JPH11334673A - 自転車用ハンドルポストのロック機構 - Google Patents
自転車用ハンドルポストのロック機構Info
- Publication number
- JPH11334673A JPH11334673A JP16154698A JP16154698A JPH11334673A JP H11334673 A JPH11334673 A JP H11334673A JP 16154698 A JP16154698 A JP 16154698A JP 16154698 A JP16154698 A JP 16154698A JP H11334673 A JPH11334673 A JP H11334673A
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- JP
- Japan
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- lever
- post
- stem
- hook
- inner post
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- Pending
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】1つのレバーを操作することのみでハンドルバ
ー及びハンドルポストを使用者の好みに合った任意の位
置でロック及びロック解除を可能にした自転車用ハンド
ルポストのロック機構を提供する。 【解決手段】インナポスト17の上端にハンドルバー2
1を保持したステム30をヒンジカム23を介して前後
方向に回動可能に設け、インナポスト17の上端とステ
ム30とに同一位相で係合凹部31,32を形成し、ス
テム30に回動可能に取り付けたベースレバー35の先
端に前記係合凹部31,32に係脱するフック33を固
設し、ステム30に回動可能に取り付けたグリップレバ
ー36とベースレバー35をトグルリンク34を介して
し連結し、ベースレバー35にグリップレバー36を押
動してフック33をロック解除方向に作動するロックリ
リースレバー22を備え、ヒンジカム23の偏心位置と
ウス18とをロッド20を介して連結し、ハンドルバー
21の前後方向の回動に連動してインナポスト17のロ
ック及びロック解除を行うようにした。
ー及びハンドルポストを使用者の好みに合った任意の位
置でロック及びロック解除を可能にした自転車用ハンド
ルポストのロック機構を提供する。 【解決手段】インナポスト17の上端にハンドルバー2
1を保持したステム30をヒンジカム23を介して前後
方向に回動可能に設け、インナポスト17の上端とステ
ム30とに同一位相で係合凹部31,32を形成し、ス
テム30に回動可能に取り付けたベースレバー35の先
端に前記係合凹部31,32に係脱するフック33を固
設し、ステム30に回動可能に取り付けたグリップレバ
ー36とベースレバー35をトグルリンク34を介して
し連結し、ベースレバー35にグリップレバー36を押
動してフック33をロック解除方向に作動するロックリ
リースレバー22を備え、ヒンジカム23の偏心位置と
ウス18とをロッド20を介して連結し、ハンドルバー
21の前後方向の回動に連動してインナポスト17のロ
ック及びロック解除を行うようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用ハンドル
ポストのロック機構に関するものである。
ポストのロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車を持ち運び易くしたり、小さなス
ペース内に収納するために折り畳み可能な自転車が提供
されている。また、小さく折り畳むためにハンドルポス
トを伸縮可能とし、任意の伸張状態でロックするように
している。その一般的な構造は図7で示すように、アウ
タポスト50内に摺動可能に嵌挿されたウス51の傾斜
面にインナポスト52の下端の傾斜面を当接し、ボルト
53によってインナポスト52とウス51を締め付ける
ことにより、傾斜面でウス51がアウタポスト50の内
壁に圧接してロックするボルト固定式(例えば実開昭6
1−198191号)と、図8で示すように、クイック
レバー55により締め付け及び緩め動作する締め付け部
材54をアウタポストに設け、この締め付け部材54に
よってインナポスト52を締め付けロックするクイック
レリーズ式が採用されている。
ペース内に収納するために折り畳み可能な自転車が提供
されている。また、小さく折り畳むためにハンドルポス
トを伸縮可能とし、任意の伸張状態でロックするように
している。その一般的な構造は図7で示すように、アウ
タポスト50内に摺動可能に嵌挿されたウス51の傾斜
面にインナポスト52の下端の傾斜面を当接し、ボルト
53によってインナポスト52とウス51を締め付ける
ことにより、傾斜面でウス51がアウタポスト50の内
壁に圧接してロックするボルト固定式(例えば実開昭6
1−198191号)と、図8で示すように、クイック
レバー55により締め付け及び緩め動作する締め付け部
材54をアウタポストに設け、この締め付け部材54に
よってインナポスト52を締め付けロックするクイック
レリーズ式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のボルト固定
式では、ハンドルポストの伸縮にはロック及びロック解
除操作は六角レンチ等の工具を用いてボルト53を操作
する必要があり、ロック及びロック解除操作とハンドル
ポストの伸縮とでは持つ場所を変えて行わなくてはなら
ない。また、クイックレリーズ式では、工具を必要とし
ないが、これもロック及びロック解除操作とハンドルポ
ストの伸縮とでは持つ場所を変えて行う必要があり、操
作数が多いという問題点があった。
式では、ハンドルポストの伸縮にはロック及びロック解
除操作は六角レンチ等の工具を用いてボルト53を操作
する必要があり、ロック及びロック解除操作とハンドル
ポストの伸縮とでは持つ場所を変えて行わなくてはなら
ない。また、クイックレリーズ式では、工具を必要とし
ないが、これもロック及びロック解除操作とハンドルポ
ストの伸縮とでは持つ場所を変えて行う必要があり、操
作数が多いという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、1つのレバーを操作する
ことのみでハンドルバー及びハンドルポストを使用者の
好みに合った任意の位置でロック及びロック解除を可能
にした自転車用ハンドルポストのロック機構を提供する
ことである。
ことのみでハンドルバー及びハンドルポストを使用者の
好みに合った任意の位置でロック及びロック解除を可能
にした自転車用ハンドルポストのロック機構を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、アウタポスト内に摺動可能に嵌挿
されたウスの傾斜面にインナポストの下端の傾斜面を当
接したハンドルポストにおいて、前記インナポストの上
端にハンドルバーを保持したステムをヒンジカムを介し
て前後方向に回動可能に設け、前記インナポストの上端
とステムとに同一位相で係合凹部を形成し、前記ステム
に回動可能に取り付けたベースレバーの先端に前記係合
凹部に係脱するフックを固設し、前記ステムに回動可能
に取り付け、前記ベースレバーにトグルリンクを介して
連結し前記係合凹部に係合させた前記フックをトグルロ
ックするグリップレバーと、前記ベースレバーに回動可
能に取り付けられ前記グリップレバーを押動して前記フ
ックをロック解除方向に作動するロックリリースレバー
とを備え、前記ヒンジカムの偏心位置とウスとをロッド
を介して連結し、前記ハンドルバーの前後方向の回動に
連動してインナポストのロック及びロック解除を行うよ
うにしたことを特徴とするものである。
めの本発明の要旨は、アウタポスト内に摺動可能に嵌挿
されたウスの傾斜面にインナポストの下端の傾斜面を当
接したハンドルポストにおいて、前記インナポストの上
端にハンドルバーを保持したステムをヒンジカムを介し
て前後方向に回動可能に設け、前記インナポストの上端
とステムとに同一位相で係合凹部を形成し、前記ステム
に回動可能に取り付けたベースレバーの先端に前記係合
凹部に係脱するフックを固設し、前記ステムに回動可能
に取り付け、前記ベースレバーにトグルリンクを介して
連結し前記係合凹部に係合させた前記フックをトグルロ
ックするグリップレバーと、前記ベースレバーに回動可
能に取り付けられ前記グリップレバーを押動して前記フ
ックをロック解除方向に作動するロックリリースレバー
とを備え、前記ヒンジカムの偏心位置とウスとをロッド
を介して連結し、前記ハンドルバーの前後方向の回動に
連動してインナポストのロック及びロック解除を行うよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図2は本発明の動作の概要
を示すものであり、1はアウタポスト、3はフロントフ
ォーク、4はヘッドパイプ、11aはアウタポスト1の
下端に固設されているアッパブラケットであり、前記ヘ
ッドパイプ4に固定されているロアブラケット11bと
ヒンジピン24で回転可能に結合されフロントフォーク
3の側方にアウタポスト1を折り畳むようになってい
る。17はインナポストであり、前記アウタポスト1内
に伸縮可能に嵌挿され、ウス18と傾斜面19で当接
し、ロッド20によるウス18の引き上げ引き下げによ
ってアウタポスト1にロック及びロック解除されるよう
になっている。
基づいて説明する。図1及び図2は本発明の動作の概要
を示すものであり、1はアウタポスト、3はフロントフ
ォーク、4はヘッドパイプ、11aはアウタポスト1の
下端に固設されているアッパブラケットであり、前記ヘ
ッドパイプ4に固定されているロアブラケット11bと
ヒンジピン24で回転可能に結合されフロントフォーク
3の側方にアウタポスト1を折り畳むようになってい
る。17はインナポストであり、前記アウタポスト1内
に伸縮可能に嵌挿され、ウス18と傾斜面19で当接
し、ロッド20によるウス18の引き上げ引き下げによ
ってアウタポスト1にロック及びロック解除されるよう
になっている。
【0007】22はハンドルバー21の通常状態におい
てインナポスト17の伸張状態を保持するロック機構
(後述する)のロックを解除するためのロックリリース
レバー、であり、23はハンドルバー21の前倒回転と
通常状態の戻し回転(後方回転)によって回転するヒン
ジカムであり、このヒンジカム23によって前記ロッド
20をハンドルバー21の前倒回転では下降軸移動し、
前記ウス18を下降動してインナポスト17のロックを
解除する。
てインナポスト17の伸張状態を保持するロック機構
(後述する)のロックを解除するためのロックリリース
レバー、であり、23はハンドルバー21の前倒回転と
通常状態の戻し回転(後方回転)によって回転するヒン
ジカムであり、このヒンジカム23によって前記ロッド
20をハンドルバー21の前倒回転では下降軸移動し、
前記ウス18を下降動してインナポスト17のロックを
解除する。
【0008】また、ハンドルバー21の戻し回転では前
記ロッド20を上昇軸移動して前記ウス18を上昇動し
てインナポスト17をロックする。38はハンドルバー
21側に設けられている収納ロックピンであり、図2で
示すように、ハンドルバー21を前傾し、かつインナポ
スト17を短縮した状態で収納ロックピン38をアウタ
ポスト1の上端前方に設けられているキャッチ部材39
で係止して前記前倒したハンドルバー21を固定的に保
持するものである。
記ロッド20を上昇軸移動して前記ウス18を上昇動し
てインナポスト17をロックする。38はハンドルバー
21側に設けられている収納ロックピンであり、図2で
示すように、ハンドルバー21を前傾し、かつインナポ
スト17を短縮した状態で収納ロックピン38をアウタ
ポスト1の上端前方に設けられているキャッチ部材39
で係止して前記前倒したハンドルバー21を固定的に保
持するものである。
【0009】そこで、本発明は前記ハンドルバー21の
前後方向の回動に連動してインナポスト17のロック及
びロック解除を行うようにしたことを特徴とするもので
あり、以下その詳細を図3乃至図6によって説明する。
前後方向の回動に連動してインナポスト17のロック及
びロック解除を行うようにしたことを特徴とするもので
あり、以下その詳細を図3乃至図6によって説明する。
【0010】図3で示すように、インナポスト17の上
端にハンドルバー21を保持したステム30をヒンジカ
ム23を介して前後方向に回動可能に設られている。図
4で示すように、前記ステム30とインナポスト17の
上端には同一位相で係合凹部31,32が形成されてお
り、これに後述するフック33が係脱するようになって
いる。
端にハンドルバー21を保持したステム30をヒンジカ
ム23を介して前後方向に回動可能に設られている。図
4で示すように、前記ステム30とインナポスト17の
上端には同一位相で係合凹部31,32が形成されてお
り、これに後述するフック33が係脱するようになって
いる。
【0011】前記ステム30にはベースレバー35が回
動可能に取り付けられており、このベースレバー35に
前記係合凹部31,32に係脱するフック33が固設さ
れている。また、前記ステム30にはグリップレバー3
6が回動可能に取り付けられ、前記ベースレバー35に
トグルリンク34を介してして連結されている。このグ
リップレバー36によるトグル作用によって前記ベース
レバー35の先端に設けられているフック33を前記係
合凹部31,32に強固に係合させる。さらに、ベース
レバー35には前記トグルリンク34を押動してロック
解除方向に作動するロックリリースレバー22が回動可
能に設けられている。37はトグル調整ボルトであり、
トグルリンク34の回動量を規制してグリップレバー3
6のレバー比を大小調節する。
動可能に取り付けられており、このベースレバー35に
前記係合凹部31,32に係脱するフック33が固設さ
れている。また、前記ステム30にはグリップレバー3
6が回動可能に取り付けられ、前記ベースレバー35に
トグルリンク34を介してして連結されている。このグ
リップレバー36によるトグル作用によって前記ベース
レバー35の先端に設けられているフック33を前記係
合凹部31,32に強固に係合させる。さらに、ベース
レバー35には前記トグルリンク34を押動してロック
解除方向に作動するロックリリースレバー22が回動可
能に設けられている。37はトグル調整ボルトであり、
トグルリンク34の回動量を規制してグリップレバー3
6のレバー比を大小調節する。
【0012】前記ロッド20の上端は前記ヒンジカム2
3の偏心位置にオフセットピン40によって連結され、
ロッド20の下端は、調整スリーブ20aによって軸線
方向の長さが調整可能に結合された調整ロッド20bを
有し、この調整ロッド20bの下端がウス18に連結さ
れている。
3の偏心位置にオフセットピン40によって連結され、
ロッド20の下端は、調整スリーブ20aによって軸線
方向の長さが調整可能に結合された調整ロッド20bを
有し、この調整ロッド20bの下端がウス18に連結さ
れている。
【0013】本発明は上記の通りの構造であるから、ハ
ンドルバー21が図1で示す通常状態においては、ステ
ム30は上方に回動位置され、これに伴うヒンジカム2
3の後方回動によって、このヒンジカム23の偏心位置
に結合されているロッド20が上昇軸移動し、ウス18
を上昇動してインナポスト17を伸張状態でアウタポス
ト1に対してロックする。
ンドルバー21が図1で示す通常状態においては、ステ
ム30は上方に回動位置され、これに伴うヒンジカム2
3の後方回動によって、このヒンジカム23の偏心位置
に結合されているロッド20が上昇軸移動し、ウス18
を上昇動してインナポスト17を伸張状態でアウタポス
ト1に対してロックする。
【0014】この時、ベースレバー35の先端に設けら
れているフック33が図5で示すように、ステム30に
形成されている係合凹部31と,インナポスト17の上
端に形成されている係合凹部32とに係合してグリップ
レバー36によるトグル機構によって強固にトグルロッ
クし、ステム30の前方回動を拘束してインナポスト1
7を任意の伸張状態を保持させる。このフック33が係
合凹部31,32への係合はハンドルバー21を通常状
態に戻し回転することにより自動的に係合してトグルロ
ックされる。
れているフック33が図5で示すように、ステム30に
形成されている係合凹部31と,インナポスト17の上
端に形成されている係合凹部32とに係合してグリップ
レバー36によるトグル機構によって強固にトグルロッ
クし、ステム30の前方回動を拘束してインナポスト1
7を任意の伸張状態を保持させる。このフック33が係
合凹部31,32への係合はハンドルバー21を通常状
態に戻し回転することにより自動的に係合してトグルロ
ックされる。
【0015】前記ハンドルバー21の通常状態から図2
で示すようにインナポスト17を短縮して図示省略して
いるが、アッパブラケット11aのヒンジピン24でア
ウタポスト11をフロントフォーク3の側方に折り畳ん
でコンパクトにする場合は、ロックリリースレバー22
を操作してグリップレバー36を押動することにより図
6で示すように、フック33が係合凹部31,32から
係合を外すロック解除方向に作動し、ステム30はフリ
ー状態になる。
で示すようにインナポスト17を短縮して図示省略して
いるが、アッパブラケット11aのヒンジピン24でア
ウタポスト11をフロントフォーク3の側方に折り畳ん
でコンパクトにする場合は、ロックリリースレバー22
を操作してグリップレバー36を押動することにより図
6で示すように、フック33が係合凹部31,32から
係合を外すロック解除方向に作動し、ステム30はフリ
ー状態になる。
【0016】このステム30のフリー状態でハンドルバ
ー21を前倒させることにより、これに伴うヒンジカム
23の前方回動によって、ロッド20を下降軸移動し、
ウス18を下降動してインナポスト17をアウタポスト
1に対してロックを解除し、インナポスト17をアウタ
ポスト1内に挿入して短縮する。この時、前倒したハン
ドルバー21は収納ロックピン38をキャッチ部材39
で係止して固定的に保持する。
ー21を前倒させることにより、これに伴うヒンジカム
23の前方回動によって、ロッド20を下降軸移動し、
ウス18を下降動してインナポスト17をアウタポスト
1に対してロックを解除し、インナポスト17をアウタ
ポスト1内に挿入して短縮する。この時、前倒したハン
ドルバー21は収納ロックピン38をキャッチ部材39
で係止して固定的に保持する。
【0017】上記短縮したインナポスト17を任意の長
さに伸張し、前倒したハンドルバー21を通常状態に戻
し回転することにより、前記のようにフック33が係合
凹部31,32に自動的に係合しトグルロックされるの
である。
さに伸張し、前倒したハンドルバー21を通常状態に戻
し回転することにより、前記のようにフック33が係合
凹部31,32に自動的に係合しトグルロックされるの
である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明よると、ハンドルバ
ーがインナポストに前倒可能に設けられ、前倒状態から
通常状態への回転動作によってハンドルバーの通常状態
とインナポストの伸張状態のロックが行われ、しかもグ
リップレバーとトグルリンクによるトグルロックによっ
てガタのない強固なロックが得られる。また、ロックリ
リースレバーの1つのレバー操作によって使用者の好み
に合った任意の位置でロックし、かつ前記ロックを解除
し、ハンドルバーの前倒動作に連動してアウタポストに
対するインナポストのロックが解除されるため、ロック
及びロック解除操作がワンタッチで行うことができる利
点を有している。
ーがインナポストに前倒可能に設けられ、前倒状態から
通常状態への回転動作によってハンドルバーの通常状態
とインナポストの伸張状態のロックが行われ、しかもグ
リップレバーとトグルリンクによるトグルロックによっ
てガタのない強固なロックが得られる。また、ロックリ
リースレバーの1つのレバー操作によって使用者の好み
に合った任意の位置でロックし、かつ前記ロックを解除
し、ハンドルバーの前倒動作に連動してアウタポストに
対するインナポストのロックが解除されるため、ロック
及びロック解除操作がワンタッチで行うことができる利
点を有している。
【図1】本発明のロック機構のロック状態の自転車の側
面図
面図
【図2】本発明のロック機構のロック解除状態の自転車
の側面図
の側面図
【図3】本発明のロック機構の斜視図
【図4】本発明のロック機構の分解部品図
【図5】本発明のロック機構によるロック状態の要部断
面図
面図
【図6】本発明のロック機構のロック解除によるフリー
状態の要部断面図
状態の要部断面図
【図7】従来ボルト固定式によるロック機構の断面図
【図8】従来クイックレリーズ式によるロック機構の断
面図
面図
1 アウタポスト 17 インナポスト 18 ウス 20 ロッド 21 ハンドルバー 22 ロックリリースレバー 23 ヒンジカム 30 ステム 31 係合凹部 32 係合凹部 33 フック 34 トグルリンク 35 ベースレバー 36 グリップレバー
Claims (1)
- 【請求項1】 アウタポスト内に摺動可能に嵌挿された
ウスの傾斜面にインナポストの下端の傾斜面を当接した
ハンドルポストにおいて、 前記インナポストの上端にハンドルバーを保持したステ
ムをヒンジカムを介して前後方向に回動可能に設け、 前記インナポストの上端とステムとに同一位相で係合凹
部を形成し、前記ステムに回動可能に取り付けたベース
レバーの先端に前記係合凹部に係脱するフックを固設
し、 前記ステムに回動可能に取り付け、前記ベースレバーに
トグルリンクを介して連結し前記係合凹部に係合させた
前記フックをトグルロックするグリップレバーと、前記
ベースレバーに回動可能に取り付けられ前記グリップレ
バーを押動して前記フックをロック解除方向に作動する
ロックリリースレバーとを備え、 前記ヒンジカムの偏心位置とウスとをロッドを介して連
結し、前記ハンドルバーの前後方向の回動に連動してイ
ンナポストのロック及びロック解除を行うようにしたこ
とを特徴とする自転車用ハンドルポストのロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16154698A JPH11334673A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 自転車用ハンドルポストのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16154698A JPH11334673A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 自転車用ハンドルポストのロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334673A true JPH11334673A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15737172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16154698A Pending JPH11334673A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 自転車用ハンドルポストのロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11334673A (ja) |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP16154698A patent/JPH11334673A/ja active Pending
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