JP4582560B2 - 遊技媒体処理システム - Google Patents

遊技媒体処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4582560B2
JP4582560B2 JP2000216903A JP2000216903A JP4582560B2 JP 4582560 B2 JP4582560 B2 JP 4582560B2 JP 2000216903 A JP2000216903 A JP 2000216903A JP 2000216903 A JP2000216903 A JP 2000216903A JP 4582560 B2 JP4582560 B2 JP 4582560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game medium
electronic
electronic game
gaming
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000216903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002028345A (ja
Inventor
健二 會田
浩一 大山
恵一 島田
耕治 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Original Assignee
Sammy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2000216903A priority Critical patent/JP4582560B2/ja
Publication of JP2002028345A publication Critical patent/JP2002028345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4582560B2 publication Critical patent/JP4582560B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報端末を用いて、遊技媒体を、遊技機の貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出すようにした遊技媒体処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技者は、遊技機に投入する遊技媒体、例えばメダルや遊技球等を借りるときは、遊技媒体貸出し機に現金を投入し、その現金に相当する分の遊技媒体に交換している。
例えば遊技機がスロットマシンである場合は、遊技者は、メダル貸出し機に現金を投入して、その現金に相当する分のメダルに交換する。そして、このメダルをスロットマシンに投入し、遊技を行っている。
【0003】
また、遊技機が弾球遊技機である場合は、遊技者は、遊技球貸出し機に現金を投入し、その現金に相当する分の遊技球に交換する。そして、遊技球を弾球遊技機の受け皿から弾球遊技機内に入れ、遊技を行っている。
さらにまた、弾球遊技機においては、プリペイドカードにより遊技球を貸し出す方法が知られている。遊技者は、券売機に現金を投入し、現金に相当する分の度数が記録されたプリペイドカードを購入し、このプリペイドカードを弾球遊技機に取り付けられたカードユニット内に挿入する。そして、遊技者が遊技球の貸出し用のスイッチ等を操作すると、所定度数分の遊技球が弾球遊技機の受け皿に排出される。同時に、カードユニットは、プリペイドカードの残度数を更新する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
スロットマシンや弾球遊技機のような遊技機では、遊技者は、大当たりに当選することを期待して遊技を行っている。大当たりに当選すれば、一度に多くの遊技媒体が得られるので、遊技者は、大当たりの当選によって移行する特別遊技の終了後も、大当たりの当選によって獲得した遊技媒体を使用して、遊技を継続することが可能となる。
【0005】
しかし、大当たりに当選するまで、遊技者は、遊技媒体を遊技機に投入し続ける必要がある。このため、遊技者は、大当たりに当選するまでは、遊技店内の両替機や券売機の設置場所まで行って、現金を両替したり、プリペイドカードを購入する必要があった。また、遊技店内が混雑している時は、両替機や券売機に並んで、両替やプリペイドカードの購入の順番を待つ必要があった。さらに、遊技者が向かった両替機や券売機の使用が中止になっているときは、遊技者は、別の場所の両替機や券売機まで行く必要があった。
これらにより、両替やプリペイドカードの購入が煩雑であるという問題があった。
【0006】
さらに、現金を遊技媒体に交換したとき、遊技媒体貸出し機から遊技媒体を遊技機に移すまでの間に、不注意等によって遊技媒体を落としてしまう場合がある。この場合において、落とした遊技媒体を拾うときに、他の遊技者の迷惑になる場合があるという問題があった。
【0007】
さらにまた、残度数がなくなった使用済みのプリペイドカードは、カードユニット外に排出されるが、この使用済みのプリペイドカードの偽造防止のため、遊技店側で、そのプリペイドカードを回収する必要があった。さらには、プリペイドカードは一般に樹脂製であるので、使用済みのプリペイドカードが不燃ゴミとして大量に出てしまうという問題があった。
【0008】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、遊技媒体の貸出しや、遊技媒体の遊技機への投入を効率良く行うことにより、遊技者が、円滑に遊技を進行できるようにすることである。さらには、使用済みのプリペイドカード等のゴミの発生をなくすことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
(請求項1)
請求項1の発明の遊技媒体処理システムは、遊技媒体の投入により、遊技を行うことができる遊技機と、前記遊技機ごとに設けられ、遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出し機と、前記遊技媒体貸出し機と通信可能な管理コンピュータと、電子マネーを格納した携帯情報端末とを備え、前記管理コンピュータは、外部サーバーから送信されてきた決済結果情報を受信し、格納する決済結果情報受信・格納手段と、前記決済結果情報受信・格納手段で決済結果情報を受信したとき、受信した決済結果情報に基づいた遊技媒体の貸出し許可情報を前記遊技媒体貸出し機に送信する許可情報送信手段とを備え、前記遊技媒体貸出し機は、前記管理コンピュータの前記許可情報送信手段により送信されてきた貸出し許可情報に基づいて、遊技媒体を前記遊技機の貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出す遊技媒体貸出し手段を備え、前記携帯情報端末は、格納されている電子マネーのうち、送信すべき電子マネーの額を入力する操作手段と、前記操作手段で入力された額の電子マネーを前記遊技媒体貸出し機に送信する電子マネー送信手段とを備え、前記遊技媒体貸出し機は、前記携帯情報端末から送信されてきた電子マネーを受信する電子マネー受信手段を備え、前記遊技媒体貸出し機の前記遊技媒体貸出し手段は、前記電子マネー受信手段で受信した電子マネーに相当する分の遊技媒体を、前記遊技機の貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出すことを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明においては、例えば、遊技者は、携帯情報端末から決済の依頼情報を外部サーバーに送信する。外部サーバーは、この情報を受信して決済を行う。そして、外部サーバーは、その決済に係る決済結果情報を管理コンピュータに送信する。管理コンピュータの決済結果情報受信・格納手段は、この決済結果情報を受信し、所定の記憶装置に格納する。また、管理コンピュータの許可情報送信手段は、遊技媒体貸出し機に、遊技媒体を貸し出しても良い旨の貸出し許可情報を送信する。
遊技者は、携帯情報端末に送信すべき電子マネーの額を入力し、遊技媒体貸出し機に、その額の電子マネーを送信する。
遊技媒体貸出し機の電子マネー受信手段が電子マネーを受け取ると、遊技媒体貸出し手段は、受信した電子マネーに相当する分の遊技媒体を、遊技機の貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出すようにする。
したがって、現金の両替や、現金を遊技媒体貸出し機に投入する煩雑さをなくすことができる。また、遊技者は、現金を持たない場合であっても、携帯情報端末を用いて、遊技媒体を借りることができる。
【0011】
(請求項2)
請求項2の発明の遊技媒体処理システムは、遊技媒体を電子データとした電子遊技媒体によって遊技を可能とした遊技機と、電子遊技媒体を携帯情報端末に送信する電子遊技媒体送信機と、前記電子遊技媒体送信機と通信可能な管理コンピュータとを備え、前記管理コンピュータは、外部サーバーから送信されてきた決済結果情報を受信し、格納する決済結果情報受信・格納手段と、前記決済結果情報受信・格納手段で決済結果情報を受信したとき、受信した決済結果情報に基づいた電子遊技媒体の送信許可情報を前記電子遊技媒体送信機に送信する許可情報送信手段とを備え、前記電子遊技媒体送信機は、前記管理コンピュータの前記許可情報送信手段により送信されてきた送信許可情報に基づいて、所定の携帯情報端末に電子遊技媒体を送信する電子遊技媒体送信手段を備え、前記遊技機は、携帯情報端末から送信されてきた電子遊技媒体を受信する電子遊技媒体受信手段と、前記電子遊技媒体受信手段で受信した電子遊技媒体の数量を読み取る電子遊技媒体数量読取り手段と、前記電子遊技媒体数量読取り手段の読取り結果に基づいて、その電子遊技媒体の数量に相当する遊技媒体を、貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出す遊技媒体貸出し手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明においては、例えば、遊技者は、携帯情報端末から決済の依頼を外部サーバー(銀行のサーバー等)に送信する。外部サーバーは、この情報を受信して決済を行う。そして、外部サーバーは、その決済に係る決済結果情報を管理コンピュータに送信する。管理コンピュータの決済結果情報受信・格納手段は、この決済結果情報を受信し、所定の記憶装置に格納する。また、管理コンピュータの許可情報送信手段は、電子遊技媒体送信機に、電子遊技媒体を送信しても良い旨の送信許可情報を送信する。
電子遊技媒体送信機は、送信許可情報を受信すると、その送信許可情報に基づいて、所定の携帯情報端末に、遊技媒体を電子データとした電子遊技媒体を送信する。携帯情報端末は、電子遊技媒体送信機から送信されてきた電子遊技媒体を受信し、格納する。
そして、遊技者は、遊技を行うときは、遊技機に対し、携帯情報端末に格納された電子遊技媒体を送信する。
遊技機の電子遊技媒体受信手段は、携帯情報端末から送信されてきた電子遊技媒体を受信する。そして、電子遊技媒体数量読取り手段は、受信した電子遊技媒体の数量を読取り、遊技媒体貸出し手段は、電子遊技媒体数量読取り手段の読取り結果に基づいて、その電子遊技媒体の数量に相当する遊技媒体を貸し出す。
したがって、従来のように、現金を遊技媒体に両替して、その遊技媒体を遊技機に投入する必要が無くなる。また、遊技者は、現金を持たない場合であっても、携帯情報端末を用いて、電子遊技媒体を借りることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による遊技媒体処理システムの第1実施形態を示すブロック図である。
第1実施形態における遊技媒体処理システムは、遊技媒体を電子データとした電子遊技媒体によって遊技を可能とした遊技機10と、遊技機10に電子遊技媒体を送信する携帯情報端末20と、電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信する電子遊技媒体送信機30と、電子遊技媒体送信機30と通信する管理コンピュータ40と、銀行等に設けられた銀行サーバー(外部サーバー)60とを備える。
【0030】
(銀行サーバー)
銀行サーバー60は、例えば銀行や金融機関等に設置されているものであり、遊技者の預金口座等のデータを格納している。銀行サーバー60は、遊技者から送信されてきた決済指示に従い決済を実行し、その結果を、遊技店側の管理コンピュータ40に送信する。
【0031】
銀行サーバー60は、以下の手段を備える。
(決済依頼情報受信手段)
決済依頼情報受信手段61は、遊技者が携帯情報端末20から決済依頼情報を送信してきたとき、その決済依頼情報を受信するものである。決済依頼情報は、自己の口座から、遊技店側の口座に、所定の金額を振り込むことを依頼する旨の情報である。この決済依頼情報には、例えば、銀行サーバー60側に設けられた自己の口座を特定する情報、遊技店側の口座を特定する情報、その決済依頼情報が送信された携帯情報端末20の識別情報(携帯情報端末20固有のID等)、決済依頼金額の情報、及び電子遊技媒体の送信元となる電子遊技媒体送信機30を特定する情報(電子遊技媒体送信機30のID等)が含まれる。
【0032】
(決済実行手段)
決済実行手段62は、決済依頼情報受信手段61が決済依頼情報を受信したときに、その決済依頼情報に基づいて、決済を実行するものである。例えば、決済依頼情報に従い、遊技者(依頼者)の口座から遊技店側の口座に、指定された金額を振り込む処理を行う。
【0033】
(決済結果情報送信手段)
決済結果情報送信手段63は、決済実行手段62によって決済が行われたときに、その決済結果情報を、遊技店側の管理コンピュータ40に送信するものである。決済結果情報には、電子遊技媒体の送信元となる電子遊技媒体送信機30を特定する情報、携帯情報端末20の識別情報、及び決済額が挙げられる。
【0034】
(管理コンピュータ)
管理コンピュータ40は、遊技機を設置した遊技店の管理室等に設けられるものである。管理コンピュータ40は、各遊技機10とデータ通信が可能に接続されており、遊技機10の出玉状況等のデータを受信し、そのデータを記憶し、集計等の処理を行う。また、売上金の計算のため、電子遊技媒体送信機30が受け付けた金銭媒体に関する管理情報を受信する。
管理コンピュータ40と銀行サーバー60とは、銀行サーバー60側から管理コンピュータ40に決済結果情報を送信可能に例えばネットワーク通信回線により接続されている。また、管理コンピュータ40と電子遊技媒体送信機30とは、例えば双方向で情報の送受信が可能にネットワーク通信回線により接続されている。
【0035】
管理コンピュータ40は、以下の手段を備える。
(決済結果情報受信・格納手段)
決済結果情報受信・格納手段41は、銀行サーバー60の決済結果情報送信手段63により送信されてきた決済結果情報を受信し、これを格納(記憶)しておくものである。管理コンピュータ40には、予めハードディスク等の記憶装置が設けられており、決済結果情報を受信するごとに、その決済結果情報を記憶装置内の所定の記憶領域に記憶する。
【0036】
(許可情報送信手段)
許可情報送信手段42は、決済結果情報受信・格納手段41で決済結果情報を受信したとき、受信した決済結果情報に基づいた電子遊技媒体の送信許可情報を、所定の電子遊技媒体送信機30に送信するものである。すなわち、銀行サーバー60から決済が行われた旨の決済結果情報が送信されると、その決済結果情報に従って、決済額に相当する額の電子遊技媒体を遊技者の携帯情報端末20に送信するようにするため、送信許可情報を電子遊技媒体送信機30に送信する。
【0037】
この送信許可情報には、第1に、決済に係る携帯情報端末20の識別情報が含まれる。これは、電子遊技媒体の送信先を特定するためである。携帯情報端末20の識別情報は、管理コンピュータ40の決済結果情報受信・格納手段41で受信した決済結果情報に含まれているので、この識別情報を、電子遊技媒体送信機30に送信する。
また、送信許可情報には、第2に、携帯情報端末20に送信する電子遊技媒体の数量の情報が含まれる。管理コンピュータ40の決済結果情報受信・格納手段41で受信した決済結果情報には、決済額の情報が含まれるので、この決済額に相当する電子遊技媒体を数量を算出し、その情報を電子遊技媒体送信機30に送信する。
【0038】
さらにまた、送信許可情報には、第3に、電子遊技媒体の送信元となる電子遊技媒体送信機30の識別情報が含まれる。これは、遊技者が電子遊技媒体を受け取ろうとするときに、どの電子遊技媒体送信機30から電子遊技媒体を送信するかを特定するためである。なお、遊技店内に複数の電子遊技媒体送信機30が設置されているときは、電子遊技媒体送信機30の識別情報が必要となるが、電子遊技媒体送信機30が1つのみであるときは、電子遊技媒体送信機30の識別情報は、不要である。
【0039】
(管理情報受信・格納手段)
管理情報受信・格納手段43は、電子遊技媒体送信機30の管理情報送信手段37から送信されてきた管理情報を受信し、これを格納(記憶)しておくものである。管理コンピュータ40には、予めハードディスク等の記憶装置が設けられており、管理情報を受信するごとに、その管理情報を記憶装置内の所定の記憶領域に記憶する。この管理情報については後述する。
【0040】
(電子遊技媒体送信機)
電子遊技媒体送信機30は、遊技媒体を電子データとした電子遊技媒体を、遊技者に対して貸し出すものである。電子遊技媒体送信機30は、遊技機10がスロットマシンであるときは、従来のメダル両替機に相当するものであり、遊技機10が弾球遊技機であるときは、従来の玉貸機に相当するものである。そして、電子遊技媒体は、遊技機10がスロットマシンであるときは、メダルを電子データとした電子メダルであり、遊技機10が弾球遊技機であるときは、遊技球を電子データとした電子遊技球である。また、電子遊技媒体は、電子メダル又は電子遊技球をそれぞれ所定率で度数に換算した度数データであっても良い。
【0041】
電子遊技媒体送信機30は、以下の手段を備える。
(金銭媒体受付け手段)
金銭媒体受付け手段31は、投入された現金を受け付けるか、又は携帯情報端末20から送信されてきた電子マネーを受信することにより、金銭媒体を受け付けるものである。
【0042】
金銭媒体受付け手段31は、例えば紙幣を投入するための紙幣投入口を有しており、ここから紙幣が投入されると、その紙幣が受付け可能であるか否かを判別し、受付け可能であるときは、その紙幣の額(千円札か、一万円札か等)を判別する。また、投入された紙幣を受け付けることができないと判別したときは、投入された紙幣を返却口から返却する。
【0043】
さらにまた、金銭媒体受付け手段31は、携帯情報端末20から送信されてきた電子マネーを受信する受信部を有している。この受信部は、携帯情報端末20との間のデータ通信方式に応じて異なるものである。両者間のデータ通信には、インターネットその他のネットワーク通信を用いたもの、赤外線通信、又はブルートゥース等の電磁波を用いたものが挙げられる。また、両者間の通信は、無線通信であっても良いが、電子遊技媒体送信機30に携帯情報端末20との接続部分を設けておき、この接続部分に携帯情報端末20をセットすることにより、データ通信を行うようにしても良い。電子マネーを受信したときは、上記と同様に、その電子マネーの額を判別する。
【0044】
(金銭媒体格納手段)
金銭媒体格納手段32は、受け付けた現金又は電子マネーを格納しておくものである。例えば、現金を格納しておく場合は、現金収納部分を設けておく。また、電子マネーを格納しておく場合は、ハードディスク等のメモリを設け、このメモリに記憶しておく。なお、電子マネーを受け取った場合は、金銭媒体格納手段32に格納するのではなく、管理コンピュータ40に電子マネーを送信するようにし、管理コンピュータ40側で格納するようにしても良い。
【0045】
(許可情報受信手段)
許可情報受信手段33は、管理コンピュータ40から送信されてきた送信許可情報を受信するものである。
上述のように、銀行サーバー60により決済が実行され、その決済結果情報が管理コンピュータ40に送信されたときに、管理コンピュータ40は、この決済結果情報に基づいて、電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信しても良い旨の送信許可情報を所定の電子遊技媒体送信機30に送信する。なお、管理コンピュータ40は、銀行サーバー60から送信されてきた決済結果情報に含まれる電子遊技媒体送信機30の識別情報に基づき、その識別情報に対応する電子遊技媒体送信機30に対して送信許可情報を送信する。そして、許可情報受信手段33は、この送信許可情報を受信する。
ここで、送信許可情報には、例えば、電子遊技媒体の送信先である携帯情報端末20の識別情報、及び送信する電子遊技媒体の数量の情報が含まれる。
【0046】
(識別情報取得手段)
識別情報取得手段34は、携帯情報端末20の識別情報を電子遊技媒体送信機30側で知るようにするために、携帯情報端末20と通信を行って、携帯情報端末20から識別情報を取得するものである。携帯情報端末20には、例えば、携帯情報端末20固有のIDやパスワード等が設定されている。識別情報取得手段34は、電子遊技媒体を送信しようとする携帯情報端末20に対し、識別情報の送信を求める信号を発信する。そして、携帯情報端末20から識別情報を電子遊技媒体送信機30側に送信させるようにする。
【0047】
(識別情報照合手段)
識別情報照合手段35は、電子遊技媒体送信機30の識別情報取得手段34で取得した識別情報と、管理コンピュータ40から送信されてくる送信許可情報に含まれる携帯情報端末20の識別情報とを照合するものである。識別情報照合手段35は、両者の識別情報を対比して、両者が合致するか否かを判別する。
【0048】
(電子遊技媒体送信手段)
電子遊技媒体送信手段36は、管理コンピュータ40からの送信許可情報を許可情報受信手段33で受信し、かつ、識別情報照合手段35により識別情報が合致したことを条件として、所定数量の電子遊技媒体を、携帯情報端末20に送信するものである。例えば、電子遊技媒体送信手段36が電子遊技媒体として電子メダルを送信するものである場合において、20円あたり1枚のメダルに交換するものとすると、千円に相当する電子遊技媒体を送信するときは、メダル50枚分に相当する電子メダルを携帯情報端末20に送信する。
【0049】
(管理情報送信手段)
管理情報送信手段37は、金銭媒体受付け手段31で受け付けた現金や電子マネー、又は携帯情報端末20に送信した電子遊技媒体に関する管理情報を、管理コンピュータ40に送信するものである。この管理情報としては、例えば、受け取った現金や電子マネーの額、携帯情報端末20に送信した電子遊技媒体の数量、及びこれらの処理を行った日時、さらには電子遊技媒体を送信した電子遊技媒体送信機30の識別情報等である。このような管理情報を管理コンピュータ40に送信するのは、管理コンピュータ40側で売上金の集計等の処理を行うためである。
【0050】
また、電子遊技媒体送信機30が電子マネーを受け付けたときは、その電子マネーは、電子遊技媒体送信機30に格納されるようにしても良いが、電子遊技媒体送信機30が電子マネーを受け付けた時、電子遊技媒体送信機30にある程度の電子マネーが格納された時、又は所定時間の経過時ごとに、管理情報送信手段37によって管理コンピュータ40に送信し、管理コンピュータ40側で電子マネーを格納しても良い。
【0051】
なお、電子遊技媒体送信機30は、電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信する電子遊技媒体の最小単位をどのように設定しても良い。例えば、遊技機10がスロットマシンである場合において、20円あたり1枚のメダルに交換するものとすると、決済額又は受け付ける金銭媒体(現金又は電子マネー)を千円単位とし、千円ごとに50枚の電子メダルを携帯情報端末20に送信するようにしても良い。あるいは、決済額又は受け付ける金銭媒体の最小単位を20円とし、電子メダル1枚単位で携帯情報端末20に送信できるようにしても良い。
【0052】
(携帯情報端末)
携帯情報端末(携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants )、モバイルコンピュータ等)20は、各遊技者が所持しているものである。携帯情報端末20は、電子遊技媒体や電子マネーを格納する。携帯情報端末20は、第1に、銀行サーバー60に決済依頼情報を送信し、その決済額に相当する電子遊技媒体を電子遊技媒体送信機30から受け取るものである。第2に、電子遊技媒体送信機30に投入した現金に相当する分の電子遊技媒体を受信し、格納するものである。第3に、携帯情報端末20に格納されている電子マネーを電子遊技媒体送信機30に送信し、その送信した電子マネーに相当する分の電子遊技媒体を受信し、格納するものである。そして、携帯情報端末20は、格納した電子遊技媒体を遊技機10に送信するものである。
【0053】
なお、携帯情報端末20と電子遊技媒体送信機30との間のデータ通信(電子マネー及び電子遊技媒体の送受信)は、上述したが、携帯情報端末20と遊技機10との間のデータ通信方式は、上記のデータ通信と同一であっても、異なるものであっても良い。すなわち、携帯情報端末20は、電子遊技媒体を遊技機10に送信する機能を有するものであれば良い。
【0054】
携帯情報端末20は、以下の手段を備える。
(電子マネー格納手段)
電子マネー格納手段21は、金銭媒体を電子データとした電子マネーを格納(記憶)しておくものである。携帯情報端末20内には、電子マネーを記憶、保持可能なメモリ(ICメモリ等)が実装されており、ここに、電子マネーが暗号化された電子データとして格納される。
【0055】
(電子マネー送信手段)
電子マネー送信手段22は、電子遊技媒体送信機30に対して、電子マネーを送信するものである。電子マネーの送信に際しては、携帯情報端末20に予め備えられている操作ボタン等により、送信すべき電子マネーの額を入力し、送信する。
【0056】
(電子遊技媒体受信・格納手段)
電子遊技媒体受信・格納手段23は、電子遊技媒体送信機30の電子遊技媒体送信手段36により送信されてきた電子遊技媒体を受信し、格納するものである。携帯情報端末20内には、電子遊技媒体を記憶、保持可能なメモリ(ICメモリ等)が実装されており、ここに、電子遊技媒体を格納する。なお、電子マネーを格納するメモリと、電子遊技媒体を格納するメモリとは、同一のものであっても、異なるものであっても良い。同一のものであるときは、電子マネーを格納する記憶領域と、電子遊技媒体を格納する記録領域とを設ければよい。
【0057】
なお、携帯情報端末20のメモリの容量が不足しており、電子遊技媒体を格納することができないときは、その旨の内容を、携帯情報端末20に設けられた液晶ディスプレイ等に表示する。
【0058】
(電子遊技媒体送信数量指定手段)
電子遊技媒体送信数量指定手段24は、電子遊技媒体受信・格納手段23により格納した電子遊技媒体のうち、遊技機10に送信する電子遊技媒体の数量を指定するものである。例えば、遊技機10がスロットマシンである場合に、電子遊技媒体受信・格納手段23に、電子メダルとしての電子遊技媒体が50枚格納されているとすると、その50枚の電子メダルのうち、何枚を遊技機10に送信(投入)するかを指定する。また、遊技機10が弾球遊技機である場合は、格納されている電子遊技球のうち、何個を遊技機10に送信するかを指定する。なお、以上のように、枚数や個数を直接指定するのではなく、電子遊技媒体を度数に換算したものであるときは、その度数を指定するようにしても良い。
【0059】
電子遊技媒体送信数量指定手段24は、携帯情報端末20に予め設けられた操作ボタン等によって構成される。
なお、電子遊技媒体の送信時に、直接数量を指定するのではなく、最も一般的なデフォルト値を予め設けておき、デフォルト値の数量の電子遊技媒体を遊技機10に送信するときは、遊技者が数量を指定するための操作を特に行う必要がないようにしても良い。
【0060】
また、電子遊技媒体送信数量指定手段24には、指定することができる電子遊技媒体の数量の上限が設定されている。遊技機10がスロットマシンである場合に、例えばスロットマシンの貯留装置には、最大50枚のメダルを貯留できるものであるとき、それ以上の枚数分の電子遊技媒体が送信されてきたとしても、それらを全て貯留できないからである。例えば、遊技機10に貯留可能な遊技媒体の数以上の値が携帯情報端末20によって指定されたときは、エラーである旨を携帯情報端末20の液晶ディスプレイ等に表示するようにする。または、上限数以上の電子遊技媒体は遊技機10に送信できないようにしておく。
【0061】
なお、遊技機10の貯留装置に貯留することができる遊技媒体の数以上の電子遊技媒体を送信することができるようにしても良い。例えば、遊技機10がスロットマシンである場合に、携帯情報端末20から70枚のメダルに相当する電子遊技媒体が送信されてきたときは、50枚分を貯留装置に貯留するとともに、残りの20枚分のメダルを払出し装置から払い出すようにしても良い。
【0062】
(電子遊技媒体送信手段)
電子遊技媒体送信手段25は、電子遊技媒体送信数量指定手段24により指定された数量の電子遊技媒体を遊技機10に送信するものである。電子遊技媒体送信手段25は、携帯情報端末20に予め備えられた操作ボタンのうちの所定のボタンによって構成される。
【0063】
(決済依頼情報送信手段)
決済依頼情報送信手段26は、銀行サーバー60に対し、携帯情報端末20の識別情報、電子遊技媒体の送信元である電子遊技媒体送信機30を特定する情報、及び電子遊技媒体送信機30から受信する電子遊技媒体の数量を特定する情報を含む決済依頼情報を送信するものである。
ここで、携帯情報端末20の識別情報としては、例えば携帯情報端末20固有のIDやパスワードが挙げられる。
【0064】
また、電子遊技媒体の送信元である電子遊技媒体送信機30を特定する情報としては、電子遊技媒体送信機30の識別情報(電子遊技媒体送信機30のID等)が挙げられる。
さらにまた、電子遊技媒体送信機30から受信する電子遊技媒体の数量を特定する情報としては、電子遊技媒体の数量を直接示すものの他、その電子遊技媒体の対価である金額(決済依頼額)が挙げられる。
【0065】
(遊技機)
遊技機10は、本実施形態では、スロットマシン又は弾球遊技機である。スロットマシンは、遊技者から遊技媒体としてのメダルが投入されたことを条件として、遊技を行うことができるものである。例えば、メダル投入口からメダルが投入されるか、又は貯留装置にメダルが貯留されているときにベットスイッチの操作による貯留されたメダルの投入により、遊技を行うことができるようになる。
【0066】
スロットマシンは、複数種類の図柄をリール上に配列表示したものであり、例えば3つのリールが並設される。各リールは、遊技者によるスタートスイッチのオンにより始動(回転)される。そして、遊技者によるストップスイッチのオンにより停止する。ストップスイッチは、各リールごとに設けられている。
【0067】
また、弾球遊技機は、例えば、遊技盤上に複数の入賞口及び図柄表示装置(液晶ディスプレイ等)を設けたものである。そして、遊技盤の領域に向けて遊技球を発射させ、特定の入賞口に遊技球が入賞すると、図柄表示装置の図柄を変動表示させるものである。
【0068】
遊技機10には、以下の各手段を備える。
(遊技制御手段)
遊技制御手段11は、演算処理等を行うCPU、遊技プログラムを記憶するROM、及びデータ等を一時的に保持するRAM等から構成される。
遊技機10がスロットマシンである場合は、スタートスイッチがオンされると、遊技制御手段11は、役の抽選を行う。そして、遊技制御手段11は、ストップスイッチがオンされると、役の抽選結果、及びストップスイッチがオンされたときのリールの図柄位置等とに基づいて、リールの停止位置を決定し、その決定した位置にリールを停止制御する。さらに遊技制御手段11は、リールの停止時における図柄の組合せが予め定めた役の図柄の組合せと一致するか否かを判別する。一致するときはその役の入賞となり、入賞した役に応じて、遊技制御手段11は、メダルの払出し等の処理を行う。
また、遊技機10が弾球遊技機である場合は、入賞口への遊技球の入賞により、遊技制御手段11は、入賞球を払い出す。
【0069】
(電子遊技媒体受信手段)
電子遊技媒体受信手段12は、遊技者の携帯情報端末20から送信されてきた電子遊技媒体(電子データ)を受信するものである。この電子遊技媒体受信手段12は、携帯情報端末20との間でのデータ通信の受信部となるものである。電子遊技媒体受信手段12は、携帯情報端末20から送信される電子遊技媒体を受信しやすいように、遊技機10の前面部に設けられる。
【0070】
(電子遊技媒体数量読取り手段)
電子遊技媒体数量読取り手段13は、電子遊技媒体受信手段12で受信した電子遊技媒体の数量を読み取るものである。例えば遊技機10がスロットマシンである場合は、受信した電子遊技媒体である電子メダルの枚数を読み取る。また、例えば遊技機10が弾球遊技機である場合は、受信した電子遊技媒体である電子遊技球の数を読み取る。さらに、電子遊技媒体が度数である場合は、その度数を読み取る。
【0071】
(遊技媒体貸出し手段)
遊技媒体貸出し手段14は、電子遊技媒体数量読取り手段13の読取り結果に基づいて、受信した電子遊技媒体の数量に相当する遊技媒体を、貯留装置に貯留するか、又は払出し装置から払い出すものである。
例えば、遊技機10がスロットマシンである場合は、スロットマシン内部に設けられた払出し装置から所定枚数の遊技媒体(メダル)を払出し口に排出するように、払出し装置を制御する。あるいは、所定枚数分だけ、スロットマシンに設けられた貯留装置に貯留する。このときは、貯留装置に貯留されているメダル枚数を記憶しているデータを更新する。
また、遊技機10が弾球遊技機である場合は、弾球遊技機内部に設けられた払出し装置から所定個数の遊技媒体(遊技球)を受け皿に排出するように、払出し装置を制御する。
【0072】
(返信手段)
返信手段15は、電子遊技媒体受信手段12が電子遊技媒体を受信し、遊技媒体貸出し手段14による遊技媒体の貸出しが正常に行われたときに、その旨の信号を携帯情報端末20に返信するものである。例えば、電子遊技媒体を正常に受け付けた旨のメッセージを携帯情報端末20の液晶ディスプレイ上に表示するような信号を、遊技機10から携帯情報端末20に対して送信する。
【0073】
(遊技媒体貸出し内容報知手段)
遊技媒体貸出し内容報知手段16は、本実施形態では、例えば、遊技中における各種の演出を出力するランプ類、スピーカ又は画像表示装置(液晶ディスプレイ等)からなるものである。
遊技媒体貸出し内容報知手段16は、第1に、電子遊技媒体受信手段12が電子遊技媒体を受信し、遊技媒体貸出し手段14による遊技媒体の貸出しが正常に行われたときに、その旨を報知する。例えば、貸し出しが正常に行われたときに、スピーカから特定のサウンドを出力したり、画像表示装置に貸し出した遊技媒体の数量を表示するようにする。
【0074】
また、遊技媒体貸出し内容報知手段16は、第2に、電子遊技媒体受信手段12が電子遊技媒体を受信した場合において、遊技媒体貸出し手段14による遊技媒体の貸出しを正常に行うことができないときは、その旨を報知する。
例えば、電子遊技媒体受信手段12により電子遊技媒体を正常に受信したものの、遊技機10内部の払出し装置に遊技媒体が無く、遊技媒体を貸し出すことができない場合や、電子遊技媒体受信手段12による電子遊技媒体の受信に障害が発生して、正常に受信できなかったような場合には、その旨を報知する。
【0075】
以上の構成からなる遊技媒体処理システムにおいては、遊技者は、携帯情報端末20から銀行サーバー60に対し、決済依頼情報を送信するか、又は電子遊技媒体送信機30に現金を投入するか若しくは携帯情報端末20に格納されている電子マネーを送信することにより、遊技を行う。
(1)携帯情報端末20から銀行サーバー60に対し決済依頼情報を送信することにより、遊技を行う場合
この場合は、遊技者は、携帯情報端末20から決済依頼情報送信手段26によって銀行サーバー60に決済依頼情報を送信する。遊技者は、例えば遊技機10であるスロットマシンで遊技を行おうとする場合において、千円を電子遊技媒体(電子メダル)に交換しようとするときは、自己の口座から遊技店側の口座に千円を振り込む旨の決済依頼情報を送信する。
【0076】
銀行サーバー60の決済依頼情報受信手段61により、送信されてきた決済依頼情報が受信されると、決済実行手段62は、受信した決済依頼情報に従って決済を実行する。そして、決済の実行が行われると、その決済結果、すなわち遊技者の口座から遊技店側の口座に、所定の金額の振り込みが終了した旨等の決済結果情報が、決済結果情報送信手段63によって管理コンピュータ40に送信される。この決済結果情報には、決済依頼情報を発信した携帯情報端末20の識別情報等も含まれる。
【0077】
管理コンピュータ40の決済結果情報受信・格納手段41は、送信されてきた決済結果情報を受信し、格納する。次に、許可情報送信手段42は、受信した決済結果情報に基づいて、受信した決済結果情報に含まれる識別番号に対応する携帯情報端末20に、決済額に相当する電子遊技媒体を送信しても良い旨の送信許可情報を電子遊技媒体送信機30に送信する。
【0078】
電子遊技媒体送信機30の許可情報受信手段33は、管理コンピュータ40から送信されてきた送信許可情報を受信する。そして、電子遊技媒体送信機30は、電子遊技媒体の送信処理を開始する。先ず、電子遊技媒体送信機30は、識別情報取得手段34により、送信しようとする携帯情報端末20と通信を行って、その識別情報を取得する。識別情報を取得すると、識別情報照合手段35は、許可情報受信手段33で受信した送信許可情報に含まれる携帯情報端末20の識別情報と、識別情報取得手段34で取得した識別情報とが合致するか否かの照合を行う。そして、合致するときは、電子遊技媒体送信手段36は、その携帯情報端末20に、送信許可情報で指定された額に相当する電子遊技媒体を送信する。
【0079】
さらに、電子遊技媒体の送信後、電子遊技媒体送信機30の管理情報送信手段37は、管理コンピュータ40に、携帯情報端末20に送信した電子遊技媒体の数量等に関する管理情報を送信する。
管理コンピュータ40の管理情報受信・格納手段43は、この管理情報を受信し、所定の記憶装置に格納する。
【0080】
遊技者は、電子遊技媒体送信機30から送信されてくる電子遊技媒体を、携帯情報端末20に取り込む。この場合は、携帯情報端末20の所定の操作ボタンの操作等により、電子遊技媒体が携帯情報端末20の電子遊技媒体受信・格納手段23に格納されるようになっている。
【0081】
そして、遊技者は、携帯情報端末20によって電子遊技媒体を受け取ると、遊技を希望する遊技機10の電子遊技媒体受信手段12に対して、携帯情報端末20から電子遊技媒体を送信する。
すなわち、携帯情報端末20の電子遊技媒体送信数量指定手段24によって、遊技機10に送信すべき電子遊技媒体の数量を指定し、その指定した分の電子遊技媒体を遊技機10に送信する。
【0082】
遊技機10は、送信されてきた電子遊技媒体を電子遊技媒体受信手段12により受信すると、電子遊技媒体数量読取り手段13によって、その電子遊技媒体の数量を読み取る。電子遊技媒体の数量が読み取られると、遊技媒体貸出し手段14は、受信した数量分の電子遊技媒体に相当する遊技媒体を貸し出すように制御する。すなわち、遊技機10内の払出し装置から実際の遊技媒体を払い出すか、又は貯留装置に貯留する。
【0083】
(2)電子遊技媒体送信機30に現金を投入するか又は携帯情報端末20に格納されている電子マネーを送信することにより、遊技を行う場合
この場合は、遊技者は、電子遊技媒体送信機30の金銭媒体受付け手段31に現金を投入する。または、携帯情報端末20の電子マネー格納手段21に格納されている電子マネーを、電子マネー送信手段22によって電子遊技媒体送信機30に送信する。
【0084】
電子遊技媒体送信機30の金銭媒体受付け手段31が現金又は電子マネーを受け取ると、その受け取った現金又は電子マネーの金額を判別する。そして、判別された金額に相当する電子遊技媒体を、電子遊技媒体送信手段36によって携帯情報端末20に送信する。なお、このときに、電子遊技媒体の送信とともに、受け付けた現金の額に関する情報等を、併せて送信しても良い。
また、電子遊技媒体送信機30は、金銭媒体受付け手段31で受け取った現金又は電子マネーの額や、携帯情報端末20に送信した電子遊技媒体の数量に関する管理情報を管理コンピュータ40に送信する。
管理情報が送信されてきた管理コンピュータ40の処理、及び、電子遊技媒体が送信されてきた携帯情報端末20の処理は、上述と同様であるので、説明を省略する。
【0085】
以上のようにして、遊技媒体処理システムによって遊技媒体が処理されることにより、従来のように、現金を遊技媒体に両替し、その遊技媒体を遊技機10に投入する煩雑さをなくすことができる。さらに、遊技者は、銀行サーバー60で処理可能な預金口座を保有していれば、現金又は電子マネーを持たない場合でも、電子遊技媒体を携帯情報端末20に取り込んで、それを遊技機10に送信し、遊技を行うことができる。
【0086】
また、各遊技者が所有する携帯情報端末20に電子遊技媒体を取り込むようにしたので、プリペイドカードの製造コストを削減することができるとともに、使用済のプリペイドカードが大量に出てしまうことがなくなる。
さらにまた、決済結果情報に基づいて遊技者の携帯情報端末20に電子遊技媒体を送信したり、電子マネーを受信して電子遊技媒体に交換するようにすれば、遊技店側で、両替機の現金の回収を頻繁に行う必要がなくなり、セキュリティ性も向上する。
【0087】
さらに、遊技機10がスロットマシンである場合において、電子遊技媒体を受信してそれを貯留装置に貯留するようにすれば、従来のように、両替機で現金をメダルに両替して、それを遊技機10に投入するまでの行為を簡素化することができる。
従来の方法では、両替機や遊技機10で、現金や遊技媒体(メダル又は遊技球)の出し入れが頻繁に行われていたが、本発明の遊技媒体処理システムを用いれば、現金や遊技媒体の出し入れを大幅に少なくすることができる。
【0088】
また、遊技機10がスロットマシンである場合において、遊技者が持っている最後の遊技媒体を使用したときに、特別役に当選していることを知ったが、その特別役に入賞しなかったようなときは、例えば通常の1遊技分である3枚のメダルに相当する電子遊技媒体を遊技機10に送信し、その3枚のメダルのみで、特別役を入賞させることが可能となる。
従来では、上記のような状況でも、例えば千円単位でメダルに両替しなければならなかったが、例えばメダル1枚単位で電子遊技媒体に交換できるようにすれば、遊技者にとっても好ましいものとなる。
【0089】
(第2実施形態)
図2は、本発明による遊技媒体処理システムの第2実施形態を示すブロック図である。
第2実施形態における遊技媒体処理システムは、遊技媒体の投入により遊技を行うことができる遊技機10’と、遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出し機50と、遊技者が遊技媒体を借りるときに用いる携帯情報端末20’と、遊技媒体貸出し機50と通信する管理コンピュータ40と、銀行側の銀行サーバー60とを備える。
【0090】
第2実施形態において、銀行サーバー60、及び管理コンピュータ40は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
また、第2実施形態では、電子遊技媒体送信機30の代わりに、遊技媒体貸出し機50が設けられている。
【0091】
(遊技媒体貸出し機)
遊技媒体貸出し機50は、遊技機10’に投入するための遊技媒体を貸し出すものであり、各遊技機10’ごとに設けられている。例えば、遊技店において、遊技機10’が所定間隔を介して並設されているときは、遊技機10’間に遊技媒体貸出し機50が設けられている。遊技媒体貸出し機50と管理コンピュータ40とは、第1実施形態における電子遊技媒体送信機30と管理コンピュータ40との間と同様に、例えば双方向で情報の送受信が可能なネットワーク通信回線により接続されている。
また、遊技媒体貸出し機50と遊技機10’とは電気的に接続され、これによって遊技媒体貸出し機50は、遊技機10’の貯留装置や払出し装置の駆動を制御するための信号を送信可能となっている。
【0092】
遊技媒体貸出し機50は、以下の手段を備える。
(電子マネー受信・格納手段)
電子マネー受信・格納手段51は、携帯情報端末20’から送信されてきた電子マネーを受信し、所定の記憶装置に格納(記憶)するものである。携帯情報端末20’から遊技媒体貸出し機50への電子マネーの送信方式としては、第1実施形態と同様に、インターネットその他のネットワーク通信を用いたもの、赤外線通信、又はブルートゥース等の電磁波を用いたものが挙げられる。また、電子マネー受信・格納手段51は、無線通信により携帯情報端末20’から電子マネーを受け取っても良いが、例えば電子マネー受信・格納手段51に携帯情報端末20’との接続部分を設けておき、この接続部分に携帯情報端末20’をセットすることにより、電子マネーを受信するものであっても良い。遊技媒体貸出し機50は、電子マネーを受信したときは、その額を判別する。
【0093】
また、遊技媒体貸出し機50には、許可情報受信手段52、識別情報取得手段53、識別情報照合手段54、及び管理情報送信手段56が設けられているが、これらは、それぞれ第1実施形態における電子遊技媒体送信機30の許可情報受信手段33、識別情報取得手段34、識別情報照合手段35、及び管理情報送信手段37と同様であるので、説明を省略する。
さらに、遊技媒体貸出し機50には返信手段57及び遊技媒体貸出し内容報知手段58が設けられているが、これらは、それぞれ第1実施形態の遊技機10における返信手段15及び遊技媒体貸出し内容報知手段16と同様であるので、説明を省略する。
【0094】
(遊技媒体貸出し手段)
遊技媒体貸出し手段55は、許可情報受信手段52で受信した送信許可情報に基づく決済額に相当する分の遊技媒体、又は電子マネー受信・格納手段51で受信した電子マネーに相当する分の遊技媒体を、遊技機10’の貯留装置に貯留するか、又は払出し装置から払い出すものである。
遊技機10’が例えばスロットマシンである場合は、遊技媒体貸出し手段55は、メダルを貯留装置に貯留するか、又はメダル払出装置を制御してメダルを払出し口から払い出すように制御する。
【0095】
また、遊技機10’が弾球遊技機である場合は、遊技媒体貸出し手段55は、遊技球払出し装置を制御して受け皿に遊技球を払い出すように制御する。あるいは、弾球遊技機に貯留装置を設け、その貯留装置に遊技球を貯留するようにしても良い。
【0096】
(携帯情報端末)
携帯情報端末(携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants )、モバイルコンピュータ等)20’は、各遊技者が所持しているものである。携帯情報端末20’は、電子マネーを格納するとともに、必要に応じて格納した電子マネーを送信する機能を有するものであり、第1実施形態における携帯情報端末20に設けられたものと同様の電子マネー格納手段21、電子マネー送信手段22、及び決済依頼情報送信手段26を備える。これらの各手段は、第1実施形態と同様であるので、本実施形態では説明を省略する。
【0097】
なお、第2実施形態の携帯情報端末20’は、第1実施形態の携帯情報端末20に設けられている電子遊技媒体受信・格納手段23等は設けられていない。これは、第2実施形態では、電子遊技媒体を使用しないからである。しかし、本実施形態において、第1実施形態の携帯情報端末20を用いることができるのは勿論である。
【0098】
(遊技機)
遊技機10’は、第1実施形態と同様に、スロットマシン又は弾球遊技機であり、その概略構成は、第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と同様に、遊技の進行等の遊技全体を統括制御する遊技制御手段11を備える。なお、第2実施形態の遊技機10’は、電子遊技媒体の受信等を行わないため、第1実施形態で設けられている電子遊技媒体受信手段12及び電子遊技媒体数量読取り手段13は設けられていない。また、第1実施形態で設けられている遊技媒体貸出し手段14、返信手段15及び遊技媒体貸出し内容報知手段16は、第2実施形態では遊技媒体貸出し機50側に設けられているため、遊技機10’側には設けられていない。
【0099】
以上の構成からなる遊技媒体処理システムにおいては、遊技者は、携帯情報端末20’から銀行サーバー60に対し、決済依頼情報を送信するか、又は携帯情報端末20に格納されている電子マネーを遊技媒体貸出し機50に送信することにより、遊技を行う。
(1)携帯情報端末20’から銀行サーバー60に対し決済依頼情報を送信することにより、遊技を行う場合
この場合は、遊技者は、携帯情報端末20’から決済依頼情報送信手段26によって銀行サーバー60に決済依頼情報を送信する。管理コンピュータ40が決済依頼情報を受信し、さらに、管理コンピュータ40が許可情報送信手段42により送信許可情報を送信するのは、第1実施形態と同様である。なお、第2実施形態では、送信許可情報は、遊技媒体貸出し機50に送信される。
【0100】
遊技媒体貸出し機50の許可情報受信手段52は、管理コンピュータ40から送信されてきた送信許可情報を受信する。次に、遊技媒体貸出し機50は、識別情報取得手段53により、携帯情報端末20’と通信を行って、その識別情報を取得する。識別情報を取得すると、識別情報照合手段54は、許可情報受信手段52で受信した送信許可情報に含まれる携帯情報端末20’の識別情報と、識別情報取得手段53で取得した識別情報とが合致するか否かの照合を行う。そして、合致するときは、遊技媒体貸出し手段55は、送信許可情報に基づく決済額に相当する遊技媒体を貸し出す。すなわち、遊技媒体貸出し機50は、遊技機10’の払出し装置から遊技媒体を払い出すか、又は貯留装置に貯留するように制御する。
【0101】
さらに、遊技媒体の貸出し後、遊技媒体貸出し機50の管理情報送信手段56は、管理コンピュータ40に、貸し出した遊技媒体の数量等に関する管理情報を送信する。
管理コンピュータ40の管理情報受信・格納手段43は、この管理情報を受信し、所定の記憶装置に格納する。
【0102】
(2)遊技媒体貸出し機50に電子マネーを送信することにより、遊技を行う場合
この場合は、遊技者は、携帯情報端末20’の電子マネー格納手段21に格納されている電子マネーを、電子マネー送信手段22によって遊技媒体貸出し機50に送信する。
遊技媒体貸出し機50の電子マネー受信・格納手段51は、携帯情報端末20’から送信されてきた電子マネーを受信し、格納するとともに、その電子マネーの金額を判別する。そして、判別された金額に相当する遊技媒体を、遊技媒体貸出し手段55によって貸し出す。また、管理情報送信手段56は、受け取った電子マネーの額や、貸し出した遊技媒体の数量に関する管理情報を管理コンピュータ40に送信する。管理コンピュータ40の管理情報受信・格納手段43は、この管理情報を受信し、所定の記憶装置に記憶する。
【0103】
以上の第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに第2実施形態では、遊技機10’に隣接して遊技媒体貸出し機50が設けられるので、遊技者は、遊技機10’に座ったままで、決済依頼情報を送信するか、又は電子マネーを送信して遊技媒体に交換し、遊技を行うことができる。
【0104】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)第1実施形態では、銀行サーバー60から送信されてきた決済結果情報を管理コンピュータ40によって受信し、その決済結果情報に基づいて、電子遊技媒体送信機30から電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信する場合の他、電子遊技媒体送信機30が現金や電子マネーを受け取って電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信するようにした。しかし、電子遊技媒体送信機30は、決済結果情報に基づき電子遊技媒体を送信することができれば良く、現金や電子マネーを受け取ることができるようにするかは任意である。第2実施形態も同様に、電子マネーを受け取ることができるようにするかは任意である。
【0105】
(2)電子遊技媒体送信機30の金銭媒体受付け手段31は、現金又は電子マネーを受け付けることができるようにしたが、これらの双方又はいずれか一方のみを受けることができるものであっても良い。
【0106】
(3)第1実施形態では、電子遊技媒体送信機30の識別情報照合手段35により識別情報の照合を行うようにし、第2実施形態では、遊技媒体貸出し機50の識別情報照合手段54により識別情報の照合を行うようにした。しかし、電子遊技媒体送信機30や遊技媒体貸出し機50により携帯情報端末20又は20’の識別情報を取得し、これを管理コンピュータ40に送信して、管理コンピュータ40側で識別情報の照合を行うようにしても良い。
【0107】
(4)本実施形態では、携帯情報端末20又は20’から、直接銀行サーバー60に対し、決済依頼情報を送信するようにしたが、例えば、電子遊技媒体送信機30若しくは遊技媒体貸出し機50、又は管理コンピュータ40を介して送信するようにしても良い。
例えば、携帯情報端末20又は20’から決済依頼情報を電子遊技媒体送信機30又は遊技媒体貸出し機50に送信し、電子遊技媒体送信機30又は遊技媒体貸出し機50がこの決済依頼情報を銀行サーバー60に送信しても良い。あるいは、電子遊技媒体送信機30又は遊技媒体貸出し機50から決済依頼情報をさらに管理コンピュータ40に送信し、管理コンピュータ40が銀行サーバー60に送信しても良い。
【0108】
このようにすれば、電子遊技媒体送信機30又は遊技媒体貸出し機50が決済依頼情報を受信したときに、その決済依頼情報の発信元である携帯情報端末20又は20’から識別情報を取得することができる。さらに第1実施形態では、携帯情報端末20から決済依頼情報が送信されたときは、携帯情報端末20と電子遊技媒体送信機30との通信状態を維持しておき、銀行サーバー60からの決済結果情報を受信したときに、電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信することが可能となる。よって、携帯情報端末20と電子遊技媒体送信機30との1回の通信により、決済依頼情報の送受信から、電子遊技媒体の送受信までを行うことができる。
【0109】
(5)本実施形態では、携帯情報端末20又は20’から銀行サーバー60に決済依頼情報を送信し、銀行サーバー60側で決済を実行した後、その決済結果情報を管理コンピュータ40に送信し、管理コンピュータ40が受信した決済結果情報に基づいて、電子遊技媒体送信機30から電子遊技媒体を送信するか、又は遊技媒体貸出し機50から遊技媒体を貸し出すようにした。しかし、これに限らず、最初に、電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信するか又は遊技媒体を貸し出した後に、決済が行われるようにしても良い。例えば、携帯情報端末20又は20’から管理コンピュータ40に、電子遊技媒体又は遊技媒体の貸出し依頼情報を決済依頼情報とともに送信する。そして、管理コンピュータ40が貸出し依頼情報を受信したときは、電子遊技媒体送信機30から電子遊技媒体を携帯情報端末20に送信するか、又は遊技媒体貸出し機50から遊技媒体を貸し出すようにする。同時に、管理コンピュータ40から銀行サーバー60に対して決済依頼情報を送信する。そして、決済依頼情報を受信した銀行サーバー60は、この決済依頼情報に基づき、遊技者の口座から遊技店側の口座に所定金額を振り込む決済を実行するようにしても良い。
【0110】
【発明の効果】
本発明によれば、従来のように、現金を遊技媒体に両替し、その遊技媒体を遊技機に投入する煩雑さをなくすことができる。
これにより、両替機や遊技機での現金や遊技媒体の出し入れを大幅に少なくすることができる。また、遊技者は、現金を持たない場合であっても、携帯情報端末を用いて、遊技媒体を借りることができる。
さらに請求項1の発明によれば、遊技者が希望する額の電子マネーを、遊技媒体貸出し機に容易に送信することができる。
【0111】
さらにまた、遊技機がスロットマシンである場合において、遊技者が持っている最後の遊技媒体を使用したときに、特別役に当選していることを知ったが、その特別役に入賞しなかったようなときは、例えば通常の1遊技分である3枚のメダルに相当する電子マネーを送信して3枚のメダルを受け取れば、3枚のメダルのみで、特別役を入賞させることができる。
【0112】
さらに、プリペイドカードの製造コストを削減することができるとともに、使用済のプリペイドカードが大量に出てしまうことがなくなる。
また、遊技者は、遊技機に座ったままで、電子マネーを送信して遊技媒体に両替し、遊技を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技媒体処理システムの第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明による遊技媒体処理システムの第2実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、10’ 遊技機
11 遊技制御手段
12 電子遊技媒体受信手段
13 電子遊技媒体数量読取り手段
14 遊技媒体貸出し手段
15 返信手段
16 遊技媒体貸出し内容報知手段
20、20’ 携帯情報端末
21 電子マネー格納手段
22 電子マネー送信手段
23 電子遊技媒体受信・格納手段
24 電子遊技媒体送信数量指定手段
25 電子遊技媒体送信手段
26 決済依頼情報送信手段
30 電子遊技媒体送信機
31 金銭媒体受付け手段
32 金銭媒体格納手段
33 許可情報受信手段
34 識別情報取得手段
35 識別情報照合手段
36 電子遊技媒体送信手段
37 管理情報送信手段
40 管理コンピュータ
41 決済結果情報受信・格納手段
42 許可情報送信手段
43 管理情報受信・格納手段
50 遊技媒体貸出し機
51 電子マネー受信・格納手段
52 許可情報受信手段
53 識別情報取得手段
54 識別情報照合手段
55 遊技媒体貸出し手段
56 管理情報送信手段
57 返信手段
58 遊技媒体貸出し内容報知手段
60 銀行サーバー(外部サーバー)
61 決済依頼情報受信手段
62 決済実行手段
63 決済結果情報送信手段

Claims (2)

  1. 遊技媒体の投入により、遊技を行うことができる遊技機と、
    前記遊技機ごとに設けられ、遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出し機と、
    前記遊技媒体貸出し機と通信可能な管理コンピュータと
    電子マネーを格納した携帯情報端末とを備え、
    前記管理コンピュータは、
    外部サーバーから送信されてきた決済結果情報を受信し、格納する決済結果情報受信・格納手段と、
    前記決済結果情報受信・格納手段で決済結果情報を受信したとき、受信した決済結果情報に基づいた遊技媒体の貸出し許可情報を前記遊技媒体貸出し機に送信する許可情報送信手段とを備え、
    前記遊技媒体貸出し機は、前記管理コンピュータの前記許可情報送信手段により送信されてきた貸出し許可情報に基づいて、遊技媒体を前記遊技機の貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出す遊技媒体貸出し手段を備え、
    前記携帯情報端末は、
    格納されている電子マネーのうち、送信すべき電子マネーの額を入力する操作手段と、
    前記操作手段で入力された額の電子マネーを前記遊技媒体貸出し機に送信する電子マネー送信手段と
    を備え、
    前記遊技媒体貸出し機は、前記携帯情報端末から送信されてきた電子マネーを受信する電子マネー受信手段を備え、
    前記遊技媒体貸出し機の前記遊技媒体貸出し手段は、前記電子マネー受信手段で受信した電子マネーに相当する分の遊技媒体を、前記遊技機の貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出す
    ことを特徴とする遊技媒体処理システム。
  2. 遊技媒体を電子データとした電子遊技媒体によって遊技を可能とした遊技機と、
    電子遊技媒体を携帯情報端末に送信する電子遊技媒体送信機と、
    前記電子遊技媒体送信機と通信可能な管理コンピュータとを備え、
    前記管理コンピュータは、
    外部サーバーから送信されてきた決済結果情報を受信し、格納する決済結果情報受信・格納手段と、
    前記決済結果情報受信・格納手段で決済結果情報を受信したとき、受信した決済結果情報に基づいた電子遊技媒体の送信許可情報を前記電子遊技媒体送信機に送信する許可情報送信手段とを備え、
    前記電子遊技媒体送信機は、前記管理コンピュータの前記許可情報送信手段により送信されてきた送信許可情報に基づいて、所定の携帯情報端末に電子遊技媒体を送信する電子遊技媒体送信手段を備え、
    前記遊技機は、
    携帯情報端末から送信されてきた電子遊技媒体を受信する電子遊技媒体受信手段と、
    前記電子遊技媒体受信手段で受信した電子遊技媒体の数量を読み取る電子遊技媒体数量読取り手段と、
    前記電子遊技媒体数量読取り手段の読取り結果に基づいて、その電子遊技媒体の数量に相当する遊技媒体を、貯留装置に貯留するか又は払出し装置から払い出す遊技媒体貸出し手段とを備える
    ことを特徴とする遊技媒体処理システム。
JP2000216903A 2000-07-18 2000-07-18 遊技媒体処理システム Expired - Fee Related JP4582560B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000216903A JP4582560B2 (ja) 2000-07-18 2000-07-18 遊技媒体処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000216903A JP4582560B2 (ja) 2000-07-18 2000-07-18 遊技媒体処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002028345A JP2002028345A (ja) 2002-01-29
JP4582560B2 true JP4582560B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=18712090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000216903A Expired - Fee Related JP4582560B2 (ja) 2000-07-18 2000-07-18 遊技媒体処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4582560B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224423A (ja) * 2000-12-01 2002-08-13 Sankyo Kk 遊技用記録媒体発行装置
JP2006006472A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Takeya Co Ltd 遊技機制御システム
JP4675116B2 (ja) * 2005-02-02 2011-04-20 株式会社三共 電子マネーシステム、および、電子マネー遊技使用装置
JP4550606B2 (ja) * 2005-02-02 2010-09-22 株式会社三共 電子マネーシステム、サービス提供用サーバ、携帯端末、電子マネーサービスプログラム、および、電子マネーアプリケーションプログラム
JP2006288748A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Glory Ltd 遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法
JP4782182B2 (ja) * 2008-10-17 2011-09-28 株式会社藤商事 遊技機及びその外部機器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1015225A (ja) * 1996-06-27 1998-01-20 Sophia Co Ltd 遊技管理システム
JPH11342256A (ja) * 1998-06-03 1999-12-14 Ace Denken:Kk 遊技媒体貸出装置
JP2002078954A (ja) * 2000-06-28 2002-03-19 Takasago Electric Ind Co Ltd 遊技媒体貸出システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1015225A (ja) * 1996-06-27 1998-01-20 Sophia Co Ltd 遊技管理システム
JPH11342256A (ja) * 1998-06-03 1999-12-14 Ace Denken:Kk 遊技媒体貸出装置
JP2002078954A (ja) * 2000-06-28 2002-03-19 Takasago Electric Ind Co Ltd 遊技媒体貸出システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002028345A (ja) 2002-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5158638B2 (ja) 情報記録媒体管理システム
JP2015039587A (ja) 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法
JP2013013602A (ja) 遊技システム、各台装置及び遊技媒体貸出方法
US20060205495A1 (en) Gaming management system
JP2013102810A (ja) 遊技システム及び遊技媒体管理方法
JP4582560B2 (ja) 遊技媒体処理システム
JP6296771B2 (ja) 各台装置及び有価価値管理方法
JP4582559B2 (ja) 遊技媒体処理システム
JP2017000619A (ja) 遊技用装置
JP6555772B2 (ja) 各台装置、遊技システム及び遊技管理方法
JP2002066077A (ja) 遊技ホールシステム
JP4464699B2 (ja) 遊技媒体貸出システム
JP2005058369A (ja) 遊技用システム
JP6261024B2 (ja) 遊技管理システム
JP2004222979A (ja) 遊技媒体貸出装置
JP7280599B2 (ja) 情報管理システム及び端末装置
JP7145724B2 (ja) 各台装置及び遊技管理方法
JP7282716B2 (ja) チケット認証システム
JP2012228440A (ja) 遊技システム及び会員用記録媒体処理方法
JP7466343B2 (ja) 遊技管理システム及び遊技管理方法
JP4289847B2 (ja) 遊技機及び遊技装置
JP6257937B2 (ja) 遊技用システム、遊技用装置、及び、遊技用処理装置
JP4903331B2 (ja) 遊技用システム
JP2023082841A (ja) 遊技場管理システム
JP2024003514A (ja) 遊技場管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees