JPH11343092A - エスカレータ安全装置の点検方法及びその装置 - Google Patents

エスカレータ安全装置の点検方法及びその装置

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JPH11343092A
JPH11343092A JP15627598A JP15627598A JPH11343092A JP H11343092 A JPH11343092 A JP H11343092A JP 15627598 A JP15627598 A JP 15627598A JP 15627598 A JP15627598 A JP 15627598A JP H11343092 A JPH11343092 A JP H11343092A
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JP
Japan
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escalator
shaft
emergency stop
safety device
sensor
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JP15627598A
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English (en)
Inventor
Masahiko Mizumoto
正彦 水本
Kazuhiko Yano
一彦 矢野
Akiyoshi Kumada
晃義 熊田
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレータを動かした状態で安全装置の点
検作業が行えるエスカレータ安全装置の点検方法及びそ
の装置の提供。 【解決手段】 無端状に連結された複数の踏段と、複数
の踏段毎にそれぞれ連結されるシャフト12と、このシ
ャフト12に回動可能に設けられガイドレール13B上
を転動するローラ12Aと、前記シャフト12の上下方
向のいずれかに配置されるセンサ10と、シャフト12
及びローラ12Aのいずれかがセンサ10に接触するこ
とでエスカレータを停止させる非常停止回路6とを備
え、シャフト12の上下部いずれかに突出し、シャフト
12に着脱自在に設けた点検治具15を備えたエスカレ
ータ安全装置の点検装置において、センサ10の状態を
電気的に検出してその動作検出データを記憶する動作検
出手段16と、非常停止回路6の動作を回避する非常停
止回路手段18、18bとを備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ安全
装置の点検方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエスカレータ安全装置の点検装置
は、特開平9−71382号公報に記載されているよう
に、無端状に連結された複数の踏段と、複数の踏段毎に
それぞれ結合されるシャフトと、このシャフトに回動可
能に設けられガイドレール上を転動するローラと、シャ
フトの下方に設置され、シャフトと接触することにより
動作するセンサとを備え、センサの動作時にエスカレー
タを停止させるエスカレータ安全装置の点検装置におい
て、シャフトに着脱自在に設けられ、シャフトの下部に
突出しセンサと接触するように構成としたことで、シャ
フトに点検治具を装着させるだけで、安全装置の点検を
容易に行なうことができるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、点検
治具をシャフトに装着させた状態でエスカレータを起動
させ、点検治具がセンサへの接触で非常停止回路が作動
し、エスカレータの安全装置動作の点検作業はエスカレ
ータが停止したことで確認するため、エスカレータ起動
や停止を繰返して行う必要があったり、安全装置の点検
作業は他の作業を行いながらできないという問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、エスカレータを動かした
状態で安全装置の点検作業が行えるエスカレータ安全装
置の点検方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、無端状に連結された複数の踏段と、前記複
数の踏段毎にそれぞれ連結されるシャフトと、このシャ
フトに回動可能に設けられガイドレール上を転動するロ
ーラと、前記シャフトの上下方向のいずれかに配置され
るセンサと、前記シャフト及び前記ローラのいずれかが
前記センサに接触することでエスカレータを停止させる
非常停止回路とを備え、前記センサと接触するように前
記シャフトの上下部いずれかに突出部を有する点検治具
を前記シャフトに装着させ、前記非常停止回路の動作を
確認するようにしたエスカレータ安全装置の点検方法に
おいて、前記非常停止回路の動作を回避させるととも
に、前記センサの状態を電気的に検出するようにしたも
のである。
【0006】また、無端状に連結された複数の踏段と、
前記複数の踏段毎にそれぞれ連結されるシャフトと、こ
のシャフトに回動可能に設けられガイドレール上を転動
するローラと、前記シャフトの上下方向のいずれかに配
置されるセンサと、前記シャフト及び前記ローラのいず
れかが前記センサに接触することでエスカレータを停止
させる非常停止回路とを備え、前記シャフトの上下部い
ずれかに突出し、前記シャフトに着脱自在に設けた点検
治具を備えたエスカレータ安全装置の点検装置におい
て、前記センサの状態を電気的に検出してその動作検出
データを記憶する動作検出手段と、前記非常停止回路の
動作を回避する非常停止回路手段とを備えたものであ
る。
【0007】このように構成したので、シャフトに装着
した点検治具がセンサに接触しても、非常停止回避手段
によってエスカレータの停止が回避できるとともに、セ
ンサの動作のデータを動作検出手段に記憶させること
で、エスカレータを停止させずに安全装置の点検作業が
行えるので、エスカレータの起動操作の手間が省けると
ともに、他の作業と複合した作業が行え、エスカレータ
の点検作業効率が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図5を用いて説明する。
【0009】図1は本発明の一実施形態のエスカレータ
安全装置の点検装置を取付けたエスカレータの要部回路
構成を示す説明図で、図2はエスカレータ安全装置の点
検装置の動作検出手段となる携帯用コンピュータが接続
されるエスカレータの上部機械室を示す説明図で、図3
はエスカレータ安全装置の点検装置の点検治具を装着し
た状態と安全装置の取付け位置を示す説明図で、図4は
エスカレータ安全装置の点検装置の動作検出手段となる
携帯用コンピュータにて測定したデータの一例を示す説
明図で、図5はエスカレータ安全装置の設置位置を示す
エスカレータの概略側面図である。
【0010】本発明によるエスカレータ安全装置の点検
装置を適用したエスカレータは、図示せぬ電動機の回転
力を踏段(図示せず)や移動手摺り1等に伝達して稼働
させるというもので、この電動機は図示せぬ上昇主リレ
ーや下降主リレーの常開接点の閉成により起動するよう
になっている。また、これらの上昇主リレーや下降主リ
レーは、図1に示す上昇指令リレー2や下降指令リレー
3で付勢されるようになっている。
【0011】具体的には、電源Pと電源P−N間に組み
込まれている安全スイッチ部6との間に、上昇スイッチ
(図示せず)の接点4aと、後述する常開接点5a1、
5a2および常閉接点5bを有する上昇検出リレー5
と、後述する下降検出リレー8の常閉接点8bとが直列
に接続されており、接点4aに常開接点5a1が並列接
続されている。同様に、電源Pと安全スイッチ部6との
間には、下降スイッチ(図示せず)の接点7aと、後述
する常開接点8a1、8a2および常閉接点8bを有す
る下降検出リレー8と、常閉接点5bとが直列に接続さ
れており、接点7aに常開接点8a1が並列接続されて
いる。また同様に、電源Pと安全スイッチ部6との間に
は、常開接点5a2と、後述する常閉接点2bを有する
上昇指令リレー2と、下降指令リレー3の常閉接点3b
とが直列に接続されている。また同様に、電源Pと安全
スイッチ部6との間には、常開接点8a2と、常閉接点
3bを有する下降指令リレー3と、常閉接点2bとが直
列に接続されている。
【0012】なお、前記安全スイッチ部6を構成する回
路内では、図1に示すように、センサである踏段浮上り
検出スイッチ10の常閉接点10bや非常停止スイッチ
(図示せず)の接点11b等の常閉接点群が直列に接続
されていて、このうちの少なくとも1つの常閉接点がエ
スカレータの稼働中に開放されると、上昇指令リレー2
や下降指令リレー3の消勢により前記電動機の回転が停
止してエスカレータが稼働停止するように非常停止回路
を構成している。また、この安全スイッチ部6の常閉接
点群は、エスカレータの上部機械室9(図2参照)に設
置されているターミナル9Aの各端子9A1、9A2、
……、9Anに接続されている。ここで、踏段浮上り検
出スイッチ10や非常停止スイッチ(図示せず)はノン
ロックのスイッチである。
【0013】そして、前記安全スイッチ部6の一部を構
成する踏段浮上り検出スイッチ10は、図5に示すよう
に、エスカレータの上部側には図示しない踏段のシャフ
ト12の両端に転動可能に取付けられる後輪ローラ12
Aの上方への移動を押さえる押さえレール13Aの切欠
き部に設けられ、また、エスカレータの下部側には後輪
ローラ12Aを案内するガイドレール13Bの上方に、
上下左右それぞれ4個取付けられている。
【0014】また、踏段浮上り検出スイッチ10は、図
示しないフレームにブラケット14を介して固定されて
おり、このブラケット14には踏段浮上り検出スイッチ
10を作動させる作動片10Aが移動可能に取付けら
れ、シャフト12及び後輪ローラ12Aの浮上りに伴い
作動片10Aが上方に移動することで踏段浮上り検出ス
イッチ10のプランジャ10Bを押圧させ、踏段浮上り
検出スイッチ10の常閉接点10bを開放させること
で、上昇検出リレー5或は下降検出リレー8を消勢させ
て電動機の回転を停止しエスカレータが停止するように
非常停止回路が動作する。
【0015】さて、本発明による動作試験装置の一実施
形態は、図1〜図4に示すように、点検治具15は、シ
ャフト12に装着可能な装着部15Aと、後輪ローラ1
2Aの上面と押さえレール13Aの下部面間に位置する
作動片10Aを押上げる押上げ部15Bとで構成され、
装着部15Aは弾性のある部材、例えばプラスチック、
ゴム、バネ鋼等の材質で形成され、押上げ部15Bは作
動片10Aに当接させるための硬質のプラスチック、硬
質のゴム、金属等の材質が適しており、押上げ部15B
の上部には面取りを設けたり、球面状に形成させておく
ことが最適であり、また、ターミナル9Aに接続させる
ことで踏段浮上り検出スイッチ10の動作状態を検出可
能とする携帯用コンピュータ16とによって主に構成さ
れている。また、動作検出手段となる携帯用コンピュー
タ16には、踏段浮上り検出スイッチ10の動作状態を
電気的に検出する検出器や、この検出器にて検出された
データを計時的に記憶する記憶装置が内蔵されている。
なお、携帯用コンピュータ16には、I/O端子16A
や、外部記憶媒体(ICカードやフロッピーディスク
等)が装填可能なドライブ装置16Bが設けられてい
る。また、ターミナル9Aの各端子9A1〜9Anに接
続されるクリップ17AとI/O端子16A間を接続す
る接続線17Bには、少なくとも1つの抵抗18rが接
続される抵抗ボックス18を有しており、この非常停止
回非手段である抵抗ボックス18は、例えば、端子9A
2、9A3に接続される常閉接点10bが閉成している
とき、電源P−Nを流れる電流が抵抗値の非常に少ない
常閉接点10b(接触抵抗値を有している)を流れるた
め、抵抗18rの両端に電圧降下が発生しないので踏段
浮上り検出スイッチ10の動作状態を検出しないが、常
閉接点10bが開放すると電源P−Nを流れる電流が抵
抗18rを流れ、抵抗18rの両端に電圧降下が発生す
ることで、踏段浮上り検出スイッチ10の動作状態を検
出する。ここで、電流が抵抗18rを流れても上昇指令
リレー2、下降指令リレー3、上昇検出リレー5、下降
検出リレー8が消勢しないように抵抗18rの抵抗値を
定めれば、踏段浮上り検出スイッチ10が作動して常閉
接点10bが開放してもエスカレータが停止することは
ない。言い換えれば、常閉接点10b〜接点11b等の
常閉接点に非常停止回避手段である抵抗ボックス18の
抵抗18rをそれぞれ並列接続し、抵抗18rの電圧を
携帯用コンピュータ16が検出して計時的に記憶させる
ことにより、少なくともエスカレータの制御回路を通電
状態で安全装置の動作確認が行える。
【0016】次に、上述したエスカレータ安全装置の点
検装置を用いて行う踏段浮上り検出スイッチ10の動作
試験の手順を説明する。
【0017】まず、図1及び図2に示すように、上部機
械室9を覆う機械室蓋(図示せず)を外し、携帯用コン
ピュータ16のI/O端子16Aに抵抗ボックス18を
有する接続線17Bを接続し、この接続線17Bの先端
に設けたクリップ17Aを、ターミナル9Aの端子9A
2および端子9Anに接続する。なお、このエスカレー
タにはターミナル9Aに接続された踏段浮上り検出スイ
ッチ10が複数個設置されていて、例えばエスカレータ
の上部左に設置されている踏段浮上り検出スイッチ10
は図1に示すように、その常閉接点10bが端子9A
1、9A2、9A3に接続されており、各踏段浮上り検
出スイッチ10やその他のスイッチを介して端子9A
1、9A2、……、9Anは直接に接続されている。こ
こで、各踏段浮上り検出スイッチ10の動作確認をまと
めて行う場合は、直列接続される常閉接点10bの両端
の端子にクリップ17Aを接続させれば良い。こうして
携帯用コンピュータ16をターミナル9Aに接続したな
ら、携帯用コンピュータ16のキーボード16Cから予
め定めた操作指令、例えば「RUN」という指令を入力
することにより、安全スイッチ部6の常閉接点群の開放
動作を計時的に読み込みと記憶を開始する。また、エス
カレータの左右に設置されている踏段浮上り検出スイッ
チ10の動作試験を行う場合には、図1、図3に示すよ
うに、上部機械室9の中に入り踏段の方へ手を伸ばして
後輪ローラ12Aの近傍のシャフト12に装着部15A
を装着させることで点検治具15を取付けた後、上部機
械室9から出て、携帯用コンピュータ16のキーボード
16Cより操作指令である「RUN」の入力とエスカレ
ータの起動操作を行う。ここで、点検治具15は左と右
で踏段を1段以上ずらして装着させる。
【0018】次に、エスカレータが起動し、点検治具1
5を装着した踏段が上部右の踏段浮上り検出スイッチ1
0の近傍に来て、更に、押上げ部15Bが作動片10A
を押上げると常閉接点10bが開放して抵抗18rに電
流が流れ、携帯用コンピュータ16は抵抗18rに生じ
る電圧を検出して図4のAAに示す波形を計時的に記憶
させ、同様に、上部左の踏段浮上り検出スイッチ10の
常閉接点10b開放に対する検出波形はAB、また、B
A、BBとなる下部左右の踏段浮上り検出スイッチ10
の常閉接点10b開放検出波形が記憶される。ここで、
押上げ部15Bが作動片10Aを押上げて踏段浮上り検
出スイッチ10の常閉接点10b開放しても、電流は抵
抗18rを流れるので、上昇検出リレー5及び上昇指令
リレー2、或は、下降検出リレー8及び下降指令リレー
3が消勢することがなく、エスカレータを動かしたまま
で踏段浮上り検出スイッチ10の動作確認が行える。
【0019】このようにして、踏段浮上り検出スイッチ
10に対する動作試験を行ったら、エスカレータを停止
させて点検治具15をシャフト12から取外すととも
に、携帯用コンピュータ16のキーボード16Cから予
め定めた操作指令、例えば「END」という指令を入力
して、安全スイッチ部6からの電圧(動作検出データ)
の取り込みを終了させる。更に、携帯用コンピュータ1
6のキーボード16Cから予め定めた操作指令、例えば
「START」という指令を入力して、記憶されたデー
タを携帯用コンピュータ16の表示部16Dに例えば図
4に示すように表示させる。図4に示すように、AA及
びAB、BA及びBBなる一対の検出波形が連続で表示
されることで、エスカレータの上下左右に取付けられた
踏段浮上り検出スイッチ10が動作したことの確認が行
える。
【0020】このように、本実施形態では、点検治具1
5の押上げ部15Bで踏段浮上り検出スイッチ10の作
動片10Aを押し上げるようにしたので、踏段浮上り検
出スイッチ10の動作確認に加えて、踏段浮上り検出ス
イッチ10が正規の位置に取付けられているかの確認が
行える。また、踏段浮上り検出スイッチ10の動作及び
その確認がデータとして残る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、シャフトに装着した点
検治具がセンサに接触しても、非常停止回避手段によっ
てエスカレータの停止が回避できるとともに、センサの
動作のデータを動作検出手段に記憶させることで、エス
カレータを停止させずに安全装置の点検作業が行えるの
で、エスカレータの起動操作の手間が省けるとともに、
他の作業と複合した作業が行え、エスカレータの点検作
業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のエスカレータ安全装置の
点検装置を取付けたエスカレータの要部回路構成を示す
説明図である。
【図2】エスカレータ安全装置の点検装置の動作検出手
段となる携帯用コンピュータが接続されるエスカレータ
の上部機械室を示す説明図である。
【図3】エスカレータ安全装置の点検装置の点検治具を
装着した状態と安全装置の取付け位置を示す説明図であ
る。
【図4】エスカレータ安全装置の点検装置の動作検出手
段となる携帯用コンピュータにて測定したデータの一例
を示す説明図である。
【図5】エスカレータ安全装置の設置位置を示すエスカ
レータの概略側面図である。
【符号の説明】
6 安全スイッチ部 10 踏段浮上り検出スイッチ 12 シャフト 12A ローラ 15 点検治具 16 携帯用コンピュータ 18 抵抗ボックス 18r 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に連結された複数の踏段と、前記
    複数の踏段毎にそれぞれ連結されるシャフトと、このシ
    ャフトに回動可能に設けられガイドレール上を転動する
    ローラと、前記シャフトの上下方向のいずれかに配置さ
    れるセンサと、前記シャフト及び前記ローラのいずれか
    が前記センサに接触することでエスカレータを停止させ
    る非常停止回路とを備え、前記センサと接触するように
    前記シャフトの上下部いずれかに突出部を有する点検治
    具を前記シャフトに装着させ、前記非常停止回路の動作
    を確認するようにしたエスカレータ安全装置の点検方法
    において、前記非常停止回路の動作を回避させるととも
    に、前記センサの状態を電気的に検出するようにしたエ
    スカレータ安全装置の点検方法。
  2. 【請求項2】 無端状に連結された複数の踏段と、前記
    複数の踏段毎にそれぞれ連結されるシャフトと、このシ
    ャフトに回動可能に設けられガイドレール上を転動する
    ローラと、前記シャフトの上下方向のいずれかに配置さ
    れるセンサと、前記シャフト及び前記ローラのいずれか
    が前記センサに接触することでエスカレータを停止させ
    る非常停止回路とを備え、前記シャフトの上下部いずれ
    かに突出し、前記シャフトに着脱自在に設けた点検治具
    を備えたエスカレータ安全装置の点検装置において、前
    記センサの状態を電気的に検出してその動作検出データ
    を記憶する動作検出手段と、前記非常停止回路の動作を
    回避する非常停止回路手段とを備えたことを特徴とする
    エスカレータ安全装置の点検装置。
  3. 【請求項3】 前記動作検出手段は携帯用コンピュータ
    とし、前記非常停止回避手段はインターフェースを介し
    て前記携帯用コンピュータへの接続を可能としたことを
    特徴とする請求項2記載のエスカレータ安全装置の点検
    装置。
JP15627598A 1998-06-04 1998-06-04 エスカレータ安全装置の点検方法及びその装置 Pending JPH11343092A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176284A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Mitsubishi Electric Corp マンコンベア用安全装置の動作表示装置
JP2012250834A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア

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