JPH11334904A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11334904A
JPH11334904A JP10156805A JP15680598A JPH11334904A JP H11334904 A JPH11334904 A JP H11334904A JP 10156805 A JP10156805 A JP 10156805A JP 15680598 A JP15680598 A JP 15680598A JP H11334904 A JPH11334904 A JP H11334904A
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feed roller
roller
guide member
image forming
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Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙ローラの交換が簡単にできる画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 本体に対して脱着可能な現像ユニット2
1と定着ユニット23と、用紙を積載する給紙カセット
35と、給紙カセット35上の用紙を現像ユニット21
に送る給紙ローラ39とを備え、給紙ローラ39を交換
するときは、給紙ローラ39の上方に位置する現像ユニ
ット21と定着ユニット23とを本体から離脱させる構
成により、給紙ローラ39が外部より視覚で確認できる
ようになり、作業スペースも確保できるので、給紙ロー
ラ39の交換が簡単になる。また、連結体75をボス6
1から離す方向にスライドさせるだけで、給紙ローラ3
9が取り出せる構成により、給紙ローラ39の交換が更
に簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、プリンタ等の画像形成
装置の給紙装置において、用紙を給紙する給紙ローラ
は、磨耗や汚れにより次第に劣化する。従って、ほとん
どの画像形成装置では、装置自体の寿命を迎えるまで
に、給紙ローラを何回か交換する。このため、給紙ロー
ラの交換は、簡単であることが望ましい。
【0003】従来、給紙ローラの交換を簡単にしたもの
としては、例えば、特開平6−144606号公報に開
示されているように、手差し給紙装置において、給紙ロ
ーラの軸を、給紙ローラと一体の給紙ローラ軸と、この
給紙ローラに回転力を伝達する駆動軸とに分割すると共
に、スライド自在の軸継手により両軸を連結し、この軸
継手をスライドさせて、給紙ローラを取り出す技術が公
知である。
【0004】上述の技術は、手差し給紙装置における技
術であり、手差し給紙装置は、その構成上、装置の外装
面近くに設けられており、容易に外から見えて取り扱え
るので、従来より給紙ローラの交換は、それほど困難で
はなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、給紙カセット
から用紙を取り出す給紙装置では、給紙ローラは、一般
に、本体の下方且つ中央付近に設けられており、外から
見えにくくて取り扱いにくいので、この給紙装置の給紙
ローラの交換は、難しいという課題がある。
【0006】そこで、本発明は、給紙ローラの交換が簡
単にできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光体、現像装置、露光装置等のうち少なくとも一
つを含むユニットが本体に対して脱着可能な画像形成部
と、用紙を積載する給紙カセットと、前記給紙カセット
上の用紙を前記画像形成部に給紙する給紙ローラと、前
記給紙ローラのローラ軸の一端に連結され、軸方向にス
ライド可能な駆動軸と、前記ローラ軸の他端と嵌合する
嵌合部と、前記駆動軸を軸方向にスライドさせるガイド
部材と、前記画像形成部と前記給紙ローラと前記駆動軸
とを支持している構造体とを備える画像形成装置であっ
て、前記ガイド部材を、前記嵌合部から離す方向にスラ
イドさせたとき、前記給紙ローラは、前記ガイド部材と
ともにスライドし、前記ローラ軸の他端と嵌合部との嵌
合が解除されることを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、給紙ロー
ラを交換するときは、先ず、給紙ローラの上方に位置す
るユニットを本体から離脱させる。こうすると、給紙ロ
ーラの上方に一定の空間が形成され、給紙ローラが外部
より視覚で確認できるようになり、作業スペースも確保
できるので、給紙ローラの交換が簡単になる。
【0009】ユニットを本体から離脱させた後、ガイド
部材を嵌合部から離す方向にスライドさせると、それに
伴い、給紙ローラもスライドする。給紙ローラがスライ
ドすると、ローラ軸の他端と構造体の嵌合部との嵌合が
外れ、給紙ローラを取り出すことができる。ガイド部材
を嵌合部から離す方向にスライドさせるだけで、給紙ロ
ーラが取り出せるので、給紙ローラの交換が更に簡単に
なる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記嵌合部には、この嵌合部と嵌合す
る前記ローラ軸の他端の下に、嵌合部から外れたローラ
軸を受けるリブが備えられていることを特徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明では、嵌合部に
は、リブが備えられている構成により、給紙ローラをス
ライドして、ローラ軸の他端と嵌合部との嵌合が外れた
とき、ローラ軸の他端が、リブに当接するので、給紙ロ
ーラの落下を防止できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、前記本体には、開閉可能な側壁
が備えられ、前記給紙ローラは、前記側壁の近傍に備え
られ、前記側壁を開けたとき、その開口から前記ユニッ
トを離脱することを特徴とする。
【0013】この請求項3に記載の発明では、給紙ロー
ラは、本体に対して開閉可能な側壁の近傍に配置されて
いることにより、側壁を開けると、すぐに給紙ローラが
見えるので、給紙ローラの交換等の作業が更に簡単にな
る。また、側壁を開けたとき、ユニットを本体から離脱
させられることにより、給紙ローラの上方に一定の空間
が形成され、作業スペースが確保できる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか一項に記載の発明において、前記ガイド部材
には係止部が形成され、前記ローラ軸の一端には係合部
が形成され、この係合部に前記係止部が係止することを
特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明では、給紙ロー
ラの係合部に、ガイド部材の係止部が係止しているの
で、簡単な構成で、給紙ローラとガイド部材とが一体に
スライドできる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の発明において、前記ガイド部材
側には、前記給紙ローラをスライドしたときに、前記給
紙ローラの側面と当接する突設部が設けられていること
を特徴とする。
【0017】この請求項5に記載の発明では、ガイド部
材をスライドさせたとき、ガイド部材と共に給紙ローラ
もスライドし、給紙ローラの側面が突設部に当接する。
給紙ローラの側面が突設部に当接すると、給紙ローラの
ローラ軸の他端は、等接部を支点に上方に回動し、嵌合
部から外れる。ガイド部材をスライドさせるだけで、給
紙ローラを取り外すことができるので、給紙ローラの取
り出しが更に簡単になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、第一
実施の形態を説明する。図一に示す複写機1は、後述す
るように原稿を走査して読み取り、デジタル化して記録
媒体(以後、「用紙」という)に複写するいわゆるデジ
タル複写機としての機能の他に、図示しない制御装置に
より、原稿の画像情報を遠隔地と授受するファクシミリ
の機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙上に印刷
するいわゆるプリンタの機能を併せ持つ多機能を保持し
ている。
【0019】複写機1は、胴内排紙型の複写機であり、
上から読み取り部3、画像形成部5、給紙部7の順に配
置されている。画像形成部5と読み取り部3との間の空
間は、排紙収納部4として形成され、画像形成された用
紙が、排紙収納される。
【0020】画像形成部5には、ドラム状をした感光体
9の周囲に、感光体9の表面に帯電処理を行う帯電装置
11、画像情報を感光体9表面にレーザ光で照射する露
光装置13、感光体9の表面に露光されて形成された静
電潜像を可視化する現像装置15、感光体9上で現像さ
れたトナー像を用紙に転写する転写装置17、転写後、
感光体9表面に残留するトナーを除去回収するクリーニ
ング装置19等がそれぞれ配置されている。感光体9と
帯電装置11と現像装置15とクリーニング装置19と
は、一つの現像ユニット21を形成している。
【0021】また、画像形成部5は上述したものの他
に、トナー像を転写された用紙上のトナーを定着処理す
る定着ユニット23がある。この定着ユニット23は、
現像ユニット21の上方に配置され、定着ローラ24と
排紙装置25とで構成されている。定着ユニット23を
通過した用紙は、排紙装置25により排紙収納部4に排
紙収納される。
【0022】現像ユニット21と定着ユニット23と露
光装置13とは、本体内の樹脂製の構造体26(図2参
照)により支持されており、現像ユニット21と定着ユ
ニット23とは、本体に対し脱着可能になっている。
【0023】読み取り部3は、原稿照明用光源とミラー
とからなる読み取り走行体27が、コンタクトガラス2
9上に積載される原稿に対し、往復移動して、原稿の読
み取り走査を行う。この読み取り走行体27により走査
された画像情報は、レンズ31の後方(図中右方)に配
置されているCCD(電荷結合素子画像センサ)33に
画像信号として読み込まれる。この読み込まれた画像信
号は、デジタル化され画像処理される。
【0024】画像処理された信号に基づいて、露光装置
13内のLD(レーザダイオード)の発光による光信号
は、ポリゴンミラーやレンズを介して感光体9に至り、
感光体9の表面に静電潜像が形成される。
【0025】複写機1の後方(図中右方)に位置する側
壁は、本体に対して開閉可能であり、給紙ローラ39の
交換やトナーの交換等のメンテナンスの際には、この側
壁47を開ける。側壁47の近傍には、手差し給紙装置
49が配置され、図中矢印a方向にスライド可能な用紙
積載板51上に積載された用紙は、ピックアップローラ
53により、レジストローラ43へ搬送される。
【0026】給紙部7は、給紙カセット35と用紙搬送
部(図2参照)40とで構成されている。給紙カセット
35には、未使用の用紙が収納されており、回動可能に
支持された底板37が最上の用紙を給紙ローラ39に押
し付けるようばね41が加圧する。後述する給紙ローラ
39の回転により、最上紙は給紙カセット35から送り
出され、ガイド板45を介してレジストローラ43へと
搬送される。レジストローラ43は、感光体9表面のト
ナー像と用紙の先端との位置関係が所定の位置になるよ
う、タイミングをとって、用紙を感光体9に搬送する。
【0027】図2は、側壁47を開けて、現像ユニット
21と定着ユニット23とを本体から脱着した状態を示
す斜視図である。なお、手差し給紙装置49は、この図
2においては省略している。
【0028】用紙搬送部40は、図2に示すように、側
壁47の近傍に配置されており、給紙ローラ39と、駆
動部55で構成されている。また、用紙搬送部40は、
図3に示すように、構造体26より延出している各壁部
57a〜c(図3参照)に支持されている。このよう
に、給紙ローラ39は、側壁47の近傍に配置されてお
り、側壁47を開けたとき、すぐに給紙ローラ39が見
えるので、給紙ローラ39の交換等の作業が簡単であ
る。
【0029】構造体26は、図3に示すように、壁部5
7a〜cを有しており、壁部57aには、後述するロー
ラ軸59の一端部59aが嵌合するボス(嵌合部)61
が給紙ローラ39の方向に延出している。このボス61
内には、ばね67により給紙ローラの方向に付勢されて
いる押圧ピン65が配置されている。押圧ピン65の先
端は、ボス61の給紙ローラ39側に形成された孔69
を介して、ローラ軸59の一端部59aに当接してい
る。また、壁部57aには、ボス61の下方に、給紙ロ
ーラ39の方向に延出しているリブ63が形成されてお
り、給紙ローラ39の落下を防止している。
【0030】壁部57bには、後述するガイド部材75
を通す孔79が形成され、この孔79にガイド部材75
が配置されている。壁部57cには、後述する駆動軸7
3を通す孔83が形成され、この孔83に、駆動軸73
の軸受85が勘合している。
【0031】給紙ローラ39は、後述する駆動軸73か
らの回転力を伝達されたローラ軸59により回転する。
ローラ軸41の一端部41aには、凹部71が形成され
ており、ボス61と勘合する。このとき、凹部71の略
中央の位置には、押圧ピン65の先端が当接している。
【0032】ローラ軸41の他端部59bは、断面が略
D型の中空をなしており、後述するガイド部材75内を
通って、駆動軸73と勘合している。このため、他端部
59bと駆動軸73とは、互いに回転不能な状態にあ
る。また、ローラ軸59と駆動軸73との軸心は、一致
している。
【0033】駆動部55は、駆動軸73とガイド部材7
5とで構成されている。駆動軸73は、図中において、
左右にスライド可能であり、図示しない駆動源からの駆
動力をローラ軸59に伝達する。駆動軸73の給紙ロー
ラ39側の端部は、ローラ軸59の他端部59bの形状
に嵌合する略D型の突起状をなしており、後述するガイ
ド部材75内を通って、ローラ軸59の他端部59bと
勘合している。従って、駆動軸73は、他端部59bと
の嵌合と軸受85とにより支持されている。また、ガイ
ド部材75内の駆動軸73には、溝部73aが形成され
ており、この溝部73aに後述する爪部75bが噛合っ
ている。
【0034】ガイド部材75は、中空の円柱状をなして
おり、壁部57bに形成された孔79に配置されてい
る。ガイド部材75は、駆動軸73と給紙ローラ39の
他端部59bとを連結し、支持している。ガイド部材7
5の給紙ローラ39側の一側で、且つ上部には、取手部
材77がガイド部材75と一体に形成され、下部は、給
紙ローラ39の方向に延出している延出部75aが形成
されている。この延出部75aと上述のリブ63とで、
給紙ローラ39の落下を防止している。
【0035】ガイド部材75は、上述の押圧ピン65の
ばね67よりも、強い付勢力を持つばね81により、給
紙ローラ39の方向に付勢されている。従って、通常、
このばね81の付勢力により、ローラ軸59の一端部5
9aは、矢印a方向にスライドして、ボス61と勘合し
ている。
【0036】ガイド部材75の内部において、下方に延
出している爪部75bが形成されており、駆動軸73の
溝部73aと噛合っている。これにより、駆動軸73と
ガイド部材75とは、一体にスライドする。なお、爪部
75bと溝部73aとは、単に噛合っているだけなの
で、駆動軸73の回転には、影響を与えない。なお、ガ
イド部材75を構成する材料は、特に限定しないが、樹
脂等の材料で構成されていることが好ましく、本実施の
形態において、ガイド部材75は、樹脂で構成されてい
る。
【0037】次に、上述した構成に基づいて第一実施の
形態の作用を説明する。
【0038】通常、給紙ローラ39は、ローラ軸59の
一端部59aがボス61と嵌合した状態で回転し、給紙
カセット35に収納されている用紙を感光体9に搬送し
ている。給紙ローラ39が磨耗劣化したときには、給紙
ローラ39を交換する。
【0039】給紙ローラ39を交換するときは、先ず、
側壁47を開けて、給紙ローラ39の上方に位置する現
像ユニット21と、定着ユニット23とを本体から離脱
させる。これらを離脱させると、図2に示すように、給
紙ローラ39の上方に一定の空間が形成される。給紙ロ
ーラ39の上方に一定の空間が形成されるので、給紙ロ
ーラ39が外部より視覚で確認できるようになり、作業
スペースも確保できるので、給紙ローラ39の交換が簡
単になる。
【0040】現像ユニット21と定着ユニット23とを
脱着させた後、ガイド部材75の取手部材77を持ち、
ガイド部材75を壁部57bの方向に移動させる。こう
すると、ガイド部材75と駆動軸73とは一体に右方に
スライドし、給紙ローラ39は、押圧ピン65により、
右方に押される。給紙ローラ39が右方に押されると、
図3に示すように、ローラ軸59の一端部59aとボス
61との嵌合が解除され、給紙ローラ39を取り出すこ
とができるようになる。ガイド部材75を右方にスライ
ドさせるだけで、給紙ローラ39を取り出せる状態にな
るので、給紙ローラ39の交換が更に簡単になる。
【0041】次に、第二実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述の部分と同一の部分には、同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0042】第二実施の形態においては、図4に示すよ
うに、ガイド部材75の給紙ローラ39側の一側で、且
つ上部に係止爪(係止部)75cが形成され、ローラ軸
59の他端部59bに係止爪75cと係合する係合溝
(係合部)59cが形成されていることのみが第一実施
の形態と相違する。
【0043】係止爪75cは、樹脂材料の弾性を利用し
て、係合溝59cと係合している。したがって、ガイド
部材75と給紙ローラ39とを一体的にスライドさせる
ことができる。また、給紙ローラ39を取り出すとき
は、係止爪75cが弾性変形して、係合溝59cとの係
合が外れるようになっている。なお、係止爪75cと係
合溝59cは、単に係合しているだけなので、給紙ロー
ラ39の回転には、影響を与えない。
【0044】このように、係止爪75cと係合溝59c
とを係合させているので、ガイド部材75を右方にスラ
イドさせると、給紙ローラ39もガイド部材75と共に
右方にスライドする。従って、第一実施の形態のよう
に、給紙ローラ39を右方にスライドさせるための押圧
ピン65が不要になるので、部品点数が減り、構成も簡
単である。
【0045】次に、第三実施の形態を説明する。この第
三実施の形態においては、図5に示すように、壁部57
bの下方で、且つ給紙ローラ39側に、給紙ローラ39
の一側と当接する突設部87が形成されていることのみ
が第二実施の形態と相違する。
【0046】突設部87は、ガイド部材75と一体にス
ライドしてきた給紙ローラ39が、所定距離スライドし
たときに、給紙ローラ39の一側と当接する位置に形成
されている。
【0047】右方にスライドさせられた給紙ローラ39
の一側が突設部87に当接し、さらに、右方にスライド
させると、給紙ローラ39は、当接箇所を支点に上方に
回動する。給紙ローラ39が上方に回動すると、ローラ
軸59の一端部59aとボス61との嵌合が解除され
て、図5に示すように、給紙ローラ39の壁部57aが
上方に跳ね上がり、給紙ローラ39は取り外される。
【0048】このように、ガイド部材75をスライドさ
せるだけで、給紙ローラ39を取り外すことができるの
で、給紙ローラ39の交換が更に簡単になる。
【0049】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の
変形が可能である。
【0050】例えば、本実施の形態において、ローラ軸
59の他端部59aを凹型にして、ボス61と嵌合させ
たが、他端部59aを突起状にして、ボス61の変わり
に、壁部57aに凹部を形成して、互いに嵌合させても
良い。これは、ガイド部材75の爪部75bと駆動軸7
3の溝部73a、及びガイド部材75の係止爪75cと
ローラ軸59の係合溝59cについても同様である。
【0051】また、本発明は、多機能の複写機1に適用
したが、これに限定されず、例えば、単なる複写機、プ
リンタ、ファクシミリ等に適用しても、同様の作用効果
を得る。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、給紙ローラ
の上方に位置するユニットが本体と離脱可能な構成によ
り、給紙ローラが外部より視覚で確認でき、作業スペー
スも確保できるので、給紙ローラの交換が簡単になる。
また、ガイド部材を嵌合部から離す方向にスライドさせ
るだけで、給紙ローラが取り出せるので、給紙ローラの
交換が更に簡単になる。
【0053】請求項2に記載の発明では、嵌合部には、
リブが備えられている構成により、給紙ローラの落下を
防止できる。
【0054】請求項3に記載の発明では、給紙ローラ
は、本体に対して開閉可能な側壁の近傍に配置されてい
ることにより、給紙ローラの交換が更に簡単になり、作
業スペースも確保できる。
【0055】請求項4に記載の発明では、給紙ローラの
係合部に、ガイド部材の係止部が係止しているので、簡
単な構成で、給紙ローラとガイド部材とが一体にスライ
ドできる。
【0056】請求項5に記載の発明では、突設部が設け
られているので、給紙ローラの取り出しがより簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図
である。
【図2】図1の複写機の側壁を開けた状態を示す斜視図
である。
【図3】第一実施の形態の給紙ローラの近傍を拡大した
断面図である。
【図4】第二実施の形態の給紙ローラの近傍を拡大した
断面図である。
【図5】第三実施の形態の給紙ローラの近傍を拡大した
断面図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 5 画像形成部 9 感光体 13 露光装置 15 現像装置 21 現像ユニット 24 定着ユニット 26 構造体 35 給紙カセット 39 給紙ローラ 47 側壁 59 ローラ軸 59c 係合溝(係止部) 61 ボス(嵌合部) 63 リブ 73 駆動軸 75 ガイド部材 75a 延出部 75c 係止爪(係合部) 87 突設部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体、現像装置、露光装置等のうち少
    なくとも一つを含むユニットが本体に対して脱着可能な
    画像形成部と、用紙を積載する給紙カセットと、前記給
    紙カセット上の用紙を前記画像形成部に給紙する給紙ロ
    ーラと、前記給紙ローラのローラ軸の一端に連結され、
    軸方向にスライド可能な駆動軸と、前記ローラ軸の他端
    と嵌合する嵌合部と、前記駆動軸を軸方向にスライドさ
    せるガイド部材と、前記画像形成部と前記給紙ローラと
    前記駆動軸とを支持している構造体とを備える画像形成
    装置であって、 前記ガイド部材を、前記嵌合部から離す方向にスライド
    させたとき、前記給紙ローラは、前記ガイド部材ととも
    にスライドし、前記ローラ軸の他端と嵌合部との嵌合が
    解除されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部には、この嵌合部と嵌合する
    前記ローラ軸の他端の下に、嵌合部から外れたローラ軸
    を受けるリブが備えられていることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記本体には、開閉可能な側壁が備えら
    れ、前記給紙ローラは、前記側壁の近傍に備えられ、前
    記側壁を開けたとき、その開口から前記ユニットを離脱
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材には係止部が形成され、
    前記ローラ軸の一端には係合部が形成され、この係合部
    に前記係止部が係止することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材側には、前記給紙ローラ
    をスライドしたときに、前記給紙ローラの側面と当接す
    る突設部が設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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