JPH10129564A - 自転車用ハンドルポストの折り畳み装置 - Google Patents
自転車用ハンドルポストの折り畳み装置Info
- Publication number
- JPH10129564A JPH10129564A JP30079596A JP30079596A JPH10129564A JP H10129564 A JPH10129564 A JP H10129564A JP 30079596 A JP30079596 A JP 30079596A JP 30079596 A JP30079596 A JP 30079596A JP H10129564 A JPH10129564 A JP H10129564A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle post
- handlebar
- post
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- folded
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- Pending
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ハンドルポストの折り畳み、展開操作数を低減
し、迅速かつ簡易な折り畳み、展開を可能にした自転車
用ハンドルポストの折り畳み装置を提供する。 【解決手段】ハンドルポスト1の下端をヒンジピン3に
よって後方に折り畳み回転可能に設け、ハンドルポスト
1の下端部に上下動可能に内設したウス15によってハ
ンドルポスト1をロック状態とロック解除状態にする係
止爪13を、ハンドルポスト1の上端の後方に折り畳み
回転可能に支持され、トグルレバー7によって展開状態
にロックされるハンドルバー5の折り畳み回転と連動し
てロッド17と前記ウス15とを介してロック解除及び
ロックするようにした。
し、迅速かつ簡易な折り畳み、展開を可能にした自転車
用ハンドルポストの折り畳み装置を提供する。 【解決手段】ハンドルポスト1の下端をヒンジピン3に
よって後方に折り畳み回転可能に設け、ハンドルポスト
1の下端部に上下動可能に内設したウス15によってハ
ンドルポスト1をロック状態とロック解除状態にする係
止爪13を、ハンドルポスト1の上端の後方に折り畳み
回転可能に支持され、トグルレバー7によって展開状態
にロックされるハンドルバー5の折り畳み回転と連動し
てロッド17と前記ウス15とを介してロック解除及び
ロックするようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用ハンドル
ポストの折り畳み装置に関するものである。
ポストの折り畳み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車用ハンドルポストの折り畳
み装置には実開昭60−44891号及び実開昭60−
44892号等で開示されているが、代表的な構造とし
ては図10及び図11で示すように、ヒンジ31によっ
て前方回転可能であり、トグルレリーズレバー32によ
って直立状態でロックし、かつロック解除されるヘッド
パイプ30にハンドルレバー35を取り付けたステム3
3を軸方向にスライド可能に嵌装させ、クイックレリー
ズレバー34によって前記ステム33を締め付けるよう
にした構造が一般的である。
み装置には実開昭60−44891号及び実開昭60−
44892号等で開示されているが、代表的な構造とし
ては図10及び図11で示すように、ヒンジ31によっ
て前方回転可能であり、トグルレリーズレバー32によ
って直立状態でロックし、かつロック解除されるヘッド
パイプ30にハンドルレバー35を取り付けたステム3
3を軸方向にスライド可能に嵌装させ、クイックレリー
ズレバー34によって前記ステム33を締め付けるよう
にした構造が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記図10及び図11
のハンドルポストの折り畳み装置は、折り畳むためのス
ライドや折れ箇所が多く、そのためのロック解除の操作
が面倒である。また、折り畳むためには、ステム33を
ヘッドパイプ30内にスライドさせて縮小させる必要が
あり、展開時には好みの高さに調整しなくてはならな
い。さらに、トグルレリーズレバー32が低い位置にあ
るため、これを操作するには腰を屈めた姿勢で行うこと
になり作業姿勢が悪い等の問題がある。
のハンドルポストの折り畳み装置は、折り畳むためのス
ライドや折れ箇所が多く、そのためのロック解除の操作
が面倒である。また、折り畳むためには、ステム33を
ヘッドパイプ30内にスライドさせて縮小させる必要が
あり、展開時には好みの高さに調整しなくてはならな
い。さらに、トグルレリーズレバー32が低い位置にあ
るため、これを操作するには腰を屈めた姿勢で行うこと
になり作業姿勢が悪い等の問題がある。
【0004】本発明の目的は、ハンドルポストの折り畳
み、展開操作数を低減し、迅速かつ簡易な折り畳み、展
開を可能にした自転車用ハンドルポストの折り畳み装置
を提供することである。
み、展開操作数を低減し、迅速かつ簡易な折り畳み、展
開を可能にした自転車用ハンドルポストの折り畳み装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨とする構成は、下端をヒンジによって
後方に折り畳み回転可能に、かつ係止爪によって展開状
態にロックされる軸線方向に伸縮可能なハンドルポスト
と、前記ハンドルポストの下端部に軸線方向にスライド
可能に内設され、前記係止爪をロック状態とロック解除
状態に回動させるウスと、前記ハンドルポストの上端に
後方に折り畳み回転可能に支持され、トグルレバーによ
って展開状態にロックし、かつロック解除するハンドル
バーと、前記ハンドルポストの上下端に渡って縦貫し、
下端は前記ウスとラックによって係合され、常にスプリ
ングによって上方に付勢されたロッドと、前記ハンドル
バーの回転部に突設され、ハンドルバーの折り畳み回転
時に前記ロッドの上端に当接してロッドを押し下げ、前
記ウスを下方に押動させて前記ハンドルバーの折り畳み
回転と連動して係合爪をロック解除させる突起部材とを
備えたことを特徴とするものである。
めの本発明の要旨とする構成は、下端をヒンジによって
後方に折り畳み回転可能に、かつ係止爪によって展開状
態にロックされる軸線方向に伸縮可能なハンドルポスト
と、前記ハンドルポストの下端部に軸線方向にスライド
可能に内設され、前記係止爪をロック状態とロック解除
状態に回動させるウスと、前記ハンドルポストの上端に
後方に折り畳み回転可能に支持され、トグルレバーによ
って展開状態にロックし、かつロック解除するハンドル
バーと、前記ハンドルポストの上下端に渡って縦貫し、
下端は前記ウスとラックによって係合され、常にスプリ
ングによって上方に付勢されたロッドと、前記ハンドル
バーの回転部に突設され、ハンドルバーの折り畳み回転
時に前記ロッドの上端に当接してロッドを押し下げ、前
記ウスを下方に押動させて前記ハンドルバーの折り畳み
回転と連動して係合爪をロック解除させる突起部材とを
備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1において、1はハンドルポストであ
る。このハンドルポスト1はポストアウタ1aと、この
ポストアウタ1aに軸線方向に伸縮可能に嵌挿され、ク
イックレリーズ4によって締め付け及び締め付け解除さ
れるポストインナ1bとから構成されている。
いて説明する。図1において、1はハンドルポストであ
る。このハンドルポスト1はポストアウタ1aと、この
ポストアウタ1aに軸線方向に伸縮可能に嵌挿され、ク
イックレリーズ4によって締め付け及び締め付け解除さ
れるポストインナ1bとから構成されている。
【0007】前記ポストアウタ1aとポストインナ1b
とからなるハンドルポスト1の下端は、ヒンジアッパ2
aとヒンジロア2bと、このヒンジアッパ2aとヒンジ
ロア2bを枢着するヒンジピン3とによって後方に折り
畳み回転可能に、かつ係止爪13によって展開状態にロ
ックされるようになっている。
とからなるハンドルポスト1の下端は、ヒンジアッパ2
aとヒンジロア2bと、このヒンジアッパ2aとヒンジ
ロア2bを枢着するヒンジピン3とによって後方に折り
畳み回転可能に、かつ係止爪13によって展開状態にロ
ックされるようになっている。
【0008】前記係止爪13は前記ヒンジアッパ2aに
ピン13aによって回動可能に軸着されており、前記ピ
ン13aより下方の端部にはヒンジロア2bの設けられ
ている係合部材14に係脱するフック13bを有し、前
記ピン13aより上方の端部には後述するウス15が当
接してロック状態とロック解除状態に回動する当接部1
3cを有している。
ピン13aによって回動可能に軸着されており、前記ピ
ン13aより下方の端部にはヒンジロア2bの設けられ
ている係合部材14に係脱するフック13bを有し、前
記ピン13aより上方の端部には後述するウス15が当
接してロック状態とロック解除状態に回動する当接部1
3cを有している。
【0009】前記ウス15はポストアウタ1aの下端部
に軸線方向にスライド可能に内設され、スプリング16
によって常に上方に付勢されている。このウス15は上
方位置で前記係止爪13の当接部13cに当接し、前記
係止爪13を係合部材14に係合してロック状態とする
ロック当接面15aと、下方位置で前記係止爪13の当
接部13cに当接して前記係止爪13を係合部材14よ
り係合を解脱させ、ロック解除状態に回動するロック解
除当接面15bとを有している。また、ウス15には後
述するロッド17と係合するラック15cが設けられて
いる。
に軸線方向にスライド可能に内設され、スプリング16
によって常に上方に付勢されている。このウス15は上
方位置で前記係止爪13の当接部13cに当接し、前記
係止爪13を係合部材14に係合してロック状態とする
ロック当接面15aと、下方位置で前記係止爪13の当
接部13cに当接して前記係止爪13を係合部材14よ
り係合を解脱させ、ロック解除状態に回動するロック解
除当接面15bとを有している。また、ウス15には後
述するロッド17と係合するラック15cが設けられて
いる。
【0010】5はハンドルバーである。このハンドルバ
ー5はハンドルポスト1、すなわち、ポストインナ1b
の上端に取り付けられたステムアッパ6aとステムロア
6bとに回転部5aを挾持した状態で後方に折り畳み回
転可能に支持されている。
ー5はハンドルポスト1、すなわち、ポストインナ1b
の上端に取り付けられたステムアッパ6aとステムロア
6bとに回転部5aを挾持した状態で後方に折り畳み回
転可能に支持されている。
【0011】前記ステムアッパ6aとステムロア6bと
はトグル機構によってロック及びアンロックされるよう
になっている。すなわち、トグルレバー7がステムアッ
パ6aにピン8で回動可能に軸着され、ステムロア6b
とトグルレバー7とにトグルリンク9がピン10,11
で連結された構成である。
はトグル機構によってロック及びアンロックされるよう
になっている。すなわち、トグルレバー7がステムアッ
パ6aにピン8で回動可能に軸着され、ステムロア6b
とトグルレバー7とにトグルリンク9がピン10,11
で連結された構成である。
【0012】また、図2で示すように、前記トグル機構
とは反対側の位置におけるステムアッパ6aとステムロ
ア6bとはボルト19で連結されている。そして、トグ
ル機構側のステムアッパ6aとステムロア6bとは隙間
Tを有しており、ハンドルバー5の展開状態時(図1及
び図2の状態)では、前記ボルト19によるステムアッ
パ6aとステムロア6bとの連結部を支点Sにしてトグ
ルレバー7の引き付けでトグルレバー7はステムロア6
bの当接面Uに当接し、ハンドルバー5の回転部5aは
ステムアッパ6aとステムロア6bとに挟圧されてロッ
クされる。また、トグルレバー7を図3の矢印で示すよ
うに時計回りに回動して引付けを緩めると、ハンドルバ
ー5の回転部5aはステムアッパ6aとステムロア6b
とによる挟圧が緩められ、図3の矢印で示すように、ハ
ンドルバー5は、その回転部5aを中心にして後方へ折
り畳み回転可能とするものである。
とは反対側の位置におけるステムアッパ6aとステムロ
ア6bとはボルト19で連結されている。そして、トグ
ル機構側のステムアッパ6aとステムロア6bとは隙間
Tを有しており、ハンドルバー5の展開状態時(図1及
び図2の状態)では、前記ボルト19によるステムアッ
パ6aとステムロア6bとの連結部を支点Sにしてトグ
ルレバー7の引き付けでトグルレバー7はステムロア6
bの当接面Uに当接し、ハンドルバー5の回転部5aは
ステムアッパ6aとステムロア6bとに挟圧されてロッ
クされる。また、トグルレバー7を図3の矢印で示すよ
うに時計回りに回動して引付けを緩めると、ハンドルバ
ー5の回転部5aはステムアッパ6aとステムロア6b
とによる挟圧が緩められ、図3の矢印で示すように、ハ
ンドルバー5は、その回転部5aを中心にして後方へ折
り畳み回転可能とするものである。
【0013】本発明では、前記ハンドルバー5の後方へ
の折り畳み回転に連動して前記係止爪13によるハンド
ルポスト1のロック解除動作が連動して行われるように
なっている。
の折り畳み回転に連動して前記係止爪13によるハンド
ルポスト1のロック解除動作が連動して行われるように
なっている。
【0014】その構造は、ハンドルポスト1の上下端に
渡ってロッド17を縦貫し、下端は前記ウス15のラッ
ク15cと係合するラック17aが設けられており、常
にスプリング18によって上方に付勢されている。この
ロッド17は、その上端にドライバー用の溝が設けられ
ており、ドライバーによってラック17aの向きを反転
することによりウス15のラック15cとの係合を解脱
し、ポストインナ1bを上下方向にスライド可能として
ハンドルポスト1の高さを伸縮調整することを可能にし
ている。
渡ってロッド17を縦貫し、下端は前記ウス15のラッ
ク15cと係合するラック17aが設けられており、常
にスプリング18によって上方に付勢されている。この
ロッド17は、その上端にドライバー用の溝が設けられ
ており、ドライバーによってラック17aの向きを反転
することによりウス15のラック15cとの係合を解脱
し、ポストインナ1bを上下方向にスライド可能として
ハンドルポスト1の高さを伸縮調整することを可能にし
ている。
【0015】前記ロッド17はハンドルバー5の正規の
姿勢である展開状態時にはスプリング18の付勢によっ
て上昇位置しており、ハンドルバー5の折り畳み回転時
に前記ロッド17を押し下げ、前記ウス15を下方に押
動させる。その押し下げ機構は、ハンドルバー5の回転
部5aに図4及び図5で示すように突起部材12が突設
され、この突起部材12がロッド17の上端に当接して
ロッド17を押し下げるようになっている。
姿勢である展開状態時にはスプリング18の付勢によっ
て上昇位置しており、ハンドルバー5の折り畳み回転時
に前記ロッド17を押し下げ、前記ウス15を下方に押
動させる。その押し下げ機構は、ハンドルバー5の回転
部5aに図4及び図5で示すように突起部材12が突設
され、この突起部材12がロッド17の上端に当接して
ロッド17を押し下げるようになっている。
【0016】本発明は上記の通りの構造であるから、図
1の正規の展開状態では、ハンドルバー5は通常の使用
状態に展開し、トグルレバー7によるポストアウタ1a
とポストインナ1bとにより回転部5aが挟圧されてロ
ックしている。また、ハンドルポスト1は、ウス15の
上昇位置によってロック当接部15aにより係止爪13
を係合部材14に係合する方向に押圧回動してロックし
ている。
1の正規の展開状態では、ハンドルバー5は通常の使用
状態に展開し、トグルレバー7によるポストアウタ1a
とポストインナ1bとにより回転部5aが挟圧されてロ
ックしている。また、ハンドルポスト1は、ウス15の
上昇位置によってロック当接部15aにより係止爪13
を係合部材14に係合する方向に押圧回動してロックし
ている。
【0017】上記のような正規の展開状態から折り畳む
場合は、トグルレバー7を図3の矢印で示すように時計
回りに回動しポストアウタ1aとポストインナ1bとに
よる回転部5aの挟圧を緩め、ハンドルバー5を後方へ
折り畳み回転させる。これにより、図5(A)で示すよ
うに、前方に位置していた回転部5aに突設されている
突起部材12は図5(B)で示すように、ロッド17の
上端に当接してロッド17をスプリング18の押し上げ
付勢力に抗して押し下げる。
場合は、トグルレバー7を図3の矢印で示すように時計
回りに回動しポストアウタ1aとポストインナ1bとに
よる回転部5aの挟圧を緩め、ハンドルバー5を後方へ
折り畳み回転させる。これにより、図5(A)で示すよ
うに、前方に位置していた回転部5aに突設されている
突起部材12は図5(B)で示すように、ロッド17の
上端に当接してロッド17をスプリング18の押し上げ
付勢力に抗して押し下げる。
【0018】前記ロッド17の押し下げは、ラック17
aを介してウス15のラック15cに伝えられ、ウス1
5をスプリング16の押し上げ付勢力に抗して押し下げ
る。これにより、図6(A)で示すように、係合部材1
4に係合していた係止爪13は、ウス15の下降動によ
ってロック解除当接面15bにより係合部材14から係
合を解脱する方向に押圧回動してハンドルバー5の折り
畳み動作に連動してロック解除する。このロック解除に
よって図7で示すように、ハンドルポスト1はヒンジピ
ン3を支点にして後方に折り畳み回転可能となるのであ
る。
aを介してウス15のラック15cに伝えられ、ウス1
5をスプリング16の押し上げ付勢力に抗して押し下げ
る。これにより、図6(A)で示すように、係合部材1
4に係合していた係止爪13は、ウス15の下降動によ
ってロック解除当接面15bにより係合部材14から係
合を解脱する方向に押圧回動してハンドルバー5の折り
畳み動作に連動してロック解除する。このロック解除に
よって図7で示すように、ハンドルポスト1はヒンジピ
ン3を支点にして後方に折り畳み回転可能となるのであ
る。
【0019】このようにして、図8の展開状態から図9
で示すように、ハンドルバー5と共にハンドルポスト1
は前フォークと平行に折り畳まれる。
で示すように、ハンドルバー5と共にハンドルポスト1
は前フォークと平行に折り畳まれる。
【0020】前記図9の折り畳み状態から再び図8の展
開状態にするには、ハンドルポスト1を起こして、ハン
ドルバー5を正規の展開状態に回転させることによりロ
ッド17の押し下げが解除され、ロッド17はスプリン
グ18で上昇し、これに伴いウス15もスプリング16
で上昇してウス15のロック当接面15aで係止爪13
を係合部材14に係合させハンドルポスト1をロックす
る。また、ハンドルバー5はトグルレバー7により引き
付けてハンドルバー5の回転部5aをステムアッパ6a
とステムロア6bとにより挟圧してロックする。
開状態にするには、ハンドルポスト1を起こして、ハン
ドルバー5を正規の展開状態に回転させることによりロ
ッド17の押し下げが解除され、ロッド17はスプリン
グ18で上昇し、これに伴いウス15もスプリング16
で上昇してウス15のロック当接面15aで係止爪13
を係合部材14に係合させハンドルポスト1をロックす
る。また、ハンドルバー5はトグルレバー7により引き
付けてハンドルバー5の回転部5aをステムアッパ6a
とステムロア6bとにより挟圧してロックする。
【0021】従って、ハンドルポスト1の折り畳み、展
開はトグルレバー7の1箇所の操作でハンドルバー5の
折り畳み、展開動作に連動してハンドルポスト1のロッ
ク解除とロックされるため、操作数が削減され、トグル
レバー7はハンドルバー5の近傍の上部で操作するの
で、腰を屈めた姿勢で行うことがなく楽な操作姿勢で折
り畳み、展開することができる。
開はトグルレバー7の1箇所の操作でハンドルバー5の
折り畳み、展開動作に連動してハンドルポスト1のロッ
ク解除とロックされるため、操作数が削減され、トグル
レバー7はハンドルバー5の近傍の上部で操作するの
で、腰を屈めた姿勢で行うことがなく楽な操作姿勢で折
り畳み、展開することができる。
【0022】また、前記ハンドルポスト1の折り畳み、
展開には、ポストインナ1bをクイックレリーズ4によ
ってポストアウタ1aに対し締め付けロックした状態の
ままで行うため、折り畳み、展開時に伸縮スライドする
操作や高さの調整操作を不要とする。
展開には、ポストインナ1bをクイックレリーズ4によ
ってポストアウタ1aに対し締め付けロックした状態の
ままで行うため、折り畳み、展開時に伸縮スライドする
操作や高さの調整操作を不要とする。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ハンドル
ポストの下端をヒンジによって後方に折り畳み回転可能
に設け、ハンドルポストの下端部に上下動可能に内設し
たウスによってハンドルポストをロック状態とロック解
除状態にする係止爪を、ハンドルポストの上端の後方に
折り畳み回転可能に支持され、トグルレバーによって展
開状態にロックされるハンドルバーの折り畳み回転と連
動してロッドと前記ウスとを介してロック解除及びロッ
ク解除するようにした構成であるから、折り畳み、展開
のための操作数が削減され、しかも、ハンドルポストは
高さを設定した状態で折り畳み、展開されるため、折り
畳み状態から展開したときのハンドルバーの高さの調整
を不要とし、ハンドルバーの近傍の前記トグルレバーの
1箇所の操作で迅速かつ簡易な折り畳み、展開が可能と
なり、トグルレバーの操作も腰を屈めることなく楽な操
作姿勢で行うことができる利点を有している。
ポストの下端をヒンジによって後方に折り畳み回転可能
に設け、ハンドルポストの下端部に上下動可能に内設し
たウスによってハンドルポストをロック状態とロック解
除状態にする係止爪を、ハンドルポストの上端の後方に
折り畳み回転可能に支持され、トグルレバーによって展
開状態にロックされるハンドルバーの折り畳み回転と連
動してロッドと前記ウスとを介してロック解除及びロッ
ク解除するようにした構成であるから、折り畳み、展開
のための操作数が削減され、しかも、ハンドルポストは
高さを設定した状態で折り畳み、展開されるため、折り
畳み状態から展開したときのハンドルバーの高さの調整
を不要とし、ハンドルバーの近傍の前記トグルレバーの
1箇所の操作で迅速かつ簡易な折り畳み、展開が可能と
なり、トグルレバーの操作も腰を屈めることなく楽な操
作姿勢で行うことができる利点を有している。
【図1】本発明装置の断面図
【図2】ハンドルポスト上部の側面図
【図3】ハンドルバーの折り畳み状態の側面図
【図4】ハンドルバーの回転部の斜視図
【図5】ハンドルポストの上部断面図であり、(A)は
展開状態、(B)はハンドルバーの折り畳み回転状態を
示す。
展開状態、(B)はハンドルバーの折り畳み回転状態を
示す。
【図6】ハンドルポストの下部断面図であり、(A)は
ハンドルポストのロック状態、(B)はハンドルポスト
のロック解除状態を示す。
ハンドルポストのロック状態、(B)はハンドルポスト
のロック解除状態を示す。
【図7】ハンドルポストの折り畳み回転状態の断面図
【図8】本発明のハンドルポストの展開状態の側面図
【図9】本発明のハンドルポストの折り畳み状態の側面
図
図
【図10】従来のハンドルポストの展開状態の側面図
【図11】従来のハンドルポストの折り畳み状態の側面
図
図
1 ハンドルポスト 1a ポストアウタ 1b ポストインナ 2a ヒンジアッパ 2b ヒンジロア 3 ヒンジピン 4 クイックレリーズ 5 ハンドルバー 5a 回転部 6a ステムアッパ 6b ステムロア 7 トグルレバー 12 突起部材 13 係合爪 14 係合部材 15 ウス 15c ラック 16 スプリング 17 ロッド 17a ラック 18 スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 下端をヒンジによって後方に折り畳み回
転可能に、かつ係止爪によって展開状態にロックされる
軸線方向に伸縮可能なハンドルポストと、 前記ハンドルポストの下端部に軸線方向にスライド可能
に内設され、前記係止爪をロック状態とロック解除状態
に回動させるウスと、 前記ハンドルポストの上端に後方に折り畳み回転可能に
支持され、トグルレバーによって展開状態にロックし、
かつロック解除するハンドルバーと、 前記ハンドルポストの上下端に渡って縦貫し、下端は前
記ウスとラックによって係合され、常にスプリングによ
って上方に付勢されたロッドと、 前記ハンドルバーの回転部に突設され、ハンドルバーの
折り畳み回転時に前記ロッドの上端に当接してロッドを
押し下げ、前記ウスを下方に押動させて前記ハンドルバ
ーの折り畳み回転と連動して係合爪をロック解除させる
突起部材とを備えたことを特徴とする自転車用ハンドル
ポストの折り畳み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30079596A JPH10129564A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 自転車用ハンドルポストの折り畳み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30079596A JPH10129564A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 自転車用ハンドルポストの折り畳み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10129564A true JPH10129564A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17889198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30079596A Pending JPH10129564A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 自転車用ハンドルポストの折り畳み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10129564A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007042131A1 (de) * | 2007-09-05 | 2009-03-12 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Klappbarer Lenker |
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