JPH11333647A - 組立テーブルとこれを用いた組立方法 - Google Patents

組立テーブルとこれを用いた組立方法

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JPH11333647A
JPH11333647A JP10144866A JP14486698A JPH11333647A JP H11333647 A JPH11333647 A JP H11333647A JP 10144866 A JP10144866 A JP 10144866A JP 14486698 A JP14486698 A JP 14486698A JP H11333647 A JPH11333647 A JP H11333647A
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茂 堂埜
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幸彦 北野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立プレート上のワークの座標変換が簡単で
ある。 【解決手段】 第1の軸を中心に揺動する第1可動フレ
ーム21と、第1可動フレーム21に対して第2の軸を
中心に揺動する第2可動フレーム22と、第2可動フレ
ーム22に設けられた組立プレート3とを備える。上記
第1の軸と第2の軸とは組立プレート3の表面を通ると
ともに組立プレート3の表面上で直交している。組立プ
レート表面の上記2つの軸が交差している1点は、両軸
を中心とする回転時にもその位置が動かない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立ロボットなど
においてワークが置かれる台となる組立テーブルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】組立ロボットにおいては、マニピュレー
タと称されている組立ハンドで把持したワークを、組立
テーブル上に置かれた他のワークに組み付ける作業がよ
くなされるが、組立テーブルにおけるワークが表面に置
かれる組立プレートに2自由度(通常、ピッチ及びヨー
の動き)を与えることができれば、組立についての便が
よくなるために、ピッチ及びヨー回転を組立プレートに
与えることができる組立テーブルが特開平3−1969
80公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に示
された組立テーブルでは、組立プレートの回転中心がピ
ッチ及びヨーの回転中心とが異なっているために、座標
変換が複雑で誤差も生じやすいものとなっている。ま
た、力センサーが組立ハンド側にあって、力計測部の回
転中心も組立プレートから離れているために、力センサ
ーの出力で的確な状態判断を行うことが難しい。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは組立プレート上のワ
ークの座標変換が簡単である組立テーブルを提供するこ
とと、該組立テーブルを用いてワーク同士の組み付けを
容易に行うことができる組立方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明に係る組
立テーブルは、第1の軸を中心に揺動する第1可動フレ
ームと、第1可動フレームに対して第2の軸を中心に揺
動する第2可動フレームと、第2可動フレームに設けら
れた組立プレートと、第1可動フレーム及び第2可動フ
レームを各軸回りに駆動する駆動手段とからなるととも
に、上記第1の軸と第2の軸とは組立プレートの表面を
通るとともに組立プレートの表面上で直交していること
に特徴を有している。組立プレート表面の上記2つの軸
が交差している1点は、両軸を中心とする回転時にもそ
の位置が動かないものである。
【0006】上記組立プレートはその裏面側に力センサ
ーを備えたものであることが好ましく、また、ワークの
位置決め用のピンを備えるとともに対象ワーク毎に用意
された該組立プレートが第2可動フレームに対して着脱
自在となっていることが好ましい。
【0007】駆動手段と各可動フレームとは弾性体から
なる伝達機構を介して連結しておくのがよい。
【0008】また、X,Y,Z軸及びロール角について
のNC姿勢制御が可能なロボットとの組み合わせで6自
由度を確保することができる。
【0009】そして本発明にかかる組立方法は、第1の
軸を中心に揺動する第1可動フレームと、第1可動フレ
ームに対して第2の軸を中心に揺動する第2可動フレー
ムと、第2可動フレームに設けられた組立プレートと、
第1可動フレーム及び第2可動フレームを各軸回りに駆
動する駆動手段とからなるとともに、上記第1の軸と第
2の軸とは組立プレートの表面を通るとともに組立プレ
ートの表面上で直交してピッチ及びヨーの姿勢制御が可
能な組立テーブルに、X,Y,Z軸及びロール角につい
てのNC姿勢制御が可能なロボットとを組み合わせて6
自由度を確保するとともに、組立プレートに設けた力セ
ンサーの出力に基づいて6自由度姿勢制御における逐次
位置変更を行うことに特徴を有している。
【0010】そして、ロボット側の水平方向駆動モータ
の励磁をオフとした状態で組立プレート上のワークに対
する他のワークの組み付けを行ったり、組立プレートを
傾けた状態で組立プレート上のワークに対する他のワー
クの組み付けを行って、ワーク同士の接触時に生ずるモ
ーメントデータから誘導方向を推定したり、組立プレー
ト上のワークに対して他のワークを水平方向移動させて
少なくとも2点で接触させ、該接触位置データを元に他
のワークの目的地を推定したり、組立プレート上のワー
クに対して他のワークを組み付けるにあたり、一方のワ
ークに設けられて他方のワークが挿入される孔の発見ま
では一定力の接触状態で探索を行い、孔の発見後はワー
クの許容限界近くの力で挿入を行ったりすることが好ま
しく、さらに組立プレート上のワークに対する他のワー
クの組み付け完了の最終判定は、力センサーの出力デー
タが予め設定した閾値以下かどうかで行ったり、上記閾
値は力計測ソフトウェアのスタート毎に無負荷時の力オ
フセットデータを計測し、該オフセットデータからの相
対増分で決定することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図4は組立ハンド1を備えたNC
制御の4自由度型組立ロボット(スカラロボット)Rを
示しており、該ロボットRに設けられた組立ハンド1
は、2自由度を有している組立テーブル2と協同して、
6自由度の組立作業をこなすものとなっている。
【0012】組立テーブル2はワークが表面に置かれる
組立プレート3を備えるとともに、該組立プレート3に
対してピッチ及びヨーの回転を与えることができるよう
にされたもので、U字形の固定フレーム20と、この固
定フレーム20の両側板上部を夫々貫通する軸2xによ
って揺動自在に吊り下げられた第1可動フレーム21
と、この第1可動フレーム21に対して軸2yによって
揺動自在に吊り下げられた第2可動フレーム22とを備
えており、上記組立プレート3は第2可動フレーム22
に着脱自在に取り付けられたものとなっている。
【0013】ここにおいて、上記の軸2x,2yは直交
する関係に設けられている上に、これら軸2x,2yの
延長線が組立プレート3の表面を通って組立プレート3
の表面上で直交するように、軸2x,2yの位置及び組
立プレート3の第2可動フレーム22への取り付け位置
を定めてある。
【0014】このために、軸2xを中心に第1可動フレ
ーム21が揺動する時、第2可動フレーム22と組立プ
レート3とは第1可動フレーム21とともにピッチ(も
しくはヨー)の動きを行い、軸2yを中心に第2可動フ
レーム22が揺動する時、組立プレート3は第2稼動フ
レーム22とともにヨー(もしくはピッチ)の動きを行
うのであるが、ピッチ及びヨーのいずれの動きがあって
も、上記軸2x,2yの延長線が交差している組立プレ
ート3の表面の中央1点の位置はまったく変化しない。
【0015】従って、組立プレート3上に置かれるワー
クにしても、上記1点が基準点となるように組立プレー
ト3上に位置決め配置することにより、組立ロボットR
側の組立ハンド1との協同によるワーク組立にあたり、
組立プレート3上のワークに対して複雑な座標変換が必
要となることがなく、また座標変換に伴う誤差の発生も
ないために、信頼性の高い組立を行うことができるもの
となっている。
【0016】上記特性を活かすために、組立プレート3
へのワークの取り付けは、図3に示すように、組立プレ
ート3にピン30を設けておいて、該ピン30によって
ワーク90の位置決め及びワーク90の保持を行ってい
る。特に、各種ワークへの対応を容易とするために、ワ
ーク毎(ワークの大きさ毎)に専用の組立プレート3を
設けて、組立プレート3の交換だけで対応できるように
している。上記ピン30としては、JIS平行ピンを組
立プレート3に圧入したようなものを好適に用いること
ができる。
【0017】また、組立プレート3はその裏面側に力セ
ンサー4が取り付けられたものとなっている。この力セ
ンサー4は、上記組立にあたり、組立プレート3上のワ
ークと、組立ハンド1側のワークとの接触状態を検出す
るためのものとして機能する。
【0018】ところで、第1可動フレーム21の駆動は
固定フレーム20に設けたモータ25で行い、第2稼動
フレーム22の駆動は第1可動フレーム21に設けたモ
ータ26で行っているのであるが、これらモータ25,
26と可動フレーム21,22とは直結とせずに、弾性
体からなる伝達部材(図示例ではベルト)27,27を
介在させるものとしている。これは上記組立に際して、
組立プレート3側のワークにパッシブコンプライアンス
を持たせて、組立性を向上させるためである。
【0019】図5は上記ピッチ及びヨー制御が可能な組
立テーブル2と、X,Y,Z軸方向移動及びロール角の
姿勢制御が可能な上記ロボットRとを組み合わせること
でワーク組立時の6自由度を確保したシステムのブロッ
ク図であり、該システムにおいては、力センサー(好ま
しくは6軸力センサー)4の計測データに基づいて接触
状態の把握を行いつつ、ロボットR及び組立テーブル2
の姿勢制御を行う。すなわち、図6にも示すように、組
立プレート3上のワーク90と、組立ハンド1側のワー
ク91との接触状態を力センサー4を通じて検出して現
状位置認識を行い、この認識結果に基づいてロボットR
の姿勢制御及び組立プレート3の姿勢変更を行うのであ
る。組立時の傾き外乱に対して高い信頼性を確保するこ
とができると同時に姿勢の効率のよい変更が可能であ
る。図5中の35は汎用サーボコントローラ、36はサ
ーボドライバーであり、上記モータ25,26はこれら
によって制御される。
【0020】組立性の向上という点においては、組立プ
レート3上のワーク90にロボットR側の組立ハンド1
で把持したワーク91を上方側から嵌めこむ動作を行う
場合、組立ハンド1の図中矢印で示す水平方向剛性が0
となるように、水平方向駆動用のモータをフリーとする
ことが好ましい。ワーク90,91同士に少々のひっか
かりがあっても水平方向のパッシブコンプライアンスで
吸収して、組立(嵌めこみ)を行うことができる。
【0021】また、組立プレート3上のワーク90にロ
ボットR側の組立ハンド1で把持したワーク91を上方
側から嵌めこむ動作を行う場合、図8に示すように、組
立プレート3を意図的に傾けることも有効である。ワー
ク90,91同士が接触した際の力センサー4から得る
ことができるモーメントデータ(My_org)に基づ
き、現在の接触位置(xnow,ynow)を計算し
て、ワーク91の誘導方向を推定することができる。つ
まり、ワーク91の最終目的地が(xnow+Δx,y
now+Δy)である時、Δx=xnow・My_or
g、Δy=ynow・My_orgで計算することがで
きる。
【0022】図9に示すように、ワーク91を意図的に
水平移動させることで少なくとも2点で水平方向におい
てワーク90,91同士を接触させ、各接触位置(x
1,y1)(x2,y2)から目的地座標((x1+x
2)/2,(y1+y2)/2)を同定するようにして
もよい。
【0023】図10及び図11はワーク90上のピン9
2が差し込まれる孔93を備えたワーク91をワーク9
0に組み付ける場合を示しており、この場合、ワーク9
1をワーク91側に押しつける力(発生力N)を一定と
した状態でピン92に対する孔93の探索を行い、発生
力Nが急に小さくなった時点を孔93の発見として、こ
の時点でワーク90,91の許容限界近くの挿入力でワ
ーク91を押しこむ動作を示している。挿入の成功率が
向上する。なお、この場合のワーク90,91の組み付
け成功の最終判定は、組み付け終了時の6軸力データが
予め設定された閾値f0以下かどうかで判断するとよ
い。
【0024】上記閾値f0は予め設定しておくことにな
るが、力データ計測ソフトウェアのスタート毎に無負荷
時の力オフセットデータfaを計測して、該オフセット
データfaからの相対増分fbで自動決定(f0=fa
+fb)するようにしておくことが好ましい。ノイズ等
によるデータのばらつきを回避することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係る組立テーブル
は、第1の軸を中心に揺動する第1可動フレームと、第
1可動フレームに対して第2の軸を中心に揺動する第2
可動フレームと、第2可動フレームに設けられた組立プ
レートと、第1可動フレーム及び第2可動フレームを各
軸回りに駆動する駆動手段とからなるとともに、上記第
1の軸と第2の軸とは組立プレートの表面を通るととも
に組立プレートの表面上で直交しているから、組立プレ
ート表面の上記2つの軸が交差している1点は、両軸を
中心とする回転時にもその位置が動かないものであり、
このために組立プレートを回転させた時にも組立プレー
ト上のワークについての座標変換が複雑となることがな
く、座標変換に伴う誤差も少なくてすむものであり、こ
のために組立制御を容易とすることができる。
【0026】上記組立プレートの裏面側に力センサーを
設けておけば、組立プレート上のワークと該ワークに組
み付ける他のワークとの接触状態をより的確に判別する
ことができる。
【0027】また、ワークの位置決め用のピンを組立プ
レートが備えるとともに対象ワーク毎に用意された該組
立プレートが第2可動フレームに対して着脱自在となっ
ていると、品種切り換えを低コストで行うことができ
る。
【0028】駆動手段と各可動フレームとは弾性体から
なる伝達機構を介して連結しておくことで、パッシブコ
ンプライアンス効果による組立性の向上を図ることがで
きる。
【0029】また、X,Y,Z軸及びロール角について
のNC姿勢制御が可能なロボットとの組み合わせで6自
由度を確保することで、各種の組立作業を低コストで行
わせることができる。
【0030】そして本発明にかかる組立方法は、第1の
軸を中心に揺動する第1可動フレームと、第1可動フレ
ームに対して第2の軸を中心に揺動する第2可動フレー
ムと、第2可動フレームに設けられた組立プレートと、
第1可動フレーム及び第2可動フレームを各軸回りに駆
動する駆動手段とからなるとともに、上記第1の軸と第
2の軸とは組立プレートの表面を通るとともに組立プレ
ートの表面上で直交してピッチ及びヨーの姿勢制御が可
能な組立テーブルに、X,Y,Z軸及びロール角につい
てのNC姿勢制御が可能なロボットとを組み合わせて6
自由度を確保するとともに、組立プレートに設けた力セ
ンサーの出力に基づいて6自由度姿勢制御における逐次
位置変更を行うために、姿勢の効率のよい変更が可能で
あり、組立時の傾き外乱に対して高信頼性を確保するこ
とができる。
【0031】そして、ロボット側の水平方向駆動モータ
の励磁をオフとした状態で組立プレート上のワークに対
する他のワークの組み付けを行うことで、パッシブコン
プライアンス効果による組立性の向上を図ることができ
る。
【0032】組立プレートを傾けた状態で組立プレート
上のワークに対する他のワークの組み付けを行って、ワ
ーク同士の接触時に生ずるモーメントデータから誘導方
向を推定することで、探索時間の短縮を図ることができ
る。
【0033】組立プレート上のワークに対して他のワー
クを水平方向移動させて少なくとも2点で接触させ、該
接触位置データを元に他のワークの目的地を推定した
り、組立プレート上のワークに対して他のワークを組み
付けるにあたり、一方のワークに設けられて他方のワー
クが挿入される孔の発見までは一定力の接触状態で探索
を行い、孔の発見後はワークの許容限界近くの力で挿入
を行ったりすることで、挿入の成功率を向上させること
ができる。
【0034】さらに組立プレート上のワークに対する他
のワークの組み付け完了の最終判定は、力センサーの出
力データが予め設定した閾値以下かどうかで行うこと
で、信頼性の向上と品質確認とを行うことができる。そ
して上記閾値は力計測ソフトウェアのスタート毎に無負
荷時の力オフセットデータを計測し、該オフセットデー
タからの相対増分で決定すると、ノイズ等によるデータ
のばらつきからの回避を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の斜視図である。
【図2】同上の概略側面である。
【図3】(a)(b)は同上の異なる組立プレートの側面図で
ある。
【図4】組立ロボットとの対の状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同上の制御ブロック図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】(a)(b)は同上の組立動作の一例の動作説明図で
ある。
【図8】(a)(b)は同上の組立動作の他例の動作説明図で
ある。
【図9】(a)(b)(c)は同上の組立動作のさらに他例の動
作説明図である。
【図10】(a)(b)(c)は同上の組立動作の別の例の動作
説明図である。
【図11】同上の動作説明図である。
【図12】同上の閾値の説明図である。
【符号の説明】
2 組立テーブル 3 組立プレート 21 第1可動フレーム 22 第2可動フレーム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸を中心に揺動する第1可動フレ
    ームと、第1可動フレームに対して第2の軸を中心に揺
    動する第2可動フレームと、第2可動フレームに設けら
    れた組立プレートと、第1可動フレーム及び第2可動フ
    レームを各軸回りに駆動する駆動手段とからなるととも
    に、上記第1の軸と第2の軸とは組立プレートの表面を
    通るとともに組立プレートの表面上で直交していること
    を特徴とする組立テーブル。
  2. 【請求項2】 組立プレートはその裏面側に力センサー
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の組立テー
    ブル。
  3. 【請求項3】 組立プレートはワークの位置決め用のピ
    ンを備えるとともに対象ワーク毎に用意された該組立プ
    レートが第2可動フレームに対して着脱自在となってい
    ることを特徴とする請求項1記載の組立テーブル。
  4. 【請求項4】 駆動手段と各可動フレームとは弾性体か
    らなる伝達機構を介して連結されていることを特徴とす
    る請求項1記載の組立テーブル。
  5. 【請求項5】 X,Y,Z軸及びロール角についてのN
    C姿勢制御が可能なロボットとの組み合わせで6自由度
    を確保することを特徴とする請求項1記載の組立テーブ
    ル。
  6. 【請求項6】 第1の軸を中心に揺動する第1可動フレ
    ームと、第1可動フレームに対して第2の軸を中心に揺
    動する第2可動フレームと、第2可動フレームに設けら
    れた組立プレートと、第1可動フレーム及び第2可動フ
    レームを各軸回りに駆動する駆動手段とからなるととも
    に、上記第1の軸と第2の軸とは組立プレートの表面を
    通るとともに組立プレートの表面上で直交してピッチ及
    びヨーの姿勢制御が可能な組立テーブルに、X,Y,Z
    軸及びロール角についてのNC姿勢制御が可能なロボッ
    トとを組み合わせて6自由度を確保するとともに、組立
    プレートに設けた力センサーの出力に基づいて6自由度
    姿勢制御における逐次位置変更を行うことを特徴とする
    組立方法。
  7. 【請求項7】 ロボット側の水平方向駆動モータの励磁
    をオフとした状態で組立プレート上のワークに対する他
    のワークの組み付けを行うことを特徴とする請求項6記
    載の組立方法。
  8. 【請求項8】 組立プレートを傾けた状態で組立プレー
    ト上のワークに対する他のワークの組み付けを行って、
    ワーク同士の接触時に生ずるモーメントデータから誘導
    方向を推定することを特徴とする請求項6記載の組立方
    法。
  9. 【請求項9】 組立プレート上のワークに対して他のワ
    ークを水平方向移動させて少なくとも2点で接触させ、
    該接触位置データを元に他のワークの目的地を推定する
    ことを特徴とする請求項6記載の組立方法。
  10. 【請求項10】 組立プレート上のワークに対して他の
    ワークを組み付けるにあたり、一方のワークに設けられ
    て他方のワークが挿入される孔の発見までは一定力の接
    触状態で探索を行い、孔の発見後はワークの許容限界近
    くの力で挿入を行うことを特徴とする請求項6記載の組
    立方法。
  11. 【請求項11】 組立プレート上のワークに対する他の
    ワークの組み付け完了の最終判定は、力センサーの出力
    データが予め設定した閾値以下かどうかで行うことを特
    徴とする請求項6記載の組立方法。
  12. 【請求項12】 閾値は力計測ソフトウェアのスタート
    毎に無負荷時の力オフセットデータを計測し、該オフセ
    ットデータからの相対増分で決定することを特徴とする
    請求項11記載の組立方法。
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