JPH11334252A - 斜小口をもつ物品の製造方法 - Google Patents

斜小口をもつ物品の製造方法

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JPH11334252A
JPH11334252A JP14373998A JP14373998A JPH11334252A JP H11334252 A JPH11334252 A JP H11334252A JP 14373998 A JP14373998 A JP 14373998A JP 14373998 A JP14373998 A JP 14373998A JP H11334252 A JPH11334252 A JP H11334252A
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JP14373998A
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Korekiyo Shinpo
保 是 清 新
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TAISEI BIJUTSU INSATSUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構造の挟持用治具を用いて複数
のシート状素材からなるメモ帳等の物品の開放端に斜小
口を形成する製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の斜小口をもつ物品の製造方法
は、複数のシート状素材を重合せて束3,13とし、複
数のシート状素材の束3,13の上端縁を仕上げ断裁し
た後、該上端縁の上面をフィルム23で覆い該フィルム
23とともに挟持具20の所定角度θ傾斜した収容溝2
1に挿入して一時的に挟持して固定し、フィルム23を
折り曲げて上記複数のシート状素材の束3,13を挟持
具20の上面20aに接触するまで折り曲げ、折り曲げ
た複数のシート状素材の束3,13の下端縁をフィルム
23とともに所定角度方向に断裁し、これにより断裁し
たシート状素材の束3,13を折曲状態から開放したと
きに下端縁(開放端)が所定角度をもつ斜面となって該
斜面に斜め小口が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜小口をもつメモ
帳等の物品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状素材からなる用紙の束の
開放端に斜めに傾いた端部(斜小口という)をもつメモ
帳等の物品を製造するためには、予め断裁により用紙束
の小口を傾斜させて断裁するか、あるいは、図11に示
すようなクリッパーに用紙の束を挟んでから所定角度ク
リッパーを旋回させ、断裁機より用紙の束の端部を断裁
して斜小口を形成していた(本出願人による先行出願、
特願平9−239193号、及び特願平10−1155
86号参照)。
【0003】すなわち、図11に示す先行出願のもので
は、クリッパー114は、通常の印刷製本用断裁機の送
りグシ部(図示せず)に取り付けられ、このクリッパー
114の受部に背8,18を当接して挟んで紙束1,1
1の断裁を行うようになっている。このクリッパー11
4は、図11に示すように、断裁機の定盤113に配設
されたクリッパー支持部112に取り付けられ、クリッ
パー114が所定位置まで旋回して、このクリッパー支
持部112上に載置された突当板111の側面に断裁刃
110の背面が当接しつつ下降して紙束1,11の断裁
を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ような予め断裁により用紙束の小口を傾斜させて断裁す
ることは極めて加工技術上極めて困難であった。また、
後者のようにクリッパーに用紙束を挟持してからこれを
旋回させた後断裁するものでは、その構造が複雑になる
おそれがあった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の斜小
口をもつメモ帳等の物品の製造方法のもつ問題点に鑑み
てなされたものであって、無地あるいは絵柄のあるシー
ト状素材の束の上端縁を挟持具に形成された傾斜状の収
納溝に挿入して挟持・固定してから折り曲げてシート状
素材の束の下端縁を断裁するか、あるいは傾斜した紙揃
え台上にシート状素材の束の上端縁が下向きにしてスト
ッパーに当接するよう載置し、次いで、紙揃え台に振動
を付与して該上端縁が傾斜状となるよう紙揃えし、その
後、下端縁を断裁してそのまま用いるか、あるいは、傾
斜状の該上端縁を直角に揃え直す。これにより、それぞ
れ斜小口をもつメモ帳等の物品が製造されるようにな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の斜小口をもつ物
品の製造方法は、複数のシート状素材を重合せて束と
し、複数のシート状素材の束の上端縁を仕上げ断裁した
後、該上端縁の上面を挟持具に所定角度傾斜した収容溝
に挿入して一時的に挟持して固定し、複数のシート状素
材の束を折り曲げて複数のシート状素材の束の下面を挟
持具の上面に接触するまで折り曲げ、折り曲げた複数の
シート状素材の束の下端縁を所定角度方向に断裁し、こ
れにより断裁したシート状素材の束を折曲状態から開放
したときに下端縁が所定角度をもつ斜面となって該斜面
に斜め小口が形成される。
【0007】また、本発明の斜小口をもつ物品の製造方
法は、複数のシート状素材を重合せて束とし、複数のシ
ート状素材の束の上端縁を仕上げ断裁した後、該上端縁
を下向きにして傾斜した紙揃え台上に該紙揃え台の下端
に設けた鋭角当接面をもつストッパーに当接するように
して載置し、紙揃え台に振動を付与して上端縁が傾斜状
となるよう紙揃えしてから挟持具により挟持し、次い
で、紙揃えかつ挟持した複数のシート状素材の束を断裁
機に載置にして下端縁を断裁刃により所定角度方向に断
裁し、その後、斜め状に形成された上端縁を直角状に揃
え直し、これにより、下端縁が斜面となって該斜面に斜
小口が形成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の斜小口をもつ物品
の製造方法の実施の形態を添付した図面に基づいて説明
する。
【0009】本発明の製造方法で製作される物品の形態 そこで、まず、本発明の斜小口をもつ物品の製造方法に
よって製作される物品の実施の形態について説明する。
【0010】絵柄浮出し物品 図1は本発明の斜小口をもつ物品の製造方法で製作した
斜小口表示(絵柄浮出し印刷パターン)をもつメモ帳1
の斜視図を示す。このメモ帳1は所定の大きさの多数
(例えば100枚)の用紙(シート状素材)3をその上
端縁の綴じ面(天糊)8を揃えて重合し、天糊8を接着
剤等により容易にそれらが離脱できるように係止する。
そして、その下端縁を解放状として傾斜させて斜小口6
とし、印刷パターンとしてこの斜小口6の表面にアルフ
ァベット等(例えばA文字)の斜小口表示7を浮出して
ある。さらに、メモ帳1の両側に左側束4と右側束5と
を形成して所定の巾をメモ帳1にもたせるとともに、用
紙3の最上面に社名等を印刷した表紙(天面)2と用紙
3の最下面には幾分厚手の台紙からなる裏表紙9とが貼
付されている。このような構成により、メモ帳1の用紙
3をめくっても最後まで斜小口表示(印刷パターン)7
が現われるようになり、いわゆる絵柄(例えばA文字)
浮出し物品が得られる。
【0011】下方内側に傾斜した斜小口をもつ物品 図2は本発明の斜小口をもつ物品の製造方法で製作した
斜小口をもつ物品、例えばメモ帳11の斜視図を示す。
このメモ帳11は所定の大きさの多数(例えば100
枚)の白色あるいはピンク等のカラー用紙からなる用紙
13をその上端縁の綴じ面(天糊)18を揃えて重合
し、天糊18を接着剤、金具止め等により容易にそれら
が離脱できるように仮止めする。そして、その下端縁を
解放状として下方内側に傾斜させて斜小口16とする。
【0012】さらに、メモ帳1の両側に左側束4と右側
束15とを形成して所定の巾をメモ帳11にもたせると
ともに、用紙13の最上面に社名、絵柄、写真等を印刷
した表紙(天面)12と用紙13の最下面には幾分厚手
の台紙からなる裏表紙19とが貼付されている。このよ
うな構成により、小口16が下方内側に向って鋭角状に
傾斜しているから指先がかかり易くなり、メモ帳11の
用紙13を一枚づつ容易にめくってはがすことができる
ようになる。
【0013】本発明の製造方法の実施の形態 第1実施例 まず、図1及び図2に示した斜小口をもつメモ帳等の製
造方法の第1実施例について説明する。
【0014】この第1実施例では、用紙束を挟んで揃え
るのに図3に示すような所定の厚みをもつ長方形状の治
具(挟持具)、用紙クリッパー20を用いる。
【0015】この用紙クリッパー20は、木材、プラス
チック材、ゴム材等からなり、その上面20aには用紙
クリッパー20の長手方向に巾w、深さd、及び上面2
0aに対してθ度傾斜した溝(収容溝)21が刻設され
ている。この溝21には、後述するように断裁機で断裁
するシート状素材からなる用紙束3,13を挟んでクリ
ップする。ここで、角度θは、斜小口の傾斜角α1 ,α
2 (例えば、45゜、図1及び図2参照)に相当するよ
うになっている。
【0016】この用紙クリッパー20に用紙束3,13
を挟むためには、用紙束3,13の長手方向寸法が小さ
いもの(例えば100mm以下)では、その溝21への
挿入及び折り曲げを容易にするために、用紙束3,13
の巾及び長手方向寸法よりもかなり大きな透明なプラス
チックフィルム23を用いる。そこで、図4(a)に示
すように、プラスチックフィルム23で用紙束3,13
をその上面から覆うようにして用紙クリッパー20の溝
21内に挿入して挟持・固定してから手でプラスチック
フィルム23を押えこんで図4(b)に示すように、プ
ラスチックフィルム23の面が用紙クリッパー20の上
面20aと平行にかつ用紙束3,13の下面が上面20
aに接触するまで折り曲げる。なお、プラスチックフィ
ルム23を用いない場合には、直接用紙束3,13をそ
の上面から手で押えこむ。
【0017】そして図5に示すような市販の断裁機30
の定盤36上にセットし、断裁機30の押えグシ38で
プラスチックフィルム23の上面を押圧しつつ裁断刃3
9を降下させて上面20aに直角に用紙束3,13をプ
ラスチックフィルム23とともに断裁する。これによ
り、断裁した用紙束3,13を用紙クリッパー20の溝
21から外し、折り曲げた用紙束3,13を平面状に復
元すると、斜小口をもつメモ帳等の物品1,11(絵柄
浮出し印刷パターンあるいは下方向側に向って鋭角状に
傾斜した斜小口をもつメモ帳等、図1及び図2参照)が
得られる。
【0018】ここで、本発明の斜小口をもつ物品の製造
方法に用いる市販の断裁機30は、図5に示すように、
サイドカバー31、前突当板32、前面カバー33から
なる本体に取付けられた定盤36、袖定盤36aとから
なり、サイドカバー31のほぼ中央、下部には刃物盤4
0が配設されていて、この刃物盤40に、用紙束3,1
3を断裁する裁断刃39が取付けられている。さらに、
刃物盤40に隣接して送りグシ37と押えグシ38とが
配設されている。そして、裁断刃39が降下して用紙束
を断裁するようになっている。なお、前面カバー33に
は制御盤34と操作パネル35が設けられている。
【0019】第2実施例 次に、図1及び図2に示した斜小口をもつメモ帳等の製
造方法の第2実施例について説明する。
【0020】この第2実施例では、用紙束を挟んで揃え
るのに、図6に示すような、紙揃え機50を用いる。
【0021】この紙揃え機50は、床面に対して所定角
度傾斜した紙揃え台51と、この紙揃え台を支持する支
持盤57と、この支持盤57を床面にアンカーボルト5
2a等により据付けられた基板52に対して支持する直
立した支持軸53とからなり、この支持軸53には支持
盤57に所用の振動を付与する市販のバイブレータ54
が取付けられている。
【0022】また、傾斜した紙揃え台51の下端部に
は、用紙束3,13の端部と接触して位置決めと用紙束
3,13の端部を傾斜状に揃える紙揃え台51の上面に
対してθ度傾いて取付けられた一対のストッパー56が
設けられている。ここで、傾斜角θは、本発明の斜小口
をもつ物品の斜小口の傾斜角α1 ,α2 に相当する(図
1及び図2参照)。さらに、紙揃え台51の右端部に
は、一対のクリッパー55が取付けられていて、揃えら
れた用紙束3,13を、図9に示すように、そのクリッ
パー片56aがバネ力等により付勢されて矢印に示す方
向に旋回して一時的に挟持するようになっている。
【0023】この紙揃え機50により用紙束3,13を
揃える場合には、紙揃え台51上に所定枚数の用紙束
3,13を絵柄がある場合には上方にくるようにセット
し、バイブレータ54を駆動させて、所要の振動を紙揃
え台51に付与すると、一番低い部分にあるストッパー
56の傾斜部(θ度の部分、図7参照)に当接して、用
紙束3,13の下端部に斜め部分が形成される。そし
て、この状態で一対のクリッパー55を旋回させてバネ
力による付勢により用紙束3,13の右端部を一時的に
挟持する。
【0024】そして、この挟持した状態で用紙束3,1
3を紙揃え台51とともに図5に示した断裁機30の左
方からその定盤36上にセットする。この時、図10に
示すように、用紙束3,13は、紙揃え台51ととも
に、定盤受け41に取付けられた定盤36上に位置決め
部材37aに紙揃え台51のストッパー56が当接する
ようにしてセットされる。ここで、位置決め部材37a
は、定盤36上で軸受37cを介して取付けられたネジ
軸37b等により所定距離スライドして移動位置決め自
在となっている。
【0025】そして、図10に示すように、上述した用
紙束3,13を断裁機30の定盤36上にセットした状
態で、押えグシ38により用紙束3,13の上面を押圧
しつつ裁断刃39を下降させて用紙束3,13の他端を
直角に断裁する。断裁後、断裁機30から紙揃え台51
を取り出し、クリッパー55を外して用紙束3,13の
斜め部を直角に揃え直すと、図1及び図2に示したよう
な斜小口をもつメモ帳等の物品1,11が得られる。ま
た、用紙束3,13の斜め部を揃え直さずに直接斜小口
として用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の斜小口をもつ物品の製造方法に
よれば、極めて簡単な治具あるいは紙揃え機を用いるこ
とにより容易にメモ帳等の物品の開放端に絵柄浮出しを
した斜小口あるいは用紙を一枚づつめくりやすくした斜
小口を用紙束の開放端に形成することができる。
【0027】また、本発明の製造方法の対象となる斜小
口をもつ物品としては、メモ帳のほか、粘着メモ、OH
Pフィルム、書籍、リポート用紙、記録紙、印字紙、帳
面、画用紙、手帳、日記帳、学習帳、テスト用紙、罫
紙、方眼紙、製図用紙、用紙・布地等の見本帳等の無地
あるいは絵柄・色違いのシート状素材が幅広くその対象
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜小口をもつ物品の製造方法で製作し
た下方外側に向って傾斜した斜小口に絵柄浮出し印刷パ
ターンを形成したメモ帳の斜視図。
【図2】本発明の斜小口をもつ物品の製造方法で製作し
た下方内側に向って鋭角状に傾斜した斜小口を形成した
メモ帳の斜視図。
【図3】本発明の斜小口をもつ物品の製造方法の第1実
施例に用いる用紙クリッパーの斜視図。
【図4】図3に示した用紙クリッパーにプラスチックフ
ィルムを介して用紙の束を挟んだ状態を示す縦断面図で
あって、図4(a)は、用紙クリッパーに用紙の束を挟
んで僅かに折り曲げた状態を示す図、図4(b)は、用
紙の束を完全に折り曲げて断裁機の定盤にセットして押
えグシでプラスチックフィルムを介して用紙の束を押え
込んで裁断する状態を示す図。
【図5】本発明の斜小口をもつ物品の製造方法に用いる
断裁機の斜視図。
【図6】本発明の斜小口をもつ物品の製造方法の第2実
施例に用いる紙揃え機の斜視図。
【図7】図6に示した紙揃え機のVII −VII 矢視縦断面
図。
【図8】図6に示した紙揃え機のVIII−VIII矢視縦断面
図。
【図9】図8のA矢視部の部分拡大図であってクリッパ
ー片を閉じて用紙の束をその上方より押え込んだ図。
【図10】図6に示した紙揃え機で揃えた用紙の束を図
5に示した断裁機の定盤上にセットし押えグシで用紙束
の上面を押え込んだ状態を示す一部破断側面図。
【図11】本出願人の別出願の斜小口をもつ物品の製造
方法に用いるクリッパーの斜視図。
【符号の説明】
1,11 斜小口をもつメモ帳等の物品 3,13 用紙束(シート状素材) 6,16 斜小口(開放端) 8,18 天糊(背) 20 クリッパー 21 紙挟み溝 23 紙押え用プラスチックフィルム 30 断裁機 31 サイドカバー 32 前突当板 33 前面カバー 34 制御盤 35 操作パネル 36 定盤 37 送りグシ 38 押えグシ 39 裁断刃 40 刃物盤 41 定盤受け 50 紙揃え機 51 紙揃え台 52 基板 53 支持軸 54 バイブレータ 55 クリッパー 56 ストッパー 57 支持盤。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシート状素材を重合せて束とし、 前記複数のシート状素材の束の上端縁を仕上げ断裁した
    後、該上端縁を挟持具に所定角度傾斜して形成した収容
    溝に挿入して一時的に挟持して固定し、 前記複数のシート状素材の束を折り曲げて上記複数のシ
    ート状素材の束の下面が前記挟持具の上面に接触するま
    で折り曲げ、 折り曲げた前記複数のシート状素材の束の下端縁を所定
    角度方向に断裁し、 これにより断裁した前記シート状素材の束を前記折曲状
    態から開放したときに前記下端縁が所定角度をもつ斜面
    となって該斜面に斜め小口が形成されるようにしたこと
    を特徴とする斜小口をもつ物品の製造方法。
  2. 【請求項2】前記挟持具が所定の厚みをもつ長方形状の
    板体であって、前記挟持具の上面に該上面に対して所定
    角度傾斜し、かつ、前記シート状素材の束を収容し得る
    巾と所定の深さをもつ前記収容溝を前記挟持具の長手方
    向に刻設したことを特徴とする請求項1に記載の斜小口
    をもつ物品の製造方法。
  3. 【請求項3】複数のシート状素材を重合せて束とし、 前記複数のシート状素材の束の上端縁を仕上げ断裁した
    後、該上端縁の上面をフィルムで覆い該フィルムととも
    に挟持具に所定角度傾斜して形成した収容溝に挿入して
    一時的に挟持して固定し、 前記フィルムを折り曲げて上記複数のシート状素材の束
    の下面が前記挟持具の上面に接触するまで折り曲げ、 折り曲げた前記複数のシート状素材の束の下端縁を所定
    角度方向に断裁し、 これにより断裁した前記シート状素材の束を前記折曲状
    態から開放したときに前記下端縁が所定角度をもつ斜面
    となって該斜面に斜め小口が形成されるようにしたこと
    を特徴とする斜小口をもつ物品の製造方法。
  4. 【請求項4】前記挟持具が所定の厚みをもつ長方形状の
    板体であって、前記挟持具の上面に該上面に対して所定
    角度傾斜し、かつ、前記シート状素材の束と前記フィル
    ムを収容し得る巾と所定の深さをもつ前記収容溝を前記
    挟持具の長手方向に刻設したことを特徴とする請求項3
    に記載の斜小口をもつ物品の製造方法。
  5. 【請求項5】複数のシート状素材を重合せて束とし、 前記複数のシート状素材の束の上端縁を仕上げ断裁した
    後、該上端縁を下向きにして傾斜した紙揃え台上に該紙
    揃え台の下端に設けた鋭角当接面をもつストッパーに当
    接するようにして載置し、 前記紙揃え台に振動を付与して前記上端縁が前記鋭角当
    接面に沿った傾斜状となるよう紙揃えしてから挟持具に
    より挟持し、 次いで、紙揃え、かつ挟持した上記複数のシート状素材
    の束を断裁機に載置してその下端縁を断裁刃により所定
    角度方向に断裁し仕上りとし、 これにより、前記下端縁が斜面となって該斜面に斜小口
    が形成されるようにしたこと特徴とする斜小口をもつ物
    品の製造方法。
  6. 【請求項6】複数のシート状素材を重合せて束とし、 前記複数のシート状素材の束の上端縁を仕上げ断裁した
    後、該上端縁を下向きにして傾斜した紙揃え台上に該紙
    揃え台の下端に設けた鋭角当接面をもつストッパーに当
    接するようにして載置し、 前記紙揃え台に振動を付与して前記上端が前記鋭角当接
    面に沿った傾斜状となるよう紙揃えしてから挟持具によ
    り挟持し、 次いで、紙揃え、かつ挟持した上記複数のシート状素材
    の束を断裁機に載置してその下端縁を断裁刃により所定
    角度方向に断裁し、 その後、斜め状に形成された前記上端縁を直角状に揃え
    直し、 これにより、前記下端縁が斜面となって該斜面に斜小口
    が形成されるようにしたこと特徴とする斜小口をもつ物
    品の製造方法。
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