JPH07205148A - プラスチックゴミ処理装置 - Google Patents

プラスチックゴミ処理装置

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JPH07205148A
JPH07205148A JP565294A JP565294A JPH07205148A JP H07205148 A JPH07205148 A JP H07205148A JP 565294 A JP565294 A JP 565294A JP 565294 A JP565294 A JP 565294A JP H07205148 A JPH07205148 A JP H07205148A
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JP
Japan
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heating
plastic
deodorizing fan
air
plastic waste
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Pending
Application number
JP565294A
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English (en)
Inventor
Hisao Tsunaga
久夫 津永
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
Takeshi Tomizawa
猛 富澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形で、臭気ガスの発生を抑制でき、また特
に外装の温度上昇を低く抑えたプラスチックゴミ処理装
置を提供することを目的としている。 【構成】 収納容器2に入れたプラスチックゴミは、加
熱部3が発生する熱風の循環によって軟化・収縮して大
幅に減容される。このときの処理温度は130℃程度と
低く、発生ガスの量を無害なレベルに抑えている。そし
て発生ガスは脱臭器5によって吸着脱臭され、外部に出
る臭気の量は非常に低いレベルに抑えている。また脱臭
ファン6の運転によって、加熱部3の熱気を排気し、カ
バー4の温度上昇を低く抑えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭の台所や小規模事
業場で発生するプラスチックゴミを処理して減容化す
る、比較的小型で簡便に使用できるプラスチックゴミ処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは、日常の使用温度範囲で
は安定性があり、さらに耐候性・耐薬品性に優れてい
る。また、金属や陶器と比較してかさ比重が小さく軽量
で、複雑な形のものでも容易に成型できるものである。
このため、その使用量はますます増えてきているもので
ある。従って、このプラスチックゴミの廃棄量も年々増
加してきているものである。
【0003】家庭からでる使用後のプラスチックゴミ
は、自治体が回収して埋立処理場に埋め立てる、あるい
は焼却するのが一般的である。しかし、使用時のプラス
チックの特長が廃棄時には欠点となり、放置しても自然
に分解しない、かさばって回収効率が悪くなり費用がか
かる等の問題が生じている。さらに、増加するゴミ量に
処理量が追いつかず、埋立処理場に限界がきているのが
現状である。
【0004】そこで、回収したプラスチックをリサイク
ルする運動、また、油化して燃料として使用する試み等
が始められている。さらに、プラスチックを加熱処理し
たり、または機械的に圧縮あるいは破砕処理することで
減容化し、保管または廃棄を簡便化する試みもなされて
いる。たとえば、発砲ポリスチレンを破砕し摩擦熱ある
いは加熱により溶解減容化しペレット状にする機器、あ
るいは、ペットボトルを機械的に切断し減容化する機器
などが提案されている。しかし、これらはいずれも大型
で、かつ高価な装置となっているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したプラスチック
減容化装置は大規模なもので、一般家庭の台所等で使用
できる小型の装置はまだ開発中の段階である。また、現
在使用されている装置のうちプラスチックを加熱溶解し
て減容化する構成のものは、加熱工程で有毒ガスを発生
する危険性を有しているものである。また機械的に破砕
する構成のものは、装置が大きく、また処理時の騒音も
大きいため、そのまま家庭用にスケ−ルダウンはできな
いものである。
【0006】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、小型で、臭気ガスの
発生を抑制でき、また特にカバーの温度上昇を低く抑え
たプラスチックゴミ処理装置を提供することを第一の目
的としている。また、ペットボトルのように加熱だけで
は処理できないプラスチックを処理できるプラスチック
ゴミ処理装置を提供することを第二の目的としている。
また冷却時間を短縮できるプラスチックゴミ処理装置を
提供することを第三の目的としている。またさらに、特
に脱臭効果の高い運転ができるプラスチックゴミ処理装
置を提供することを第四の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、プラスチックゴミを収納す
る収納容器と、前記プラスチックゴミを加熱するための
加熱部と、外気を取入れる外気取入口と排気風を排出す
る吹出口を設けて前記加熱部を内包するカバーと、この
カバー内に設けた脱臭器と脱臭ファンとを有し、前記加
熱部は、少なくとも送風手段および加熱手段を備えると
ともに加熱手段で生成した熱風が収納容器内部で循環す
るように吹出口と吸引口を収納容器内に開口して設け、
前記脱臭器と脱臭ファンは、脱臭ファンによる風が加熱
部を通過した後に脱臭器に送り込まれるように配置した
プラスチックゴミ処理装置とするものである。
【0008】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、第一の手段に加え、収納容器に空気圧を利用
して容積を可変する手段を備えたプラスチックゴミ処理
装置とするものである。
【0009】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、加熱処理を終了後のプラスチックゴミを冷却
する冷却工程では、加熱部の加熱手段を停止し、送風手
段は運転し、脱臭ファンは各工程で運転するプラスチッ
クゴミ処理装置とするものである。
【0010】また第四の目的を達成する本発明の第四の
手段は、加熱工程での脱臭ファンの運転風量を小とし、
冷却工程での脱臭ファンの運転風量を大としたプラスチ
ックゴミ処理装置とするものである。
【0011】
【作用】本発明の第一の手段では、収納容器に入れたプ
ラスチックゴミは、加熱部による熱風循環によって軟化
・収縮して大幅に減容される。このときの処理温度は1
30℃程度と低く、発生ガスの量を無害なレベルに抑え
ている。そして発生ガスは脱臭器によって吸着脱臭さ
れ、外部に出る臭気の量は非常に低いレベルに抑えるこ
とができる。また脱臭ファンの運転によって、加熱部の
熱気を排気し、カバーの温度上昇を低く抑えるものであ
る。
【0012】また本発明の第二の手段は、プラスチック
ゴミを収納容器の容積を空気圧を用いて可変させ、ペッ
トボトル等、加熱だけでは収縮しないプラスチックゴミ
まで減容化するように作用するものである。
【0013】本発明の第三の手段は、加熱手段を停止し
た状態で送風手段・脱臭ファンを運転して、冷却時間を
短縮するよう作用するものである。
【0014】本発明の第四の手段は、脱臭ファンの風量
の設定を適切なものとして、脱臭効果の高いプラスチッ
クゴミ処理装置として作用するものである。つまり、加
熱工程においては脱臭ファンの風量を小さく、冷却工程
においては脱臭ファンの風量を大きく設定しているもの
である。
【0015】
【実施例】以下、図1に基づい本発明の第一の手段の実
施例について説明する。図において、1は本体部で、プ
ラスチックゴミを収納する収納容器2を内包している。
収納容器2の上部には、熱風を発生して収納容器2内に
循環させる加熱部3を設けている。加熱部3は少なくと
も送風手段3aと加熱手段3bを備えている。そして送
風手段3aとしては、この実施例では圧力型シロッコタ
イプの送風ファンを用いており、加熱手段3bとして
は、同様にシーズヒ−タを用いている。また送風手段3
aと加熱手段3bにより発生した熱風を収納容器2内で
循環させるために、加熱部3は収納容器2内に吹出口3
cと吸込口3dをお互いに離れた位置関係を保った状態
で開口している。図中の矢印は、前記熱風の循環経路を
示している。
【0016】4は前記加熱部3を内包するカバ−で、加
熱部3と一体となっており、本体部1の上部を開閉する
蓋を形成している。カバー4内には、前記加熱部3とと
もに脱臭器5・脱臭ファン6を設けており、脱臭ファン
6による風が加熱部3を通過した後に脱臭器5に送り込
まれるように配置されている。またカバー4は、側面に
外気を取り入れるための外気取入口4aと、脱臭ファン
6の排気風を排出するための吹出口4bを設けている。
なお脱臭器5には、本実施例では活性炭などの吸着脱臭
剤を使用している。
【0017】また10は収納容器2内の温度を検知する
温度検知手段で、プラスチックゴミの加熱処理時にはそ
の温度を130℃程度を維持するようにしている。この
温度検知手段10の設置箇所は検知が確実に行えればそ
の設置位置は問わないが、収納容器2内に設けて直接温
度検知をすることも可能である。11は温度検知手段1
0による温度情報等に基づいて送風手段3a、加熱手段
3b、脱臭ファン6等を制御している。
【0018】以下、本実施例の動作について説明する。
家庭の台所で発生するプラスチックゴミは、発明者らの
調査によれば大部分はポリスチレン等の汎用プラスチッ
ク製である。すなわちトレーや食品の包装に使用されて
いる容器である。このような汎用プラスチックのゴミ
は、130℃程度の熱風で加熱すると軟化すると共に収
縮して、大幅に減容されるものである。本実施例では、
送風手段3a・加熱手段3bが発生する熱風の循環温度
は、温度検知手段10によってこの130℃を維持する
ようにしているものである。またこの加工温度では、収
納容器2が収容しているプラスチックゴミから発生する
ガスの量も無害なレベルに抑えることができるものであ
る。
【0019】こうして、収納容器2内に収容しているプ
ラスチックゴミは、前記熱風の循環によって軟化・収縮
して大幅に減容される。
【0020】この加熱処理中に加熱部3を構成する部材
間の微細な間隙より洩れ出たプラスチックゴミから発生
した臭気ガスは、脱臭ファン6によって脱臭器5に導か
れ吸着脱臭され、カバー4外に排気する臭気のレベルを
非常に低い状態にしている。このとき、脱臭ファン6の
送風は外気取入口4aより取り込んだ外気を、加熱部3
周辺を通して吹出口4bから排気しているものである。
このため、加熱部3より発生する熱気は効果的に吹出口
4bから排気されることになり、カバー4の温度上昇を
低く抑えているものである。
【0021】そして、プラスチックゴミの加熱終了後
は、加熱手段3bを停止し、その後、所定の冷却が完了
した時点で送風手段3aと、脱臭ファン6の運転を停止
することにより処理が終了するものである。
【0022】以上のように本実施例は、小型で臭気ガス
の発生を抑制でき、特にカバーや本体部の外装の温度上
昇を低く抑えたプラスチックゴミ処理装置を提供するも
のである。
【0023】次に本発明の第二の手段の実施例を図2に
基づいて説明する。本実施例では、収納容器2は空気圧
を利用して容積を可変する手段を備えている。この手段
は、収納容器2内に設けている上下動可能な皿状の底板
7、底板7を支持した気密性を有する風船状の袋8、お
よび袋8に空気を供給するエアポンプ9等で構成してい
る。
【0024】以下本実施例の動作を説明する。本実施例
は単に加熱しただけでは減容できないペットボトルのよ
うなプラスチックゴミの処理に適するものである。すな
わち本実施例では、加熱部3によって加熱して前記プラ
スチックゴミを軟化させた後、容積を可変する手段を作
用させて圧縮して減容化するものである。つまり、エア
ポンプ9によって袋8に空気を供給して袋8をふくらま
せて、底板7を上部に持ち上げ、軟化したプラスチック
ゴミを収納容器2上方の天部3eとの間で圧縮し減容化
するものである。そして、加熱手段3bとエアポンプ9
を停止し、所定の冷却が完了した時点で送風手段3a
と、脱臭ファン6の運転を停止することにより減圧し処
理が終了するものである。
【0025】以上のように、本実施例は特にペットボト
ルのように加熱だけでは処理できないプラスチックゴミ
を処理できるプラスチックゴミ処理装置を提供するもの
である。
【0026】次に本発明の第三の手段の実施例について
図3・図4に基づいて説明する。本実施例におけるプラ
スチックゴミ処理装置の全体構成は、前記図1および図
2のものと同様であるので説明を省略する。本実施例で
は制御手段11が図3または図4に示すような工程制御
を実行しているものである。
【0027】つまり、図1で示したプラスチックゴミ処
理装置では、図3に示すような制御を実行するものであ
る。制御手段11は、収納容器2内に投入したプラスチ
ックゴミを加熱する加熱工程Aと、前記加熱工程を終了
した後、プラスチックゴミおよび装置各部を冷却する冷
却工程Cを制御するものである。この加熱工程Aにおい
ては、送風手段3aと加熱手段3bとをONしながら適
切な温度の熱風を収納容器2内に循環させている。また
このとき同時に脱臭ファン6を運転して、発生する臭気
を脱臭すると共にカバー4の温度上昇を防止しているも
のである。また加熱工程に続く冷却工程Cにおいては、
加熱手段3bをOFFした状態で、送風手段3aと脱臭
ファン6を運転している。つまり、加熱手段3bをOF
Fした状態で送風手段3aと脱臭ファン6を運転して、
収納容器2等の各部の発熱を風の循環により速く冷却し
ているものである。
【0028】また、図2で示したプラスチックゴミ処理
装置では、図4に示すような制御を実行するものであ
る。制御手段11は、収納容器2内に投入したプラスチ
ックゴミを加熱する加熱工程Aと、前記加熱工程を終了
した後にプラスチックゴミを圧縮する圧縮工程Bと、プ
ラスチックゴミおよび装置各部を冷却する冷却工程C
と、冷却工程後の減圧工程Dとを制御するものである。
加熱工程Aにおいては、エアポンプ9をOFFした状態
で、送風手段3a・加熱手段3b・脱臭ファン6を運転
しているものである。加熱工程に続く圧縮工程Bにおい
ては、送風手段3a・加熱手段3b・脱臭ファン6・エ
アポンプ9のすべてをONしているものである。また冷
却工程Cにおいては、加熱手段3b・エアポンプ9をO
FFした状態で、送風手段3a・脱臭ファン6をONし
ているものである。また最終の減圧工程Dにおいては、
送風手段3a・加熱手段3b・脱臭ファン6・エアポン
プ9のすべてをOFFしているものである。
【0029】次に本発明の第四の手段の実施例について
図5・図6に基づいて説明する。本実施例も前記実施例
と同様、制御手段11の制御についてのものである。
【0030】つまり本実施例の制御手段11は、図1に
示したプラスチックゴミ処理装置に対しては、図5に示
すような制御を実行するものである。制御手段11は、
加熱工程Aにおいては、送風手段3aと加熱手段3bと
をONしながら適切な温度の熱風を収納容器2内に循環
させている。またこのとき同時に脱臭ファン6を運転し
て、発生する臭気を脱臭すると共にカバー4の温度上昇
を防止しているものである。この加熱工程では、本実施
例では脱臭ファン6を低入力で風量小で運転するように
しているものである。つまり発明者らは、実験の結果、
脱臭ファン6の風量を大きく設定し過ぎると、脱臭効果
が失われるという事実を発見したものである。このた
め、前記条件で加熱工程を制御することによって、脱臭
作用を有効に行わせしめると共に、加熱部3から奪う熱
量を小さくして熱効率を上げているものである。
【0031】また冷却工程Cにおいては、加熱手段3b
をOFFした状態で送風手段3aを運転して、送風手段
3aの送風を循環させて収納容器2内の温度を冷却して
いるものである。このとき本実施例においては、脱臭フ
ァン6を高入力で風量大に設定して運転しているもので
ある。脱臭ファン6を大風量で運転することによって、
収納容器2・加熱部3を短時間で冷却するようにしてい
るものである。なお、冷却工程においては臭気ガスは発
生しないので脱臭作用への悪影響はないものである。
【0032】また図2に示したプラスチックゴミ処理装
置に対しては、図6に示すような制御を実行するもので
ある。つまり加熱工程Aにおいては、エアポンプ9をO
FFした状態で、送風手段3a・加熱手段3b・脱臭フ
ァン6を運転しているものである。このとき脱臭ファン
6の風量設定は、前記同様、風量小としているものであ
る。加熱工程に続く圧縮工程Bにおいては、送風手段3
a・加熱手段3b・脱臭ファン6・エアポンプ9のすべ
てをONし、依然として脱臭ファン6は風量小としてい
るものである。また冷却工程Cにおいては、加熱手段3
b・エアポンプ9をOFFした状態で、送風手段3a・
脱臭ファン6をONしているものである。このとき脱臭
ファン6の風量設定は、前記同様、風量大としているも
のである。また最終の減圧工程Dにおいては、送風手段
3a・加熱手段3b・脱臭ファン6・エアポンプ9のす
べてをOFFしているものである。
【0033】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、プラスチックゴ
ミを収納する収納容器と、前記プラスチックゴミを加熱
するための加熱部と、外気を取入れる外気取入口と排気
風を排出する吹出口を設けて前記加熱部を内包するカバ
ーと、このカバー内に設けた脱臭器と脱臭ファンとを有
し、前記加熱部は、少なくとも送風手段および加熱手段
を備えるとともに加熱手段で生成した熱風が収納容器内
部で循環するように吹出口と吸引口を収納容器内に開口
して設け、前記脱臭器と脱臭ファンは、脱臭ファンによ
る風が加熱部を通過した後に脱臭器に送り込まれるよう
に配置した構成として、家庭用に適した小型のサイズ
で、処理中に臭気ガスの発生量の少ない、またカバーが
熱くならない、プラスチックゴミ処理装置を実現するも
のである。
【0034】本発明の第二の手段は、本発明の第一の手
段に、収納容器に空気圧を利用する容積可変手段を加え
た構成として、加熱だけでは減容化できないプラスチッ
クゴミまで減容化処理することができるプラスチックゴ
ミ処理装置を実現するものである。
【0035】本発明の第三の手段は、プラスチックゴミ
の処理工程中、冷却工程では、加熱部の加熱手段を停止
し、送風手段は運転し、脱臭ファンは加熱工程と冷却工
程では運転するよう制御する制御手段を備えたことによ
り、加熱処理後の冷却時間を短縮できるプラスチックゴ
ミ処理装置を実現するものである。
【0036】本発明の第四の手段は、制御手段が加熱工
程での脱臭ファンの風量を小とし、冷却工程での脱臭フ
ァンの風量を大としたことにより、加熱処理時の熱効率
と脱臭効果を上げ、かつ冷却時間を短縮できるプラスチ
ックゴミ処理装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の縦断面図
【図2】本発明の第二の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の縦断面図
【図3】本発明の第三の手段の実施例であるプラスチッ
クゴミ処理装置の制御手段の制御工程図
【図4】同第三の手段における他の制御工程図
【図5】本発明の第四の手段の実施例であるプラスチッ
クゴミ処理装置の制御手段の制御工程図
【図6】同第四の手段における他の制御工程図
【符号の説明】
1 本体部 2 収納容器 3 加熱部 3a 送風手段 3b 加熱手段 4 カバー 5 脱臭器 6 脱臭ファン 7 底板 8 袋 9 エアポンプ 10 温度検知手段 11 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65F 1/14 Z // B29K 105:26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックゴミを収納する収納容器
    と、前記プラスチックゴミを加熱するための加熱部と、
    外気を取入れる外気取入口と排気風を排出する吹出口を
    設けて前記加熱部を内包するカバーと、このカバー内に
    設けた脱臭器と脱臭ファンとを有し、前記加熱部は、少
    なくとも送風手段および加熱手段を備えるとともに加熱
    手段で生成した熱風が収納容器内部で循環するように吹
    出口と吸引口を収納容器内に開口して設け、前記脱臭器
    と脱臭ファンは、脱臭ファンによる風が加熱部を通過し
    た後に脱臭器に送り込まれるように配置したプラスチッ
    クゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 収納容器に空気圧を利用して容積を可変
    する手段を備えた請求項1記載のプラスチックゴミ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 プラスチックゴミを加熱処理する加熱工
    程と、加熱工程を終了したプラスチックゴミを冷却する
    冷却工程を有した請求項1または2記載のプラスチック
    ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】 プラスチックゴミを加熱処理する加熱工
    程と、加熱工程を終了したプラスチックゴミを圧縮する
    圧縮工程と、圧縮工程を終了したプラスチックゴミを冷
    却する冷却工程と、その後の減圧工程とを有した請求項
    2記載のプラスチックゴミ処理装置。
  5. 【請求項5】 冷却工程では、加熱部の加熱手段を停止
    し、送風手段は運転し、脱臭ファンは加熱工程と冷却工
    程では運転するよう制御する制御手段を備えた請求項3
    または4記載のプラスチックゴミ処理装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、加熱工程での脱臭ファンの
    風量を小とし、冷却工程での脱臭ファンの風量を大とし
    た請求項5記載のプラスチックゴミ処理装置。
JP565294A 1994-01-24 1994-01-24 プラスチックゴミ処理装置 Pending JPH07205148A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105217197A (zh) * 2015-11-03 2016-01-06 刘彩凤 一种可吸附臭味的垃圾桶

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