JPH0717368A - 洗車機 - Google Patents
洗車機Info
- Publication number
- JPH0717368A JPH0717368A JP19071493A JP19071493A JPH0717368A JP H0717368 A JPH0717368 A JP H0717368A JP 19071493 A JP19071493 A JP 19071493A JP 19071493 A JP19071493 A JP 19071493A JP H0717368 A JPH0717368 A JP H0717368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- time
- car
- inspection mode
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車車体に沿って移動し車体の洗浄,乾燥
等の処理を行う複数の処理手段を備え、自動車を自動洗
浄するタイプの洗車機において、自動的に点検動作する
と共に動作の測定,分析を行い、十分な知識を持たない
作業者でも簡単に短時間で点検作業ができる洗車機を提
供する。 【構成】 処理手段の動作点検を行なう点検モードを設
定可能とし、この点検モードにおいて、処理手段を待機
位置と動作位置との間で順次に移動させ、この移動する
間の時間を測定して動作の良否を判定し、この判定した
良否結果を表示手段へ出力する。
等の処理を行う複数の処理手段を備え、自動車を自動洗
浄するタイプの洗車機において、自動的に点検動作する
と共に動作の測定,分析を行い、十分な知識を持たない
作業者でも簡単に短時間で点検作業ができる洗車機を提
供する。 【構成】 処理手段の動作点検を行なう点検モードを設
定可能とし、この点検モードにおいて、処理手段を待機
位置と動作位置との間で順次に移動させ、この移動する
間の時間を測定して動作の良否を判定し、この判定した
良否結果を表示手段へ出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車車体に対し洗
浄,乾燥等の処理を自動的に行うタイプの洗車機に関す
る。
浄,乾燥等の処理を自動的に行うタイプの洗車機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の洗車機として、例えば
停止した自動車を跨ぐように往復走行する門型の洗車機
本体に回転ブラシやブロワノズルといった各種処理手段
を備え、洗車機本体の走行に伴い前記処理手段を作用さ
せて自動車車体の洗浄および乾燥を行う、いわゆる門型
洗車機が知られている。
停止した自動車を跨ぐように往復走行する門型の洗車機
本体に回転ブラシやブロワノズルといった各種処理手段
を備え、洗車機本体の走行に伴い前記処理手段を作用さ
せて自動車車体の洗浄および乾燥を行う、いわゆる門型
洗車機が知られている。
【0003】こうした洗車機では、前記処理手段を自動
車の形状に沿って車体に作用させるため、処理手段の動
作に異常があると車体と適切な接触圧や間隔を保って作
用させることができずに車体に損傷を及ぼす危険があ
り、またこうした処理手段は長期の使用に伴い気付かぬ
うちに初期の動作特性を損なっていくため、定期的に処
理手段の動作点検を行い車体の損傷といった最悪の事態
を未然に防止する必要があった。
車の形状に沿って車体に作用させるため、処理手段の動
作に異常があると車体と適切な接触圧や間隔を保って作
用させることができずに車体に損傷を及ぼす危険があ
り、またこうした処理手段は長期の使用に伴い気付かぬ
うちに初期の動作特性を損なっていくため、定期的に処
理手段の動作点検を行い車体の損傷といった最悪の事態
を未然に防止する必要があった。
【0004】ところで、洗車機には各種複数の処理手段
が備えられており、動作点検に当たってはこれらの動作
を一つ一つチェックする必要があるため、洗車機を熟知
した作業者が長時間かけて点検を行わなければならなか
った。こうした動作点検の手間を軽減した洗車機とし
て、従来、特公平2−29546号公報に記載のものが
知られている。すなわち、動作点検するモードを設定可
能とし、この点検モードでは入力ボードにおける選択入
力だけで各処理手段を作動させることができるようにし
たものである。
が備えられており、動作点検に当たってはこれらの動作
を一つ一つチェックする必要があるため、洗車機を熟知
した作業者が長時間かけて点検を行わなければならなか
った。こうした動作点検の手間を軽減した洗車機とし
て、従来、特公平2−29546号公報に記載のものが
知られている。すなわち、動作点検するモードを設定可
能とし、この点検モードでは入力ボードにおける選択入
力だけで各処理手段を作動させることができるようにし
たものである。
【0005】しかし、上記したような従来の洗車機で
は、処理手段を点検動作させることができるだけで、作
業者は動作の測定,分析を行って良否を判定する必要が
あり、作業者には測定,分析するに必要な十分な知識が
要求され、また依然としてかなり長い作業時間を要して
いた。
は、処理手段を点検動作させることができるだけで、作
業者は動作の測定,分析を行って良否を判定する必要が
あり、作業者には測定,分析するに必要な十分な知識が
要求され、また依然としてかなり長い作業時間を要して
いた。
【0006】
【発明が解決すべき課題】したがって、この発明の課題
とするところは、点検モードにおいて処理手段を点検動
作させると共に、洗車機において動作の測定,分析を行
わせることにより、十分な知識を持たない作業者でも簡
単に短時間で点検作業が可能となるようにできないか、
という点にある。
とするところは、点検モードにおいて処理手段を点検動
作させると共に、洗車機において動作の測定,分析を行
わせることにより、十分な知識を持たない作業者でも簡
単に短時間で点検作業が可能となるようにできないか、
という点にある。
【0007】
(a)この発明は、自動車車体に沿って移動し車体の洗
浄,乾燥等の処理を行う複数の処理手段を備え、自動車
を自動洗浄するタイプの洗車機において、前記処理手段
の動作点検を実行可能とする点検モードを設定するモー
ド設定手段と、前記処理手段が前記車体から退避した所
定の待機位置にあることを検出する第1の検出手段と、
前記処理手段が洗車動作時にとり得る所定の動作位置に
達したことを検出する第2の検出手段と、前記処理手段
が前記待機位置と前記動作位置との間を移動するのに要
する時間を測定する計時手段と、前記点検モードにおけ
る動作点検の良否結果を表示する手段と、前記点検モー
ドにおいて、前記複数の処理手段を前記待機位置と前記
動作位置との間で順次に移動させ、この移動に伴う前記
計時手段で計測した各時間データに基づいて動作の良否
を判定し、この判定した良否結果を前記表示手段へ出力
するよう制御する手段とを備えて、上記課題の解決をは
かったものである。
浄,乾燥等の処理を行う複数の処理手段を備え、自動車
を自動洗浄するタイプの洗車機において、前記処理手段
の動作点検を実行可能とする点検モードを設定するモー
ド設定手段と、前記処理手段が前記車体から退避した所
定の待機位置にあることを検出する第1の検出手段と、
前記処理手段が洗車動作時にとり得る所定の動作位置に
達したことを検出する第2の検出手段と、前記処理手段
が前記待機位置と前記動作位置との間を移動するのに要
する時間を測定する計時手段と、前記点検モードにおけ
る動作点検の良否結果を表示する手段と、前記点検モー
ドにおいて、前記複数の処理手段を前記待機位置と前記
動作位置との間で順次に移動させ、この移動に伴う前記
計時手段で計測した各時間データに基づいて動作の良否
を判定し、この判定した良否結果を前記表示手段へ出力
するよう制御する手段とを備えて、上記課題の解決をは
かったものである。
【0008】(b)また、この発明は、複数の回転ブラシ
を備え、自動車車体をブラッシング洗浄するようにした
洗車機において、前記回転ブラシの動作点検を実行可能
とする点検モードを設定するモード設定手段と、前記回
転ブラシの回転に伴う負荷データを検出する手段と、前
記点検モードにおける動作点検の良否結果を表示する手
段と、前記点検モードにおいて、前記複数の回転ブラシ
を順次に回転させ、この回転に伴い前記検出手段で与え
る回転負荷データに基づいて動作の良否を判定し、この
判定した良否結果を前記表示手段へ出力するよう制御す
る手段とを備えて、上記課題の解決をはかったものであ
る。
を備え、自動車車体をブラッシング洗浄するようにした
洗車機において、前記回転ブラシの動作点検を実行可能
とする点検モードを設定するモード設定手段と、前記回
転ブラシの回転に伴う負荷データを検出する手段と、前
記点検モードにおける動作点検の良否結果を表示する手
段と、前記点検モードにおいて、前記複数の回転ブラシ
を順次に回転させ、この回転に伴い前記検出手段で与え
る回転負荷データに基づいて動作の良否を判定し、この
判定した良否結果を前記表示手段へ出力するよう制御す
る手段とを備えて、上記課題の解決をはかったものであ
る。
【0009】
【作用】(a)において、モード設定手段により点検モー
ドとすれば、点検動作として処理手段を待機位置と動作
位置との間で順次に移動させることができ、また、これ
に伴い計時手段では移動に要する時間をそれぞれ計測
し、この計測した各時間データに基づいて制御手段では
各処理手段の動作の良否を判定する。例えば、いずれか
の処理手段において予め設定された適正範囲を越えるよ
うな長時間を移動に要すれば動作に異常ありと判定され
る。こうして判定された良否結果は表示手段に表示させ
るので、作業者は動作の良否を即座に知ることができ
る。
ドとすれば、点検動作として処理手段を待機位置と動作
位置との間で順次に移動させることができ、また、これ
に伴い計時手段では移動に要する時間をそれぞれ計測
し、この計測した各時間データに基づいて制御手段では
各処理手段の動作の良否を判定する。例えば、いずれか
の処理手段において予め設定された適正範囲を越えるよ
うな長時間を移動に要すれば動作に異常ありと判定され
る。こうして判定された良否結果は表示手段に表示させ
るので、作業者は動作の良否を即座に知ることができ
る。
【0010】(b)において、モード設定手段により点検
モードとすれば、点検動作として回転ブラシを順次に回
転させることができ、また、これに伴い検出手段で回転
負荷をそれぞれ検出し、この検出した各回転負荷データ
に基づいて制御手段では各回転ブラシの動作の良否を判
定する。例えば、いずれかの回転ブラシの回転中に継続
して過負荷状態が検出されれば異常ありと判定される。
こうして判定された良否結果は表示手段に表示させるの
で、作業者は動作の良否を即座に知ることができる。
モードとすれば、点検動作として回転ブラシを順次に回
転させることができ、また、これに伴い検出手段で回転
負荷をそれぞれ検出し、この検出した各回転負荷データ
に基づいて制御手段では各回転ブラシの動作の良否を判
定する。例えば、いずれかの回転ブラシの回転中に継続
して過負荷状態が検出されれば異常ありと判定される。
こうして判定された良否結果は表示手段に表示させるの
で、作業者は動作の良否を即座に知ることができる。
【0011】
【実施例】図1は実施例の正面説明図、図2は同実施例
の側面説明図で、いわゆる門型洗車機を表している。1
はレール2,2上を往復走行する門型の洗車機本体で、
レール2,2間に停止した自動車を跨ぐように走行し、
この走行に伴い各種処理手段3,4,4,5,5,6を
前記自動車の車体に作用させて同車体の洗浄および乾燥
を行う。
の側面説明図で、いわゆる門型洗車機を表している。1
はレール2,2上を往復走行する門型の洗車機本体で、
レール2,2間に停止した自動車を跨ぐように走行し、
この走行に伴い各種処理手段3,4,4,5,5,6を
前記自動車の車体に作用させて同車体の洗浄および乾燥
を行う。
【0012】3はトップブラシで、両端を昇降アーム
8,8に軸支され自動車車体に接して昇降し、自動車上
面をブラッシング洗浄する。トップブラシ3は、通常エ
アシリンダ9により図示の上方待機位置に保持され、洗
車時にはエアシリンダ9の作動が解かれて重力降下す
る。101,102はトップブラシ3の位置を検出する近
接スイッチで、昇降アーム8,8と一体に変位する作動
杆11に取り付けられたマグネットに応動するリードス
イッチからなり、スイッチ101ではトップブラシ3が
図示の待機位置にあることを検出し、スイッチ102で
はトップブラシ3が下端位置に降下したのを検出する。
12は昇降アーム8,8に取り付けられトップブラシ3
を回転駆動させるモータである。
8,8に軸支され自動車車体に接して昇降し、自動車上
面をブラッシング洗浄する。トップブラシ3は、通常エ
アシリンダ9により図示の上方待機位置に保持され、洗
車時にはエアシリンダ9の作動が解かれて重力降下す
る。101,102はトップブラシ3の位置を検出する近
接スイッチで、昇降アーム8,8と一体に変位する作動
杆11に取り付けられたマグネットに応動するリードス
イッチからなり、スイッチ101ではトップブラシ3が
図示の待機位置にあることを検出し、スイッチ102で
はトップブラシ3が下端位置に降下したのを検出する。
12は昇降アーム8,8に取り付けられトップブラシ3
を回転駆動させるモータである。
【0013】4,4はサイドブラシで、洗車機本体1の
上方にレール2,2と直交する方向に横架されたレール
13を設け、このレール13に沿って走行する左右一対
のキャリア14,14より吊下された公知の構成からな
っている。サイドブラシ4,4は、図示のように通常は
エアシリンダ15によりレール12両端の待機位置に保
持され、洗車時にはエアシリンダ15の作動が解かれ図
示しない公知の重錘の付勢によりレール13中央に向か
って移動する。161,162はサイドブラシ4,4の位
置を検出する近接スイッチで、エアシリンダ15のピス
トンに備えられるマグネットに応動するリードスイッチ
からなり、スイッチ161ではサイドブラシ4,4がレ
ール13両端の待機位置にあることを検出し、スイッチ
162ではサイドブラシ4,4がレール13中央で最接
近した位置にあることを検出する。17,17はキャリ
ア14,14にそれぞれ設けられサイドブラシ4,4を
回転駆動するモータである。
上方にレール2,2と直交する方向に横架されたレール
13を設け、このレール13に沿って走行する左右一対
のキャリア14,14より吊下された公知の構成からな
っている。サイドブラシ4,4は、図示のように通常は
エアシリンダ15によりレール12両端の待機位置に保
持され、洗車時にはエアシリンダ15の作動が解かれ図
示しない公知の重錘の付勢によりレール13中央に向か
って移動する。161,162はサイドブラシ4,4の位
置を検出する近接スイッチで、エアシリンダ15のピス
トンに備えられるマグネットに応動するリードスイッチ
からなり、スイッチ161ではサイドブラシ4,4がレ
ール13両端の待機位置にあることを検出し、スイッチ
162ではサイドブラシ4,4がレール13中央で最接
近した位置にあることを検出する。17,17はキャリ
ア14,14にそれぞれ設けられサイドブラシ4,4を
回転駆動するモータである。
【0014】5,5はロッカーブラシで、略水平方向へ
揺動する左右一対の揺動アーム18,18より吊下され
ている。通常はエアシリンダ19により図示のように洗
車機本体1両側に保持され、洗車に際してエアシリンダ
19の作動が解かれるとスプリング20の付勢により本
体1内側へ移動する。211,212はロッカーブラシ
5,5の位置を検出する近接スイッチで、前記スイッチ
161,162と同様にエアシリンダ19に設けられ、ス
イッチ211ではロッカーブラシ5,5が図示のような
待機位置にあることを検出し、スイッチ212ではロッ
カーブラシ5,5が本体1内側の移動限界位置にあるこ
とを検出する。22は揺動アーム18,18にそれぞれ
設けられるロッカーブラシ回転用のモータである。
揺動する左右一対の揺動アーム18,18より吊下され
ている。通常はエアシリンダ19により図示のように洗
車機本体1両側に保持され、洗車に際してエアシリンダ
19の作動が解かれるとスプリング20の付勢により本
体1内側へ移動する。211,212はロッカーブラシ
5,5の位置を検出する近接スイッチで、前記スイッチ
161,162と同様にエアシリンダ19に設けられ、ス
イッチ211ではロッカーブラシ5,5が図示のような
待機位置にあることを検出し、スイッチ212ではロッ
カーブラシ5,5が本体1内側の移動限界位置にあるこ
とを検出する。22は揺動アーム18,18にそれぞれ
設けられるロッカーブラシ回転用のモータである。
【0015】6はトップノズルで、図示しないブロワ装
置からの送風を受けて車体上面に向けて空気を噴出さ
せ、主に洗浄後の車体の乾燥をはかるためのもので、本
体1両側に形成される軌道23に沿って昇降するキャリ
ア24,24によりその両側を支持され、昇降自在に構
成されている。通常は図示のような軌道23上端の待機
位置に保持され、洗車時には降下して車体上面形状に沿
って昇降される。251,252はトップノズル6の位置
を検出するリミットスイッチで、スイッチ251ではト
ップノズル6が軌道23上端の待機位置にあることを検
出し、スイッチ252ではトップノズル6が軌道23下
端の動作限界位置にあることを検出する。
置からの送風を受けて車体上面に向けて空気を噴出さ
せ、主に洗浄後の車体の乾燥をはかるためのもので、本
体1両側に形成される軌道23に沿って昇降するキャリ
ア24,24によりその両側を支持され、昇降自在に構
成されている。通常は図示のような軌道23上端の待機
位置に保持され、洗車時には降下して車体上面形状に沿
って昇降される。251,252はトップノズル6の位置
を検出するリミットスイッチで、スイッチ251ではト
ップノズル6が軌道23上端の待機位置にあることを検
出し、スイッチ252ではトップノズル6が軌道23下
端の動作限界位置にあることを検出する。
【0016】図3は実施例の制御系を示すブロック図で
ある。30はマイクロコンピュータを含む制御ボード、
31は制御ボード30からの信号に応じて通電操作し前
記各モータ12,17,17,22,22やエアシリン
ダ9,15,19,19等を作動させるリレーボード、
32は洗車機本体1の前面に設けられる操作パネルであ
る。33はモード切換スイッチで、本体1に対して開閉
される前面扉(図示しない)の内側など、洗車客等によ
る無用な操作を防止できる位置に設けられ、通常は操作
パネル32において洗車を受け付ける「洗車モード」に
モード設定し、スイッチ操作があれば「点検モード」に
移行させることができる。
ある。30はマイクロコンピュータを含む制御ボード、
31は制御ボード30からの信号に応じて通電操作し前
記各モータ12,17,17,22,22やエアシリン
ダ9,15,19,19等を作動させるリレーボード、
32は洗車機本体1の前面に設けられる操作パネルであ
る。33はモード切換スイッチで、本体1に対して開閉
される前面扉(図示しない)の内側など、洗車客等によ
る無用な操作を防止できる位置に設けられ、通常は操作
パネル32において洗車を受け付ける「洗車モード」に
モード設定し、スイッチ操作があれば「点検モード」に
移行させることができる。
【0017】洗車モードにおいて、制御ボード30は、
操作パネル32における操作入力を受け付けリレーボー
ド31を介して洗車動作を与え、前記した近接スイッチ
やリミットスイッチ等からなる各種センサーからの信号
に基づいて動作状況や異常の発生を検知し洗車動作のシ
ーケンスを制御する。点検モードにおいて、制御ボード
30は、操作パネル32において点検項目の選択や点検
開始の入力を受け付け、リレーボード30に対し点検項
目に応じた所定の動作を与えて、各部の動作点検を行
う。
操作パネル32における操作入力を受け付けリレーボー
ド31を介して洗車動作を与え、前記した近接スイッチ
やリミットスイッチ等からなる各種センサーからの信号
に基づいて動作状況や異常の発生を検知し洗車動作のシ
ーケンスを制御する。点検モードにおいて、制御ボード
30は、操作パネル32において点検項目の選択や点検
開始の入力を受け付け、リレーボード30に対し点検項
目に応じた所定の動作を与えて、各部の動作点検を行
う。
【0018】操作パネル32には、キー入力部34,表
示部35,プリンター36を備えている。キー入力部3
4には、メニュー選択キー37,スタートキー38,ス
トップキー39,プリントキー40が備えられている。
メニュー選択キー37は、洗車モードにおいては洗車コ
ースの選択に使用され、点検モードにおいては点検項目
の選択に使用され。スタートキー38およびストップキ
ー39は、メニュー選択キー37で選択された内容の洗
車および点検の動作開始および停止に使用される。プリ
ントキー40は、プリンター36から洗車代金の領収書
を発行させたり、点検モードにおいて行った点検の結果
を出力をさせるのに使用される。
示部35,プリンター36を備えている。キー入力部3
4には、メニュー選択キー37,スタートキー38,ス
トップキー39,プリントキー40が備えられている。
メニュー選択キー37は、洗車モードにおいては洗車コ
ースの選択に使用され、点検モードにおいては点検項目
の選択に使用され。スタートキー38およびストップキ
ー39は、メニュー選択キー37で選択された内容の洗
車および点検の動作開始および停止に使用される。プリ
ントキー40は、プリンター36から洗車代金の領収書
を発行させたり、点検モードにおいて行った点検の結果
を出力をさせるのに使用される。
【0019】図3において、41,42はいずれも車体
検出装置で、それぞれ洗車スペースを挾んで発光器と受
光器とを対向させた透過型のビームセンサを複数備え、
発光器からのビーム信号が自動車によって遮断されたの
を検出する。41は洗車機本体1の前方に前記ビームセ
ンサを取付高さを変えて必要数配置したもので、車体の
前後端位置や車種の検出に使用される。42はトップノ
ズル6と一体に昇降するように設けられ、適宜位置に配
置された前記ビームセンサからの検出信号に応じてトッ
プノズル6を昇降を制御するものである。
検出装置で、それぞれ洗車スペースを挾んで発光器と受
光器とを対向させた透過型のビームセンサを複数備え、
発光器からのビーム信号が自動車によって遮断されたの
を検出する。41は洗車機本体1の前方に前記ビームセ
ンサを取付高さを変えて必要数配置したもので、車体の
前後端位置や車種の検出に使用される。42はトップノ
ズル6と一体に昇降するように設けられ、適宜位置に配
置された前記ビームセンサからの検出信号に応じてトッ
プノズル6を昇降を制御するものである。
【0020】また、43,44は前記ブラシ3,4,
4,5,5の回転負荷を検出する装置で、43はブラシ
回転用モータ12,17,17,22,22への通電量
に応じた特定部の発熱を検知して開閉するサーマルスイ
ッチからなり、44は特にトップブラシ3の回転用モー
タ12について一定以上の過電流が生じたのを検出する
カレントセンサーからなっている。
4,5,5の回転負荷を検出する装置で、43はブラシ
回転用モータ12,17,17,22,22への通電量
に応じた特定部の発熱を検知して開閉するサーマルスイ
ッチからなり、44は特にトップブラシ3の回転用モー
タ12について一定以上の過電流が生じたのを検出する
カレントセンサーからなっている。
【0021】45はデータ通信部で、管理元に設けられ
るパーソナル・コンピュータ等からなる端末装置46と
電話回線47を介して接続し、管理元からの点検動作命
令を受け付けたり、また点検の結果を管理元へ転送した
りする。すなわち、操作パネル32およびモード切換ス
イッチ33を用いて点検動作する他に、端末装置46か
らの動作命令に応じて点検動作することができ、また点
検の結果は端末装置46へ転送して管理元で動作確認す
ることができる。
るパーソナル・コンピュータ等からなる端末装置46と
電話回線47を介して接続し、管理元からの点検動作命
令を受け付けたり、また点検の結果を管理元へ転送した
りする。すなわち、操作パネル32およびモード切換ス
イッチ33を用いて点検動作する他に、端末装置46か
らの動作命令に応じて点検動作することができ、また点
検の結果は端末装置46へ転送して管理元で動作確認す
ることができる。
【0022】以下、点検モードにおける動作について説
明する。図4は点検モードの設定手順を示すフローチャ
ートで、モード切換スイッチ33を押して点検モードを
設定すると(1)、表示器35には次のような実行可能な
点検メニューが順次に表示される(2)。 1 自動動作点検 2 個別動作点検 3 水系診断 4 エアー系診断 5 センサー診断 6 走行診断
明する。図4は点検モードの設定手順を示すフローチャ
ートで、モード切換スイッチ33を押して点検モードを
設定すると(1)、表示器35には次のような実行可能な
点検メニューが順次に表示される(2)。 1 自動動作点検 2 個別動作点検 3 水系診断 4 エアー系診断 5 センサー診断 6 走行診断
【0023】ここで、メニュー選択キー37いずれかの
点検項目を指定してからスタートキー38を押せば所望
の点検が実行される。また、前記端末装置46から点検
動作の実行命令があると(3)、予め制御ボード30に登
録されている営業時間帯にあるか否かを確認し(4)、営
業時間外であれば「自動動作点検」を実行し、また営業
時間帯にあれば点検不可である旨を端末装置46へ通報
する(5)。
点検項目を指定してからスタートキー38を押せば所望
の点検が実行される。また、前記端末装置46から点検
動作の実行命令があると(3)、予め制御ボード30に登
録されている営業時間帯にあるか否かを確認し(4)、営
業時間外であれば「自動動作点検」を実行し、また営業
時間帯にあれば点検不可である旨を端末装置46へ通報
する(5)。
【0024】上記点検メニューにおいて、「自動動作点
検」では各回転ブラシ3,4,4,5,5やノズル6の
動作を連続して自動的に点検することができ、「個別動
作点検」ではブラシやノズルの動作をそれぞれ個別に点
検することができる。また、「水系診断」では、本体1
に複数備えられる散水ノズルから順次に散水動作させて
水,使用液剤の散布状態を診断し、「エアー系診断」で
は本体1に備えられるエアシリンダ等の空圧機器を順次
に作動させて同機器およびエア管路の診断を行う。更に
「センサー診断」では本体1各部に備えられるセンサー
の動作点検を、「走行点検」では本体1の走行動作の点
検を行う。
検」では各回転ブラシ3,4,4,5,5やノズル6の
動作を連続して自動的に点検することができ、「個別動
作点検」ではブラシやノズルの動作をそれぞれ個別に点
検することができる。また、「水系診断」では、本体1
に複数備えられる散水ノズルから順次に散水動作させて
水,使用液剤の散布状態を診断し、「エアー系診断」で
は本体1に備えられるエアシリンダ等の空圧機器を順次
に作動させて同機器およびエア管路の診断を行う。更に
「センサー診断」では本体1各部に備えられるセンサー
の動作点検を、「走行点検」では本体1の走行動作の点
検を行う。
【0025】図5は上記点検メニューのうち「自動動作
点検」が選択されたときの動作手順を示すフローチャー
トである。この「自動動作点検」は、操作パネル32に
おける入力に応じて実行できる他に、上記したように端
末装置46からの命令信号に応じて実行が可能で、洗車
機の始業時点検や修理後の動作点検に活用できる。
点検」が選択されたときの動作手順を示すフローチャー
トである。この「自動動作点検」は、操作パネル32に
おける入力に応じて実行できる他に、上記したように端
末装置46からの命令信号に応じて実行が可能で、洗車
機の始業時点検や修理後の動作点検に活用できる。
【0026】まず、制御ボード30に記憶されていた前
回点検時の測定データをクリアして今回の測定データの
記憶領域を確保すると共に、図示しないアラーム装置
(操作パネル32に具備)を作動させて点検動作を始め
ることを音声報知する(11)。続いて前記車体検出器41
・42の点検を行う(12)。ここでは、車体検出器として
それぞれ複数設けられるビームセンサに順次にビーム信
号の授受を行わせ、その検知信号をチェックするもの
で、発光器からビーム信号を発信させ対応する受光器で
受信が確認されれば、そのビームセンサは正常動作して
いると判断し、受信が確認されなければ異常ありと判断
する。
回点検時の測定データをクリアして今回の測定データの
記憶領域を確保すると共に、図示しないアラーム装置
(操作パネル32に具備)を作動させて点検動作を始め
ることを音声報知する(11)。続いて前記車体検出器41
・42の点検を行う(12)。ここでは、車体検出器として
それぞれ複数設けられるビームセンサに順次にビーム信
号の授受を行わせ、その検知信号をチェックするもの
で、発光器からビーム信号を発信させ対応する受光器で
受信が確認されれば、そのビームセンサは正常動作して
いると判断し、受信が確認されなければ異常ありと判断
する。
【0027】この後、前記トップノズル6の動作点検を
行う(13)。ここでは、後述するトップブラシ3の昇降チ
ェックの方法と同様に、トップノズル6を待機位置から
下端の動作限界位置の間を下降および上昇させ、この下
降と上昇に要する時間をそれぞれ測定し、測定した時間
とそれぞれの基準時間とを比較して基準時間内にあれば
正常と判断し、基準時間を越えていれば異常と判断す
る。この時、誤って洗車機内に自動車が止められている
と、下降時にトップノズル6に備えられる車体検出器4
2でこれを検出して緊急停止することになり、この場合
は異常ありと判断して測定を中断し次のステップへ移行
する。
行う(13)。ここでは、後述するトップブラシ3の昇降チ
ェックの方法と同様に、トップノズル6を待機位置から
下端の動作限界位置の間を下降および上昇させ、この下
降と上昇に要する時間をそれぞれ測定し、測定した時間
とそれぞれの基準時間とを比較して基準時間内にあれば
正常と判断し、基準時間を越えていれば異常と判断す
る。この時、誤って洗車機内に自動車が止められている
と、下降時にトップノズル6に備えられる車体検出器4
2でこれを検出して緊急停止することになり、この場合
は異常ありと判断して測定を中断し次のステップへ移行
する。
【0028】続いて、トップブラシ3の動作点検(14)、
ロッカーブラシ5,5の動作点検(15)、サイドブラシ
4,4の動作点検(16)といった順に作業が進められる。
以下、こうしたブラシの動作点検の内容を、トップブラ
シ3の場合を例に説明する。
ロッカーブラシ5,5の動作点検(15)、サイドブラシ
4,4の動作点検(16)といった順に作業が進められる。
以下、こうしたブラシの動作点検の内容を、トップブラ
シ3の場合を例に説明する。
【0029】図6はトップブラシ3の動作点検の手順を
示すフローチャートである。まず、エアシリンダ9の作
動を解いてトップブラシ3の下降を開始する(21)。下降
に伴い近接スイッチ101がオフしてから近接スイッチ
102がオンするまでの時間をカウントし(22)〜(24)、
トップブラシが待機位置から下端位置まで下降するに要
した時間を測定する。
示すフローチャートである。まず、エアシリンダ9の作
動を解いてトップブラシ3の下降を開始する(21)。下降
に伴い近接スイッチ101がオフしてから近接スイッチ
102がオンするまでの時間をカウントし(22)〜(24)、
トップブラシが待機位置から下端位置まで下降するに要
した時間を測定する。
【0030】次に、エアシリンダ9を作動させてトップ
ブラシ3の上昇を開始する(25)。上昇に伴い近接スイッ
チ102がオフしてから近接スイッチ101がオンするま
での時間をカウントし(26)〜(28)、トップブラシが下端
位置から待機位置まで上昇するに要した時間を測定す
る。こうして測定した下降時間および上昇時間は、制御
ボード30において予め登録されている基準時間と比較
され、測定時間が基準時間以内であれば正常と判定さ
れ、基準時間を越えていれば異常と判定される。なお、
こうした判定結果は結果が下される順に表示器35へ表
示される。
ブラシ3の上昇を開始する(25)。上昇に伴い近接スイッ
チ102がオフしてから近接スイッチ101がオンするま
での時間をカウントし(26)〜(28)、トップブラシが下端
位置から待機位置まで上昇するに要した時間を測定す
る。こうして測定した下降時間および上昇時間は、制御
ボード30において予め登録されている基準時間と比較
され、測定時間が基準時間以内であれば正常と判定さ
れ、基準時間を越えていれば異常と判定される。なお、
こうした判定結果は結果が下される順に表示器35へ表
示される。
【0031】続いて、モータ12を一方へ回転駆動して
トップブラシ3を一定時間(例えば10秒)だけ正転さ
せ(29)、この間に前記回転負荷検出装置43,44から
の信号を監視する。この正転動作の間に、検出装置43
としてのサーマルスイッチが作動すれば異常と判定さ
れ、検出装置44としてのカレントセンサーが過電流を
基準時間(起動時に通常生じる過電流の発生時間の上限
値)以上継続して検出すると異常と判定され、このよう
な異常状態が検出されなければ正常と判定される。
トップブラシ3を一定時間(例えば10秒)だけ正転さ
せ(29)、この間に前記回転負荷検出装置43,44から
の信号を監視する。この正転動作の間に、検出装置43
としてのサーマルスイッチが作動すれば異常と判定さ
れ、検出装置44としてのカレントセンサーが過電流を
基準時間(起動時に通常生じる過電流の発生時間の上限
値)以上継続して検出すると異常と判定され、このよう
な異常状態が検出されなければ正常と判定される。
【0032】次に、一定時間待機しトップブラシの回転
がほぼ止まるのを待って(30)、モータ12を他方へ回転
駆動してトップブラシを前記一定時間だけ逆転させ(3
1)、この間に前記と同様に回転負荷検出装置43,44
からの信号を監視して異常の有無を判定する。
がほぼ止まるのを待って(30)、モータ12を他方へ回転
駆動してトップブラシを前記一定時間だけ逆転させ(3
1)、この間に前記と同様に回転負荷検出装置43,44
からの信号を監視して異常の有無を判定する。
【0033】更に、一定時間待機しトップブラシの回転
がほぼ止まるのを待って(32)、トップブラシを一旦短時
間だけ正転させてから(33)、今度はブラシの回転が止ま
らないうちに逆転させ(34)、この間に前記と同様に回転
負荷検出装置43,44からの信号を監視して異常の有
無を判定する。
がほぼ止まるのを待って(32)、トップブラシを一旦短時
間だけ正転させてから(33)、今度はブラシの回転が止ま
らないうちに逆転させ(34)、この間に前記と同様に回転
負荷検出装置43,44からの信号を監視して異常の有
無を判定する。
【0034】こうしてトップブラシの動作点検が終了す
れば次のステップへと移行する。なお、上記の点検作業
により得た判定結果と判定の根拠となる測定データとは
前記ステップ(11)でクリアされた記憶領域に順次に記録
され、この記憶データは点検中に順次に表示器35に表
示される他、点検モードにおいてプリントキー40を押
すことにより図7に示すように記憶データが一覧印字さ
れ、更に電話回線47を介して端末装置46からの送信
要求があれば端末装置46へ送信される。
れば次のステップへと移行する。なお、上記の点検作業
により得た判定結果と判定の根拠となる測定データとは
前記ステップ(11)でクリアされた記憶領域に順次に記録
され、この記憶データは点検中に順次に表示器35に表
示される他、点検モードにおいてプリントキー40を押
すことにより図7に示すように記憶データが一覧印字さ
れ、更に電話回線47を介して端末装置46からの送信
要求があれば端末装置46へ送信される。
【0035】このように、「自動動作点検」ではブラシ
やブロワノズルの動作点検が連続して自動的に行われ、
この点検結果は表示器35またはプリンター36におい
て表示されて誰でも異常の有無が判別できる。なお、異
常部分を修理した場合には、「個別動作点検」を設定し
て必要な部分だけ動作点検すれば良い。この「個別動作
点検」では、そこで指定された部分に応じて図5のステ
ップ(12)〜(16)を個別に実行するものである。また、点
検作業により得られた結果や測定データは端末装置46
へ吸い上げて日付データを付加して保存することが可能
で、洗車機の保守記録として活用することができる。
やブロワノズルの動作点検が連続して自動的に行われ、
この点検結果は表示器35またはプリンター36におい
て表示されて誰でも異常の有無が判別できる。なお、異
常部分を修理した場合には、「個別動作点検」を設定し
て必要な部分だけ動作点検すれば良い。この「個別動作
点検」では、そこで指定された部分に応じて図5のステ
ップ(12)〜(16)を個別に実行するものである。また、点
検作業により得られた結果や測定データは端末装置46
へ吸い上げて日付データを付加して保存することが可能
で、洗車機の保守記録として活用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、モード設定手段に
より点検モードとすれば、点検動作として処理手段を待
機位置と動作位置との間で順次に移動させることがで
き、また、これに伴い計時手段では移動に要する時間を
それぞれ計測し、この計測した各時間データに基づいて
制御手段では各処理手段の移動動作の良否を自動判定す
ることができる。
より点検モードとすれば、点検動作として処理手段を待
機位置と動作位置との間で順次に移動させることがで
き、また、これに伴い計時手段では移動に要する時間を
それぞれ計測し、この計測した各時間データに基づいて
制御手段では各処理手段の移動動作の良否を自動判定す
ることができる。
【0037】また、モード設定手段により点検モードと
すれば、点検動作として回転ブラシを順次に回転させる
ことができ、また、これに伴い検出手段で回転負荷をそ
れぞれ検出し、この検出した各回転負荷データに基づい
て制御手段では各回転ブラシの回転動作の良否を自動判
定することができる。
すれば、点検動作として回転ブラシを順次に回転させる
ことができ、また、これに伴い検出手段で回転負荷をそ
れぞれ検出し、この検出した各回転負荷データに基づい
て制御手段では各回転ブラシの回転動作の良否を自動判
定することができる。
【0038】そして、このような構成により、十分な知
識を持たない作業者でも簡単に短時間で点検作業が可能
となる。
識を持たない作業者でも簡単に短時間で点検作業が可能
となる。
【図1】実施例の正面説明図である。
【図2】実施例の側面説明図である。
【図3】実施例の制御系を示すブロック図である。
【図4】実施例における点検モードの設定手順を示すフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図5】実施例における点検作業の手順を示すフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図6】実施例におけるトップブラシの動作点検の手順
を示すフローチャート図である。
を示すフローチャート図である。
【図7】実施例における点検結果の表示例を示す説明図
である。
である。
1 門型洗車機 3 処理手段たるトップブラシ 4,4 処理手段たるサイドブラシ 5,5 処理手段たるロッカーブラシ 6 処理手段たるトップノズル 101,161,211,251 第1の検出手段 102,162,212,252 第2の検出手段 30 計時手段および制御手段を含む制御ボード 35 表示手段たる表示器 36 表示手段たるプリンター
Claims (5)
- 【請求項1】 自動車車体に沿って移動し車体の洗浄,
乾燥等の処理を行う複数の処理手段を備え、自動車を自
動洗浄するタイプの洗車機において、 前記処理手段の動作点検を実行可能とする点検モードを
設定するモード設定手段と、 前記処理手段が前記車体から退避した所定の待機位置に
あることを検出する第1の検出手段と、 前記処理手段が洗車動作時にとり得る所定の動作位置に
達したことを検出する第2の検出手段と、 前記処理手段が前記待機位置と前記動作位置との間を移
動するのに要する時間を測定する計時手段と、 前記点検モードにおける動作点検の良否結果を表示する
手段と、 前記点検モードにおいて、前記複数の処理手段を前記待
機位置と前記動作位置との間で順次に移動させ、この移
動に伴う前記計時手段で計測した各時間データに基づい
て動作の良否を判定し、この判定した良否結果を前記表
示手段へ出力するよう制御する手段と、 を備えたことを特徴とする洗車機。 - 【請求項2】 請求項1記載の洗車機において、点検モ
ードにおいて計測した時間データを表示する手段を備え
たことを特徴とする洗車機。 - 【請求項3】 複数の回転ブラシを備え、自動車車体を
ブラッシング洗浄するようにした洗車機において、 前記回転ブラシの動作点検を実行可能とする点検モード
を設定するモード設定手段と、 前記回転ブラシの回転に伴う負荷データを検出する手段
と、 前記点検モードにおける動作点検の良否結果を表示する
手段と、 前記点検モードにおいて、前記複数の回転ブラシを順次
に回転させ、この回転に伴い前記検出手段で与える回転
負荷データに基づいて動作の良否を判定し、この判定し
た良否結果を前記表示手段へ出力するよう制御する手段
と、 を備えたことを特徴とする洗車機。 - 【請求項4】 請求項3記載の洗車機において、点検モ
ードにおいて検出した回転負荷データを表示する手段を
備えたことを特徴とする洗車機。 - 【請求項5】 請求項1または3記載の洗車機におい
て、点検モードにおいて得た良否結果を電話回線を介し
て監視元へ転送する手段を備えたことを特徴とする洗車
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5190714A JP3063814B2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5190714A JP3063814B2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 洗車機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717368A true JPH0717368A (ja) | 1995-01-20 |
JP3063814B2 JP3063814B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16262608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5190714A Expired - Fee Related JP3063814B2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 洗車機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063814B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016060329A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 車両洗浄システム |
JP2017095052A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | エムケー精工株式会社 | 洗車機 |
CN108791208A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-11-13 | 深圳市四点零科技有限公司 | 一种洗车机毛刷压力自适应系统及方法 |
JP2020006716A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 株式会社ダイフク | 洗車機 |
-
1993
- 1993-07-01 JP JP5190714A patent/JP3063814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016060329A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 車両洗浄システム |
JP2017095052A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | エムケー精工株式会社 | 洗車機 |
CN108791208A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-11-13 | 深圳市四点零科技有限公司 | 一种洗车机毛刷压力自适应系统及方法 |
JP2020006716A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 株式会社ダイフク | 洗車機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3063814B2 (ja) | 2000-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |