JP2505613B2 - エレベ―タ保守作業装置 - Google Patents
エレベ―タ保守作業装置Info
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は，一般エレベータ利用者に対して保守作業
中であることを警告的に報知するエレベータ保守作業装
置に関するものである。
中であることを警告的に報知するエレベータ保守作業装
置に関するものである。
［従来の技術］ 例えば、実開昭62−23278号公報に示されているよう
にエレベータの保守作業は保守員がエレベータのかごの
上や，エレベータの機械室にいてかごを昇降させて実施
される。そして保守中の無人のかごを乗場に停止させ，
戸開，戸閉させる点検動作が行われる。
にエレベータの保守作業は保守員がエレベータのかごの
上や，エレベータの機械室にいてかごを昇降させて実施
される。そして保守中の無人のかごを乗場に停止させ，
戸開，戸閉させる点検動作が行われる。
［発明が解決しようとする課題］ 上記のようなエレベータの保守作業には，エレベータ
の乗場に点検中である旨の標識が掲出されるものの，停
止，戸開したかごに一般エレベータ利用者が入ることが
ある。このような場合にはかごに一般利用者が閉じ込め
られたり，保守作業に支障が生じたりするという問題点
があった。
の乗場に点検中である旨の標識が掲出されるものの，停
止，戸開したかごに一般エレベータ利用者が入ることが
ある。このような場合にはかごに一般利用者が閉じ込め
られたり，保守作業に支障が生じたりするという問題点
があった。
この発明は，かかる問題点を解決するためになされた
ものであり，保守中のかごに一般利用者が入った場合に
退出を自動報知するエレベータ保守作業装置を得ること
を目的とする。
ものであり，保守中のかごに一般利用者が入った場合に
退出を自動報知するエレベータ保守作業装置を得ること
を目的とする。
［課題を解決するための手段］ この発明にかかわるエレベータ保守作業装置において
は，保守スイッチ，乗込み検出器，かご操作盤に対する
操作検出手段，報知器及び報知制御装置を設けられてい
る。
は，保守スイッチ，乗込み検出器，かご操作盤に対する
操作検出手段，報知器及び報知制御装置を設けられてい
る。
［作用］ 上記のように構成されたエレベータ保守作業装置の保
守スイッチ及び乗込み検出器の両者が動作したときに報
知器が第１種付勢され，また上記両者及び操作検出手段
が動作したときには報知器が第２種付勢される。
守スイッチ及び乗込み検出器の両者が動作したときに報
知器が第１種付勢され，また上記両者及び操作検出手段
が動作したときには報知器が第２種付勢される。
［実施例］ 第１図〜第３図はこの発明の一実施例を示す図で，図
中，（１）はエレベータの昇降路，（２）は昇降路
（１）の真上に設けられた機械室，（３）は機械室
（２）に設けられた制御盤，（４）はエレベータのか
ご，（５）は制御盤（３）に設けられた保守スイッチ，
（６）はかご（４）に設けられてかご（４）内に人がい
るときに動作する光電センサーからなる乗込み検出器，
（７）はかご（４）の操作盤（８）の操作ボタンが押圧
されたり，また，静電容量の変化により，人の指先等が
所定位置を超えて操作盤（８）に接近したりしたときに
動作する操作検出手段，（９）は報知プログラムを有す
る報知制御装置でI/0ポート（9a）と,RAM（9b）,CPU（9
c）,ROM（9d）が設けられたコンピュータ（9e）が配置
されている。（10）は映像装置，音声装置からなる報知
器である。
中，（１）はエレベータの昇降路，（２）は昇降路
（１）の真上に設けられた機械室，（３）は機械室
（２）に設けられた制御盤，（４）はエレベータのか
ご，（５）は制御盤（３）に設けられた保守スイッチ，
（６）はかご（４）に設けられてかご（４）内に人がい
るときに動作する光電センサーからなる乗込み検出器，
（７）はかご（４）の操作盤（８）の操作ボタンが押圧
されたり，また，静電容量の変化により，人の指先等が
所定位置を超えて操作盤（８）に接近したりしたときに
動作する操作検出手段，（９）は報知プログラムを有す
る報知制御装置でI/0ポート（9a）と,RAM（9b）,CPU（9
c）,ROM（9d）が設けられたコンピュータ（9e）が配置
されている。（10）は映像装置，音声装置からなる報知
器である。
上記のように構成された保守作業装置の動作を第３図
に示すフローチャートによって説明する。保守作業に先
立って保守スイッチ（５）が操作されるとステップ（10
1）の保守指令が発せられてステップ（102）の報知制御
装置（９）が付勢される。そしてステップ（103）へ進
み，停止，戸開した無人のかご（４）内に一般利用者が
点検中の標識を無視して乗込んだ場合には乗込み検出器
（６）が動作してステップ（104）に進む。ステップ（1
04）では報知制御装置（９）により報知器（10）に第１
種報知指令が発せられて，報知器（10）から例えば，
「点検中です。かご（４）から外へ出て下さい。」の退
出報知が行なわれる。ついで，乗込んだ一般利用者がか
ご（４）から出ると乗込み検出器（６）が非動作となり
ステップ（107）へ進む。またステップ（103）がYESの
ときステップ（105）へも進み，操作検出手段（７）が
動作すればステップ（106）へ進む。ステップ（106）で
は報知制御装置（９）により報知器（10）に第２種報知
指令が発せられて，報知器（10）から例えば，「操作盤
（８）に触れないで下さい。」の操作不可報知が行なわ
れる。そして乗込んだ一般利用者が操作盤（８）から離
れると操作検出手段（７）が非動作となりステップ（10
7）へ進む。そして，ステップ（107）において保守作業
が終了でなければステップ（102）以降が継続され，終
了であれば報知制御装置（９）が消勢される。このよう
に保守作業中のかごが着床停止して戸開した場合に，一
般利用者がかごに乗込んだときに状況に応じて２種類の
報知が行なわれる。したがって，保守作業阻害，一般利
用者がかごに閉じ込められることを減少することができ
る。
に示すフローチャートによって説明する。保守作業に先
立って保守スイッチ（５）が操作されるとステップ（10
1）の保守指令が発せられてステップ（102）の報知制御
装置（９）が付勢される。そしてステップ（103）へ進
み，停止，戸開した無人のかご（４）内に一般利用者が
点検中の標識を無視して乗込んだ場合には乗込み検出器
（６）が動作してステップ（104）に進む。ステップ（1
04）では報知制御装置（９）により報知器（10）に第１
種報知指令が発せられて，報知器（10）から例えば，
「点検中です。かご（４）から外へ出て下さい。」の退
出報知が行なわれる。ついで，乗込んだ一般利用者がか
ご（４）から出ると乗込み検出器（６）が非動作となり
ステップ（107）へ進む。またステップ（103）がYESの
ときステップ（105）へも進み，操作検出手段（７）が
動作すればステップ（106）へ進む。ステップ（106）で
は報知制御装置（９）により報知器（10）に第２種報知
指令が発せられて，報知器（10）から例えば，「操作盤
（８）に触れないで下さい。」の操作不可報知が行なわ
れる。そして乗込んだ一般利用者が操作盤（８）から離
れると操作検出手段（７）が非動作となりステップ（10
7）へ進む。そして，ステップ（107）において保守作業
が終了でなければステップ（102）以降が継続され，終
了であれば報知制御装置（９）が消勢される。このよう
に保守作業中のかごが着床停止して戸開した場合に，一
般利用者がかごに乗込んだときに状況に応じて２種類の
報知が行なわれる。したがって，保守作業阻害，一般利
用者がかごに閉じ込められることを減少することができ
る。
［発明の効果］ この発明は，以上説明したように保守スイッチ及び乗
込み検出器の両者が動作したとき報知器により自動的に
第１種報知が行なわれ，また上記両者及び操作検出手段
が動作したときには報知器により自動的に第２種報知が
行なわれる。このため保守作業中のかごに一般利用者が
乗込むことによって生じる保守作業障害を減少する効果
がある。
込み検出器の両者が動作したとき報知器により自動的に
第１種報知が行なわれ，また上記両者及び操作検出手段
が動作したときには報知器により自動的に第２種報知が
行なわれる。このため保守作業中のかごに一般利用者が
乗込むことによって生じる保守作業障害を減少する効果
がある。
第１図はこの発明によるエレベータ保守作業装置の一実
施例を示す概念的全体構成図，第２図は第１図の電気的
接続を示す概念回路図，第３図は第１図の装置の動作を
説明したフローチャートである。 （４）……かご，（５）……保守スイッチ，（６）……
乗込み検出器，（７）……操作検出手段，（８）……操
作盤，（９）……報知制御装置，（10）……報知器。 なお，図中同一部分は同一符号により示す。
施例を示す概念的全体構成図，第２図は第１図の電気的
接続を示す概念回路図，第３図は第１図の装置の動作を
説明したフローチャートである。 （４）……かご，（５）……保守スイッチ，（６）……
乗込み検出器，（７）……操作検出手段，（８）……操
作盤，（９）……報知制御装置，（10）……報知器。 なお，図中同一部分は同一符号により示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６６Ｂ 3/00 Ｂ６６Ｂ 3/00 Ｑ
Claims (1)
- 【請求項１】エレベータの保守作業時に操作される保守
スイッチと，上記エレベータのかごに乗込んだ人がいる
ときに動作する乗込み検出器と，上記かごの操作盤に上
記人が所定位置を越えて接近したときに動作する操作検
出手段と，上記かごに設けられた報知器と，上記保守ス
イッチ及び乗込み検出器の両者の動作により上記報知器
を第１種付勢し，上記両者及び操作検出手段の動作によ
り上記報知器を第２種付勢する報知制御装置とを備えた
エレベータ保守作業装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10943590A JP2505613B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | エレベ―タ保守作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10943590A JP2505613B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | エレベ―タ保守作業装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047282A JPH047282A (ja) | 1992-01-10 |
| JP2505613B2 true JP2505613B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=14510175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10943590A Expired - Fee Related JP2505613B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | エレベ―タ保守作業装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2505613B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10108772A1 (de) * | 2001-02-23 | 2002-11-21 | Otis Elevator Co | Aufzugssicherheitseinrichtung |
| JP2003073046A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
| JP4562378B2 (ja) * | 2003-11-25 | 2010-10-13 | 東芝エレベータ株式会社 | トランク付エレベータの管制運転システム |
| JP6049389B2 (ja) * | 2012-10-16 | 2016-12-21 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータ装置およびエレベータ装置利用不可報知方法 |
| EP3315450B1 (en) * | 2016-10-31 | 2019-10-30 | Otis Elevator Company | Automatic test of deterrent device |
| JP6400811B1 (ja) * | 2017-09-06 | 2018-10-03 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの遠隔診断運転方法、エレベータ制御装置、及びエレベータの遠隔診断運転用プログラム |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP10943590A patent/JP2505613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH047282A (ja) | 1992-01-10 |
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Legal Events
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