JP2016060329A - 車両洗浄システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検査作業の軽減化が可能な車両洗浄システムを提供する。【解決手段】車両洗浄システム1であって、回転ブラシ301を用いて車両を洗浄するブラシ洗浄ユニット31〜34を少なくとも含む複数種類の車両洗浄ユニットと、車両洗浄ユニットの構成部位(回転ブラシ301、軸受部309a1、噴霧管21,304,43、回転ブラシ301の回転機構、純水生成装置41等)の状態を検出する複数の検出手段と、複数の検出手段による各検出結果を表示部72に表示する検出結果表示制御手段(制御部61および管理制御部71)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道車両等の車両を洗浄する車両洗浄システムに関する。
従来、鉄道車両等の車両を洗浄する車両洗浄システムとして、薬剤による薬洗処理後、ブラシで汚れを除去して水で洗い流すシステムが知られている(特許文献1参照)。
特開2012−183977号公報
例えば、鉄道車両は、車両基地への出入り時に、車両洗浄システムにて車両外装部が洗浄される。車両洗浄システムの検査は定期的に行われているが、検査項目が多数あり検査作業に手間がかかる一方で、鉄道車両の車両基地への出入りが頻繁であり検査時間が限られているため、十分な検査が行えない場合がある。そのため、限られた検査時間の中で的確な検査を行うために、検査作業の軽減化が求められている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、検査作業の軽減化が可能な車両洗浄システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、車両洗浄システムであって、
回転ブラシを用いて車両を洗浄するブラシ洗浄ユニットを少なくとも含む複数種類の車両洗浄ユニットと、
前記車両洗浄ユニットの構成部位の状態を検出する複数の検出手段と、
前記複数の検出手段による各検出結果を表示部に表示する検出結果表示制御手段と、
を備える。
したがって、複数の構成部位を実際に確認しなくても、表示部に表示された検出結果に基づいて、構成部位の劣化の度合いや異常の有無などが分かる。構成部位の劣化の度合いや異常の有無などが分かると、当該構成部位の検査タイミングになったか否かを判断することができるため、車両洗浄システムを検査する際には、検査タイミングになったと判断した構成部位のみを検査して、検査タイミングになっていないと判断した構成部位は検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システムの検査作業の軽減化が可能となる。
また、望ましくは、前記回転ブラシは、当該回転ブラシのブラシ長さにかかわらず、一定の接触圧で車両に接触するように構成されており、
前記複数の検出手段は、前記回転ブラシが車両に接触している状態における当該回転ブラシの回転軸の基準点からの変位量を検出する変位量検出手段を含むように構成する。
このように構成することで、表示部に表示された検出結果(すなわち、回転ブラシが車両に接触している状態における当該回転ブラシの回転軸の基準点からの変位量)に基づいて、回転ブラシの検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システムの検査作業の軽減化が可能となる。
また、望ましくは、前記複数の検出手段は、前記回転ブラシの回転軸を回転可能に支持する軸受部の近傍に配設され、当該回転ブラシの回転時の音の音響レベルを検出する音響レベル検出手段を含むように構成する。
このように構成することで、表示部に表示された検出結果(すなわち、回転ブラシの回転時の音の音響レベル)に基づいて、軸受部の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システムの検査作業の軽減化が可能となる。
また、望ましくは、前記複数種類の車両洗浄ユニットは、供給された液体を車両に噴霧するためのノズルが複数設けられた噴霧管を備えるユニットを含み、
前記複数の検出手段は、前記噴霧管に供給する液体の流量を検出する流量検出手段を含むように構成する。
このように構成することで、表示部に表示された検出結果(すなわち、噴霧管に供給する液体の流量)に基づいて、噴霧管の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システムの検査作業の軽減化が可能となる。
また、望ましくは、前記ブラシ洗浄ユニットは、前記回転ブラシを回転させるための駆動力を発生する駆動部を備え、
前記複数の検出手段は、前記駆動部の電流値を検出する電流値検出手段を含むように構成する。
このように構成することで、表示部に表示された検出結果(すなわち、駆動部の電流値)に基づいて、回転ブラシの回転機構の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システムの検査作業の軽減化が可能となる。
また、望ましくは、前記車両洗浄ユニットは、純水を生成する純水生成装置を備え、当該純水生成装置により生成された純水を前記ブラシ洗浄ユニットによって洗浄された車両に噴霧して仕上げ洗浄を行う仕上げ洗浄ユニットを含み、
前記複数の検出手段は、前記純水生成装置により生成された純水の水質を検出する水質検出手段を含むように構成する。
このように構成することで、表示部に表示された検出結果(すなわち、純水生成装置により生成された純水の水質)に基づいて、純水生成装置の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システムの検査作業の軽減化が可能となる。
また、望ましくは、前記検出手段による検出結果に基づいて、当該検出手段に対応する構成部位の検査タイミングになったか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって検査タイミングになったと判断された構成部位を報知する報知手段と、
を備えるように構成する。
このように構成することで、報知手段による報知に基づいて、検査タイミングになった構成部位が分かるため、車両洗浄システムの検査作業をより軽減することが可能となる。
本発明によれば、複数の構成部位を実際に確認しなくても、表示部に表示された検出結果に基づいて、構成部位の劣化の度合いや異常の有無などが分かる。構成部位の劣化の度合いや異常の有無などが分かると、当該構成部位の検査タイミングになったか否かを判断することができるため、車両洗浄システムを検査する際には、検査タイミングになったと判断した構成部位のみを検査して、検査タイミングになっていないと判断した構成部位は検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システムの検査作業の軽減化が可能となる。
本実施形態の車両洗浄システムの概略構成を示す斜視図である。 本実施形態の車両洗浄システムの概略構成を示す模式図である。 本実施形態の車両洗浄システムの概略構成を示すブロック図である。 (a)は、ブラシ洗浄ユニットが備える回転ブラシの回転機構や調整機構を示す平面図であり、(b)は、ブラシ洗浄ユニットが備える回転ブラシの回転機構や調整機構を示す側面図である。 回転ブラシが一定の接触圧で車両に接触している状態における当該回転ブラシの回転軸の基準点からの変位量を説明するための図である。
図面を参照しつつ、本発明にかかる車両洗浄システムの実施形態について説明する。なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態の車両洗浄システム1の概略構成を示す斜視図であり、図2は、本実施形態の車両洗浄システム1の概略構成を示す模式図であり、図3は、本実施形態の車両洗浄システム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の車両洗浄システム1は、鉄道車両等の車両を略一定速度で走行させた状態で、当該車両の外装部を洗浄するシステムである。車両洗浄システム1は、図1〜図3に示すように、入場車両センサ10と、薬液噴霧装置20と、ブラシ洗浄装置30と、仕上げ洗浄装置40と、退場車両センサ50と、制御装置60と、管理装置70と、を主に備えて構成される。この車両洗浄システム1において、車両は、入場車両センサ10→薬液噴霧装置20→ブラシ洗浄装置30→仕上げ洗浄装置40→退場車両センサ50の順に通過する。
なお、図1においては、入場車両センサ10、退場車両センサ50、および制御装置60の図示を省略している。
薬液噴霧装置20は、車両洗浄ユニットの一種である薬液噴霧ユニットである。
また、ブラシ洗浄装置30は、車両洗浄ユニットの一種であるブラシ洗浄ユニット31〜34と、車両洗浄ユニットの一種であるすすぎ洗浄ユニット35と、からなる。
また、仕上げ洗浄装置40は、車両洗浄ユニットの一種である仕上げ洗浄ユニットである。
入場車両センサ10は、例えば、車両基地等に設けられた車両洗浄区域Zの入口に設置されている。本実施形態では、入場車両センサ10として、線路を挟んで設置された発光素子と受光素子とからなり、発光素子からの光が車両によって遮断されているか否かを受光素子で検出することによって、車両洗浄区域Zに車両が入場することを検出する車両検出器を用いるが、入場車両センサ10は、車両洗浄区域Zに車両が入場することを検出可能なセンサであれば、適宜任意に変更可能である。
薬液噴霧装置20は、車両洗浄区域Z内の線路の両側に設置され、車両に薬液を噴霧する装置である。薬液噴霧装置20は、薬液を車両に噴霧するためのノズル21aが複数設けられた薬液噴霧管21と、薬液タンク(図示省略)内の薬液を薬液噴霧管21へと送る薬液ポンプ22と、薬液噴霧管21に供給する薬液の流量を測定する流量センサ(流量計)23と、を主に備えて構成される。すなわち、薬液噴霧装置20は、供給された液体(薬液)を車両に噴霧するためのノズル21aが複数設けられた噴霧管(薬液噴霧管21)を備えるユニットである。薬液としては、例えば、洗剤等の薬剤の原液を、工業用水や純水などで希釈したものを用いることができる。
ブラシ洗浄装置30は、車両洗浄区域Z内の線路の両側に設置され、薬液噴霧装置20によって薬液が噴霧された車両をブラッシングする装置である。ブラシ洗浄装置30は、回転ブラシ301を用いて車両を洗浄するブラシ洗浄ユニットA31、ブラシ洗浄ユニットB32、ブラシ洗浄ユニットC33、およびブラシ洗浄ユニットD34と、洗浄水を車両に噴霧してすすぎ洗浄を行うすすぎ洗浄ユニット35と、洗浄水タンク(図示省略)内の洗浄水をブラシ洗浄ユニット31〜34およびすすぎ洗浄ユニット35へと送る洗浄水ポンプ36と、を主に備えて構成される。洗浄水としては、例えば、工業用水、純水、工業用水を純水で希釈した希釈水等を用いることができる。
なお、本実施形態では、ブラシ洗浄ユニット31〜34およびすすぎ洗浄ユニット35へと同一の洗浄水を送るように構成したが、これに限ることはなく、ブラシ洗浄ユニット31〜34およびすすぎ洗浄ユニット35のうちの少なくとも一のユニットに、他のユニットと異なる洗浄水を送るように構成することも可能である。具体的には、例えば、ブラシ洗浄ユニット31〜34へは洗浄水として工業用水を送り、すすぎ洗浄ユニット35へは洗浄水として純水を送るように構成することも可能であるし、ブラシ洗浄ユニット31〜34およびすすぎ洗浄ユニット35へと洗浄水として工業用水を純水で希釈した希釈水を送るが、上流側にあるユニットほど、工業用水に対する純水の割合が高い希釈水を送るように構成することも可能である。
ブラシ洗浄ユニット31〜34は、それぞれ、回転ブラシ301と、回転ブラシ301を回転させるための駆動力を発生する電動モータ(駆動部)302と、電動モータ302の電流値を測定する電流センサ(電流計)303と、洗浄水を車両に噴霧するためのノズル304aが複数設けられた洗浄水噴霧管304と、洗浄水噴霧管304に供給する洗浄水の流量を測定する流量センサ(流量計)305と、回転ブラシ301の回転軸301aを受ける軸受部309a1の近傍で音響レベル(音の強度等)を測定する音響センサ(音響式センサ)306と、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出するために必要な情報を測定する変位センサ307と、を主に備えて構成される。すなわち、ブラシ洗浄ユニット31〜34は、供給された液体(洗浄水)を車両に噴霧するためのノズル304aが複数設けられた噴霧管(洗浄水噴霧管304)を備えるユニットである。
本実施形態において、ブラシ洗浄ユニット31〜34のうちの最も下流側にあるブラシ洗浄ユニットA31が有する回転ブラシ301と、ブラシ洗浄ユニットA31に隣接し当該ブラシ洗浄ユニットA31よりも上流側にあるブラシ洗浄ユニットB32が有する回転ブラシ301とは、レールRに対して略垂直に立設されている。
また、ブラシ洗浄ユニットB32に隣接し当該ブラシ洗浄ユニットB32よりも上流側にあるブラシ洗浄ユニットC33が有する回転ブラシ301は、上端が下端よりも下流側に位置するようにレールRに対して斜めに立設されている。
また、ブラシ洗浄ユニットC33に隣接し当該ブラシ洗浄ユニットC33よりも上流側にあるブラシ洗浄ユニットD34、すなわちブラシ洗浄ユニット31〜34のうちの最も上流側にあるブラシ洗浄ユニットD34が有する回転ブラシ301は、上端が下端よりも上流側に位置するようにレールRに対して斜めに立設されている。
ここで、回転ブラシ301を回転させるための回転機構と、回転ブラシ301の位置を調整するための調整機構と、について説明する。
図4(a)は、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構を示す平面図であり、図4(b)は、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構を示す側面図である。
なお、図4においては、回転ブラシ301等の図示を省略している。
また、ブラシ洗浄ユニットB32の構成は、ブラシ洗浄ユニットA31の構成と略同一であるため、ブラシ洗浄ユニットB32が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構の図示は省略する。
また、ブラシ洗浄ユニットC33やブラシ洗浄ユニットD34の構成は、回転ブラシ301がレールRに対して斜めに立設されている点以外は、ブラシ洗浄ユニットA31の構成と略同一であるため、ブラシ洗浄ユニットC33やブラシ洗浄ユニットD34が備える回転ブラシ301の回転機構や調整機構の図示は省略する。
回転ブラシ301を回転させるための回転機構は、主に、電動モータ302と、電動モータ302の駆動力を回転ブラシ301に伝達する伝達手段と、により構成される。
伝達手段は、電動モータ302の出力軸に取り付けられた第1プーリ308aと、回転ブラシ301の回転軸301aに取り付けられた第2プーリ308bと、第1プーリ308aと第2プーリ308bとの間に巻き掛けられたケーブル(図示省略)と、からなる。
第1プーリ308aは、電動モータ302の出力軸とともに回転する。
第2プーリ308bは、第1プーリ308aが回転すると回転し、それに伴い回転ブラシ301が回転軸301aを中心に回転する。
回転ブラシ301の位置を調整するための調整機構は、回転ブラシ301を、収納された状態からレールR側(図4(a)においては右側)へと張り出した状態へと移行させるとともに、レールR側へと張り出して一定の接触圧(摺接圧)で車両に接触する状態を維持するための機構である。調整機構は、主に、回転ブラシ301の回転軸301aに略平行なアーム軸309a2を中心に回動可能なアーム309aと、アーム309aを回動させるための駆動力を発生するトルクモータ309bと、トルクモータ309bの駆動力をアーム309aに伝達するセグメントギア309cと、により構成される。
アーム309aは、先端に、回転ブラシ301の回転軸301aを回転可能に支持する軸受部309a1を有している。
セグメントギア309cは、略扇状をなし、トルクモータ309bの出力軸と噛み合った状態で、アーム309aに取り付けられている。セグメントギア309cは、トルクモータ309bの出力軸とともに回動し、それに伴いアーム309aがアーム軸309a2を中心に回動する。
本実施形態において、回転ブラシ301は、当該回転ブラシ301のブラシ長さにかかわらず、一定の接触圧で車両に接触するように構成されている。したがって、回転ブラシ301の回転軸301aの位置は、当該回転ブラシ301のブラシ長さに応じて変化する。なお、本説明で「回転ブラシ301の回転軸301aの位置」とは、“一定の接触圧で車両に接触している状態の回転ブラシ301の回転軸301aの位置”を指す。
具体的には、図5に示すように、回転ブラシ301の回転軸301aの位置は、回転ブラシ301の繰り返し使用等によってブラシ長さが短くなるに従い、レールR側(図5においては右側)へと移動して車体に近づく。より具体的には、図5において、下図は上図よりも回転ブラシ301のブラシ長さが短い状態を示す図であるが、下図における回転ブラシ301の回転軸301aの位置は、上図における回転ブラシ301の回転軸301aの位置(基準点P)よりもレールR側(右側)にある。
よって、例えば、新品の回転ブラシ301の回転軸301aの位置を基準点Pとすれば、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hに基づいて回転ブラシ301の摩耗量(ブラシ長さの減少量)を求めることができる。
本実施形態の場合、トルクモータ309bを用いてアーム309aの回転角度(回動角度)を調整することによって、回転ブラシ301を一定の接触圧で車体に接触させており、ブラシ長さが短くなるほど、アーム309aの回転角度が大きくなって、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hが大きくなる。したがって、アーム309aの回転角度を測定すれば、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出することができる。
そこで、本実施形態では、変位センサ307によって、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出するために必要な情報として、アーム309aの回転角度を測定する。具体的には、変位センサ307は、アーム309aに取り付けられた第1ギア部307aに噛み合う第2ギア部307bの回転軸に取り付けられ、第1ギア部307aの回転角度を測定することによって、第1ギア部307aとともに回動するアーム309aの回転角度を測定する回転角度センサである。
回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hに基づいて回転ブラシ301の摩耗量を求めることができるのは、回転ブラシ301が、当該回転ブラシ301のブラシ長さにかかわらず、一定の接触圧で車両に接触するように構成されているからである。したがって、このように構成されていない場合には、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hに基づいて回転ブラシ301の摩耗量を求めることはできない。
なお、回転ブラシ301の位置を調整するための調整機構の構成は、本実施形態の構成に限ることはなく、回転ブラシ301のブラシ長さにかかわらず、当該回転ブラシ301を一定の接触圧で車両に接触させることができる構成であれば、適宜任意に変更可能である。例えば、アーム309aを回動させることによって回転ブラシ301の位置を調整する機構ではなく、アーム309aを当該アーム309aの延在方向等に沿ってスライド移動させることによって回転ブラシ301の位置を調整する機構であってもよい。
また、変位センサ307は、アーム309aの回転角度を測定する回転角度センサに限ることはなく、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出するために必要な情報を測定できるセンサであれば、適宜任意に変更可能である。また、本実施形態では、変位センサ307として回転角度センサを用い、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを間接的に検出するように構成したが、これに限ることはなく、例えば、変位センサ307として、回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを測定可能なセンサ(変位計等)を用い、変位量Hを直接検出するように構成することも可能である。
また、アーム309aには、音響センサ306が取り付けられている。
具体的には、音響センサ306は、例えば図4(a)に示すように、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1から異音が発生した場合に、当該異音を検出することができるよう、アーム309aのうちの軸受部309a1の近傍に取り付けられている。
すすぎ洗浄ユニット35は、洗浄水を車両に噴霧するためのノズル304aが複数設けられた洗浄水噴霧管304と、洗浄水噴霧管304に供給する洗浄水の流量を測定する流量センサ(流量計)305と、を主に備えて構成される。すなわち、すすぎ洗浄ユニット35は、供給された液体(洗浄水)を車両に噴霧するためのノズル304aが複数設けられた噴霧管(洗浄水噴霧管304)を備えるユニットである。
仕上げ洗浄装置40は、車両洗浄区域Z内の線路の両側に設置され、ブラシ洗浄装置30(具体的には、ブラシ洗浄ユニット31〜34およびすすぎ洗浄ユニット35)によって洗浄された車両に純水を噴霧して仕上げ洗浄を行う装置である。仕上げ洗浄装置40は、RO水等の純水を生成する純水生成装置41と、純水生成装置41により生成された純水の水質を測定する水質センサ(導電率計、残留塩素計、水分硬度計等)42と、純水生成装置41により生成された純水を車両に噴霧するためのノズル43aが複数設けられた純水噴霧管43と、純水生成装置41により生成された純水を純水噴霧管43へと送る純水ポンプ44と、純水噴霧管43に供給する純水の流量を測定する流量センサ(流量計)45と、を主に備えて構成される。すなわち、仕上げ洗浄装置40は、供給された液体(純水)を車両に噴霧するためのノズル43aが複数設けられた噴霧管(純水噴霧管43)を備えるユニットである。
退場車両センサ50は、例えば、車両洗浄区域Zの出口に設置されている。本実施形態では、退場車両センサ50として、線路を挟んで設置された発光素子と受光素子とからなり、発光素子からの光が車両によって遮断されているか否かを受光素子で検出することによって、車両洗浄区域Zから車両が退場したことを検出する車両検出器を用いるが、退場車両センサ50は、車両洗浄区域Zから車両が退場したことを検出可能なセンサであれば、適宜任意に変更可能である。
制御装置60は、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40を統括的に制御するために、車両洗浄区域Z等に設置された制御ボックスである。制御装置60は、CPU、ROM、RAM等を有する制御部61と、押しボタンスイッチやタッチパネルなどの操作部62と、各種センサによる測定結果等を管理装置70へ送信するための通信部63と、を主に備えて構成される。
管理装置70は、各車両洗浄ユニットの状態を一元的に監視するため、車両基地等に設けられている管理室等に設置されたコンピュータである。管理装置70は、CPU、ROM、RAM等を有する管理制御部71と、液晶ディスプレイ等の表示部72と、制御装置60からの各種センサによる測定結果等を記憶するデータベース73と、を主に備えて構成される。
操作部62は、当該操作部62に対するユーザ操作に応じた操作信号を制御部61に出力する。ユーザ(作業員等)は、この操作部62を操作することによって、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40の電源ON/OFFを指示したり、薬液噴霧装置20の薬液噴霧管21からの薬液噴霧速度、ブラシ洗浄装置30の回転ブラシ301の回転速度や洗浄水噴霧管304からの洗浄水噴霧速度、仕上げ洗浄装置40の純水噴霧管43からの純水噴霧速度等を調整したりすることができる。
本実施形態において、制御部61は、例えば、操作部62からの操作信号として電源ON信号を受信すると、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40の電源をONして、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40をスタンバイ状態で待機させる。
次いで、制御部61は、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40がスタンバイ状態である間に、入場車両センサ10によって車両洗浄区域Zに車両が入場することが検出されると、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40を動作状態に移行させる。これにより、薬液噴霧装置20において薬液噴霧管21から薬液が噴霧され、ブラシ洗浄装置30において回転ブラシ301がレールR側へと張り出して回転するとともに洗浄水噴霧管304から洗浄水が噴霧され、仕上げ洗浄装置40において純水噴霧管43から純水が噴霧される。
次いで、制御部61は、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40が動作状態である間に、退場車両センサ50によって車両洗浄区域Zから車両が退場したことが検出されると、当該退場の検出から所定時間(回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルを検出するための時間)が経過した後に、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40をスタンバイ状態に移行させる。
そして、制御部61は、操作部62からの操作信号として電源OFF信号を受信すると、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄装置30、および仕上げ洗浄装置40の電源をOFFする。
本実施形態において、制御部61および管理制御部71は、薬液噴霧装置20の流量センサ23による測定結果に基づいて、薬液噴霧管21に供給する薬液の流量を表示部72に表示するように構成されている。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、薬液噴霧装置20が動作状態である間に薬液噴霧装置20の流量センサ23によって測定された流量(すなわち、薬液噴霧管21に供給する薬液の流量)に関する薬液流量情報を、通信部63を介して管理装置70に送信する。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの薬液流量情報を、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている薬液流量情報に基づいて、薬液噴霧管21に供給する薬液の流量の経時変化を表示部72に表示する。
すなわち、流量センサ23および制御部61が、噴霧管(薬液噴霧管21)に供給する液体(薬液)の流量を検出する流量検出手段をなす。
また、制御部61および管理制御部71が、複数の検出手段による各検出結果を表示部72に表示する検出結果表示制御手段をなす。
同様に、制御部61および管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット31〜34およびすすぎ洗浄ユニット35の流量センサ305による測定結果に基づいて、各洗浄水噴霧管304に供給する洗浄水の流量を表示部72に表示するように構成されている。
すなわち、流量センサ305および制御部61が、噴霧管(洗浄水噴霧管304)に供給する液体(洗浄水)の流量を検出する流量検出手段をなす。
また、同様に、制御部61および管理制御部71は、仕上げ洗浄装置40の流量センサ45による測定結果に基づいて、純水噴霧管43に供給する純水の流量を表示部72に表示するように構成されている。
すなわち、流量センサ45および制御部61が、噴霧管(純水噴霧管43)に供給する液体(純水)の流量を検出する流量検出手段をなす。
これにより、ユーザは、表示部72に表示されている液体(薬液、洗浄水、純水)の流量(本実施形態の場合、流量の経時変化)に基づいて、噴霧管に設けられたノズルの詰り度合いが分かり、その詰り度合いに基づいて、噴霧管の検査タイミングになったか否かを判断することができる。したがって、車両洗浄システム1を検査する際には、検査タイミングになったと判断した噴霧管のみを検査して、検査タイミングになっていないと判断した噴霧管は検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
さらに、管理制御部71は、薬液噴霧装置20の流量センサ23による測定結果に基づいて、薬液噴霧管21の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの薬液流量情報に基づいて、薬液噴霧装置20の流量センサ23によって測定された流量の値が、予め定められた流量許容範囲外の値であるか否か判定する。そして、流量許容範囲外の値であると判定した場合に、薬液噴霧管21の検査タイミングになったと判断して、薬液噴霧管21の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
同様に、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット31〜34およびすすぎ洗浄ユニット35の流量センサ305による測定結果に基づいて、各洗浄水噴霧管304の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
また、同様に、管理制御部71は、仕上げ洗浄装置40の流量センサ45による測定結果に基づいて、純水噴霧管43の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
すなわち、管理制御部71が、検出手段による検出結果に基づいて、当該検出手段に対応する構成部位の検査タイミングになったか否かを判断する判断手段をなす。また、管理制御部71および表示部72が、判断手段によって検査タイミングになったと判断された構成部位を報知する報知手段をなす。
これにより、ユーザは、表示部72に表示される検査報知表示を見るだけで、噴霧管の検査タイミングになったことが分かるため、車両洗浄システム1の検査作業をより軽減することが可能となる。
また、本実施形態において、制御部61および管理制御部71は、仕上げ洗浄装置40の水質センサ42による測定結果に基づいて、純水生成装置41により生成された純水の水質を表示部72に表示するように構成されている。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、仕上げ洗浄装置40の水質センサ42によって測定された水質(すなわち、純水生成装置41により生成された純水の水質)に関する水質情報を、通信部63を介して管理装置70に送信する。すなわち、水質センサ42および制御部61が、純水生成装置41により生成された純水の水質を検出する水質検出手段をなす。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの水質情報を、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている水質情報に基づいて、純水生成装置41により生成された純水の水質の経時変化を表示部72に表示する。
これにより、ユーザは、表示部72に表示されている純水の水質(本実施形態の場合、水質の経時変化)に基づいて、純水生成装置41により生成される純水の水質レベルの低下度合いが分かり、その低下度合いに基づいて、純水生成装置41の検査タイミングになったか否かを判断することができる。したがって、車両洗浄システム1を検査する際には、検査タイミングになったと判断した場合のみ純水生成装置41を検査して、検査タイミングになっていないと判断した場合は純水生成装置41を検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
さらに、管理制御部71は、仕上げ洗浄装置40の水質センサ42による測定結果に基づいて、純水生成装置41の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの水質情報に基づいて、仕上げ洗浄装置40の水質センサ42によって測定された水質のレベルが、予め定められた水質許容範囲外のレベルであるか否か判定する。そして、水質許容範囲外のレベルであると判定した場合に、純水生成装置41の検査タイミングになったと判断して、純水生成装置41の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
これにより、ユーザは、表示部72に表示される検査報知表示を見るだけで、純水生成装置41の検査タイミングになったことが分かるため、車両洗浄システム1の検査作業をより軽減することが可能となる。
また、本実施形態において、制御部61および管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニットA31の電流センサ303による測定結果に基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の電動モータ302の電流値を表示部72に表示するように構成されている。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、ブラシ洗浄装置30が動作状態である間にブラシ洗浄ユニットA31の電流センサ303によって測定された電流値(すなわち、ブラシ洗浄ユニットA31の電動モータ302の駆動電流値)に関する電流値情報Aを、通信部63を介して管理装置70に送信する。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの電流値情報Aを、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている電流値情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の電動モータ302の電流値の経時変化を表示部72に表示する。
同様に、制御部61および管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の電流センサ303による測定結果に基づいて、各電動モータ302の電流値を表示部72に表示するように構成されている。
すなわち、電流センサ303および制御部61が、駆動部(電動モータ302)の電流値を検出する電流値検出手段をなす。
これにより、ユーザは、表示部72に表示されている電動モータ302の電流値(本実施形態の場合、電流値の経時変化)に基づいて、回転ブラシ301の回転機構(電動モータ302や、当該電動モータ302の駆動力を回転ブラシ301に伝達する伝達手段)の劣化の度合いや異常の有無などが分かり、それに基づいて、回転機構の検査タイミングになったか否かを判断することができる。したがって、車両洗浄システム1を検査する際には、検査タイミングになったと判断した回転機構のみを検査して、検査タイミングになっていないと判断した回転機構は検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
さらに、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニットA31の電流センサ303による測定結果に基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの電流値情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の電流センサ303によって測定された電流値が、予め定められた電流許容範囲外の値であるか否か判定する。そして、電流許容範囲外の値であると判定した場合に、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったと判断して、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転機構の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
同様に、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の電流センサ303による測定結果に基づいて、各回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
これにより、ユーザは、表示部72に表示される検査報知表示を見るだけで、回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったことが分かるため、車両洗浄システム1の検査作業をより軽減することが可能となる。
また、本実施形態において、制御部61および管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306による測定結果に基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルを表示部72に表示するように構成されている。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、退場車両センサ50によって車両の退場が検出されてからブラシ洗浄装置30をスタンバイ状態に移行させるまでの間にブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306によって測定された音響レベル(すなわち、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転時の音の音響レベル)に関する音響レベル情報Aを、通信部63を介して管理装置70に送信する。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの音響レベル情報Aを、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている音響レベル情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルの経時変化を表示部72に表示する。
ブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306による測定結果として、回転ブラシ301で車両を洗浄している最中に測定された結果を取得すると、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1等から発生した異音だけでなく、車両の走行音等も含む音の音響レベルを測定した結果を取得することとなり、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1等から発生した異音を正確に検出することができなくなる。
そこで、本実施形態の場合、制御部61は、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1等から発生した異音を正確に検出するために、ブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306による測定結果のうち、退場車両センサ50によって車両の退場が検出されてからブラシ洗浄装置30をスタンバイ状態に移行させるまでの間に測定された結果を取得している。これにより、回転ブラシ301の回転に伴い軸受部309a1等から発生した異音は含むが、車両の走行音等は含まない音の音響レベルを測定した結果を取得することができる。
同様に、制御部61および管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の音響センサ306による測定結果に基づいて、各回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルを表示部72に表示するように構成されている。
すなわち、音響センサ306および制御部61が、回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルを検出する音響レベル検出手段をなす。
これにより、ユーザは、表示部72に表示されている回転ブラシ301の回転時の音の音響レベル(本実施形態の場合、音響レベルの経時変化)に基づいて、軸受部309a1が異音を発しているかが分かり、それに基づいて、軸受部309a1の検査タイミングになったか否かを判断することができる。したがって、車両洗浄システム1を検査する際には、検査タイミングになったと判断した軸受部309a1のみを検査して、検査タイミングになっていないと判断した軸受部309a1は検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
さらに、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306による測定結果に基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の軸受部309a1の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの音響レベル情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の音響センサ306によって測定された音響レベルが、予め定められた音響許容範囲外のレベルであるか否か判定する。そして、音響許容範囲外のレベルであると判定した場合に、ブラシ洗浄ユニットA31の軸受部309a1の検査タイミングになったと判断して、ブラシ洗浄ユニットA31の軸受部309a1の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
同様に、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の音響センサ306による測定結果に基づいて、各軸受部309a1の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
これにより、ユーザは、表示部72に表示される検査報知表示を見るだけで、軸受部309a1の検査タイミングになったことが分かるため、車両洗浄システム1の検査作業をより軽減することが可能となる。
また、本実施形態において、制御部61および管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニットA31の変位センサ307による測定結果に基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを表示部72に表示するように構成されている。
具体的には、例えば、制御装置60の制御部61は、ブラシ洗浄ユニットA31の回転ブラシ301が一定の接触圧で車両に接触している状態である間に当該ブラシ洗浄ユニットA31の変位センサ307によって測定された回転角度から、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを求め、当該求めた変位量Hに関する変位情報Aを、通信部63を介して管理装置70に送信する。ここで、「ブラシ洗浄ユニットA31の回転ブラシ301が一定の接触圧で車両に接触している状態」であるか否かは、ブラシ洗浄ユニットA31のトルクモータ309bの電流値等に基づいて判定することができる。
そして、管理装置70の管理制御部71は、制御装置60からの変位情報Aを、データベース73に記憶する。また、管理制御部71は、データベース73に記憶されている変位情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31の回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hの経時変化を表示部72に表示する。
同様に、制御部61および管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の変位センサ307による測定結果に基づいて、各回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを表示部72に表示するように構成されている。
すなわち、変位センサ307および制御部61が、回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出する変位量検出手段をなす。
これにより、ユーザは、表示部72に表示されている変位量H(本実施形態の場合、変位量Hの経時変化)に基づいて、回転ブラシ301の摩耗度合いが分かり、その摩耗度合いに基づいて、回転ブラシ301の検査タイミングになったか否かを判断することができる。したがって、車両洗浄システム1を検査する際には、検査タイミングになったと判断した回転ブラシ301のみを検査して、検査タイミングになっていないと判断した回転ブラシ301は検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
さらに、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニットA31の変位センサ307による測定結果に基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
具体的には、例えば、管理制御部71は、制御装置60からの変位情報Aに基づいて、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の変位量Hの値が、予め定められた変位量許容範囲外の値であるか否か判定する。そして、変位量許容範囲外の値であると判定した場合に、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の検査タイミングになったと判断して、ブラシ洗浄ユニットA31が備える回転ブラシ301の検査を促す検査報知表示を表示部72に表示する。
同様に、管理制御部71は、ブラシ洗浄ユニット32〜34の変位センサ307による測定結果に基づいて、各回転ブラシ301の検査タイミングになったか否かを判断するように構成されている。
これにより、ユーザは、表示部72に表示される検査報知表示を見るだけで、回転ブラシ301の検査タイミングになったことが分かるため、車両洗浄システム1の検査作業をより軽減することが可能となる。
以上説明した車両洗浄システム1によれば、回転ブラシ301を用いて車両を洗浄するブラシ洗浄ユニット31〜34を少なくとも含む複数種類の車両洗浄ユニットと、車両洗浄ユニットの構成部位(本実施形態の場合、回転ブラシ301、軸受部309a1、噴霧管21,304,43、回転ブラシ301の回転機構、純水生成装置41)の状態を検出する複数の検出手段と、複数の検出手段による各検出結果を表示部72に表示する検出結果表示制御手段(制御部61および管理制御部71)と、を備える。
したがって、複数の構成部位を実際に確認しなくても、表示部72に表示された検出結果に基づいて、構成部位の劣化の度合いや異常の有無などが分かる。構成部位の劣化の度合いや異常の有無などが分かると、当該構成部位の検査タイミングになったか否かを判断することができるため、車両洗浄システム1を検査する際には、検査タイミングになったと判断した構成部位のみを検査して、検査タイミングになっていないと判断した構成部位は検査しないといったように、メリハリをつけて検査を行うことができるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
なお、車両洗浄システム1が備える車両洗浄ユニットは、薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄ユニット31〜34、すすぎ洗浄ユニット35、および仕上げ洗浄装置40に限ることはなく、適宜任意に変更可能である。
また、車両洗浄ユニットの構成部位のうちの検出手段によって状態を検出する構成部位は、回転ブラシ301、軸受部309a1、噴霧管21,304,43、回転ブラシ301の回転機構、純水生成装置41に限ることはなく、適宜任意に変更可能である。
また、制御装置60に表示部を設け、当該表示部に複数の検出手段による各検出結果を表示するように構成することも可能である。
また、以上説明した車両洗浄システム1によれば、回転ブラシ301は、当該回転ブラシ301のブラシ長さにかかわらず、一定の接触圧で車両に接触するように構成されており、複数の検出手段は、回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量Hを検出する変位量検出手段(変位センサ307および制御部61)を含むように構成することが可能である。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、回転ブラシ301が車両に接触している状態における当該回転ブラシ301の回転軸301aの基準点Pからの変位量H)に基づいて、回転ブラシ301の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
また、以上説明した車両洗浄システム1によれば、複数の検出手段は、回転ブラシ301の回転軸301aを回転可能に支持する軸受部309a1の近傍に配設され、当該回転ブラシ301の回転時の音の音響レベルを検出する音響レベル検出手段(音響センサ306および制御部61)を含むように構成することが可能である。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、回転ブラシ301の回転時の音の音響レベル)に基づいて、軸受部309a1の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
また、以上説明した車両洗浄システム1によれば、複数種類の車両洗浄ユニットは、供給された液体(薬液、洗浄水、純水)を車両に噴霧するためのノズル21a,304a,43aが複数設けられた噴霧管21,304,43を備えるユニット(薬液噴霧装置20、ブラシ洗浄ユニット31〜34、すすぎ洗浄ユニット35、仕上げ洗浄装置40)を含み、複数の検出手段は、噴霧管21,304,43に供給する液体の流量を検出する流量検出手段(流量センサ23,305,45および制御部61)を含むように構成することが可能である。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、噴霧管に供給する液体の流量)に基づいて、噴霧管の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
また、以上説明した車両洗浄システム1によれば、ブラシ洗浄ユニット31〜34は、回転ブラシ301を回転させるための駆動力を発生する駆動部(本実施形態の場合、電動モータ302)を備え、複数の検出手段は、駆動部の電流値を検出する電流値検出手段(電流センサ303および制御部61)を含むように構成することが可能である。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、駆動部の電流値)に基づいて、回転ブラシ301の回転機構の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
また、以上説明した車両洗浄システム1によれば、車両洗浄ユニットは、純水を生成する純水生成装置41を備え、当該純水生成装置41により生成された純水をブラシ洗浄ユニット31〜34によって洗浄された車両に噴霧して仕上げ洗浄を行う仕上げ洗浄ユニット(仕上げ洗浄装置40)を含み、複数の検出手段は、純水生成装置41により生成された純水の水質を検出する水質検出手段(水質センサ42および制御部61)を含むように構成することが可能である。
このように構成することで、表示部72に表示された検出結果(すなわち、純水生成装置41により生成された純水の水質)に基づいて、純水生成装置41の検査タイミングになったか否かを判断できるため、車両洗浄システム1の検査作業の軽減化が可能となる。
また、以上説明した車両洗浄システム1によれば、検出手段による検出結果に基づいて、当該検出手段に対応する構成部位の検査タイミングになったか否かを判断する判断手段(管理制御部71)と、判断手段によって検査タイミングになったと判断された構成部位を報知する報知手段(管理制御部71および表示部72)と、を備えるように構成することが可能である。
このように構成することで、報知手段による報知(本実施形態の場合、表示部72に表示された検査報知表示)に基づいて、検査タイミングになった構成部位が分かるため、車両洗浄システム1の検査作業をより軽減することが可能となる。
なお、制御装置60に表示部を設け、当該表示部に検査報知表示を表示するように構成することも可能である。
また、検査タイミングになった構成部位を報知する方法は、表示部に検査報知表示を表示することによって報知する方法に限ることはなく、適宜任意に変更可能である。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。また、前述の実施形態及び変形例の各構成を組み合わせて適用しても良い。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の車両洗浄システム1は、鉄道車両を洗浄するシステムに限定されるものではなく、その他の車両(自動車等)に適用可能である。
1 車両洗浄システム
20 薬液噴霧装置(車両洗浄ユニット)
21 薬液噴霧管(噴霧管)
21a ノズル
23 流量センサ(検出手段(流量検出手段))
31,32,33,34 ブラシ洗浄ユニット(車両洗浄ユニット)
35 すすぎ洗浄ユニット(車両洗浄ユニット)
40 仕上げ洗浄装置(車両洗浄ユニット(仕上げ洗浄ユニット))
41 純水生成装置
42 水質センサ(検出手段(水質検出手段))
43 純水噴霧管(噴霧管)
43a ノズル
45 流量センサ(検出手段(流量検出手段))
61 制御部(検出手段(変位量検出手段、音響レベル検出手段、流量検出手段、電流値検出手段、水質検出手段)、検出結果表示制御手段)
71 管理制御部(検出結果表示制御手段、判断手段、報知手段)
72 表示部(報知手段)
301 回転ブラシ
301a 回転軸
302 電動モータ(駆動部)
303 電流センサ(検出手段(電流値検出手段))
304 洗浄水噴霧管(噴霧管)
304a ノズル
305 流量センサ(検出手段(流量検出手段))
306 音響センサ(検出手段(音響レベル検出手段))
307 変位センサ(検出手段(変位量検出手段))
309a1 軸受部
H 変位量
P 基準点

Claims (7)

  1. 回転ブラシを用いて車両を洗浄するブラシ洗浄ユニットを少なくとも含む複数種類の車両洗浄ユニットと、
    前記車両洗浄ユニットの構成部位の状態を検出する複数の検出手段と、
    前記複数の検出手段による各検出結果を表示部に表示する検出結果表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両洗浄システム。
  2. 前記回転ブラシは、当該回転ブラシのブラシ長さにかかわらず、一定の接触圧で車両に接触するように構成されており、
    前記複数の検出手段は、前記回転ブラシが車両に接触している状態における当該回転ブラシの回転軸の基準点からの変位量を検出する変位量検出手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両洗浄システム。
  3. 前記複数の検出手段は、前記回転ブラシの回転軸を回転可能に支持する軸受部の近傍に配設され、当該回転ブラシの回転時の音の音響レベルを検出する音響レベル検出手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両洗浄システム。
  4. 前記複数種類の車両洗浄ユニットは、供給された液体を車両に噴霧するためのノズルが複数設けられた噴霧管を備えるユニットを含み、
    前記複数の検出手段は、前記噴霧管に供給する液体の流量を検出する流量検出手段を含むことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車両洗浄システム。
  5. 前記ブラシ洗浄ユニットは、前記回転ブラシを回転させるための駆動力を発生する駆動部を備え、
    前記複数の検出手段は、前記駆動部の電流値を検出する電流値検出手段を含むことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の車両洗浄システム。
  6. 前記車両洗浄ユニットは、純水を生成する純水生成装置を備え、当該純水生成装置により生成された純水を前記ブラシ洗浄ユニットによって洗浄された車両に噴霧して仕上げ洗浄を行う仕上げ洗浄ユニットを含み、
    前記複数の検出手段は、前記純水生成装置により生成された純水の水質を検出する水質検出手段を含むことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の車両洗浄システム。
  7. 前記検出手段による検出結果に基づいて、当該検出手段に対応する構成部位の検査タイミングになったか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって検査タイミングになったと判断された構成部位を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の車両洗浄システム。
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