JPH11341147A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11341147A
JPH11341147A JP16140798A JP16140798A JPH11341147A JP H11341147 A JPH11341147 A JP H11341147A JP 16140798 A JP16140798 A JP 16140798A JP 16140798 A JP16140798 A JP 16140798A JP H11341147 A JPH11341147 A JP H11341147A
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JP
Japan
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user
telephone
message
telephone number
answering machine
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JP16140798A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Ouchi
哲也 大内
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からかかってきた電話が誰宛の電話であ
るかを自動的に判別し、利用者毎に異なるOGM出力や
ICM録音を可能にする。 【解決手段】 外部から着信したとき、発信者番号を検
索キーとして、EEPROM17内のグループ別電話帳登
録エリア17c に登録されている電話番号を検索し(S33
0)、一致するものがあったときは(S340:YES)、その
電話番号が登録されていたグループのグループ名をグル
ープ名エリア17a から読み出してLCD71に表示すると
共に、複数のLED73の内でグループ番号に対応するも
のを点滅させる(S350)。続いて、発信者番号と一致す
る電話番号が登録されていたグループ用のOGMを、R
AM15内のOGMエリア15c から読み出して相手先に送
出し(S360)、このOGMに応じて相手先が話したメッ
セージを、RAM15内のICMエリア15d 内の該当する
グループのICMエリアに録音する(S370)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話装置に係り、
詳しくは、外部から電話がかかってきたときに相手先の
電話番号を識別する相手先電話番号識別手段を有する電
話装置及び、これに加えて留守番電話機能を有する電話
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、外部から電話がかかってきたとき
に、電話をかけてきた相手先の電話番号を識別してディ
スプレイ表示する「ナンバーディスプレイサービス」に
対応した電話装置が実用化されている。この電話装置に
よれば、ディスプレイに表示された電話番号から相手先
を判断することができ、電話に出る前に相手を知ること
ができるという利点がある。
【0003】また、従来より、留守中に電話がかかって
きたときに、相手先に応答メッセージを出力し、相手先
からの用件メッセージを録音しておく留守番電話機能を
有する電話装置が多数存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ナンバーディスプレイサービスは相手先の電話番号を表
示するだけなので、相手先を知ることはできても誰宛の
電話であるかを直ちに判別することができないという問
題がある。
【0005】また、従来の留守番電話機能付きの電話装
置では、例えば留守中に家族のそれぞれにかかってきた
電話に対して、誰宛であろうとも同じ応答メッセージが
出力され、誰宛の電話かを区別することなく用件メッセ
ージの録音が行われている。このため、家族で同じ電話
機を共用している一般的な家庭においては、留守中に自
分宛の電話があったか否かは、全ての用件メッセージを
再生してみないと分からないという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、外部からかかってきた
電話が誰宛の電話であるかを自動的に判別する機能を有
する電話装置を提供することを第1の目的とし、さら
に、かかる機能を利用して、相手先に対応した留守番応
答処理を行い得る電話装置を提供することを第2の目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる第1の目的を達成
するためになされた請求項1の電話装置は、外部から電
話がかかってきたときに相手先の電話番号を識別する相
手先電話番号識別手段を有する電話装置であって、前記
電話装置を共用する複数の利用者について、個々の利用
者に対応付けて相手先の電話番号を登録しておく利用者
別電話番号登録手段と、外部から電話がかかってきたと
きは、前記相手先電話番号識別手段によって相手先の電
話番号を識別し、該識別した電話番号に基づいて前記利
用者別電話番号登録手段の登録内容を検索し、該当する
電話番号を登録している利用者を特定することにより、
当該電話装置を共用する者の内、誰宛の電話であるかを
特定する受信者特定手段と、該受信者特定手段の特定結
果に基づいて、誰宛の電話であるかを出力する受信者出
力手段とを備えている。
【0008】この請求項1の電話装置によれば、この電
話装置を共用している複数の利用者は、予め、自分宛に
電話をかけてくる友人等の電話番号を利用者別電話番号
登録手段に登録しておく。すると、外部から電話がかか
ってきたときは、相手先電話番号識別手段が識別した相
手先の電話番号に基づき、受信者特定手段が利用者別電
話番号登録手段の登録内容を検索し、該当する電話番号
を登録している利用者を特定することにより、当該電話
装置を共用する者の内、誰宛の電話であるかを特定す
る。そして、受信者出力手段が、この特定結果に基づい
て、誰宛の電話であるかを出力する。出力の方法として
は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等を備えてい
る場合には当該ディスプレイに表示する様にしてもよい
し、誰宛の電話であるかを音声出力する様に構成しても
構わない。この結果、外部から電話がかかってきたとき
に、電話に出る前に誰宛の電話であるかを知ることがで
きる。
【0009】また、上記第2の目的を達成するためにな
された請求項2の電話装置は、外部から電話がかかって
きたときに相手先の電話番号を識別する相手先電話番号
識別手段を有すると共に、留守番電話機能を設定するこ
とにより、留守中に外部からかかってきた電話の相手先
に対して応答メッセージを出力すると共に電話をかけて
きた相手からの用件メッセージを録音する留守番電話機
能を設定することのできる電話装置であって、前記電話
装置を共用する複数の利用者について、個々の利用者に
対応付けて相手先の電話番号を登録しておく利用者別電
話番号登録手段と、前記電話装置を共用する複数の利用
者について、留守番電話機能設定時に相手先に出力すべ
き応答メッセージを個々の利用者に対応付けて記憶して
おく利用者別応答メッセージ記憶手段と、前記電話装置
を共用する複数の利用者について、留守番電話機能設定
時に相手先からの用件メッセージを個々の利用者に対応
付けて録音しておく利用者別用件メッセージ録音手段
と、外部から電話がかかってきたときは、前記相手先電
話番号識別手段によって相手先の電話番号を識別し、該
識別した電話番号に基づいて前記利用者別電話番号登録
手段の登録内容を検索し、該当する電話番号を登録して
いる利用者を特定することにより、当該電話装置を共用
する者の内、誰宛の電話であるかを特定する受信者特定
手段と、留守番電話機能がオン状態に設定されていると
きは、前記受信者特定手段の特定結果に基づいて、前記
利用者別応答メッセージ記憶手段から該当する利用者の
応答メッセージを読み出して相手先に出力すると共に、
前記利用者別用件メッセージ録音手段内に相手先からの
用件メッセージを該当する利用者と対応付けて録音する
留守番応答制御手段とを備えている。
【0010】この請求項2の電話装置によれば、請求項
1の電話装置と同様に、利用者別電話番号登録手段に対
して、個々の利用者ごとに自分宛にかかってくるであろ
う相手先の電話番号を登録しておく。また、各利用者
は、利用者別応答メッセージ記憶手段に対して、自分宛
に電話がかかってきたときの留守番応答メッセージをそ
れぞれ記憶させておく。すると、留守番電話機能が設定
されているときに外部から電話がかかってきたときは、
相手先電話番号識別手段が識別した相手先の電話番号に
基づき、受信者特定手段が利用者別電話番号登録手段の
登録内容を検索し、該当する電話番号を登録している利
用者を特定することにより、当該電話装置を共用する者
の内、誰宛の電話であるかを特定する。そして、留守番
応答制御手段は、受信者特定手段による特定結果に基づ
いて、利用者別応答メッセージ記憶手段から該当する利
用者の応答メッセージを読み出して相手先に出力すると
共に、利用者別用件メッセージ録音手段内に相手先から
の用件メッセージを該当する利用者と対応付けて録音す
る。この結果、誰宛の電話であるかに応じて異なる応答
メッセージを出力することができると共に、留守中にか
かってきた電話による用件メッセージを利用者毎に録音
しておくことができる。よって、例えば、家族で旅行に
出かけたりした場合に、旅行中にかかってきた電話の用
件を、家族のそれぞれが自分のものだけを後で抽出して
再生することができる様になる。
【0011】また、同じく第2の目的を達成するために
なされた請求項3の電話装置は、外部から電話がかかっ
てきたときに相手先の電話番号を識別する相手先電話番
号識別手段を有すると共に、留守番電話機能を設定する
ことにより、留守中に外部からかかってきた電話の相手
先に対して応答メッセージを出力すると共に電話をかけ
てきた相手からの用件メッセージを録音する留守番電話
機能を設定することのできる電話装置であって、前記電
話装置を共用する複数の利用者ごとに、相手先の電話番
号を登録しておく利用者別電話番号登録領域を有する利
用者別電話番号登録手段と、前記電話装置を共用する複
数の利用者ごとに、留守番電話機能をオン状態又はオフ
状態に設定することができる利用者別留守番電話機能設
定手段と、前記電話装置を共用する複数の利用者ごと
に、留守番電話機能をオン状態に設定したときに相手先
に出力すべき応答メッセージを記憶しておく利用者別応
答メッセージ記憶領域を有する利用者別応答メッセージ
記憶手段と、前記電話装置を共用する複数の利用者ごと
に、留守番電話機能をオンに設定した状態のときに相手
先からの用件メッセージを録音しておく利用者別用件メ
ッセージ録音領域を有する利用者別用件メッセージ録音
手段と、外部から電話がかかってきたときは、前記相手
先電話番号識別手段によって相手先の電話番号を識別
し、該識別した電話番号に基づいて前記利用者別電話番
号登録手段の登録内容を検索し、該当する電話番号を登
録している利用者を特定することにより、当該電話装置
を共用する者の内、誰宛の電話であるかを特定する受信
者特定手段と、前記受信者特定手段の特定結果に基づい
て、前記利用者別留守番電話機能設定手段の設定状態を
判別し、該当する利用者について留守番電話機能がオン
状態に設定されているときは、前記利用者別応答メッセ
ージ記憶手段内の該当する利用者別応答メッセージ記憶
領域から応答メッセージを読み出して相手先に出力する
と共に、相手先からの用件メッセージを前記利用者別用
件メッセージ録音手段内の該当する利用者別用件メッセ
ージ録音領域に録音する留守番応答制御手段とを備えて
いる。
【0012】この請求項3の電話装置によれば、利用者
別留守番電話機能設定手段を操作することにより、例え
ば、家族のそれぞれが、留守中に自分宛の電話がかかっ
てきたときに留守番電話機能が起動される様に利用者ご
との機能設定を行うことができる。そして、外部から電
話がかかってきたときには、請求項2の電話装置と同様
に、受信者特定手段が誰宛の電話であるかを特定し、こ
の特定結果に基づいて、利用者別電話機能設定手段の設
定状態を判別し、留守番電話機能をオン状態に設定して
いる利用者宛の電話であるときは、利用者別応答メッセ
ージ記憶手段内の該当する利用者別応答メッセージ記憶
領域から応答メッセージを読み出して相手先に出力する
と共に、相手先からの用件メッセージを利用者別用件メ
ッセージ録音手段内の該当する利用者別用件メッセージ
録音領域に録音する。この結果、留守にしている家族に
代わって、在宅中の家族が電話に応答しなくてもよくな
ると共に、帰宅した家族は、自分用の用件メッセージ録
音領域に録音されている用件メッセージを再生すること
により、伝聞によらず、直に、用件を聞くことができ
る。また、この請求項3の電話装置によれば、利用者別
電話番号登録手段、利用者別応答メッセージ記憶手段及
び利用者別用件メッセージ録音手段が、それぞれ、利用
者別電話番号登録領域、利用者別応答メッセージ記憶領
域及び利用者別用件メッセージ録音領域を有する構成を
採用することにより、各自が電話番号や応答メッセージ
の登録、記憶を行うときに間違えることがなく、また、
留守中にかかってきた自分宛の電話の用件メッセージを
容易に抽出して再生することができる。
【0013】ここで、請求項4の電話装置の様に、請求
項2又は請求項3記載の電話装置において、前記電話装
置を共用する複数の利用者の中から利用者を指定するこ
とにより、前記利用者別用件メッセージ録音手段内の当
該指定された利用者について録音されている用件メッセ
ージを抽出して再生する利用者別用件メッセージ再生手
段を備える様にしておくとよい。かかる構成を採用する
ことにより、自分宛の用件メッセージを容易に抽出して
再生することができるからである。
【0014】また、請求項5の電話装置の様に、これら
請求項2〜請求項4のいずれか記載の電話装置におい
て、前記受信者別留守番応答制御手段によって用件メッ
セージが録音されている利用者を出力する用件メッセー
ジ録音状態出力手段を備える様にしておくとよい。かか
る構成を採用することにより、外出先から帰宅したとき
に、用件メッセージ録音状態出力手段の表示内容を見れ
ば、留守中に自分宛の電話があり、用件メッセージが録
音されているということを容易に確認することができる
からである。なお、ここでも誰宛の要件メッセージが録
音されているかの出力方法としては、LCDに名前を表
示する様にしてもよいし、留守番機能を解除したときに
誰宛の要件メッセージが録音されているかを音声で出力
する様にしてもよい。
【0015】また、請求項6の電話装置の様に、これら
請求項2〜請求項5のいずれか記載の電話装置におい
て、留守番電話機能がオン状態に設定されているとき
に、前記受信者特定手段によっては誰宛の電話かが特定
できなかった場合に相手先に出力すべき共通の応答メッ
セージを記憶しておく共通応答メッセージ記憶手段と、
留守番電話機能がオン状態に設定されているときに、前
記受信者特定手段によっては誰宛の電話かが特定できな
かった場合に相手先からの用件メッセージを録音してお
く共通用件メッセージ録音手段と、留守番電話機能がオ
ン状態に設定されているときに前記受信者特定手段によ
っては誰宛の電話かが特定できなかった場合には、前記
共通応答メッセージ記憶手段から応答メッセージを読み
出して相手先に出力すると共に、前記共通用件メッセー
ジ録音手段内に相手先からの用件メッセージを録音する
受信者判別不能時留守番応答制御手段とを備える様にす
るとよい。かかる構成を採用することにより、利用者の
誰についても電話番号が登録されていない相手先からの
電話が留守中にあったときに、適切に応答及び用件の録
音を実行することができるからである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面に従って説明する。本実施の形態は、留守番電
話機能(以下、省略して「留守電」という用い方もす
る。)を有すると共に、ファクシミリ通信機能やコピー
機能等を備えた多機能型の電話装置1に関するもので、
図1に示す様に、主要な構成要素として、CPU11、
ROM13、RAM15、EEPROM17、操作パネ
ル部19、ディスプレイ部21、スキャナ部23、プリ
ンタ部25、モデム27、NCU29及び符号・復号器
31を備えている。
【0017】CPU11は、この電話装置1における各
種機能を実現するための制御処理を実行する。ROM1
3は、このCPU11が実行する制御プログラム等を予
め記憶させておくためのものである。RAM15は、C
PU11が各種制御処理を実行する場合のワークエリア
や、留守番電話機能設定時の応答メッセージ(以下、
「OGM(Out Going Message)」と
いう。)及び用件メッセージ(以下、「ICM(In
Comming Message)」という。)を録音
するためのエリアや、ファクシミリ送受信データの記憶
エリア等に使用される。EEPROM17は、特に、こ
の電話装置1を共用する複数の利用者が、それぞれ自分
用の電話帳等の情報を登録しておいたり、後述する様
に、留守番電話機能をオン状態又はオフ状態に設定する
際に用いられる。操作パネル部19は、本装置1を用い
て外部へ電話をかける際の電話番号の入力や、上述の様
に、EEPROM17に電話帳登録等を行う処理や、機
能選択処理などを実行する際の入力手段として用いられ
る。ディスプレイ部21は、ナンバーディスプレイサー
ビスに対応した相手先電話番号の表示や、本装置1を使
用するに当たって、ファクシミリ送信機能を起動させた
りする際の機能選択用の表示や、各種メッセージ等の表
示に用いられる。スキャナ部23は、本装置1によりフ
ァクシミリ送信を行ったりコピーを行ったりする場合に
原稿を読み取るために設けられている。プリンタ部25
は、外部から受信したファクシミリデータを記録紙に印
字出力したり、あるいは、スキャナ部23で読み取った
原稿の画像データを記録紙に印字出力するコピー機能を
実行するために備えられている。モデム27及びNCU
29は、一般電話回線を介して外部との通話やファクシ
ミリ送受信を行うために備えられている。符号・復号器
31は、ファクシミリ送信に当たってスキャナ部23で
読み取った画像データをG3圧縮形式等のファクシミリ
送信用のデータ形式に符号化したり、逆にファクシミリ
受信した圧縮形式の画像データをプリンタ出力可能な形
式のデータに復号化するために設けられている。
【0018】図2は、上述の操作パネル部19及びディ
スプレイ部21を具体的に示すものである。操作パネル
部19には、主要なキーとして、電話番号の入力等に使
用する「0」〜「9」、「*」及び「#」の12個のテ
ンキー41、電話帳登録等の際に登録エリアを指定する
ための5個の登録エリア指定キー43、本装置1を用い
てファクシミリ送信等を行ったりコピーを行ったりする
ための機能設定や電話帳登録等の各種処理を開始する際
に操作するファンクションキー45、このファンクショ
ンキー45等を用いて機能設定等を行う際に設定条件を
確定させるためのセットキー47、逆に処理の中断を指
令するためのストップキー49、ファンクションキー4
5によって機能設定状態にしたときに機能の選択を実行
したりコピーモードやファクシミリモードでの原稿濃度
を設定したり通話中の音量を増減したりするための2個
のカーソルキー51、OGMの録音を行う際に操作する
録音キー53、OGMやICMとして録音されているメ
ッセージを消去する際に操作する消去キー55、ICM
として録音されているメッセージの再生やファクシミリ
受信データの出力を指令するための再生/出力キー5
7、留守番電話機能を設定するための留守電キー59、
ファクシミリ送信に当たって処理の開始を指令するため
のスタートキー61、コピーモードでコピー開始を指令
するためのコピーキー63、登録エリア指定キー43に
よる登録エリアの指定等を行う際に操作するキーメール
キー65等の多数の操作キーを備えている。
【0019】なお、この他にも、ファクシミリ送信等の
際に解像度を切り換える画質キー、時間指定等を行って
ファクシミリ送信を行ったりするためのメモリ送信キ
ー、コピーモードでの拡大/縮小を切り換えるための拡
大/縮小キー、通話中に保留モードを起動させる保留キ
ー、電話番号入力前に押下することで直前にかけた相手
先の電話番号を入力するリダイヤル機能を実行させると
共に電話番号等の入力を開始してから押下することによ
り区切りを入力する機能を受け持つリダイヤル/ポーズ
キー、通話中に押下することでキャッチホン機能を指令
すると共に電話をかける前に押下することで短縮ダイヤ
ル入力モードを起動するキャッチ/短縮キー、電話帳登
録内容を確認する際に押下する電話帳キー、通話中に押
下することでスピーカーから相手の音声を出力させるた
めのスピーカーホーンキーなど、各キーの近傍に記載さ
れている機能を実行させるための多数のキーが備えられ
ている。
【0020】また、ディスプレイ部21としては、入力
した電話番号やナンバーディスプレイサービスに対応し
た相手先の電話番号や機能選択等における各種の表示を
実行するためのLCD71、登録エリア指定キー43に
対応する5個のLED73、ICMが録音されているこ
とを表示するためのLED75及びファックス受信デー
タの存在を表示するためのLED77が備えられてい
る。
【0021】EEPROM17には、図3に示す様に、
本装置1を共用する複数の利用者が、登録エリア指定キ
ー43に対応した登録エリアを使用できる様に、グルー
プ名エリア17aと、留守電設定エリア17bと、グル
ープ別電話帳登録エリア17cとが確保されている。グ
ループ名エリア17aは、5個の登録エリア指定キー4
3に対応したグループ1〜グループ5の5個のエリアに
よって構成されており、それぞれに利用者の名前を登録
できる様になっている。留守電設定エリア17bは、グ
ループ名登録エリア17aの各グループに対応して留守
番電話機能を個々にオン状態又はオフ状態に設定してお
くための5個のエリアによって構成されている。グルー
プ別電話帳登録エリア17cも、グループ1〜グループ
5のそれぞれ様に5個に区別された登録領域によって構
成されており、各登録領域は複数の電話番号と名前とを
対応付けて登録できる様に構成されている。
【0022】RAM15には、図4に示す様に、ファク
シミリ通信やコピーに際して画像データを格納するため
の画像データ格納エリア15aと、留守番電話機能に対
応して音声を録音しておくための音声データ格納エリア
15bとが確保されている。音声データ格納エリア15
bは、さらに、留守番電話機能をオン状態としたときに
相手先に伝えるためのメッセージを録音しておくOGM
エリア15cと、逆に相手先からメッセージを録音して
おくためのICMエリア15dとに分かれている。そし
て、OGMエリア15cは、EEPROM17のグルー
プ名エリア17aに確保されているグループ1〜グルー
プ5のそれぞれについて異なるOGMを録音するための
5個のグループ別OGMエリアと、1個の共通OGMエ
リアとからなる6個のエリアに分かれている。ICMエ
リア15dも、EEPROM17のグループ名エリア1
7aに確保されているグループ1〜グループ5のそれぞ
れに対応するICMを録音するための5個のグループ別
ICMエリアと、1個の共通ICMエリアとからなる6
個のエリアに分かれている。
【0023】つぎに、CPU11の実行する制御処理の
内、主要な処理の内容についてフローチャートを参照し
つつ説明する。まず、この電話装置1を利用する際に、
最初に実行しておくグループ名登録処理について図5の
フローチャートを参照しつつ説明する。このグループ名
登録処理は、例えば、ファンクションキー45を押下
し、続いてキーメールキー65を押下することによっ
て、LCD71にグループ名登録や電話帳登録といった
メニューを表示させた上で、カーソルキー51の操作に
よってグループ名登録モードを選択し、セットキー47
を押下するといった操作をすることによって起動され
る。
【0024】本処理が起動されると、まず、「グループ
を選択して下さい。」といった様にLCD71に所定の
メッセージを表示してグループの選択を待つ状態となる
(S10)。この状態において、グループ1〜グループ
5に対応する5個の登録エリア指定キー43のいずれか
が押下されると次のステップに移行し、登録エリア指定
キー43によって指定されたグループの番号を選択グル
ープ番号としてRAM15内のワークエリアに格納する
(S20)。続いて、「グループ名を入力して下さ
い。」というメッセージをLCD71に表示してグルー
プ名の入力を待つ状態となる(S30)。グループ名と
しては、テンキー41中の数字キーの組み合わせにより
カタカナで利用者の名前を入力することができる様にな
っている。この状態において、利用者は、テンキー41
を押下してグループ名を入力する操作を行うことにな
る。この間、利用者がテンキー41を操作してカタカナ
を1文字ずつ指定する度に、対応する文字がLCD71
に表示される。利用者は、この表示を見ながら自己の名
前等をグループ名として入力し、最後にセットキー47
を押下して確定させる。このセットキー47の押下があ
ると、S30のグループ名入力待ちの状態から次のステ
ップへ移行し、RAM15のワークエリアに格納したグ
ループ番号に応じて、EEPROM17のグループ名エ
リア17aの対応するエリアにグループ名を格納する
(S40)。以上の操作によって、グループ名登録が完
了する。なお、S10,S30の待機状態において、ス
トップキー49が押下されると、グループ名登録を行う
ことなく本処理を中止する。
【0025】つぎに、電話帳登録処理について図6のフ
ローチャートを参照しつつ説明する。
【0026】この処理も、グループ名登録処理の起動と
同様に、ファンクションキー41、キーメールキー6
5、カーソルキー45及びセットキー47の操作によっ
てメニュー選択を経て起動され、まず、LCD71に
「グループを選択して下さい。」といったメッセージを
表示してグループの選択を待つ状態となる(S11
0)。そして、グループ1〜グループ5に対応する5個
の登録エリア指定キー43のいずれかが押下されると次
のステップに移行し、登録エリア指定キー43によって
指定されたグループの番号を選択グループ番号としてR
AM15内のワークエリアに格納する(S120)。続
いて、「電話番号を入力して下さい。」というメッセー
ジをLCD71に表示して電話番号の入力を待つ状態と
なる(S130)。この状態において、利用者は、テン
キー41を押下して電話番号を入力する操作を行うこと
になる。この間、利用者がテンキー41から入力した数
字がLCD71に表示される。利用者は、この表示を見
ながら電話番号を入力し、最後にセットキー47を押下
して確定させる。このセットキー47の押下があると、
S130の電話番号入力待ちの状態から次のステップへ
移行し、S120で格納したグループ番号に応じて、E
EPROM17のグループ別電話帳エリア17cの対応
するエリアに電話番号を格納する(S140)。続い
て、「名前を入力して下さい。」というメッセージをL
CD71に表示して先に入力した電話番号の相手先を表
す名前の入力を待つ状態となる(S150)。この状態
においても、利用者は、テンキー41の操作に応じてL
CD71に1文字ずつカタカナを表示させながら名前の
入力を行い、最後にセットキー47を押下して確定させ
る。このセットキー47の押下があると、S150の名
前入力待ちの状態から次のステップへ移行し、RAM1
5のワークエリアに格納したグループ番号に応じて、E
EPROM17のグループ別電話帳エリア17cの対応
するエリアに名前を格納する(S160)。以上の操作
を繰り返し実行することによって、各利用者は、各自の
友人等の電話番号と名前を自己の電話帳登録エリア17
c内に登録していく。なお、S110,S130,S1
50の各待機状態において、ストップキー49が押下さ
れると、以後の処理を行うことなく本処理を抜ける。
【0027】つぎに、留守番電話機能をオン状態又はオ
フ状態に設定するための留守番電話機能設定登録処理に
ついて図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0028】この処理も、グループ名登録処理の起動と
同様に、ファンクションキー41、キーメールキー6
5、カーソルキー45及びセットキー47の操作によっ
てメニュー選択を経て起動され、まず、LCD71に
「グループを選択して下さい。」といったメッセージを
表示してグループの選択を待つ状態となる(S21
0)。そして、グループ1〜グループ5に対応する5個
の登録エリア指定キー43のいずれかが押下されると次
のステップに移行し、登録エリア指定キー43によって
指定されたグループの番号を選択グループ番号としてR
AM15内のワークエリアに格納する(S220)。続
いて、「留守番電話のオン/オフを設定して下さい。」
といったメッセージと、選択されたグループに対する現
在の設定状態とをLCD71に表示して、留守番電話の
オン/オフ設定の入力を待つ状態となる(S230)。
この状態において、利用者は、カーソルキー51を操作
して留守番電話機能のオン/オフいずれかを選択し、最
後にセットキー47を押下して確定させる操作を行うこ
とになる。利用者によってオン状態が設定されると、つ
ぎに、LCD71に「OGMを録音しますか?」という
メッセージを表示して、利用者によるOGM録音の選択
を待つ状態になる(S240)。この状態において、利
用者がOGMの録音を希望する場合には、録音キー53
を押下した状態でOGM用のメッセージを話すことによ
り、本装置1に内蔵されているマイクを介して音声がR
AM15内のワークエリアに一時格納される。そして、
セットキー47押下によってOGM録音の実行が指定さ
れると、S210で選択したグループ番号に対応して、
RAM15内のワークエリアからOGMエリア15c内
の対応するエリアへとメッセージが書き込まれて録音処
理が完了する(S250)。この録音処理が完了する
と、EEPROM17の留守電設定エリア17b内の対
応するグループのエリアに対して留守番電話機能のオン
状態が設定される(S260)。
【0029】ここで、S240においてストップキー4
9が押下された場合は、S250をパスして、直ちにS
260の処理が実行される。この場合は、過去に録音さ
れていたOGMが書き換えられずにそのまま有効とな
る。例えば、出荷時に、共通OGM及びグループ1〜グ
ループ5用の各OGMに、「ただいま留守にしていま
す。後ほどお電話しますので、信号音の後に、お名前、
ご用件、お電話番号をお話し下さい。」といった様な一
般的なOGMを録音した状態としておけば、初めて留守
番電話機能をオン状態にする場合にS240でストップ
キー49が押下されたとしても、電話をかけてきた相手
に対するOGMの出力が可能である。また、以前に留守
番電話機能をオン状態にしたときに、自分固有のOGM
を録音しておけば、これがそのまま書き換えられずに有
効なものとして、相手先に対するOGMとして出力され
ることになる。
【0030】一方、S230において、留守番電話機能
がオフの状態に設定されたと判断されたときは、EEP
ROM17の留守電設定エリア17b内の対応するグル
ープのエリアに対して留守番電話機能のオフ状態が設定
される(S270)。なお、S210,S230におい
てストップキー49が押下された場合は、本処理が中止
される。なお、本実施の形態では、留守電キー59を押
下することにより、本処理を実行することなく、全部の
グループに対して、一括して留守番電話機能の設定を行
うことができる。
【0031】つぎに、留守番電話機能がオン状態に設定
されているときの着信応答処理について図8のフローチ
ャートを参照しつつ説明する。なお、図8の処理は、そ
の前提として、グループ1〜グループ5の全てについて
留守番電話機能がオン状態に設定されているものとす
る。
【0032】本処理では、まず最初に、着信があったか
否かが判断される(S310)。着信があった場合には
(S310:YES)、発信者番号を受信したか否かを
判断する(S320)。そして、発信者番号を受信した
場合には(S320:YES)、当該発信者番号を検索
キーとして、EEPROM17内のグループ別電話帳登
録エリア17c内に登録されている電話番号を検索する
処理を実行する(S330)。そして、この検索の結果
一致するものがあったか否かを判断する(S340)。
一致するものがあったときは(S340:YES)、そ
の電話番号が登録されていたグループのグループ名をグ
ループ名エリア17aから読み出してLCD71に表示
すると共に、LED73の内の該当するグループ番号に
対応するものと、音声録音ありを示すLED75を点滅
させる(S350)。続いて、受信した発信者番号と一
致する電話番号が登録されていたグループ用のOGM
を、RAM15内のOGMエリア15cから読み出して
相手先に送出する(S360)。その後、このOGMに
応じて相手先が話したメッセージを、RAM15内のI
CMエリア15d内の該当するグループのICMエリア
に録音する(S370)。
【0033】一方、S340において、S330で検索
した結果、一致するものがなかったと判断されたときは
(S340:NO)、RAM15内のOGMエリア15
cから共通OGMを読み出して相手先に送出し(S38
0)、このOGMに応じて相手先が話したメッセージ
を、RAM15内のICMエリア15d内の共通ICM
エリアに録音すると共に、音声録音ありを示すLED7
5を点滅させる(S390)。なお、発信者番号を受信
できなかったときは(S320:NO)、そのまま本処
理を終了する。ここで、発信者番号を受信できなかった
ときにはS380へ移行する様にしておいてもよい。
【0034】以上の処理により、外出先から戻ってきた
利用者は、自分宛のICMが録音されている場合には、
そのことをLED73,75の点滅状態から知ることが
できる。そして、自分宛のICMを再生したい場合に
は、キーメールキー65を押下した後に、登録エリア指
定キー43の中の自分の登録エリアのキーを押下すると
共に再生/出力キー57を押下することにより、自分宛
のICMをRAM15内の自己のICMエリアから読み
出して再生すればよい。これにより、本装置1を家族で
共用する場合に、自分宛のICMを容易に取り出して聴
くことができる。
【0035】また、誰宛かを特定できない相手先からの
ICMが録音されているときは、音声録音ありを示すL
ED75だけが点滅していることになる。この場合は、
直ちに再生/出力キー57を押下することにより、共通
ICMエリアからメッセージを読み出して聴くことがで
きる。
【0036】つぎに、グループ1〜グループ5の一部に
ついてだけ留守番電話機能がオン状態に設定されている
ときの着信応答処理について図9のフローチャートを参
照しつつ説明する。本処理のS410〜S440まで
は、上述のS310〜S330と同様である。そして、
受信した発信者番号と一致する電話番号の登録がなされ
ていると判断された場合には(S440:YES)、当
該電話番号の登録されていたグループに対する留守電設
定エリア17bがオン状態になっているか否かを判断し
(S445)、オン状態のときは(S445:YE
S)、S350〜S370と同じ内容の処理を実行する
(S450〜S470)。しかし、発信者番号と一致す
る電話番号の登録がなされているものの(S440:Y
ES)、当該電話番号の登録されていたグループに対す
る留守電設定エリア17bがオフ状態のときは(S44
5:NO)、該当するグループ名をLCD71に表示す
ると共に5個のLED73の内の該当するものの点滅を
行い(S510)、呼出音を鳴動させる(S520)。
また、S430による検索の結果、一致する電話番号の
登録がないと判断された場合は(S440:NO)、S
520の処理が行われる。
【0037】この結果、家族の一部だけが外出している
様なときには、当該外出者宛と特定できる相手先から電
話がかかってきたときにだけ留守番電話機能を有効に作
動させ、それ以外の場合には、家に残っている者が電話
に出られる様に、留守番電話機能は作動させずに呼出音
の鳴動を実行することになる。そして、家に残っている
者の内、特定の者に対してかかってきた電話であるとき
は、LCD71の表示内容とLED73の点滅状態か
ら、誰が電話に出たらよいかを知ることができる。な
お、受信した発信者番号が電話帳に登録されており、か
つ、全員が家にいて留守番電話機能が全く設定されてい
ないという場合には、S445の判定がNOとなり、L
CD71の表示内容とLED73の点滅状況により、誰
宛の電話であるかを知ることができる。特に、LED7
3の点滅を実行することにより、遠くからでも直ちに誰
宛かを知ることができる。
【0038】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の
形態を採用することができることはもちろんである。
【0039】例えば、留守番電話機能に関してグループ
別のOGMやICMの録音ができなくても、着信時に電
話帳の登録内容を検索して、誰宛の電話であるかをLC
DやLEDに表示する機能だけを有するものであって
も、本発明の第1の目的を達成することができる。ま
た、この場合に、LCD又はLEDの一方のみを用いて
誰宛の電話であるかを表示する様にしてもよい。なお、
LEDの点滅による表示を採用する場合には、遠くから
でも誰宛の電話かを判断することができる点でLCDの
みの表示によるものよりも便利である。また、音声出力
によって誰宛の電話かを出力する構成としてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の電話装置
によれば、外部からかかってきた電話が誰宛の電話であ
るかを自動的に判別することができ、複数人で共用して
いる電話装置に対して、誰が出たらよいかを容易に知る
ことができる。この結果、電話がかかってきたときの応
対をスムーズに実行することができる。
【0041】また、請求項2〜請求項6の各電話装置に
よれば、外部からかかってきた電話が誰宛の電話である
かを自動的に判別し、相手先に対応した留守番応答処理
を行うことができる。そして、当該電話装置を共用する
各利用者は、自分宛のICMのみを聴けばよく、他の人
宛のICMまで聴かなくてもよくなり、プライバシー保
護の面でも大きな効果を発揮する。
【0042】特に、請求項3の電話装置では、外出者宛
の電話に対して適切な留守番応答処理を行うことがで
き、外出者宛ではない電話に対して間違った留守番応答
処理をしてしまうことがない。そして、一部の利用者だ
けが外出している様なときに、残っている者による伝言
ではなく、自分宛のICMの再生により、直接相手のメ
ッセージを聴くことができ、用件を正確に把握すること
ができる。また、外出者以外の者にとっても、外出者に
対してかかってきた電話に出て用件を伝言するといった
面倒をなくすことができる。
【0043】また、請求項4の電話装置によれば、自分
宛のICMを容易に抽出して再生することができる。さ
らに、請求項5の電話装置によれば、外出先から帰宅し
たときに、留守中に自分宛の電話があり、ICMが録音
されているということを容易に確認することができる。
加えて、請求項6の電話装置によれば、利用者の全員が
外出している様な場合に、利用者の誰についても電話番
号が登録されていない相手先からの電話があったときに
も、適切に応答及び用件の録音を実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の多機能型の電話装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態の電話装置における操作パネル部
及びディスプレイ部の具体例を示す平面図である。
【図3】 実施の形態においてEEPROM内にグルー
プ別の登録エリア等が確保されている様子を示す説明図
である。
【図4】 実施の形態においてRAM内にグループ別の
OGMエリア等が確保されている様子を示す説明図であ
る。
【図5】 実施の形態におけるグループ名登録処理の内
容を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態における電話帳登録処理の内容を
示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態における留守番電話機能設定登録
処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】 実施の形態において利用者全員について留守
番電話機能がオン状態に設定されているときの着信応答
処理の内容を示すフローチャートである。
【図9】 実施の形態において利用者の一部について留
守番電話機能がオン状態に設定されているときの着信応
答処理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・電話装置、11・・・CPU、13・・・RO
M、15・・・RAM、15a・・・画像データ格納エ
リア、15b・・・音声データ格納エリア、15c・・
・OGMエリア、15d・・・ICMエリア、17・・
・EEPROM、17a・・・グループ名エリア、17
b・・・留守電設定エリア、17c・・・電話帳登録エ
リア、19・・・操作パネル部、21・・・ディスプレ
イ部、23・・・スキャナ部、25・・・プリンタ部、
27・・・モデム、29・・・NCU、31・・・符号
・復号器、41・・・テンキー、43・・・登録エリア
指定キー、45・・・ファンクションキー、47・・・
セットキー、49・・・ストップキー、51・・・カー
ソルキー、53・・・録音キー、55・・・消去キー、
57・・・再生/出力キー、59・・・留守電キー、6
5・・・キーメールキー、71・・・LCD、73,7
5,77・・・LED。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から電話がかかってきたときに相手
    先の電話番号を識別する相手先電話番号識別手段を有す
    る電話装置において、 前記電話装置を共用する複数の利用者について、個々の
    利用者に対応付けて相手先の電話番号を登録しておく利
    用者別電話番号登録手段と、 外部から電話がかかってきたときは、前記相手先電話番
    号識別手段によって相手先の電話番号を識別し、該識別
    した電話番号に基づいて前記利用者別電話番号登録手段
    の登録内容を検索し、該当する電話番号を登録している
    利用者を特定することにより、当該電話装置を共用する
    者の内、誰宛の電話であるかを特定する受信者特定手段
    と、 該受信者特定手段の特定結果に基づいて、誰宛の電話で
    あるかを出力する受信者出力手段とを備えていることを
    特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 外部から電話がかかってきたときに相手
    先の電話番号を識別する相手先電話番号識別手段を有す
    ると共に、留守番電話機能を設定することにより、留守
    中に外部からかかってきた電話の相手先に対して応答メ
    ッセージを出力すると共に電話をかけてきた相手からの
    用件メッセージを録音する留守番電話機能を設定するこ
    とのできる電話装置において、 前記電話装置を共用する複数の利用者について、個々の
    利用者に対応付けて相手先の電話番号を登録しておく利
    用者別電話番号登録手段と、 前記電話装置を共用する複数の利用者について、留守番
    電話機能設定時に相手先に出力すべき応答メッセージを
    個々の利用者に対応付けて記憶しておく利用者別応答メ
    ッセージ記憶手段と、 前記電話装置を共用する複数の利用者について、留守番
    電話機能設定時に相手先からの用件メッセージを個々の
    利用者に対応付けて録音しておく利用者別用件メッセー
    ジ録音手段と、 外部から電話がかかってきたときは、前記相手先電話番
    号識別手段によって相手先の電話番号を識別し、該識別
    した電話番号に基づいて前記利用者別電話番号登録手段
    の登録内容を検索し、該当する電話番号を登録している
    利用者を特定することにより、当該電話装置を共用する
    者の内、誰宛の電話であるかを特定する受信者特定手段
    と、 留守番電話機能がオン状態に設定されているときは、前
    記受信者特定手段の特定結果に基づいて、前記利用者別
    応答メッセージ記憶手段から該当する利用者の応答メッ
    セージを読み出して相手先に出力すると共に、前記利用
    者別用件メッセージ録音手段内に相手先からの用件メッ
    セージを該当する利用者と対応付けて録音する留守番応
    答制御手段とを備えていることを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 外部から電話がかかってきたときに相手
    先の電話番号を識別する相手先電話番号識別手段を有す
    ると共に、留守番電話機能を設定することにより、留守
    中に外部からかかってきた電話の相手先に対して応答メ
    ッセージを出力すると共に電話をかけてきた相手からの
    用件メッセージを録音する留守番電話機能を設定するこ
    とのできる電話装置において、 前記電話装置を共用する複数の利用者ごとに、相手先の
    電話番号を登録しておく利用者別電話番号登録領域を有
    する利用者別電話番号登録手段と、 前記電話装置を共用する複数の利用者ごとに、留守番電
    話機能をオン状態又はオフ状態に設定することができる
    利用者別留守番電話機能設定手段と、 前記電話装置を共用する複数の利用者ごとに、留守番電
    話機能をオン状態に設定したときに相手先に出力すべき
    応答メッセージを記憶しておく利用者別応答メッセージ
    記憶領域を有する利用者別応答メッセージ記憶手段と、 前記電話装置を共用する複数の利用者ごとに、留守番電
    話機能をオンに設定した状態のときに相手先からの用件
    メッセージを録音しておく利用者別用件メッセージ録音
    領域を有する利用者別用件メッセージ録音手段と、 外部から電話がかかってきたときは、前記相手先電話番
    号識別手段によって相手先の電話番号を識別し、該識別
    した電話番号に基づいて前記利用者別電話番号登録手段
    の登録内容を検索し、該当する電話番号を登録している
    利用者を特定することにより、当該電話装置を共用する
    者の内、誰宛の電話であるかを特定する受信者特定手段
    と、 前記受信者特定手段の特定結果に基づいて、前記利用者
    別留守番電話機能設定手段の設定状態を判別し、該当す
    る利用者について留守番電話機能がオン状態に設定され
    ているときは、前記利用者別応答メッセージ記憶手段内
    の該当する利用者別応答メッセージ記憶領域から応答メ
    ッセージを読み出して相手先に出力すると共に、相手先
    からの用件メッセージを前記利用者別用件メッセージ録
    音手段内の該当する利用者別用件メッセージ録音領域に
    録音する留守番応答制御手段とを備えていることを特徴
    とする電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の電話装置に
    おいて、 前記電話装置を共用する複数の利用者の中から利用者を
    指定することにより、前記利用者別用件メッセージ録音
    手段内の当該指定された利用者について録音されている
    用件メッセージを抽出して再生する利用者別用件メッセ
    ージ再生手段を備えることを特徴とする電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれか記載の電
    話装置において、 前記受信者別留守番応答制御手段によって用件メッセー
    ジが録音されている利用者を出力する用件メッセージ録
    音状態出力手段を備えることを特徴とする電話装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜請求項5のいずれか記載の電
    話装置において、 留守番電話機能がオン状態に設定されているときに、前
    記受信者特定手段によっては誰宛の電話かが特定できな
    かった場合に相手先に出力すべき共通の応答メッセージ
    を記憶しておく共通応答メッセージ記憶手段と、 留守番電話機能がオン状態に設定されているときに、前
    記受信者特定手段によっては誰宛の電話かが特定できな
    かった場合に相手先からの用件メッセージを録音してお
    く共通用件メッセージ録音手段と、 留守番電話機能がオン状態に設定されているときに前記
    受信者特定手段によっては誰宛の電話かが特定できなか
    った場合には、前記共通応答メッセージ記憶手段から応
    答メッセージを読み出して相手先に出力すると共に、前
    記共通用件メッセージ録音手段内に相手先からの用件メ
    ッセージを録音する受信者判別不能時留守番応答制御手
    段とを備えることを特徴とする電話装置。
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