JP2662899B2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP2662899B2 JP25575390A JP25575390A JP2662899B2 JP 2662899 B2 JP2662899 B2 JP 2662899B2 JP 25575390 A JP25575390 A JP 25575390A JP 25575390 A JP25575390 A JP 25575390A JP 2662899 B2 JP2662899 B2 JP 2662899B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車のコンベヤで移動させるに伴い自
動洗浄するタイプの洗車装置に関する。
[従来技術およびその問題点] 従来この種の洗車装置では、コンベヤ、洗浄ブラシ、
ブロワノズル等の動作を検出する各種センサーを備え、
洗車中に異常を検出すると全洗車動作を停止して、自動
車等に損傷を及ぼすことのないよう保安をはかってい
た。
ところで、この種の洗車装置は、公知の門型洗車装置
等に比べ洗浄ブラシをはじめとする多くの作動機器を備
えているため、検出する異常項目が多く相対的な異常の
発生頻度も多くなってくる。また、この種の洗車装置
は、異常が発生して洗車装置が停止すると、コンベヤに
より自動車を一旦洗車装置より抜け出させ、再度始めか
ら洗車をし直す必要がある。特に、コンベヤにより連続
して自動車を搬送させるため、コンベヤ上には複数の自
動車がある場合は復旧作業に多くの時間と手間を要する
ことになる。
[問題点を解決するための手段] この発明は、各種センサーからの信号が異常を示すも
のであるとき、その検知した異常が自動車等に損傷を及
ぼす危険がある第1のレベルの異常であるか、また自動
車等に損傷を及ぼす危険がない第2のレベルの異常であ
るかを判別し、第1のレベルの異常であると判別される
と、実行中の洗車を中断し、その異常データを表示手段
に表示させ、第2のレベルの異常であると判別される
と、少なくとも異常発生部分の動作を除く洗車動作を継
続する一方で、その異常データを所定のタイミングで表
示手段に表示させる制御手段を備え、異常の程度に応じ
て動作の停止/継続を判断し、異常停止を最小限とした
洗車装置を提供しようとするものである。
[実施例] 以下その実施例について図面を基に説明する。
第1図は本発明の一実施例の説明図で、1は洗車装置
本体、2はコンベヤである。洗車装置本体1は、第1の
洗浄ユニットa、第2の洗浄ユニットb、ワックスユニ
ットcおよび乾燥ユニットdに分割できるように構成さ
れている。
前記第1の洗浄ユニットaには、清水を放出するリン
スノズル3、洗剤水を放出する洗剤ノズル4、自動車の
前面と側面を洗浄するフロント・サイドブラシ5・5お
よび自動車の側面と後面を洗浄するリア・サイドブラシ
6・6が設けられいている。フロント・サイドブラシ5
・5およびリア・サイドブラシ6・6は、それぞれ揺動
アーム7・7・8・8により片持ち支持され、内方作動
位置から側方退避位置(図示の状態)にわたり揺動可能
に構成されている。
前記第2の洗浄ユニットbには、洗車処理装置として
一対のロッカーブラシ9・9およびトップブラシ10が設
けられている。トップブラシ10は、その両端を一対の揺
動アーム11・11により支持され、下方作動位置から上方
退避位置まで昇降可能に構成されている。
前記ワックスユニットcには、清水を放出するリンス
ノズル12・13、ワックス水を放出するワックスノズル1
4、一対のサイドブラシ15・15およびトップブラシ16が
設けられている。サイドブラシ15・15は前記フロント・
サイドブラシ5・5と同様に揺動アーム17・17により揺
動自在に支持され、トップブラシ16は前記トップブラシ
10と同様に揺動アーム18・18により昇降自在に支持され
ている。
前記乾燥ユニットdには、ブロワ19・19およびブロワ
ノズル20・21・21が設けられている。ブロワノズル20は
リンクアーム22を介して昇降自在に支持され、下方作動
位置から上方退避位置にわたり昇降する。
各ユニットa〜dには、前記液剤放出ノズル3・4・
12・13・14の各管路を開閉する電磁弁、前記ブラシやブ
ロワを駆動するモータ、前記ブラシやブロワノズルを移
動させるエアシリンダ等の各種被制御機器が備えられ、
これらの被制御機器への通電操作を行うリレーボード23
a〜23dが設けられている。
25は中央制御部、26a〜26dは各ユニットに設けられる
ユニット制御部、27は中央制御部25と接続する操作パネ
ルである。28はこれら各制御部を接続するケーブルで、
各種データおよび制御信号等を伝送するシステムバスと
して機能する。各ユニット制御部26a〜26dは、中央制御
部25と前記システムバス28を介して制御信号の授受を行
い、この制御信号と予めプログラムされたシーケンスと
に基づきリレーボード23a〜23dへ信号出力して、各ユニ
ットa〜dが中央制御部にプログラムされた通りに連動
するよう自ユニットにおける被制御機器の通電操作を行
う。
コンベヤ2は、装置本体1の後方に駆動モータ29を備
え、乾燥ユニットdのユニット制御部26dにおいて通電
制御される。30は前記駆動モータ29の伝動部に取り付け
られるロータリーエンコーダで、コンベヤ2が単位距離
を移動する毎にパルス出力するもので、このパルス信号
はユニット制御部26dにおいてカウントされ、コンベヤ
2の移動距離の検出に用いられる。
31a〜31dは各ユニットa〜dの入口部に設けられる入
場検出器で、公知の光電スイッチよりなり自動車の各ユ
ニット内入場を検出する。32は乾燥ユニットdの出口部
に設けられる退場検出器で、やはり光電スイッチからな
り自動車が洗車装置1より退場したのを検出する。33は
ポンプユニットで、各ユニットに備えられる放水ノズル
3・4・12〜14へ洗浄水および洗剤・ワックス等の液剤
水溶液を送水するもので、コンベヤ2と同様に乾燥ユニ
ット26dにおいて通電制御される。
第2図は上記実施例のフロント・サイドブラシ5部の
構成説明図である。35はフロント・サイドブラシ5の駆
動モータで、揺動アーム7内に配設されるチェーンを介
してブラシ5を回転駆動するもので、サーマルスイッチ
もしくは過電流検出器からなる過負荷検出用のセンサー
を内蔵している。36は揺動アーム7を退避位置に保持す
るエアシリンダで、内方作動位置側へ付勢するスプリン
グ37に抗して図示の位置に保持する。38・39は揺動アー
ム7の揺動位置を検出するセンサーで、揺動アーム7に
取り付けられるマグネットを検出して開閉する近接スイ
ッチからなり、フロント・サイドブラシ5が退避位置に
あるか内方の作動位置にあるかを検出する。揺動アーム
7は関節部7jにおいて上方へ折曲可能に形成され、ブラ
シ5が車体に必要以上の強さで押されると、スプリング
40の付勢に抗して関節部7jで折れ曲がり、車体に一定以
上の力が加わるのを防止すると共に、これを近接スイッ
チからなるセンサー42で検出するよう構成されている。
このように構成されたフロント・サイドブラシ5は、
入場検出器31aで自動車の入場を検出すると、モータ35
により回転駆動されると共に、エアシリンダ36の作動が
解かれスプリング37の付勢により内側作動位置へ移動す
る。車体に接するとブラシ5はその接触に応じ車体形状
に沿って移動し、車体面のブラッシング洗浄を行う。自
動車の移動に伴いブラシ5が車体から離れ、再び元の内
側作動位置へ復帰するとエアシリンダ36を作動させて退
避位置へ戻す。こうした動作に伴い、前記各センサー38
・39・42からの信号が常時モニタされる。例えば、エア
シリンダ36の作動を制御するタイミングに応じて前記セ
ンサー38・39でブラシ5が所定の位置に至ったことが検
出されなければ、揺動アーム7もしくはエアシリンダ36
の動作に異常ありと判断される。また、モータ35に内蔵
の過負荷検出要センサーおよび前記センサー42より検出
信号が入力されれば、ブラシ5が車体に引っ掛かる等の
異常が生じたと判断される。なお、センサー42より検出
信号が入力されると、ユニット制御部26aではエアシリ
ンダ36を作動させてブラシ5を退避位置へ移動させ引っ
掛り解除を行う。
第3図は上記実施例のブロワノズル20部の側面説明図
である。45はリンクアーム22を回動させブロワノズル20
を昇降させるモータで、前記モータ35は同様に過負荷検
出用のセンサーを備えている。46・47はリンクアーム22
の昇降位置を検出するセンサーで、リンクアーム22に取
り付けられるマグネットを検出して開閉する近接スイッ
チからなり、モータ45の作動に伴いブロワノズル20が上
限退避位置または下限作動位置にあるのを検知する。48
はブロワノズル20の空気吹出方向を可変させるエアシリ
ンダで、2本のシリンダを連結し空気吹出方向を3段階
に可変できる。49〜52はエアシリンダ48の作動状態を検
出するセンサで、シリンダ内のピストンに内蔵されるマ
グネットを検出して開閉する近接スイッチからなり、前
記空気吹出方向の可変動作に伴うブロワノズル20の位置
を検知する。53・54は車体検出用のセンサーで、両端に
車体幅より広い間隔を設けた垂下部55を有するアーチ状
のアーム56に、発光器と受光器とを互いに対向するよう
取り付けた光電スイッチからなり、リンクアーム22に従
動してブロワノズル20と共に昇降し、ブロワノズル20が
接する前に車体を検出し、モータ45の制御に利用され
る。57はブロワノズル20が車体と接触したのを検出する
センサーで、ブロワノズル20吹出口の車体と対向する側
に設けられた作動板58の変位を検出するマイクロスイッ
チからなっている。
このように構成されたブロワノズル20は、入場検出器
31dで乾燥ユニットdへ自動車が入場したのを検出する
と、ブロワ19・19を作動させ送風を開始すると共に、モ
ータ45を作動させてブロワノズル20を下降させる。車体
検出用のセンサ53・54で車体を検出するとモータ45でブ
ロワノズル20を昇降させ、車体上面に沿って動作させ
る。乾燥が終了し退場検出器32で自動車の退場を検出す
ればブロワノズル20を上方退避位置に退避させる。こう
した動作に伴い、前記各センサー46・47・49〜54・57か
らの信号が常時モニタされる。例えば、モータ45の作動
するタイミングに応じて、センサー46または47でブロワ
ノズル20が所定の位置に至ったことが検出されなけれ
ば、動作に異常ありと判断される。同様にエアシリンダ
48の作動に伴いセンサー49〜52より所定の信号が入力さ
れなければ異常と判断される。また、モータ45に内蔵の
過負荷検出用センサーおよびセンサー57から検出信号が
入力されたり、車体検出用センサー53・53より検出感度
低下の信号が入力されれば、やはり異常発生と判断され
る。
以上、フロント・サイドブラシ5およびブロワノズル
20を例にとって構成を説明したが、同様に他の作動機器
にも動作位置や異常状態を検出するセンサーが設けら
れ、異常発生を検知している。
第4図は前記中央制御部25および操作ボード27の構成
を示すブロック図である。中央制御部25は、システムバ
ス28を介して各ユニット制御部26a〜26dと接続するメイ
ンボード60、および操作ボード27と接続するサブボード
61からなっている。メインボード60およびサブボード61
はいずれもマイクロコンピュータを有し、特にメインボ
ード60には異常データを記憶するRAM62、および異常項
目に応じた処理データを記憶したROM63を設けている。
操作ボード27は、LCD表示器65、キー入力部66、プリ
ンタ67および音声ユニット68からなっており、サブボー
ド61の制御に基づく表示器65のガイド表示および音声ユ
ニット68のアナウンスに従って、希望の洗車をキー入力
するようレイアウトされている。キー入力部66におい
て、661は洗車コース指定キー、662はスタートキー、66
3は停止キー、664は前進キーで、希望の洗車コースを洗
車コース指定キー661で指定し、スタートキー662を押せ
ば洗車を開始することができる。停止キー663を押せば
実行中の洗車を中断させることができ、洗車中断に伴い
コンベヤ2上に停止した自動車は前進キー664を押して
前進させ、コンベヤ2外へ出すことができる。665・666
はメンテナンスキーで、詳しくは後述する。また、LCD
表示器65およびプリンタ67は前記RAM62に記憶された異
常データの表示手段として機能し、音声ユニット68は異
常発生自の報知手段として機能する。
第5図は中央制御部25における異常発生時の動作を示
すフローチャートである。中央制御部25は、常時システ
ムバス28を介して伝送されるユニット制御部26a〜26dの
入出力ポートの状態をチェックし、異常を検出するとこ
のフローを実行する。
異常発生を検知すると、システムバス28を介して各ユ
ニット制御部26a〜26dより伝送される入出力ポートの状
態を記憶し(1)、続いて異常発生個所に基づいてその
異常のレベルを判別する(2)。すなわち、発生した異
常が車体に損傷を及ぼしたり洗車不能となる危険のある
第1のレベルの異常か、車体に損傷を及ぼす危険がなく
とりあえずは洗車が可能な第2のレベルの異常かを判別
する。
ここで、第1のレベルの異常とは、例えば次のような
状態を指している。
(A)駆動モータ29に過負荷が生じてコンベヤ2が停止
した。(洗車不能) (B)ポンプユニット33のポンプが過負荷により停止し
た。(洗車不能) (C)所定のタイミングで入場検出器31a〜31dまたは退
場検出器32が自動車の入場または退場を検出しない。
(入場しない:自動車がコンベヤから外れ洗車不能、退
場しない:後続者と接触し損傷の危険) (D)センサー57でブロワノズル20が自動車と接触した
ことを検知した。(損傷の危険) (E)フロント・サイドブラシ5のモータ35またはブロ
ワノズル20の昇降用のモータ45が過負荷により停止し
た。(損傷の危険) (F)エアシリンダ36を作動させたが、フロント・サイ
ドブラシ5が退避位置に至ったことを検出するセンサー
38からの信号がない。(退避できず損傷の危険) (G)モータ45を作動させてブロワノズル20を上昇させ
たが、退避位置に達したことを検出するセンサー46から
の信号がない。(退避できず損傷の危険) 一方、第2のレベルの異常とは、例えば次のような状
態を指している。
(H)入場検出器31a〜31dにおける光信号の検出感度が
低下した。
(I)エアシリンダ36の作動を解除したが、フロント・
サイドブラシ5が作動位置へ至ったことを検出するセン
サー39からの信号がない。
(J)センサー42でフロント・サイドブラシ5が車体に
引っ掛ったのを検出した。
(K)エアシリンダ48を作動したがセンサー49〜52が所
定の検出信号が入力されない。
(L)センサー53・54において検出感度の低下もしくは
検出不能となった。
こうして判別したレベルが第1のレベルであれば、各
ユニットa〜dの全動作を中断しブラシ、ブロワノズル
等を一旦退避させると共に、表示器65へ異常発生個所を
表示し音声ユニット68より異常発生をアナウンスする
(3)。続いて、ステップ(1)で記憶した入出力ポー
トの状態を含む異常データ(詳しくは後述する)を作成
してRAM2へ異常停止データとして書き込む(4)。次に
その異常が異常状態のまま洗車の続行が可能なものが不
可能なものかを判別する(5)。すなわち、前記(A)
〜(C)の異常であれば、コンベヤ2、ポンプユニット
33といった洗車装置全体に関わる異常であり洗車続行は
困難であるが、(D)〜(G)の異常であればフロント
・サイドブラシ5もしくはブロワノズル20のみを作動さ
せないでおけば洗車続行が可能となる場合が考えられ
る。
ここで、洗車続行が困難であると判断されると、中断
している洗車に関する記憶データをリセットし(6)、
リタンする。従って、この場合は操作パネル27において
前進キー664を押す等して自動車を洗車装置1外へ出
し、異常修復後に最初から洗車をやり直す必要がある。
一方、ステップ(5)で洗車続行が可能と判断される
と、サブボード61を介して操作パネル27のスタートキー
662および停止キー663を受付状態とさせキー入力待ちと
なる(7)(8)。ここで作業者は、異常個所を確認し
可能であれば修復作業を行い、洗車続行可能であると判
断すればスタートキー662を押して洗車を続行すること
ができる。また、続行不可能と判断すれば停止キー663
を押しステップ(6)を実行して洗車をキャンセルする
ことができる。スタートキー662が押されると、各ユニ
ット制御部26a〜26dの出力ポートの状態を、コンベヤ2
の走行を除きステップ(1)で記憶した出力ポートの状
態、すなわち洗車中断直前の作動状態に復帰させ
(9)、これに伴う入力ポートの状態をステップ(1)
で記憶した入力ポートの状態とを照合し、異常発生個所
を除く入力ポートの状態が中断前の状態に復帰するのを
確認する(10)。続いて、異常発生個所が正常な状態に
復帰しているか否かを確認し(11)、復帰していなけれ
ば異常の発生している部分の装置を停止し退避位置に保
持して(12)、コンベヤ2の走行を再開する(13)。な
お、ステップ(10)で入力ポートの状態が中断前の状態
に復帰したのを確認できないまま、所定時間が経過する
と復帰不可能と判断してステップ(6)を実行し、洗車
の続行をキャンセルする。
ステップ(2)で第2のレベルと判断すれば、表示器
65へ異常発生とその個所を表示し(14)、更にステップ
(4)同様に異常データを作成してRAM62へ要点検デー
タとして書き込んで(15)、リタンする。従って、第2
のレベルの異常が発生した場合は、その発生を表示する
だけで洗車を中断することはない。なお、第2のレベル
の異常が発生した場合に、それ以後の洗車装置1への自
動車の入場を禁止し、入場中の自動車の洗車を終了した
ら改めて表示器65へ異常表示したり音声ユニット68より
音声報知したりして、異常発生個所の確認・修復を求め
るようプログラムしても良い。
第6図は前記RAM62に記録される異常データのマップ
図である。RAM62には異常停止データおよび要点検デー
タのそれぞれに対し所定数の異常データE1〜Enの書き込
みが可能で、異常データが所定数を越えると古い順に消
去され新しいデータに更新される。異常データE1〜En
は、それぞれ下記Da〜Ddのデータから構成されている。
Da:異常が発生した日付。中央制御部25に内蔵するカレ
ンダー時計により検知された異常発生時の年、月、日、
時、分。
Db:洗車内容。異常が発生した時に実行していた洗車コ
ース、および入場検出器31aとロータリーエンコーダ30
とに基づいて検出した自動車車体の長さといった洗車の
実情。
Dc:異常発生個所。異常が発生したユニット、検出した
センサー、検出したときの自動車の位置(ロータリーエ
ンコーダ30のカウント数)。
Dd:入出力データ。第5図ステップ(1)で記憶した入
出力ポートの状態。
この異常データE1〜Enは操作パネル27においてメンテ
ナンスキー665・666を押すことにより、表示器65または
プリンタ67へ呼び出すことができる。すなわち、キー66
5では押す毎に異常データを1件ずつ順番に表示器65へ
表示させることができ、キー666では全異常データを日
付順にプリンタ67より出力させることができる。
[発明の効果] この発明は以上のように構成され、異常の程度に応じ
て動作の停止/継続を判断し、異常に伴う洗車の中断を
最小限に留めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の平面説明図。 第2図および第3図は同実施例の要部説明図。 第4図は同実施例要部のブロック図。 第5図は同実施例の異常発生時の動作を示すフローチャ
ート図。 第6図は同実施例のメモリ手段における異常データのマ
ップ図。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車移動用のコンベヤと、該コンベヤに
    沿って洗浄ブラシおよびブロワノズル等を配置し、自動
    車をコンベヤで移動させるに伴い自動洗浄するタイプの
    洗車装置において、 前記コンベヤ、洗浄ブラシ、ブロワノズル等の動作を検
    出する各種センサーと、該センサーからの信号が異常を
    示すものであるとき下記a〜cの制御を行う制御手段
    と、異常データ等を表示する表示手段とを備えたことを
    特徴とする洗車装置。 a.検知した異常が、自動車等に損傷を及ぼす危険がある
    第1のレベルの異常であるか、また自動車等に損傷を及
    ぼす危険がない第2のレベルの異常であるかを判別し、 b.第1のレベルの異常であると判別されると、実行中の
    洗車を中断し、その異常データを表示手段に表示させ
    る。 c.第2のレベルの異常であると判別されると、少なくと
    も異常発生部分の動作を除く洗車動作を継続する一方
    で、その異常データを所定のタイミングで表示手段に表
    示させる。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の洗車装置において、前
    記各異常データを記憶するメモリ手段を備え、該メモリ
    手段に記憶した異常データを所定の操作入力に応じて表
    示手段へ表示することを特徴とした洗車装置。
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