JPH1134058A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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Publication number
JPH1134058A
JPH1134058A JP19867297A JP19867297A JPH1134058A JP H1134058 A JPH1134058 A JP H1134058A JP 19867297 A JP19867297 A JP 19867297A JP 19867297 A JP19867297 A JP 19867297A JP H1134058 A JPH1134058 A JP H1134058A
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
waste
heating
solder
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Application number
JP19867297A
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English (en)
Inventor
Eiichi Hirasawa
栄一 平澤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH1134058A publication Critical patent/JPH1134058A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/52Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板を構成材料に精度良く分別して
再利用することが困難であった。 【解決手段】 加熱手段7により、プリント基板をはん
だの融点以上の温度に加熱し、加振手段8によりプリン
ト基板に繰り返し歪みを与えた後、部品除去手段9によ
り、実装された電子部品をプリント基板からはぎ取って
除去し、その後、はんだをはんだ回収装置13で回収
し、プリント基板は破砕機11により破砕した後、分別
装置12により構成材料に分別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄物の処理装
置に関し、特に種々の部品が実装されたプリント基板に
おける部品の除去、構成材料の分別、および有価物の回
収処理を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板はTV等の家庭電気製品、
パソコン等の情報機器をはじめ産業用制御器等多くの機
器に用いられている。図5は、プリント基板の構造を示
す断面図である。図に示すように、導電路を形成してい
る金属としての銅箔1がエポキシ樹脂2など樹脂の接着
力によってガラス繊維3と強固に接着している。従来の
廃棄物の処理装置は、例えば、特開平5−147040
号公報に記載されたように、廃棄物を破砕した後、材料
の磁気選別、渦電流選別、篩い選別、比重選別、静電選
別などを組み合わせたものがある。従来のものでは、破
砕後の材料の選別において、材料の分別精度が悪く、例
え、破砕物が材料毎に分離された混合物であっても材料
に分別するのは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリント基板は、上述
したように銅箔1とガラス繊維3がエポキシ樹脂2によ
り強固に接着しているため、破砕したときにこれらの構
成材料が分離されない。このため、従来の廃棄物の処理
装置のように、破砕後、種々の方法によって材料の選別
を行っても構成材料の分別は困難であった。このため、
従来、プリント基板は機器に組み込まれた状態かあるい
は機器から取り外された状態で破砕された後、埋め立て
処分されるか焼却処分される場合が多いものであり、有
効なリサイクルを行うのが困難であった。また、埋め立
て物や焼却灰について環境への配慮が必要となると共
に、埋め立て処分場の確保が困難になって来ているとい
う問題があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るために成されたものであって、電子部品が実装された
プリント基板のように、部品が溶融金属で装着された繊
維強化プラスチック(FRP)から成る廃棄物を、分別
精度良く構成材料に分別でき、各構成材料の回収率を向
上させることが可能で、環境にも配慮された廃棄物処理
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる廃棄物処理装置は、廃棄物を加熱する加熱手段と、
上記廃棄物に繰り返し振動を与える加振手段と、装着さ
れた部品を除去する部品除去手段と、上記部品が除去さ
れた上記廃棄物を破砕する破砕手段と、破砕した上記廃
棄物を構成材料に分別する分別手段とを備えたものであ
る。
【0006】この発明の請求項2に係わる廃棄物処理装
置は、廃棄物から溶融金属を回収する手段を備えたもの
である。
【0007】この発明の請求項3に係わる廃棄物処理装
置は、プリント基板を加熱する加熱手段と、上記プリン
ト基板に繰り返し振動を与える加振手段と、実装された
電子部品を除去する部品除去手段と、上記電子部品が除
去された上記プリント基板を破砕する破砕手段と、破砕
した上記プリント基板を構成材料に分別する分別手段と
を備えたものである。
【0008】この発明の請求項4に係わる廃棄物処理装
置は、プリント基板から、電子部品の実装に用いられた
はんだを回収する手段を備えたものである。
【0009】この発明の請求項5に係わる廃棄物処理装
置は、プリント基板を供給する供給手段と、上記プリン
ト基板を加熱、あるいは繰り返し振動を与える際に固定
する固定手段と、上記プリント基板および電子部品を取
り出す取り出し手段とを備えたものである。
【0010】この発明の請求項6に係わる廃棄物処理装
置は、加熱手段および加振手段によりプリント基板を加
熱しながら繰り返し振動を与え、その後、部品除去手段
により電子部品を除去するものである。
【0011】この発明の請求項7に係わる廃棄物処理装
置は、加熱手段によりプリント基板を加熱した後、部品
除去手段により電子部品を除去し、次いで加振手段によ
り上記プリント基板に繰り返し振動を与えるものであ
る。
【0012】この発明の請求項8に係わる廃棄物処理装
置は、プリント基板を加熱する加熱手段が、はんだの融
点以上に加熱するものである。
【0013】この発明の請求項9に係わる廃棄物処理装
置は、加熱手段および加振手段によりプリント基板を加
熱しながら繰り返し振動を与える際、上記プリント基板
の温度を、はんだの融点以上にした後、上記プリント基
板の構成材料である樹脂の接着強度が低下し始める温度
程度まで、低下させるものである。
【0014】この発明の請求項10に係わる廃棄物処理
装置は、電子部品を除去した後、加振手段によりプリン
ト基板に繰り返し振動を与える際、加熱手段により、上
記プリント基板の構成材料である樹脂の接着強度が低下
し始める温度程度に加熱するものである。
【0015】この発明の請求項11に係わる廃棄物処理
装置は、プリント基板に繰り返し振動を与える加振手段
が、上記プリント基板の両面に、互いの接触位置をずら
してボードを垂直に接触させ、各ボードの相対位置が変
わるように、片面側の上記ボードに上記プリント基板に
対して垂直方向に振動を加えるものである。
【0016】この発明の請求項12に係わる廃棄物処理
装置は、プリント基板に繰り返し振動を与える加振手段
が、上記プリント基板の両面に互いの接触位置をずらし
てローラーを、上記プリント基板を押圧するように配置
し、上記ローラー間で上記プリント基板を上記ローラー
の対向方向に対して直角方向に往復運動させるものであ
る。
【0017】この発明の請求項13に係わる廃棄物処理
装置は、ローラーを加熱可能とし、加振手段に加熱手段
を伴うものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1による、
プリント基板を廃棄処理する廃棄物処理装置の構成を示
す図である。図において、4は、プリント基板に実装さ
れた半導体素子、抵抗、コンデンサ、トランス等の電子
部品をプリント基板から除去し、プリント基板の各構成
材料(銅箔1、樹脂2およびガラス繊維3)の層の層間
接着力を消失させる、部品分別/層間剥離装置である。
5はプリント基板を供給する供給手段、6はプリント基
板を固定する固定手段、7はプリント基板を加熱する加
熱手段、8はプリント基板に繰り返し歪みを与える加振
手段、9はプリント基板に実装された電子部品をプリン
ト基板から除去する部品除去手段、10はプリント基板
および電子部品を取り出す取り出し手段であり、供給手
段5、固定手段6、加熱手段7、加振手段8、部品除去
手段9、および取り出し手段10で部品分別/層間剥離
装置4が構成される。また、11はプリント基板を破砕
する破砕手段としての破砕機、12はプリント基板を構
成材料に分別する分別手段としての分別装置、13は電
子部品の実装に用いられていたはんだを回収する手段と
してのはんだ回収装置である。
【0019】この様に構成される廃棄物処理装置の動作
について説明する。まず、電子部品が実装された廃棄プ
リント基板を、供給手段5により部品分別/層間剥離装
置4に送り、固定手段6によって固定する。次に、加熱
手段7により、例えば赤外線等を用いてプリント基板の
両面あるいは片面からはんだの融点以上の温度に加熱
し、その状態で、加振手段8によりプリント基板に繰り
返し歪みを与える。次に、部品除去手段9により、実装
された電子部品をプリント基板からはぎ取って除去す
る。次に、取り出し手段10により、除去された電子部
品とこの電子部品に付着したはんだと、さらに一連の工
程で分離したはんだをはんだ回収装置13に送り、プリ
ント基板を破砕機11に送る。破砕機11によりプリン
ト基板を破砕した後、分別装置12により、例えば比重
選別方式でプリント基板を銅箔1、樹脂2およびガラス
繊維3の構成材料に分別する。一方、はんだ回収装置1
3では、硝酸または塩酸などの水溶液にはんだを溶出さ
せて、さらに、金属固定剤を上記水溶液に投入して水溶
液中のはんだを固化してはんだを分離して回収する。
【0020】この実施の形態で示した廃棄物処理装置に
より、プリント基板を廃棄処理する例を以下に示す。プ
リント基板は4層から成るガラスエポキシ樹脂基板と
し、部品分別/層間剥離装置4に送った後、固定する。
次に、加熱手段7により、赤外線加熱を用いてプリント
基板の両面あるいは片面からはんだの融点を越える23
5℃程度に加熱し、加振手段8により、プリント基板の
変位すなわち振動の幅が1mm程度になるように設定し
て、振動周波数を20Hzで5分間加振する。これによ
り、電子部品をプリント基板に固着していたはんだが溶
融し、しかもその状態で加振するため、電子部品がプリ
ント基板から容易に分離されて落下する。また、プリン
ト基板は加振によって繰り返し歪みが与えられて、プリ
ント基板を構成している銅箔1、樹脂2およびガラス繊
維3の各層が層間接着力を消失し、剥離する。この場
合、加熱しながら加振するため、上記プリント基板の各
層間の剥離が短時間で容易に行える。
【0021】一部の電子部品は、リード端子がプリント
基板のスルーホールに挿入され、先端が折り曲げられて
はんだで固着されている。この様に強固に固着された電
子部品は、上記のような加熱および加振のみでは除去で
きず、部品除去手段9により、プリント基板からはぎ取
って除去する。この場合、刃物等をプリント基板表面に
やや斜めに接触させて電子部品を削り取る。次に、取り
出し手段10により、除去された電子部品とはんだとを
はんだ回収装置13に送り、例えば濃度2N(規定)の
40℃硝酸水溶液に約1時間浸漬し、その後金属固定剤
により水溶液とはんだとを分離する。プリント基板は破
砕機11に送られ、例えばハンマーブレーカ式によって
約0.5〜9.0mmのサイズに破砕し、分別装置1
3、例えば気流遠心型の比重分離機等により、銅粉1と
樹脂2およびガラス繊維3の混合物とに分別する。
【0022】以上のような処理により、重量%で銅1が
約90〜94%、樹脂2およびガラス繊維3が92〜9
6%、はんだは87〜93%回収できた。
【0023】なお、電子部品が除去されたプリント基板
を破砕機11に送る前に、はんだ回収装置13で処理す
れば、プリント基板に付着して残存した微量なはんだを
回収でき、はんだの回収率はさらに向上する。
【0024】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について説明する。図2はこの発明の実施の形態2
による、プリント基板を廃棄処理する廃棄物処理装置の
構成を示す図である。図において、5、7〜9および1
1〜13は上記実施の形態1と同じもの、6aは加熱の
際にプリント基板を固定する固定手段、6bは加振の際
にプリント基板を固定する固定手段、10aはプリント
基板および電子部品を取り出す取り出し手段、10bは
プリント基板を取り出す取り出し手段、14はプリント
基板に実装された半導体素子、抵抗、コンデンサ、トラ
ンス等の電子部品をプリント基板から除去する部品分別
装置であり、供給手段5、固定手段6a、加熱手段7、
部品除去手段9、および取り出し手段10aで構成され
る。15はプリント基板の各構成材料(銅箔1、樹脂2
およびガラス繊維3)の層の層間接着力を消失させる層
間剥離装置であり、固定手段6b、加振手段8、および
取り出し手段10bで構成される。
【0025】この様に構成される廃棄物処理装置の動作
について説明する。まず、電子部品が実装された廃棄プ
リント基板を、供給手段5により部品分別装置14に送
り、固定手段6aによって固定する。次に、加熱手段7
により、例えば赤外線等を用いてプリント基板の両面あ
るいは片面からはんだの融点以上の温度に加熱し、はん
だが溶融した状態で、部品除去手段9により、実装され
た電子部品をプリント基板からはぎ取って除去する。次
に、取り出し手段10aにより、除去された電子部品と
この電子部品に付着したはんだと、さらに一連の工程で
分離したはんだをはんだ回収装置13に送り、プリント
基板を層間剥離装置15に送る。ここでプリント基板を
固定手段6bによって固定した後、加振手段8によりプ
リント基板に繰り返し歪みを与える。次に、取り出し手
段10bにより、プリント基板を破砕機11に送り、上
記実施の形態1と同様に、破砕機11によりプリント基
板を破砕した後、分別装置12により構成材料に分別す
る。はんだ回収装置13においても、上記実施の形態1
と同様にはんだを分離して回収する。
【0026】この実施の形態で示した廃棄物処理装置に
より、プリント基板を廃棄処理する例を以下に示す。プ
リント基板は4層から成るガラスエポキシ樹脂基板と
し、部品分別装置14に送った後、固定する。次に、加
熱手段7により、赤外線加熱を用いてプリント基板の両
面あるいは片面からはんだの融点を越える235℃程度
に加熱する。これにより、電子部品をプリント基板に固
着していたはんだが溶融し、電子部品がプリント基板か
ら分離されて落下する。一部の電子部品は、リード端子
がプリント基板のスルーホールに挿入され、先端が折り
曲げられてはんだで固着されている。この様に強固に固
着された電子部品は、上記のような加熱のみでは除去で
きず、また、上記実施の形態1のように加熱および加振
を同時に用いた場合に比べ、電子部品がプリント基板に
残存する割合は若干高くなるものであるが、はんだが溶
融した状態で、上記実施の形態1と同様な部品除去手段
9を用いることにより、電子部品はプリント基板から容
易に除去される。
【0027】次に、取り出し手段10aにより、除去さ
れた電子部品とはんだとをはんだ回収装置13に送り、
プリント基板を層間剥離装置15に送る。ここでプリン
ト基板を固定した後、室温状態で加振手段8によりプリ
ント基板の変位すなわち振動の幅が1mm程度になるよ
うに設定して、振動周波数を35Hzで25分間加振す
る。これにより、プリント基板は加振によって繰り返し
歪みが与えられて、プリント基板を構成している銅箔
1、樹脂2およびガラス繊維3の各層が層間接着力を消
失し、剥離する。この場合、室温状態で加振するため、
プリント基板の構成材料がガス化して変質するのが防止
でき、分別後のリサイクルに有効である。次に、取り出
し手段10bにより、プリント基板を破砕機11に送
り、例えばハンマーブレーカ式によって約0.5〜9.
0mmのサイズに破砕し、分別装置13、例えば気流遠
心型の比重分離機等により、銅粉1と樹脂2およびガラ
ス繊維3の混合物とに分別する。はんだ回収装置13に
送られた電子部品とはんだは、例えば濃度2N(規定)
の40℃硝酸水溶液に約1時間浸漬し、その後金属固定
剤により水溶液とはんだとを分離する。
【0028】以上のような処理により、重量%で銅1が
約89〜91%、樹脂2およびガラス繊維3が88〜9
3%、はんだは85〜91%回収できた。
【0029】なお、上記実施の形態1と同様に、電子部
品が除去されたプリント基板を破砕機11に送る前に、
はんだ回収装置13で処理すれば、はんだの回収率はさ
らに向上する。
【0030】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。上記実施の形態1では、例えば
赤外線等を用いてはんだの融点以上の温度に加熱しなが
ら加振するものであったが、加熱手段7により、はんだ
の融点以上の温度にプリント基板を加熱した後、次い
で、プリント基板の構成材料である樹脂2の接着強度が
低下し始める温度程度に低下させるものとしても良い。
【0031】この場合、はんだの融点以上の温度にプリ
ント基板を加熱しながら加振し、その後、部品除去手段
9により、実装された電子部品をプリント基板からはぎ
取って除去した後、プリント基板の構成材料である樹脂
2の接着強度が低下し始める温度程度に低下させた状態
で、再び加振しても良い。また、加振すること無くはん
だの融点以上の温度にプリント基板を加熱し、その後、
部品除去手段9により、実装された電子部品をプリント
基板からはぎ取って除去した後、プリント基板の構成材
料である樹脂2の接着強度が低下し始める温度程度に低
下させた状態で、加振しても良い。
【0032】この実施の形態で示した廃棄物処理装置に
より、プリント基板を廃棄処理する例を以下に示す。プ
リント基板は4層から成るガラスエポキシ樹脂基板と
し、部品分別/層間剥離装置4に送った後、固定する。
次に、加熱手段7により、赤外線加熱を用いてプリント
基板の両面あるいは片面からはんだの融点を越える23
5℃程度に加熱する。これにより、電子部品をプリント
基板に固着していたはんだが溶融し、電子部品がプリン
ト基板から分離されて落下する。次いで、はんだが溶融
した状態で、上記実施の形態1と同様な部品除去手段9
を用いることにより、残存した電子部品はプリント基板
から容易に除去される。
【0033】次に、加熱手段7により、プリント基板の
温度を、プリント基板の構成材料である樹脂2の接着強
度が低下し始める190℃程度に低下させ、加振手段8
により、プリント基板の変位すなわち振動の幅が1mm
程度になるように設定して、振動周波数を20Hzで5
分間加振する。これにより、プリント基板は加振によっ
て繰り返し歪みが与えられて、プリント基板を構成して
いる銅箔1、樹脂2およびガラス繊維3の各層が層間接
着力を消失し、剥離する。この場合、プリント基板の構
成材料である樹脂2の接着強度が低下し始める190℃
程度に加熱しながら加振するため、上記プリント基板の
各層の層間接着力の消失が容易となり、層間剥離が短時
間で容易に行うことができ、しかもはんだの融点を越え
る高温から比較的低い温度に低下させることにより、プ
リント基板の構成材料がガス化して変質するのが抑止で
き、分別後のリサイクルに有効である。
【0034】次に、取り出し手段10により、除去され
た電子部品とはんだとをはんだ回収装置13に送り、例
えば濃度2N(規定)の40℃硝酸水溶液に約1時間浸
漬し、その後金属固定剤により水溶液とはんだとを分離
する。プリント基板は破砕機11に送られ、例えばハン
マーブレーカ式によって約0.5〜9.0mmのサイズ
に破砕し、分別装置13、例えば気流遠心型の比重分離
機等により、銅粉1と樹脂2およびガラス繊維3の混合
物とに分別する。
【0035】以上のような処理により、重量%で銅1が
約89〜94%、樹脂2およびガラス繊維3が89〜9
6%、はんだは85〜93%回収できた。
【0036】なお、この実施の形態においても、電子部
品が除去されたプリント基板を破砕機11に送る前に、
はんだ回収装置13で処理すれば、はんだの回収率はさ
らに向上する。
【0037】実施の形態4.次に、上記実施の形態1〜
3で用いた加振手段8および固定手段6の例について、
以下に示す。図3は、この発明の実施の形態4における
加振手段8の構造を示す斜視図である。図において、1
6は電子部品が実装されたプリント基板、17はプリン
ト基板16の一組の対辺を固定する固定手段6となる基
板固定部、18aはプリント基板16の片面にプリント
基板16と垂直に接触する、ボードとしての固定金属
板、18bはプリント基板16の他方の片面にプリント
基板16と垂直に接触し、繰り返し振動することによ
り、プリント基板16に振動による歪みを与えるボード
としての振動金属板であり、固定金属板18aおよび振
動金属板18bによって加振手段8が構成される。ここ
で、固定金属板18aと振動金属板18bとはプリント
基板16への互いの接触位置をずらせたものとする。こ
の様にプリント基板16を固定して繰り返し歪みを与え
ることにより、プリント基板16を構成している銅箔
1、樹脂2およびガラス繊維3の各層が層間接着力を消
失し、剥離する。
【0038】なお、振動金属板18bは各金属板18
a,18bの相対位置が変わるように振動させれば、プ
リント基板16に振動による歪みを与えることが可能で
ある。またこの実施の形態では、プリント基板16は電
子部品が実装されたものとしたが、電子部品が除去され
たプリント基板にも同様に適用できる。
【0039】実施の形態5.図4は、加振手段8の別例
の構造を示す断面図である。図に示すように、電子部品
が除去されたプリント基板16aの両面に、ローラー1
9をプリント基板16aを押圧するように配置し、この
ローラー19間で、ローラー19の対向方向に対して直
角方向にプリント基板16aを往復運動させることによ
り、プリント基板16aに繰り返し歪みを与えるもので
ある。ここで、両面に配置されたローラー19は、プリ
ント基板16aへの互いの接触位置をずらせたものとす
る。この様にプリント基板16aに繰り返し歪みを与え
ることにより、上記実施の形態4と同様に、プリント基
板16を構成している銅箔1、樹脂2およびガラス繊維
3の各層が層間接着力を消失し、剥離する。
【0040】なお、上記実施の形態5において、ローラ
ー19を加熱可能な構成にすることにより、プリント基
板16aを加熱する加熱手段7を併せて持つことがで
き、プリント基板16aを加熱しながら加振することが
容易な装置構成で可能になる。
【0041】上記実施の形態1〜5ではプリント基板の
廃棄処理について説明したが、ガラス繊維と樹脂とから
成る繊維強化プラスチック(FRP)あるいは金属が埋
め込まれた上記繊維強化プラスチックで構成されて、し
かも部品が溶融金属を用いて装着された廃棄物に広く適
用でき、同様に、構成材料に分別することが容易にな
り、リサイクルに有効である。
【0042】
【発明の効果】以上のようにこの発明によると、廃棄物
処理装置を、部品が溶融金属で装着された繊維強化プラ
スチックで構成された廃棄物を処理するもので、上記廃
棄物を加熱する加熱手段と、上記廃棄物に繰り返し振動
を与える加振手段と、装着された上記部品を除去する部
品除去手段と、上記部品が除去された上記廃棄物を破砕
する破砕手段と、破砕した上記廃棄物を構成材料に分別
する分別手段とを備えたものとしたため、廃棄物を構成
材料に精度良く分別することが可能となり、リサイクル
出来るようになり、資源の有効利用が可能となる。ま
た、焼却や埋め立て処分するものが格段と減少するた
め、環境保護にも貢献できる。
【0043】またこの発明によると、廃棄物から溶融金
属を回収する手段を備えたため、溶融金属についても回
収してリサイクル可能となり、特に重金属を含む場合な
ど、環境保護に大きく貢献できる。
【0044】またこの発明によると、電子部品が実装さ
れたプリント基板を廃棄処理する廃棄物処理装置を、上
記プリント基板を加熱する加熱手段と、上記プリント基
板に繰り返し振動を与える加振手段と、実装された上記
電子部品を除去する部品除去手段と、上記電子部品が除
去された上記プリント基板を破砕する破砕手段と、破砕
した上記プリント基板を構成材料に分別する分別手段と
を備えたものとしたため、プリント基板を構成材料に精
度良く分別することが可能となり、リサイクル出来るよ
うになり、資源の有効利用が可能となる。また、焼却や
埋め立て処分するものが格段と減少するため、環境保護
にも貢献できる。
【0045】またこの発明によると、プリント基板か
ら、電子部品の実装に用いられたはんだを回収する手段
を備えたため、埋め立て物や焼却灰にはんだを残すこと
がほとんど無くなり、環境保護に大きく貢献できる。
【0046】またこの発明によると、プリント基板を供
給する供給手段と、上記プリント基板を加熱、あるいは
繰り返し振動を与える際に固定する固定手段と、上記プ
リント基板および電子部品を取り出す取り出し手段とを
備えたため、プリント基板を構成材料に精度良く分別す
ることが可能で資源の有効利用が可能な効果を確実に有
する廃棄物処理装置を提供できる。
【0047】またこの発明によると、加熱手段および加
振手段によりプリント基板を加熱しながら繰り返し振動
を与え、その後、部品除去手段により電子部品を除去す
るため、電子部品を容易に除去でき、しかもプリント基
板を構成している各層が短時間で容易に層間接着力を消
失して剥離するため、プリント基板を構成材料に精度良
く容易に分別できる。
【0048】またこの発明によると、加熱手段によりプ
リント基板を加熱した後、部品除去手段により電子部品
を除去し、次いで加振手段により上記プリント基板に繰
り返し振動を与えるため、電子部品を容易に除去でき、
しかもプリント基板を構成している各層が、材料の変質
を防止して容易に層間接着力を消失して剥離するため、
プリント基板を構成材料に精度良く容易に分別できる。
【0049】またこの発明によると、プリント基板を加
熱する加熱手段がはんだの融点以上に加熱するものであ
るため、電子部品を固着しているはんだを溶融して電子
部品を容易に除去できる。
【0050】またこの発明によると、プリント基板を加
熱しながら繰り返し振動を与える際、上記プリント基板
の温度を、はんだの融点以上にした後、上記プリント基
板の構成材料である樹脂の接着強度が低下し始める温度
程度まで、低下させるため、電子部品を容易に除去で
き、しかもプリント基板を構成している各層が、材料の
変質を防止して容易に短時間で層間接着力を消失して剥
離する。
【0051】またこの発明によると、電子部品を除去し
た後、加振手段によりプリント基板に繰り返し振動を与
える際、加熱手段により、上記プリント基板の構成材料
である樹脂の接着強度が低下し始める温度程度に加熱す
るため、電子部品を容易に除去でき、しかもプリント基
板を構成している各層が、材料の変質を防止して容易に
短時間で層間接着力を消失して剥離する。
【0052】またこの発明によると、プリント基板に繰
り返し振動を与える加振手段が、ボードをプリント基板
に垂直に接触させ、プリント基板に対して垂直方向に振
動を加えるものであるため、プリント基板を構成してい
る各層が、容易に層間接着力を消失して剥離できる。
【0053】またこの発明によると、プリント基板に繰
り返し振動を与える加振手段が、ローラーを、上記プリ
ント基板を押圧するように配置し、上記ローラー間で上
記プリント基板を上記ローラーの対向方向に対して直角
方向に往復運動させるものであるため、プリント基板を
構成している各層が、容易に層間接着力を消失して剥離
できる。
【0054】またこの発明によると、ローラーを加熱可
能とし、加振手段に加熱手段を伴うため、プリント基板
を構成している各層が、容易に短時間で層間接着力を消
失して剥離できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による、プリント基
板を廃棄処理する廃棄物処理装置の構成を示す図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態2による、プリント基
板を廃棄処理する廃棄物処理装置の構成を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態4による加振手段の構
造を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態5による加振手段の構
造を示す断面図である。
【図5】 プリント基板の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金属としての銅、2 樹脂、3 ガラス繊維、5
供給手段、6,6a,6b 固定手段、7 加熱手段、
8 加振手段、9 部品除去手段、10,10a,10
b 取り出し手段、11 破砕手段としての破砕機、1
2 分別手段としての分別装置、13 はんだの回収手
段としてのはんだ回収装置、16,16a プリント基
板、17 固定手段としての基板固定部、18a ボー
ドとしての固定金属板、18b ボードとしての振動金
属板、19 ローラー。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維と樹脂とから成る繊維強化プ
    ラスチック(FRP)あるいは金属が埋め込まれた上記
    繊維強化プラスチックで構成され、部品が溶融金属を用
    いて装着された廃棄物を処理する装置において、上記廃
    棄物を加熱する加熱手段と、上記廃棄物に繰り返し振動
    を与える加振手段と、装着された上記部品を除去する部
    品除去手段と、上記部品が除去された上記廃棄物を破砕
    する破砕手段と、破砕した上記廃棄物を構成材料に分別
    する分別手段とを備えたことを特徴とする廃棄物処理装
    置。
  2. 【請求項2】 廃棄物から溶融金属を回収する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 電子部品が実装されたプリント基板を廃
    棄処理する廃棄物処理装置において、上記プリント基板
    を加熱する加熱手段と、上記プリント基板に繰り返し振
    動を与える加振手段と、実装された上記電子部品を除去
    する部品除去手段と、上記電子部品が除去された上記プ
    リント基板を破砕する破砕手段と、破砕した上記プリン
    ト基板を構成材料に分別する分別手段とを備えたことを
    特徴とする廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 プリント基板から、電子部品の実装に用
    いられたはんだを回収する手段を備えたことを特徴とす
    る請求項3記載の廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】 プリント基板を供給する供給手段と、上
    記プリント基板を加熱、あるいは繰り返し振動を与える
    際に固定する固定手段と、上記プリント基板および電子
    部品を取り出す取り出し手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項3または4記載の廃棄物処理装置。
  6. 【請求項6】 加熱手段および加振手段によりプリント
    基板を加熱しながら繰り返し振動を与え、その後、部品
    除去手段により電子部品を除去することを特徴とする請
    求項3〜5のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
  7. 【請求項7】 加熱手段によりプリント基板を加熱した
    後、部品除去手段により電子部品を除去し、次いで加振
    手段により上記プリント基板に繰り返し振動を与えるこ
    とを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の廃棄物
    処理装置。
  8. 【請求項8】 プリント基板を加熱する加熱手段が、は
    んだの融点以上に加熱するものであることを特徴とする
    請求項3〜7のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
  9. 【請求項9】 加熱手段および加振手段によりプリント
    基板を加熱しながら繰り返し振動を与える際、上記プリ
    ント基板の温度を、はんだの融点以上にした後、上記プ
    リント基板の構成材料である樹脂の接着強度が低下し始
    める温度程度まで、低下させることを特徴とする請求項
    6記載の廃棄物処理装置。
  10. 【請求項10】 電子部品を除去した後、加振手段によ
    りプリント基板に繰り返し振動を与える際、加熱手段に
    より、上記プリント基板の構成材料である樹脂の接着強
    度が低下し始める温度程度に加熱することを特徴とする
    請求項7記載の廃棄物処理装置。
  11. 【請求項11】 プリント基板に繰り返し振動を与える
    加振手段が、上記プリント基板の両面に、互いの接触位
    置をずらしてボードを垂直に接触させ、各ボードの相対
    位置が変わるように、片面側の上記ボードに上記プリン
    ト基板に対して垂直方向に振動を加えるものであること
    を特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の廃棄物処
    理装置。
  12. 【請求項12】 プリント基板に繰り返し振動を与える
    加振手段が、上記プリント基板の両面に互いの接触位置
    をずらしてローラーを、上記プリント基板を押圧するよ
    うに配置し、上記ローラー間で上記プリント基板を上記
    ローラーの対向方向に対して直角方向に往復運動させる
    ものであることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに
    記載の廃棄物処理装置。
  13. 【請求項13】 ローラーを加熱可能とし、加振手段に
    加熱手段を伴うことを特徴とする請求項12に記載の廃
    棄物処理装置。
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