JPH11342256A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

遊技媒体貸出装置

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JPH11342256A
JPH11342256A JP15400798A JP15400798A JPH11342256A JP H11342256 A JPH11342256 A JP H11342256A JP 15400798 A JP15400798 A JP 15400798A JP 15400798 A JP15400798 A JP 15400798A JP H11342256 A JPH11342256 A JP H11342256A
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JP
Japan
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value
player
card
value card
telephone
Prior art date
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JP15400798A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Osamu Iiizumi
治 飯泉
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現金等の持ち合わせが無くても遊技媒体の貸し
出しを受けることができるとともに、貯玉の利用価値を
高めた遊技媒体貸出装置を提供する。 【解決手段】遊技媒体貸出機110と、携帯電話機20
と、電話機能を備えた有価価値カード30で携帯電話機
20と対を成すものとを有し、電話局200側の課金受
付登録手段210は携帯電話機20からの依頼71に応
じて有価価値カード30に電話をしこれに有価価値を登
録する。口座振替管理手段230は、カード30に登録
した額と携帯電話機20の電話料金の合計を遊技者の銀
行口座50から引き落し、カード30へ登録分の額を遊
技場側の銀行口座60に振り込む。また貯玉代替依頼受
付手段220は電話料金を貯玉で払う旨の依頼を携帯電
話機20から受け付け、口座振替管理手段230は銀行
口座60からその額を引き落として電話料金に充当し、
貯玉管理手段171はその分だけ貯玉数を減算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有価価値カードに
登録されている有価価値に基づいて遊技媒体の貸し出し
を行う遊技媒体貸出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコホールなどの遊技場で
は、遊技者は、遊技媒体貸出機に現金を投入するか、あ
るいはプリペイドカードまたは貯玉の登録された会員カ
ードを遊技媒体貸出機に挿入し、これらに登録されてい
る金額あるいは貯玉を利用して遊技媒体の貸し出しを受
けるようになっている。
【0003】また会員カードなどに登録した貯玉の利用
形態としては、景品に交換するものと再プレイにより遊
技媒体に交換するというものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技媒体貸出装置では、遊技者が現金を持ち合わせてい
なかったり、遊技者の持っているプリペイドカードの残
高や会員カードに登録されている貯玉数が一定以下の場
合には、遊技媒体の貸し出しを受けることができず、特
に遊技の途中で遊技媒体が不足した場合には、遊技者は
心残りを感じつつもそれ以上の遊技の継続を諦めざるを
得ないという問題があった。
【0005】また遊技者の保有している貯玉は、景品交
換等にしか利用できないので、貯玉の利用範囲が狭く、
より幅広く顧客を集めることができなかった。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、現金等の持ち合わせ
が無くても遊技媒体の貸し出しを受けることができると
ともに、貯玉の利用価値を高めた遊技媒体貸出装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]有価価値カード(30)に登録されている有価価
値に基づいて遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装
置において、遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機(11
0)と、前記有価価値を登録する機能と電話の着信機能
とを備えた有価価値カード(30)と、電話局側に設置
される課金受付登録手段(210)と、前記電話局側に
設置される口座振替管理手段(230)とを有し、前記
課金受付登録手段(210)は、遊技者の指定する額の
有価価値を当該遊技者の所有する有価価値カード(3
0)に登録する旨の価値登録依頼を電話回線を通じて受
け付けるとともに前記有価価値カード(30)に電話を
し前記指定された額の有価価値を前記有価価値カード
(30)に登録するものであり、前記口座振替管理手段
(230)は、前記課金受付登録手段(210)が前記
有価価値カード(30)に登録した有価価値に相当する
金額を前記有価価値カード(30)に対応付けて予め登
録されている銀行口座(50)から引き落とすととも
に、当該引き落とした銀行口座(50)の名義人を明示
して前記遊技場側の指定する所定の銀行口座(60)に
前記引き落とした金額を振り込むものであり、前記遊技
媒体貸出機(110)は、前記有価価値カード(30)
に登録されている有価価値に基づいて遊技媒体を払い出
すものであることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
【0008】[2]有価価値カード(30)に登録され
ている有価価値に基づいて遊技媒体の貸し出しを行う遊
技媒体貸出装置において、遊技媒体を払い出す遊技媒体
貸出機(110)と、携帯電話機(20)と、前記有価
価値を登録する機能と電話の着信機能とを備えた有価価
値カード(30)であって前記携帯電話機(20)と対
を成すものと、電話局側に設置される課金受付登録手段
(210)と、前記電話局側に設置される口座振替管理
手段(230)とを有し、前記課金受付登録手段(21
0)は、遊技者の指定する額の有価価値を当該遊技者の
所有する有価価値カード(30)に登録する旨の価値登
録依頼を電話回線を通じて前記携帯電話機(20)から
受け付けるとともに前記有価価値カード(30)に電話
をし前記指定された額の有価価値を前記有価価値カード
(30)に登録するものであり、前記口座振替管理手段
(230)は、前記課金受付登録手段(210)が前記
有価価値カード(30)に登録した有価価値に相当する
金額と前記有価価値カード(30)と対を成す携帯電話
機(20)の電話料金との合計額を前記携帯電話機(2
0)の電話料金の支払い口座(50)から引き落とすと
ともに、当該引き落とした口座(50)の名義人を明示
して前記遊技場側の指定する所定の銀行口座(60)に
前記引き落とした合計額のうち前記有価価値カード(3
0)に登録した有価価値に相当する金額を振り込むもの
であり、前記遊技媒体貸出機(110)は、前記有価価
値カード(30)に登録されている有価価値に基づいて
遊技媒体を払い出すものであることを特徴とする遊技媒
体貸出装置。
【0009】[3]前記有価価値カード(30)は、こ
れと対を成す前記携帯電話機(20)が着信した際に振
動するバイブレータ機能を有することを特徴とする
[2]記載の遊技媒体貸出装置。
【0010】[4]前記有価価値カード(30)は、少
なくとも登録されている有価価値の額を表示するための
情報表示手段(21)を有することを特徴とする
[1]、[2]または[3]記載の遊技媒体貸出装置。
【0011】[5]前記課金受付登録手段(210)
は、前記有価価値カード(30)に有価価値を登録する
旨の価値登録依頼を出した者がその権利を有する者か否
かを暗証番号によって確認することを特徴とする
[1]、[2]、[3]または[4]記載の遊技媒体貸
出装置。
【0012】[6]前記課金受付登録手段(210)
は、有価価値カード(30)に登録可能な有価価値の上
限額の設定を受け付ける機能を有し、前記価値登録依頼
を受けた際にその登録先の有価価値カード(30)に登
録された有価価値の所定期間内における累積額が当該有
価価値カード(30)について設定されている前記上限
額を越えるとき、前記価値登録依頼の受け付けを拒否す
ることを特徴とする[1]、[2]、[3]、[4]ま
たは[5]記載の遊技媒体貸出装置。
【0013】[7]前記電話局側に貯玉代替依頼受付手
段(220)を設けるとともに、前記遊技場側に貯玉登
録手段(113)と貯玉管理手段(171)とを設け、
前記貯玉代替依頼受付手段(220)は、電話料金とし
て請求する金額のうちの所定の額を遊技場側の指定する
所定の銀行口座(60)から引き落とす旨の貯玉代替依
頼を前記電話料金の請求先である遊技者から電話回線を
通じて受け付ける機能を有し、前記口座振替管理手段
(230)は、前記遊技場側の指定する前記所定の銀行
口座(60)から前記貯玉代替依頼によって指定された
金額を引き落としかつ前記貯玉代替依頼の発信人である
遊技者を特定するための情報を遊技場側に通知するとと
もに、残りの額を前記遊技者の銀行口座(50)から引
き落とすものであり、前記貯玉登録手段(113)は、
遊技者の獲得した遊技媒体を貯玉として前記有価価値カ
ード(30)に登録するものであり、前記貯玉管理手段
(171)は、遊技場側の指定する前記所定の銀行口座
(60)から前記貯玉代替依頼に基づいて口座振替管理
手段(230)が引き落とした金額に相当する数の貯玉
を前記貯玉代替依頼の発信人である遊技者の保有する貯
玉から差し引くものであることを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]、[5]または[6]記載の遊
技媒体貸出装置。
【0014】前記本発明は次のように作用する。電話局
に設置された課金受付登録手段(210)は、遊技者の
指定する額の有価価値を当該遊技者の所有する有価価値
カード(30)に登録する旨の価値登録依頼を電話回線
を通じて受け付けるとともに、折り返し価値登録依頼を
受けた遊技者の所有する着信機能を備えた有価価値カー
ド(30)に電話をし、指定された額の有価価値をこの
有価価値カード(30)に登録する。
【0015】遊技者は、有価価値の登録された有価価値
カード(30)を遊技媒体貸出機(110)に挿入する
ことにより、当該有価価値カード(30)に登録されて
いる有価価値に基づいて遊技媒体貸出機(110)から
遊技媒体の貸し出しを受けることになる。
【0016】また電話局側に設置された口座振替管理手
段(230)は、課金受付登録手段(210)が有価価
値カード(30)に登録した有価価値に相当する金額を
その有価価値カード(30)に対応付けて予め登録され
ている銀行口座(50)から引き落とすとともに、当該
引き落とした銀行口座(50)の名義人を明示して、こ
の引き落とした金額を遊技場側の指定する所定の銀行口
座(60)に振り込む。
【0017】このように、電話局に電話をするだけで有
価価値カード(30)に有価価値が登録され、その金額
が後日、自己の銀行口座(50)から引き落とされ遊技
場側の銀行口座に振り込まれるので、現金等の持ち合わ
せがなくても遊技媒体の貸し出しを受けることができ
る。
【0018】また、有価価値カード(30)と自己の所
有する携帯電話機(20)とが対を成すようにし、有価
価値カード(30)に登録した有価価値に相当する金額
と有価価値カード(30)と対を成す携帯電話機(2
0)の電話料金との合計額をこの携帯電話機(20)の
電話料金の支払い口座(50)から引き落とすととも
に、当該引き落とした口座(50)の名義人を明示して
遊技場側の指定する所定の銀行口座(60)に、先に引
き落とした合計額のうち有価価値カード(30)に登録
した有価価値に相当する金額を振り込む。
【0019】このように、有価価値を登録した分の代金
を電話料金の支払い口座(50)から電話料金とともに
引き落とすので、電話局側の行う引き落とし事務の管理
を容易に行うことができる。
【0020】さらに、有価価値カード(30)に、これ
と対を成す携帯電話機(20)が着信した際に振動する
バイブレータ機能を設けることで、有価価値カード(3
0)の利用価値が高まるとともに、有価価値カード(3
0)が携帯電話機(20)とともに遊技者に携帯される
ようになり、その利用が促進される。
【0021】また、有価価値カード(30)に情報表示
手段(21)を設けたものでは、当該有価価値カード
(30)に登録されている有価価値の額を容易に確認す
ることができる。
【0022】課金受付登録手段(210)は、有価価値
カード(30)に有価価値を登録する旨の指示を出した
者がその権利を有する者か否かの確認を暗証番号の照合
によって行うので、他人による不正な有価価値の登録行
為を防止することができる。
【0023】また課金受付登録手段(210)は、有価
価値の登録指示を受けた際に所定期間内にその登録先の
有価価値カード(30)に登録された有価価値の累計額
がその有価価値カード(30)について設定されている
上限額を越えるとき、登録指示の受け付けを拒否する。
これにより、各遊技者の遊技への出費が、予想外の金額
に膨むことを効果的に防止することができる。
【0024】電話局側に設けた貯玉代替依頼受付手段
(220)は、電話料金として請求する金額のうちの所
定の額を遊技場側の指定する所定の銀行口座(60)か
ら引き落とす旨の貯玉代替依頼を電話料金の請求先であ
る遊技者から電話回線を通じて受け付ける。口座振替管
理手段(230)は、遊技場側の指定する所定の銀行口
座(60)から貯玉代替依頼によって指定された金額を
引き落とすとともに、当該貯玉代替依頼の発信人である
遊技者を特定するための情報を遊技場側に通知する。
【0025】遊技場側に設置された貯玉登録手段(11
3)は、遊技者の獲得した遊技媒体を貯玉として有価価
値カード(30)に登録し、遊技場側に設置された貯玉
管理手段(171)は、遊技場側の指定する所定の銀行
口座(60)から貯玉代替依頼に基づいて口座振替管理
手段(230)が引き落とした金額に相当する数の貯玉
を、貯玉代替依頼の発信人である遊技者の有する有価価
値カード(30)に登録されている貯玉から差し引く。
【0026】このように貯玉を電話料金の支払いに用い
ることができるので、貯玉の利用形態が広がり、集客力
の向上を図ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は、本発明の一実施の形態を
示している。図1は、本実施の形態にかかる遊技媒体貸
出装置10の構成を示している。遊技媒体貸出装置10
は、遊技者の保有する携帯電話機20と、当該携帯電話
機20と対を成す有価価値カード30と、遊技場100
側に設置される遊技媒体貸出機110およびホール管理
装置170と、電話局200側に設置される課金受付登
録手段210、貯玉代替依頼受付手段220、口座振替
管理手段230とから構成されている。
【0028】図2に示すように携帯電話機20は、各種
の情報を表示するための映像表示部21と、電話番号や
各種の指示を入力するためのキーから成るデータ入力部
22と、電源入力ボタン23等を備えている。有価価値
カード30は、少なくとも電話の着信機能を備えたIC
カードであり、図2に示す液晶ディスプレイ等の情報表
示手段31を有するほか、図1に示すように有価価値の
金額等を登録するための情報記憶部32と、電話機能部
33と、情報記憶部32への各種データの読み書き動作
等を行う登録管理部34とを備えている。
【0029】有価価値カード30は、携帯電話機20と
対を成すものであり、携帯電話機20に着信があったと
き、これに応じて振動するバイブレータ機能を備えてい
る。有価価値カード30は、通常、遊技者のポケットな
どに入れて携帯され、対を成す携帯電話機20に着信の
あったことを振動によって通知するようになっている。
【0030】遊技媒体貸出機110は、現金のほか有価
価値カード30に登録されている有価価値や貯玉に基づ
いて遊技媒体の貸し出しを行う装置である。遊技媒体貸
出機110は、挿入された有価価値カード30の有する
情報記憶部32に対して読み書き等を行うカード識別手
段111と、遊技媒体の放出動作の制御等を行う玉放出
部112と、貯玉の数を有価価値カード30に登録等す
る処理を行う貯玉登録手段113とを備えている。
【0031】ホール管理装置170は、遊技媒体貸出機
110など遊技場100内に配置されている各種遊技機
器を統括管理する装置であり、当該ホール管理装置17
0の有する貯玉管理手段171は、各遊技者の保有して
いる貯玉の数を管理するものである。
【0032】電話局200側に設置される課金受付登録
手段210は、遊技者の指定する額の有価価値を当該遊
技者の所有する有価価値カード30に登録する旨の価値
登録依頼71を電話回線を通じて携帯電話機20から受
け付けるとともに、価値登録依頼を受けた携帯電話機2
0と対を成す有価価値カード30に電話をし、指定され
た額の有価価値をその情報記憶部32に登録する旨の価
値登録指示72を有価価値カード30に送信するもので
ある。
【0033】貯玉代替依頼受付手段220は、電話料金
として請求する金額のうちの所定の額を遊技場側の銀行
口座60から引き落とす旨の貯玉代替依頼81(図1
2)を、電話料金の請求先である遊技者から電話回線を
通じて受け付ける機能を有している。
【0034】口座振替管理手段230は、課金受付登録
手段210が有価価値カード30に登録した有価価値に
相当する金額と有価価値カード30と対を成す携帯電話
機20の電話料金との合計額を、この携帯電話機20の
電話料金を引き落とすように予め指定されている遊技者
の銀行口座50から引き落とすとともに、当該引き落と
した銀行口座の名義人である遊技者を明示して、予め指
定されている遊技場側の銀行口座60に、遊技者の銀行
口座50から引き落とした合計額のうちその遊技者の有
価価値カード30に登録した有価価値に相当する金額を
振り込む機能を備えている。
【0035】また口座振替管理手段230は、貯玉代替
依頼受付手段220の受け付けた貯玉代替依頼81によ
って指定された金額を遊技場側の銀行口座60から引き
落とすとともに、貯玉代替依頼81の発信人である遊技
者を特定するための情報を遊技場100側に通知し、電
話料金として遊技者に請求すべき金額から貯玉代替依頼
によって指定された金額を差し引いた残りの額を遊技者
の銀行口座50から引き落とす機能を有している。
【0036】したがって、遊技者は、自己の所有する携
帯電話機20から電話局200に電話をして価値登録依
頼71を送ることで、当該携帯電話機20と対を成す有
価価値カード30に有価価値を登録することができる。
また携帯電話機20から電話局200に電話をして貯玉
代替依頼81を送ることで、電話料金の一部または全部
を、遊技場100で獲得した貯玉によって支払うことが
可能になっている。
【0037】価値登録依頼71に基づいて有価価値カー
ド30に登録した有価価値に相当する金額は、遊技者の
銀行口座50から電話料金とともに電話局200によっ
て引き落とされる。また、電話局200が遊技者の銀行
口座50から引き落とした金額のうち有価価値カード3
0に登録した有価価値に相当する額が遊技場側の銀行口
座60に振り込まれるようになっている。
【0038】電話局200側は、有価価値カード30の
所有者である遊技者に対して請求する電話料金のうち貯
玉代替依頼81によって指定された額については、遊技
場側の銀行口座60から引き落とし、遊技者の銀行口座
50からの引き落とし額をその分少なくする。一方、ホ
ール管理装置170の貯玉管理手段171は、遊技場側
の銀行口座60から引き落とされた額に相当するだけ、
その遊技者の保有する貯玉の数を減算するようになって
いる。
【0039】図3は、遊技媒体貸出機110およびこれ
と併設される遊技機300を示している。遊技媒体貸出
機110は、その正面上部に紙幣投排口121と貨幣投
入口122を有している。貨幣投入口122の下方に
は、カラー液晶ディスプレイから成る表示手段123が
配置されている。当該表示手段123は、タッチパネル
式になっており各種操作部130としての機能も備えて
いる。表示手段123のさらに下方には、有価価値カー
ド30の挿入口であるカード挿排口124が設けられて
いる。表示手段123には、台情報や有価価値カード3
0に関する各種の情報のほか、テレビ番組等を映し出す
ことが可能になっている。
【0040】遊技媒体貸出機110に併設された遊技機
300は、いわゆるパチンコ機である。遊技機300の
下皿301からは、遊技媒体を遊技媒体貸出機110内
に回収することが可能になっており、遊技媒体貸出機1
10は、遊技機300で遊技を行うことによって遊技者
の獲得した遊技媒体の個数を計数する計数機400とし
ての機能も果たすようになっている。計数機400は、
景品交換する旨の指定を遊技者から受けたときは、計数
した遊技媒体の個数を表したレシートを印刷出力し、貯
玉として登録する旨の指示を受けたときは、当該遊技者
の有価価値カード30の貯玉数をその分加算登録すると
ともに、ホール管理装置170の貯玉管理手段171に
登録されている当該遊技者の貯玉数をその分加算するよ
うになっている。
【0041】図4は、遊技媒体貸出機110および計数
機400の回路構成等を示したものである。遊技媒体貸
出機110は、各種機能を統括制御するCPU(中央処
理装置)140を有し、当該CPU140には、ROM
141、RAM142のほか各種の回路装置が接続され
ている。このうち紙幣識別手段143は、紙幣投排口1
21から投入された紙幣の真偽およびその額面を判断す
る回路部分である。
【0042】硬貨識別手段144は、貨幣投入口122
から投入された硬貨の真偽とその額面を判別し、必要な
場合に釣り銭を図3では図示省略した硬貨返却口145
から排出する機能を備えている。カード識別手段111
は、カード挿排口124から挿入された有価価値カード
30等の記録媒体に記録されている識別情報や有価価値
の金額および貯玉の個数などの各種データを読み取る機
能を有している。異常検出部146は、遊技媒体貸出機
110および計数機400が故障等により異常な動作を
行っていないか等を検出するものである。
【0043】玉放出部112は、投入された金額等に応
じて遊技媒体であるパチンコ球を遊技機300の上皿3
02に払い出す機能を有し、遊技媒体放出制御部147
は、放出するパチンコ球の個数等を制御する回路部分で
ある。各種操作を行う各種操作部130としては、全部
精算ボタン131、余り返却精算ボタン132、戻し玉
ボタン133等がある。
【0044】表示手段123は、各種の情報を表示する
ための液晶ディスプレイである。情報受信部148は、
台コントローラ101、島コントローラ102等を介し
てホール管理装置170から各種の情報を受信するため
の通信回路である。情報送信部149は、台コントロー
ラ101、島コントローラ102を介してホール管理装
置170への情報送信と計数器400への情報送信を行
うための回路部分である。また計数情報受信部150
は、計数器400で計数された遊技媒体の個数を示す情
報等を当該計数機400から受信する回路部分である。
暗証番号入力部151は、有価価値カード30に登録さ
れている有価価値を遊技媒体に交換する際等に本人確認
のための暗証番号を入力するための回路部分である。
【0045】計数器400は、レシート発券手段401
のほか、玉投入口402から投入された遊技媒体の個数
を計数する計数手段403と、遊技媒体貸出機110か
らの信号を受信するための情報受信部404と、遊技媒
体貸出機110に向けて計数情報等を送信するための計
数情報送信部405等を有している。
【0046】なお携帯電話機20は、基地局201を通
じて電話局200に接続される。また電話局200とホ
ール管理装置170とは、電話回線によって接続されて
おり、電話局200から振り込み通知や、引き落とし通
知等を受け得るようになっている。
【0047】図5は、遊技媒体貸出機110の有する表
示手段123の表示内容を示している。有価価値カード
30を遊技媒体貸出機110のカード挿排口124に挿
入することにより、図5の示す初期画面501が表示さ
れる。初期画面501には、台情報ボタン502と、I
Cカード情報ボタン503と、テレビボタン504の3
つの選択ボタンが表示される。
【0048】初期画面501で、台情報ボタン502を
選択すると、確認日選択画面510が表示される。確認
日選択画面510には、当日ボタン511と、1日前ボ
タン512と、2日前ボタン513の各選択ボタンが表
示される。これらのうちのいずれかを選択することによ
り図5の画面515〜517に示すように、選択された
ボタンに対応する日における大当たりの出現状況を示す
グラフが表示される。これにより、遊技者は、希望する
日の台情報を確認することができる。
【0049】図6は、初期画面501からICカード情
報ボタン503を選択した際における表示手段123の
表示内容の遷移を示している。図6に示す初期画面50
1でICカード情報ボタン503を押下し選択すること
により、カード情報確認画面520が表示される。ここ
で貯玉数の欄521は、当該遊技者に対応付けて有価価
値カード30およびホール管理装置170に登録されて
いる貯玉数を示している。課金残の欄522は、現在遊
技媒体貸出機110に挿入されている有価価値カード3
0に登録されている有価価値の残高で貸し出し得る遊技
媒体の個数が表示される。合計の欄523には、貯玉数
の欄521と課金残の欄522に表示された数の合計が
表示される。
【0050】カード情報確認画面520には、このほか
玉貸ボタン524と終了ボタン525が表示される。玉
貸ボタン524は、遊技媒体の貸し出しを希望する場合
に遊技者が押下する選択ボタンであり、終了ボタン52
5は、初期画面501に戻る際に押下する選択ボタンで
ある。
【0051】遊技者が玉貸ボタン524を押下すると、
金額選択画面530が表示手段123上に表示される。
金額選択画面530には、1000円ボタン531と、
500円ボタン532と、100円ボタン533とが表
示されており、これらのうちのいずれかを押下すると、
その金額に対応する個数の遊技媒体が払い出されるよう
になっている。
【0052】図7は、初期画面501でテレビボタン5
04を選択した際における表示手段123の表示内容の
遷移を示している。遊技者は、初期画面501において
テレビボタン504を選択することで、各種のテレビ番
組740を見ることができるようになっている。
【0053】次に作用を説明する。図8から図10およ
び図1は、有価価値を有価価値カード30に登録する際
等の手順を示し、図11は携帯電話機20の映像表示部
21の表示内容を示している。まず、有価価値カード3
0に有価価値を登録する場合について説明する。
【0054】遊技者は、有価価値カード30と対を成す
携帯電話機20から所定の電話番号に電話をかける(ス
テップS601)。ここでは、携帯電話機20から自機
の電話番号に電話をする。電話局200の課金受付登録
手段210は、発呼端末(携帯電話機20)がそれ自身
に割り当てられている電話番号に発呼していることを検
知したとき有価価値の登録等を行うための処理に入るよ
うになっている。なお、携帯電話機20自身の電話番号
ではなく、有価価値登録用に設けた別の電話番号であっ
てもよい。
【0055】電話局200の課金受付登録手段210に
正常に回線がつながると、携帯電話機20の映像表示部
21上には図11に示すような選択初期画面701が表
示される(ステップS602)。ここで「1、ICカー
ドに課金」の項702が選択されると(ステップS60
3;Y)、図11に示す暗証番号入力画面710aが表
示される。ここで遊技者が暗証番号を入力すると(ステ
ップS605)、その暗証番号は電話局200の課金受
付登録手段210へ送信される。
【0056】電話局200側の課金受付登録手段210
には、予め各遊技者ごとに、その者の有する携帯電話機
20の電話番号と、携帯電話機20と対を成す有価価値
カード30の電話番号と、その遊技者の名前と、当該遊
技者の銀行口座の口座番号と、暗証番号とが対応付けて
登録されており、携帯電話機20から送られてきた暗証
番号と、通話中の携帯電話機20の電話番号に対応付け
て予め登録されている暗証番号とを照合し、入力された
暗証番号が正しいか否かを示す情報を携帯電話機20に
向けて返信するようになっている。
【0057】入力された暗証番号が正しい場合には(ス
テップS606;Y)、有価価値カード30へ新たに登
録する金額を入力するための課金金額入力画面720が
携帯電話機20の映像表示部21上に表示される。な
お、暗証番号が間違っているときは、3回まで再入力で
きるが(ステップS606;N、S613、S614;
N)、3回以上異なる暗証番号が入力された場合には
(ステップS614;Y)、回線が接続され、有価価値
の登録処理が拒否されるようになっている。
【0058】正しい暗証番号を入力した遊技者は、課金
金額入力画面720で、今回、有価価値カード30に登
録する有価価値の金額を入力する。こうして指定された
金額を示す情報(図1の価値登録依頼71)は、電話局
200側の課金受付登録手段210に送信される。価値
登録依頼71を受けた電話局200は、当該依頼元の携
帯電話機20と対を成す有価価値カード30に電話を
し、指定された金額の有価価値の登録する旨の価値登録
指示72を有価価値カード30に向けて送信する。これ
を受けた有価価値カード30は、現在の有価価値の残高
に課金受付登録手段210から指示された金額を加えて
情報記憶部32の登録内容を更新する。なお、有価価値
カード30に登録されている有価価値の残高は、有価価
値カード30の備える情報表示手段31に表示される。
【0059】電話局200側の課金受付登録手段210
は、有価価値カード30への有価価値の登録に成功する
と、その遊技者の有価価値カード30に向けて今まで登
録した有価価値の累計額に今回登録した金額を加算す
る。
【0060】遊技者は、このようにして有価価値の登録
された有価価値カード30を遊技媒体貸出機110に挿
入し(ステップS608)、図6に示した操作を行うこ
とで、有価価値カード30に登録されている有価価値に
基づいて遊技媒体の貸し出しを受けることができる(ス
テップS609)。そして遊技者は、遊技媒体貸出機1
10から払い出された遊技媒体を用いて遊技を楽しみ
(ステップS610)、遊技が終了すると(ステップS
611)、全部精算ボタン131または余り返却精算ボ
タン132を押下し精算をする。
【0061】これにより、遊技機300の下皿301か
ら遊技媒体が遊技媒体貸出機110側へ回収され、その
数が計数される。回収され計数された遊技媒体は、当該
遊技者の貯玉として追加登録される。
【0062】その後、遊技者はICカードである有価価
値カード30を遊技媒体貸出機110から抜き取る(ス
テップS612)。これにより、当該遊技者による遊技
は終了する。なお、有価価値カード30を景品交換所に
持ち込むことで、遊技者は有価価値カード30に登録さ
れている貯玉を景品等に交換することができる。
【0063】口座振替管理手段230は、締め日から翌
月の締め日までの1ヶ月の間、各遊技者ごとに有価価値
の登録額を累計し、この額とその遊技者の保有する携帯
電話機20の電話料金との合計額を、その遊技者の銀行
口座50から引き落とす(図1の矢印73)。さらに、
引き落とした額のうち有価価値の登録分に相当する金額
を、遊技場側の銀行口座60に振り込む(図1の矢印7
4)。また当該振り込みの名義人としての遊技者の名前
等を遊技場100のホール管理装置170に通知する
(図1の矢印75)。
【0064】このように、電話局200に電話すること
で有価価値カード30に有価価値を登録することができ
るので、現金の持ち合わせが無くても、遊技者は遊技を
楽しむことができる。特に、銀行の閉店等により現金の
引き落としが不可能な場合であっても、パチンコ遊技を
楽しむことが可能になる。また有価価値の登録に費やし
た金額が、自己の携帯電話機20の電話料金とともに引
き落とされるので、その支払いの手間を省くことができ
る。さらに、有価価値の登録の際に暗証番号を照合する
ので、他人による不正な登録が防止される。
【0065】次に、有価価値カード30に1ヶ月の間に
登録し得る有価価値の上限額を設定する操作について説
明する。遊技者は、図11に示す選択初期画面701
で、「2、料金上限を設定」の項703を選択する(ス
テップS615;Y)。これにより、図11に示す暗証
番号入力画面710bが表示され、遊技者が正しい暗証
番号を入力すると、上限料金設定画面730が表示手段
123上に表示される。
【0066】ここで、上限額を携帯電話機20から指定
すると(ステップS616)、その値を電話局200側
の課金受付登録手段210が記憶する。以後、課金受付
登録手段210は、当該遊技者の携帯電話機20から有
価価値カード30への価値登録依頼71があったとき、
今回、指定された登録金額を加算するとその遊技者の当
月における有価価値登録額の累計が設定された上限額を
越えるか否かを判定する。この判定結果が上限額を越え
る場合には、課金受付登録手段210は、その旨を携帯
電話機20に通知し、価値登録依頼71を拒否する。
【0067】このように、上限額を設定しておけば、こ
れを越える有価価値の登録が拒否されるので、パチンコ
遊技に対する遊技者の出費が制限され健全な状態を維持
することができる。
【0068】また、電話局200の課金受付登録手段2
10と接続された後、選択初期画面701で「3、通話
料金の確認」の項704を選択し(ステップS617;
Y)、暗証番号入力画面710cで正しい暗証番号を入
力すると、図7に示すような累積通話料金表示画面74
0が表示手段123上に表示される(ステップS61
8)。当該画面により、遊技者は、次回請求される料金
のうち現在時点までの通話料金を知ることができる。
【0069】さらに選択初期画面701で「4、課金内
容を表示」の項705を選択し(ステップS619;
Y)、暗証番号入力画面710dで正しい暗証番号を入
力すると、課金内容表示画面750が表示手段123上
に表示される。これは現時点までに有価価値カード30
に登録した有価価値の当月分の累積額を示している。選
択初期画面701で「5、終了」の項706を選択する
と、課金受付登録手段210との間の通話が終了する。
【0070】次に、有価価値カード30とホール管理装
置170に登録されている貯玉を、電話料金の支払いに
用いる場合について図12に従って説明する。遊技者
は、自己の保有する貯玉を電話料金の支払いに用いるこ
とを希望するとき、携帯電話機20から電話局200に
電話し、貯玉代替依頼81を貯玉代替依頼受付手段22
0に向けて送出する。貯玉代替依頼81の送出には、価
値登録依頼71の場合と同様に暗証番号の入力を要す
る。
【0071】遊技者は、正しい暗証番号を入力した後、
貯玉を電話料金の支払いに使用する代替金額を指定す
る。たとえば、1000円等の金額を指定する。これを
受けた電話局200側の貯玉代替依頼受付手段220
は、口座振替管理手段230にその旨を通知し、口座振
替管理手段230は、次回の電話料金の請求額のうち、
その請求先の遊技者によって指定された代替金額分を遊
技場側の銀行口座60から引き落とし(図12の矢印8
2)、残りの金額を遊技者の銀行口座50から引き落と
す(図12の矢印83)。また口座振替管理手段230
は、遊技者からの貯玉代替依頼81に基づいて遊技場側
の銀行口座60から所定の額を電話料金として引き落と
した旨とその引き落とし名義人である遊技者の名前等を
遊技場100のホール管理装置170に通知する(図1
2の矢印84)。
【0072】通知84を受けたホール管理装置170
は、該当する遊技者の貯玉の数を、引き落とされた金額
に対応する個数だけ減算する。また次回、その遊技者の
保有する有価価値カード30が遊技媒体貸出機110に
挿入されたとき、これに登録されている貯玉の個数を、
引き落とされた金額に相当する個数だけ減算する。
【0073】このように、貯玉を電話料金の支払いにも
利用できるので、貯玉制度の利用が促進され、ひいては
遊技場100の集客力を増すことができる。
【0074】以上説明した実施の形態では、携帯電話機
20に着信した際に振動するバイブレータ機能を有価価
値カード30に設けたが、必ずしも当該機能を具備する
必要はない。また、実施の形態では、携帯電話機20と
有価価値カード30とが対を成しており、電話局200
側で発呼側の電話番号、すなわち携帯電話機20の電話
番号を検出することで、電話をかけた遊技者やその暗証
番号、さらには対応する有価価値カード30の電話番号
等を認識するようにしたが、電話局200の課金受付登
録手段210等と回線が接続された後、プッシュトーン
などによって自己の識別番号や有価価値カード30の電
話番号を入力するようにしてもよい。このようにすれ
ば、どの電話機からでも価値登録依頼や貯玉代替依頼を
行うことが可能になる。
【0075】なお実施の形態では、パチンコ玉を貸し出
す場合を例に説明したが、スロットマシン用のメダル等
の貸出機にも適用することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明にかかる遊技媒体貸出装置によれ
ば、電話局に電話するだけで有価価値カードに有価価値
が登録されるとともに、当該有価価値カードに登録され
た有価価値を基に遊技媒体貸出機から遊技媒体の貸し出
しを受けることができるので、遊技者は、現金の持ち合
わせが無くても、遊技を楽しむことができる。
【0077】また貯玉を電話料金の支払いに利用できる
ので、貯玉制度の利用が促進され、ひいては遊技場の集
客力を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装置
の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装置
に適用される携帯電話機および有価価値カードを示す正
面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装置
に適用される遊技媒体貸出機および遊技機を示す正面図
である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装置
を構成する遊技媒体貸出機と計数機の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装置
を構成する遊技媒体貸出機の有する表示手段の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図6】初期画面でICカード情報ボタンを選択した際
における表示手段の表示内容の遷移を示す説明図であ
る。
【図7】初期画面でテレビボタンを選択した際における
表示手段の表示内容の遷移を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装置
を構成する携帯電話機によって各種の操作を行う際の動
作の流れを示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装置
を構成する携帯電話機によって各種の操作を行う際の動
作の流れを示す説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体貸出装
置を構成する携帯電話機によって各種の操作を行う際の
動作の流れを示す説明図である。
【図11】携帯電話機の有する映像表示部に表示される
画面の遷移を示す説明図である。
【図12】貯玉を電話料金として利用する際の手順の流
れを示す説明図である。
【符号の説明】
10…遊技媒体貸出装置 20…携帯電話機 21…映像表示部 22…データ入力部 23…電源入力ボタン 30…有価価値カード 31…情報表示手段 32…情報記憶部 33…電話機能部 34…登録管理部 50…遊技者の銀行口座 60…遊技場側の銀行口座 100…遊技場 110…遊技媒体貸出機 113…貯玉登録手段 170…ホール管理装置 171…貯玉管理手段 200…電話局 210…課金受付登録手段 220…貯玉代替依頼受付手段 230…口座振替管理手段 300…遊技機 400…計数機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有価価値カードに登録されている有価価値
    に基づいて遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装置
    において、 遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機と、前記有価価値を
    登録する機能と電話の着信機能とを備えた有価価値カー
    ドと、電話局側に設置される課金受付登録手段と、前記
    電話局側に設置される口座振替管理手段とを有し、 前記課金受付登録手段は、遊技者の指定する額の有価価
    値を当該遊技者の所有する有価価値カードに登録する旨
    の価値登録依頼を電話回線を通じて受け付けるとともに
    前記有価価値カードに電話をし前記指定された額の有価
    価値を前記有価価値カードに登録するものであり、 前記口座振替管理手段は、前記課金受付登録手段が前記
    有価価値カードに登録した有価価値に相当する金額を前
    記有価価値カードに対応付けて予め登録されている銀行
    口座から引き落とすとともに、当該引き落とした銀行口
    座の名義人を明示して前記遊技場側の指定する所定の銀
    行口座に前記引き落とした金額を振り込むものであり、 前記遊技媒体貸出機は、前記有価価値カードに登録され
    ている有価価値に基づいて遊技媒体を払い出すものであ
    ることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 【請求項2】有価価値カードに登録されている有価価値
    に基づいて遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装置
    において、 遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機と、携帯電話機と、
    前記有価価値を登録する機能と電話の着信機能とを備え
    た有価価値カードであって前記携帯電話機と対を成すも
    のと、電話局側に設置される課金受付登録手段と、前記
    電話局側に設置される口座振替管理手段とを有し、 前記課金受付登録手段は、遊技者の指定する額の有価価
    値を当該遊技者の所有する有価価値カードに登録する旨
    の価値登録依頼を電話回線を通じて前記携帯電話機から
    受け付けるとともに前記有価価値カードに電話をし前記
    指定された額の有価価値を前記有価価値カードに登録す
    るものであり、 前記口座振替管理手段は、前記課金受付登録手段が前記
    有価価値カードに登録した有価価値に相当する金額と前
    記有価価値カードと対を成す携帯電話機の電話料金との
    合計額を前記携帯電話機の電話料金の支払い口座から引
    き落とすとともに、当該引き落とした口座の名義人を明
    示して前記遊技場側の指定する所定の銀行口座に前記引
    き落とした合計額のうち前記有価価値カードに登録した
    有価価値に相当する金額を振り込むものであり、 前記遊技媒体貸出機は、前記有価価値カードに登録され
    ている有価価値に基づいて遊技媒体を払い出すものであ
    ることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  3. 【請求項3】前記有価価値カードは、これと対を成す前
    記携帯電話機が着信した際に振動するバイブレータ機能
    を有することを特徴とする請求項2記載の遊技媒体貸出
    装置。
  4. 【請求項4】前記有価価値カードは、少なくとも登録さ
    れている有価価値の額を表示するための情報表示手段を
    有することを特徴とする請求項1、2または3記載の遊
    技媒体貸出装置。
  5. 【請求項5】前記課金受付登録手段は、前記有価価値カ
    ードに有価価値を登録する旨の価値登録依頼を出した者
    がその権利を有する者か否かを暗証番号によって確認す
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の遊
    技媒体貸出装置。
  6. 【請求項6】前記課金受付登録手段は、有価価値カード
    に登録可能な有価価値の上限額の設定を受け付ける機能
    を有し、前記価値登録依頼を受けた際にその登録先の有
    価価値カードに登録された有価価値の所定期間内におけ
    る累積額が当該有価価値カードについて設定されている
    前記上限額を越えるとき、前記価値登録依頼の受け付け
    を拒否することを特徴とする請求項1、2、3、4また
    は5記載の遊技媒体貸出装置。
  7. 【請求項7】前記電話局側に貯玉代替依頼受付手段を設
    けるとともに、前記遊技場側に貯玉登録手段と貯玉管理
    手段とを設け、 前記貯玉代替依頼受付手段は、電話料金として請求する
    金額のうちの所定の額を遊技場側の指定する所定の銀行
    口座から引き落とす旨の貯玉代替依頼を前記電話料金の
    請求先である遊技者から電話回線を通じて受け付ける機
    能を有し、 前記口座振替管理手段は、前記遊技場側の指定する前記
    所定の銀行口座から前記貯玉代替依頼によって指定され
    た金額を引き落としかつ前記貯玉代替依頼の発信人であ
    る遊技者を特定するための情報を遊技場側に通知すると
    ともに、残りの額を前記遊技者の銀行口座から引き落と
    すものであり、 前記貯玉登録手段は、遊技者の獲得した遊技媒体を貯玉
    として前記有価価値カードに登録するものであり、 前記貯玉管理手段は、遊技場側の指定する前記所定の銀
    行口座から前記貯玉代替依頼に基づいて口座振替管理手
    段が引き落とした金額に相当する数の貯玉を前記貯玉代
    替依頼の発信人である遊技者の保有する貯玉から差し引
    くものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5または6記載の遊技媒体貸出装置。
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