JPH11340275A - 基板へのテープ状樹脂貼着方法及び装置 - Google Patents

基板へのテープ状樹脂貼着方法及び装置

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JPH11340275A
JPH11340275A JP15855698A JP15855698A JPH11340275A JP H11340275 A JPH11340275 A JP H11340275A JP 15855698 A JP15855698 A JP 15855698A JP 15855698 A JP15855698 A JP 15855698A JP H11340275 A JPH11340275 A JP H11340275A
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浩 浦上
Hideo Kageyama
秀生 蔭山
Kazunori Nitta
一法 新田
Tadashi Morisawa
匡史 森澤
Katsunobu Yoshimoto
勝信 吉本
Nobusuke Iwata
暢祐 岩田
Kouki Kuno
孝希 久野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易手段にて、基板1と半導体LSIチップ
との間にテープ状の樹脂材料を充填することにより、高
品質性及び高信頼性を備えた半導体製品を高能率生産す
る。 【構成】 テープ供給機構にて所定長さ分だけ自動的に
供給されてくるテープ状樹脂4のテープ状の樹脂層13
を、ガイド部18及び加熱機構19を介して、基板1に加熱
貼着することによって、前記テープ状の樹脂層13を貼着
した基板1とこの基板1の表面にフェースダウンの状態
で圧着される半導体LSIチップとの間に樹脂材料を充
填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フリップチップの組
立てを自動的に行うための方法及び装置に関するもので
あり、特に、簡易な手段によって、基板と半導体LSI
チップとの間に樹脂材料を充填することができる方法及
び装置の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体LSIチップを回路基板に実装す
る手段の一つとして、所謂、フリップチップボンディン
グ法が提案されている。このフリップチップボンディン
グ法は、例えば、前記チップ側の電極に予め半田バンプ
を装着し、そして、このチップをフェースダウンの状態
で基板に重ね合わせてその半田バンプと前記基板側の電
極とを合致させ、次に、この状態で所要の加熱及び加圧
力を加えることによって前記半田バンプを溶融して半田
付けするものであり、これによって高密度の実装が可能
となっている。また、前記基板と半導体LSIチップと
は線膨張等が異なるため、これに基因して、例えば、加
熱による抵抗の増加や電極の接合部が損傷される等の不
具合が発生する。従って、このような弊害を解消する目
的で、前記基板と半導体LSIチップとの間隙に樹脂材
料を充填してこの充填樹脂にて両者を接着させることに
より、線膨張等が異なることに基因する前記した影響を
抑制して製品の信頼性を向上させるようにしている。更
に、基板と半導体LSIチップとの間に樹脂材料を充填
する手段としては、例えば、前記基板に半導体LSIチ
ップを装着した後にその両者間に液状樹脂材(アンダー
フィル材)をディスペンスして毛細管現象により充填さ
せ更にこの充填樹脂材のキュアを行う液状樹脂ディスペ
ンス法や、予め前記基板に樹脂コート銀粒子入りフィル
ムを貼着してこの基板に半導体LSIチップを装着しそ
の後に前記フィルムを加熱硬化させるACF(Anisotrop
ic Conductive Film) 法や、予め前記基板に液状の熱硬
化性樹脂材をディスペンスしてこの基板に半導体LSI
チップを装着しその後に前記樹脂材を硬化させるESC
(Epoxy Encapsulated Solder Connection)法等が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基板と半導体LSIチ
ップとの間に樹脂材料を充填する前記した従来の手段、
例えば、前記液状樹脂ディスペンス法においては、半導
体LSIチップの装着時に用いられたフラックス等を除
去するための洗浄工程が必要であること、樹脂充填に長
時間を要すること、充填樹脂のキュアが必要であること
等から生産効率が悪く、更に、専用のフラックス塗布装
置・アンダーフィル装置・キュア装置等が必要となるた
め生産コストが高くなると云う問題点が指摘されてい
る。また、前記したACF法においては、フラックス塗
布工程やディスペンス工程が不要になると云った利点が
あるが、この方法に使用される樹脂コート銀粒子入りフ
ィルムのコストが高価であることや、接続抵抗にバラツ
キが多く、更に、高温高湿下において抵抗増加が大きく
なる等の問題点が指摘されている。また、前記したES
C法においては、フラックス塗布工程が不要になる他、
樹脂充填時間が短くなると云った利点があるが、高品質
を備えた製品の高能率生産等を達成するためにはディス
ペンサの性能依存が大きいと云った問題点が指摘されて
いる。
【0004】そこで、本発明は、前記したようなディス
ペンサを用いることなく、前記基板と半導体LSIチッ
プとの間に樹脂材料を充填することができる簡易な方法
及び装置を提供することを目的とする。そして、これに
よって、高品質性及び高信頼性を備えた半導体製品を高
能率生産することことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した技術的課題を解
決するための本発明に係る基板へのテープ状樹脂貼着方
法は、テープ状のフィルムにテープ状の樹脂層13を接着
したテープ状樹脂4をその供給リール14と巻取リール15
とに張設してこのテープ状樹脂4を所定長さ分だけ供給
移送する工程と、前記テープ状樹脂4の供給移送経路に
供給セットされた基板1に対して前記テープ状樹脂4に
おけるテープ状の樹脂層13を接合載置する工程と、前記
基板1に接合載置した前記テープ状樹脂4におけるテー
プ状の樹脂層13を前記基板1に加熱して貼着する工程
と、前記基板1に貼着されたテープ状の樹脂層13a側と
前記テープ状樹脂4側とを分離させる工程とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0006】また、本発明に係る基板へのテープ状樹脂
貼着方法は、前記基板1にテープ状樹脂4におけるテー
プ状の樹脂層13を加熱して貼着した後に、前記テープ状
の樹脂層13に対する加熱作用を停止すると共に、前記基
板1に貼着したテープ状の樹脂層13aに連続する前記テ
ープ状樹脂4におけるテープ状の樹脂層13側を冷却する
工程とを有することを特徴とするものである。
【0007】また、前記技術的課題を解決するための本
発明に係る基板へのテープ状樹脂貼着装置は、テープ状
の保護用フィルムにテープ状の樹脂層13を接着したテー
プ状樹脂4の供給リール14と、前記テープ状樹脂4にお
ける保護用フィルム12の巻取リール15・16と、前記テー
プ状樹脂4を基板1の大きさに対応する所定長さ分だけ
供給するテープ供給機構と、基板1に対して前記テープ
状樹脂4におけるテープ状の樹脂層13を接合載置させる
ガイド部18と、前記テープ供給機構及び前記ガイド部18
にて供給された前記テープ状樹脂4におけるテープ状の
樹脂層13を前記基板に加熱貼着する加熱機構19とを備え
ていることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明に係る基板へのテープ状樹脂
貼着装置は、前記した基板1に貼着したテープ状の樹脂
層13aに連続する前記テープ状樹脂4におけるテープ状
の樹脂層13側を冷却する冷却用気体の供給機構20を備え
ていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、テープ供給機構を介して、所
定長さ分だけ自動的に供給されてくるテープ状樹脂4の
テープ状の樹脂層13を、ガイド部18及び加熱機構19を介
して、基板1に加熱貼着すると云う簡易な手段によっ
て、前記樹脂層13を貼着した前記基板1にフェースダウ
ンの状態で圧着される半導体LSIチップ9との間に樹
脂材料を充填することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例図に基づいて詳細に説
明する。図1は、フリップチップ組立装置の全体概略図
であり、この装置の構成要部を機能別に分割した状態を
示している。図2は、前記組立装置の概略横断平面図で
あり、その各構成要部を連結して構成した状態を示して
いる。図3は、前記組立装置の一構成要部であるラミネ
ートモジュールの概略縦断正面図である。図4及び図5
は、前記ラミネートモジュールにおける樹脂貼着機構の
要部を示す拡大正面図である。図6は、前記ラミネート
モジュールにおける樹脂貼着機構の要部を示す拡大側面
図である。図7は、前記ラミネートモジュールにおいて
用いられるテープ状樹脂の拡大端面図である。図8は、
前記テープ状樹脂の他の構造例を示す拡大端面図であ
る。図9は、前記テープ状樹脂の切断溝形成状態を示す
拡大端面図である。図10及び図11は、前記組立装置の一
構成要部であるアライメントモジュールにおける半導体
LSIチップ用トレイのストッカ装填部の要部を示す概
略縦断正面図及び概略横断平面図である。図12は、前記
ストッカに収納される半導体LSIチップ用トレイを示
す概略平面図である。図13は、前記トレイの他の形状例
を示す概略平面図である。図14(1) は半導体LSIチッ
プ用トレイアダプタを示す概略斜視図、図14(2)は前記
トレイアダプタに移載される小トレイを示す概略斜視図
である。図15は、前記トレイアダプタに小チップトレイ
を収納させた状態を示す概略斜視図である。
【0011】前記フリップチップ組立装置は、図1及び
図2に概略図示するように、この装置の構成要部を機能
別に分割すると共に、それらを必要に応じて適宜に結合
して或はこれらを適宜に取外すことによって、所望する
諸機能を備えた装置の構成を採用することができるよう
に設けられている。即ち、前記したフリップチップ組立
装置は、基板収容トレイからピックアップを介して多数
枚(図例では、10枚)の基板1を搬送用のキャリア2に
移載するための機能を備えた基板ストックモジュール3
と、前記キャリア2上の各基板1に対して後述するテー
プ状樹脂4におけるテープ状の樹脂層13を各別に貼着す
るための機能を備えたラミネートモジュール5と、前記
テープ状の樹脂層13を貼着した前記キャリア2上の各基
板1aを加熱乾燥するための機能を備えたベイキングモ
ジュール6と、半導体LSIチップ用トレイ7からピッ
クアップ8を介して取り出した半導体LSIチップ9を
フェースダウンの状態で前記キャリア2上の各基板1a
の夫々に加圧して圧着するための機能を備えたアライメ
ントモジュール10と、半導体LSIチップ9を圧着した
前記キャリア2上の各基板1bを更に加熱加圧して樹脂
のゲル化と半田の溶融及び樹脂の硬化を行うための機能
を備えたキュアモジュール11とから構成されている。ま
た、前記したキャリア2は、前記各モジュール3・5・
6・10・11を結合一体化して構成したフリップチップ組
立装置内を循環するように装備されている。そして、こ
のキャリア2上の各基板1・1a・1bは、前記各モジ
ュール内の所定位置に移送されて夫々の処理位置に案内
することができるように設けられている。更に、前記各
モジュールにおける各処理を完了した処理済の各基板1
cは、前記キャリア2を介して、元位置の前記基板スト
ックモジュール3に移送されると共に、これらの処理済
各基板1cはピックアップを介して基板取出用トレイに
移載するように設けられている。
【0012】また、前記したように、図2に示す組立装
置は、基板ストックモジュール3、ラミネートモジュー
ル5、ベイキングモジュール6、アライメントモジュー
ル10及びキュアモジュール11の各モジュールを結合一体
化することによって夫々の機能を備えたフリップチップ
組立装置として構成されている。しかしながら、この装
置の構成は、前記したように、必要に応じて適宜に結合
し或は取外すことにより所望する諸機能を備えることが
できるように設けられている。従って、例えば、基板ス
トックモジュール3とラミネートモジュール5との2モ
ジュールのみを結合一体化させた場合は、基板1に対す
るラミネート専用装置としての装置構成を採用すること
ができる。また、例えば、前記テープ状樹脂4を貼着し
たキャリア2上の各基板1aに対する再加熱・再乾燥処
理が不要である場合においては、前記したベイキングモ
ジュール6を省略した装置の構成を採用することができ
る。更に、例えば、各種検査モジュール等、この種生産
工程に必要とされるその他の機能を備えたモジュールを
追加して結合一体化することができる。即ち、実際のフ
リップチップ組立作業の状態やその他の作業条件等に対
応して適宜に各モジュールの増減組合わせを行うことが
できるため、作業の実状に適合させることができると云
った利点があるのみならず、装置構成から不要な機能部
分を省略することができるため全体的な設備コストの低
減化が図れると云った利点がある。
【0013】また、前記基板ストックモジュール3につ
いて詳述すると、このモジュールには、前記基板1を収
容した基板トレイをストックする基板トレイストッカ
(図示なし)の装填部が設けられると共に、この基板ト
レイストッカ内の基板トレイを所定位置に送り出す基板
トレイフィーダ(図示なし)が設けられている。従っ
て、前記したように、基板収容トレイからピックアップ
を介して多数枚の処理前各基板1を前記キャリア2上に
移載すると共に、処理済各基板1cを前記キャリア2か
らピックアップを介して基板取出用トレイに移載するこ
とができるように設けられている。
【0014】また、前記したラミネートモジュール5に
は、後述するように、前記基板1へのテープ状樹脂4の
貼着機構が設けられるが、この貼着機構に装填されるテ
ープ状樹脂4は、図7に示すように、例えば、剥離容易
性を有する素材から形成されたテープ状の保護用フィル
ム12とこのフィルム12上に接着したテープ状の樹脂層13
とから成る2層タイプの構造を有している。なお、この
2層タイプのテープ状樹脂4は前記テープ状の樹脂層13
の片面のみが前記保護用フィルム12にて保護されている
が、図8に示すように、前記テープ状の樹脂層13の両面
を保護用フィルム12・12aにて夫々保護するようにした
3層タイプの構造を有するテープ状樹脂4aを用いても
差し支えない。
【0015】また、前記したラミネートモジュール5に
設けられる前記基板1へのテープ状樹脂4の貼着機構
は、次のように構成されている。前記テープ状樹脂貼着
機構は、図3乃至図6に概略図示するように、テープ状
樹脂4の供給リール14と、前記保護用フィルム12の巻取
リール15・16と、この両リール14・15(16)間に配設した
ガイド用ロール17と、前記テープ状樹脂4を前記基板1
の大きさに対応する所定長さ分だけ供給するためのテー
プ供給機構(図示なし)と、前記キャリア2上にセット
された基板1の上面に対して前記テープ状樹脂4におけ
るテープ状の樹脂層13を接合載置させるためのガイド部
18と、前記テープ供給機構及び前記ガイド部18にて供給
された前記テープ状樹脂4におけるテープ状の樹脂層13
を前記キャリア2上の基板上面に押圧状に加熱して貼着
する加熱機構19と、前記基板1に貼着した前記テープ状
の樹脂層13と保護用フィルム12との分離作用を効率よく
且つ確実に行うための冷却用気体の供給機構20とが備え
られている。更に、前記した2層タイプのテープ状樹脂
4は前記供給リール14に装填されると共に、その送り出
し側となる保護用フィルム12の端部は前記ガイド部18を
経て前記巻取リール15に巻装されており、また、このと
き、前記保護用フィルム12に接着された前記テープ状の
樹脂層13は前記キャリア2上の基板1側に配置されるよ
うに張設されている。なお、前記した3層タイプのテー
プ状樹脂4aの場合は、前記した2層タイプのものと同
様に、前記供給リール14に装填すると共に、その送り出
し側となる一方側の保護用フィルム12の端部を前記ガイ
ド部18を経て前記巻取リール15に巻装すればよいが、そ
の送り出し側となる他方側の保護用フィルム12aの端部
は前記他方側の巻取リール16に巻装すればよい。従っ
て、2層タイプ或は3層タイプのいずれのテープ状樹脂
4・4aを使用する場合においても、前記ガイド部18側
へ供給されるテープ状樹脂は、実質的に、前記保護用フ
ィルム12とこれに接着された前記テープ状の樹脂層13か
ら成る2層タイプの状態となる。また、図3中の符号21
は、前記テープ状樹脂4におけるテープ状の樹脂層13の
切断溝形成機構であって、前記基板1にテープ状の樹脂
層13を貼着する前に、前記テープ供給機構により供給移
送されるテープ状の樹脂層13の所定間隔位置に、カッタ
ー22を介して図9に示すような適宜な切断溝23を形成し
ておき、後述する基板上面に貼着したテープ状の樹脂層
13aとこれに連続する樹脂層13との間を前記切断溝23の
部位で容易に分離するために設けられるものである。従
って、この切断溝形成機構21はテープ状樹脂貼着機構と
しては必ずしも必須のものではないため、例えば、作業
上の必要性等に対応して補助的に併設すればよい。ま
た、前記キャリア2上の前記基板1に対する確実な位置
決めやそのセット状態をより確実に行う等の目的で、例
えば、前記基板1に対する適宜な真空吸着機構(図示な
し)を併設するようにしてもよい。また、前記キャリア
2上にセットされた基板1の上面に対して前記テープ状
樹脂4におけるテープ状の樹脂層13を接合載置させるた
めの手段としては、前記したガイド部18を前記基板1側
に移動(図例では、下動)させる手段、或は、これとは
逆に、前記基板1を前記ガイド部18側に移動(図例で
は、上動)させる手段のいずれを採用しても差し支えな
い。
【0016】また、前記テープ状樹脂貼着機構における
加熱機構19には、図3乃至図5に示すように、前記ガイ
ド部18において前記キャリア2上の基板1に向かって進
退自在(図例の場合は、下方位置にセットされている基
板1に向かって上下動自在)に設けられると共に、前記
ガイド部18を介して基板1の上面に接合載置された状態
にあるテープ状樹脂4をその保護用フィルム12側から基
板1に向かって所要の加圧力にて押圧しながら加熱して
そのテープ状の樹脂層13を前記基板1の上面に貼着する
ための加熱ヘッド24が設けられている。
【0017】また、前記テープ状樹脂貼着機構における
冷却用気体供給機構20は、図3乃至図6に示すように、
前記ガイド部18の先端部側面(図例では、下端部側面)
の位置に開設した気体吹出口25と、この気体吹出口25と
気体供給源(図示なし)との間を連通させた気体通路26
等から構成されており、この気体吹出口25から吹き出し
た気体が、前記ガイド部18に供給されたテープ状樹脂4
の保護用フィルム12側に供給されるように設けられてい
る。なお、前記気体は前記テープ状の樹脂層13を冷却で
きるものであればよく、従って、例えば、常温の空気や
これよりも低温となる冷却空気、或は、その他の適当な
冷却用の気体等を用いることができる。
【0018】また、前記ベイキングモジュール6には、
前記したテープ状の樹脂層13を貼着した前記キャリア2
上の各基板1aを加熱乾燥するためのベイキング炉と、
この加熱後の前記基板1を冷却する冷却ブロア(図示な
し)等が備えられている。
【0019】また、前記アライメントモジュール10につ
いて詳述すると、このモジュールには、図10乃至図12に
示すように、半導体LSIチップ9を収容したチップト
レイ27をストックするチップトレイストッカ28の装填部
(図例では、2個)が設けられると共に、このチップト
レイストッカ28内のチップトレイ27を所定位置に送り出
すチップトレイフィーダ29が設けられている。更に、こ
のモジュールにおいては、図示しないが、前記半導体L
SIチップ9のバンプを前記基板1aに圧着するための
前工程を行うための反転(図例では、上下反転によるフ
ェースダウン)機構と、前記半導体LSIチップ9を前
記基板1に圧着するための圧着ヘッド等が設けられてい
る。従って、前記したように、所定位置にセットされた
チップトレイ7からピックアップ8を介して取り出した
半導体LSIチップ9を前記したフェースダウンの状態
で前記キャリア2上の基板1aの位置にまで移送すると
共に、その半導体LSIチップ9を前記圧着ヘッドを介
して前記基板1aに加圧して圧着することができるよう
に設けられている。
【0020】また、前記したチップトレイには、前処理
工程との関係で、その形状が大小相違するものが用いら
れている。即ち、図12に示すようなチップトレイ27を用
いる場合は、このチップトレイ27の形状に対応した専用
のチップトレイストッカ28やチップトレイフィーダ29及
びピックアップ8等を装備する必要がある。従って、例
えば、図13に示すような前記チップトレイ27よりも小さ
な形状のチップトレイ30を使用するときは、この小チッ
プトレイ30専用のチップトレイストッカやチップトレイ
フィーダ及びピックアップ等を装備しなければならな
い。しかしながら、このような問題は、図14(1) に示す
ような専用のチップトレイ用アダプタ31を用いることに
よって解消することができる。即ち、前記チップトレイ
用アダプタ31の大きさは前記チップトレイ27と同じ大き
さに形成されており、また、その中央部には前記小チッ
プトレイ30をそのまま嵌合させることができる嵌合凹所
32が形成されている。従って、例えば、図14(2) に示す
ような小チップトレイ30を、図15に示すように、前記チ
ップトレイ用アダプタ31の嵌合凹所32内に嵌装させるこ
とにより、この小チップトレイ30を恰も前記チップトレ
イ27と同様にして用いることができるので、その結果、
前記したチップトレイストッカ28やチップトレイフィー
ダ29及びピックアップ8を交換することなくこれらの機
器をそのまま兼用することができる。このため、前記し
たように、形状が大小相違するチップトレイを用いるこ
とが予定されているときは、その中で最大形状のチップ
トレイ用の機器類を装備すると共に、その最大形状のチ
ップトレイと同形状のチップトレイ用アダプタを準備し
ておくことによって、それよりも小さな形状のチップト
レイ用の機器として兼用することができると云った利点
がある。
【0021】また、前記キュアモジュール11には、前記
した樹脂のゲル化加圧機構と、半田溶融・樹脂硬化機構
(図示なし)等が備えられている。
【0022】以下、前記したフリップチップ組立装置よ
る成形作用について説明する。まず、基板ストックモジ
ュール3に装填した基板トレイストッカ内の基板収容ト
レイを基板トレイフィーダを介して所定位置に送り出す
と共に、その基板収容トレイからピックアップを介して
多数枚の処理前各基板1を搬送用キャリア2上に移載す
る。次に、前記キャリア2を介して、前記各基板1をラ
ミネートモジュール5側に移送する。そして、ガイド部
18を介して、前記キャリア2上にセットされた各基板1
の上面に対してテープ状樹脂4におけるテープ状の樹脂
層13を接合載置すると共に、この樹脂層13を、加熱機構
19における加熱ヘッド24を介して、その保護用フィルム
12側から前記基板1に向かって所要の加圧力にて押圧し
ながら加熱して前記基板1の上面に貼着する。次に、前
記加熱ヘッド24を前記保護用フィルム12面から後退させ
ると共に、冷却用気体供給機構20を介して、その気体吹
出口25から冷却用の気体を吹き出して前記基板1の上面
に貼着されたテープ状の樹脂層13aに連続する樹脂層13
部分を冷却する。このとき、前記樹脂層13aは前記加熱
ヘッド24によって所要の加熱状態にあること、また、こ
れに連続する樹脂層13は冷却された状態にあること、更
に、前記基板1に対する樹脂層13aの貼着後において前
記基板1と前記ガイド部18との両者を再び離反させるこ
と等から、この両者間の温度差及び離反作用とによっ
て、前記樹脂層13aとこれに連続する樹脂層13との間は
その境界線の部位で容易に切断分離されることになると
共に、貼着された前記基板1上の樹脂層13aと前記保護
用フィルム12との間は容易に剥離されることになる。次
に、前記テープ状の樹脂層13aを貼着した前記キャリア
2上の各基板1aをベイキングモジュール6におけるベ
イキング炉内に移送してこれを加熱乾燥すると共に、そ
の加熱処理後において前記各基板1aを冷却ブロアにて
冷却する。次に、前記加熱乾燥処理を受けた前記各基板
1aをアライメントモジュール10側に移送する。このア
ライメントモジュール10においては、予め、チップトレ
イ7がチップトレイフィーダ29を介してチップトレイス
トッカ28から送り出されて所定の位置にセットされてい
る。従って、前記チップトレイ7からピックアップ8を
介して取り出した半導体LSIチップ9を前記フェース
ダウンの状態で前記キャリア2上の各基板1aの位置に
まで夫々移送すると共に、その半導体LSIチップ9を
圧着ヘッドを介して前記各基板1aに加圧して圧着すれ
ばよい。次に、前記半導体LSIチップ9を圧着したキ
ャリア2上の前記各基板1bをキュアモジュール11側に
移送する。そして、樹脂のゲル化加圧機構及び半田溶融
・樹脂硬化機構を介して、前記各基板1bを更に加熱且
つ加圧して樹脂のゲル化と半田の溶融及び樹脂の硬化を
行う。次に、前記キュア処理を受けて全ての処理が完了
した処理済各基板1cを、前記キャリア2を介して、元
位置の前記基板ストックモジュール3側に移送する。次
に、前記基板ストックモジュール3に移送された前記処
理済各基板1cを、ピックアップを介して、前記キャリ
ア2から基板取出用トレイに移載する。なお、この処理
済各基板1cは、前記基板取出用トレイを介して、装置
外に取り出すことができる。
【0023】本発明は、前述した実施例のものに限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内
で、必要に応じて、任意に且つ適宜に変更・選択して採
用できるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、テープ供給機構を介し
て、所定長さ分だけ自動的に供給されてくるテープ状樹
脂のテープ状の樹脂層を、ガイド部及び加熱機構を介し
て、基板に加熱貼着すると云う簡易な手段によって、前
記樹脂層を貼着した前記基板にフェースダウンの状態で
圧着される半導体LSIチップとの間に樹脂材料を充填
することができる。従って、このような本発明によれ
ば、前述したようなディスペンサを用いることなく、基
板と半導体LSIチップとの間に樹脂材料を効率よく且
つ確実に充填することができる簡易な方法及び装置を提
供することができと云った優れた実用的な効果を奏す
る。更に、これによって、高品質性及び高信頼性を備え
た半導体製品を高能率生産することができると云った優
れた実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフリップチップ組立装置の全体を
示す概略分解斜視図であり、この装置の構成要部を機能
別に分割した状態を示している。
【図2】図1に対応する組立装置の概略横断平面図であ
り、その各構成要部を連結して構成した状態を示してい
る。
【図3】図1に対応する組立装置の一構成要部であるラ
ミネートモジュールの概略縦断正面図である。
【図4】図3に対応するラミネートモジュールにおける
樹脂貼着機構の要部を示す拡大正面図であり、基板への
テープ状樹脂貼着前の状態を示している。
【図5】図4に対応するラミネートモジュールにおける
樹脂貼着機構の要部を示す拡大正面図であり、基板に接
合したテープ状樹脂の加熱状態を示している。
【図6】図4に対応するラミネートモジュールにおける
樹脂貼着機構の要部を示す側面図である。
【図7】ラミネートモジュールにおいて用いられるテー
プ状樹脂の拡大端面図である。
【図8】ラミネートモジュールにおいて用いられるテー
プ状樹脂の他の構造例を示す拡大端面図である。
【図9】図7に対応するテープ状樹脂の切断溝形成状態
を示す拡大端面図である。
【図10】図1に対応する組立装置の一構成要部である
アライメントモジュールにおけるチップトレイストッカ
の装填部の要部を示す概略縦断正面図である。
【図11】図10に対応するチップトレイストッカの装填
部の要部を示す概略横断平面図である。
【図12】図10に対応するチップトレイストッカ内に収
納されるチップトレイを示す概略拡大平面図である。
【図13】チップトレイの他の形状例を示す概略平面図
である。
【図14】チップ用トレイアダプタの説明図であって、
図14(1) は半導体LSIチップ用トレイアダプタを示す
概略斜視図、図14(2) は前記トレイアダプタに収納され
る小チップトレイを示す概略斜視図である。
【図15】図14に対応するチップ用トレイアダプタに小
チップトレイを収納させた状態を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基 板 1a 基 板 1b 基 板 1c 基 板 2 搬送用キャリア 3 基板ストックモジュール 4 テープ状樹脂 4a テープ状樹脂 5 ラミネートモジュール 6 ベイキングモジュール 7 チップトレイ 8 ピックアップ 9 半導体LSIチップ 10 アライメントモジュール 11 キュアモジュール 12 保護用フィルム 12a 保護用フィルム 13 テープ状の樹脂層 13a テープ状の樹脂層 14 供給リール 15 巻取リール 16 巻取リール 17 ガイド用ロール 18 ガイド部 19 加熱機構 20 冷却用気体供給機構 21 切断溝形成機構 22 カッター 23 切断溝 24 加熱ヘッド 25 気体吹出口 26 気体通路 27 チップトレイ 28 チップトレイストッカ 29 チップトレイフィーダ 30 小チップトレイ 31 チップトレイ用アダプタ 32 嵌合凹所
フロントページの続き (72)発明者 森澤 匡史 京都府宇治市槙島町目川122番地2 トー ワ株式会社内 (72)発明者 吉本 勝信 京都府宇治市槙島町目川122番地2 トー ワ株式会社内 (72)発明者 岩田 暢祐 京都府宇治市槙島町目川122番地2 トー ワ株式会社内 (72)発明者 久野 孝希 京都府宇治市槙島町目川122番地2 トー ワ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状のフィルムにテープ状の樹脂層
    を接着したテープ状樹脂をその供給リールと巻取リール
    とに張設してこのテープ状樹脂を所定長さ分だけ供給移
    送する工程と、 前記テープ状樹脂の供給移送経路に供給セットされた基
    板に対して前記テープ状樹脂におけるテープ状の樹脂層
    を接合載置する工程と、 前記基板に接合載置した前記テープ状樹脂におけるテー
    プ状の樹脂層を前記基板に加熱して貼着する工程と、 前記基板に貼着されたテープ状の樹脂層側と前記テープ
    状樹脂側とを分離させる工程とを有することを特徴とす
    る基板へのテープ状樹脂貼着方法。
  2. 【請求項2】 基板にテープ状樹脂におけるテープ状の
    樹脂層を加熱して貼着した後に、前記テープ状の樹脂層
    に対する加熱作用を停止すると共に、前記基板に貼着し
    たテープ状の樹脂層に連続する前記テープ状樹脂におけ
    るテープ状の樹脂層側を冷却する工程とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の基板へのテープ状樹脂貼着
    方法。
  3. 【請求項3】 テープ状の保護用フィルムにテープ状の
    樹脂層を接着したテープ状樹脂の供給リールと、前記テ
    ープ状樹脂における保護用フィルムの巻取リールと、前
    記テープ状樹脂を基板の大きさに対応する所定長さ分だ
    け供給するテープ供給機構と、基板に対して前記テープ
    状樹脂におけるテープ状の樹脂層を接合載置させるガイ
    ド部と、前記テープ供給機構及び前記ガイド部にて供給
    された前記テープ状樹脂におけるテープ状の樹脂層を前
    記基板に加熱貼着する加熱機構とを備えていることを特
    徴とする基板へのテープ状樹脂貼着装置。
  4. 【請求項4】 基板に貼着したテープ状の樹脂層に連続
    するテープ状樹脂におけるテープ状の樹脂層側を冷却す
    る冷却用気体の供給機構を備えていることを特徴とする
    請求項3に記載の基板へのテープ状樹脂貼着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012028594A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Shinko Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置及び電子部品の実装方法
KR20190137834A (ko) * 2017-03-30 2019-12-11 가부시키가이샤 신가와 본딩 장치 및 본딩 방법

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