JP2016060329A - 車両洗浄システム - Google Patents
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Abstract
Description
回転ブラシを用いて車両を洗浄するブラシ洗浄ユニットを少なくとも含む複数種類の車両洗浄ユニットと、
前記車両洗浄ユニットの構成部位の状態を検出する複数の検出手段と、
前記複数の検出手段による各検出結果を表示部に表示する検出結果表示制御手段と、
を備える。
前記複数の検出手段は、前記回転ブラシが車両に接触している状態における当該回転ブラシの回転軸の基準点からの変位量を検出する変位量検出手段を含むように構成する。
前記複数の検出手段は、前記噴霧管に供給する液体の流量を検出する流量検出手段を含むように構成する。
前記複数の検出手段は、前記駆動部の電流値を検出する電流値検出手段を含むように構成する。
前記複数の検出手段は、前記純水生成装置により生成された純水の水質を検出する水質検出手段を含むように構成する。
前記判断手段によって検査タイミングになったと判断された構成部位を報知する報知手段と、
を備えるように構成する。
本実施形態の車両洗浄システム1は、鉄道車両等の車両を略一定速度で走行させた状態で、当該車両の外装部を洗浄するシステムである。車両洗浄システム1は、図1〜図3に示すように、入場車両センサ10と、薬液噴霧装置20と、ブラシ洗浄装置30と、仕上げ洗浄装置40と、退場車両センサ50と、制御装置60と、管理装置70と、を主に備えて構成される。この車両洗浄システム1において、車両は、入場車両センサ10→薬液噴霧装置20→ブラシ洗浄装置30→仕上げ洗浄装置40→退場車両センサ50の順に通過する。
なお、図1においては、入場車両センサ10、退場車両センサ50、および制御装置60の図示を省略している。
また、ブラシ洗浄装置30は、車両洗浄ユニットの一種であるブラシ洗浄ユニット31〜34と、車両洗浄ユニットの一種であるすすぎ洗浄ユニット35と、からなる。
また、仕上げ洗浄装置40は、車両洗浄ユニットの一種である仕上げ洗浄ユニットである。
また、ブラシ洗浄ユニットB32に隣接し当該ブラシ洗浄ユニットB32よりも上流側にあるブラシ洗浄ユニットC33が有する回転ブラシ301は、上端が下端よりも下流側に位置するようにレールRに対して斜めに立設されている。
また、ブラシ洗浄ユニットC33に隣接し当該ブラシ洗浄ユニットC33よりも上流側にあるブラシ洗浄ユニットD34、すなわちブラシ洗浄ユニット31〜34のうちの最も上流側にあるブラシ洗浄ユニットD34が有する回転ブラシ301は、上端が下端よりも上流側に位置するようにレールRに対して斜めに立設されている。
図4(a)は、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構を示す平面図であり、図4(b)は、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構を示す側面図である。
なお、図4においては、回転ブラシ301等の図示を省略している。
また、ブラシ洗浄ユニットB32の構成は、ブラシ洗浄ユニットA31の構成と略同一であるため、ブラシ洗浄ユニットB32が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構の図示は省略する。
また、ブラシ洗浄ユニットC33やブラシ洗浄ユニットD34の構成は、回転ブラシ301がレールRに対して斜めに立設されている点以外は、ブラシ洗浄ユニットA31の構成と略同一であるため、ブラシ洗浄ユニットC33やブラシ洗浄ユニットD34が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構の図示は省略する。
伝達手段は、電動モータ302の出力軸に取り付けられた第1プーリ308aと、回転ブラシ301の回転軸301aに取り付けられた第2プーリ308bと、第1プーリ308aと第2プーリ308bとの間に巻き掛けられたケーブル(図示省略)と、からなる。
第1プーリ308aは、電動モータ302の出力軸とともに回転する。
第2プーリ308bは、第1プーリ308aが回転すると回転し、それに伴い回転ブラシ301が回転軸301aを中心に回転する。
アーム309aは、先端に、回転ブラシ301の回転軸301aを回転可能に支持する軸受部309a1を有している。
セグメントギア309cは、略扇状をなし、トルクモータ309bの出力軸と噛み合った状態で、アーム309aに取り付けられている。セグメントギア309cは、トルクモータ309bの出力軸とともに回動し、それに伴いアーム309aがアーム軸309a2を中心に回動する。
具体的には、図5に示すように、回転ブラシ301の回転軸301aの位置は、回転ブラシ301の繰り返し使用等によってブラシ長さが短くなるに従い、レールR側(図5においては右側)へと移動して車体に近づく。より具体的には、図5において、下図は上図よりも回転ブラシ301のブラシ長さが短い状態を示す図であるが、下図における回転ブラシ301の回転軸301aの位置は、上図における回転ブラシ301の回転軸301aの位置(基準点P)よりもレールR側(右側)にある。
よって、例えば、新品の回転ブラシ301の回転軸301aの位置を基準点Pとすれば、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hに基づいて回転ブラシ301の摩耗量(ブラシ長さの減少量)を求めることができる。
そこで、本実施形態では、変位センサ307によって、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出するために必要な情報として、アーム309aの回転角度を測定する。具体的には、変位センサ307は、アーム309aに取り付けられた第1ギア部307aに噛み合う第2ギア部307bの回転軸に取り付けられ、第1ギア部307aの回転角度を測定することによって、第1ギア部307aとともに回動するアーム309aの回転角度を測定する回転角度センサである。
また、変位センサ307は、アーム309aの回転角度を測定する回転角度センサに限ることはなく、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出するために必要な情報を測定できるセンサであれば、適宜任意に変更可能である。また、本実施形態では、変位センサ307として回転角度センサを用い、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを間接的に検出するように構成したが、これに限ることはなく、例えば、変位センサ307として、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを測定可能なセンサ(変位計等)を用い、変位量Hを直接検出するように構成することも可能である。
具体的には、音響センサ306は、例えば図4(a)に示すように、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1から異音が発生した場合に、当該異音を検出することができるよう、アーム309aのうちの軸受部309a1の近傍に取り付けられている。
次いで、制御部61は、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40がスタンバイ状態である間に、入場車両センサ10によって車両洗浄区域Zに車両が入場することが検出されると、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40を動作状態に移行させる。これにより、薬液噴霧装置20において薬液噴霧管21から薬液が噴霧され、ブラシ洗浄装置30において回転ブラシ301がレールR側へと張り出して回転するとともに洗浄水噴霧管304から洗浄水が噴霧され、仕上げ洗浄装置40において純水噴霧管43から純水が噴霧される。
そして、制御部61は、操作部62からの操作信号として電源OFF信号を受信すると、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40の電源をOFFする。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、薬液噴霧装置20が動作状態である間に薬液噴霧装置20の流量センサ23によって測定された流量(すなわち、薬液噴霧管21に供給する薬液の流量)に関する薬液流量情報を、通信部63を介して管理装置70に送信する。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの薬液流量情報を、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている薬液流量情報に基づいて、薬液噴霧管21に供給する薬液の流量の経時変化を表示部72に表示する。
すなわち、流量センサ23および制御部61が、噴霧管(薬液噴霧管21)に供給する液体(薬液)の流量を検出する流量検出手段をなす。
また、制御部61および管理制御部71が、複数の検出手段による各検出結果を表示部72に表示する検出結果表示制御手段をなす。
すなわち、流量センサ305および制御部61が、噴霧管(洗浄水噴霧管304)に供給する液体(洗浄水)の流量を検出する流量検出手段をなす。
すなわち、流量センサ45および制御部61が、噴霧管(純水噴霧管43)に供給する液体(純水)の流量を検出する流量検出手段をなす。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの薬液流量情報に基づいて、薬液噴霧装置20の流量センサ23によって測定された流量の値が、予め定められた流量許容範囲外の値であるか否か判定する。そして、流量許容範囲外の値であると判定した場合に、薬液噴霧管21の検査タイミングになったと判断して、薬液噴霧管21の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
また、同様に、管理制御部71は、仕上げ洗浄装置40の流量センサ45による測定結果に基づいて、純水噴霧管43の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
すなわち、管理制御部71が、検出手段による検出結果に基づいて、当該検出手段に対応する構成部位の検査タイミングになったか否かを判断する判断手段をなす。また、管理制御部71および表示部72が、判断手段によって検査タイミングになったと判断された構成部位を報知する報知手段をなす。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、仕上げ洗浄装置40の水質センサ42によって測定された水質(すなわち、純水生成装置41により生成された純水の水質)に関する水質情報を、通信部63を介して管理装置70に送信する。すなわち、水質センサ42および制御部61が、純水生成装置41により生成された純水の水質を検出する水質検出手段をなす。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの水質情報を、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている水質情報に基づいて、純水生成装置41により生成された純水の水質の経時変化を表示部72に表示する。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの水質情報に基づいて、仕上げ洗浄装置40の水質センサ42によって測定された水質のレベルが、予め定められた水質許容範囲外のレベルであるか否か判定する。そして、水質許容範囲外のレベルであると判定した場合に、純水生成装置41の検査タイミングになったと判断して、純水生成装置41の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、ブラシ洗浄装置30が動作状態である間にブラシ洗浄ユニットA31の電流センサ303によって測定された電流値(すなわち、ブラシ洗浄ユニットA31の電動モータ302の駆動電流値)に関する電流値情報Aを、通信部63を介して管理装置70に送信する。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの電流値情報Aを、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている電流値情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の電動モータ302の電流値の経時変化を表示部72に表示する。
すなわち、電流センサ303および制御部61が、駆動部(電動モータ302)の電流値を検出する電流値検出手段をなす。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの電流値情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の電流センサ303によって測定された電流値が、予め定められた電流許容範囲外の値であるか否か判定する。そして、電流許容範囲外の値であると判定した場合に、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったと判断して、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
同様に、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の電流センサ303による測定結果に基づいて、各回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、退場車両センサ50によって車両の退場が検出されてからブラシ洗浄装置30をスタンバイ状態に移行させるまでの間にブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306によって測定された音響レベル(すなわち、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転時の音の音響レベル)に関する音響レベル情報Aを、通信部63を介して管理装置70に送信する。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの音響レベル情報Aを、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている音響レベル情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルの経時変化を表示部72に表示する。
そこで、本実施形態の場合、制御部61は、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1等から発生した異音を正確に検出するために、ブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306による測定結果のうち、退場車両センサ50によって車両の退場が検出されてからブラシ洗浄装置30をスタンバイ状態に移行させるまでの間に測定された結果を取得している。これにより、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1等から発生した異音は含むが、車両の走行音等は含まない音の音響レベルを測定した結果を取得することができる。
すなわち、音響センサ306および制御部61が、回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルを検出する音響レベル検出手段をなす。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの音響レベル情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306によって測定された音響レベルが、予め定められた音響許容範囲外のレベルであるか否か判定する。そして、音響許容範囲外のレベルであると判定した場合に、ブラシ洗浄ユニットA31の軸受部309a1の検査タイミングになったと判断して、ブラシ洗浄ユニットA31の軸受部309a1の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
同様に、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の音響センサ306による測定結果に基づいて、各軸受部309a1の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、ブラシ洗浄ユニットA31の回転ブラシ301が一定の接触圧で車両に接触している状態である間に当該ブラシ洗浄ユニットA31の変位センサ307によって測定された回転角度から、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを求め、当該求めた変位量Hに関する変位情報Aを、通信部63を介して管理装置70に送信する。ここで、「ブラシ洗浄ユニットA31の回転ブラシ301が一定の接触圧で車両に接触している状態」であるか否かは、ブラシ洗浄ユニットA31のトルクモータ309bの電流値等に基づいて判定することができる。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの変位情報Aを、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている変位情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hの経時変化を表示部72に表示する。
すなわち、変位センサ307および制御部61が、回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出する変位量検出手段をなす。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの変位情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の変位量Hの値が、予め定められた変位量許容範囲外の値であるか否か判定する。そして、変位量許容範囲外の値であると判定した場合に、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の検査タイミングになったと判断して、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
同様に、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の変位センサ307による測定結果に基づいて、各回転ブラシ301の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
また、車両洗浄ユニットの構成部位のうちの検出手段によって状態を検出する構成部位は、回転ブラシ301、軸受部309a1、噴霧管21,304,43、回転ブラシ301の回転機構、純水生成装置41に限ることはなく、適宜任意に変更可能である。
また、制御装置60に表示部を設け、当該表示部に複数の検出手段による各検出結果を表示するように構成することも可能である。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量H)に基づいて、回転ブラシ301の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、回転ブラシ301の回転時の音の音響レベル)に基づいて、軸受部309a1の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、噴霧管に供給する液体の流量)に基づいて、噴霧管の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、駆動部の電流値)に基づいて、回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、純水生成装置41により生成された純水の水質)に基づいて、純水生成装置41の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
このように構成することで、報知手段による報知(本実施形態の場合、表示部72に表示された検査報知表示)に基づいて、検査タイミングになった構成部位が分かるため、車両洗浄システム1の検査作業をより軽減することが可能となる。
また、検査タイミングになった構成部位を報知する方法は、表示部に検査報知表示を表示することによって報知する方法に限ることはなく、適宜任意に変更可能である。
20 薬液噴霧装置(車両洗浄ユニット)
21 薬液噴霧管(噴霧管)
21a ノズル
23 流量センサ(検出手段(流量検出手段))
31,32,33,34 ブラシ洗浄ユニット(車両洗浄ユニット)
35 すすぎ洗浄ユニット(車両洗浄ユニット)
40 仕上げ洗浄装置(車両洗浄ユニット(仕上げ洗浄ユニット))
41 純水生成装置
42 水質センサ(検出手段(水質検出手段))
43 純水噴霧管(噴霧管)
43a ノズル
45 流量センサ(検出手段(流量検出手段))
61 制御部(検出手段(変位量検出手段、音響レベル検出手段、流量検出手段、電流値検出手段、水質検出手段)、検出結果表示制御手段)
71 管理制御部(検出結果表示制御手段、判断手段、報知手段)
72 表示部(報知手段)
301 回転ブラシ
301a 回転軸
302 電動モータ(駆動部)
303 電流センサ(検出手段(電流値検出手段))
304 洗浄水噴霧管(噴霧管)
304a ノズル
305 流量センサ(検出手段(流量検出手段))
306 音響センサ(検出手段(音響レベル検出手段))
307 変位センサ(検出手段(変位量検出手段))
309a1 軸受部
H 変位量
P 基準点
Claims (7)
- 回転ブラシを用いて車両を洗浄するブラシ洗浄ユニットを少なくとも含む複数種類の車両洗浄ユニットと、
前記車両洗浄ユニットの構成部位の状態を検出する複数の検出手段と、
前記複数の検出手段による各検出結果を表示部に表示する検出結果表示制御手段と、
を備えることを特徴とする車両洗浄システム。 - 前記回転ブラシは、当該回転ブラシのブラシ長さにかかわらず、一定の接触圧で車両に接触するように構成されており、
前記複数の検出手段は、前記回転ブラシが車両に接触している状態における当該回転ブラシの回転軸の基準点からの変位量を検出する変位量検出手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両洗浄システム。 - 前記複数の検出手段は、前記回転ブラシの回転軸を回転可能に支持する軸受部の近傍に配設され、当該回転ブラシの回転時の音の音響レベルを検出する音響レベル検出手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両洗浄システム。
- 前記複数種類の車両洗浄ユニットは、供給された液体を車両に噴霧するためのノズルが複数設けられた噴霧管を備えるユニットを含み、
前記複数の検出手段は、前記噴霧管に供給する液体の流量を検出する流量検出手段を含むことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車両洗浄システム。 - 前記ブラシ洗浄ユニットは、前記回転ブラシを回転させるための駆動力を発生する駆動部を備え、
前記複数の検出手段は、前記駆動部の電流値を検出する電流値検出手段を含むことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の車両洗浄システム。 - 前記車両洗浄ユニットは、純水を生成する純水生成装置を備え、当該純水生成装置により生成された純水を前記ブラシ洗浄ユニットによって洗浄された車両に噴霧して仕上げ洗浄を行う仕上げ洗浄ユニットを含み、
前記複数の検出手段は、前記純水生成装置により生成された純水の水質を検出する水質検出手段を含むことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の車両洗浄システム。 - 前記検出手段による検出結果に基づいて、当該検出手段に対応する構成部位の検査タイミングになったか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって検査タイミングになったと判断された構成部位を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の車両洗浄システム。
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