JPH11340633A - 多層回路基板 - Google Patents

多層回路基板

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JPH11340633A
JPH11340633A JP10149144A JP14914498A JPH11340633A JP H11340633 A JPH11340633 A JP H11340633A JP 10149144 A JP10149144 A JP 10149144A JP 14914498 A JP14914498 A JP 14914498A JP H11340633 A JPH11340633 A JP H11340633A
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JP
Japan
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copper foil
pair
resistor
electrodes
paste
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JP10149144A
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English (en)
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Kazuhiro Shimada
和宏 島田
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷抵抗体が形成される内装コア基板の表面
の凹凸差が小さい多層回路基板を得る。 【解決手段】 内装コア基板1上の第1の銅箔回路7に
含まれる一対の電極7A,7Bのそれぞれの端部上から
内装コア基板1の表面上に延びるように樹脂銀ペースト
を塗布して一対の導電性接続部17,17を形成する。
一対の導電性接続部17,17の電極7A,7Bの対向
する端部を越えて延びる一対の延長部17b,17b間
に抵抗体ペーストを塗布して印刷抵抗体15を形成す
る。即ち、導電性接続部17の銅箔回路7上に位置する
積層部17a上に重ならないように印刷抵抗体15を形
成する。印刷抵抗体15及び一対の導電性接続部17,
17を全体的に覆うように、電極7A,7Bの間にエポ
キシ樹脂を塗布して絶縁オーバーコート層19を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層回路基板に関
するものであり、特に、内装コア基板上にに印刷抵抗体
が形成されている多層回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に多層回路基板は、ガラス繊維にエ
ポキシ系樹脂を含浸したプリプレグからなる絶縁基板と
銅箔回路パターンとが交互に積層されて構成されてい
る。また、最近では、接着層付き銅箔をコア基板の上に
接合した多層回路基板も提案されている。そして、これ
らの多層回路基板において、特開平8−125302号
に示されるように、内装コア基板上の内装銅箔回路(内
層の銅箔回路)に含まれる電極間に抵抗体ペーストを用
いて印刷抵抗体を形成することが提案された。図3は、
このような多層回路基板の断面の一部を示している。こ
の従来提案されている多層回路基板では、銅箔により形
成された内装銅箔回路101を表面に有する内装コア基
板102と、内装コア基板102の一方の表面上に形成
された絶縁層103とを具備している。なお、図示して
いないが、内装コア基板102の他方の表面上にも内装
銅箔回路及び絶縁層が形成されており、各絶縁層の表面
には、外装銅箔回路がそれぞれ形成されている。そし
て、内装銅箔回路101に含まれる一対の電極101
A,101B間には、一対の電極101A,101B上
に跨がるように抵抗体ペーストを用いて印刷抵抗体10
4が形成されている。また、一対の電極101A,10
1Bと印刷抵抗体104との間には、導電性ペーストか
らなる一対の導電性接続部105,105が形成されて
いる。この一対の導電性接続部105,105は、内装
銅箔回路101の角部101aで印刷抵抗体104が切
断されるのを防止する役割と、内装銅箔回路101と印
刷抵抗体104との接続性を高める役割とを果たしてい
る。具体的には、印刷抵抗体104を形成する抵抗体ペ
ーストよりも銅箔に対する接続性に優れ且つ硬化した状
態において抵抗体ペーストに対する接続性に優れた樹脂
銀ペースト等の導電性ペーストにより、導電性接続部1
05は形成されている。また、一対の電極101A,1
01Bの間には、印刷抵抗体104及び導電性接続部1
05を全体的に覆うようにエポキシ樹脂等からなる絶縁
オーバーコート層106が形成されている。絶縁オーバ
ーコート層106は、多層回路基板を製造する工程にお
いて、印刷抵抗体104が損傷を受けたり、熱的影響を
受けるのを防ぐ役割を果たしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな多層回路基板では、内装銅箔回路101の角部(端
部)101aの上に3層の印刷層が形成されて、角部1
01a上に多層の印刷層による比較的大きな凸部が形成
される。図3に示す例では、角部101a上に導電性接
続部105,印刷抵抗体104,絶縁オーバーコート層
106の3つの印刷層が形成されることになる。このよ
うに部分的に印刷層の層数が多くなって比較的大きな凸
部が形成されると、内装コア基板102の表面の凹凸差
が大きくなり、内装コア基板102の上に形成する絶縁
層の厚みをある程度厚くしなければ、この凹凸差を吸収
することができなかった。
【0004】本発明の目的は、印刷抵抗体が形成される
内装コア基板の表面の凹凸差を小さくできる多層回路基
板を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、内装コア基板上に印
刷抵抗体を形成した場合でも全体の厚みを従来よりも薄
くすることができる多層回路基板を提供することにあ
る。
【0006】本発明の更に他の目的は、内装コア基板上
に印刷抵抗体を形成して、しかも外装銅箔回路を接着層
付き銅箔を用いて形成した多層回路基板を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の改良の対象とす
る多層回路基板は、銅箔により形成された内装銅箔回路
を少なくとも一方の表面に有する内装コア基板と、内装
コア基板の一方の表面上または両面上に絶縁層を介して
形成された外装銅箔回路とを具備している。そして、内
装銅箔回路に含まれる一対の電極間に抵抗体ペーストを
用いて印刷抵抗体が形成され、一対の電極と印刷抵抗体
との間には、抵抗体ペーストよりも銅箔に対する接続性
に優れ且つ硬化した状態において抵抗体ペーストに対す
る接続性に優れた導電性ペーストからなる一対の導電性
接続部が形成されている。なお、内装コア基板上に形成
される印刷抵抗体の数は、1以上あればよいが、その数
は限定されるものではない。
【0008】本発明では、一対の導電性接続部とのみ重
なるように印刷抵抗体を形成する。即ち、内装銅箔回路
の一対の電極とは重ならないように印刷抵抗体を形成す
る。本発明のように印刷抵抗体を形成すると、内装銅箔
回路の一対の電極上に印刷抵抗体は形成されず、該一対
の電極上には、導電性接続部の層だけが形成されること
になる。また、絶縁オーバーコート層が形成される場合
でも、一対の電極上には、導電性接続部の層と絶縁オー
バーコート層の2つの層だけが形成されることになる。
そのため、印刷抵抗体が形成される内装コア基板の表面
の凹凸差を小さくすることができ、この凹凸差を吸収す
るための絶縁層の厚みを必要以上に厚くする必要がなく
なる。その結果、本発明によれば、多層回路基板全体の
厚みを薄く形成できる。
【0009】一対の導電性接続部とのみ重なるように印
刷抵抗体を形成する態様を別の見方で表現すれば、一対
の電極の対向する端部を越えて延びる延長部を一対の導
電性接続部にそれぞれ形成し、この延長部とのみ印刷抵
抗体が重なるように印刷抵抗体を形成することを意味す
る。この場合、延長部の上に印刷抵抗体の端部を重ねる
ように、即ち印刷抵抗体の端部が導電性接続部の延長部
上に位置するように印刷抵抗体及び導電性接続部を形成
してもよいし、印刷抵抗体の端部上に延長部が重なるよ
うに、印刷抵抗体を導電性接続部より先に形成してもよ
い。
【0010】一対の導電性接続部は、主としてAg粉末
をフェノール樹脂等の合成樹脂ペーストに混練してなる
導電性ペーストを用いて形成するのが好ましい。Agを
含有する導電性ペーストは、炭素等の抵抗体ペーストの
抵抗体材料と、銅箔との両方に対して高い接着性を示す
ので、内装銅箔回路と印刷抵抗体との電気的な接続をよ
り確実なものとすることができる。
【0011】また、裏面に接着層が形成された接着層付
き銅箔を用いて外装銅箔回路を形成する場合には、この
接着層付き銅箔の硬化した接着層が絶縁層を構成する。
そのため、接着層付き銅箔を用いた多層回路基板は、プ
リプレグを用いた多層回路基板に比べて接着層の厚みが
薄い分、全体の厚みを薄くすることができる。しかしな
がら、内装コア基板の表面の凹凸差が大きいと、接着層
の厚みを厚くしなければ、多層回路基板の表面にも比較
的大きな凹凸差が現れる。したがって、特に接着層付き
銅箔を用いた多層回路基板に本発明を適用した場合に
は、本発明の効果が著しく大きくなる。接着層付き銅箔
は、例えば、接着剤または樹脂フィルムからなる接着層
と銅箔とがラミネートされた構造を有している。このよ
うな接着層付き銅箔としては、例えば、日立化成工業株
式会社からMCF−6000Eの商品名で販売されてい
るもの、住友ベークライト株式会社からスミライトAP
L−4001の商品名で販売されているもの等を用いる
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例の多層回路基板を詳細に説明する。図1
は、本実施の形態の多層回路基板の一例の要部の概略断
面図である。本図に示すように、本実施の形態の多層回
路基板は、絶縁材からなる内装コア基板1と、内装コア
基板1の表面上に配置された表面側接着層(絶縁層)3
と、内装コア基板1の裏面上に配置された裏面側接着層
(絶縁層)5とを有している。内装コア基板1は、例え
ば、紙基材にフェノール樹脂を含浸させて形成した紙フ
ェノール基板により形成されている。そして、内装コア
基板1の表面及び裏面には、所定のパターン形状を有す
る第1及び第2の銅箔回路7,9がそれぞれ形成されて
いる。第1及び第2の銅箔回路7,9は、内装コア基板
1の両面に銅箔が接合されたいわゆる両面銅張り基板の
両面の銅箔をエッチング処理して形成されている。本例
では、第1及び第2の銅箔回路7,9により内装銅箔回
路が形成されている。
【0013】表面側接着層3及び裏面側接着層5は、表
面側銅箔回路11及び裏面側銅箔回路13を形成するた
めに、内装コア基板1の両面に接合される接着層付き銅
箔の接着層が硬化して形成されたものである。接着層付
き銅箔は、裏面に接着層が形成された銅箔により構成さ
れている。市販されている接着層付き銅箔の接着層は、
一般的にはフィルム状になっているものが多く、またエ
ポキシ系合成樹脂を主成分とするものが多い。表面側接
着層3及び裏面側接着層5を介して内装コア基板1の両
面に接合される表面側銅箔回路11及び裏面側銅箔回路
13は、前述の接着層付き銅箔を内装コア基板1の両面
に接合した後に、エッチング処理によってそれぞれ形成
される。その結果、表面側銅箔回路11及び裏面側銅箔
回路13が、内装コア基板1の表面上及び裏面上に表面
側接着層3及び裏面側接着層5をそれぞれ介して接合さ
れた構造になるのである。本例では、表面側銅箔回路1
1及び裏面側銅箔回路13により外装銅箔回路が形成さ
れている。なお、図示していないが、各銅箔回路7,
9,11及び13を相互に電気的に接続するためには、
各層を貫通するスルーホールを形成し、このスルーホー
ルに導電性ペーストを充填してスルーホール導電部を形
成し、このスルーホール導電部により各銅箔回路7,
9,11及び13を電気的に接続する。
【0014】本実施の形態の多層回路基板では、第1の
銅箔回路7に含まれる一対の電極7A,7B間に印刷抵
抗体15が形成されている。印刷抵抗体15は、酸化ル
テニウムやカーボンの粉末がフェノール樹脂等の合成樹
脂ペーストに混練されてなる抵抗体ペーストにより形成
されている。また、一対の電極7A,7Bと印刷抵抗体
15との間には、導電性ペーストからなる一対の導電性
接続部17,17が形成されている。この一対の導電性
接続部17,17は、第1の銅箔回路7の角部7aで印
刷抵抗体15が切断されるのを防止する役割と、第1の
銅箔回路7と印刷抵抗体15との接続性を高める役割を
果たしている。具体的には、印刷抵抗体15を形成する
抵抗体ペーストよりも銅箔に対する接続性に優れ且つ硬
化した状態において抵抗体ペーストに対する接続性に優
れた樹脂銀ペースト(Ag粉末を合成樹脂ペーストに混
練してなる導電性ペースト)により形成されている。導
電性接続部17は、一対の電極7A,7B上に位置する
積層部17aと、一対の電極7A,7Bの対向する端部
を越えて延びる延長部17bとを有している。そして、
印刷抵抗体15は、積層部17aとは重なることなく、
延長部17b上とのみ重なるように形成されている。即
ち、印刷抵抗体15は一対の電極7A,7B上には重な
らず、導電性接続部17とのみ重なるように形成されて
いる。図に示すように、この例では、印刷抵抗体15の
下に積極的に合成樹脂ペーストを塗布してアンダーコー
トを形成することはしていない。
【0015】一対の電極7A,7Bの間には、印刷抵抗
体15及び一対の導電性接続部17,17を全体的に覆
うようにエポキシ樹脂からなる絶縁オーバーコート層1
9が形成されている。絶縁オーバーコート層19は、多
層回路基板を製造する工程において、印刷抵抗体15が
損傷を受けたり熱の影響を受けるのを防ぐ役割を果たし
ている。
【0016】本例によれば、第1の銅箔回路7の角部
(端部)7a上には、導電性接続部17及び絶縁オーバ
ーコート層19の2つの印刷層だけが形成されることに
なり、印刷抵抗体15が形成される内装コア基板1の表
面の凹凸差を従来に比べて小さくできる。
【0017】本実施の形態の多層回路基板は次のように
して製造した。まず、絶縁基板の両面に銅箔が張り付け
られた両面銅張りフェノール基板を用意する。そして、
この基板の両面の銅箔にエッチングを施して所定のパタ
ーン形状を有する第1及び第2の銅箔回路7,9を形成
して内装コア基板1を形成する。
【0018】次に、第1及び第2の銅箔回路7,9の表
面の酸化皮膜を除去してから、一対の電極7A,7Bの
それぞれの端部から内装コア基板1の表面に延びるよう
に樹脂銀ペーストを塗布し、これを加熱により硬化させ
て一対の導電性接続部17,17を形成した。次に一対
の導電性接続部17,17の電極7A,7Bの対向する
端部を越えて延びる一対の延長部17b,17b上に両
端部が重なるように酸化ルテニウムやカーボンを含有す
る抵抗体ペーストを塗布し、これを加熱により硬化させ
て印刷抵抗体15を形成した。次に、印刷抵抗体15及
び一対の導電性接続部17,17を全体的に覆うよう
に、電極7A,7Bの間にエポキシ樹脂を塗布し、これ
を加熱により硬化させて絶縁オーバーコート層19を形
成した。
【0019】次に銅箔の裏面にエポキシ系の接着剤が塗
布されたまたは接着用樹脂フィルムが付けられた接着層
付き銅箔を内装コア基板1の両面に積層し、これらを積
層方向に圧縮した状態で加熱する。このようにすると、
接着層付き銅箔の接着層が一度溶融した後に硬化して表
面側接着層3及び裏面側接着層5が形成され、銅箔はこ
れら表面側接着層3及び裏面側接着層5を介して内装コ
ア基板1の両面に接合される。次に表面側接着層3及び
裏面側接着層5上の銅箔にエッチング処理を施して所定
のパターン形状を有する表面側銅箔回路11及び裏面側
銅箔回路13を形成して多層回路基板を完成する。
【0020】図2は、本発明の他の実施の形態の多層回
路基板の断面の一部を示している。この多層回路基板で
は、印刷抵抗体25の上に一対の導電性接続部27,2
7の延長部27b,27bが重なるように、印刷抵抗体
25及び導電性接続部27が形成されている。この多層
回路基板では、印刷抵抗体25を形成した後に、印刷抵
抗体25の端部と電極7A,7Bとの間に一対の導電性
接続部27,27を形成する。
【0021】なお、本実施の形態では、接着層付き銅箔
を内装コア基板1の上に接合して多層回路基板を形成し
たが、織布または不織布に熱硬化性樹脂を含浸させて形
成されたプリプレグを用いて銅箔回路を積層するタイプ
の周知の多層回路基板にも本発明を適用できるのは勿論
である。
【0022】また、本実施の形態では、3つの絶縁層
(1,3,5)と4つの銅箔回路層(7,9,11,1
3)を有する多層回路基板に本発明を適用したが、種々
の数の絶縁層及び銅箔回路層を有する多層回路基板に本
発明を適用できるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、一対の導電性接続部と
のみ重なるように印刷抵抗体を形成するので、内装銅箔
回路の一対の電極上に印刷抵抗体は形成されず、該一対
の電極上には、導電性接続部の層だけが形成されること
になる。また、絶縁オーバーコート層が形成される場合
でも、一対の電極上には、導電性接続部の層と絶縁オー
バーコート層の2つの層だけが形成されることになる。
そのため、印刷抵抗体が形成される内装コア基板の表面
の凹凸差を小さくすることができ、この凹凸差を吸収す
るための絶縁層の厚みを必要以上に厚くする必要がなく
なる。その結果、本発明によれば、多層回路基板全体の
厚みを薄く形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の多層基板の概略断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施の形態の多層基板の概略断面
図である。
【図3】従来の多層基板の概略断面図である。
【符号の説明】
1 内装コア基板 3 絶縁層(表面側接着層) 5 絶縁層(裏面側接着層) 7 内装銅箔回路(第1の銅箔回路) 7A,7B 一対の電極 9 内装銅箔回路(第2の銅箔回路) 11 外装銅箔回路(表面側銅箔回路) 13 外装銅箔回路(裏面側銅箔回路) 15 印刷抵抗体 17 導電性接続部 17b 延長部 19 絶縁オーバーコート層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅箔により形成された内装銅箔回路を少
    なくとも一方の表面に有する内装コア基板と、前記内装
    コア基板の前記一方の表面上または両面上に絶縁層を介
    して形成された外装銅箔回路とを具備し、 前記内装銅箔回路に含まれる一対の電極間に抵抗体ペー
    ストを用いて印刷抵抗体が形成され、 前記一対の電極と前記印刷抵抗体との間には、前記抵抗
    体ペーストよりも前記銅箔に対する接続性に優れ且つ硬
    化した状態において前記抵抗体ペーストに対する接続性
    に優れた導電性ペーストからなる一対の導電性接続部が
    形成されている多層回路基板であって、 前記印刷抵抗体は前記一対の前記導電性接続部とのみ重
    なるように形成されていることを特徴とする多層回路基
    板。
  2. 【請求項2】 銅箔により形成された内装銅箔回路を両
    面に有する内装コア基板と、前記内装コア基板の前記両
    面上に絶縁層を介して形成された外装銅箔回路とを具備
    し、 前記内装銅箔回路に含まれる一対の電極間に抵抗体ペー
    ストを用いて印刷抵抗体が形成され、 前記一対の電極と前記印刷抵抗体との間には主としてA
    g粉末を合成樹脂ペーストに混練してなる導電性ペース
    トからなる一対の導電性接続部が形成されている多層回
    路基板であって、 前記一対の導電性接続部は前記一対の電極の対向する端
    部を越えて延びる延長部を有しており、 前記印刷抵抗体は前記一対の導電性接続部の前記延長部
    とのみ重なるように形成されていることを特徴とする多
    層回路基板。
  3. 【請求項3】 前記外装銅箔回路は、裏面に接着層が形
    成された接着層付き銅箔を用いて形成され、硬化した前
    記接着層が前記絶縁層を構成している請求項1または2
    に記載の多層回路基板。
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