JPH0425471A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JPH0425471A
JPH0425471A JP13030490A JP13030490A JPH0425471A JP H0425471 A JPH0425471 A JP H0425471A JP 13030490 A JP13030490 A JP 13030490A JP 13030490 A JP13030490 A JP 13030490A JP H0425471 A JPH0425471 A JP H0425471A
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JP
Japan
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recording
line
motor
carriage
recording paper
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JP13030490A
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Inventor
Chiharu Katagiri
千春 片桐
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Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はサーマルヘッドを発熱駆動し、インシートによ
り記録媒体上に転写して画像を形成る熱転写プリンタに
関するものである。 [従来の技術〕 近年、インクシートを用いて熱転写により記3紙などの
記録媒体に記録する熱転写プリンタに4いて、階調表現
が可能なプリンタが製品化され1いる。このような熱転
写プリンタの代表的なも(にカラー熱転写プリンタがあ
り、このようなブ1ンタでは一般に昇華性インクを塗布
したカラー1ンクシートが使用されており、像形成され
るメラー画像の濃度は、サーマルヘッドへの印加工オル
ギー(印加電圧や通電時間)や記録媒体(転写フィルム
や記録紙)などにより決定される。
【発明が解決しようとする課題】
第6図はライン型のサーマルヘッドにより、同じ濃度で
複数ラインに亙り転写記録された画像の記録濃度を示し
た図である。ここで53は低濃度(低階調)で記録され
たドツトの記録濃度を示し、点線52は高濃度(高階調
)で記録されたドツトの記録濃度を示している。これら
高濃度で記録されたドツトの濃度は全体として51で示
すような記録濃度となる。 しかし、第6図から明らかなように、高濃度部分の記録
濃度51においても、各ラインの間隔に基づく濃度変化
がみられ、特に53で示した低濃度領域では、各ライン
間に記録紙の下地の部分が露出し、画像全体がざらつい
た感じになってしまう。 本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録媒体
を1ラインより少ない距離だけ搬送し、前ラインの画像
データを重ねて記録することにより、記録された画像濃
度を安定にして、記録画像のざらつき感をなくした熱転
写プリンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の熱転写プリンタは以
下の様な構成からなる。即ち、インクシートを加熱し記
録媒体に転写して記録を行う熱転写プリンタであって、
前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体へ1
回の記録データの転写終了後、前記搬送手段により前記
記録媒体を1ライン分より少ない距離だけ搬送して前記
1回の記録データを再度記録するように制御する制御手
段とを備える。 〔作用〕 以上の構成において、記録媒体へ1回の記録データの転
写終了した後、搬送手段により記録媒体を1ライン分よ
り少ない距離だけ搬送して、再び同じ1回の記録データ
により再度記録するように動作する。
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。 [熱転写プリンタの説明(第1図、第2図)]第1図は
実施例の熱転写プリンタの概略構成を示すブロック図で
ある。 図中、101〜107はそれぞれ第2図を参照して後述
するセンサ、111と112はキャリッジの移動範囲を
検出するリミットセンサである。 201はROM202に記憶された、例えば第3図のフ
ローチャートで示された制御手順を実行する制御プログ
ラムに従って各種制御信号を出力し、装置全体の制御を
司どるCPUで、制御部200の主要部を構成している
。203〜205はそれぞれ1頁分のカラー画像データ
を記憶しているイメージメモリ(フレームメモリ)であ
り、203はイエロー画像データを記憶するYメモリ、
204はマゼンタ画像データを記憶するMメモリ、20
5はシアン画像データを記憶するCメモリである。これ
らメモリ203〜205のそれぞれは制御部200の制
御のもとに各色毎に読出しおよび書込みができるように
構成されている。206はビデオインタフェースであり
、図示しない画像読取装置等より出力される画像データ
(RGBデータ)を取込み、各記録色情報に変換してイ
メージメモリ(203〜205)に記憶している。 208〜213はいずれもモータ駆動回路であり、制御
部200の指示により対応するそれぞれのモータの駆動
制御を行なう。208はキャリッジモータ36を回転駆
動するモータ駆動回路、209はインクシートを搬送す
るインクシートモータ35を駆動するモータ駆動回路、
210はプラテンを回転駆動するプラテンモータ15の
モータ駆動回路である。211は後述するプレスローラ
モータ27を駆動するモータ駆動回路、212は記録紙
を搬送する紙送りモータ24のモータ駆動回路、213
は紙排出モータ25を駆動するモータ駆動回路である。 また、214は記録データをもとにサーマルヘッド3の
発熱駆動制御を行なうサーマルヘッド駆動部である。 第2図はこの実施例の熱転写プリンタの機構部の概略構
成を示す図で、第1図と共通する部分は同一記号で示し
ている。 図中、1はロール状に捲回されたロール21から供給さ
れる記録媒体である記録紙、2はY。 M、Cの3色がほぼ1頁分の間隔で順次配設されている
感熱性インクシートである。10はサーマルヘッド3や
プラテンなどを搭載し、スクリューシャフト38に沿っ
て矢印AあるいはB方向に移動されるキャリッジである
。 キャリッジ10に搭載されている部分を説明すると、記
録紙1の搬送方向に直交して一列に480ドツト(6ド
ツト/ m m )の発熱素子を有するサーマルヘッド
3、記録紙1及びインクシート2をサーマルヘッド3に
圧接するためのプラテン11、プラテン11をその端部
に取付け、サーマルヘッド3に圧接/離反するためビン
17を中心に揺動するプラテンアーム12、上面にサー
マルヘッド3が配設されたサーマルヘッドベース13、
プラテンアーム12のプラテン11の反対側端部近傍に
植設されたピン12aに当接し、プラテンアーム12を
揺動させるカム14、プラテンモータ15、カム14及
びプラテンアームエ5の駆動軸に固着されたギヤ15a
とに常時噛合し、モータ15の回転をカム14に伝達さ
せるギヤ16とを備えている。 また、キャリッジ10には、この他にプラテンアーム1
2とキャリッジベース間に配設されたバネ18を備え、
バネ18はプラテンアーム12をサーマルヘッド3方向
に押し付けている。また、この他に記録紙1及びインク
シート2の案内用のローラが多数図示の如(配設されて
いると共に、後述するセンサの幾つかも搭載されている
。 サーマルヘッドベース13の下部はスクリューシャフト
38に常時噛合しており、このスクリューシャフト38
は、ギア37によりキャリッジモータ36の回転により
回転するモータギヤ36aに噛合している。このため、
キャリッジ10はキャリッジモータ36の回転に従って
矢印A方向またはB方向に移動される。なお、キャリッ
ジ10には他に、スクリューシャフト38と平行に配設
された不図示のシャフトとも摺動可能に構成されている
。 また、21は記録紙1が巻回された記録紙ロールであり
、記録紙1が矢印C方向に牽引されることにより回転し
て記録紙を供給するようになっている。22はインクシ
ート2が巻回されたインクシートロールである。23は
記録紙1を矢印C方向(上流方向)または矢印り方向(
下流方向)に移動させるための紙送りローラ、24は紙
送りローラ23を回転させて記録紙1の搬送を行う紙送
りモータである。25は記録済の記録紙1を装置外に排
出させる紙排出用モータ、26は紙排出用モータ25の
回転により回転し、記録紙1を排出させる排出用ローラ
である。 27はプレスローラモータ、28はプレスローラモータ
27の回転に従って回転するプレスローラカム、29は
プレスローラベース30とプレスローラカム28間に掛
止されたバネであり、プレスローラベース30をピン3
1を中心に下方に押し付けている。32はプレスローラ
ベース30に配設されたプレスローラ、33はプレスロ
ーラ32と対向する位置に配設された固定ローラである
。ここで、バネ29のバネ圧はプレスローラカム28の
回転位置により変化し、図示の位置ではプレスローラ3
2と固定ローラ33間は強い力で圧着されて重荷重とな
っている。この重荷重状態では記録紙lの移動が禁止さ
れる。また、図示の位置よりプレスローラカム28をほ
ぼ90°回転させてバネ29による押圧力を弱めた場合
には軽荷重となり、紙排出ローラ26の回転により記録
紙lを排出方向への搬送できるようになっている。34
は使用済のインクシート2を巻取る巻取部であり、イン
クシートモータ35の回転に従って回転し、その回転量
に対応した分だけインクシート2を巻取っている。 他に本実施例の熱転写プリンタには、各位置及び記録紙
1及びインクシート2などを検出するためのセンサが各
所に配設されている。即ち、101はキャリッジモータ
36のホームポジションを検出するためのモータセンサ
、102はキャリッジ10の突片10cを検出し、キャ
リッジ10のホームポジション(記録開始点位置)を検
出するためのキャリッジセンサである。103はインク
シート2の記録位置が黄色(Y)であることを示すイン
クシート2のマーク(ブラックマーク)を検出するリボ
ンセンサ、104はインクシート2の送り量及びインク
シート2の有無を検出するリボン送りセンサ、105は
カム14の位置をもとにプラテン11の圧接/離反状態
を検出するプラテンセンサ、106はカム28の回転位
置をもとに、プレスローラ32が重荷重か軽荷重状態に
あるかを検出するプレスローラセンサである。107は
記録紙1の紙送り量及び記録紙1の有無を検出する紙送
りセンサである。また、MSI(111)及びMS2 
(112)はそれぞれキャリッジ10の突出部10b、
10aにより閉成されるマイクロスイッチで、キャリッ
ジlOが規定された移動範囲内にあるかどうかを検出し
ており、どちらかのスイッチが閉成されると、キャリッ
ジ10の移動が停止される。 このような熱転写プリンタにより、各ドツトを1/3ピ
ツチ以下の精度で記録することができる。 [動作説明 (第1図〜第3図)] 第第3図〜第3C図は上述した熱転写プリンタによる記
録動作を示すフローチャートで、この処理を実行する制
御プログラムはROM202に記憶されている。 この制御フローチャートはイメージメモリ203〜20
5にそれぞれ各色毎に画像データが格納され、記録処理
の開始が指示されることにより開始され、まずステップ
S1でプラテンモータ15を駆動してプラテン11をサ
ーマルヘッド3より離反させる(アップさせる)。これ
はプラテンセンサ105がカム14を検出しない状態、
即ち、プラテンアーム12が第2図の破線で示した位置
にある状態を検出するまで、プラテンモータ15を駆動
することにより行う。 続いてステップS2でプレスローラモータ27を回転さ
せ、プレスローラカム28を第2図の状態よりほぼ90
°回転させ、プレスローラ32を軽荷重状態として記録
紙1の搬送が可能な状態にする。そして、ステップS3
でキャリッジモータ36を駆動してスクリューシャフト
38を回転させ、キャリッジセンサ102が突片10c
を検出しホームポジションセンサ101がホームポジシ
ョン位置を検出するまで、キャリッジ10を矢印A方向
に移動させる。 ステップS4でプレスローラセンサ106がプレスロー
ラカム28の切り欠き部を検出し、プレスローラ32が
重荷重となるまでプレスモータ27を駆動する。そして
、紙送りモータ24を通隼の記録紙の搬送とは逆の方向
に回転させ、紙送りローラ23により記録紙1を矢印り
方向に引き戻して記録紙1のたるみを除去する。次にス
テップS5でリボンセンサ103によりインクシート2
のブラックマークが検出されているかを調べ、もし検出
されないとき(頭出しがされていない時)には、ステッ
プS6でリボンセンサ103がブラックマークを検出す
るまでリボンモータ35を駆動して、インクシート2の
頭出しを行う。これにより、インクシート2の記録紙1
への記録位置のリボン色はY色となり、印刷がY色より
行なわれる位置に位置決めされる。 ステップS7では、プラテンセンサ105がカム14に
より遮断され、プラテンアーム12が第2図の実線図示
位置となるまでプラテンモータ15を回転駆動し、プラ
テン11を記録紙1、インクシート2を介してサーマル
ヘッド3に圧接させる。そして先にステップS4で除去
した記録紙1のたるみを再び形成する。これは紙送りモ
ータ24を順方向にわずかに回転させ、記録紙1を矢印
C方向(上流方向)に搬送することにより行なわれる。 続いてステップS8で、プリンタがレディ状態にあるか
どうかが調べられる。ここでプリンタがレディでない状
態としては、例えば紙送りセンサ107が記録紙1無し
を検出した場合や、所定時間キャリッジモータ36を駆
動してもキャリッジセンサ102が突片10cを検出し
ない場合、リボン送りセンサ104がインクシート無し
を検出した場合等が考えられる。従ってこれらの場合に
は印刷処理を実行することができないため、ステップS
21に進み、オペレータ等にエラーの発生を報知するな
どのエラー処理を実行する。 一方、ステップS8でプリンタがレディ状態にあるとき
はステップS9(第3B図)に進み、イメージメモリの
Yメモリ203の読出しモードをセットし、ステップS
IOで黄色の画像データを記録紙1に1頁分印刷する。 続いてステップS11に進み、イメージメモリのMメモ
リ204の読出しモードをセットしてステップS12で
一色印刷処理を実行し、Mメモリ204中のマゼンタ色
の画像データを、先に記録されたイエローデータの上に
重ねて1頁分記録する。更に、ステップS13でイメー
ジメモリのCメモリ205の読出しモードをセットし、
ステップS14でCメモリ2O5中のシアンデータを先
にイエローデータとマゼンタデータの重畳印刷された記
録紙1上に、更に重ねて記録する。これにより3原色(
MMC)で1頁分のプリントアウトが行なわれ、記録用
紙上にはカラー画像が再生されたことになる。 このようにして、1頁の印刷が終了するとステップS1
5に進み、スイッチ113がオンかどうか、即ち、多重
印刷(高濃度記録)が指示されているかをみる。スイッ
チ113がオンであればステップS16に進み、2回の
印刷が終了したかをみる。2回の記録処理が実施されて
いないときはステップS17に進み、キャリッジモータ
36を駆動してスクリューシャフト38を回転させ、キ
ャリッジ10をホームポジション位置から矢印A方向に
、l/2ラインに相当する距離だけ移動させる。 そして再びステップS4に戻り、1頁分の印刷処理を行
うが、ステップS17によって記録紙1が前述した1頁
分の位置から1/2ラインずれていることにより、先に
記録した画像データ上に1/2ラインずれた位置に記録
される。 スイッチ113がオフあるいは2回の印刷処理が終了し
ているときはステップ318に進み、次に印刷する画像
データがあるかをみる。次に印刷すべき画像データがあ
るときはステップS19に進み、紙排出モータ25を駆
動して記録紙1を1頁分矢印C方向に搬送してステップ
S5に戻り、インクシート2の黄色部分の頭出しを行う
。 一方、ステップS18で次に印刷する画像データがない
ときはステップS20に進み、プラテン11をアップさ
せるとともに、プレスローラ32を軽荷重とし、紙排出
用モータ25(及び必要に応じ紙送りモータ24)を駆
動して記録紙1を所定量排出して処理を終了する。なお
、この紙排出処理は、別途設けられた図示しない印刷終
了スイッチ等により所定量排出するように制御してもよ
い。 なお、本実施例では、1頁分の印刷は縦(記録用紙幅)
方向480ドツト(6ドツト/mm)、横(長尺)方向
640ドツト(6ドツト/mm)で行われる。 次に、第3B図のステップSL0,12.14の1色印
刷処理を第3C図のフローチャートを参照して詳細に説
明する。 サーマルヘッド3とプラテン11が圧接状態にあり、か
つ記録紙1にたるみが作られた状態でこの1色印刷処理
が実行される。まず、ステップS31で選択されたイメ
ージメモリより最初の1行分の印刷データを読み出し、
ステップS32でこの読出したデータをサーマルヘッド
駆動部214に出力して、データに対応するサーマルヘ
ッド3の発熱体を発熱駆動することにより1行分の印刷
を行なう。 続いてステップ333でキャリッジモータ36を駆動し
、キャリッジ10を1ライン分(サーマルヘッド3の1
ドツト分)矢印B方向(第2図)に移動する。そして、
この間にステップS34に示す様に選択されたイメージ
メモリより、次の1行分のデータを読出しておく。こう
してステップS35において、次の1行分以降のデータ
がなくなり、1画面分のデータ出力が終了しているか否
か(640ラインの出力が終了しているか否か)を調べ
る。次の行以降の印刷データがあり、1画面分の印刷デ
ータの終了していない場合にはステップS32に戻り、
ステップS34で読出したデータの印刷を行う。 この様にして1画面分の印刷データの出力が終了すると
ステップS35よりステップS36に進み、プラテンモ
ータ15を駆動してプラテン11をサーマルヘッド3よ
り離反(アップ)する。そしてステップS37で紙送り
モータ24により、記録紙1を矢印り方向(下流方向)
に搬送して記録紙1のたるみを除去し、ステップS38
でキャリッジモータ36を今までとは逆方向に回転させ
てキャリッジ10を矢印A方向に移動させる。こうして
、キャリッジセンサ102が突片10cを検出し、かつ
ホームポジションセンサ101がキャリッジモータ36
のホームポジション位置を検出するまで駆動し、キャリ
ッジ10をホームポジション位置までリターンさせる。 そして次のステップS39でインクシート2を1つの色
区間分、第2図の矢印F方向に搬送する。この処理は、
リボン送りセンサ104により色区間の検出を行ないな
がら実行される。これにより、例えば今まで記録紙1の
1画面分の印刷領域にイエロー色のインクシートが位置
していた時には、次にはマゼンタ色のインクシートが位
置することになり、同様にして記録色がマゼンタ色であ
ったときはシアン色が、記録色がシアン色であった時に
はイエロー色のインクシートがそれぞれ記録位置に送ら
れることになる。 このインクシート2の送り処理が終了すると、ステップ
S7の場合と同様にプラテンモータ15を駆動し、プラ
テンセンサ105がカム14により遮断される位置、即
ちプラテン11がサーマルヘッド3に圧接されるように
制御し、続くステップS41でステップS7の場合と同
様にして、紙送りモータ24を駆動して記録紙1を矢印
C方向に搬送し、記録紙1のたるみを形成してリターン
する。 第4図はこの実施例の熱転写プリンタにより印刷された
入力画像データの濃度レベルに対する印刷濃度(0,D
値)との関係を示す図である。 41は1/2ラインずつずらして言日録した時の記録濃
度レベルを示し、42の点線は各画素毎の基本的な記録
濃度レベルを示している。このように1/2ラインずつ
記録紙1を搬送して記録することにより、各ドツトの半
分が重ねて記録されるため、第5図に示した従来の場合
よりも全体として記録濃度が高くなるとともに、安定し
た記録濃度で印刷される。 これは特に、43で示した記録濃度が低い部分で顕著と
なっている。これにより、記録紙1の下地のままの部分
がなくなるため、記録画像のざらつきが減少し、安定し
た画像濃度で印刷することができる。 従って、特に高濃度を必要とするOHPシートや透明の
受像紙(濃度が得られに(い)などに印刷する場合に有
効である。 [他の実施例 (第5図)〕 以下、上述した熱転写プリンタによる他の動作例を示す
。 第5図は上述した熱転写プリンタによる他の記録動作を
示すフローチャートで、この処理を実行する制御プログ
ラムはROM202に記憶されている。なお、この動作
において、ステップS8のプリンタレディ或はステップ
S21のエラー処理までは、上記実施例と同じであるの
で、説明を省略する。 ステップS8でプリンタがレディ状態にあるときはステ
ップS9(第5A図)に進み、イメージメモリのYメモ
リ203の読出しモードをセットし、ステップSIOで
黄色の画像データを記録紙1に1頁分印刷する。続いて
ステップSllに進み、イメージメモリのMメモリ20
4の読出しモードをセットしてステップSL2で一色印
刷処理を実行し、Mメモリ204中のマゼンタ色の画像
データを、先に記録されたイエローデータの上に重ねて
1頁分記録する。更に、ステップS13でイメージメモ
リのCメモリ205の読出しモードをセットし、ステッ
プS14でCメモリ205中のシアンデータな先にイエ
ローデータとマゼンタデータの重畳印刷された記録紙l
上に、更に重ねて記録する。これにより3原色(MMC
)で1頁分のプリントアウトが行なわれ、記録用紙上に
はカラー画像が再生されたことになる。 このようにして、1頁の印刷が終了するとステップS1
5に進み、次に印刷する画像データがあるかをみる。次
に印刷すべき画像データがあるときはステップS18に
進み、紙排出モータ25を駆動して記録紙1を1頁分矢
印C方向に搬送して再びステップS5に戻り、インクシ
ート2の黄色(Y)部分の頭出しを行う。 方、ステップS15で次に印刷する画像データがないと
きはステップS20に進み、プラテン11をアップさせ
るとともに、プレスローラ32を軽荷重とし、紙排出用
モータ25(及び必要に応じ紙送りモータ24)を駆動
して記録紙lを所定量排出して処理を終了する。なお、
この紙排出処理は、別途設けられた図示しない印刷終了
スイッチ等により所定量排出するよう制御してもよい。 なお、本実施例では、1頁分の印刷は縦(記録用紙幅)
方向480ドツト(6ドツト/mm)、横(長尺)方向
640ドツト(6ドツト/mm)で行なわれる。 次に、第5A図のステップS10、S12、S14の1
色印刷処理を第5B図のフローチャートを参照して詳細
に説明する。 サーマルヘッド3とプラテン11が圧接状態にあり、か
つ記録紙1にたるみが作られた状態でこの1色印刷処理
が実行される。まず、ステップS51で選択されたイメ
ージメモリより最初の1行分の印刷データ(多値データ
)を読み出し、ステップS52でこの読出したデータを
基にサーマルヘッド駆動部214に出力するデータを決
定し、そのデータに対応してサーマルヘッド3の発熱体
を発熱駆動することにより、多階調による1行分の印刷
を行なう。 続いてステップ353に進み、キャリッジモータ36を
駆動し、キャリッジ10を1/2ライン分(サーマルヘ
ッド3の1/2ドツト分)矢印B方向(第2図)に移動
する。そして、再びステップS54で、ステップS52
と同じ記録データをサーマルヘッド駆動部2i4に出力
して、データに対応するサーマルヘッド3の発熱体を発
熱駆動することにより、再び同じ記録データで1行分の
印刷を行なう。 続いてステップS55に進み、ステップS53と同様に
してキャリッジモータ36を駆動し、キャリッジlOを
1/2ライン分(サーマルヘッド3の1/2ドツト分)
矢印B方向(第2図)に移動する。次にステップS56
に進み、1頁分の画像記録を終了したかどうかをみる。 次の1行分以降のデータがなくなって1頁の画像記録処
理が終了するとステップS57に進むが、次の行以降の
印刷データがあり、1画面分の印刷データの終了してい
ない場合には再びステップS51に戻り、次の行の記録
データを読出して印刷を行なう。 この様にして1画面分の印刷データの出力が終了すると
ステップS56よりステップS57に進み、プラテンモ
ータ15を駆動してプラテン11をサーマルヘッド3よ
り離反(アツブンする。そしてステップS58で紙送り
モータ24により、記録紙1を矢印り方向(下流方向)
に搬送して記録紙1のたるみを除去し、ステップS59
でキャリッジモータ36を今までとは逆方向に回転させ
てキャリッジ10を矢印六方向に移動させる。こうして
、キャリッジセンサ102が突片10cを検出し、かつ
ホームポジションセンサ101がキャリッジモータ36
のホームポジション位置を検出するまで駆動し、キャリ
ッジ10をホームポジション位置までリターンさせる。 そして次のステップS60でインクシート2を1つの色
区間分、第2図の矢印F方向に搬送する。この処理は、
リボン送りセンサ104により色区間の検出を行ないな
がら実行される。これにより、例えば今まで記録紙1の
1画面分の印刷領域にイエロー色のインクシートが位置
していた時には、次にはマゼンタ色のインクシートが位
置することになり、同様にして記録色がマゼンタ色であ
ったときはシアン色が、記録色がシアン色であった時に
はイエロー色のインクシートがそれぞれ記録位置に送ら
れることになる。 このインクシート2の送り処理が終了するとステップS
61に進み、プラテンモータ15を駆動し、プラテンセ
ンサ105がカム14により遮断される位置、即ちプラ
テン11がサーマルヘッド3に圧接されるように制御す
る。そして、続(ステップS62でステップS7の場合
と同様にして、紙送り用モータ24を駆動して記録紙1
を矢印C方向に搬送し、記録紙lのたるみを形成してリ
ターンする。 なお、この実施例では、カラー熱転写記録の場合で説明
したが本発明はこれに限定されるものでな(、通常のモ
ノクロのインクシートを用いた熱転写プリンタの場合に
も適用できる。 また、本実施例では、1回の記録する毎に1/2ライン
ずつ記録紙を搬送して記録するようにしたが本発明はこ
れに限定されるものでなく、例えば1/3ラインずつ搬
送するようにしてもよく、このときには同じ1回分の記
録データで3度転写記録が行われることになる。このよ
うに、記録紙の搬送距離を短(して、転写回数を多くす
ることにより、より高濃度で記録することができる。 以上説明したように本実施例によれば、記録紙上の記録
位置精度を高(して1/2ライン毎に記録を行うことに
よりカラー画像の記録濃度をほぼ一定にすることができ
る。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、記録媒体を1ライ
ン分の長さより少ない距離だけ搬送し、前ラインの画像
データを重ねて記録することにより、画像濃度を安定に
して記録することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の熱転写プリンタの概略構成を示すブロ
ック図、 第2図は本実施例の熱転写プリンタの機構部の構成を示
す図、 第3A図〜第3C図は本実施例の熱転写プリンタによる
印刷処理を示すフローチャート、第4図はこの実施例の
熱転写プリンタによる各ライン毎の記録濃度を示す図、 第5A図と第5B図は本実施例の熱転写プリンタによる
他の印刷処理を示すフローチャート、そして 第6図は従来の熱転写による各ライン毎の記録濃度を示
した図である。 図中、1・・・記録紙、2・・・インクシート、3・・
・サーマルヘッド、11・・・プラテン、10・・・キ
ャリッジ、12・・・プラテンアーム、14.28・・
・カム、15・・・プラテンモータ、18.29・・・
バネ、21・・・記録紙ロール、22・・・インクシー
トロール、23・・・紙送りローラ、24・・・紙送り
用モータ、25・・・紙排出用モータ、26・・・紙排
出ローラ、27・・・プレスローラモータ、30・・・
プレスローラベース、32・・・プレスローラ、33・
・・固定ローラ、35・・・リボンモータ、36・・・
キャリッジモータ、38・・・スクリューシャフト、1
01・・・ホームポジションセンサ、102・・・キャ
リッジセンサ、103・・・リボンセンサ、104・・
・リボン送りセンサ、105・・・プラテンセンサ、1
06・・・プレスローラセンサ、107・・・紙送りセ
ンサ、111.112・・・リミットスイッチ、200
・・・制御部、201 ・CP U、202 ・ROM
、203−・・Yメモリ、204・・・Mメモリ、20
5・・・Cメモリ、206・・・ビデオインタフェース
、208〜23・・・モータ駆動回路、 4・・・サーマルヘラ ド 駆動部である。 特 許 出 願 人 株式会社コパル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクシートを加熱し記録媒体に転写して記録を
    行う熱転写プリンタであつて、 前記記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記記録媒体へ1回の記録データの転写終了後、前記搬
    送手段により前記記録媒体を1ライン分より少ない距離
    だけ搬送して前記1回の記録データを再度記録するよう
    に制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. (2)前記インクシートは、Y、M、Cの3原色のカラ
    ーインクが順次塗布されているカラーインクシートであ
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の熱転写プリン
    タ。
  3. (3)前記制御手段は前記記録媒体へ1ページ分の記録
    データの転写終了後、前記搬送手段により前記記録媒体
    を1/2ライン分だけ搬送して前記1ページ分の記録デ
    ータを再度記録するようにしたことを特徴とする請求項
    第1項に記載の熱転写プリンタ。
  4. (4)前記制御手段は前記記録媒体へ1走査分の記録デ
    ータの転写終了後、前記搬送手段により前記記録媒体を
    1/2ライン分だけ搬送して前記1走査分の記録データ
    を再度記録するようにしたことを特徴とする請求項第1
    項に記載の熱転写プリンタ。
JP13030490A 1990-05-22 1990-05-22 熱転写プリンタ Pending JPH0425471A (ja)

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JP13030490A JPH0425471A (ja) 1990-05-22 1990-05-22 熱転写プリンタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7207178B2 (en) 2000-11-21 2007-04-24 Siemens Aktiengesellschaft Superconducting device with a cooling-unit cold head thermally coupled to a rotating superconductive winding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7207178B2 (en) 2000-11-21 2007-04-24 Siemens Aktiengesellschaft Superconducting device with a cooling-unit cold head thermally coupled to a rotating superconductive winding

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