JPH11340346A - 電子部品ユニット及び温度補償型水晶発振器 - Google Patents
電子部品ユニット及び温度補償型水晶発振器Info
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- JPH11340346A JPH11340346A JP14854198A JP14854198A JPH11340346A JP H11340346 A JPH11340346 A JP H11340346A JP 14854198 A JP14854198 A JP 14854198A JP 14854198 A JP14854198 A JP 14854198A JP H11340346 A JPH11340346 A JP H11340346A
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Abstract
ユニットを得る。 【解決手段】 回路基板5の表面上を覆って金属製のカ
バー部材10を取り付ける。回路基板5の対向する一対
の側面には一対の嵌合用凹部11a,11bを形成す
る。一対の嵌合用凹部11a,11bの内面には、回路
基板5のアースパターンに電気的に接続して半田付け電
極13a,13bをそれぞれ形成する。カバー部材10
には一対の嵌合用凹部11a,11bに嵌合する一対の
嵌合部14a,14bを一体に設ける。一対の嵌合部1
4a,14bは、回路基板5の側面に沿って形成した1
以上の嵌合片14a1,14a2,14b1,14b2により構
成する。これら嵌合片には、各半田付け電極側に向かっ
て突出する突出部15…をそれぞれ形成する。各嵌合片
を対応する半田付け電極に半田18…付け接続する。
Description
振器等の電子部品ユニットに関するものであり、より具
体的には温度補償型水晶発振器に関するものである。
品ユニットには、回路基板に対して金属製のカバー部材
が取付けられた構造を有するものがある。このような電
子部品ユニットで用いる回路基板の表面には、複数の表
面実装電子部品が表面実装される表面側回路パターンが
形成され、また裏面には表面側回路パターンと電気的に
接続されたアースパターンと複数の端子電極とを含む裏
面側回路パターンが形成されている。カバー部材は、複
数の表面実装電子部品を覆うように形成されている。カ
バー部材を回路基板に対して取付けるために、回路基板
の対向する一対の側面には一対の嵌合用凹部が形成され
ており、一対の嵌合用凹部の内面にはアースパターンと
電気的に接続された半田付け電極がそれぞれ形成されて
いる。またカバー部材には一対の嵌合用凹部に嵌合され
て一対の半田付け電極に半田付け接続される一対の嵌合
部が一体に設けられている。そしてカバー部材の一対の
嵌合部が回路基板の一対の嵌合用凹部に嵌合された状態
で、一対の嵌合部が一対の半田付け電極に半田付け接続
されてカバー部材が回路基板に機械的に且つ電気的に接
続されている。一対の嵌合部の一対の半田付け電極への
半田付け接続は、予め一対の嵌合部と一対の半田付け電
極の接合部の上にいわゆるクリーム半田を塗布してお
き、一対の嵌合部を回路基板の一対の嵌合用凹部に嵌合
した後に、クリーム半田に光ビームを照射してクリーム
半田を溶融させることにより行う。
けられた一対の嵌合部は、嵌合用凹部に嵌合されて半田
付け電極と半田付け接続される1つの嵌合片を有してい
た。しかしながら従来の電子部品ユニットでは、嵌合片
と半田付け電極との間に十分な量の溶融半田を止どめて
おくことができない場合があり、半田付け強度が十分に
得られない場合があった。
業が容易な電子部品ユニット及び温度補償型水晶発振器
を提供することにある。
け状態の確認が容易な電子部品ユニットを提供すること
にある。
めが容易な電子部品ユニットを提供することにある。
田付け作業が時間が短くて済む電子部品ユニットを提供
することにある。
れと変形を阻止することができて、トリガブルチップ抵
抗器のレーザトリミング作業を確実に行える温度補償型
水晶発振器を提供することにある。
る温度補償型水晶発振器等の電子部品ユニットは、表面
に表面側回路パターンが形成され且つ裏面に表面側回路
パターンと電気的に接続されたアースパターンと複数の
端子電極とを含む裏面側回路パターンが形成された回路
基板と、回路基板の表面側回路パターン上に実装された
複数の表面実装電子部品と、回路基板の表面上の複数の
表面実装電子部品を覆うように形成されて回路基板に対
して取付けられた金属製のカバー部材とを具備してい
る。回路基板の対向する一対の側面には一対の嵌合用凹
部が形成されている。また一対の嵌合用凹部の内面には
アースパターンと電気的に接続された半田付け電極がそ
れぞれ形成さている。さらにカバー部材には一対の嵌合
用凹部に嵌合されて一対の半田付け電極に半田付け接続
される一対の嵌合部が一体に設けられている。そしてカ
バー部材の一対の嵌合部が回路基板の一対の嵌合用凹部
に嵌合された状態で、一対の嵌合部と一対の半田付け電
極との間に配置された半田を介して一対の嵌合部が一対
の半田付け電極に半田付け接続されてカバー部材が回路
基板に機械的に且つ電気的に接続されている。温度補償
型水晶発振器の場合には、回路基板の表面側回路パター
ン上に実装される複数の表面実装電子部品は、温度補償
型水晶発振回路を構成する。
合部を、回路基板の側面に沿って形成した1以上の嵌合
片により構成する。そして1以上の嵌合片には半田付け
電極側に向かって突出する突出部をそれぞれ形成する。
このような構造を採用すると、嵌合片と半田付け電極と
の上に塗布されて光ビームにより溶融した半田が突出部
の周囲に回り込み、突出部の周囲に良好な半田フィレッ
トを形成することができ、嵌合片と半田付け電極とを結
合するに必要十分な量の半田を止どめることが可能にな
る。その結果、従来よりも半田付け強度が増大する。
電極に向かって押し付けるバネ性を有していると、半田
付け作業を開始する前に、カバー部材が所定の位置から
ずれたり浮き上がったりするのを防止することができ
る。そのため更にカバー部材の半田付け作業が容易にな
る。嵌合片の数が2以上になると、溶融半田が回り込む
突出部の数も2以上になるため、良好な半田フィレット
を2以上形成することができて、半田付け強度を更に高
めることができる。
形成された半田フィットの形状から、半田付け状態を視
覚により簡単に確認できるので、半田付けの検査が容易
になる。
する接触部を設け、また回路基板の一対の側面とは異な
る他の一対の側面に更に別の一対の嵌合用凹部を形成
し、更にカバー部材の一対の嵌合部が設けられた一対の
側壁部とは異なる他の一対の側壁部に回路基板の別の一
対の嵌合用凹部に嵌合される嵌合部と回路基板の表面と
接触する接触部とを有する一対の嵌合接触片を一体に設
けると、カバー部材を回路基板に対して正確に位置決め
することができる。特に、表面実装電子部品に周波数調
整用にレーザトリミングが施されるトリマブルチップ抵
抗器が含まれている温度補償型水晶発振器を製造する場
合には、カバー部材にトリマブルチップ抵抗器を露出さ
せる窓部が形成されることになる。そしてこの窓部を通
してレーザトリミングが実施されることになる。この場
合、カバー部材の取付姿勢が悪かったり、カバー部材が
大きく撓んだ状態になると、窓部の位置及び形状が設計
と異なってしまい、レーザトリミングに支障を与える可
能性がある。しかしながら前述のような構造を採用する
と、カバー部材を回路基板に対して正確に位置決めする
ことができ、またカバー部材の大きな変形も防止できる
ので、トリマブルチップ抵抗器のレーザトリミングをよ
り確実に行える。
田付け電極からアースパターンへと伝達される。この伝
達される熱の量が多くなればなるほど、半田付け不良が
発生する可能性が高くなる。そこで一対の半田付け電極
とアースパターンとを電気的に接続する接続部の幅寸法
を1mm以下にするのが好ましい。このようにすると半
田付け電極からアースパターンに逃げる熱の量を大幅に
制限することができて、短い時間で半田付け作業を終了
することができて、半田付け不良が発生するのを防止で
きる。なお複数の電極のうちのアース電極もアースパタ
ーンと電気的に接続されるため、ユニットの各電極を半
田付けにより表面実装する際の半田付け不良の発生を防
止するために、アース電極とアースパターンとを接続す
る接続部の幅寸法も1mm以下にするのが好ましい。
を温度補償型水晶発振器からなる電子部品ユニットに適
用した実施の形態の一例を示したもので、図1(A)
(B)は本例で用いている回路基板の平面図及び裏面
図、図2は本例で用いているカバー部材の平面図、図3
(A)(B)は図2の左側面図及び右側面図、図4
(A)(B)は図2の正面図及び背面図、図5は本例で
用いている嵌合片の構造を示す側面図、図6は本例の電
子部品ユニットにおける回路基板とカバー部材の電気
的,機械的接続部分の縦断面図である。
(B)に示すように表面に表面側回路パターン1が形成
され且つ裏面に表面側回路パターン1と電気的に接続さ
れたアースパターン2と複数の端子電極3a〜3dとを
含む裏面側回路パターン4が形成された長方形状の回路
基板5と、該回路基板5の表面側回路パターン1上に実
装されて温度補償型水晶発振回路を構成する複数の表面
実装電子部品6,7a,7b,…,8,9等と、回路基
板5の表面上の複数の表面実装電子部品6,7a,7
b,…,8,9等を覆うように形成されて回路基板5に
対して取付けられた図2〜図5に示す如き金属製のカバ
ー部材10とを具備している。
に設けられ、これら端子電極3a〜3dの箇所で回路基
板5の周縁部には、側面に開口する凹部3ad〜3ddが設
けられ、これら凹部3ad〜3ddの内面にも端子電極3a
〜3dが存在するようになっている。
8,9等のうち、表面実装電子部品9は、周波数調整用
にレーザトリミングが施されるトリマブルチップ抵抗器
からなっている。
対の嵌合用凹部11a,11bが形成されている。これ
ら一対の嵌合用凹部11a,11bの内面には、アース
パターン2と接続部12a,12bで電気的に接続され
た半田付け電極13a,13bがそれぞれ形成されてい
る。各接続部12a,12bは、幅寸法が1mm以下に
形成されている。
電極3dもアースパターン2と接続部12dにて電気的
に接続されている。この場合の接続部12dの幅寸法も
1mm以下にするのが好ましい。
央には、一対の嵌合用凹部11c,11dが形成されて
いる。
路基板5の表面上を覆えるように長方形状をなしてい
て、この長方形状の上板部10uの周縁部に長方形状の
4つの側壁部10a〜10dが下向きに角筒状をなすよ
うに連設されている。角筒状をなす各側壁部10a〜1
0dは、回路基板5の上面周縁部に載れるような位置関
係で上板部10uに支持されている。
10a,10bの中央寄りの箇所の下部には、回路基板
5の上面周縁部に載って接触する接触部10as,10bs
を有する嵌合接触片10a1,10b1が設けられている。
これら嵌合接触片10a1,10b1の下端には、回路基板
5の一対の嵌合用凹部11a,11bに嵌合されて一対
の半田付け電極13a,13bに半田付け接続される一
対の嵌合部14a,14bが一体に設けられている。こ
れら一対の嵌合部14a,14bは、回路基板5の側面
に沿って間隔をあけて形成された2つの嵌合片14a1,
14a2と2つの嵌合片14b1,14b2とにより構成され
ている。2つの嵌合片14a1,14a2の間の間隔と、2
つの嵌合片14b1,14b2との間の間隔は、それぞれ視
覚により半田付け状態を確認できる程度の寸法に設定さ
れている。これら2つの嵌合片14a1,14a2と、2つ
の嵌合片14b1,14b2との先端側の各内向き面には、
対応する半田付け電極13a,13b側に向かって突出
する突出部15…がそれぞれ打ち出しにより図5に示す
ように形成されている。これら2つの嵌合片14a1,1
4a2と2つの嵌合片14b1,14b2は、各突出部15…
を回路基板5の半田付け電極13a,13bに向かって
押し付けるバネ性を有している。
10a,10bとは異なる、他の向かい合う一対の側壁
部10c,10dの中央寄りの箇所の下部には、回路基
板5の上面周縁部に載って接触する接触部10cs,10
dsを有する嵌合接触片10c1,10d1が設けられてい
る。これら嵌合接触片10c1,10d1の下端には、回路
基板5の一対の側面に設けられた嵌合用凹部11a,1
1bとは異なる、他の一対の側面に設けられた向かい合
う一対の嵌合用凹部11c,11dに嵌合される一対の
嵌合部16c,16dが一体に設けられている。
数調整用にレーザトリミングが施されるトリマブルチッ
プ抵抗器からなる表面実装電子部品9に対応する位置に
該表面実装電子部品9を露出させる窓部17が形成され
ている。この窓部17は、カバー部材10の1つの嵌合
部14aに近接して形成されている。
回路基板5の表面側回路パターン1側にカバー部材10
が図3(A)(B)及び図4(A)(B)に破線表示で
示すように被せられる。この際に、カバー部材10の各
嵌合接触片10a1,10b1,10c1,10d1はその下端
の接触部10as,10bs,10cs,10dsが回路基板5
の上面の周縁部に接触状態で載る。この際に、嵌合接触
片10a1の先端に突設されている一対の嵌合片14a1,
14a2は回路基板5の嵌合用凹部11aに嵌合されて、
これら嵌合片14a1,14a2の先端側の各内向き面の各
突出部15が回路基板5の嵌合用凹部11aにおける半
田付け電極13aにそれぞれ接触される。同様に、嵌合
接触片10b1の先端に突設されている一対の嵌合片14
b1,14b2は回路基板5の嵌合用凹部11bに嵌合され
て、これら嵌合片14b1,14b2の先端側の各内向き面
の各突出部15が回路基板5の嵌合用凹部11bにおけ
る半田付け電極13bにそれぞれ接触される。また、各
嵌合接触片10c1,10d1の先端に突設されている嵌合
部16c,16dは、回路基板5の嵌合用凹部11c,
11dに嵌合される。
を上向きにし、カバー部材10の嵌合片14a1,14a2
の先端側の各突出部15が回路基板5の半田付け電極1
3aにそれぞれ接触している箇所の上面と、カバー部材
10の嵌合片14b1,14b2の先端側の各突出部15が
回路基板5の半田付け電極13bにそれぞれ接触してい
る箇所の上面とに、それぞれクリーム半田を所要量載
せ、これらクリーム半田の箇所にレーザ等の光ビームを
照射して該クリーム半田を完全に溶融させて、図6に示
すようにカバー部材10の嵌合片14a1,14a2の各突
出部15を回路基板5の半田付け電極13aに半田18
で接続し、カバー部材10の嵌合片14b1,14b2の各
突出部15を回路基板5の半田付け電極13bに半田1
8で接続する。
際しては、カバー部材10の窓部17を利用してトリマ
ブルチップ抵抗器からなる表面実装電子部品9にレーザ
トリミングを施し、温度補償型水晶発振器からなる電子
部品ユニットの周波数調整を行う。
の嵌合部14a,14bを、回路基板5の側面に沿って
間隔をあけて形成した一対の嵌合片14a1,14a2、1
4b1,14b2により構成し、これら嵌合片14a1,14
a2、14b1,14b2には対応する半田付け電極13a,
13b側に向かって突出する突出部15…をそれぞれ形
成したので、カバー部材10の一対の嵌合部14a,1
4bと回路基板10の嵌合用凹部11a,11bに設け
た半田付け電極13a,13bとの間の接触面積が多く
なって熱伝導性が大きくなり、しかも接触点が分散す
る。そのため、嵌合片14a1,14a2、14b1,14b2
と半田付け電極13a,13bとの上に塗布されて光ビ
ームにより溶融した半田18が一対の嵌合部11a,1
1bの周囲に確実に回り込み、カバー部材10の半田付
け作業が容易になる。この場合、各一対の嵌合片14a
1,14a2、14b1,14b2がその突出部15…を半田
付け電極13a,13bに向かって押し付けるバネ性を
有していると、半田付け作業を開始する前に、カバー部
材10が所定の位置からずれたり浮き上がったりするの
を防止することができる。そのため更にカバー部材10
の半田付け作業が容易になる。
部14a,14bの先端に回路基板5の表面と接触する
接触部14as,14bsを設け、また回路基板5の一対の
側面とは異なる他の一対の側面に更に別の一対の嵌合用
凹部11c,11dを形成し、更にカバー部材10の一
対の嵌合部14a,14bが設けられた一対の側壁部1
0a,10bとは異なる他の一対の側壁部10c,10
dに回路基板5の別の一対の嵌合用凹部11c,11d
に嵌合される嵌合部16c,16dと回路基板5の表面
と接触する接触部14cs,14dsとを有する一対の嵌合
接触片10c1,10d1を一体に設けると、カバー部材1
0を回路基板5に対して正確に位置決めすることができ
る。
レーザトリミングが施されるトリマブルチップ抵抗器が
含まれている温度補償型水晶発振器を製造する場合に
は、カバー部材10にトリマブルチップ抵抗器を露出さ
せる窓部9が形成されることになる。そしてこの窓部9
を通してレーザトリミングが実施されることになる。こ
の場合、カバー部材10の取付姿勢が悪かったり、カバ
ー部材10が大きく撓んだ状態になると、窓部9の位置
及び形状が設計と異なってしまい、レーザトリミングに
支障を与える可能性がある。しかしながら前述のような
構造を採用すると、カバー部材10を回路基板5に対し
て正確に位置決めすることができ、またカバー部材10
の大きな変形も防止できるので、トリマブルチップ抵抗
器のレーザトリミングをより確実に行える。
度離して配置し、且つ2つの嵌合片14b1,14b2をあ
る程度離して配置すると、溶融して2つの嵌合片14a
1,14a2の間及び2つの嵌合片14b1,14b2の間に
流れ出て硬化した半田の有無及びその量から、半田付け
状態を視覚により簡単に確認できるので、半田付けの検
査が容易になる。
は半田付け電極13a,13bからアースパターン2へ
と伝達される。この伝達される熱の量が多くなればなる
ほど、半田付け不良が発生する可能性が高くなる。そこ
で一対の半田付け電極13a,13bとアースパターン
2を電気的に接続する接続部12a,12bの幅寸法を
1mm以下にするのが好ましい。このようにすると半田
付け電極13a,13bからアースパターン2に逃げる
熱の量を大幅に制限することができて、短い時間で半田
付け作業を終了することができて、半田付け不良が発生
するのを防止できる。なお、複数の端子電極3a〜3d
のうちのアース電極3dもアースパターン2と接続部1
2dにて電気的に接続されるため、ユニットの各端子電
極3a〜3dを半田付けにより表面実装する際の半田付
け不良の発生を防止するために、アース電極3dとアー
スパターン2とを接続する接続部12dの幅寸法も1m
m以下にするのが好ましい。
器からなる電子部品ユニットに適用した場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば電圧制御形発振器等からなる電子部品ユニットにも
同様に適用することができる。
を、回路基板の側面に沿って間隔をあけて形成したそれ
ぞれ2つの嵌合片14a1,14a2、14b1,14b2によ
り構成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、各嵌合部は回路基板の側面に沿って形成した1以上
の嵌合片により構成することができる。
嵌合部を、回路基板の側面に沿って形成した1以上の嵌
合片により構成し、これら嵌合片には半田付け電極側に
向かって突出する突出部をそれぞれ形成したので、嵌合
片と半田付け電極との上に塗布されて光ビームにより溶
融した半田が突出部の周囲に回り込み、突出部の周囲に
良好な半田フィレットを形成することができ、嵌合片と
半田付け電極とを結合するに必要十分な量の半田を止ど
めることが可能になる。その結果、従来よりも半田付け
強度が増大する。
の形態の一例で用いている回路基板の平面図、(B)は
この回路基板の裏面図である。
材の平面図である。
図及び右側面図である。
及び背面図である。
ある。
バー部材の電気的,機械的接続部分の縦断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 表面に表面側回路パターンが形成され且
つ裏面に前記表面側回路パターンと電気的に接続された
アースパターンと複数の端子電極とを含む裏面側回路パ
ターンが形成された回路基板と、 前記回路基板の前記表面側回路パターン上に実装された
複数の表面実装電子部品と、 前記回路基板の前記表面上の前記複数の表面実装電子部
品を覆うように形成されて前記回路基板に対して取付け
られた金属製のカバー部材とを具備し、 前記回路基板の対向する一対の側面には一対の嵌合用凹
部が形成され、 前記一対の嵌合用凹部の内面には前記アースパターンと
電気的に接続された半田付け電極がそれぞれ形成され、 前記カバー部材には前記一対の嵌合用凹部に嵌合されて
前記一対の半田付け電極に半田付け接続される一対の嵌
合部が一体に設けられ、 前記カバー部材の前記一対の嵌合部が前記回路基板の前
記一対の嵌合用凹部に嵌合された状態で、前記一対の嵌
合部と前記一対の半田付け電極との間に配置された半田
を介して前記一対の嵌合部が前記一対の半田付け電極に
半田付け接続されて前記カバー部材が前記回路基板に機
械的に且つ電気的に接続されている電子部品ユニットで
あって、 前記カバー部材の前記一対の嵌合部は、前記回路基板の
前記側面に沿って形成された1以上の嵌合片により構成
され、前記1以上の嵌合片には前記半田付け電極側に向
かって突出する突出部がそれぞれ形成されていることを
特徴とする電子部品ユニット。 - 【請求項2】 前記1以上の嵌合片は前記突出部を前記
半田付け電極に向かって押し付けるバネ性を有している
請求項1に記載の電子部品ユニット。 - 【請求項3】 前記一対の半田付け電極と前記アースパ
ターンとを電気的に接続する接続部は、幅寸法が1mm
以下に形成されている請求項1に記載の電子部品ユニッ
ト。 - 【請求項4】 前記嵌合片が2つあり、2つの前記嵌合
片の間の前記間隔は、視覚により半田付け状態を確認で
きる程度の寸法を有している請求項1に記載の電子部品
ユニット。 - 【請求項5】 前記一対の嵌合部には前記回路基板の前
記表面と接触する接触部が設けられており、 回路基板の前記一対の側面とは異なる他の一対の側面に
は更に別の一対の嵌合用凹部が形成されており、 前記カバー部材の前記一対の嵌合部が設けられた一対の
側壁部とは異なる他の一対の側壁部には、前記回路基板
の前記別の一対の嵌合用凹部に嵌合される嵌合部と前記
回路基板の前記表面と接触する接触部とを有する一対の
嵌合接触片が一体に設けられている請求項1に記載の電
子部品ユニット。 - 【請求項6】 表面に表面側回路パターンが形成され且
つ裏面に前記表面側回路パターンと電気的に接続された
アースパターンと複数の端子電極とを含む裏面側回路パ
ターンが形成された回路基板と、 前記回路基板の前記表面側回路パターン上に実装されて
温度補償型水晶発振回路を構成する複数の表面実装電子
部品と、 前記回路基板の前記表面上の前記複数の表面実装電子部
品を覆うように形成されて前記回路基板に対して取付け
られた金属製のカバー部材とを具備し、 前記回路基板の対向する一対の側面には一対の嵌合用凹
部が形成され、 前記一対の嵌合用凹部の内面には前記アースパターンと
電気的に接続された半田付け電極がそれぞれ形成され、 前記カバー部材には前記一対の嵌合用凹部に嵌合されて
前記一対の半田付け電極に半田付け接続される一対の嵌
合部が一体に設けられ、 前記カバー部材の前記一対の嵌合部が前記回路基板の前
記一対の嵌合用凹部に嵌合された状態で、前記一対の嵌
合部と前記一対の半田付け電極との間に配置された半田
を介して前記一対の嵌合部が前記一対の半田付け電極に
半田付け接続されて前記カバー部材が前記回路基板に機
械的に且つ電気的に接続されている温度補償型水晶発振
器であって、 前記カバー部材の前記一対の嵌合部は、前記回路基板の
前記側面に沿って形成された1以上の嵌合片により構成
され、前記1以上の嵌合片には前記半田付け電極側に向
かって突出する1つの突出部がそれぞれ形成されている
ことを特徴とする温度補償型水晶発振器。 - 【請求項7】 前記表面実装電子部品には、周波数調整
用にレーザトリミングが施されるトリマブルチップ抵抗
器が含まれており、 前記カバー部材には前記トリマブルチップ抵抗器を露出
させる窓部が形成されており、 前記窓部は1つの前記嵌合部に近接して形成されている
請求項6に記載の温度補償型水晶発振器。 - 【請求項8】 前記表面実装電子部品には、周波数調整
用にレーザトリミングが施されるトリマブルチップ抵抗
器が含まれており、 前記カバー部材には前記トリマブルチップ抵抗器を露出
させる窓部が形成されており、 前記一対の嵌合部は前記回路基板の前記表面と接触する
接触部を有しており、 前記回路基板の前記一対の側面とは異なる他の一対の側
面には更に別の一対の嵌合用凹部が形成されており、 前記カバー部材の前記一対の嵌合部が設けられた一対の
側壁部とは異なる他の一対の側壁部には、前記回路基板
の前記別の一対の嵌合用凹部に嵌合される嵌合部と前記
回路基板の前記表面と接触する接触部とを有する一対の
嵌合接触片が一体に設けられている請求項6に記載の温
度補償型水晶発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14854198A JP3916321B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 電子部品ユニット及び温度補償型水晶発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP14854198A JP3916321B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 電子部品ユニット及び温度補償型水晶発振器 |
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---|---|
JPH11340346A true JPH11340346A (ja) | 1999-12-10 |
JP3916321B2 JP3916321B2 (ja) | 2007-05-16 |
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ID=15455090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14854198A Expired - Fee Related JP3916321B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 電子部品ユニット及び温度補償型水晶発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3916321B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6344609B1 (en) | 1999-06-03 | 2002-02-05 | Alps Electric Co., Ltd. | Electronic unit effectively utilizing circuit board surface |
JP2008182673A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-08-07 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 表面実装用の水晶発振器 |
JP2011138801A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-14 | Yutaka Denki Seisakusho:Kk | カバー付き表面実装用電子部品 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14854198A patent/JP3916321B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6344609B1 (en) | 1999-06-03 | 2002-02-05 | Alps Electric Co., Ltd. | Electronic unit effectively utilizing circuit board surface |
JP2008182673A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-08-07 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 表面実装用の水晶発振器 |
JP2011138801A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-14 | Yutaka Denki Seisakusho:Kk | カバー付き表面実装用電子部品 |
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JP3916321B2 (ja) | 2007-05-16 |
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