JP2006312264A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置において、機能拡張ボードによる機能拡張を十分に発揮できるようにする。
【解決手段】本体メインボード1の拡張ボード制御デバイス12は装置本体の起動時に、接続されている拡張ボード2のメインボードI/Fデバイス21のIDレジスタ23aをアクセスしてその内容(レジスタの値)を読み込むことで、接続されている拡張ボード2の種類を検出し、検出した拡張ボード2の種類に応じた初期設定を行なって内部レジスタ13に格納する初期化処理を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に拡張ボードを接続することで機能を拡張可能な機能拡張型画像形成装置に関する。
最近におけるパーソナルコンピュータ(PC)の普及に伴って様々な周辺機器が開発され、周辺機器の種類の増加とともにPCと接続されるインターフェースも種類が増えている。このように様々な種類のインターフェースが増えたことから、逆に一つの種類の周辺機器についても性能とコストのトレードオフでユーザーが選択可能なように、複数のインターフェースに対応できることが要求されるようになっている。
例えば、プリンタやプリンタ機能を含む複合機などの画像形成装置は、セントロニクス、USB、有線のネットワーク、無線のネットワーク等に対応できることが求められる。そのような場合、プリンタは、そのクラスの印刷速度や使用用途に最も適したインターフェースを標準搭載し、それ以外のインターフェースは拡張機能として提供される場合が多く、機能を拡張するための拡張ボードを追加搭載して対応する態様が採用されることが多い。
ところで、所謂オプションに対応するために、例えば特許文献1には機器に取付けられたオプション類の検知をしてその状態に応じたステッピングモータの制御を行いことが記載されている。
特開平3−82399号公報
また、特許文献2には複数のオプションユニットが同一のコネクタを介して選択的に接続可能な画像形成装置において、1つのA/D変換器を有し、当該A/D変換器に入力される電圧でオプションユニットの区別を行うこと、あるいは、1つの入力ポートを有し、当該入力ポートに入力される信号でオプションユニットの区別を行なうことが記載されている。
特開平9−247308号公報
上述した機能拡張ボードを接続可能な画像形成装置においては、拡張インターフェースの設計は装置の動作に大きく影響を与えることになる。一方、拡張ボードはそれぞれの機能を最大限発揮できるように設計されているので、拡張インターフェースへの要求性能も拡張ボードごとに異なる。
この場合、装置側の拡張インターフェースは、接続される予定の拡張ボードの最も低い要求性能にすることで全ての拡張ボードに対応することが可能になる。しかしながら、このような構成にすると、高い性能を持つ拡張ボードの性能を十分に発揮できないし、また、将来的に新たな拡張ボードができた場合に対応できるという保証もないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、当該機能拡張ボードによる機能拡張を十分に発揮できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、接続される拡張ボードの種類を検出し、この検出結果に基づいて接続された拡張ボードの種類に応じた初期化処理を行なう手段を備えている構成とした。
ここで、初期化処理では拡張ボードのアクセスに用いるストローブ信号のパルス幅を設定することが好ましい。この場合、ストローブ信号を動作クロック単位で設定可能な拡張ボード制御デバイスを備えていることが好ましい。
また、初期化処理ではバスリリース期間を設定することが好ましい。この場合、バスリリース期間を動作クロック単位で設定可能な拡張ボード制御デバイスを備えていることが好ましい。
本発明に係る画像形成装置によれば、接続される拡張ボードの種類を検出し、この検出結果に基づいて接続された拡張ボードの種類に応じた初期化処理を行なう手段を備えているので、当該拡張ボードの機能を最大限発揮させる動作を行なうことができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態について図1を参照して説明する。なお、図1は同実施形態のブロック説明図である。
画像形成装置本体側には本体メインボード1が設けられ、この本体メインボード1には装置本体側の制御を司るCPU11と、この装置本体に接続される拡張ボード2の制御を司る拡張ボード制御デバイス12とを備えている。拡張ボード制御デバイス12には内部レジスタ13を有し、内部レジスタ13を設定することにより拡張ボード2とのアクセスタイミングを決定する。この本体メインボード1の拡張ボード制御デバイス12が接続される拡張ボードの種類を検出し、この検出結果に基づいて接続された拡張ボードの種類に応じた初期化処理を行なう手段を兼ねている。
一方、この装置本体に接続される機能を拡張するための拡張ボード2は、本体メインボード1とのデータ転送を行なうためのメインボードI/Fデバイス21を有している。このメインボードI/Fデバイス21には、内部レジスタ23を持ち、この内部レジスタ23に拡張ボード2の種類を表わすIDを格納したIDレジスタ23aが割り当てられている。つまり、異なる種類の拡張ボード2であっても、内部レジスタ23の同じアドレスに割り当てられるIDレジスタ23aを読むことによって、このIDレジスタ23aに保持されている拡張ボード2の種類を表わすIDを読み出すことができるようにしている。
このように構成したので、図2に示すように、本体メインボード1の拡張ボード制御デバイス12は装置本体の起動時に、接続されている拡張ボード2のメインボードI/Fデバイス21のIDレジスト23aをアクセスしてその内容(レジスタの値)を読み込むことで、接続されている拡張ボード2の種類を検出し、検出した拡張ボード2の種類に応じた初期設定を行なって内部レジスタ13に格納する初期化処理を行なう。この場合、起動直後、内部レジスタ13はデフォルト値の確実にマージンがとれる設定として、最初のIDレジスタ23aの読み出しはそのタイミングで行なう。
このように、接続される拡張ボードの種類を検出し、この検出結果に基づいて接続された拡張ボードの種類に応じた初期化処理を行なうことによって、接続される拡張ボードに最適な動作をさせることができ、機能拡張時の最適なパフォーマンスを実現することができるとともに、拡張ボード制御デバイスを構成するLSIの汎用性も向上し開発工数も大幅に削減できる。
次に、本体メインボード1の拡張ボード制御デバイス12と拡張ボード2のメインボードI/Fデバイス21との間における初期化処理の具体例について図3及び図4を参照して説明する。
ここでは、拡張ボード制御デバイス12がメインボードI/Fデバイス21に対して、図3に示すように、アドレスAddress、データData、信号CS_N、信号OE_N、信号WE_Nでアクセスを行なうインターフェースを例に説明する。
このようなバス構成でリード動作を実施する場合、拡張ボード制御デバイス12から出力する信号OE_Nがリードのストローブ信号となり、図4に示すようシーケンスになる。つまり、拡張ボード制御デバイス12から有効なアドレスAddressが出力された後、信号CS_N、信号OE_Nがアサートされ、拡張ボード2側のデバイスの応答にかかる期間が経過すると、拡張ボード2側から有効なデータDataが出力され、拡張ボード制御デバイス12はストローブ信号OE_NをネゲートしてデータDataを取り込む。
ここで、拡張ボード2の性能によってデータDataが出力されるタイミングが異なるため、応答速度の速い拡張ボード2の場合は信号OE_Nのアサート期間が短くなり、サイクル全体も短くなる。
この例では、図5に示すように、拡張ボード2のIDレジスタ23aをリードし、検知した拡張ボード2の種類に応じた図4に示すストローブ信号OE_Nの期間(パルス幅)T1の設定を行なう。
このように、初期化処理では拡張ボードのアクセスに用いるストローブ信号のパルス幅を設定することによってアクセススピードを最適化することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。図6は同実施形態の説明に供するタイミングチャートである。
通常クロック同期型のシステムで使用されるLSIは内部もクロック同期で設計される。ここで、拡張ボード制御デバイス12を構成するLSIをクロック同期とした場合、図4の各信号は拡張ボード制御デバイス12内では図6に示すようにクロックに同期して生成することになる。そして、拡張ボード制御デバイス12は、図6に示すストローブ信号OE_Nの期間(パルス幅)T1をクロック単位で設定できるようにする。
このように、ストローブ信号の期間(パルス幅)をクロック単位で設定可能な拡張ボード制御デバイスを用いて、初期化処理では、ストローブ信号の期間(パルス幅)をクロック単位で設定することで、接続される拡張ボード2の性能を十分に引き出すことが可能になる。
また、クロック単位で設定できることにより、動作周波数の異なるシステムにその拡張ボード制御デバイス12を組み込んだときにも柔軟に対応することができるようになる。つまり、拡張ボード制御デバイス12を構成するLSIの汎用性が高くなる。例えば、本体メインボード1の動作周波数が100MHzのシステムで、拡張ボード2の要求パルス幅が100nsであるような場合、パルス幅を10クロック分(10ns×10クロック)に設定すれば動作が可能になり、本体メインボード1の動作周波数が50MHzのシステムで、拡張ボード2の要求パルス幅が100nsであるような場合、5クロック分(20ns×5クロック)で動作が可能になる。これにより、拡張ボード制御デバイス12を複数機種で使用することができる。
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供するタイミングチャートである。この図7の例は、リードアクセスを2回連続で行ったときのタイミングチャートを示している。
ここで、1回のアクセスサイクルASはデータ読み出しサイクルDSとバスリリースサイクルBSに分けることができる。データ読み出しサイクルDSについては、上述したようにストローブ信号のパルス幅を設定可能にすることで、接続される拡張ボード2に対して最適なアクセスが可能になる。
さらに、ここでは、バスリリースサイクル(期間)BSを設定可能にしている。これにより、接続される拡張ボード2に対してより最適なアクセスを実現することができるようになる。
つまり、一般的にデータ読み出しサイクルは接続された拡張ボードの応答スピードに対してのレスポンスという意味で注目されやすく、読み出しサイクルの最適化を追求することは行なわれるが、読み出し後のバスリリース期間に関してはあまり注目されない場合が多い。しかしながら、DMAアクセスなどで連続してアクセスを行なう場合などには、読み出しサイクルだけでなく、バスリリース期間を含めた1サイクルの時間が転送速度に大きく影響する。さらに、接続される拡張ボードのバスリリース時間は意外とばらつきが大きく、短いものでは10nsくらいのものもあるが、長いものでは40nsほど必要なものがある。そこで、バスリリース期間を最適化することによって転送サイクルの短縮を図ることができるのである。
この場合、拡張ボード制御デバイス12を構成するLSIは、バスリリース期間をクロック単位で設定できるようにすることが好ましい。これにより、ストローブ信号の場合と同様に、接続される拡張ボード2への柔軟な対応と汎用性を持たせることができるようになる。
次に、プリンタの制御部に適用した具体例について図8を参照して説明する。なお、図8は同具体例の説明に供するブロック図である。
プリンタのプリンタ制御メインボード30は、プリンタ全体の制御を司る制御部(CPU)31と、拡張ボードI/F34を介して接続される拡張ボードのIDレジスタの内容を読み込んで拡張ボードの種類を検出し、検出した拡張ボードの種類に応じた初期設定を行なう拡張ボード制御デバイスを含み、拡張ボードのアクセスに関して制御を行なうためのホストI/F系ASIC32とを備え、I/F部として標準でUSBポート33を、機能拡張用として拡張ボードI/F34を搭載している。このプリンタの拡張ボードI/F34には拡張ボードとしてのオプションボードとして、IEEE1284ボード36、ネットワークボード27があるものとする。これらのオプションボード側は、前述したようにそれぞれIDレジスタを有している。
そこで、プリンタ制御メインボード30のホストI/F系ASIC32は、拡張ボードI/F34を経由して接続されたオプションボード(拡張ボード)のID情報を取り込み、この取り込んだ情報により接続されたオプションボードの種類を検出し、この検出したオプションボードの種類に応じた最適な初期設定を内部のレジスタに行なってオプションボードをアクセスすることになる。
このように、画像形成装置のホスト(パーソナルコンピュータなど)とのI/Fに実施することで、画像データ転送時などの連続アクセスを、拡張ボードの性能を最大限に引き出して行なうことができるようになる。
次に、本発明に係る画像形成装置の一例について図9及び図10を参照して説明する。なお、図9は同画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図10は同じく概略平面説明図である。
この画像形成装置は、フレーム101を構成する左右の側板101A、101Bに横架したガイド部材であるガイドロッド102とステー103とでキャリッジ104を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ105によって駆動プーリ106Aと従動プーリ106B間に架け渡したタイミングベルト107を介して矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ4には、例えばイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド11を複数のインク吐出口(ノズル)を形成したノズル面111aのノズル列を主走査方向と直交する方向(副走査方向)に配列し、インク吐出方向を下方に向けて装着している。なお、ここでは独立した液滴吐出ヘッドを用いているが、各色の記録液の液滴を吐出する複数のノズル列を有する1又は複数のヘッドを用いる構成とすることもできる。また、色の数及び配列順序はこれに限るものではない。
記録ヘッド111を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
また、キャリッジ104には、記録ヘッド111に各色のインクを供給するための各色のサブタンク115を搭載している。この各色のサブタンク115には各色のインク供給チューブ116を介して、カートリッジ装填部109に装着された各色のインクカートリッジ110から各色のインクが補充供給される。なお、このカートリッジ装填部109にはインクカートリッジ110内のインクを送液するための供給ポンプユニット117が設けられ、また、インク供給チューブ116は這い回しの途中でフレーム101を構成する後板101Cに係止部材118にて保持されている。
一方、給紙トレイ120の用紙積載部(圧板)121上に積載した用紙122を給紙するための給紙部として、用紙積載部121から用紙122を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)123及び給紙コロ123に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド124を備え、この分離パッド124は給紙コロ123側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙122を記録ヘッド111の下方側に送り込むために、用紙122を案内するガイド部材125と、カウンタローラ126と、搬送ガイド部材127と、先端加圧コロ129を有する押さえ部材128とを備えるとともに、給送された用紙122を静電吸着して記録ヘッド11に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト131を備えている。
この搬送ベルト131は、無端状ベルトであり、搬送ローラ132とテンションローラ133との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成し、周回移動しながら帯電ローラ134によって帯電(電荷付与)される。
この搬送ベルト131としては、1層構造のベルトでも良く、又は複層(2層以上の)構造のベルトでもよい。1層構造の搬送ベルト131の場合には、用紙132や帯電ロー134に接触するので、層全体を絶縁材料で形成している。また、複層構造の搬送ベルト131の場合には、用紙122や帯電ローラ134に接触する側は絶縁層で形成し、用紙122や帯電ローラ134と接触しない側は導電層で形成することが好ましい。
帯電ローラ134は、搬送ベルト131の表層をなす絶縁層(複層構造のベルトの場合)に接触し、搬送ベルト131の回動に従動して回転するように配置され、軸の両端に加圧力をかけている。この帯電ローラ134は、体積抵抗率が10〜10Ω/□の導電性部材で形成している。この帯電ローラ134には、後述するように、ACバイアス供給部(高圧電源)から例えば2kVの正負極のACバイアス(高電圧)が印加される。
また、搬送ベルト131の裏側には、記録ヘッド111による印写領域に対応してガイド部材135を配置している。このガイド部材135は、上面が搬送ベルト131を支持する2つのローラ(搬送ローラ132とテンションローラ133)の接線よりも記録ヘッド111側に突出させることで搬送ベルト131の高精度な平面性を維持するようにしている。
この搬送ベルト131は、副走査モータ136によって駆動ベルト137及びタイミングローラ138を介して搬送ローラ132が回転駆動されることによって図6のベルト搬送方向に周回移動する。なお、図示しないが、搬送ローラ132の軸には、スリットを形成したエンコーダホイールを取り付け、このエンコーダホイールのスリットを検知する透過型フォトセンサを設けて、これらのエンコーダホイール及びフォトセンサによってホイールエンコーダを構成している。
さらに、記録ヘッド111で記録された用紙122を排紙トレイ140に排紙するための排紙部として、搬送ベルト131から用紙122を分離するための分離爪141と、排紙ローラ142及び排紙コロ143とを備えている。
また、装置本体の背面部には、両面印刷を行なうときに用紙122を反転させる手段である両面ユニット151が着脱自在に装着されている。この両面ユニット151は搬送ベルト131の逆方向回転で戻される用紙122を取り込んで反転させて再度カウンタローラ126と搬送ベルト131との間に給紙する。
さらに、キャリッジ104の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド111のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構161を配置している。この維持回復機構161には、記録ヘッド111の各ノズル面111aをキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)162a〜162d(区別しないときは「キャップ162」という。)と、ノズル面111aをワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード163と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行なうときの液滴を受ける空吐出受け164などを備えている。ここでは、キャップ162aを吸引及び保湿用キャップとし、他のキャップ162b〜162dは保湿用キャップとしている。
また、キャリッジ104の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行なうときの液滴を受ける空吐出受け168を配置し、この空吐出受け168には記録ヘッド111のノズル列方向に沿った開口169などを備えている。
また、キャリッジ104の前方側には、スリットを形成したエンコーダスケール172を主走査方向に沿って設け、キャリッジ104の前面側にはエンコーダスケール172のスリットを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ173を設け、これらによって、キャリッジ104の主走査方向位置(ホーム位置に対する位置)を検知するためのリニアエンコーダ174を構成している。
さらに、キャリッジ104の印字領域側側面部に搬送ベルト131で搬送される用紙122の有無を検知する反射型フォトセンサで構成した用紙先端検知センサ175を設けている。この用紙先端検知センサ(用紙センサ)175は記録ヘッド111による記録位置(印字領域)よりも用紙搬送方向上流側で用紙122を検知できる位置に設けている。また、この用紙センサ175はキャリッジ103がホーム位置(図10で右端に移動した位置)にあるときに記録領域側(搬送ベルト131側)に位置する側に設けている。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図11のブロック図を参照して説明する。
この制御部200は、この装置全体の制御を司るCPU201と、CPU201が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ等を一時格納するRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ204と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行なう画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC205とを備えている。
また、この制御部200は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行なうためのホストI/F部206を備えている。このホストI/F部206には、前述した図8に示す例で説明したように、例えば標準的なUSBI/F33の他、拡張ボードI/F34を備えるととも、拡張ボードI/F34を介して接続される拡張ボードのIDレジスタの内容を読み込んで拡張ボードの種類を検出し、検出した拡張ボードの種類に応じた初期設定を行う拡張ボード制御デバイスを含むホストI/F系ASIC32などを備えている。
また、制御部200は、記録ヘッド111を駆動するための駆動波形を生成するとともに、記録ヘッド211の圧力発生手段を選択駆動させる画像データ及びそれに伴う各種データを駆動IC(ヘッドドライバ208)に出力するヘッド制御部207と、主走査モータ105を駆動するための主走査モータ駆動部210と、副走査モータ136を駆動するための副走査モータ駆動部211と、帯電ローラ134にACバイアスを供給するACバイアス供給部212と、給紙コロ123に副走査モータ136の回転を伝達するための給紙クラッチ216をON/OFFするためのドライバ215、リニアエンコーダ174、ホイールエンコーダ217からの検出パルス、及びその他の各種センサからの検知信号を入力するためのI/O213などを備えている。また、この制御部200には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行なうための操作パネル214が接続されている。
ここで、制御部200は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置等のホストのプリンタドライバが生成した印刷データ等をケーブル或いはネットを介してホストI/F部206で受信する。
そして、制御部200のCPU201は、ホストI/F部206に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC205にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行ってヘッド制御部207に転送し、ヘッド制御部207から所要のタイミングで駆動IC(ヘッドドライバ108)に画像データや駆動波形を出力する。ヘッド制御部207の駆動波形生成部は、ROM202に格納されてCPU201で読み出される駆動パルスのパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び増幅器等で構成され、1の駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動波形をヘッドドライバ208に対して出力する。
ヘッドドライバ208は、シリアルに入力される記録ヘッド211の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)に基づいてヘッド制御部207の駆動波形生成部から与えられる駆動波形を構成する駆動パルスを選択的に記録ヘッド211の圧力発生手段に対して印加することで記録ヘッド211を駆動する。なお、このヘッドドライバ208は、例えば、クロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動パルスを選択的に記録ヘッド211の圧力発生手段に印加する。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部から用紙122が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙122はガイド125で案内され、搬送ベルト131とカウンタローラ126との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド127で案内されて先端加圧コロ129で搬送ベルト131に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、ACバイアス供給部212から帯電ローラ134に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト131が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト131上に用紙132が給送されると、用紙122が搬送ベルト131に静電力で吸着され、搬送ベルト131の周回移動によって用紙122が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ104を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド111を駆動することにより、停止している用紙122にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙122を所定量搬送後、次の行の記録を行なう。記録終了信号又は用紙122の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙122を排紙トレイ140に排紙する。
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト131を逆回転させることで、記録済みの用紙132を両面給紙ユニット151内に送り込み、用紙122を反転させて(裏面が印刷面となる状態にして)再度カウンタローラ126と搬送ベルト131との間に給紙し、タイミング制御を行って、前述したと同様に搬送ベル131で搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ140に排紙する。
このように、この画像形成装置においては、機能を拡張するための拡張ボードを接続可能であって、接続された拡張ボードの種類を検出し、この検出した拡張ボードの種類に応じた初期設定を行う手段(ホストI/F部)を備えているので、画像データ転送時などの連続アクセスを、拡張ボードの性能を最大限に引き出して行なうことができるようになる。
なお、上記実施形態では本発明に係る画像形成装置としてプリンタ構成で説明したが、これに限るものではなく、例えば、プリンタ/ファックス/コピア複合機などの画像形成装置に適用することができる。また、画像形成装置以外の一般的に、拡張ボードを接続可能な機器にも適用することができる。
本発明の第1実施形態の説明に供するブロック説明図である。 同実施形態の説明に供するフロー図である。 同実施形態の具体的説明に供するブロック説明図である。 同じく同説明に供するタイミングチャートである。 同じく同説明に供するフロー図である。 本発明の第2実施形態の説明に供するタイミングチャートである。 本発明の第3実施形態の説明に供するタイミングチャートである。 本発明をプリンタの制御部に適用した具体例の説明に供するブロック説明図である。 本発明に係る画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図である。 同じく概略平面説明図である。 同じく制御部の概要を説明するブロック図である。
符号の説明
1…本体メインボード
2…拡張ボード
12…拡張ボード制御デバイス
13…内部レジスタ
21…メインボードI/Fデバイス
23…内部レジスタ
23a…IDレジスタ

Claims (5)

  1. 機能を拡張するための拡張ボードを接続することが可能な機能拡張型画像形成装置において、接続される前記拡張ボードの種類を検出し、この検出結果に基づいて接続された拡張ボードの種類に応じた初期化処理を行なう手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記初期化処理では前記拡張ボードのアクセスに用いるストローブ信号のパルス幅を設定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記ストローブ信号を動作クロック単位で設定可能な拡張ボード制御デバイスを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記初期化処理ではバスリリース期間を設定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記バスリリース期間を動作クロック単位で設定可能な拡張ボード制御デバイスを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015142255A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 ダイキン工業株式会社 通信アダプタ

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