JP3257981B2 - 立体絵柄浮出し物品とその製造方法 - Google Patents

立体絵柄浮出し物品とその製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモ帳等の立体絵
柄浮出し物品とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状素材からなる用紙の束の
開放端に斜めに傾いた下端部(斜小口という)をもつメ
モ帳等の物品を製造するためには、予め断裁により用紙
束の小口を傾斜させて断裁するか、あるいは、図8に示
すようなクリッパーに用紙の束を挟んでから所定角度ク
リッパーを旋回させ、用紙束を折曲げ断裁機より用紙の
束の端部を断裁してから折曲げを元に戻して斜小口を形
成していた(本出願人による先願、特願平9−2391
93号、及び特願平10−115586号参照)。
【0003】すなわち、図8に示す先願のものでは、ク
リッパー114は、通常の印刷製本用断裁機の送りグシ
部(図示せず)に取り付けられ、このクリッパー114
の受部に紙束の背115を当接して挟んで紙束116の
断裁を行うようになっている。このクリッパー114
は、図8に示すように、断裁機の定盤113に配設され
たクリッパー支持部112に取り付けられ、クリッパー
114が所定位置まで旋回して、紙束を折曲げこのクリ
ッパー支持部112上に載置された突当板111の側面
に断裁刃110の背面が当接しつつ下降して一回で紙束
116の断裁を行い紙束の折曲げを元に戻して用紙の束
の開放端部に平面状の斜小口を形成するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の用紙束の断裁方法では、斜小口に絵柄浮出し
を形成することができるが、あくまでもその絵柄は平面
状であって、需要者の審美的な関心を引きつける点では
幾分不十分であった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の斜小
口をもつメモ帳等の物品をもつ問題点に鑑みてなされた
もので、斜小口の断裁を絵柄に対応して異なった打ち抜
き型を用いて複数回行って斜小口に立体状の絵柄浮出を
した物品を得るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の立体絵柄浮出し
物品は、パターン印刷を施した所定の寸法の多数の用紙
を揃えて重合し、その上端部を解離可能に糊付けし、そ
の下端部を解放状としたメモ帳等の物品であって、重合
端面である前記解放状の下端部に前記用紙を上部から順
次手によるめくりあるいは取り除いても残余の用紙の表
面と前記下端部に立体状の前記印刷パターンが浮出るよ
うにしたものである。
【0007】また、本発明の立体絵柄浮出し物品の製造
方法は、複数の用紙の紙面に同一のパターンを印刷し、
前記印刷パターンを印刷した複数の用紙の束の上端縁を
仕上げ断裁した後該上端縁を糊付けし、前記上端縁を挟
持具に挟んで固定し、該挟持具を旋回させて前記上端縁
と用紙の束の下端縁とが所定角度となるように折曲して
断裁機に取り付け、該断裁機の所定形状の断裁刃により
前記下端縁を紙面に所定角度方向に断裁し、断裁した前
記用紙の束を挟持具に挟んだまま別の断裁機へ移送し、
前記挟持具を旋回させて前記上端縁と用紙の束の下端縁
とが前記所定角度より小さい角度となるように折曲して
別の断裁機に取り付け、該断裁機の別の所定形状の断裁
刃により前記下端縁を紙面に所定角度方向に断裁し、用
紙束の折曲げを元に戻すとこれにより前記下端縁が斜面
となって、該斜面に前記印刷パターンが浮出るようにな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の立体絵柄浮出し物
品とその製造方法の実施の形態を添付した図面に基づい
て説明する。
【0009】本発明の立体絵柄浮出し物品の製造方法で
製作される物品の形態 まず、本発明の立体絵柄浮出し物品の製造方法によって
製作される物品、例えばメモ帳、の形態について説明す
る。
【0010】図1は、本発明の立体絵柄浮出し物品の製
造方法で製作した斜小口に立体状の絵柄(自動車の前部
のラジエーターグリルとボンネット部の写真)印刷パタ
ーンをもつメモ帳1の斜視図を示す。
【0011】このメモ帳1は、所定の大きさ(例えば、
巾:98mm、長さ:148mm)の多数(例えば10
0枚)の用紙2をその上端縁の綴じ面(天糊あるいは
背)3を揃えて重合して紙束とし、天糊3を糊(のり)
等の接着剤により容易にそれらが互いに解離できるよう
に仮綴する。そして、紙束の下端縁を解放状として後
述する本発明の立体絵柄浮出し物品の製造方法により断
裁して立体状に傾斜した斜小口4とし、予め印刷した同
一の絵柄(例えば自動車の前部のラジエーターグリルと
ボンネット部の写真)が用紙(束)を手でぱらぱらと
めくることによりまた一枚づつ取り除くことにより、こ
の立体状の斜小口4の面に立体状に浮出るようになる。
さらに、メモ帳1の両側に左側束5と右側束6とを形成
して所定の巾(例えば、98mm)をメモ帳1にもたせ
てある。なお、用紙2の最上面に社名等を印刷した表紙
(天面)と用紙2の最下面に幾分厚手の台紙からなる裏
表紙を貼付してもよい。
【0012】また、図1に示したメモ帳1の立体状の斜
小口4は、図1のII−II線矢視断面図である図2に示す
ように、用紙束2の紙面に対してθ1 の上向き角度をも
つ部分4′(図1に示す写真の前部バンパー部分)とθ
2 (<θ1 )の角度をもつ部分4″(図1に示す写真の
ボンネット部分)と平坦部4″′とからそれぞれ構成さ
れ、絵柄(写真)を立体状に浮出すようになっている。
【0013】図3は、本発明の立体絵柄浮出し物品の製
造方法で製作した斜小口に立体状の前述のものとは、別
の絵柄(ハンバーガーの絵)印刷パターンをもつメモ帳
1Aの斜視図を示す。
【0014】このメモ帳1Aも、前述のものと同様に、
所定の大きさの多数の用紙2Aをその上端縁の背3Aを
揃えて重合して紙束とし、背3Aを接着剤により容易に
それらが互いに解離できるように仮綴する。そして紙束
3Aの下端縁を解放状として後述する本発明の立体絵柄
浮出し物品の製造方法により断裁して立体状に傾斜した
斜小口4Aとし予め印刷した同一のハンバーガーの絵柄
が用紙(束)3Aを手でぱらぱらとめくることにより、
また、一枚づつ取り除くことにより、この立体状の斜小
口4Aの面に立体状に浮出るようになる。さらに、前者
と同様にメモ帳1Aの両側に左側束5Aと右側束6Aと
を形成して所定の巾をこのメモ帳1Aにもたせてある。
【0015】また、図3に示したメモ帳1Aの立体状の
斜小口4Aは、図3のIV−IV線矢視断面図である図4に
示すように、用紙束2Aの紙面に対してθ3 の上向き角
度をもつ部分4A′と、θ4 の角度をもつ部分4A″
と、θ5 の角度をもつ部分4A″′とからそれぞれ構成
され、θ3 >θ4 >θ5 の関係をもたせることにより、
この斜小口4Aの面があたかも曲面を提するようになっ
て、絵柄(ハンバーガー)が立体状に立体写真のごとく
に突出して浮出て見えるようになる。
【0016】本発明の立体絵柄浮出し物品の製造に用い
られる装置の形態 次に本発明の立体絵柄浮出し物品の製造に用いられる装
置(プレス装置)の形態について、図5から図7につい
て説明する。ここで、図5は該プレス装置の正面図、図
6はその右側面図、図7は、そのクリッパー部分の部分
拡大図である。
【0017】図5に示すように、該プレス装置30は、
工場の床面上に据付けられた基台10に設置された紙束
2,2Aの移動自在な搬送装置13と、この搬送装置1
3の移動方向(矢印の方向)に沿って配設された例えば
2台のプレス機(断裁機)11,12とから構成されて
いる。
【0018】図6に明示されているように、搬送装置1
3は、そのクリッパー(挟持具)18に紙束2,2Aを
挟持して(鎖線部分を参照)別途設けたサーボモータ
(図示なし)により回転駆動され、かつ基台10に設け
られた送りネジ15によって一対の案内レール14に沿
って基台10上を移動するようになっている。
【0019】そして、クリッパー18に挟持された紙束
2,2Aは、搬送装置13によって、まず最初のプレス
機11の前面まで移動させ、クリッパー18をθ1 度回
転させてプレス機11のプレス加工台17Aに紙束2,
2Aを押し付ける。
【0020】次いで、プレス機(断裁機)11に取付け
られた所定の形状のプレス抜き型(断裁刃)16Aを降
下させて紙束2,2Aを打ち抜き断裁する。この断裁終
了後、クリッパー18に紙束2,2Aを挟持したまま、
クリッパー18を逆に旋回させて戻し、搬送装置13を
さらに、レール14に沿って次のプレス機12の前面ま
で移動させ、クリッパー18を例えばθ2 度旋回させて
プレス機12のプレス加工台17Bに紙束2,2Aを押
し付ける。そして、先のプレス抜き型16Aとは別の形
状に設計されたプレス抜き型16Bを降下させて紙束
2,2Aを打ち抜き断裁する。これにより、クリッパー
18の旋回をその旋回原点に戻し、紙束2の折曲げを元
に戻すと、この断裁面が立体状の斜小口となって紙束
2,2Aの斜小口4,4Aに凹凸が形成されて、あたか
も立体状、あるいは曲面状の絵柄が浮出したメモ帳等の
物品が製作されるようになる。
【0021】ここで、本発明の立体絵柄浮出し物品の製
造に用いられるプレス装置30の搬送装置13に設けら
れている旋回自在な用紙2,2Aのクリッパー18は、
図7に示すように、搬送装置13の材料固定台19の枢
着部20にピン等を介して旋回自在に取り付けられた腕
部21と、この腕部21に固着されたブラケット22と
からなり、紙束2,2Aは、このブラケット22に取り
付けられたサーボモータ23によって駆動されるロット
24の移動によって締付部材25をブラケット22の下
面に沿って案内しつつ(例えばガイド溝によって)往復
動させて、挟持しあるいは挟持から解放されるようにな
っている。ここで、締付部材25の移動距離、締付け力
等は、紙厚、紙質に応じて適宜制御されるサーボモータ
23によりなされ、また、クリッパー18の旋回角度θ
の調整は、別途搬送装置13に内設したサーボモータ
(図示せず)によってなされる。
【0022】本発明の立体絵柄浮出し物品の製造方法の
実施の形態 図1に示すような斜小口をもつメモ帳1の場合には、ま
ず、メモ帳1の仕上り後の各寸法(用紙巾:表紙の長手
方向寸法:b,裏表紙の長手方向寸法:メモ帳厚み)を
予め決定して斜小口4の面積を絵柄(印刷パターン)を
斜小口4の面に鮮明に浮出すため算出する。そして、印
刷パターン(例えば、自動車のボンネット)のデザイン
処理を行う。そして、印刷パターンを含むメモ帳1の仕
上りサンプルを作成し、各寸法及びデザインのチェック
を行った後、印刷パターン印刷用の印刷版を作成する。
【0023】印刷パターンの同一寸法(巾及び長手方向
寸法)をもつ用紙2毎への印刷(例えば、100枚分)
は、用紙2毎に印刷の位置づれが生じないようにして同
一印刷パターンを用紙2の紙面に高精度の印刷を施す。
なお、表紙には、別のデザインの印刷(例えば、社名
等)をしてもよい。
【0024】そして、全用紙についてパターン印刷が完
了した後、上端縁(天糊)3の仕上げ断裁を行ない、か
つ、この部分に糊付けを行ないこの部分で全用紙を固着
する。次いで、断裁機(プレス機)により斜小口4とな
る部分の斜め断裁を行う。
【0025】この斜め断裁を行うためには、図5から図
7に示した断裁機のクリッパー18に印刷糊付けした用
紙2の束の上端縁3を挟みこむ。そして、クリッパー1
8のサーボモータ23を紙厚等を考慮して制御させて駆
動させ、紙束2を締付部材25により所定圧で挟持す
る。
【0026】挟持後、搬送装置13を最初のプレス機1
1の前面まで移動させ、別のサーボモータ(図示なし)
を駆動させて、クリッパー18をθ1 度旋回させてプレ
ス機11のプレス加工台17Aに紙束2を押し付けてか
らプレス抜き型16Aを降下させて紙束2の断裁を行い
最初の形状(例えばバンパー部分)を形成する。次い
で、クリッパー18をその旋回原点に戻してから、さら
に搬送装置13を次のプレス機12の前面まで移動さ
せ、クリッパー18をθ2 度旋回させてプレス機12の
プレス加工台17Bに紙束2を押し付けて別のプレス抜
き型16Bにより断裁位置を変えて平坦部4″′を残す
ようにして次の形状(例えば、ボンネット部分)を打抜
き形成する。
【0027】最後に、クリッパー18を旋回原点に戻し
てから、搬送装置13をさらに移動させて、断裁を完了
した紙束2をプレス装置30から立体絵柄浮出し物製品
として搬出する。
【0028】同様にして、図3に示したメモ帳1Aは、
プレス機による打ち抜きをそれぞれ抜き型とクリッパー
の旋回角度(θ3 ,θ4 ,θ5 )を3回変えて行い立体
絵柄浮出し物品を製作する。この場合には、プレス機3
台とそれぞれ打抜き形状の異なったプレス抜き型が3個
必要となる。
【0029】このようにして、Y軸方向(用紙の両側束
に平行な方向)に立体形状を形成できるとともに、用紙
束の折曲角度(θ)を自在に変えることによって軸方
向の立体形状を作ることができるようになる。また、プ
レス打抜き型による断裁回数を増すこと、またはプレス
打抜型の型刃の形状を変えること、あるいは断裁位置を
少しづつ変えることにより複雑な凹凸形状を表現できる
ようになる。さらに用紙束を曲げることによりZ軸方向
の立体形状を形成できるようになる。
【0030】
【発明の効果】本発明の立体絵柄浮出し物品とその製造
方法によれば、簡単な構造のプレス装置と用紙束のクリ
ッパー部材を用いることにより、迅速かつ容易に斜小口
に印刷パターンが立体的に浮出たメモ帳等の印刷物を製
作することができるようになる。
【0031】また、変化に富む印刷パターンをメモ帳等
の紙面あるいは斜小口面に立体的に表示できるので、自
社商品の宣伝・広告機能が倍増するとともに、用紙を順
次めくることにより、印刷パターンが立体的かつ動画的
に変化するので、極めて魅力あるメモ帳等の印刷物が得
られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体絵柄浮出し物品の製造方法で製作
した自動車の前部のラジエーターグリル、ボンネット部
分の絵柄を斜小口に立体的に浮出すようにしたメモ帳の
斜視図。
【図2】図2に示したボンネットの立体絵柄を浮出した
メモ帳のII−II線矢視断面図。
【図3】本発明の立体絵柄浮出し物品の製造方法で製作
したハンバーガーの絵柄を斜小口に立体的に浮出すよう
にしたメモ帳の斜視図。
【図4】図3に示したハンバーガーの立体絵柄を浮出し
たメモ帳のIV−IV線矢視断面図。
【図5】本発明の立体絵柄浮出し物品の製造に用いるプ
レス装置の正面図。
【図6】図5に示したプレス装置の右側面図。
【図7】図6に示したA矢視図の部分拡大図。
【図8】従来の斜小口をもつメモ帳等の製造に用いる断
裁機のクリッパー部分の斜視図。
【符号の説明】
1 立体絵柄浮出し物品(メモ帳) 2 用紙(束) 3 天糊、背 4 斜小口 5 左側束 6 右側束 10 基台 11,12 プレス機 13 搬送装置 14 案内レール 15 送りネジ 16A,16B プレス抜き型 17A,17B プレス加工台 18 クリッパー 19 材料固定台 20 枢着部 21 腕部 22 ブラケット 23 サーボモータ 24 ロッド 25 締付部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−11662(JP,A) 特開 平11−78299(JP,A) 実開 平1−119700(JP,U) 実開 平5−70596(JP,U) 実開 平1−76271(JP,U) 実開 昭51−129817(JP,U) 実公 昭61−16139(JP,Y1) 登録実用新案3040867(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 1/00 B42D 5/00 - 5/06 B42D 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターン印刷を施した所定の寸法の多数の
    用紙を揃えて重合し、その上端部を解離可能に糊付け
    し、その下端部を解放状としたメモ帳等の物品であっ
    て、前記解放状の下端部が用紙の紙面および巾方向に対
    して凹凸をもって傾斜させ、よって重合端面である前記
    解放状の下端部に前記用紙を上部から順次めくりあるい
    は取り除いても残余の用紙の表面と前記下端部に立体状
    の前記印刷パターンが浮出るようにした立体絵柄浮出し
    物品。
  2. 【請求項2】複数の用紙の紙面に同一のパターンを印刷
    し、 前記印刷パターンを印刷した複数の用紙の束の上端縁を
    仕上げ断裁した後該上端縁を糊付けし、 前記上端縁を狭持具に挟んで固定し、該狭持具を旋回さ
    せて前記上端縁側の用紙の束の紙面がプレス加工台と
    定角度となるように折曲して断裁機に取り付け、 該断裁機の所定形状の断裁刃により下端縁を紙面に直角
    方向に断裁し、 断裁した前記用紙の束を前記狭持具に挟んだまま別の断
    裁機へ移送し、 前記狭時具を旋回させて前記上端縁側の用紙の束の紙面
    前記所定の折曲角度より小さい角度となるように折曲
    して別の断裁機に取り付け、 該断裁機の別の所定形状の断裁刃により前記下端縁を紙
    面に直角方向に断裁し、 これにより前記下端縁が斜面かつ凹凸面の立体状となっ
    て、前記下端縁に前記印刷パターンが浮出るようにし
    た、 立体絵柄浮出し物品の製造方法。
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FR2986992B1 (fr) * 2012-02-21 2015-06-26 Cristian Todie Procede de creation de motifs et de reliefs sur les piles, sur les parties alveolaires et sur les tranches d'objets en feuilles
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