JPH1134384A - 画像形成装置およびカラー熱記録装置 - Google Patents

画像形成装置およびカラー熱記録装置

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JPH1134384A
JPH1134384A JP19027097A JP19027097A JPH1134384A JP H1134384 A JPH1134384 A JP H1134384A JP 19027097 A JP19027097 A JP 19027097A JP 19027097 A JP19027097 A JP 19027097A JP H1134384 A JPH1134384 A JP H1134384A
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JP
Japan
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control unit
slave
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JP19027097A
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Inventor
Kanetoshi Mizuno
金寿 水野
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Ricoh Elemex Corp
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の副制御部を同一な基板で構成可能とし、
開発コスト・製造コスト・管理コストを低減した画像形
成装置およびカラー熱記録装置を提供すること。 【解決手段】 図3に示す昇華型マルチプリンタは、Y
ステーション20Y,Mステーション20M,Cステー
ション20C,およびKステーション20Kを夫々駆動
制御するスレーブY基板200,スレーブM基板30
0,スレーブC基板400,スレーブK基板500と、
各スレーブ基板200〜500を制御するメイン基板1
00と、を備え、各スレーブ基板200〜500は、同
一回路構成となっており、メイン基板100から送出さ
れるコントロール信号の接続を切り替えるジャンパーヘ
ッダ220およびジャンパーピン221をそれぞれ有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
びカラー熱記録装置に関し、詳細には、カラー昇華型プ
リンタ、カラーインクジェットプリンタ、カラーレーザ
プリンタ、カラーFAX、およびカラー複写機等の画像
形成装置およびカラー熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、サーマルヘッドは、発熱抵抗体
を等間隔でライン上に形成し、発熱抵抗体により発生す
るジュール熱を用いて記録を行うものである。サーマル
ヘッドによる記録は、感熱記録方式と熱転写方式に大別
されるが、構造が簡単で、保守性・操作性に優れ、騒音
がなく、また、安価で信頼性が高いといった多くの特長
をもっている。そして、記録もモノクロからカラーまで
できるため、用途が拡大してきており、このため、ファ
クシミリ、券売機、パソコン、ビデオ、電子黒板、OA
関連機器の記録、各種のプリンタなどに広く使用されて
いる。
【0003】上記サーマルヘッドを使用して階調印字を
行う感熱記録装置としては、例えば、特開平3−610
54号公報に記載されたものがある。図5は、上記公開
公報に記載された感熱記録装置の構成を示している。
【0004】かかる感熱記録装置は、図5に示す如く、
サーマルヘッド701と、ラインメモリ703の印字デ
ータと階調レベル発生器704の階調レベルとを比較し
てサーマルヘッド701にシリアル印字データを送る比
較器702と、1ライン分の階調印字データを格納する
ラインメモリ703と、階調レベル発生器704と、ラ
インメモリ703や階調レベル発生器704などに対し
タイミング信号やアドレス信号を送る印字制御回路70
5と、予め補正された階調印字データが書き込まれたR
OM706と、ROM706より出力された階調印字デ
ータを保持するラインメモリ707と、を備えている。
【0005】上記構成の感熱記録装置においては、先
ず、ラインメモリ703から1画素分の階調印字データ
が出力される一方、ラインメモリ707からは前ライン
の階調印字データが出力される。これら2つの階調印字
データはアドレス信号としてROM706に入力され
る。ROM706はアドレス信号に応じ補正された階調
印字データを出力する。ラインメモリ707はこの補正
された階調印字データを保持する。そして、比較器70
2はラインメモリ707の保持する階調印字データと、
階調レベル発生器704の階調レベルと比較して、階調
印字データが階調レベルと等しいか大きいときにサーマ
ルヘッド701に”0”(非印字データ)をシリアル印
字データとして転送する。
【0006】すなわち、かかる感熱記録装置では、1ラ
イン中の画像データを演算する場合に、CPUのなどの
演算装置による処理では演算速度が遅すぎるため、印字
データをハードウェアによって熱補正を行ない印字品質
を向上させている。
【0007】しかるに、最近は、例えば、32bitの
RISC型CPUやDSPといった高速のデータ演算処
理装置が、安価に入手できるようになり、その処理スピ
ードも実用に十分耐えうるようになってきている。
【0008】ところで、カラーサーマルタプリンタは、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)をサーマルヘッドにより重ねて印字してフル
カラー画像を形成しているが、Y、M、C、Kの各ステ
ーションを平行して動作させ高速にプリントを行う為に
は、Y、M、C、Kのサーマルヘッドを独立に制御する
制御部が必ず必要である。
【0009】従来にあっては、上記公開公報に記載され
た感熱記録装置のように、その制御部に専用のハードウ
ェアや、乗算用およびテーブル参照用のROMを用いて
いた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
サーマルヘッドの熱補正をチューニングするのは、非常
に難しく、実際に印字を行い、補正係数を変更するとい
った試行錯誤が必要で時間のかかる作業である。その
上、使用する昇華リボンによっては、Y、M、C各色で
その最適補正が異なる場合もある。またブラックKは、
キャラクタ印字専用の場合には、他の色とは、熱補正が
全く違ったものになる。
【0011】すなわち、従来の方法でカラープリンタを
構成する場合には、設計にあたって、ROMに格納され
たプログラムに基づいて印字を行い、適正な印字品質が
得られなければ、プロラムの内容を変更したROMに交
換して再度印字を行うといった作業を各色ごとに行な
い、最適な条件をチューニングする必要があった。
【0012】また、製造段階では、各色専用の制御基板
が必要であり部品点数が多くなる為、コスト的に不利で
ある。また、1枚の基板に、Y、M、C、K各制御部を
まとめたとすると、同じような回路を4つ実装する事に
なり、PCBの開発に多くの開発費用が必要となるとい
う問題もある。
【0013】上記実情に鑑み、本発明の第1の目的は、
制御部を一つの制御部と複数の副制御部とで構成し、副
制御部にコントロール信号切換手段を具備することによ
り、複数の副制御部を同一な基板で構成可能とし、開発
コスト・製造コスト・管理コストを低減した画像形成装
置およびカラー熱記録装置を提供することである。
【0014】本発明の第2の目的は、制御部を一つの制
御部と複数の副制御部とで構成し、副制御部にコントロ
ール信号切換手段を具備し、更に、複数の副制御部を、
主制御部から転送されるプログラムで動作させることに
より、複数の制御部を同一な基板で構成可能で、複数の
副制御部に異なった処理を容易に実行させることがで
き、開発コスト・製造コスト・管理コストを低減した画
像形成装置およびカラー熱記録装置を提供することであ
る。
【0015】本発明の第3の目的は、制御部を一つの制
御部と複数の副制御部とで構成し、副制御部にコントロ
ール信号切換手段を具備し、また、複数の副制御部を、
主制御部から転送されるプログラムで動作させ、更に、
複数の副制御部を、主制御部から転送される熱補正デー
タで画像データを補正させることにより、複数の制御部
を同一な基板で構成可能で、複数の副制御部に異なった
処理を容易に実行させることができ、開発コスト・製造
コスト・管理コストを低減し、更に、各色の熱補正チュ
ーニングを容易に実行可能なカラー熱記録装置を提供す
ることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る画像形成装置は、複数の画像形成手
段を有し、当該複数の画像形成手段を平行して動作させ
画像形成を行う画像形成装置において、前記複数の画像
形成手段を夫々駆動制御する複数の副制御部と、前記複
数の副制御部を制御する主制御部と、を備え、前記複数
の副制御部は、同一回路構成となっており、前記主制御
部から送出されるコントロール信号の接続を切り替える
コントロール信号切替手段をそれぞれ有するものであ
る。
【0017】すなわち、請求項1に係る画像形成装置に
よれば、制御部を一つの制御部と複数の副制御部とで構
成し、複数の副制御部は、主制御部から送出されるコン
トロール信号の接続を切り替えるコントロール信号切替
手段をそれぞれ備えているので、コントロール信号切換
手段によりコントロール信号の接続を切り替えることに
より、複数の副制御部を、いずれかの画像形成手段を駆
動する副制御部として設定して使用することができ、こ
れにより、複数の副制御部を同一な基板で構成すること
が可能となり、開発コスト・製造コスト・管理コストを
低減することが可能となる。
【0018】また、請求項2に係る画像形成装置は、複
数の画像形成手段を有し、当該複数の画像形成手段を平
行して動作させ画像形成を行う画像形成装置において、
前記複数の画像形成手段を夫々駆動制御する複数の副制
御部と、前記複数の副制御部を制御する主制御部と、を
備え、前記主制御部は、前記複数の画像形成手段をそれ
ぞれ駆動するための複数のプログラムを格納する第1記
憶手段と、前記複数のプログラムを対応する副制御部に
それぞれ転送するプログラム転送手段と、を備え、前記
複数の副制御部は、同一回路構成となっており、前記主
制御部から送出されるコントロール信号の接続を切り替
えるコントロール信号切替手段と、前記主制御部から転
送されるプログラムを格納する第2記憶手段と、をそれ
ぞれ備えると共に、前記第2記憶手段に格納された前記
プログラムに従って前記複数の画像形成手段をそれぞれ
駆動制御するものである。
【0019】すなわち、請求項2に係る画像形成装置に
よれば、制御部を一つの制御部と複数の副制御部とで構
成し、複数の副制御部は、主制御部から送出されるコン
トロール信号の接続を切り替えるコントロール信号切替
手段をそれぞれ備え、この複数の副制御部を、主制御部
から転送されるプログラムで動作させることとしたの
で、コントロール信号切換手段によりコントロール信号
の接続を切り替えることにより、複数の副制御部を、い
ずれかの画像形成手段を駆動する副制御部として設定し
て使用することができ、これにより、複数の制御部を同
一な基板で構成可能となり、また、主制御部から異なっ
たプログラムを複数の副制御部にそれぞれ転送すること
により、複数の副制御部に異なった処理を容易に実行さ
せることが可能となり、開発コスト・製造コスト・管理
コストを低減することが可能となる。
【0020】また、請求項3に係る画像形成装置は、請
求項2に係る画像形成装置において、前記第2記憶手段
は、RAMからなるものである。
【0021】すなわち、請求項3に係る画像形成装置に
よれば、第2記憶手段をRAMで構成したので、請求項
2に係る画像形成装置の効果に加えて、プログラムに高
速にアクセスすることができ、副制御部の高速な動作が
可能となる。
【0022】また、請求項4に係るカラー熱記録装置
は、各色毎に設けられ各々がサーマルヘッドを備えた複
数の画像形成ステーションを有し、当該複数の画像形成
ステーションを平行して動作させカラー画像を形成する
熱記録装置において、前記複数の画像形成ステーション
を夫々駆動制御する複数の副制御部と、前記複数の副制
御部を制御する主制御部と、を備え、前記複数の副制御
部は、同一回路構成となっており、前記主制御部から送
出されるコントロール信号の接続を切り替えるコントロ
ール信号切替手段をそれぞれ有するものである。
【0023】すなわち、請求項4に係るカラー熱記録装
置によれば、制御部を一つの制御部と複数の副制御部と
で構成し、複数の副制御部は、主制御部から送出される
コントロール信号の接続を切り替えるコントロール信号
切替手段をそれぞれ備えているので、コントロール信号
切換手段によりコントロール信号の接続を切り替えるこ
とにより、複数の副制御部を、いずれかの画像形成ステ
ーションを駆動する副制御部として設定して使用するこ
とができ、これにより、複数の副制御部を同一な基板で
構成することが可能となり、開発コスト・製造コスト・
管理コストを低減することが可能となる。
【0024】また、請求項5に係るカラー熱記録装置
は、各色毎に設けられ各々がサーマルヘッドを備えた複
数の画像形成ステーションを有し、当該複数の画像形成
ステーションを平行して動作させカラー画像を形成する
熱記録装置において、前記複数の画像形成ユニットを夫
々駆動制御する複数の副制御部と、前記複数の副制御部
を制御する主制御部と、を備え、前記主制御部は、前記
複数の画像形成ステーションをそれぞれ駆動するための
複数のプログラムを格納する第1記憶手段と、当該複数
のプログラムを対応する副制御部にそれぞれ転送するプ
ログラム転送手段と、を備え、前記複数の副制御部は、
同一回路構成となっており、前記主制御部から送出され
るコントロール信号の接続を切り替えるコントロール信
号切替手段と、前記主制御部から転送されるプログラム
を格納する第2記憶手段と、をそれぞれ備えると共に、
前記第2記憶手段に格納された前記プログラムに従って
前記複数の画像形成ステーションをそれぞれ駆動制御す
るものである。
【0025】すなわち、請求項5に係るカラー熱記録装
置によれば、制御部を一つの制御部と複数の副制御部と
で構成し、複数の副制御部は、主制御部から送出される
コントロール信号の接続を切り替えるコントロール信号
切替手段をそれぞれ備え、この複数の副制御部を、主制
御部から転送されるプログラムで動作させることとした
ので、コントロール信号切換手段によりコントロール信
号の接続を切り替えることにより、複数の副制御部を、
いずれかの画像形成ステーションを駆動する副制御部と
して設定して使用することができ、これにより、複数の
制御部を同一な基板で構成可能となり、また、主制御部
から異なったプログラムを複数の副制御部にそれぞれ転
送することにより、複数の副制御部に異なった処理を容
易に実行させることが可能となり、開発コスト・製造コ
スト・管理コストを低減することが可能となる。
【0026】また、請求項6に係るカラー熱記録装装置
は、各色毎に設けられ各々がサーマルヘッドを備えた複
数の画像形成ステーションを有し、当該複数の画像形成
ステーションを平行して動作させカラー画像を形成する
カラー熱記録装置において、前記複数の画像形成ステー
ションを夫々駆動制御する複数の副制御部と、前記複数
の副制御部を制御する主制御部と、を備え、前記主制御
部は、前記複数の画像形成ステーションをそれぞれ駆動
するための複数のプログラムおよび当該複数の画像形成
ステーションにそれぞれ対応した複数種の熱補正データ
を格納する第1記憶手段と、当該複数のプログラムおよ
び当該複数種の熱補正データを対応する副制御部にそれ
ぞれ転送するプログラム転送手段と、を備え、前記複数
の副制御部は、同一回路構成となっており、前記主制御
部から送出されるコントロール信号の接続を切り替える
コントロール信号切替手段と、前記主制御部から転送さ
れるプログラムおよび熱補正データを格納する第2記憶
手段と、をそれぞれ備え、前記第2記憶手段に格納され
た前記熱補正データに基づいて画像データをそれぞれ補
正し、前記第2記憶手段に格納された前記プログラムに
従って前記複数の画像形成ステーションをそれぞれ駆動
制御するものである。
【0027】すなわち、請求項6に係るカラー熱記録装
置によれば、制御部を一つの制御部と複数の副制御部と
で構成し、複数の副制御部は、主制御部から送出される
コントロール信号の接続を切り替えるコントロール信号
切替手段をそれぞれ備え、この複数の副制御部を、主制
御部から転送されるプログラムで動作させ、主制御部か
ら転送される熱補正データで画像データを補正させるこ
ととしたので、コントロール信号切換手段によりコント
ロール信号の接続を切り替えることにより、複数の副制
御部を、いずれかの画像形成ステーションを駆動する副
制御部として設定して使用することができ、これによ
り、複数の制御部を同一な基板で構成可能となり、ま
た、主制御部から異なったプログラムを複数の副制御部
にそれぞれ転送することにより、複数の副制御部に異な
った処理を容易に実行させることが可能となり、さら
に、複数の副制御部に画像形成ステーションの特性に応
じた熱補正データを送出することにより、複数の副制御
部で画像データの補正を行うことが可能となるので、開
発コスト・製造コスト・管理コストを低減でき、各色の
熱補正チューニングが容易に実行可能となる。
【0028】また、請求項7に係るカラー熱記録装装置
は、請求項5または6に係るカラー熱記録装置におい
て、前記第2記憶手段は、RAMからなるものである。
【0029】すなわち、請求項7に係るカラー熱記録装
置によれば、請求項5まはた6に係るカラー熱記録装置
によれば、第2記憶手段をRAMで構成したので、請求
項5または6に係るカラー熱記録装置の効果に加えて、
プログラムに高速にアクセスすることができ、副制御部
の高速な動作が可能となる。。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る画像形成装置およびカラー熱記録装置の好適な
実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、本発
明に係る画像形成装置およびカラー熱記録装置を昇華型
マルチプリンタに適用した例を説明する。
【0031】〔発明の概要〕本実施の形態に係る昇華型
マルチプリンタは、Y(イエロー),M(マゼンタ),
C(シアン),K(ブラック)の各ステーションが平行
して印字動作を可能とするために、Y,M,C,Kでそ
れぞれ専用のスレーブ基板を備えている。これらスレー
ブ基板は、同一の構成となっている。すなわち、本実施
の形態は、4つの同じスレーブ基板を使用して、Y(イ
エロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラッ
ク)の各ステーションが平行して印字動作を行う方法を
提案するものである。
【0032】具体的には、本実施の形態においては、制
御部をメイン基板100(メイン制御部)とスレーブY
基板200(副制御部)・スレーブM基板300(副制
御部)・スレーブC基板400(副制御部)・スレーブ
K基板500(副制御部)とで構成し、各スレーブ基板
200〜500は、メイン基板から送出されるコントロ
ール信号を接続するためのジャンパーヘッダ220およ
びジャンパーピン221(コントロール信号切換手段)
をそれぞれ備えている。
【0033】上記メイン基板100では、メインCPU
101(プログラム転送手段)が、ROM106(第1
記憶手段)に格納された各色ステーション20M〜20
K(画像形成手段)用の通常動作プログラムを各スレー
ブ基板200〜500にそれぞれ転送し、各スレーブ基
板は、転送される通常動作プログラムをそれぞれのRA
M(第2記憶手段)に格納し、このRAMに格納された
通常動作プログラムに基づいて、YMCKの各ステーシ
ョン20Y〜20Kを駆動制御することとして、各スレ
ーブ基板を同一構成とすることを可能としている。
【0034】以下、[昇華型マルチプリンタの基本構成
(メカ構成)およびその印字動作]、[昇華型マルチプ
リンタの基本ブロック構成]、[各スレーブ基板のコン
トロール信号接続方法][スレーブ基板のプログラム格
納方法]、[昇華型マルチプリンタの制御動作]の順に
説明を行う。
【0035】[昇華型マルチプリンタの基本構成(メカ
構成)およびその印字動作]図1は、本実施の形態に係
る昇華型マルチプリンタの概略基本構成を示している。
【0036】昇華型マルチプリンタは、図1に示す如
く、被印刷カード2を格納するカードスタッカ1と,カ
ードスタッカ1に格納される被印刷カード(以降「カー
ド」と称する)2、カード2をカードスタッカ1から排
出するための給紙コロ3と、供給コロ3から供給された
カード2を搬送ベルト8に供給するための給紙ローラ4
と、カード2の位置を検知するレジストセンサ5と、搬
送ベルト8を回転駆動するための駆動プーリー6および
従動プーリー7と、この駆動プーリー6と従動プーリー
7とに掛け渡されカード2を搬送するための搬送ベルト
8と、Yの印字を行うYステーション20Yと、Mの印
字を行うMステーション20Mと、Cの印字を行うYス
テーション20Cと、並びにKの印字を行うためのKス
テーション20Kと、を備えている。
【0037】上記したYステーション20Yは、印刷時
に搬送ベルト8を挟んでYインクリボン13Yとカード
2を圧接するために上下動可能に設けられたYプラテン
9Yと、Y昇華リボン13Yを昇華させてYの印字を行
うYサーマルヘッド10Yと、Y昇華リボン13Yを繰
り出すYリボン繰り出しコア11Yと、Y昇華リボン1
3Yを巻き取るYリボン巻き取りコア12Yと、および
印字が可能なY昇華リボン13Yとで構成されている。
なお、Mステーション20M,Yステーション20Y,
およびKステーション20Kは、Yステーション20M
とほぼ同一の構成となるのでその説明は省略する。
【0038】つぎに、上記図1の如き構成の昇華型マル
チプリンタの印字動作を説明する。図1において、先
ず、カードスタッカ1に蓄えられたカード2は、供給コ
ロ3と供給ローラ4により、レジストセンサ5の位置ま
で搬送され待機状態となる。続いて、このカード2は、
印字開始指令が出されると、供給ローラ4により表面に
粘着性を有する搬送ベルト8に渡され、この搬送ベルト
8によりYサーマルヘッド10Yまで搬送される。カー
ド2が搬送ベルト8によりYサーマルヘッド10Yまで
搬送された時点で、Yプラテン11が上昇してカード2
とY昇華リボンが圧接され、続いて、Yサーマルヘッド
10Yが発熱して、Y昇華リボン13Yの昇華染料が昇
華され、カード2にYの画像が形成される。
【0039】この場合、例えば、Yリボン繰り出しコア
11Yは、カード2の搬送速度の1/15の速度で正確
に回転してY昇華リボン13Yを送り出し、Yリボン巻
き取りコア12Yは、その倍程度の速度で、所定の巻き
取りトルクでY昇華リボン13Yを巻き取る。これによ
り、カード2は、Y昇華リボン13Yにより15マルチ
で印字が行われる。
【0040】Yステーション20Yでの印字が終了する
と、Yプラテン9Yは下降してヘッド圧が解除され、カ
ード2は、搬送ベルト6により高速でつぎのMステーシ
ョン20Mに搬送され、Yと同様にMの画像が形成され
る。以降、同様に、Cステーション20CとKステーシ
ョン20Kで、夫々、C,Kの画像印字が行なわれ、フ
ルカラーの画像が形成される。また本プリンタは、マル
チヘッド構成となっているので、Y、M、C、Kを同時
に印字することが可能であり、多数枚のカードを高速に
印字できる構成となっている。
【0041】[昇華型マルチプリンタの基本ブロック構
成]図2は、上記図1に示した昇華型マルチプリンタの
基本ブロック構成を示している。
【0042】昇華型マルチプリンタは、図2に示す如
く、昇華型マルチプリンタの全体を制御するためのメイ
ン基板100と、上記Yステーション20Yを駆動制御
するためのスレーブY基板200と、上記Mステーショ
ン20Mを駆動制御するためのスレーブM基板300
と、上記Cステーション20Cを駆動制御するためのス
レーブC基板400と、上記Kステーション20Yを駆
動制御するためのスレーブK基板500と、を備えてい
る。メイン基板100と、スレーブY基板200,スレ
ーブY基板300,スレーブC基板400,およびスレ
ーブK基板500とは、互いに、メインアドレスバス6
00a、メインデータバス600b、およびメインコン
トロールバス600cを介して接続されている。スレー
ブY基板200,スレーブY基板300,スレーブC基
板400,およびスレーブK基板500は、前述の如
く、同一の回路構成となっている。それ故、以下の説明
では、スレーブY基板200を代表させて説明する。
【0043】[各スレーブ基板のコントロール信号接続
方法]図3は、上記図2に示した昇華型マルチプリンタ
の基本ブロック構成の一部の構成を詳細に示しており、
より詳細には、スレーブY基板200をメイン基板10
0と接続するための構成を示している。なお、図3にお
いては、説明を簡潔にするために、メイン基板100お
よびスレーブY基板200の構成において説明に必要の
ない回路要素は省略して示している。
【0044】スレーブY基板200は、図3に示す如
く、メイン基板100から送出される上記各色ステーシ
ョン10Y〜10Kに対応した各色毎のコントロール信
号(Y・M・C・Kの ̄BYSY信号、Y・M・C・K
の ̄SEM信号、Y・M・C・Kの ̄CS ̄信号、Y・
M・C・Kの ̄INT信号)を選択して共有メモリ20
1に接続するためのジャンパーヘッダ220・・・およ
びジャンパーピン221・・・を備えている。同様に、
他のスレーブ基板300〜500もコントロール信号を
選択して基板内の共有メモリに接続するためのジャンパ
ーヘッダおよびジャンパーピンをそれぞれ備えている。
【0045】上記構成では、前述の各色毎のコントロー
ル信号のうち任意の色のコントロール信号を選択して、
各スレーブ基板のジャンパーヘッダにジャンパーピンを
接続することで、各ステーション20Y〜20K用のス
レーブ基板とすることができる。
【0046】具体的には、例えば、Yステーション20
Y用のスレーブ基板とするためには、図3に示す如く、
ジャンパーヘッダ220・・・の全てのYの箇所に、ジ
ャンパーピン221・・・を差し込めば良い。同様に、
Mステーション20M用のスレーブ基板とするために
は、ジャンパーヘッダ220・・・のMの箇所に、Cス
テーション20C用のスレーブ基板とするためには、ジ
ャンパーヘッダ220・・・のCの箇所に、Kステーシ
ョン20K用のスレーブ基板とするためには、ジャンパ
ーヘッダ200・・・のKの箇所に、それぞれジャンパ
ーピン221・・・を差し込めば良い。
【0047】なお、本実施の形態においては、スレーブ
Y基板200,スレーブM基板300,スレーブC基板
400,およびスレーブK基板500では、ジャンパー
ヘッダのY、M、C、およびKの箇所に、ジャンパーピ
ンがそれぞれ差し込まれているものとする。
【0048】なお、コントロール信号を切え換る手段と
して、ジャンパーヘッダおよびジャンパーピンを例示し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、
連動の切換スイッチ、デップスイッチ、あるいは、マル
チプレクサやセレクタなどのゲートICを用いても良
い。これらのゲートICを用いれば、1ヶ所のジャンパ
ーピを変更することにより、全てのコントロール信号を
切換ることが容易に実現可能となる。
【0049】[昇華型マルチプリンタの詳細なブロック
構成]図4は、図2に示した昇華型マルチプリンタの基
本ブロック構成の詳細な構成を示しており、より詳細に
は、基本スレーブ基板100とスレーブY基板200の
詳細な構成を示している。なお、図4においては、上記
図3で示したジャンパーヘッダ220・・・およびジャ
ンパーピン221は、説明を簡潔にするために図示を省
略している。
【0050】メイン基板100は、図4に示す如く、昇
華型マルチプリンタの制御を司るメインCPU101
と、メインCPU101が実行する制御プログラム,各
スレーブ基板200〜500に転送するための通常動作
プログラム,および各色の昇華リボン13Y〜13Kの
特性に応じた熱補正データを格納するROM102と、
印字すべき画像データを格納する画像メモリ(DRA
M)103と、外部のホストコンピュータ等とのインタ
ーフェースであるSCSII/Fを制御するSCSIコ
ントローラ104と、オペレーションパネル109・駆
動装置群110・センサ群11等の制御を行うメカコン
トロールCPU105と、メカコントロールCPU10
5が実行する制御プログラムを格納したROM106
と、メカコントロールCPU105のワークメモリとし
て使用されるRAM107と、EEPROM108と、
使用者が操作指示するためのオペレーションパネル10
9と、駆動装置群110と、紙センサ等からなるセンサ
群111と、並びにメカコントロールCPU105とオ
ペレーションパネル109・駆動装置群110・センサ
群111とを接続するためのI/O112と、を備えて
いる。
【0051】上記した如く、上記ROM102には、上
記各色ステーション20Y〜20Kを駆動制御するため
の各色ステーション20Y〜20K用の通常動作プログ
ラムがそれぞれ格納されており、この各色ステーション
20Y〜20K用の通常動作プログラムは、スレーブY
基板200,スレーブM基板300,スレーブC基板4
00,およびスレーブK基板500にそれぞれ転送され
る。
【0052】また、各色の昇華リボン13Y〜13Kの
特性に応じた複数種の熱補正データも、スレーブY基板
200,スレーブM基板300,スレーブC基板40
0,およびスレーブK基板500にそれぞれ転送され
る。この熱補正データは、各色の画像データを補正する
ためのものであり、より具体的には、隣接画素補正、履
歴補正、立上り立下り補正、均一補正などの熱補正演算
に使用される。
【0053】スレーブY基板200は、図3に示す如
く、メイン基板100のメインCPU101により送出
される画像データ等を格納するスレーブY共有メモリ2
01と、起動用のプログラムが格納された起動用ROM
202と、メインスレーブ基板100から送出される通
常制御プログラムを格納するRAM203と、メインC
PU101とモータやセンサとのインターフェースであ
るI/O204と、モータと、センサと、基板内の各部
の制御を司るスレーブYCPU205と、D/A変換器
206と、アナログセレクタ213の出力をA/D変換
するA/D変換器207と、サーマルヘッドY10Yを
駆動するヘッドドライブ回路208と、スレーブ共有メ
モリ201から1ライン毎に転送される画像データを一
時的に格納するバッファRAM209と、ヘッドドライ
ブ回路208でレベル変換された画像データを格納する
出力RAM210と、抵抗値測定モードにおいてサーマ
ルヘッドY10Yに定電流を供給する定電流源211
と、動作モードに応じてヘッド電圧と定電流源211と
の出力を択一的に切り替えてサーマルヘッドY10Yに
出力するヘッド電源切換回路212と、A/D変換器2
07への入力を切り替えるアナログセレクタ213と、
を備えている。
【0054】なお、各スレーブ基板100〜400に
は、同一の起動用ROMが実装されている。この起動用
ROMには、電源ON直後の初期設定プログラムとメモ
リチェックなどの自己診断プログラム、およびメインC
PU101からの通常動作プログラムを転送や再起動さ
せる転送再起動プログラムが格納されている。
【0055】サーマルヘッドY10Yは、例えば、等間
隔でライン状に形成された発熱抵抗素子と、発熱抵抗素
子を駆動するスイッチングトランジスタ,シフトレジス
タ,ラッチ回路,およびアンドゲート等を備えたドライ
ブICと、から成り、これらドライブICと発熱抵抗素
子は、同一の基盤上に搭載されている。このサーマルヘ
ッドは、発熱抵抗素子で発生するジュール熱で昇華リボ
ンを昇華させて記録紙に転写を行う。
【0056】[スレーブ基板のプログラム格納方法]図
4において、昇華型マルチプリンタに電源が投入される
と、各スレーブ基板の各スレーブCPUは、起動用RO
Mに格納されたプログラムに基づいてスレーブCPUお
よび周辺デバイスの初期化を行ない、つづいて、メモリ
や電源の異常チェックを行なった後、メイン基板100
のメインCPU101からの通常動作プログラムの転送
待期状態となる。
【0057】先ず、スレーブ基板1のメインCPU10
1は、ROM102に格納されているYステーション2
0Y用の通常動作プログラムをスレーブYの共有メモリ
201にパケット単位で書き込み、そのメールBOX機
能を用いてスレーブYCPU205に対し、プログラム
転送開始指令を送信する。これを受信したスレーブYC
PU205は、スレーブY共有メモリ201に書き込ま
れたプログラムをRAM203へ転送した後、スレーブ
Y共有メモリ201のメールBOXを通じて、メインC
PU101に、つぎのプログラムの転送要求を出す。
【0058】これを繰り返し、Yステーション20Y用
の通常動作プログラムの転送が終了すると、同様の手順
でメイン基板1のROM102からM、C、Kのスレー
ブ基板のRAMに通常動作プログラムの転送が行なわれ
る。なお、この場合、ROM103に格納された各色の
昇華リボン13Y〜13Kの特性に応じた複数種の熱補
正データも、スレーブY基板200,スレーブM基板3
00,スレーブC基板400,およびスレーブK基板5
00にそれぞれ転送される。そして、メインCPU10
1は、全ての転送が終了した時点で、各スレーブCPU
に対して、再起動指示を出す。
【0059】これに応じて、各スレーブ基板の各スレー
ブCPU38はそれぞれのRAMに格納された通常動作
プログラムの実行を開始し、以後、この通常動作プログ
ラムに従って制御動作を実行する。
【0060】従って、各スレーブ基板のROMは、同一
のもので良く、各スレーブ基板も同一のもので良いこと
になる。しかも、各スレーブ基板の動作内容を変える場
合には、メイン基板100のROM106のプログラム
の内容を書き換えるだけで済むことになる。これによ
り、例えば、Y、M、C、Kで熱補正の演算を変えた
り、補正係数を変えたりすることが容易に行うことが可
能となる。
【0061】また、スレーブCPUは、規定ライン周期
の間に1ライン画素数分の複雑な熱補正演算を終える必
要があるため、高速性が要求される。本実施の形態にお
いては、スレーブ基板のRAMに転送されたプログラム
で動作させる構成であるため、スレーブCPUは、高速
にプログラムにアクセスすることができ、ROMに格納
されたプログラムにアクセスする場合に比して、高速な
動作が可能となる。付言すると、ROMのアクセスタイ
ムは、せいぜい100nsであるのに対し、RAMは2
0ns以下のものが容易に入手可能となっている。
【0062】[昇華型マルチプリンタの制御動作]図4
において、まず、メイン基板1のメインCPU101に
内蔵されたDMAコントローラは、図示しないホストコ
ンピュータから、メインバス600に接続されたSCS
Iコントローラ104のSCSII/Fを介して、印字
コマンドおよびY、M、C、Kの画像データがSCSI
コントローラ104に転送されてくると、SCSIコン
トローラ24から画像データを画像メモリ(DRAM)
104へ順次転送する。
【0063】画像メモリ(DRAM)103への画像デ
ータの転送が終了すると、メインCPU101は、内蔵
のSCI(シリアルコミュニケーションインターフェイ
ス)を通じて、メカコントロールCPU105に対し
て、前述のカード供給動作の開始指令を送出する。この
開始指令に応じて、メカコントロールCPU105は、
搬送ベルト8を駆動するステッピングモータMを起動さ
せる。
【0064】続いて、メカコントロールCPU105
は、カード2がレジストセンサ5を通過した時点からの
ステッピングモータMのステップ数をカウントして、カ
ード2の現在位置を把握しつつ、カード2がYの所定位
置に来た事を内蔵のSCIを通じてメインCPU101
に通知する。
【0065】メインCPU101は、この通知を受信す
ると、画像メモリ103に格納された画像データの中か
らYの画像データを順次読み出す。続いて、メインCP
U101は、ROM106に格納されたガンマ変換テー
ブルを参照し、読み出したYの画像データに対して、所
定のガンマ変換を行ない、このガンマ変換したYの画像
データを、スレーブY共有メモリ201へ所定ライン数
分の画像データを書き込んだ後、印字スタート指令をス
レーブY共有メモリ201のメールBOX機能を用いて
スレーブYCPU205に送信する。
【0066】スレーブYCPU205は、印字スタート
指令を受信すると、前述のYプラテン9Yを上下動させ
るステッピングモータを起動し、Yプラテン9Yを上昇
させる。続いて、スレーブYCPU205は、1ライン
周期の間にスレーブY共有メモリ201から1ライン分
の画像データを読み出し、この画像データに対して、R
AM203に格納された熱補正データに基づいて、隣接
画素補正、履歴補正、立上り立下り補正、均一補正など
の熱補正演算を行ない、補正した1ライン分のYの画像
データを、バッファRAM209に書き込み、ヘッドド
ライブ回路208に対し、印字スタート指令を送出す
る。スレーブYCPU205は、所定ライン分のYの画
像データの処理が終了すると、メインCPU101に対
して、次ラインのYの画像データをスレーブY共有メモ
リ201に書き込むように要求する。
【0067】ヘッドドライブ回路208は、印字スター
ト指令を受信すると、規定のライン周期で、バッファR
AM209から1ライン分のYの画像データを読み出し
て2値化処理し、出力RAM210に一時的に格納した
後、サーマルヘッドY10Yに、2値化データの転送、
ラッチパルスおよび印字ストローブパルスの転送といっ
た一連の印字動作を自走的に開始する。1ライン分の画
像データの処理が終了すると、ヘッドドライブ回路20
8は、ライン同期信号 ̄LSYNCをスレーブYCPU
205に送出して次ラインの画像データを要求する。
【0068】サーマルヘッドY10Yは、先ず、シフト
レジスタが、転送される1ライン分の画像データを取り
込んで、ラッチ回路に順次出力する。ラッチ回路は、ラ
ッチパルスにより起動され、シフトレジスタから供給さ
れるデータを取り込んで、アンドゲートに順次出力す
る。アンドゲートでは、ラッチ回路から供給されるデー
タと転送されるストローブパルスとの論理積が演算さ
れ、得られる論理積信号が、スイッチングに出力され
る。これにより、トランジスタが動作して、トランジス
タに接続された発熱抵抗素子の対応するものが発熱す
る。この結果、Y昇華リボン13Yが昇華し、カード2
に転写されることになる。
【0069】この動作を所定ライン数分くり返す事によ
りカード2にYの画像が形成される。また、この動作
は、M、C、Kのステーションでも同様に平行して行う
事ができる。
【0070】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、制御をメイン基板100と複数のスレーブ基板2
00〜500で構成し、各スレーブ基板200〜500
は、それぞれメイン基板1から送出されるコントロール
信号をスレーブ基板に接続するためのジャンパーヘッダ
220およびジャンパーピン221を備えたこととした
ので、各スレーブ基板200〜500でジャンパーピン
221をジャンパーヘッダ220の所定の箇所に挿入す
ることにより、Y、M、C、K用のスレーブ基板として
設定して使用することができ、複数(各色)の制御基板
として1つのPCBを開発するだけで良く、開発費と時
間が少なくて済むことになる。さらに、製造段階におい
ては、部品点数が少なくて済むため製造および管理コス
トを低減することが可能となる。
【0071】また、本実施の形態においては、メイン基
板100は、ROM106に格納された各色ステーショ
ン20M〜20K用の通常動作プログラムおよび各色の
昇華リボン13Y〜14Kの特性に応じた熱補正データ
を各スレーブ基板200〜500にそれぞれ転送し、各
スレーブ基板200〜500は、転送される通常動作プ
ログラムをそれぞれのRAMに格納し、このRAMに格
納された通常動作プログラムに基づいて、YMCKの各
ステーションを駆動制御する構成とした。
【0072】従って、各スレーブ基板200〜500毎
に異なった処理を容易に実行させることが可能となる。
具体的には、例えば、各スレーブ基板の熱補正内容が異
なっている場合であっても、各スレーブ基板は同一の構
成で済み、また、熱補正のチューニングに於いては、メ
インCPU25の部分にICEなどの開発ツールを接続
し、Y、M、C、Kの各スレーブ基板の熱補正チューニ
ングを行う事ができ、各スレーブ基板のROMの交換な
ど全く行なわないで済むため、開発が容易に行えるよう
になる。
【0073】また、各スレーブ基板200〜500のス
レーブCPUは、RAM上のプログラムで動作するた
め、ROM上のプログラムで動作する場合に比して、高
速動作が可能となる。その結果、複雑な熱補正演算を実
行することが可能となり、印字品質を向上させることが
できる。
【0074】なお、上記した実施の形態では、本発明に
係る画像形成装置およびカラー熱記録装置を昇華型マル
チプリンタに適用した場合を説明したが、本発明はこれ
に限られるものではなく、カラーインクジェットプリン
タ、カラーレーザプリンタ、カラーFAX、およびカラ
ー複写機等の画像形成装置にも適用可能であることは勿
論である。すなわち、本発明は、複数の画像形成ステー
ションを平行動作させる画像形成装置のいずれについて
も適用可能である。
【0075】また、本発明は、上記実施の形態のみに限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形して実施可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、制御部を一つの制御部と複数の副制御部と
で構成し、複数の副制御部は、主制御部から送出される
コントロール信号の接続を切り替えるコントロール信号
切替手段をそれぞれ備えているので、コントロール信号
切換手段によりコントロール信号の接続を切り替えるこ
とにより、複数の副制御部を、いずれかの画像形成手段
を駆動する副制御部として設定して使用することがで
き、これにより、複数の副制御部を同一な基板で構成す
ることが可能となり、開発コスト・製造コスト・管理コ
ストを低減することが可能となる。この結果、複数の副
制御部を同一な基板で構成可能とし、開発コスト・製造
コスト・管理コストを低減した画像形成装置を提供する
ことが可能となる。
【0077】また、請求項2に係る発明によれば、制御
部を一つの制御部と複数の副制御部とで構成し、複数の
副制御部は、主制御部から送出されるコントロール信号
の接続を切り替えるコントロール信号切替手段をそれぞ
れ備え、この複数の副制御部を、主制御部から転送され
るプログラムで動作させることとしたので、コントロー
ル信号切換手段によりコントロール信号の接続を切り替
えることにより、複数の副制御部を、いずれかの画像形
成手段を駆動する副制御部として設定して使用すること
ができ、これにより、複数の制御部を同一な基板で構成
可能となり、また、主制御部から異なったプログラムを
複数の副制御部にそれぞれ転送することにより、複数の
副制御部に異なった処理を容易に実行させることが可能
となり、開発コスト・製造コスト・管理コストを低減す
ることが可能となる。この結果、複数の制御部を同一な
基板で構成可能で、複数の副制御部に異なった処理を容
易に実行させることができ、開発コスト・製造コスト・
管理コストを低減した画像形成装置を提供することが可
能となる。
【0078】また、請求項3に係る発明によれば、第2
記憶手段をRAMで構成したので、請求項2に係る画像
形成装置の効果に加えて、プログラムに高速にアクセス
することができ、副制御部の高速な動作が可能となる。
【0079】また、請求項4に係る発明によれば、制御
部を一つの制御部と複数の副制御部とで構成し、複数の
副制御部は、主制御部から送出されるコントロール信号
の接続を切り替えるコントロール信号切替手段をそれぞ
れ備えているので、コントロール信号切換手段によりコ
ントロール信号の接続を切り替えることにより、複数の
副制御部を、いずれかの画像形成ステーションを駆動す
る副制御部として設定して使用することができ、これに
より、複数の副制御部を同一な基板で構成することが可
能となり、開発コスト・製造コスト・管理コストを低減
することが可能となる。この結果、複数の副制御部を同
一な基板で構成可能とし、開発コスト・製造コスト・管
理コストを低減したカラー熱記録装置を提供することが
可能となる。
【0080】また、請求項5に発明によれば、制御部を
一つの制御部と複数の副制御部とで構成し、複数の副制
御部は、主制御部から送出されるコントロール信号の接
続を切り替えるコントロール信号切替手段をそれぞれ備
え、この複数の副制御部を、主制御部から転送されるプ
ログラムで動作させることとしたので、コントロール信
号切換手段によりコントロール信号の接続を切り替える
ことにより、複数の副制御部を、いずれかの画像形成ス
テーションを駆動する副制御部として設定して使用する
ことができ、これにより、複数の制御部を同一な基板で
構成可能となり、また、主制御部から異なったプログラ
ムを複数の副制御部にそれぞれ転送することにより、複
数の副制御部に異なった処理を容易に実行させることが
可能となり、開発コスト・製造コスト・管理コストを低
減することが可能となる。この結果、複数の制御部を同
一な基板で構成可能で、複数の副制御部に異なった処理
を容易に実行させることができ、開発コスト・製造コス
ト・管理コストを低減したカラー熱記録装置を提供する
ことが可能となる。
【0081】また、請求項6に係る発明によれば、制御
部を一つの制御部と複数の副制御部とで構成し、複数の
副制御部は、主制御部から送出されるコントロール信号
の接続を切り替えるコントロール信号切替手段をそれぞ
れ備え、この複数の副制御部を、主制御部から転送され
るプログラムで動作させ、主制御部から転送される熱補
正データで画像データを補正させることとしたので、コ
ントロール信号切換手段によりコントロール信号の接続
を切り替えることにより、複数の副制御部を、いずれか
の画像形成ステーションを駆動する副制御部として設定
して使用することができ、これにより、複数の制御部を
同一な基板で構成可能となり、また、主制御部から異な
ったプログラムを複数の副制御部にそれぞれ転送するこ
とにより、複数の副制御部に異なった処理を容易に実行
させることが可能となり、さらに、複数の副制御部に画
像形成ステーションの特性に応じた熱補正データを送出
することにより、複数の副制御部で画像データの補正を
行うことが可能となるので、開発コスト・製造コスト・
管理コストを低減でき、各色の熱補正チューニングが容
易に実行可能となる。この結果、複数の制御部を同一な
基板で構成可能で、複数の副制御部に異なった処理を容
易に実行させることができ、開発コスト・製造コスト・
管理コストを低減し、更に、各色の熱補正チューニング
を容易に実行可能なカラー熱記録装置を提供することが
可能となる。
【0082】また、請求項7に係る発明によれば、請求
項5まはた6に係るカラー熱記録装置によれば、第2記
憶手段をRAMで構成したので、請求項5または6に係
るカラー熱記録装置の効果に加えて、プログラムに高速
にアクセスすることができ、副制御部の高速な動作が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る昇華型マルチプリンタの概
略基本構成を示す説明図である。
【図2】図1に示した昇華型マルチプリンタの基本ブロ
ック構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示した昇華型マルチプリンタの基本ブロ
ック構成の一部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図4】図2に示した昇華型マルチプリンタの基本ブロ
ック構成の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】従来における熱記録装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 カードスタッカ 2 被印刷カード 3 給紙コロ 4 給紙ローラ 5 レジストセンサ 6 駆動プーリー 7 従動プーリー 8 搬送ベルト 9Y Yプラテン 9M Mプラテン 9C Cプラテン 9K Kプラテン 10Y サーマルヘッドY 10M サーマルヘッドM 10C サーマルヘッドC 10K サーマルヘッドK 11Y Yリボン繰り出しコア 11M Mリボン繰り出しコア 11C Cリボン繰り出しコア 11K Kリボン繰り出しコア 12Y Yリボン巻き取りコア 12M Mリボン巻き取りコア 12C Cリボン巻き取りコア 12K Kリボン巻き取りコア 13Y Y昇華リボン 13M M昇華リボン 13C C昇華リボン 13K K昇華リボン 20Y Yステーション 20M Mステーション 20C Cステーション 20K Kステーション 100 メイン基板 101 メインCPU 102 ROM 103 画像メモリ(DRAM) 104 SCSIコントローラ 105 メカコントロールCPU 106 ROM 107 RAM 108 EEPROM 109 オペレーションパネル 110 駆動装置群 111 I/O 200 スレーブY基板 201 スレーブY共有メモリ 202 起動用ROM 203 RAM 204 I/O 205 スレーブYCPU 206 D/A変換器 207 A/D変換器 208 ヘッドドライブ回路 201 スレーブ共有メモリ 209 バッファRAM 210 出力RAM 211 定電流源 212 ヘッド電源切換回路 213 アナログセレクタ 220 ジャンパーヘッダ 221 ジャンパーピン 300 スレーブM基板 400 スレーブC基板 500 スレーブK基板 600a メインアドレスバス 600b メインデータバス 600c メインコントロールバス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成手段を有し、当該複数の
    画像形成手段を平行して動作させ画像形成を行う画像形
    成装置において、 前記複数の画像形成手段を夫々駆動制御する複数の副制
    御部と、 前記複数の副制御部を制御する主制御部と、 を備え、 前記複数の副制御部は、同一回路構成となっており、前
    記主制御部から送出されるコントロール信号の接続を切
    り替えるコントロール信号切替手段をそれぞれ有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の画像形成手段を有し、当該複数の
    画像形成手段を平行して動作させ画像形成を行う画像形
    成装置において、 前記複数の画像形成手段を夫々駆動制御する複数の副制
    御部と、 前記複数の副制御部を制御する主制御部と、 を備え、 前記主制御部は、前記複数の画像形成手段をそれぞれ駆
    動するための複数のプログラムを格納する第1記憶手段
    と、前記複数のプログラムを対応する副制御部にそれぞ
    れ転送するプログラム転送手段と、を備え、 前記複数の副制御部は、同一回路構成となっており、前
    記主制御部から送出されるコントロール信号の接続を切
    り替えるコントロール信号切替手段と、前記主制御部か
    ら転送されるプログラムを格納する第2記憶手段と、を
    それぞれ備えると共に、前記第2記憶手段に格納された
    前記プログラムに従って前記複数の画像形成手段をそれ
    ぞれ駆動制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2記憶手段は、RAMからなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 各色毎に設けられ各々がサーマルヘッド
    を備えた複数の画像形成ステーションを有し、当該複数
    の画像形成ステーションを平行して動作させカラー画像
    を形成する熱記録装置において、 前記複数の画像形成ユニットを夫々駆動制御する複数の
    副制御部と、 前記複数の副制御部を制御する主制御部と、 を備え、 前記複数の副制御部は、同一回路構成となっており、前
    記主制御部から送出されるコントロール信号の接続を切
    り替えるコントロール信号切替手段をそれぞれ有するこ
    とを特徴とするカラー熱記録装置。
  5. 【請求項5】 各色毎に設けられ各々がサーマルヘッド
    を備えた複数の画像形成ステーションを有し、当該複数
    の画像形成ステーションを平行して動作させカラー画像
    を形成する熱記録装置において、 前記複数の画像形成ユニットを夫々駆動制御する複数の
    副制御部と、 前記複数の副制御部を制御する主制御部と、 を備え、 前記主制御部は、前記複数の画像形成ステーションをそ
    れぞれ駆動するための複数のプログラムを格納する第1
    記憶手段と、当該複数のプログラムを対応する副制御部
    にそれぞれ転送するプログラム転送手段と、を備え、 前記複数の副制御部は、同一回路構成となっており、前
    記主制御部から送出されるコントロール信号の接続を切
    り替えるコントロール信号切替手段と、前記主制御部か
    ら転送されるプログラムを格納する第2記憶手段と、を
    それぞれ備えると共に、前記第2記憶手段に格納された
    前記プログラムに従って前記複数の画像形成ステーショ
    ンをそれぞれ駆動制御することを特徴とするカラー熱記
    録装置。
  6. 【請求項6】 各色毎に設けられ各々がサーマルヘッド
    を備えた複数の画像形成ステーションを有し、当該複数
    の画像形成ステーションを平行して動作させカラー画像
    を形成するカラー熱記録装置において、 前記複数の画像形成ステーションを夫々駆動制御する複
    数の副制御部と、 前記複数の副制御部を制御する主制御部と、 を備え、 前記主制御部は、前記複数の画像形成ステーションをそ
    れぞれ駆動するための複数のプログラムおよび当該複数
    の画像形成ステーションにそれぞれ対応した複数種の熱
    補正データを格納する第1記憶手段と、当該複数のプロ
    グラムおよび当該複数種の熱補正データを対応する副制
    御部にそれぞれ転送するプログラム転送手段と、を備
    え、 前記複数の副制御部は、同一回路構成となっており、前
    記主制御部から送出されるコントロール信号の接続を切
    り替えるコントロール信号切替手段と、前記主制御部か
    ら転送されるプログラムおよび熱補正データを格納する
    第2記憶手段と、をそれぞれ備え、 前記第2記憶手段に格納された前記熱補正データに基づ
    いて画像データをそれぞれ補正し、前記第2記憶手段に
    格納された前記プログラムに従って前記複数の画像形成
    ステーションをそれぞれ駆動制御することを特徴とする
    カラー熱記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第2記憶手段は、RAMからなるこ
    とを特徴とする請求項5又は6に記載のカラー熱記録装
    置。
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