JPH11170588A - サーマルヘッド印字濃度制御装置 - Google Patents

サーマルヘッド印字濃度制御装置

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JPH11170588A
JPH11170588A JP30129597A JP30129597A JPH11170588A JP H11170588 A JPH11170588 A JP H11170588A JP 30129597 A JP30129597 A JP 30129597A JP 30129597 A JP30129597 A JP 30129597A JP H11170588 A JPH11170588 A JP H11170588A
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JP30129597A
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Hiroyuki Mori
裕之 森
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Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補正演算に用いる補正係数を濃度の立ち上げ
補正時と、濃度の立ち下げ補正時とでそれぞれ別の値と
することにより、印字画像における立ち上がり部分の濃
度低下、かつ立ち下がり部分での尾引現象をそれぞれ抑
制し、高品位な画像を得ること。 【解決手段】 文字・画像における濃度の立ち上がり部
分と濃度の立ち下がり部分を判定し、濃度の立ち上がり
部分である場合、第1の補正係数C1を出力し、濃度の
立ち下がり部分である場合、第2の補正係数C2を出力
する比較判定回路306と、第1の補正係数C1または
第2の補正係数C2を用い、サーマルヘッドの発熱部に
おける個々の発熱量を、発熱部で形成する画素の周囲画
素に対する画データにより濃度の立ち上がり部分で大き
く、濃度の立ち下がり部分で小さくなるように補正演算
を実行する乗算部307、加算部308と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、サーマルプリン
タ、熱転写プリンタ、昇華型プリンタなどに利用される
サーマルヘッドを用いた熱記録システムの濃度補正を行
うサーマルヘッド印字濃度制御装置に関し、より詳細に
は、サーマルヘッドの発熱部の個々の発熱量を、該発熱
部で形成するドットの周囲のドットに対する画像データ
により濃度の立ち上がり部分で大きくなって、濃度の立
ち下がり部分で小さくなるように、それぞれ異なる補正
係数に基づいて熱補正演算を行うサーマルヘッド印字濃
度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、サーマルヘッドは、発熱抵抗
体を等間隔でライン状に形成し、発熱抵抗体により発生
するジュール熱を用いて記録を行うものである。サーマ
ルヘッドによる記録は、感熱記録方式と熱転写方式に大
別され、構造が簡単で、かつ保守性・操作性・静粛性に
優れ、しかも経済的で信頼性が高いという特長を有して
いる。さらに、モノクロ画像からカラー画像までの記録
が可能であるため、用途が拡大してきており、このた
め、ファクシミリ、券売機、パーソナルコンピュータや
ビデオ装置の出力装置、電子黒板、OA関連機器の記
録、各種のプリンタなどに広く使用されている。
【0003】さて、このようなサーマルヘッドを用いた
プリンタにおいて、サーマルヘッドの発熱部の蓄熱状態
の変動に起因する濃度変動が生じるため、発熱部の発熱
量を補正するために熱補正演算を行っている。従来は濃
度の立ち上がり、立ち下がりの部分では過去の印字デー
タと現画素のデータとから補正演算を行い、現画素の補
正印字データを求め、該補正印字データに基づいてサー
マルヘッドを発熱させて画像を形成している。この立ち
上がり、立ち下がりの補正演算式を下記数1に示す。な
お、図4に補正演算におけるサーマルヘッドの印字画素
の関係を示す。数1におけるAは時定数、Cは補正係数
である。
【0004】
【数1】
【0005】また、上記数1に基づく補正演算を行った
場合、図6のシミュレーション結果に示すように、補正
前データD(実線で示す部分)、および補正後のデータ
D’(破線で示す部分)はそれぞれ図示の如くとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような従来の熱補正演算にあっては、実際のサ
ーマルヘッドの発熱および放熱とインクリボンの溶融、
あるいは昇華開始熱量などの特性の違いがあるにもかか
わらず、濃度の立ち上がり、濃度の立ち下がりで同一の
補正係数Cを用いると、補正演算によって補正される補
正量が同一となるため、濃度の立ち上がり、濃度の立ち
下がりそれぞれにおいて適正な補正が行われず、濃度の
立ち上がり部分での高い濃度を確保することができず、
かつ濃度の立ち下がり部分での尾引現象の補正を同時に
行うことができない。その結果、濃度の立ち上がり部分
で濃度が低下、および濃度の立ち下がり部分での尾引大
による画質の劣化が生じ、高品位な画像を得ることがで
きないという問題点があった。
【0007】また、カラー画像を出力する場合には、
Y、M、C、Kの各インクリボンの熱に対する感度のバ
ラツキに起因し、かつ各インクリボンの濃度の立ち上が
り、立ち下がりでの尾引発生の度合いが異なるため、同
一の補正係数による演算では高品質のカラー画像が得ら
れないという問題点もあった。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、補正演算に用いる補正係数を濃度の立ち上げ補正
時と、濃度の立ち下げ補正時とでそれぞれ別の値とする
ことにより、印字画像における立ち上がり部分の濃度低
下、かつ立ち下がり部分での尾引現象をそれぞれ抑制
し、高品位な画像を得ることを第1の目的とする。
【0009】また、カラー画像形成時において、Y、
M、C、Kそれぞれについて異なる補正係数を用いて補
正演算を行うことにより、各色のインクリボンの特性に
最適な補正を実現し、高品位なカラー画像を得ることを
第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係るサーマルヘッド印字濃度制御装置
にあっては、サーマルヘッドなどの熱記録手段を用い、
文字・画像を記録するサーマルヘッドプリンタのサーマ
ルヘッド印字濃度制御装置において、前記文字・画像に
おける濃度の立ち上がり部分と濃度の立ち下がり部分を
判定し、濃度の立ち上がり部分である場合に、第1の補
正係数を出力し、濃度の立ち下がり部分である場合に、
第2の補正係数を出力する判定手段と、前記判定手段か
ら出力された前記第1の補正係数および前記第2の補正
係数を用い、前記サーマルヘッドの発熱部における個々
の発熱量を、前記発熱部で形成する画素の周囲画素に対
する画データにより濃度の立ち上がり部分で大きく、濃
度の立ち下がり部分で小さくなるように補正演算を実行
する補正演算手段と、を備えたものである。
【0011】すなわち、濃度の立ち上がり部分の補正演
算を第1の補正係数を用い、他方、濃度の立ち下がり部
分の補正演算を第2の補正係数を用い、それぞれ別々の
補正係数で濃度補正を行うことにより、印字画像の立ち
上がり部分における濃度の低下を抑制し、かつ濃度の立
ち下がり部分における尾引現象を抑制し、しかもそれぞ
れ濃度の状態を別々の補正係数でチューニングすること
が可能となる。
【0012】また、請求項2に係るサーマルヘッド印字
濃度制御装置にあっては、前記判定手段は、Y、M、
C、Kの各色毎に前記第1の補正係数および第2の補正
係数を異ならせて出力し、前記補正演算手段が、前記判
定手段により出力された前記第1の補正係数および第2
の補正係数に基づいて、Y、M、C、Kの各色毎に演算
補正するものである。
【0013】すなわち、Y、M、C、Kそれぞれ請求項
1の如く補正係数を変えて補正演算を行うことにより、
Y、M、C、Kの各リボンの特性に対して最適な補正量
を設定することが可能となり、Y、M、C、Kの各リボ
ンの熱に対する感度のバラツキなどを補正することが可
能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサーマルヘッド印
字濃度制御装置について添付図面を参照し、詳細に説明
する。なお、この実施の形態では、〔昇華型マルチプリ
ンタの基本構成(メカ構成)およびその印字動作〕、
〔昇華型マルチプリンタの印字制御系の概略構成〕、
〔スレーブ基板のプログラム格納方法〕、〔昇華型マル
チプリンタの制御動作〕、〔立ち上がり立ち下がり濃度
補正〕の順に説明する。
【0015】〔昇華型マルチプリンタの基本構成(メカ
構成)およびその印字動作〕図1は、本発明が適用され
るに好適な昇華型マルチプリンタの基本構成を示す説明
図である。図において、まず、給紙系は以下の主機能要
素で構成されている。101は被印刷カード(以下、
「カード」という)、102はカード101を複数束で
積載・格納するカードスタッカ、103はカード101
をカードスタッカ102から1枚ずつ給紙するための給
紙コロ(呼出しコロ)、104は給紙コロ103により
1枚繰り出されたカード101を搬送する給紙ローラ、
105は光センサあるいはマクロ型接触センサなどを用
い、搬送(ジャム検知を含む)および印字開始位置など
の制御を行うためにカード101の先端位置を検知する
レジストセンサである。
【0016】つぎに、昇華型サーマル印字方式を用いた
搬送(転写)・作像系の構成について説明する。106
は後述する各色のステーションに平行、かつ対向して配
置し、さらに表面に粘着性が施され、カード101を載
せながら所定の速度で駆動される搬送ベルト、107は
搬送ベルト106を巻回し、回転駆動する駆動プーリ、
108は搬送ベルト106を巻回し、回転する従動プー
リ、109Y〜109Kは搬送ベルト106の内側に後
述する各色のステーションに対向し、ヘッドに対して搬
送べルト106面を接触/離間可能に配置したプラテン
ローラ、なお、イエロー(Y)に対応したプラテンロー
ラをイエロープラテンローラ、マゼンタ(M)に対応し
たプラテンローラをマゼンタプラテンローラ、シアン
(C)に対応したプラテンローラをシアンプラテンロー
ラ、ブラック(K)に対応したプラテンローラをブラッ
クプラテンローラという。
【0017】また、ステーションは、イエロー用のYス
テーション110Y、マゼンタ用のMステーション11
0M、シアン用のCステーション110C、ブラック用
のKステーション110Kの順に搬送ベルト106面に
対向して設けられている。Yステーション110Yは、
イエロー発色の昇華染料が塗布されているマルチ型のY
昇華リボン111Yと、Y昇華リボン111Yを昇華さ
せてイエローの印字を行うYサーマルヘッド112Y
と、Y昇華リボン111Yを繰り出すYリボン繰り出し
コア113Yと、Y昇華リボン111Yを巻き取るYリ
ボン巻取りコア114Yと、とを有している。なお、M
ステーション110M、Cステーション110C、Kス
テーション110Kは、Yステーション110Yに対し
て基本的な構成は同一であるので、ここでの説明は省略
する。
【0018】つぎに、以上のように構成された昇華型マ
ルチプリンタの印字動作について説明する。図1におい
て、まず、カードスタッカ102に積載・セットされた
カード101は、給紙コロ103により繰り出され、給
紙ローラ104によりレジストセンサ105の位置まで
搬送され、待機状態となる。続いて、上記待機状態のカ
ード101は、印字開始指令が出されると給紙ローラ1
04により搬送ベルト106の表面に載せられ、Yサー
マルヘッド112Yの位置まで搬送される。
【0019】カード101が搬送ベルト106によりY
サーマルヘッド112Yの位置まで搬送された時点で、
離間状態のYプラテンローラ109Yが上昇し、搬送ベ
ルト106上のカード101をYサーマルヘッド112
Y側に所定のヘッド圧で当接させる。この当接状態で、
Yサーマルヘッド112Yが発熱し、Y昇華リボン11
1Yのイエロー昇華染料が昇華され、カード101にイ
エローの画像が転写・形成される。
【0020】この場合、たとえばYリボン繰り出しコア
113Yは、カード101の搬送速度の1/15の速度
で正確に回転してY昇華リボン111Yを送り出す。ま
た、Yリボン巻取りコア114Yは、Yリボン繰り出し
コア113Yの速度に対し、その倍程度の速度で、かつ
所定の巻取りトルクでY昇華リボン111Yを巻き取
る。これにより、カード101は、Y昇華リボン111
Yにより15マルチで印字が行われる。
【0021】Yステーション110Yでの印字が終了す
ると、Yプラテンローラ109Yが下降してヘッド圧が
解除される。カード101は、搬送ベルト106の高速
搬送により、つぎのMステーション110MのMサーマ
ルヘッド112Mの位置まで搬送され、イエローの印字
動作と同様の工程を経て、すでにイエローの画像が形成
された上にマゼンタの画像が転写・形成される。その
後、このカード101は、Cステーション110C、K
ステーション110Kに搬送され、同様の印字工程を行
い、シアンおよびブラックの画像が形成され、最終的に
フルカラーの画像が形成される。
【0022】なお、印字データ(色)、たとえば黒のデ
ータがなければKステーション110Kにより印字動作
を行わずに、通過させて排紙する。このように、この昇
華型マルチプリンタは、マルチヘッドで構成されている
ので、Y、M、C、Kを同時に印字することが可能であ
り、かつ多数枚のカード101を順次搬送させて高速に
印字することもできる。
【0023】〔昇華型マルチプリンタの印字制御系の概
略構成〕図2は、図1に示した昇華型マルチプリンタに
おける印字制御系の概略構成を示すブロック図である。
以下、順に説明する。
【0024】図2において、200は昇華型マルチプリ
ンタの全体を制御するためのメイン基板、220はYス
テーション110Yを駆動制御するためのスレーブY基
板、240はMステーション110Mを駆動制御するた
めのスレーブM基板、250はCステーション110C
を駆動制御するためのスレーブC基板、260はKステ
ーション110Kを駆動制御するためのスレーブK基板
である。
【0025】メイン基板200は、図2に示す如く、制
御プログラムに基づいて昇華型マルチプリンタ全体の制
御を司るメインCPU201と、メインCPU201が
実行する制御プログラム、各スレーブ基板(スレーブY
基板220、スレーブM基板240、スレーブC基板2
50、スレーブK基板260)に転送するための通常動
作プログラム、および各色の昇華リボン111Y〜11
1Kの特性に応じた熱補正データを格納するROM20
2と、印字対象の画像データを格納する画像メモリ(D
RAM)203とを備えている。
【0026】さらに、外部のホストコンピュータなどと
のインタフェースであるSCSII/Fを制御するSC
SIコントローラ204と、オペレーションパネル20
9・駆動装置群210、センサ群211などの制御を行
うメカコントロールCPU205と、メカコントロール
CPU205が実行する制御プログラムを格納したRO
M206と、メカコントロールCPU205のワークメ
モリとして使用されるRAM207と、EEPROM2
08とを備えている。
【0027】さらに、使用者が各種の操作指示を行うた
めのオペレーションパネル209と、駆動装置群210
と、たとえばカード101の搬送制御・有無検知などの
各種センサなどからなるセンサ群211と、メカコント
ロールCPU205とオペレーションパネル209・駆
動装置群210・センサ群211とを接続するためのI
/O212と、メインバス215と、を備えている。
【0028】上記の如く、ROM202には、Yステー
ション110Y、Mステーション110M、Cステーシ
ョン110C、Kステーション110Kを駆動制御する
ための通常制御プログラムがそれぞれ格納されている。
この通常動作プログラムは、スレーブY基板220、ス
レーブM基板240、スレーブC基板250、スレーブ
K基板260にそれぞれ転送されるように構成されてい
る。
【0029】また、各色の昇華リボン111Y〜111
Kの特性に応じた複数種の熱補正データも、スレーブY
基板220、スレーブM基板240、スレーブC基板2
50、スレーブK基板260にそれぞれ転送されるよう
に構成されている。この熱補正データは、各色の画像デ
ータを補正するためのものであり、具体的には、隣接画
素補正、履歴補正、均一補正などの熱補正演算に使用さ
れる。
【0030】ここで、スレーブY基板220、スレーブ
M基板240、スレーブC基板250、スレーブK基板
260は、同一の回路構成となっているので、スレーブ
Y基板220の構成を代表させて以下に説明する。
【0031】スレーブY基板220は、図2に示すよう
に、メイン基板200のメインCPU201により送出
される画像データなどを格納するスレーブY共有メモリ
221と、起動用のプログラムが格納された起動用RO
M222と、メイン基板200から送出される通常制御
プログラムを格納するRAM223と、メインCPU2
01とステッピングモータやセンサ(いずれも図示せ
ず)などとのインタフェースであるI/O224と、基
板内の各部の制御を司るスレーブYCPU225と、D
/A変換器226と、アナログセレクタ233が出力す
る信号をデジタル信号に変換するA/D変換器227と
を備えている。
【0032】さらに、Yサーマルヘッド112Yを駆動
するヘッドドライブ回路228と、スレーブY共有メモ
リ221から1ライン毎に転送される画像データを一時
的に格納するバッファRAM229と、ヘッドドライブ
回路228でレベル変換された画像データを格納する出
力RAM230と、抵抗値測定モードにおいてYサーマ
ルヘッド112Yに定電流を供給する定電流源231
と、動作モードに応じてヘッド電圧と定電流源231と
の出力を択一的に切り換えてYサーマルヘッド112Y
に出力するヘッド電源切換回路232と、A/D変換器
227への入力を切り換えるアナログセレクタ233
と、を備えている。
【0033】なお、スレーブY基板220、スレーブM
基板240、スレーブC基板250、スレーブK基板2
60には、それぞれ同一の起動用ROMが実装されてい
る。この起動用ROMには、電源ON直後の初期設定プ
ログラムとメモリチェックなどの自己診断プログラム、
およびメインCPU201からの通常制御プログラムの
転送や再起動させる転送再起動プログラムが格納されて
いる。
【0034】Yサーマルヘッド112Yは、たとえば等
間隔でライン状の形成された発熱抵抗素子と、発熱抵抗
素子を駆動するスイッチングトランジスタ、シフトトラ
ンジスタ、ラッチ回路、およびアンドゲートなどを備え
たドライブIC(図示せず)と、からなる。これらドラ
イブICと発熱抵抗素子は、同一の基板上に搭載されて
いる。したがって、この実施の形態におけるサーマルヘ
ッドは、発熱抵抗素子で発生するジュール熱で昇華リボ
ンを昇華させてカードに転写するものである。
【0035】〔スレーブ基板のプログラム格納方法〕つ
ぎに、以上のように構成された制御系におけるスレーブ
基板のプログラム格納方法について説明する。図2にお
いて、昇華型マルチプリンタに電源が投入されると、各
スレーブ基板のスレーブCPUは、起動用ROMに格納
されたプログラムに基づいてスレーブCPUおよび周辺
デバイスの初期化を実行する。続いて、メモリや電源の
異常チェックを行った後、メイン基板200のメインC
PU201からの通常制御プログラムの転送待機状態と
なる。
【0036】まず、メイン基板200のメインCPU2
01は、ROM202に格納されているYステーション
110Y用の通常制御プログラムをスレーブY基板22
0のスレーブY共有メモリ221に対し、パケット単位
で書き込む。そして、メイン基板200のメインCPU
201は、そのメールボックス機能を用いてスレーブY
CPU225に対し、プログラム転送開始指令を送信す
る。これを受信したスレーブYCPU225は、スレー
ブY共有メモリ221に書き込まれたプログラムをRA
M223へ転送した後、スレーブY共有メモリ221の
メールボックスを介し、メインCPU201につぎのプ
ログラムの転送要求を出力する。
【0037】そして、上記動作を繰り返し実行し、Yス
テーション110Y用の通常制御プログラムの転送が終
了すると、同様の手順でメイン基板200のROM20
2からM、C、Kの各スレーブ基板のRAMに通常制御
プログラムの転送が行われる。なお、この場合、ROM
202に格納された各色の昇華リボン111Y〜111
Kの特性に応じた複数種の熱補正データもスレーブY基
板220、スレーブM基板240、スレーブC基板25
0、スレーブK基板260にそれぞれ転送される。そし
て、メインCPU201は、すべての転送が終了した時
点で、各スレーブCPUに対して再起動指示となる信号
を出力する。
【0038】これに応じて、各スレーブ基板の各スレー
ブCPUは、それぞれのRAMに格納された通常制御プ
ログラムの実行を開始し、以降の動作をこの通常制御プ
ログラムに基づいて実行する。
【0039】したがって、各スレーブ基板のROMは、
同一のものでよく、かつ各スレーブ基板も同一のもので
よいことになる。しかも、各スレーブ基板の動作内容を
変える場合は、メイン基板200のROM202のプロ
グラムの内容を書き換えるだけで済むことになる。これ
により、たとえばY、M、C、Kの熱補正の演算を変更
したり、補正係数を変更することを容易に行うことが可
能となる。
【0040】また、スレーブCPUは、規定ライン周期
の間に1ラインの画素数分の複雑な熱補正演算を終了す
る必要があるため、高速性が要求される。この実施の形
態では、スレーブ基板のRAMに転送されたプログラム
で動作させる構成であるので、スレーブCPUは高速に
プログラムをアクセスすることができ、ROMに格納さ
れたプログラムにアクセスする場合と比較して、高速な
動作が可能となる。付言すれば、ROMのアクセスはせ
いぜい100nsであるのに対し、RAMは20ns以
下のものが容易に入手可能となっている。
【0041】〔昇華型マルチプリンタの制御動作〕つぎ
に、図2を参照しながら昇華型マルチプリンタの制御動
作について説明する。図2において、まず、メイン基板
200のメインCPU201に内蔵されたDMAコント
ローラは、外部のホストコンピュータ(図示せず)から
メインバス215に接続されたSCSIコントローラ2
04のSCSII/Fを介して、印字コマンドおよび
Y、M、C、Kの画像データがSCSIコントローラ2
04に転送されてくると、SCSIコントローラ204
から画像データを画像メモリ(DRAM)203へ順次
転送する。
【0042】画像メモリ(DRAM)203への画像デ
ータの転送が終了すると、メインCPU201は、内蔵
されているSCSI(シリアルコミュニケーションイン
タフェース)を通じて、メカコントロールCPU205
に対し、前述のカード101の給紙動作の開始指令を送
出する。この開始指令に応じて、メカコントロールCP
U205は、搬送ベルト106を駆動するステッピング
モータMを起動させる。
【0043】続いて、メカコントロールCPU205
は、カード101がレジストセンサ105を通過した時
点からのステッピングモータMのステップ数をカウント
し、カード101の現在位置を把握しつつ、カード10
1がYの所定位置に達したことを内蔵のSCSIを通じ
てメインCPU201に通知する。
【0044】メインCPU201は、この通知を受信す
ると、画像メモリ(DRAM)203に格納された画像
データの中からYの画像データの読み出しを順次行う。
続いて、メインCPU201は、ROM202に格納さ
れたガンマ変換テーブルを参照し、読み出したYの画像
データに対して所定のガンマ変換処理を実行する。この
ガンマ変換したYの画像データを、スレーブY共有メモ
リ221へ所定のライン数分の画像データを書き込んだ
後、印字開始指令をスレーブY共有メモリ221のメー
ルボックス機能を用いてスレーブYCPU225に送信
する。
【0045】スレーブYCPU225は、印字開始指令
を受信すると、前述のYプラテンローラ109Yを上昇
/下降させるステッピングモータを起動し、Yプラテン
ローラ109Yを上昇させる。続いて、スレーブYCP
U225は、1ライン周期の間にスレーブY共有メモリ
221から1ライン分の画像データを読み出す。そし
て、この画像データに対してRAM223に格納された
熱補正データに基づいて、隣接画素補正、履歴補正、均
一補正などの熱補正演算を行う。
【0046】さらに、補正した1ライン分のYの画像デ
ータを、バッファRAM229に書き込み、ヘッドドラ
イブ回路228に対し、印字開始指令を送出する。スレ
ーブYCPU225は、所定のライン分のYの画像デー
タの処理が終了すると、メインCPU201に対して次
ラインのYの画像データをスレーブY共有メモリ221
に書き込むように要求する。
【0047】ヘッドドライブ回路228は、印字開始指
令信号を受けると、規定のライン周期でバッファRAM
229から1ライン分の画像データを読み出し、2値化
処理して出力RAM230に一時的に格納した後、Yサ
ーマルヘッド112Yに、2値化データの転送、ラッチ
パルスおよび印字ストローブパルスの転送といった一連
の印字動作を開始する。1ライン分の画像データの処理
が終了すると、ヘッドドライブ回路228は、ライン同
期信号(バー)LSYNCをスレーブYCPU225に
送出し、次ラインの画像データを要求する。
【0048】Yサーマルヘッド112Yは、まず、シフ
トレジスタが転送される1ライン分の画像データを取り
込み、ラッチ回路に順次出力する。ラッチ回路は、ラッ
チパルスにより起動され、シフトレジスタから供給され
るデータを取り込んで、アンドゲートに順次出力する。
アンドゲートでは、ラッチ回路から供給されるデータと
転送されるストローブパルスとの論理積が演算され、そ
こで得られる論理積信号がスイッチングに出力される。
これにより、トランジスタが動作し、該トランジスタに
接続された発熱抵抗素子の対応する素子が発熱する。こ
の結果、Y昇華リボン111Yが昇華し、カード101
に転写されることになる。
【0049】この動作を所定のライン数分繰り返し実行
することにより、カード101にYの画像が形成され
る。また、この動作は、他のM、C、Kのステーション
においても同様に平行して行うことができる。
【0050】〔立ち上がり立ち下がり濃度補正〕ここで
は、サーマルヘッドの発熱部における個々の発熱量を、
発熱部で形成する画素の周囲画素に対する画データによ
り濃度の立ち上がり部分で大きく、濃度の立ち下がり部
分で小さくなるように、濃度の立ち上がりと立ち下がり
を判定し、濃度の立ち上がり部分については第1の補正
係数C1を用いて補正演算を行い、濃度の立ち下がり部
分については第1の補正係数C2を用いて補正演算を行
う例について説明する。
【0051】図3は、この実施の形態に係る立ち上がり
立ち下がり濃度補正回路の構成を示すブロック図であ
り、たとえば図2におけるヘッドドライブ回路228に
内蔵、あるいは別個に設けられる。この立ち上がり立ち
下がり濃度補正回路300は、下記の要素から構成され
ている。
【0052】すなわち、図において、301は1ライン
分の画像データを遅延する遅延バッファ(ラインメモ
リ)、302は遅延バッファ301の出力値をA−1倍
するA−1倍回路、303はA−1倍回路302による
出力値に現注目画素の履歴補正後のデータDを加算する
加算部、304は加算部303の出力値を1/Aに除算
し、AV値を出力する1/A演算用ROM、305は現
注目画素の履歴補正後のデータDとAV値との減算(E
=D−AV)を行う減算部である。
【0053】また、306は現注目画素の履歴補正後の
データDとAV値との大きさ(D>AVか、D≦AV)
を比較し、その比較結果から濃度の立ち上がり(D>A
V)、立ち下がり(D≦AV)を判定し、濃度の立ち上
がりの場合に補正係数C1を、濃度の立ち下がりの場合
に補正係数C2を、乗算部307に出力する比較判定回
路(請求項1の判定手段に該当する)、307は減算部
305の出力値と比較判定回路306の出力値(C1ま
たはC2)を乗算する乗算部、308は乗算部307の
出力と現注目画素の履歴補正後のデータDとを加算し、
立ち上がり/立ち下がり補正演算後の補正後のデータ
D’を出力する加算部である。なお、乗算部307およ
び加算部308が請求項1の補正演算手段に該当する。
【0054】ここで、上記回路の動作を述べる前に、立
ち上がり立ち下がり補正演算について説明する。立ち上
がり立ち下がり補正演算では、図4に示すように、現注
目画素データDnに対し、所定の時定数Aと補正係数C
1、C2を設定し、補正後の現注目画素データD’nと
した場合に、そのデジタルフィルタ演算を下記数2に基
づいて行えばよい。
【0055】
【数2】
【0056】つぎに、図3のように構成された立ち上が
り立ち下がり濃度補正回路300において、上記数2に
基づく動作について説明する。印字開始1ライン目の場
合に遅延バッファ301の値を0とし、遅延バッファ3
01の値をA−1倍回路302でA−1倍し、加算部3
03において1ライン目の現注目画素の履歴補正後のデ
ータDを加算する。さらに、加算した値を1/A演算用
ROM304を用いて1/A倍し、この値をAV値と
し、該AV値を遅延バッファ301に保存する。
【0057】また、減算部305は、現注目画素の履歴
補正後のデータDからAV値を減算(E=D−AV)す
る。ここで、比較判定回路306において現注目画素の
履歴補正後のデータDとAV値との大きさを比較する。
このとき、現注目画素の履歴補正後のデータDがAV値
より大きい場合は補正係数C1を乗算部307に出力す
る。他方、現注目画素の履歴補正後のデータDがAV値
に対し、同じあるいは大きい場合は補正係数C2を乗算
部307に出力する。
【0058】乗算部307は、比較判定回路306が出
力する補正係数C1あるいはC2に基づいて、減算値
(E=D−AV)をC1倍、あるいはC2倍し、これを
加算部308に出力する。加算部308では、乗算部3
07に基づいて立ち上がり立ち下がり補正演算し、D’
を出力する。すなわち、濃度の立ち上がり部分の補正の
場合、D’=D+E・C1、あるいは濃度の立ち下がり
部分の補正の場合、D’=D+E・C2を補正演算後の
データとして出力する。
【0059】図5に、この実施の形態に係る現注目画素
の履歴補正後のデータと立ち上がり立ち下がり補正演算
後の印字データの関係をシュミレーション結果で示す。
図5において、実線の部分が現注目画素の履歴補正後の
データD、破線の部分が立ち上がり立ち下がり補正演算
後のデータD’を示している。
【0060】前述した如く、補正係数を立ち上げ補正時
と、立ち下げ補正時においてそれぞれ別々にすることに
より、それぞれの補正量を変更することができる。この
結果、図5に示すように、印字画像の濃度の立ち上がり
部分の濃度の低下、立ち下がり部分での尾引現象をそれ
ぞれチューニングすることが可能となるので、高品質な
印字画像が得られる。
【0061】また、上記演算による濃度補正を、Y、
M、C、Kそれぞれで同様に補正係数を変更することに
より、Y、M、C、Kの各昇華リボン111Y〜111
Kの熱に対する感度のバラツキを補正する。これによ
り、高品質な印字画像を出力することができる。
【0062】ところで、この実施の形態では、濃度の立
ち上がり/立ち下がりの判定や補正演算などを図2の立
ち上がり立ち下がり濃度補正回路300(ハード)で行
う例について説明したが、この他に、たとえば上記動作
を基づくプログラム化し、スレーブ基板内のCPUが実
行することもできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサー
マルヘッド印字濃度制御装置(請求項1)によれば、請
求項1に係るサーマルヘッド印字濃度制御装置にあって
は、濃度の立ち上がり部分の補正演算を第1の補正係数
を用い、他方、濃度の立ち下がり部分の補正演算を第2
の補正係数を用い、それぞれ別々の補正係数で濃度補正
を行うことにより、印字画像の立ち上がり部分における
濃度の低下を抑制し、かつ濃度の立ち下がり部分におけ
る尾引現象を抑制し、しかもそれぞれ濃度の状態を別々
の補正係数でチューニングすることが可能となるため、
高品質な印字画像を得ることができる。
【0064】また、本発明に係るサーマルヘッド印字濃
度制御装置(請求項2)によれば、Y、M、C、Kそれ
ぞれ請求項1の如く補正係数を変えて補正演算を行うこ
とにより、Y、M、C、Kの各リボンの特性に対して最
適な補正量を設定することが可能となり、Y、M、C、
Kの各リボンの熱に対する感度のバラツキなどを補正す
ることが可能となるため、高品質なカラー印字画像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるに好適な昇華型マルチプリ
ンタの基本構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係る図1に示した昇華型マルチプリン
タにおける印字制御系の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係る立ち上がり立ち下が
り濃度補正回路の構成を示すブロック図である。
【図4】補正演算におけるサーマルヘッドの印字画素の
関係を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る現注目画素の履歴補
正後のデータと立ち上がり立ち下がり補正演算後の印字
データの関係をシュミレーションした結果で示す説明図
である。
【図6】従来における現注目画素の履歴補正後のデータ
と立ち上がり立ち下がり補正演算後の印字データの関係
をシュミレーションした結果で示す説明図である。
【符号の説明】 1I1Y〜111K 昇華インクリボン 1I2Y〜112K サーマルヘッド 200 メイン基板 220 スレーブY基板 228 ヘッドドライブ回路 240 スレーブM基板 250 スレーブC基板 260 スレーブK基板 300 立ち上がり立ち下がり濃度補正回路 301 遅延バッファ(ラインメモリ) 302 A−1倍回路 303,308 加算部 304 1/A演算用ROM 305 減算部 306 比較判定回路 307 乗算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドなどの熱記録手段を用
    い、文字・画像を記録するサーマルヘッドプリンタのサ
    ーマルヘッド印字濃度制御装置において、 前記文字・画像における濃度の立ち上がり部分と濃度の
    立ち下がり部分を判定し、濃度の立ち上がり部分である
    場合に、第1の補正係数を出力し、濃度の立ち下がり部
    分である場合に、第2の補正係数を出力する判定手段
    と、 前記判定手段から出力された前記第1の補正係数および
    前記第2の補正係数を用い、前記サーマルヘッドの発熱
    部における個々の発熱量を、前記発熱部で形成する画素
    の周囲画素に対する画データにより濃度の立ち上がり部
    分で大きく、濃度の立ち下がり部分で小さくなるように
    補正演算を実行する補正演算手段と、 を備えたことを特徴とするサーマルヘッド印字濃度制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、Y、M、C、Kの各色
    毎に前記第1の補正係数および第2の補正係数を異なら
    せて出力し、前記補正演算手段が、前記判定手段により
    出力された前記第1の補正係数および第2の補正係数に
    基づいて、Y、M、C、Kの各色毎に演算補正すること
    を特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド印字濃度
    制御装置。
JP30129597A 1997-10-09 1997-10-31 サーマルヘッド印字濃度制御装置 Pending JPH11170588A (ja)

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JP30129597A JPH11170588A (ja) 1997-10-09 1997-10-31 サーマルヘッド印字濃度制御装置

Applications Claiming Priority (3)

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JP9-277471 1997-10-09
JP27747197 1997-10-09
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ID=26552400

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190874A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Funai Electric Co Ltd 画像形成装置
JP2021059121A (ja) * 2021-01-07 2021-04-15 カシオ計算機株式会社 サーマルプリンタ、売上データ処理装置、印刷方法およびプログラム

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JP2007190874A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Funai Electric Co Ltd 画像形成装置
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