank page data holding section
US5903715A (en) * 1991-12-06 1999-05-11 Seiko Epson Corporation Dot matrix printer having reduced bit map data storage
JP3094658B2 (ja) * 1992-04-30 2000-10-03 ブラザー工業株式会社 テープ印字装置
US5522016A (en) * 1993-05-13 1996-05-28 Dataproducts Corporation Digitally controlled printing
US5596423A (en) * 1995-03-02 1997-01-21 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for compression and decompression of data used by a serial printer
JP3753263B2 (ja) * 1995-08-23 2006-03-08 ヒューレット・パッカード・カンパニー 画像を処理する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5923820A (en) 1999-07-13
DE69829518D1 (de) 2005-05-04
EP0855670A2 (en) 1998-07-29
EP0855670B1 (en) 2005-03-30
KR19980070729A (ko) 1998-10-26
CN1192550A (zh) 1998-09-09
EP0855670A3 (en) 2000-07-26
CN1226699C (zh) 2005-11-09
DE69829518T2 (de) 2006-02-09
TW396320B (en) 2000-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1134445A (ja) プリンタ用スワスデータの圧縮方法及び装置
US5930466A (en) Method and apparatus for data compression of bitmaps using rows and columns of bit-mapped printer data divided into vertical slices
EP0422793A2 (en) Graphics scaling method for high resolution printers
JP3936016B2 (ja) ドキュメント画像を印刷する方法
GB2119982A (en) Printer
EP0713191A2 (en) Offset data transfer to colour printer
EP1187059B1 (en) Method and apparatus for printing computer generated images
EP0730249B1 (en) Method for compression and decompression of data used by a serial printer
US5835122A (en) Printing apparatus and method capable of selectively printing with a plurality of resolutions
EP1355263B1 (en) Printing apparatus and buffer management method
JP2000025279A (ja) バンドスキャン型ラスタプロッタ
US4789949A (en) Printer throughput
JP3033731B2 (ja) 罫線処理装置、罫線処理方法、およびプログラムを記録する記録媒体
US20020126163A1 (en) Image printing apparatus and method
JPH0744539A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
EP0910036B1 (en) Printer data rasterization printer
JP3511890B2 (ja) シリアルプリンタ、シリアルプリンタの印字位置制御方法
AU767448B2 (en) Method and apparatus for printing computer generated images
KR100420807B1 (ko) 압축 알고리즘을 이용한 프린팅 방법
JP2689886B2 (ja) ドットプリンタ装置
JPH09220830A (ja) 印刷装置及び画像処理方法とその装置
JPH082009A (ja) シリアルプリンタ
JPS6151233A (ja) プリンタにおける制御方法
JPH08161129A (ja) 印刷制御装置、印刷装置および印刷方法
JPH04161363A (ja) プリンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405