JPH11341402A - 前枠とバックカバーの固定装置 - Google Patents
前枠とバックカバーの固定装置Info
- Publication number
- JPH11341402A JPH11341402A JP14082298A JP14082298A JPH11341402A JP H11341402 A JPH11341402 A JP H11341402A JP 14082298 A JP14082298 A JP 14082298A JP 14082298 A JP14082298 A JP 14082298A JP H11341402 A JPH11341402 A JP H11341402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front frame
- back cover
- outer peripheral
- outer circumferential
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】テレビジョン受信機等の前枠とバックカバーの
固定に際し、ねじ締め後の状態においても、バックカバ
ーが前枠よりも出っ張ることの無い前枠とバックカバー
の固定装置を提供する。 【解決手段】外周側壁部2とタッピングボスを有する前
枠4と、外周フランジ部5とねじ7を取りつける穴を有
するバックカバー1、及びねじで構成される。
固定に際し、ねじ締め後の状態においても、バックカバ
ーが前枠よりも出っ張ることの無い前枠とバックカバー
の固定装置を提供する。 【解決手段】外周側壁部2とタッピングボスを有する前
枠4と、外周フランジ部5とねじ7を取りつける穴を有
するバックカバー1、及びねじで構成される。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機等において、前枠にバックカバーをねじ締めにて取付
け固定する装置に関する。
機等において、前枠にバックカバーをねじ締めにて取付
け固定する装置に関する。
【従来の技術】従来構造における前枠とバックカバーの
固定装置を、図5から8で説明する。図5は前枠にバッ
クカバーを挿入しねじ締め前の状態を示す斜視図、図6
は図5のC−C断面図、図7は図5よりねじ締め後の状
態を示す斜視図、図8は図7のD−D断面図を示す。上
部、及び左右の外周側壁2の内側に数個のタッピングボ
ス3を配置させ一体成形した合成樹脂から成る前枠4
に、外周フランジ部5の内側に前枠4のタッピングボス
3に相当する同じ位置に同数のねじ穴6を配置し一体成
形した合成樹脂から成るバックカバー1を挿入させ、ね
じ7により固定される。このとき、前枠4の外周側壁2
とバックカバー1の外周フランジ部5の段差8は、通
常、バックカバー1の外周フランジ部5の方が0.5か
ら1mm程度低く設定されるが、ねじ締め時に発生する
トルク9の回転により、前枠4の外周側壁2が各々のタ
ッピングボス3を中心にして上下方向、あるいは左右方
向に波打ち変形10し、バックカバー1の外周フランジ
部5が前枠4の外周側壁2よりも出っ張る現象11が容
易に発生し、意匠上外観不良になる欠点があった。尚、
この様な前枠とバックカバーの固定装置に関するもの
に、例えば、実開平1−149177号公報に記載のも
のが挙げられる。
固定装置を、図5から8で説明する。図5は前枠にバッ
クカバーを挿入しねじ締め前の状態を示す斜視図、図6
は図5のC−C断面図、図7は図5よりねじ締め後の状
態を示す斜視図、図8は図7のD−D断面図を示す。上
部、及び左右の外周側壁2の内側に数個のタッピングボ
ス3を配置させ一体成形した合成樹脂から成る前枠4
に、外周フランジ部5の内側に前枠4のタッピングボス
3に相当する同じ位置に同数のねじ穴6を配置し一体成
形した合成樹脂から成るバックカバー1を挿入させ、ね
じ7により固定される。このとき、前枠4の外周側壁2
とバックカバー1の外周フランジ部5の段差8は、通
常、バックカバー1の外周フランジ部5の方が0.5か
ら1mm程度低く設定されるが、ねじ締め時に発生する
トルク9の回転により、前枠4の外周側壁2が各々のタ
ッピングボス3を中心にして上下方向、あるいは左右方
向に波打ち変形10し、バックカバー1の外周フランジ
部5が前枠4の外周側壁2よりも出っ張る現象11が容
易に発生し、意匠上外観不良になる欠点があった。尚、
この様な前枠とバックカバーの固定装置に関するもの
に、例えば、実開平1−149177号公報に記載のも
のが挙げられる。
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ねじ
締め後の意匠上の外観劣化については考慮されておら
ず、バックカバーの外周フランジ部が前枠の外周側壁よ
りも出っ張る恐れがあった。本発明の目的は、ねじ締め
後においてもバックカバーの外周フランジ部が前枠の外
周側壁よりも出っ張ることが無く、外観不良の無い意匠
上信頼性の高い、前枠とバックカバーの固定装置を提供
することにある。
締め後の意匠上の外観劣化については考慮されておら
ず、バックカバーの外周フランジ部が前枠の外周側壁よ
りも出っ張る恐れがあった。本発明の目的は、ねじ締め
後においてもバックカバーの外周フランジ部が前枠の外
周側壁よりも出っ張ることが無く、外観不良の無い意匠
上信頼性の高い、前枠とバックカバーの固定装置を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は前枠の外周側壁がバックカバーの外周フラ
ンジ部を覆い被す構造とした。
に、本発明は前枠の外周側壁がバックカバーの外周フラ
ンジ部を覆い被す構造とした。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1から
4を用いて説明する。図1は前枠にバックカバーを挿入
しねじ締め前の状態を示す斜視図、図2は図1のA−A
断面図、図3は図1よりねじ締め後の状態を示す斜視
図、図4は図3のB−B断面図を示す。バックカバー1
の外周フランジ部5よりわずかに外側に大きく、その外
周フランジ部5を覆いかぶす様に設定した上部、及び左
右の外周側壁2と、その外周側壁2の内側に数個のタッ
ピングボス3を有する合成樹脂から成る前枠4に、外周
フランジ部5と前枠4のタッピングボス3に相当する同
位置に同数のねじ穴6を持つ合成樹脂から成るバックカ
バー1に挿入して、ねじ7により固定される。本実施例
によれば、ねじ締め時に発生するトルク9の回転によ
り、前枠4の上部、あるいは左右の外周側壁2が各々の
タッピングボス3を中心に上下方向、あるいは左右方向
に波打ち変形10しても、バックカバー1の外周フラン
ジ部2が前枠4の外周側壁2よりも出っ張る11ことが
無く、外観不良の無い意匠上信頼性の高い、前枠とバッ
クカバーの固定装置ができる。
4を用いて説明する。図1は前枠にバックカバーを挿入
しねじ締め前の状態を示す斜視図、図2は図1のA−A
断面図、図3は図1よりねじ締め後の状態を示す斜視
図、図4は図3のB−B断面図を示す。バックカバー1
の外周フランジ部5よりわずかに外側に大きく、その外
周フランジ部5を覆いかぶす様に設定した上部、及び左
右の外周側壁2と、その外周側壁2の内側に数個のタッ
ピングボス3を有する合成樹脂から成る前枠4に、外周
フランジ部5と前枠4のタッピングボス3に相当する同
位置に同数のねじ穴6を持つ合成樹脂から成るバックカ
バー1に挿入して、ねじ7により固定される。本実施例
によれば、ねじ締め時に発生するトルク9の回転によ
り、前枠4の上部、あるいは左右の外周側壁2が各々の
タッピングボス3を中心に上下方向、あるいは左右方向
に波打ち変形10しても、バックカバー1の外周フラン
ジ部2が前枠4の外周側壁2よりも出っ張る11ことが
無く、外観不良の無い意匠上信頼性の高い、前枠とバッ
クカバーの固定装置ができる。
【発明の効果】本発明によれば、ねじ締めトルクの回転
により外周側壁が変形しやすい前枠でも、バックカバー
が前枠よりも出っ張ることが無い。
により外周側壁が変形しやすい前枠でも、バックカバー
が前枠よりも出っ張ることが無い。
【図1】本発明のねじ締め前の状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1よりねじ締め後の状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】従来構造のねじ締め前の状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】図5よりねじ締め後の状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図7のD−D断面図である。
1…バックカバー、 2…外周側壁、 3…タッ
ピングボス、4…前枠、 5…外周フラン
ジ、 6…ねじ穴、7…ねじ、 8…前枠と
バックカバーの段差、9…ねじ締めトルク、10…波打
ち変形、 11…バックカバーの出っ張り。
ピングボス、4…前枠、 5…外周フラン
ジ、 6…ねじ穴、7…ねじ、 8…前枠と
バックカバーの段差、9…ねじ締めトルク、10…波打
ち変形、 11…バックカバーの出っ張り。
Claims (1)
- 【請求項1】外周側壁の内側に数個のタッピングボスを
一体成形した合成樹脂から成る前枠に、外周フランジ部
の内側に前枠と同位置に同数のねじ穴を一体成形した合
成樹脂から成るバックカバーをねじ締めにて取付け固定
する装置において、前記前枠の外周側壁がバックカバー
の外周フランジ部を覆いかぶす構造にしたことを特徴と
する前枠とバックカバーの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14082298A JPH11341402A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 前枠とバックカバーの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14082298A JPH11341402A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 前枠とバックカバーの固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11341402A true JPH11341402A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15277537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14082298A Pending JPH11341402A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 前枠とバックカバーの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11341402A (ja) |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14082298A patent/JPH11341402A/ja active Pending
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