JPH1134055A - 廃プラスチック材減容装置 - Google Patents

廃プラスチック材減容装置

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JPH1134055A
JPH1134055A JP18939597A JP18939597A JPH1134055A JP H1134055 A JPH1134055 A JP H1134055A JP 18939597 A JP18939597 A JP 18939597A JP 18939597 A JP18939597 A JP 18939597A JP H1134055 A JPH1134055 A JP H1134055A
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JP
Japan
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waste plastic
plastic material
volume
pressurizing
air
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Pending
Application number
JP18939597A
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English (en)
Inventor
Toshisuke Sakai
敏輔 酒井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧部に異常が発生した場合には異常箇所を
判別でき、迅速に修復できてメンテナンス性を向上さ
せ、スーパー等の店舗屋外に設置できる小型で軽量の廃
プラスチック材減容装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 処理容器2内に可動自在に設けた加圧部
3の圧力値を電圧に変換する圧力センサ32を設け、圧
力センサ32と加圧時間により制御部24が加圧部3の
異常を判別するようにした廃プラスチック材減容装置と
し、異常箇所の判別、メンテナンス性の向上とともに、
小型軽量化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、事業所、店
舗等で発生する発泡スチロール等の廃プラスチック材を
加熱軟化・加圧して減容処理する廃プラスチック材減容
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭、事業所、店舗等から大
量の廃棄物が排出され、焼却、埋め立て等の処理施設の
容量不足や、回収、運搬等を含めた処理コストの増大等
から、その対策が急がれている。その対策としては、廃
棄物の排出量を減らすことが根本的解決になるが、リサ
イクルによる資源としての活用も一方で極めて有効であ
る。
【0003】なかでも、廃プラスチック材は、原料が貴
重なエネルギー資源の石油であることや、埋め立て処理
しても腐敗せず、さらに嵩が大きい等の理由でリサイク
ルの対象として注目されている。その中でも、特に発泡
スチロールは、その軽量性、緩衝性、低コスト等の理由
から流通容器として頻繁に使用され、その代替材料も今
のところ見当たらないことから、リサイクルして再利用
することが強く望まれている。
【0004】しかし、この発泡スチロールを回収して一
ヵ所に集めリサイクルする場合には、嵩が大きいために
運搬費用が高くなり、これがリサイクルコスト全体を高
くするという問題がある。このため、家庭、事業所、店
舗等の廃プラスチック材の発生する場所に設置して、そ
の容積を減らす減容処理装置が提案されている。
【0005】この減容処理装置は、加熱によって発泡ス
チロール等を軟化し軟化固形物を形成するものである。
こうして減容して得られた軟化固形物は業者によって回
収され、リサイクル工場でリサイクル加工される。
【0006】しかしながら、加熱するだけで発泡スチロ
ール等を減容処理する方法は、発泡スチロールが軟化、
場合によっては溶融するまで加熱しなければならず、そ
のために200℃以上にまで加熱し、軟化、溶融に要す
る時間も長時間必要であった。
【0007】そこで、この減容処理方法を改善したもの
として、従来、次のような技術(特開平6−23869
0号公報)が提案されている。つまり、この技術は、軟
化して減容した発泡スチロールを金型内に充填し、加熱
しながらプランジャによって加圧整形することによって
処理温度を下げ、処理時間を短縮して廃プラスチック材
の再利用を促進しようとするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平6−238690号公報に記載された発泡スチロー
ルの処理方法は、比較的に低い温度で短時間に減容でき
るものの、プランジャを含む加圧機構が複雑で、加圧部
の異常を検出できても判別はできないという問題があっ
た。したがって、一般家庭やスーパー等の店舗屋外に設
置しても、すぐには修復ができず、メンテナンス性が悪
いという問題もあった。特に処理量の多いスーパー等で
は、未処理容器の嵩が大きいために保管場所がないとい
う問題もある。
【0009】そこで本発明は、前記従来の問題点を解決
するもので、加圧部に異常が発生した場合には異常箇所
を判別でき、迅速に修復できてメンテナンス性を向上さ
せ、スーパー等の店舗屋外に設置できる小型で軽量の廃
プラスチック材減容装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の廃プラスチック材減容装置は、発泡スチロー
ル等の廃プラスチック材を加熱軟化・加圧して減容処理
する廃プラスチック材減容装置であって、送風機と加熱
器および加圧部の動作を制御する制御部と、前記加圧部
の圧力値を検出する圧力センサを設け、制御部が、圧力
センサと加圧時間により加圧部の異常を判別するように
したものである。
【0011】この発明によれば、加圧部に異常が発生し
た場合には異常箇所を判別し、迅速に修復できてメンテ
ナンス性のよい廃プラスチック材減容装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、開閉蓋を備え廃プラスチック材を収納し軟化させる
処理容器と、前記処理容器に連通され熱風を循環する熱
風循環路と、前記熱風循環路に設けられ循環するガスを
加熱する加熱器および送風機と、前記処理容器の底部側
に設けられ軟化した廃プラスチック材を加圧して減容す
る加圧部と、前記送風機と加熱器および加圧部の動作を
制御する制御部と、前記加圧部の圧力値を検出する圧力
センサを設けた廃プラスチック材減容装置であり、加圧
部の圧力値を一定に制御できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の廃プラスチック材減容装置において、制御部
が、圧力センサと加圧時間により加圧部の異常を判別す
るようにしたものであり、加圧部に異常が発生した場合
には異常箇所を判別し、迅速に修復でき、メンテナンス
性を向上させるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の廃プ
ラスチック材減容装置の概略構成を示す断面図である。
【0015】図1において、1は廃プラスチック材減容
装置の本体で、内部に耐熱容器22と、廃プラスチック
材30を収納して軟化する処理容器2が設けられてい
る。この耐熱容器22は200℃程度の熱風が本体1の
外に漏出しない構造になっており、その材質はポリアミ
ド系等の耐熱性に優れたプラスチック等が適当である。
【0016】ここで処理容器2の容積の大きさについて
説明する。当発明者の調査によれば、中規模都市のスー
パー等の店舗に回収される廃プラスチック材30は、発
泡スチロール製のトレイが主であり、1日平均で400
枚程度である。この回収されたトレイをそのまま集める
と、約200リットル程度になる。したがって、処理容
器2の内容積を最大200リットル程度の大きさにして
おけば、スーパー等の店舗に回収される廃プラスチック
材30を一時的に他の容器に収納する煩雑さがなく、そ
の度に処理容器2に一旦収容し、その後で1日分をまと
めて減容処理することができる。ここで、たとえば処理
容器2の外形寸法を幅50cm×高さ80cm程度にす
ると、スーパー等の店舗入口付近の屋外に設置しても、
買い物客の障害になる程のものでなく、買い物客が容易
に利用することができ、廃プラスチック材30の回収率
も高めることができる。さらに、1日に回収される量の
廃プラスチック材30をその日に減容処理することがで
きるため、長期間回収容器に放置してトレイに付着した
食品等が腐敗して臭いを放ったり、蝿などの小動物が集
まってくるのを防ぐことができる。
【0017】また、処理容器2の側面側には、熱風の側
面吐出口18が適当数設けられ、その上面側にはOリン
グ状弾性体5を備えた開閉蓋6が設けられている。この
開閉蓋6は廃プラスチック材30を処理容器2に投入す
るときに開け、処理容器2内で軟化して処理するときに
密閉するようになっている。さらに、処理容器2の底部
側には上下可動の加圧部3が設けられ、160℃程度の
熱風によって軟化された廃プラスチック材30を開閉蓋
6との間で面加圧して減容する。この加圧部3は、加圧
アクチュエータ4と、加圧アクチュエータ4によって往
復動され廃プラスチック材30を直接加圧するピストン
28から構成されている。
【0018】加圧アクチュエータ4は、伸縮自在のゴム
風船状の空気袋等よりなり、空気ポンプ21から空気路
27を圧送される空気によって膨脹させられ、ピストン
28を押し上げて廃プラスチック材30を減容し、空気
路27に接続された圧力センサ32により圧力値を電圧
に変換して制御部24に伝達する。制御部24は、空気
ポンプ21に供給される電力をスイッチ回路等を切り替
えること等により制御して、圧送される空気圧を調節す
る。その後に圧力調節弁13が開けられ、内部に蓄積し
た空気を排出して加圧部3を元の位置に戻るようにして
ある。
【0019】減容の際、Oリング状弾性体5によって廃
プラスチック材30が外部へ漏出することはない。この
とき圧送される空気圧は0.2Kg/cm2程度あれば
よく、たとえば加圧部3の面積が1000cm2であれ
ば、200Kg程度の加圧力が得られることになる。こ
のように加圧部3の構造は比較的簡単なもので、空気ポ
ンプ21の排気能力も小さくてよく、騒音も小さく抑え
ることができ、スーパー等の店舗に設置することができ
る。
【0020】7は送風機で、送風量は約500リットル
/分の能力があり、処理容器2に熱風を循環させてい
る。また、熱風循環路11には、循環するガスを加熱す
る電熱ヒータである加熱部8が設けられ、熱風循環路1
1の熱風吐出口10の近くには温度センサ9が設けられ
ている。これによって温度センサ9が検知した熱風の温
度を制御部24に伝達し、加熱部8に供給される電力を
スイッチ回路等を切り替えること等により制御して、熱
風の温度を150℃程度の温度範囲に調節する。
【0021】12は排出路で、その一端部を熱風循環路
11に連通して設けられ、循環する熱風の一部を分岐し
て系外に排出する。この実施の形態1においては、排出
路12には約10リットル/分の流量の可燃性ガスを含
んだ熱風が排出されるように、熱風循環口11aの口径
を選択して構成されている。廃プラスチック材30が発
泡スチロールの場合には、この可燃性ガスはブタンやト
ルエンおよびキシレン等の発泡ガスや、減容処理時に気
化したスチレンモノマーガス等が数千ppm程度混合さ
れたものである。これらの可燃性ガスの可燃濃度は15
000ppm以上であり、通常の減容処理では発火して
燃焼することはない。
【0022】排出路12の他端部には、排出される可燃
性ガスを酸化して無煙燃焼させる酸化処理部14が設け
られている。酸化処理部14には、触媒加熱部16によ
って加熱され排出ガスの酸化を加速する燃焼触媒15
と、酸化して排出される排出ガスの温度を検知する排出
ガス温度センサ17と、酸化ガスを装置外部に排出する
酸化ガス排出口20と、雨水の侵入を防ぐ防雨型ルーバ
31が設けられている。
【0023】23は耐熱容器22に設けられた空気吸入
口で、熱風循環時には常時外部から空気を吸入してい
る。この吸引された空気の量と排出ガスの量はバランス
しており、これによって、後述するように可燃性ガスが
高濃度になりすぎるのを防ぐことができる。
【0024】制御部24は、この廃プラスチック材減容
装置の運転を制御するもので、循環する熱風の温度、循
環風量、加圧部3内の圧力等を制御する。
【0025】図中の19は耐熱容器22と処理容器2間
に形成されたガス流路、26はフィルタで、廃プラスチ
ック材30の小片が熱風吐出口10に入り込むのを防い
でいる。
【0026】以上のように構成された廃プラスチック材
減容装置について、以下、その動作を図1に基ずいて説
明する。開閉蓋6を開けて廃プラスチック材30を処理
容器2に投入する。次に開閉蓋6を閉じ、制御部24か
らの制御によって送風機7に通電して送風を開始し、つ
ぎに加熱部8に通電して循環するガスを加熱する。この
ときの加熱温度は120〜150℃で、温度センサ9が
これを検知し、検知信号を制御部24に伝達して所定の
温度に保つように制御されている。
【0027】熱風は矢印bで示すように熱風吐出口10
から処理容器2内に吐出されて、処理容器2内に投入さ
れた廃プラスチック材30を加熱して軟化する。つぎに
熱風は矢印cに示すように側面吐出口18から吐出さ
れ、耐熱容器22の内面と処理容器2の外面との間に形
成されたガス流路19を流れて送風機7の吸気口に達
し、矢印dに示すように熱風循環路11を循環する。
【0028】処理容器2内の廃プラスチック材30は熱
風で加熱されると、廃プラスチック材30が占有してい
た見かけの嵩が小さくなるのに加え、たとえば発泡スチ
ロール等の場合には、当初から発泡部に含まれていた発
泡ガスが分離され、また、スチロールの一部が気化する
こと等によってその容積が減少する。すなわち、廃プラ
スチック材30は、加熱すると当初の形を概略保ちなが
ら収縮して嵩が著しく減少し、軟化しやすい部分から軟
化を開始して減容化する。そして容積をさらに減少化
し、また、減容速度を高めるために加圧部3で圧縮す
る。圧力調節弁13を閉じて空気ポンプ21を作動させ
ると、空気袋等からなる加圧アクチュエータ4に空気が
圧送され、ピストン28は矢印gに示すように移動し、
処理容器2内の廃プラスチック材30を開閉蓋6との間
で圧縮して減容する。減容され嵩が小さくなった廃プラ
スチック材30は回収され、何日分かをまとめて回収業
者等に収集されリサイクルされる。
【0029】この減容処理時に、廃プラスチック材30
が発泡スチロールの場合には、可燃性ガスとして廃プラ
スチック材30から分離されたブタンガス等と、スチレ
ンモノマーガスが発生する。この可燃性ガスを含んだ熱
風は、循環する間に次第にその濃度を高め、可燃濃度範
囲になって火気が近づくと急激に燃焼して本体1を損傷
する。また、スチレンモノマーガスは可燃性であるとと
もに刺激臭が強いため、これら可燃性ガスを一部含んだ
熱風をそのまま系外に排出すると周囲に不快感を与える
し、安全性からも好ましくない。
【0030】そこで本実施の形態1では、新しい空気を
矢印fに示すように吸い込みながら、矢印eに示すよう
に循環している熱風の一部を排出路12に分岐させ、酸
化処理部14で可燃性ガスを酸化すると同時に無臭にし
て系外に排出している。酸化処理部14に設けた触媒加
熱部16によって350℃以上に加熱された燃焼触媒1
5に可燃ガスを含んだ排出ガスを通過させて燃焼酸化
し、浄化されたガスを酸化ガス排出口20から排出す
る。このようにすると、循環する熱風ガス内の可燃性ガ
ス濃度を所定の濃度に抑えるとともに、排出ガスを燃焼
触媒15に通過させることで、無煙燃焼することができ
る。
【0031】次に加圧部3の異常判断処理について、図
2および図3を用いて説明する。図2は、本発明の実施
の形態1の廃プラスチック材減容装置における加圧動作
中の圧力制御フローチャート、図3は、同廃プラスチッ
ク材減容装置における加圧動作以外での圧力異常判断処
理フローチャートである。
【0032】加圧動作中は、まずステップS1にて空気
ポンプ21が動作中であるか判断し、動作中であればス
テップS2で圧力値が0.21Kg/cm2以上かどう
か判断する。圧力値が0.21Kg/cm2以上の場
合、ステップS3で空気ポンプ21を停止し、ステップ
S4で加圧動作開始から1.5分(T1)以上経過した
かどうか判断する。T1は、この実施の形態1において
ピストン28が処理容器2の下部から上部まで上昇する
のに最小にかかる時間を設定している。T1以上経過し
た場合はそのままこの処理を終わり、T1未満であれ
ば、ピストン28が処理容器2の途中で引っかかってい
る異常と判定する。ステップS2で圧力値が0.21K
g/cm2未満であった場合、ステップS5で加圧動作
開始から3分(T2)以上経過したかどうか判断する。
T2は、この実施の形態1においてピストン28が処理
容器2の下部から上部まで上昇するのに最大にかかる時
間を設定している。T2以上経過した場合は、加圧アク
チュエータ4が破れたか、空気ポンプ21のフィルタが
目詰まりした異常と判定する。ステップS1で空気ポン
プ21が停止中であればステップS6で圧力値が0.1
9Kg/cm2以上かどうか判断する。圧力値が0.1
9Kg/cm2以上の場合、さらにステップS7で0.
25Kg/cm2以上かどうか判断する。圧力値が0.
25Kg/cm2以上であれば、空気ポンプ21の制御
不能異常と判定する。ステップS6で0.19Kg/c
2未満であれば、そのまま空気ポンプ21を動作させ
て圧力制御を続行する。
【0033】加圧動作時以外では、ステップS10で加
圧動作終了から10秒(T3)以上経過したか判断し、
T3以上経過している場合は、ステップS11で圧力値
が0.05Kg/cm2以上かどうか判断する。T3
は、この実施の形態1において、圧力調節弁13を開い
てから圧力値が0.05Kg/cm2未満まで低下する
までの最大時間を設定している。圧力値が0.05Kg
/cm2以上であれば、ステップS12でさらにそれか
ら10秒(T4)その状態が継続しているか判断する。
T4の間継続していた場合は、圧力調節弁13の制御不
能異常と判定する。
【0034】以上のように圧力センサ32と加圧時間に
より制御を行うことによって制御部24が加圧部3の異
常を判断し、加圧部3に異常が発生した場合には異常箇
所を判別でき、迅速に修復できるのでメンテナンス性が
向上する。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
廃プラスチック材減容装置は、廃プラスチック材を収納
し軟化させる処理容器と、前記処理容器に連通され熱風
を循環する熱風循環路と、前記熱風循環路に設けられ循
環するガスを加熱する加熱器および送風機と、前記処理
容器の底部側に設けられ軟化した廃プラスチック材を加
圧して減容する加圧部と、前記送風機と加熱器および加
圧部の動作を制御する制御部と、前記加圧部の圧力値を
検出する圧力センサを設けたものであり、圧力センサと
加圧時間により制御部が加圧部の異常箇所を判別するの
で、迅速に修復でき、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の廃プラスチック材減容
装置の概略構成を示す断面図
【図2】同廃プラスチック材減容装置における加圧動作
中の圧力制御フローチャート
【図3】同廃プラスチック材減容装置における加圧動作
以外での圧力異常判断処理フローチャート
【符号の説明】
1 本体 2 処理容器 3 加圧部 4 加圧アクチュエータ 5 Oリング状弾性体 6 開閉蓋 7 送風機 8 加熱部 9 温度センサ 10 熱風吐出口 11 熱風循環路 11a 熱風循環口 12 排出路 12a 排出口 13 圧力調節弁 14 酸化処理部 15 燃焼触媒 16 触媒加熱部 17 排出ガス温度センサ 18 側面吐出口 19 ガス流路 20 酸化ガス排出口 21 空気ポンプ 22 耐熱容器 23 空気吸入口 24 制御部 26 フィルタ 27 空気路 28 ピストン 30 廃プラスチック材 31 防雨型ルーバ 32 圧力センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉蓋を備え廃プラスチック材を収納し軟
    化させる処理容器と、前記処理容器に連通され熱風を循
    環する熱風循環路と、前記熱風循環路に設けられ循環す
    るガスを加熱する加熱器および送風機と、前記処理容器
    の底部側に設けられ軟化した廃プラスチック材を加圧し
    て減容する加圧部と、前記送風機と加熱器および加圧部
    の動作を制御する制御部と、前記加圧部の圧力値を検出
    する圧力センサを設けたことを特徴とする廃プラスチッ
    ク材減容装置。
  2. 【請求項2】制御部が、圧力センサと加圧時間により加
    圧部の異常を判別することを特徴とする請求項1記載の
    廃プラスチック材減容装置。
JP18939597A 1997-07-15 1997-07-15 廃プラスチック材減容装置 Pending JPH1134055A (ja)

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