JPH11336843A - トルク伝達装置 - Google Patents

トルク伝達装置

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JPH11336843A
JPH11336843A JP14805798A JP14805798A JPH11336843A JP H11336843 A JPH11336843 A JP H11336843A JP 14805798 A JP14805798 A JP 14805798A JP 14805798 A JP14805798 A JP 14805798A JP H11336843 A JPH11336843 A JP H11336843A
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JP
Japan
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inertial body
damper
friction
clutch device
spring member
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Withdrawn
Application number
JP14805798A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Ara
博文 荒
Toshio Harima
俊男 播磨
Shoichi Tsuchiya
章一 土屋
Onori Shibata
大典 柴田
Masahito Ichinose
雅人 一之瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したクラッチ操作が可能なトルク伝達装
置を提供する。 【解決手段】 第1慣性体2とこの第1慣性体2に対し
て相対回動可能に支持された第2慣性体5との間を、摩
擦部材41が付属する捩じりダンパ6で連繋する。前記
第2慣性体5には摩擦クラッチ装置55を取付ける。前
記捩じりダンパ6は、第2慣性体5に連繋されるダンパ
ハブ26と第2慣性体5との間に配設され、第1慣性体
2に連繋されるドライブプレート27とを有する。前記
摩擦部材41を、ダンパハブ26とドライブプレート2
7との間に設ける。前記第2慣性体5とダンパハブと2
6の間に、第2慣性体5に対して摩擦クラッチ装置55
の接続解除操作のための操作力の方向と略同一方向に作
用して、第2慣性体5とダンパハブ26とを相互に近付
ける方向に作用するばね部材67を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に対して
設けられるトルク伝達装置に関し、とりわけ、2つの慣
性体を有し、これらの間が捩じりダンパを介して連繋さ
れてなる形式のトルク伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のトルク伝達装置として、例えば
特公平8−16501号公報には、駆動軸に連結された
第1慣性体とこの第1慣性体に対して相対回動可能に支
持された第2慣性体との間が、摩擦部材が付属する捩じ
りダンパを介して連繋されてなり、前記第2慣性体には
摩擦クラッチ装置が取付けられるトルク伝達装置が示さ
れている。
【0003】前記捩じりダンパは、第1慣性体に連繋さ
れたダンパハブと、このダンパハブの両側に対峙配設さ
れ、第2慣性体に連繋された一対のドライブプレートと
を備えており、この捩じりダンパに付属する摩擦部材及
びこの摩擦部材を押圧するばね部材がダンパハブとドラ
イブプレートとの間に設けられている。
【0004】前記トルク伝達装置にあっては、駆動軸に
入力されるトルクが、第1慣性体から捩じりダンパを介
して第2慣性体に伝達される。このとき、前記捩じりダ
ンパは入力トルクに重畳する振動の吸振作用を発揮する
一方、摩擦部材は捩じりダンパのダンパハブとドライブ
プレートとの相対回動に摩擦減衰力を与え、振動の減衰
作用を発揮する。
【0005】また、前記第2慣性体に取付けられる摩擦
クラッチ装置は、この摩擦クラッチ装置に与えられる操
作力によって接続解除操作される。
【0006】前記トルク伝達装置の第2慣性体に取付け
られる摩擦クラッチ装置の接続及び接続解除は、この摩
擦クラッチ装置に与えられる操作力によって、次のよう
にして行われる。即ち、前記摩擦クラッチ装置の接続状
態ではこの摩擦クラッチ装置に与えられる操作力は零
で、摩擦クラッチ装置はトルク伝達可能な状態にあり、
この接続状態から、摩擦クラッチ装置に所定の操作力を
与えることによって接続状態を解除するようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記摩擦クラ
ッチ装置は第2慣性体に取付けられているから、摩擦ク
ラッチ装置に操作力が与えられるとき、この操作力は第
2慣性体にも作用することになり、第2慣性体を押圧す
ることになる。
【0008】このとき、前記従来例にあっては、前記第
2慣性体は捩じりダンパのドライブプレートに連繋さ
れ、第1慣性体はダンパハブに連繋されており、ダンパ
ハブとドライブプレートとの間に摩擦部材を押圧するば
ね部材が設けられているから、摩擦クラッチ装置に操作
力を与えることによって第2慣性体が押圧されると、第
2慣性体はばね部材を押し縮めて、第1慣性体側に移動
することになる。これによって、前記捩じりダンパのダ
ンパハブとドライブプレートとの間に設けたばね部材が
圧縮される分だけ、クラッチ装置に操作力を与えるため
の操作ストロークが増加することになる。
【0009】その結果、前記捩じりダンパのダンパハブ
とドライブプレートとの間に設けた摩擦部材を押圧する
ばね部材が圧縮されることによって、摩擦クラッチ装置
の接続解除操作に所期する操作ストローク以上の大きな
ストロークを要することになり、また、摩擦部材が摩耗
するとそのストロークが増加することになり、接続解除
操作が不安定となる虞がある。
【0010】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、摩擦クラッチ装置に接続解除のための操作力
が与えられた場合に、この操作力によって、捩じりダン
パに付属する摩擦部材を押圧するばね部材が圧縮される
ことがなく、安定したクラッチ操作が可能なトルク伝達
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、駆動軸に連結された第1慣性体とこの第1慣性
体に対して相対回動可能に支持された第2慣性体との間
が、摩擦部材が付属する捩じりダンパを介して連繋され
てなり、前記第2慣性体には摩擦クラッチ装置が取付け
られるトルク伝達装置において、前記捩じりダンパが、
第2慣性体に対して軸方向に移動可能でかつ相対回動不
能に連繋されるダンパハブと、このダンパハブと第2慣
性体との間に配設され、第1慣性体に連繋されるドライ
ブプレートとを備え、前記捩じりダンパに付属する摩擦
部材を、ダンパハブとドライブプレートとの間に設ける
と共に、前記第2慣性体と捩じりダンパのダンパハブと
の間に、第2慣性体に対して摩擦クラッチ装置の接続解
除操作のためにこの摩擦クラッチ装置に与えられる操作
力の方向と略同一方向に作用し、第2慣性体とダンパハ
ブとを相互に近付ける方向に作用するばね部材を設け、
このばね部材のばね力によって捩じりダンパのダンパハ
ブとドライブプレートとの間に摩擦部材を挟圧するよう
にした構成にしてある。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記ばね部材が、摩擦部材より
も半径方向内方側に位置して設けられている構成にして
ある。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記ばね部材は、第2慣性体に
形成した段付き状の貫通孔を貫通して捩じりダンパのダ
ンパハブに螺合固定される鍔付ボルトを設けて、この鍔
付ボルトの鍔部と貫通孔の底部との間に設けられている
構成にしてある。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記ばね部材は、略板状に形成
されてなり、一端が第2慣性体に形成した溝に係合し、
他端が捩じりダンパのダンパハブに固定されている構成
にしてある。
【0015】斯かる構成において、前記駆動軸に与えら
れるトルクは、この駆動軸に連結された第1慣性体に入
力され、この第1慣性体から捩じりダンパを介して第2
慣性体に伝達される。このとき、前記捩じりダンパは、
入力トルクに重畳する振動の吸振作用を発揮する。ま
た、前記摩擦部材は捩じりダンパのダンパハブとドライ
ブプレートの相対回動に摩擦減衰力を与え、振動の減衰
作用を発揮する。
【0016】また、前記第2慣性体に取付けられる摩擦
クラッチ装置は、この摩擦クラッチ装置に与えられる操
作力によって接続解除操作され、第2慣性体よりも下流
側に設けられる駆動装置への動力伝達を制御する。
【0017】前記トルク伝達装置の第2慣性体に取付け
られる摩擦クラッチ装置の接続及び接続解除は、この摩
擦クラッチ装置に与えられる操作力によって、次のよう
にして行われる。即ち、前記摩擦クラッチ装置の接続状
態では、この摩擦クラッチ装置に与えられる操作力は零
で、摩擦クラッチ装置はトルク伝達可能な状態にあり、
この接続状態から、摩擦クラッチ装置に所定の操作力を
与えることによって摩擦クラッチ装置の接続状態を解除
するようになっている。
【0018】ここで、前記摩擦クラッチ装置は第2慣性
体に取付けられているから、摩擦クラッチ装置に操作力
が与えられるとき、この操作力は第2慣性体にも作用す
ることになり、第2慣性体を押圧することになる。
【0019】このとき、本発明にあっては、前記摩擦ク
ラッチ装置に操作力を与えることによって第2慣性体が
押圧されても、捩じりダンパのダンパハブとドライブプ
レートとの間の摩擦部材を押圧するばね部材が圧縮され
ず、第2慣性体は移動することがない。
【0020】即ち、本発明にあっては、前記第2慣性体
と捩じりダンパのダンパハブとの間に、第2慣性体に対
して摩擦クラッチ装置に与えられる操作力の方向と略同
一方向作用して、第2慣性体とダンパハブとを相互に近
付ける方向に作用するばね部材が設けられ、このばね部
材によってダンパハブとドライブプレートとの間に摩擦
部材を挟圧するようにしてある。このため、前記ばね部
材は第2慣性体とダンパハブとに対して引張り方向に作
用するばね部材であって、このばね部材によって第2慣
性体は摩擦クラッチ装置に与えられる操作力の方向と略
同一方向に予め付勢された状態にある。その結果、前記
第2慣性体が押圧されても、この押圧力がばね部材を圧
縮することがない。
【0021】これによって、前記摩擦クラッチ装置の接
続解除操作のためにこの摩擦クラッチ装置に操作力が与
えられた場合に、第2慣性体は操作力によって移動する
ことがなく、摩擦クラッチ装置は、所定の操作ストロー
クで接続解除操作される。
【0022】したがって、摩擦クラッチ装置に接続解除
のための操作力が与えられた場合に、この操作力によっ
て、捩じりダンパに付属する摩擦部材を押圧するばね部
材が圧縮されることがなく、安定したクラッチ操作が可
能なトルク伝達装置が得られる。
【0023】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記ばね部材が、摩擦部材よりも半径方向内方側に位置し
て設けられているから、このばね部材を摩擦部材の軸方
向に配置する場合に比較して、捩じりダンパの軸方向寸
法の長大化を防止できる。
【0024】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記ばね部材が、第2慣性体に形成した段付き状の貫通孔
を貫通してダンパハブに螺合固定される鍔付ボルトを設
けて、この鍔付ボルトの鍔部と貫通孔の底部との間に設
けられているから、鍔付ボルトのねじ込み量を調節する
ことによってばね部材のばね力の調節が容易に可能とな
る。
【0025】また、請求項4記載の発明にあっては、前
記ばね部材が略板状に形成されてなり、一端が第2慣性
体に形成した溝に係合し、他端が捩じりダンパのダンパ
ハブに固定されているから、構成の簡素化を図ることが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳述する。
【0027】図1は本発明の実施の形態を示すトルク伝
達装置の断面図で、図2のA−O−A線断面図、図2は
図1に示すトルク伝達装置の一部を切除して示す部分的
な平面図で、上半分は摩擦クラッチ装置を除いた図面、
下半分は更に第2慣性体、環状慣性体及び一方のドライ
ブプレートを除いた図面、図3は図1の要部を拡大して
示す断面図である。
【0028】図において1は駆動軸、即ち内燃機関のク
ランクシャフト、2は第1慣性体で、この第1慣性体2
は軸受けホルダ3と共にボルト4によって駆動軸1に連
結されている。5は前記第1慣性体2に回動可能に支持
された第2慣性体で、この第2慣性体5には後述する摩
擦クラッチ装置が取付けられる。6は前記第1慣性体2
と第2慣性体3との間を連繋する捩じりダンパである。
【0029】前記第1慣性体2には貫通孔7が形成して
あると共に、第2慣性体5に面する側に、窪み8及びこ
の窪み8に連続する環状溝9が形成してある。前記窪み
8の内周縁には、この窪み8に開口する切欠き溝10が
円周方向等間隔に複数個、この実施の形態では4個形成
してある。前記切欠き溝10の第2慣性体5側の開口
は、第1慣性体2の第2慣性体5側に固定される環状慣
性体11によって閉塞可能となっている。したがって、
前記切欠き溝10は環状慣性体11が固定された状態に
おいて、半径方向内方側に向かってのみ開口しているこ
とになる。また、前記環状溝9は軸心寄りに形成されて
おり、この環状溝9の外側の内周縁には切欠き溝12が
形成してある。なお、前記第1慣性体2の外周側にはリ
ングギヤ13が焼嵌めによって固定してある。
【0030】前記第2慣性体5は内周側のボス部15と
このボス部15から半径方向外方に延びるプレート部1
6とからなり、ボス部15の内周側が軸受けホルダ3に
取付けられた軸受け17によって支持され、軸受けホル
ダ3に対して回動可能である。ここで、前記軸受けホル
ダ3はボルト4によって第1慣性体2と一体になって駆
動軸1に連結されているから、結局、第2慣性体5は第
1慣性体2に対して回動可能に支持されていることにな
る。
【0031】前記第2慣性体5のボス部15の軸方向端
部は第1慣性体2に形成した環状溝9内に延びており、
この軸方向端部には軸方向の突起18が円周方向等間隔
に複数個形成してあり、これら隣合う突起18によって
係合溝19が形成してある。また、前記第2慣性体5の
ボス部15の外周には外歯20が形成してある。
【0032】前記第2慣性体5のプレート部16には後
述する摩擦クラッチ装置のクラッチディスクの摩擦板が
接するクラッチ摺動面21が形成してある。また、前記
第2慣性体5のボス部15とプレート部16との間に
は、冷却のための空気が流通可能な貫通孔22が複数個
形成してある。
【0033】前記第1慣性体2と第2慣性体5との間を
連繋する捩じりダンパ6は、第1慣性体2の窪み8に臨
んで設けられており、第2慣性体5に対して軸方向に移
動可能で、かつ相対回動不能に連繋されるダンパハブ2
6と、このダンパハブ26と第2慣性体5との間に配設
され、第1慣性体2に連繋されるドライブプレート27
とを備えている。前記ドライブプレート27は、この実
施の形態においては一対設けられており、ダンパハブ2
6の両側に対峙配設されている。
【0034】また、前記捩じりダンパ6のダンパハブ2
6とドライブプレート27とのそれぞれ対応する位置に
は複数の窓28、29が形成されており、これら複数の
窓28、29内には、ダンパハブ26とドライブプレー
ト27とを弾性的に相対回動可能に連繋する一対の圧縮
ばね(ばね部材)30が収容してある。前記一対の圧縮
ばね30は、遊動子31によって直列に作用するように
してある。
【0035】前記ダンパハブ26は環状の板部材からな
り、内周側に、第2慣性体5に形成した外歯20に嵌り
合って軸方向移動可能に連結される内歯32が形成して
ある。これによって、前記ダンパハブ26は第2慣性体
5に対して軸方向に移動可能で、かつ相対回動不能に連
繋されている。また、前記ダンパハブ26に形成した窓
28は、この実施の形態において外周側が開放した形状
であって、円周方向等間隔に4個形成してある。
【0036】前記一対のドライブプレート27には、ダ
ンパハブ26に形成した窓28に対応して、窓29がそ
れぞれ形成されると共に、外周側に、第1慣性体2の切
欠き溝10に嵌り合う突起35が半径方向外方に突出し
て形成されている。また、前記窓29の内外周側端部に
は切り起こした舌片29a、29bが形成されており、
これら舌片29a、29bで圧縮ばね30を包むように
して、この圧縮ばね30の抜脱を防止するようにしてあ
る。
【0037】前記一対のドライブプレート27は、ダウ
エルピン36及びリベットピン37を介して相互に一体
化されると共に、リベットピン37を第1慣性体2の貫
通孔7内に挿通固定することにより、この第1慣性体2
に連結されている。ここに、前記ドライブプレート27
は、第1慣性体2の切欠き溝10に嵌り合う突起35及
びリベットピン37の2箇所で第1慣性体2に連結され
ていることになる。つまり、前記ドライブプレート27
は、内周側がリベットピン37によって、外周側が突起
35によって第1慣性体2に連結されている。
【0038】前記圧縮ばね30は図2に最もよく示され
るように、窓28、29内に一対ずつ収容配置してあ
る。また、前記圧縮ばね30の両端にはリテーナ38が
設けられている。
【0039】前記遊動子31は、ダンパハブ26の外周
に位置する環状連結部39と、この環状連結部39から
半径方向内方に延びるアーム部40とを有し、このアー
ム部40が窓28、29内に収容した一対の圧縮ばね3
0の間に延びており、この一対の圧縮ばね30を窓2
8、29内で直列に作用させる。したがって、この実施
の形態においては、前記ダンパハブ26とドライブプレ
ート27が相対回動するとき、窓28、29内で直列に
作用する4つのばね群が並列に作用して弾性を得ること
になる。
【0040】41は前記捩じりダンパ6に付属する摩擦
部材である。前記摩擦部材41はダンパハブ26とドラ
イブプレート27との間に設けられ、これらダンパハブ
26とドライブプレート27との相対回動に摩擦抵抗を
与えるようになっている。前記摩擦部材41は、この実
施の形態においてパッチ状に形成され、円周方向等間隔
に4個配置した状態で、ダンパハブ26の側面に貼着さ
れている。
【0041】45は前記第1慣性体2と第2慣性体5と
の相対回動に摩擦抵抗を与える摩擦減衰装置である。前
記摩擦減衰装置45は、第1慣性体2と第2慣性体5と
の相対回動時に摩擦力を得る摩擦板46と、この摩擦板
を押圧するばね部材(皿ばね)47とを備えている。
【0042】前記摩擦板46は環状のハブ48の両側に
環状の摩擦材49を貼着して構成され、第1慣性体2に
形成した環状溝9内に収容配置されている。前記摩擦板
46のハブ48は板部材から環状に形成され、その内周
側には、第2慣性体5の係合溝19に対応する突起50
が半径方向内方に向かって形成されており、この突起5
0が、第2慣性体5の係合溝19内に、所定の回動方向
隙間をもってそれぞれ係合している。したがって、前記
摩擦板46は第2慣性体5に対して、回転方向には一体
化可能で、軸方向には相対移動可能に連繋されているこ
とになる。
【0043】前記ばね部材(皿ばね)47は截頭円錐状
に形成され、第2慣性体5に形成した環状溝9の底部に
配置されており、摩擦板46を押圧板52と共にねじり
ダンパ6のドライブプレート27に押圧している。
【0044】また、前記押圧板52は板部材から環状に
形成されてなり、この押圧板52の外周には突起53が
半径方向外方に突出して形成され、この突起53が第1
慣性体2の切欠き溝12に係合している。したがって、
前記押圧板52は第1慣性体2に対して、回動方向には
一体的となり、軸方向には相対移動可能に連繋されてい
る。
【0045】ここで、前記摩擦減衰装置45の摩擦板4
6は、ドライブプレート27に押圧されているけれど
も、このドライブプレート27は第1慣性体2の切欠き
溝10に嵌り合う突起35及びリベットピン37の2箇
所でこの第1慣性体2に連結されているから、結局、摩
擦減衰装置45は第1慣性体2と第2慣性体5との相対
回動に対して摩擦減衰抵抗を与えることになるのであ
る。
【0046】55は前記第2慣性体5に取付けられる摩
擦クラッチ装置である。56は前記摩擦クラッチ装置5
5のクラッチディスクで、このクラッチディスク56
は、摩擦板57と、この摩擦板57が外周側に取付けら
れたドライブプレート58と、このドライブプレート5
8の内周側に取付けられたハブ59とを備えており、こ
のハブ59には出力軸60が連繋される。61はプレッ
シャプレート、62はクラッチカバーで、このクラッチ
カバー62には、皿ばね63が支点リング64を介して
リベット65で枢支されており、更に、この皿ばね63
は図外のクリップによってその外周辺でプレッシャプレ
ート61に係止されている。
【0047】図1は前記摩擦クラッチ装置55の接続状
態を示しており、皿ばね63のばね力はプレッシャプレ
ート61に作用し、プレッシャプレート61はクラッチ
ディスク56の摩擦板57を第2慣性体5のクラッチ摺
動面21に押圧している。
【0048】67は前記第2慣性体5と捩じりダンパ6
のダンパハブ26との間に設けられたばね部材で、この
ばね部材67は摩擦部材41よりも半径方向内方側に位
置して設けられている。また、前記ばね部材67は、摩
擦部材41に対応して複数個配置される。
【0049】前記ばね部材67は、第2慣性体5に形成
した段付き状の貫通孔68を貫通して捩じりダンパ6の
ダンパハブ26に螺合固定される鍔付ボルト69を設
け、この鍔付ボルト69の鍔部70と貫通孔68の底部
71との間に設けられており、このばね部材67のばね
力は、第2慣性体5に対して摩擦クラッチ装置55の接
続解除操作のためにこの摩擦クラッチ装置55に与えら
れる操作力の方向と略同一方向に作用して、第2慣性体
5とダンパハブ26とを相互に近付ける方向に作用して
いる。
【0050】斯かる構成において、前記駆動軸1に与え
られるトルクは、この駆動軸1に連結された第1慣性体
2に入力され、捩じりダンパ6を及び摩擦減衰装置45
を介して第2慣性体5に伝達される。詳しくは、前記捩
じりダンパ6のドライブプレート27が突起35及びリ
ベットピン37を介して第1慣性体2に連結され、ダン
パハブ26が内歯32を介して第2慣性体5に連結され
ているから、第1慣性体2に入力されたトルクは、捩じ
りダンパ6のドライブプレート27、圧縮ばね30及び
ダンパハブ26を介して第2慣性体5に伝達される。
【0051】このとき、前記窓28、29内に収容した
一対の圧縮ばね30は直列に作用するから、ばね定数が
小さく、長い撓み振幅をもって吸振作用をすると共に、
この直列に作用する4つのばね群が並列に作用して適正
な捩じり弾性を得る。また、前記捩じりダンパ6に付属
する摩擦部材41及び摩擦減衰装置45が減衰作用を発
揮する。即ち、前記捩じりダンパ6に付属する摩擦部材
41がダンパハブ26とドライブプレート27との間に
設けられているから、これらダンパハブ26とドライブ
プレート27との相対回動に摩擦減衰力を与え、減衰作
用を発揮する。また、前記摩擦減衰装置45は、摩擦板
46が第2慣性体5に連繋され、押圧板52が第1慣性
体2に連繋されているから、摩擦板46が捩じりダンパ
6のドライブプレート27と押圧板52との間で摩擦摺
動して、減衰作用を発揮する。
【0052】また、前記第2慣性体5に取付けられる摩
擦クラッチ装置55は、この摩擦クラッチ装置55に与
えられる操作力よって接続解除操作され、第2慣性体よ
りも下流側に設けられる駆動装置への動力伝達を制御す
る。詳しくは、前記摩擦クラッチ装置55は、この摩擦
クラッチ装置55の皿ばね63の内周端近傍に与えられ
る操作力によって接続状態が解除され、クラッチディス
ク56のハブ59に連繋された出力軸60への動力伝達
を制御して、この出力軸60に連繋される図外の駆動装
置への動力伝達を制御する。
【0053】前記第2慣性体5に取付けられた摩擦クラ
ッチ装置55の接続及び接続解除は、この摩擦クラッチ
装置55に与えられる操作力によって、次のようにして
行われる。即ち、前記摩擦クラッチ装置55の接続状態
では、この摩擦クラッチ装置55に与えられる操作力は
零で、摩擦クラッチ装置55はトルク伝達可能な状態に
あり、この接続状態から、摩擦クラッチ装置55に所定
の操作力を与えることによって接続状態を解除するよう
になっている。
【0054】つまり、図1は前記摩擦クラッチ装置55
の接続状態を示しており、皿ばね63のばね力はプレッ
シャプレート61に作用し、プレッシャプレート61は
クラッチディスク56の摩擦板57を第2慣性体5のク
ラッチ摺動面21に押圧している。この状態から摩擦ク
ラッチ装置55の接続を解除するには、よく知られてい
るように、クラッチペタルを踏込み、図外のレリーグベ
アリングを介して皿ばね63の内周端近傍を押す(軸方
向に操作力を与える)ことによって達せられる。また、
前記皿ばね63の内周端近傍に与える操作力を除すこと
で摩擦クラッチ装置55は再び接続状態とされる。
【0055】ここで、前記摩擦クラッチ装置55は第2
慣性体5に取付けられているから、摩擦クラッチ装置5
5に操作力が与えられるとき、この操作力は第2慣性体
5にも作用することになり、第2慣性体5を押圧するこ
とになる。
【0056】このとき、本発明にあっては、前記摩擦ク
ラッチ装置55に操作力を与えることによって第2慣性
体5が押圧されても、捩じりダンパ6のダンパハブ26
とドライブプレート27との間の摩擦部材41を押圧す
るばね部材67が圧縮されず、第2慣性体5は移動する
ことがない。
【0057】即ち、本発明にあっては、前記第2慣性体
5と捩じりダンパ6のダンパハブ26との間に、第2慣
性体5に対して摩擦クラッチ装置55に与えられる操作
力の方向と略同一方向作用して、第2慣性体5とダンパ
ハブ26とを相互に近付ける方向に作用するばね部材6
7が設けられ、このばね部材67によってダンパハブ2
6とドライブプレート27との間に摩擦部材41を挟圧
するようにしてある。このため、前記ばね部材67は第
2慣性体5とダンパハブ26とに対して引張り方向に作
用するばね部材であって、このばね部材67によって第
2慣性体5は摩擦クラッチ装置55に与えられる操作力
の方向と略同一方向に予め付勢された状態にある。その
結果、前記第2慣性体5が押圧されても、この押圧力が
ばね部材67を圧縮することがない。
【0058】これによって、前記摩擦クラッチ装置55
の接続解除操作のために、この摩擦クラッチ装置55に
操作力が与えられた場合に、第2慣性体5は操作力によ
って移動することがなく、摩擦クラッチ装置55は所定
の操作ストロークで接続解除操作される。
【0059】したがって、前記摩擦クラッチ装置55に
接続解除のための操作力が与えられた場合に、この操作
力によって、捩じりダンパ6に付属する摩擦部材41を
押圧するばね部材67が圧縮されることがなく、安定し
たクラッチ操作が可能なトルク伝達装置が得られる。
【0060】また、前記ばね部材67は、摩擦部材41
よりも半径方向内方側に位置して設けられているから、
このばね部材67を摩擦部材41の軸方向に配置する場
合に比較して、捩じりダンパ6の軸方向寸法の長大化を
防止できる。
【0061】また、前記ばね部材67が、第2慣性体5
に形成した段付き状の貫通孔68を貫通してダンパハブ
26に螺合固定される鍔付ボルト69を設けて、この鍔
付ボルト69の鍔部70と貫通孔68の底部71との間
に設けられているから、鍔付ボルト69のねじ込み量を
調節することによってばね部材67のばね力の調節が容
易に可能となる。
【0062】図4は本発明の別の実施の形態を示す図面
で、この実施の形態が前記実施の形態と変わるところ
は、前記ばね部材67Aが略板状に形成されてなり、一
端が第2慣性体5に形成した溝72に係合し、他端が捩
じりダンパ6のダンパハブ26に固定されている点であ
る。
【0063】即ち、前記ばね部材67Aは板厚方向に所
定の段差をもって略板状に形成され、摩擦部材41より
も半径方向内方側に位置して設けられており、このばね
部材67Aは、その一端が第2慣性体5のボス部15の
外周に形成した溝72に係合し、他端が捩じりダンパ6
のダンパハブ26にビス73によって固定してある。ま
た、前記ばね部材67Aは、摩擦部材41に対応して複
数個配置される。
【0064】なお、その他の構成は前記実施の形態と同
様であるから、同一構成部分には同一符号を付し、その
重複する説明を省略する。
【0065】斯かる構成にあっても、前記ばね部材67
Aは、第2慣性体5とダンパハブ26とに対して引張り
方向に作用するばね部材であって、このばね部材67A
によって第2慣性体5は摩擦クラッチ装置55に与えら
れる操作力の方向と略同一方向に予め付勢された状態に
ある。このため、前記摩擦クラッチ装置55に操作力が
与えられ、第2慣性体が押圧されても、この押圧力がば
ね部材67Aを圧縮することがない。
【0066】これによって、前記摩擦クラッチ装置55
の接続解除操作のために、この摩擦クラッチ装置55に
操作力が与えられた場合に、第2慣性体5は操作力によ
って移動することがなく、摩擦クラッチ装置55は所定
の操作ストロークで接続解除操作され、前記実施の形態
と同様の作用、効果が得られる。
【0067】したがって、この実施の形態にあっても、
前記摩擦クラッチ装置55に接続解除のための操作力が
与えられた場合に、この操作力によって、捩じりダンパ
6に付属する摩擦部材41を押圧するばね部材67Aが
圧縮されることがなく、安定したクラッチ操作が可能な
トルク伝達装置が得られる。
【0068】加えて、前記ばね部材67Aが略板状に形
成され、一端が第2慣性体5に形成した溝72に係合
し、他端がダンパハブ26に固定されているから、構成
の簡素化を図ることができる。
【0069】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記捩じりダンパ6のドライブプレート27を
ダンパハブ26の両側に配置した実施の形態について述
べたが、ダンパハブ26と第2慣性体5との間の片側の
みに配置する構成としてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、摩擦クラッチ装置に接続解除のための操作力が
与えられた場合に、この操作力によって、捩じりダンパ
に付属する摩擦部材を押圧するばね部材が圧縮されるこ
とがなく、安定したクラッチ操作が可能なトルク伝達装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すトルク伝達装置の断
面図で、図2のA−O−A線断面図である。
【図2】図1に示すトルク伝達装置の一部を切除して示
す部分的な平面図で、上半分はクラッチ装置を除いた図
面、下半分は更に第2慣性体、環状慣性体及び一方のド
ライブプレートを除いた図面である。
【図3】図1の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態を示す、図3と同様な
図面である。
【符号の説明】
1 駆動軸 2 第1慣性体 5 第2慣性体 6 捩じりダンパ 26 ダンパハブ 27 ドライブプレート 41 摩擦部材 55 摩擦クラッチ装置 67 ばね部材
フロントページの続き (72)発明者 柴田 大典 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 一之瀬 雅人 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸に連結された第1慣性体とこの第
    1慣性体に対して相対回動可能に支持された第2慣性体
    との間が、摩擦部材が付属する捩じりダンパを介して連
    繋されてなり、前記第2慣性体には摩擦クラッチ装置が
    取付けられるトルク伝達装置において、前記捩じりダン
    パが、第2慣性体に対して軸方向に移動可能でかつ相対
    回動不能に連繋されるダンパハブと、このダンパハブと
    第2慣性体との間に配設され、第1慣性体に連繋される
    ドライブプレートとを備え、前記捩じりダンパに付属す
    る摩擦部材を、ダンパハブとドライブプレートとの間に
    設けると共に、前記第2慣性体と捩じりダンパのダンパ
    ハブとの間に、第2慣性体に対して摩擦クラッチ装置の
    接続解除操作のためにこの摩擦クラッチ装置に与えられ
    る操作力の方向と略同一方向に作用し、第2慣性体とダ
    ンパハブとを相互に近付ける方向に作用するばね部材を
    設け、このばね部材のばね力によって捩じりダンパのダ
    ンパハブとドライブプレートとの間に摩擦部材を挟圧す
    るようにしたことを特徴とする、トルク伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記ばね部材は、摩擦部材よりも半径方
    向内方側に位置して設けられていることを特徴とする、
    請求項1記載のトルク伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記ばね部材は、第2慣性体に形成した
    段付き状の貫通孔を貫通して捩じりダンパのダンパハブ
    に螺合固定される鍔付ボルトを設けて、この鍔付ボルト
    の鍔部と貫通孔の底部との間に設けられていることを特
    徴とする、請求項1記載のトルク伝達装置。
  4. 【請求項4】 前記ばね部材は、略板状に形成されてな
    り、一端が第2慣性体に形成した溝に係合し、他端が捩
    じりダンパのダンパハブに固定されていることを特徴と
    する、請求項1記載のトルク伝達装置。
JP14805798A 1998-05-28 1998-05-28 トルク伝達装置 Withdrawn JPH11336843A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112833111A (zh) * 2019-11-22 2021-05-25 舍弗勒技术股份两合公司 离合器从动盘及离合器
CN113124098A (zh) * 2020-01-15 2021-07-16 舍弗勒技术股份两合公司 车辆用减振器及车辆

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112833111A (zh) * 2019-11-22 2021-05-25 舍弗勒技术股份两合公司 离合器从动盘及离合器
CN112833111B (zh) * 2019-11-22 2024-03-12 舍弗勒技术股份两合公司 离合器从动盘及离合器
CN113124098A (zh) * 2020-01-15 2021-07-16 舍弗勒技术股份两合公司 车辆用减振器及车辆

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