JPH11334251A - メモブロック - Google Patents
メモブロックInfo
- Publication number
- JPH11334251A JPH11334251A JP17794698A JP17794698A JPH11334251A JP H11334251 A JPH11334251 A JP H11334251A JP 17794698 A JP17794698 A JP 17794698A JP 17794698 A JP17794698 A JP 17794698A JP H11334251 A JPH11334251 A JP H11334251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- memo
- block
- paper
- reference line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外見に興趣を持たせて、宣伝媒体としての機
能を向上させたメモブロックとその製造方法の提供。 【解決手段】 上下方向に積み重ねたメモ用紙2のブロ
ックが、ブロックの厚さよりも上下方向の幅が大きくな
る拡大小口6を有し、各メモ用紙2に施した印刷によっ
て、拡大小口6に現れる図柄・文字と各メモ用紙の図柄
・文字とでメモ用紙2の上下位置に拘らず、当初の拡大
小口領域相当部分に常に同じ図柄・文字を合成する。
能を向上させたメモブロックとその製造方法の提供。 【解決手段】 上下方向に積み重ねたメモ用紙2のブロ
ックが、ブロックの厚さよりも上下方向の幅が大きくな
る拡大小口6を有し、各メモ用紙2に施した印刷によっ
て、拡大小口6に現れる図柄・文字と各メモ用紙の図柄
・文字とでメモ用紙2の上下位置に拘らず、当初の拡大
小口領域相当部分に常に同じ図柄・文字を合成する。
Description
【0001】
【産業条の利用分野】この発明は、メモ用紙をまとめて
ブロックとしたメモブロックに関する。
ブロックとしたメモブロックに関する。
【従来の技術】メモ用紙は散逸しやすいので、メモ帳に
まとめたり、メモブロックとして提供されることが多い
(メモブロックと総称する)。また、最近ではメモ用紙
に図柄や文字などによって、何らかのメッセージを印刷
して宣伝媒体として使用することが多い。しかし、従来
のメモブロックでは、印刷したメモ用紙を単に集合して
あるだけで、今一つ興趣に欠け、宣伝媒体としての機能
が弱い。
まとめたり、メモブロックとして提供されることが多い
(メモブロックと総称する)。また、最近ではメモ用紙
に図柄や文字などによって、何らかのメッセージを印刷
して宣伝媒体として使用することが多い。しかし、従来
のメモブロックでは、印刷したメモ用紙を単に集合して
あるだけで、今一つ興趣に欠け、宣伝媒体としての機能
が弱い。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、外見に興
趣を持たせて、宣伝媒体としての機能を向上させたメモ
ブロックとその製造方法の提供を課題とする。
趣を持たせて、宣伝媒体としての機能を向上させたメモ
ブロックとその製造方法の提供を課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】〔メモブロック〕メモ用
紙を上下方向に積み重ねてブロックとする。ブロックは
一部の小口(端面)をブロックの厚さ寸法よりもも上下
方向の幅が大きな拡大小口とする。そして、この拡大小
口に各メモ用紙に施した印刷によって図柄・文字が現れ
るようにし、この図柄・文字と各メモ用紙の図柄・文字
とで一つのメッセージを表現する。メッセージは、メモ
用紙の上下位置に拘らず、すなわち、メモ用紙をめくっ
ていっても、少くとも、当初の拡大小口領域相当部分に
は、常に同じ図柄・文字が現れるようにする。
紙を上下方向に積み重ねてブロックとする。ブロックは
一部の小口(端面)をブロックの厚さ寸法よりもも上下
方向の幅が大きな拡大小口とする。そして、この拡大小
口に各メモ用紙に施した印刷によって図柄・文字が現れ
るようにし、この図柄・文字と各メモ用紙の図柄・文字
とで一つのメッセージを表現する。メッセージは、メモ
用紙の上下位置に拘らず、すなわち、メモ用紙をめくっ
ていっても、少くとも、当初の拡大小口領域相当部分に
は、常に同じ図柄・文字が現れるようにする。
【0004】このメモブロックでは、印刷されている図
柄・文字のメッセージが、用紙の表面から拡大小口にわ
たっており、しかも、メモ用紙をめくっていっても拡大
小口に現れる図柄・文字が変らず、メモブロックが当初
に表しているメッセージが変らないという一種の不思議
さがあり、人が興味を覚える。この場合、各メモ用紙に
施した印刷の図柄・文字あるいは色を、当初の拡大小口
領域相当部分以外の箇所で、異ならせることがある。こ
のようにすると、拡大小口部分の図柄・文字で当初から
表しているメッセージと同じ内容を伝えながら、その他
の部分で、各メモ用紙ごとに目先の変った感じにするこ
とができ、メモブロックはさらに興味の深いものとな
る。
柄・文字のメッセージが、用紙の表面から拡大小口にわ
たっており、しかも、メモ用紙をめくっていっても拡大
小口に現れる図柄・文字が変らず、メモブロックが当初
に表しているメッセージが変らないという一種の不思議
さがあり、人が興味を覚える。この場合、各メモ用紙に
施した印刷の図柄・文字あるいは色を、当初の拡大小口
領域相当部分以外の箇所で、異ならせることがある。こ
のようにすると、拡大小口部分の図柄・文字で当初から
表しているメッセージと同じ内容を伝えながら、その他
の部分で、各メモ用紙ごとに目先の変った感じにするこ
とができ、メモブロックはさらに興味の深いものとな
る。
【0005】〔製造方法〕基本的には、次の手順であ
る。おなじ印刷を施したメモ用紙を、印刷した図柄・文
字を一致させて積み重ねてブロックとする。ブロックの
端面(小口)を揃えてから一方の端面を押出してその小
口を斜面とする。その状態のまま、前記一方の端面を押
出すことによって斜面となった他方の端面を用紙表面に
対し直交して裁断する。ついで、斜面のまま残っている
前記の端面を元の用紙の表面に対して直交した端面に戻
す。これによって、他方の端面が上に向いた斜面の拡大
小口となる。このときに、メモ用紙表面の図柄・文字と
拡大小口に現れる図柄・文字との全体で、伝えたいメッ
セージが表現されるようにする。
る。おなじ印刷を施したメモ用紙を、印刷した図柄・文
字を一致させて積み重ねてブロックとする。ブロックの
端面(小口)を揃えてから一方の端面を押出してその小
口を斜面とする。その状態のまま、前記一方の端面を押
出すことによって斜面となった他方の端面を用紙表面に
対し直交して裁断する。ついで、斜面のまま残っている
前記の端面を元の用紙の表面に対して直交した端面に戻
す。これによって、他方の端面が上に向いた斜面の拡大
小口となる。このときに、メモ用紙表面の図柄・文字と
拡大小口に現れる図柄・文字との全体で、伝えたいメッ
セージが表現されるようにする。
【0006】ブロックの端面(小口)を揃えてから一方
の端面を押出してその小口を斜面とする作業や、斜面の
まま残っている端面を元の用紙の表面に対して直交した
端面に戻して拡大小口を形成する作業、あるいは、一方
の端面を押出すことによって斜面となった他方の端面を
用紙表面に対し直交して裁断する際には、小口の斜面の
角度を定めたり、斜面となった他方の端面を支えるため
の冶具を用いることがある。
の端面を押出してその小口を斜面とする作業や、斜面の
まま残っている端面を元の用紙の表面に対して直交した
端面に戻して拡大小口を形成する作業、あるいは、一方
の端面を押出すことによって斜面となった他方の端面を
用紙表面に対し直交して裁断する際には、小口の斜面の
角度を定めたり、斜面となった他方の端面を支えるため
の冶具を用いることがある。
【0007】実際には、用紙表面の図柄・文字と拡大小
口に現れている図柄・文字を合成した図柄・文字(メッ
セージ)が、少くとも当初の拡大小口に現れている部分
弐おいて同じ内容にするには、用紙に図柄基準線とこれ
に交わる変位直線を定めて作業する心要がある。図柄基
準線は用紙に同じ図柄・文字を印刷する領域を定めるた
めであり、変位直線は、前記のように端面を押出してそ
の小口を斜面とする作業や、斜面のまま残っている端面
を元の用紙の表面に対して直交した端面に戻す作業を正
確に行うために必要である。用紙が矩形で、図柄基準線
が用紙を左右に横断する方向に設定されているとき、変
位直線はこれと直交する前後方向の直線となる。図柄・
文字とは印刷内容のことであり、図柄だけのこともあれ
ば文字だけのこともある。さらに、図柄・文字は、単に
色が異なっているだけのときは同じ図柄・文字の範疇と
する。
口に現れている図柄・文字を合成した図柄・文字(メッ
セージ)が、少くとも当初の拡大小口に現れている部分
弐おいて同じ内容にするには、用紙に図柄基準線とこれ
に交わる変位直線を定めて作業する心要がある。図柄基
準線は用紙に同じ図柄・文字を印刷する領域を定めるた
めであり、変位直線は、前記のように端面を押出してそ
の小口を斜面とする作業や、斜面のまま残っている端面
を元の用紙の表面に対して直交した端面に戻す作業を正
確に行うために必要である。用紙が矩形で、図柄基準線
が用紙を左右に横断する方向に設定されているとき、変
位直線はこれと直交する前後方向の直線となる。図柄・
文字とは印刷内容のことであり、図柄だけのこともあれ
ば文字だけのこともある。さらに、図柄・文字は、単に
色が異なっているだけのときは同じ図柄・文字の範疇と
する。
【0008】
【発明の実施形態】図1は、メモブロック1を示し、メ
モ用紙2を約210枚を積み重ねてブロックとしてあ
る。図2は、メモブロック1を上方から見た平面図であ
る。メモブロック1は、用紙の表面に直交した面の前小
口3と左右の側小口4,5および後小口6を有し、後小
口6は面を上方に向けた斜面の拡大小口に形成してあ
る。そして、最も上のメモ用紙2aの表面から後小口6
の斜面にわたり、一まとまりの図柄7と文字8によるメ
ッセージ9が現れている。
モ用紙2を約210枚を積み重ねてブロックとしてあ
る。図2は、メモブロック1を上方から見た平面図であ
る。メモブロック1は、用紙の表面に直交した面の前小
口3と左右の側小口4,5および後小口6を有し、後小
口6は面を上方に向けた斜面の拡大小口に形成してあ
る。そして、最も上のメモ用紙2aの表面から後小口6
の斜面にわたり、一まとまりの図柄7と文字8によるメ
ッセージ9が現れている。
【0009】各メモ用紙2は矩形であり、下方から上方
へ順次前後方向の寸法が小さくなるように裁断されてお
り、これにより、後小口6の面が拡大小口となってい
る。各メモ用紙2は、最も下方のメモ用紙2b(図3)
を基本とし、これにはメッセージ9の全体が印刷されて
いる。なお、矩形の用紙の各辺を前端10、後端11、
左端12および右端13とする。
へ順次前後方向の寸法が小さくなるように裁断されてお
り、これにより、後小口6の面が拡大小口となってい
る。各メモ用紙2は、最も下方のメモ用紙2b(図3)
を基本とし、これにはメッセージ9の全体が印刷されて
いる。なお、矩形の用紙の各辺を前端10、後端11、
左端12および右端13とする。
【0010】そして、メモ用紙2bを左右に横断して図
柄基準線14を設定し、図柄基準線14と後端11との
間を、正確にいえば209等分して、その1区分ずつを
順次後端11側から短くしていったものである。したが
って、最も上のメモ用紙2a(図4)に端的に現れてい
るように、ほとんどのメモ用紙2単独では、メッセージ
9の下方の一部が欠落し、その程度は上方のものほど大
きくなっている。しかし、これらのメモ用紙2を順序良
く積み上げ、前端10と左右端12、13を揃えると、
図1のように後小口6が平面に整って拡大小口となり、
欠落したメッセージ9の残りの部分が209等分の1ず
つ、つながって現われる。209等分の1ずつのつなが
りであるが、上方から見るので、全体は図柄・文字とし
て十分に認識することができる。
柄基準線14を設定し、図柄基準線14と後端11との
間を、正確にいえば209等分して、その1区分ずつを
順次後端11側から短くしていったものである。したが
って、最も上のメモ用紙2a(図4)に端的に現れてい
るように、ほとんどのメモ用紙2単独では、メッセージ
9の下方の一部が欠落し、その程度は上方のものほど大
きくなっている。しかし、これらのメモ用紙2を順序良
く積み上げ、前端10と左右端12、13を揃えると、
図1のように後小口6が平面に整って拡大小口となり、
欠落したメッセージ9の残りの部分が209等分の1ず
つ、つながって現われる。209等分の1ずつのつなが
りであるが、上方から見るので、全体は図柄・文字とし
て十分に認識することができる。
【0011】メモ用紙2をめくると、その表面にあった
図柄・文字が失われるが、次のメモ用紙2に同じもの
が、しかも、209等分の1に相当する下方部分を付加
して現れるので、メッセージ9は全体として何ら損われ
ない。従って、メモ用紙2を何枚めくっても、用紙表面
の図柄・文字と後小口6の図柄・文字とで、常に同じメ
ッセージ9が現れるという結果となる。この第1の実施
形態では図柄・文字の現れる拡大小口を後小口6とした
が、図柄・文字の現れる拡大小口は、図5のように図柄
基準線14が用紙の二つの辺に掛かるもので、その線か
ら最も下のメモ用紙の頂点Pに至る三角形をした斜面で
あっても良く、あるいは、図6のように、左小口4や右
小口5あるいはこれらを組み合わせたものでも採用する
ことができる。
図柄・文字が失われるが、次のメモ用紙2に同じもの
が、しかも、209等分の1に相当する下方部分を付加
して現れるので、メッセージ9は全体として何ら損われ
ない。従って、メモ用紙2を何枚めくっても、用紙表面
の図柄・文字と後小口6の図柄・文字とで、常に同じメ
ッセージ9が現れるという結果となる。この第1の実施
形態では図柄・文字の現れる拡大小口を後小口6とした
が、図柄・文字の現れる拡大小口は、図5のように図柄
基準線14が用紙の二つの辺に掛かるもので、その線か
ら最も下のメモ用紙の頂点Pに至る三角形をした斜面で
あっても良く、あるいは、図6のように、左小口4や右
小口5あるいはこれらを組み合わせたものでも採用する
ことができる。
【0012】さらに、第1の実施形態では、メモ用紙2
をめくってもメモブロック1に現れるメッセージ9を常
に同じとしたが、図7,8に示すように、図柄基準線1
4から後端11に至る領域、すなわち、後小口6(拡大
小口)の領域に現れる図柄・文字を同じにしてその他の
部分を変えることによって、メモ用紙をめくると、連続
性を有するが異なった印象のメッセージ9が現れるよう
にすることができる。
をめくってもメモブロック1に現れるメッセージ9を常
に同じとしたが、図7,8に示すように、図柄基準線1
4から後端11に至る領域、すなわち、後小口6(拡大
小口)の領域に現れる図柄・文字を同じにしてその他の
部分を変えることによって、メモ用紙をめくると、連続
性を有するが異なった印象のメッセージ9が現れるよう
にすることができる。
【0013】次は、メモブロック1の実際の製造方法の
1つである。まず、メモ用紙2となる各用紙に、これを
横断して図柄基準線14とこれに交わる変位直線15を
設定し、図柄基準線14から後端11(変位直線15の
一方の端点)側へ同じ図柄・文字を印刷し、この図柄・
文字を一致させてブロック16に積み重ねる(図9)。
ブロック16の前端10(変位直線15の他方の端点)
側と後端11(一方の端点)側を用紙の表面に対し直交
して裁断し、前小口3および後小口6の面を用紙の表面
に対して直交する面に揃える。
1つである。まず、メモ用紙2となる各用紙に、これを
横断して図柄基準線14とこれに交わる変位直線15を
設定し、図柄基準線14から後端11(変位直線15の
一方の端点)側へ同じ図柄・文字を印刷し、この図柄・
文字を一致させてブロック16に積み重ねる(図9)。
ブロック16の前端10(変位直線15の他方の端点)
側と後端11(一方の端点)側を用紙の表面に対し直交
して裁断し、前小口3および後小口6の面を用紙の表面
に対して直交する面に揃える。
【0014】ついで、第1治具17(図10、図11)
を用いて、前小口3を、最も上方のメモ用紙2aの図柄
基準線14(正確には、図柄基準線14と変位直線15
の交点)が最も下方のメモ用紙2bの後端11(変位直
線15の一方の端点)と一致するように、各メモ用紙2
を前小口3から後小口6側へ順次変位させて、前小口3
を変位方向の幅d1がブロック16の厚さ寸法d2より
も大きな斜面とする。この状態を維持して、やはり、斜
面となった後小口6の部分を、図12のように、最も上
方のメモ用紙2aの図柄基準線14に合わせ、かつ、用
紙の表面に対し直交して裁断する。
を用いて、前小口3を、最も上方のメモ用紙2aの図柄
基準線14(正確には、図柄基準線14と変位直線15
の交点)が最も下方のメモ用紙2bの後端11(変位直
線15の一方の端点)と一致するように、各メモ用紙2
を前小口3から後小口6側へ順次変位させて、前小口3
を変位方向の幅d1がブロック16の厚さ寸法d2より
も大きな斜面とする。この状態を維持して、やはり、斜
面となった後小口6の部分を、図12のように、最も上
方のメモ用紙2aの図柄基準線14に合わせ、かつ、用
紙の表面に対し直交して裁断する。
【0015】そして、前記の作業によって、上方を向い
た斜面となっている前小口3を、平らな板なとで、用紙
の表面に対し直交した小口に戻す。これにより、後小口
6は逆に上を向いた斜面の拡大小口となり、図柄・文字
が現れる。ついで、垂直な前小口3を糊付けして、この
状態を固定し、メモブロック1を完成する。なお、糊付
け前に、一応、完成しているメモブロック1に仕上処理
として、後小口6を除く各小口3,4,5を化粧裁ちす
ることがある。このとき、図14のように、後小口6の
上を向いた斜面を押さえる第2の治具18を用いること
がある。以上のように、第1の治具17を用いて後小口
6の上を向いた斜面(拡大小口)を求めると作業の能率
がよい。また、この作業は、機械を用いて自動化するこ
とができる。
た斜面となっている前小口3を、平らな板なとで、用紙
の表面に対し直交した小口に戻す。これにより、後小口
6は逆に上を向いた斜面の拡大小口となり、図柄・文字
が現れる。ついで、垂直な前小口3を糊付けして、この
状態を固定し、メモブロック1を完成する。なお、糊付
け前に、一応、完成しているメモブロック1に仕上処理
として、後小口6を除く各小口3,4,5を化粧裁ちす
ることがある。このとき、図14のように、後小口6の
上を向いた斜面を押さえる第2の治具18を用いること
がある。以上のように、第1の治具17を用いて後小口
6の上を向いた斜面(拡大小口)を求めると作業の能率
がよい。また、この作業は、機械を用いて自動化するこ
とができる。
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、メモブ
ロックの拡大小口の図柄・文字とメモ用紙表面の図柄・
文字で、メモ用紙をめくっても常に、一連のまとまりの
あるメッセージが表示されており、興趣のあるメモブロ
ックを提供することができる。又、人の興味を引くの
で、宣伝媒体としての機能が高い。請求項2に記載の構
成によれば、一連のまとまりのあるメッセージに変化を
付けることができ、人の興味をより強く引くことができ
る。請求項3,4に記載の構成によれば、拡大小口とな
る側と反対側の小口を、一旦、拡大小口と同様な上向き
斜面に変形して、その状態で拡大小口となる側を正確に
裁断できるので、拡大小口を得るための作業がきわめて
簡単で正確に行え、作業の効率が高い。
ロックの拡大小口の図柄・文字とメモ用紙表面の図柄・
文字で、メモ用紙をめくっても常に、一連のまとまりの
あるメッセージが表示されており、興趣のあるメモブロ
ックを提供することができる。又、人の興味を引くの
で、宣伝媒体としての機能が高い。請求項2に記載の構
成によれば、一連のまとまりのあるメッセージに変化を
付けることができ、人の興味をより強く引くことができ
る。請求項3,4に記載の構成によれば、拡大小口とな
る側と反対側の小口を、一旦、拡大小口と同様な上向き
斜面に変形して、その状態で拡大小口となる側を正確に
裁断できるので、拡大小口を得るための作業がきわめて
簡単で正確に行え、作業の効率が高い。
【図1】全体を示した斜視図
【図2】平面図
【図3】平面図
【図4】平面図
【図5】平面図
【図6】平面図
【図7】平面図
【図8】平面図
【図9】斜視図
【図10】断面で示す側面図
【図11】第1治具の斜視図
【図12】断面で示す側面図
【図13】断面で示す側面図
【図14】断面で示す側面図
1 メモブロック 2 メモ用紙 3 前小口 4 左小口 5 右小口 6 後小口(拡大小口) 7 図柄 8 文字 9 メッセージ 10 前端 11 後端 12 左端 13 右端 14 図柄基準線 15 変位直線 16 ブロック 17 第1治具 18 第2治具
Claims (4)
- 【請求項1】 上下方向に積み重ねたメモ用紙のブロッ
クが、ブロックの厚さ寸法よりも上下方向の幅が大きく
なる拡大小口を有し、各メモ用紙に施した印刷によって
前記の拡大小口に現れる図柄・文字と各メモ用紙の図柄
・文字とでメモ用紙の上下位置に拘らず、当初の拡大小
口領域相当部分に常に同じ図柄・文字が合成されている
ことを特徴としたメモブロック。 - 【請求項2】 当初の拡大小口領域相当部分以外の箇所
で、各メモ用紙に施した印刷の図柄・文字あるいは色が
異なることを特徴とした請求項1に記載のメモブロッ
ク。 - 【請求項3】 用紙を横断して図柄基準線とこれに交わ
る変位直線を設定し、図柄基準線から変位直線の一方の
端点側へ同じ図柄・文字を印刷し、この図柄・文字を一
致させてブロックに積み重ね、ブロックの前記変位直線
の一方の端点側縁と他方の端点側縁を用紙の表面に対し
直交して裁断し、ついで、他方の端点側縁を最も上方の
メモ用紙の図柄基準線と変位直線の交点が最も下方のメ
モ用紙の一方の端点と一致するように各メモ用紙を他方
の端点側から一方の端点側へ順次変位させて、他方の端
点側の小口を変位方向の幅がブロックの厚さ寸法よりも
大きな斜面とし、その状態で一方の端点側を最も上方の
メモ用紙の図柄基準線に合わせ、かつ、用紙の表面に対
し直交して裁断し、さらに、他方の端点側の斜面となっ
ている小口を用紙の表面に対し直交した小口に戻して一
方の端点側の小口を拡大小口とし、他方の端点側の小口
を糊付けしてあることを特徴としたメモブロックの製造
方法。 - 【請求項4】 前端と後端を有するメモ用紙に、用紙を
横断して図柄基準線を設定し、図柄基準線から後端側へ
同じ図柄・文字を印刷し、この図柄・文字を一致させて
ブロックに積み重ね、ブロックの前端と後端を表面に直
交して裁断し、ついで、前端を最も上方のメモ用紙の図
柄基準線が最も下方のメモ用紙の後端と一致するように
各メモ用紙を前方から後方へ順次変位させて、前端の小
口を前後方向幅がブロックの厚さ寸法よりも大きな斜面
とし、その状態で後端を最も上方のメモ用紙の図柄基準
線に合わせ、かつ、表面に直交して裁断し、さらに、前
端の斜面となっている小口を表面に直交した小口に戻し
て後端の小口を拡大小口とし、前端の小口を糊付けして
あることを特徴としたメモブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17794698A JPH11334251A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | メモブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17794698A JPH11334251A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | メモブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334251A true JPH11334251A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=16039851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17794698A Pending JPH11334251A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | メモブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11334251A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6254960B1 (en) * | 1999-04-13 | 2001-07-03 | Dashern Enterprise Co., Ltd. | Memo block |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP17794698A patent/JPH11334251A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6254960B1 (en) * | 1999-04-13 | 2001-07-03 | Dashern Enterprise Co., Ltd. | Memo block |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20010045022A1 (en) | Cutting template and method of using same | |
JP2002526289A (ja) | インキ層の厚さの異なるインキ近接域を印刷する凹版印刷法 | |
JP2004508227A (ja) | 有価文書 | |
US7833598B2 (en) | Splittable sheet structure | |
JP3422953B2 (ja) | 折り曲げ罫線入り透明プラスチックシートおよび透明プラスチックシート用罫線刃 | |
JPH11334251A (ja) | メモブロック | |
JPH10166748A (ja) | 容易に切り取り可能な部分を有する記録媒体 | |
JPH01171991A (ja) | 透視性を有する着色表示カードの製造方法 | |
US20020119287A1 (en) | Artwork and method of making the same | |
JP3057719U (ja) | ノート等の文具 | |
JP3052794B2 (ja) | 印刷化粧シート | |
JP3360493B2 (ja) | 綴じ紙製品の製造方法 | |
JPH1178299A (ja) | 絵柄浮出し物品とその製造方法 | |
JPH0726200U (ja) | グラデーションを有する化粧シート | |
CN208077496U (zh) | 一种组合防伪标贴 | |
JPH07299954A (ja) | 水彩カラー版画の転写方法 | |
JP3630761B2 (ja) | 帳票 | |
JPH0930100A (ja) | 印刷方法およびこの方法により得た印刷物 | |
JPH07149100A (ja) | 化粧板の製造法 | |
JP3262513B2 (ja) | 紙製品に切取り部又は押抜き部を形成するための刃部材 | |
JP3070988U (ja) | カード作製用紙 | |
JPH096226A (ja) | ステンシル版画転写用ファィル及びその使用方法 | |
JPH11334262A (ja) | 名刺及びハガキ等の製作方法並びにその用紙 | |
JP4683777B2 (ja) | シート | |
JP2002086594A (ja) | 紙製品及びそれの生産方法及びそれに使用する抜型 |