JPH11333277A - 真空圧力制御システム - Google Patents

真空圧力制御システム

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JPH11333277A
JPH11333277A JP33368998A JP33368998A JPH11333277A JP H11333277 A JPH11333277 A JP H11333277A JP 33368998 A JP33368998 A JP 33368998A JP 33368998 A JP33368998 A JP 33368998A JP H11333277 A JPH11333277 A JP H11333277A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空チャンバ内の真空圧力を迅速に調整する
ことができ、かつ、全体をコンパクトにすることを可能
にした真空圧力制御システムを提供すること。 【解決手段】 真空チャンバ4Aと、真空チャンバ4A
内に供給されたガスを吸引するための真空ポンプ9と、
真空チャンバ4Aにガスを供給するガス供給源と、真空
チャンバ4Aと真空ポンプ9とを接続するための排出用
配管8と、真空チャンバ4Aとガス供給源とを接続する
ための供給用配管7と、真空チャンバ4A内の真空圧力
を検出するための圧力センサ25とを有する真空圧力制
御システムであって、(a)供給用配管7上に配置さ
れ、空気圧により流量が制御される空気圧制御弁10
と、(b)空気圧制御弁10へ所定の空気圧力を与える
電空レギュレータ18と、(c)圧力センサ25の出力
を受けて電空レギュレータ18の出力空気圧力を制御す
るコントローラ19と、(d)排出用配管8上に配置さ
れ、排出用配管8を流れる流量を遮断し、または絞る絞
り弁15とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は真空容器内を所定
の真空圧力に調整し、保持するようにした真空圧力制御
システムに関する。例えば、半導体の製造工程におい
て、半導体用のウエハを1枚ずつ処理するようにした枚
葉装置に適用され、その真空容器内を所定の真空圧力に
調整するようにした真空圧力制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、真空容器内を所定の真空圧力
に調整し、保持するようにした真空圧力制御システムが
ある。図4はこのシステムの一例を開示する。このシス
テムは、エッチングを行うための真空容器である真空チ
ャンバ87を備える。真空チャンバ87の中には、半導
体用の1枚のウエハが配置される。真空チャンバ87
は、真空排気配管95により、真空圧コントロールバル
ブ92、遮断弁93を介して、真空源である真空ポンプ
94に接続されている。また、真空チャンバ87には、
ガス供給配管86が接続している。ガス配管86は、遮
断弁91、マスフローコントローラ90を介して、ガス
供給源であるプロセスガス供給源89に接続している。
また、真空チャンバ87には、真空圧力センサ88が取
り付けられており、その出力はコントローラ85に接続
されている。コントローラ85は、バタフライ弁である
真空圧コントロールバルブ92の開度を制御している。
【0003】次に、上記構成を有する従来の真空圧力制
御システムの作用を説明する。真空チャンバ87でエッ
チングが終了すると、ウエハの交換が行われる。真空チ
ャンバ87内に新しいウエハが置かれた後、真空チャン
バ87内を急速に真空にする必要がある。この真空にす
る工程に時間がかかると、全体のシステム効率が低下す
るからである。この工程は、マスフローコントローラ9
0の設定流量をゼロとし、遮断弁91を閉じて真空チャ
ンバ87へのプロセスガスの流入を遮断し、遮断弁93
を開いて、同時にバタフライ弁である真空圧コントロー
ルバルブ92を全開とする。マスフローコントローラ9
0は設定流量をゼロにしても完全遮断ができないため、
遮断弁91により完全遮断する必要があるのである。こ
れにより、真空ポンプ94が真空チャンバ87内の空気
を吸引し排気する。
【0004】次に、プロセスガスによるエッチング工程
が行われる。この工程では、遮断弁91を開いて、真空
チャンバ87内にプロセスガスを供給するのであるが、
プロセスガスの供給量は、マスフローコントローラ90
により制御されている。プロセスガスの供給圧力となる
真空チャンバ87の真空圧力は、所定の値、例えば9*
133.3N/m2(=9Torr)に保持されている必要
がある。そのため、コントローラ85が真空センサ88
の出力をフィードバックさせながら、真空圧コントロー
ルバルブ92の開度を制御している。プロセスガスによ
るエッチング工程が終了すると、遮断弁91及び遮断弁
93を閉じて、図示しないパージシステムにより真空チ
ャンバ87内のプロセスガスを窒素ガスに置換した後、
真空チャンバ87の扉を開いてウエハを取り出し、次の
ウエハを装着する。そして、上記工程を繰り返す。
【0005】一方、真空圧力制御システムは、プラズマ
CVD工程やプラズマエッチング工程においては、図7
に示すように、ウエハ101を加工台103に戴置する
ときウエハの下面は密閉枠102により支持されてい
る。加工台103は、内部を流れる冷媒104により冷
却されている。ウエハ101と加工台103上面と密閉
枠102とで形成される空間であるヘリウムガス供給空
間Hには、加工工程の期間、ウエハ101を冷却するた
めのヘリウムガスが注入されている。ヘリウムガス供給
空間Hの圧力をコントロールすることにより、ウエハ1
01の冷却温度を制御している。ヘリウムガスの圧力コ
ントロールは、マスフローコントローラ90により行っ
ている。一方、密閉枠102からヘリウムガスは若干漏
れている。ウエハ101が正常に装着されていない場
合、ヘリウムガスの流量がかなり多くなる。従来、マス
フローコントローラ90において、ヘリウムガスの流量
が所定値を越えた場合に、ウエハが正常に装着されてい
ないと判断していた。また、工程の途中でヘリウムガス
の流量が大きく増加したときには、ウエハが割れたり反
りが大きくなって異常が発生したと判断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
真空圧力制御システムには、次のような問題点があっ
た。 (1)従来の真空圧力制御システムにおいては、応答性
を高くすることと、ガス供給量を節約することとが相反
則となっていた。すなわち、従来のシステムでは、真空
チャンバ87内を所定の真空圧力にした後、真空チャン
バ87内をエッチング工程で必要な真空圧力の制御目標
値、例えば9*133.3N/m2(=9Torr)程度に
する到達時間が、マスフローコントローラ90の供給流
量で決まってしまう。9*133.3N/m2(=9Tor
r)程度に迅速に到達させようとすると、始めにマスフ
ローコントローラ90で大流量のプロセスガスを流す必
要があるが、マスフローコントローラ90で大流量のプ
ロセスガスを流すと、プロセスガスが余分に使用される
問題が起きるのである。
【0007】ここで、マスフローコントローラ90の流
量を切り替えることにより、すなわち、マスフローコン
トローラ90で始めに大流量を流し目標値付近で小流量
を流すことにより、上記問題点を解決することも考えら
れる。この場合の結果データを図5に示す。横軸が時間
経過を表し、上側のデータの縦軸が真空チャンバ87内
の真空圧を示し、下側のデータの縦軸がガス流量を示し
ている。真空チャンバ87内の真空圧は、すぐにQ1=
9*133.3N/m2(=9Torr)に到達している。
このように、迅速に真空圧を所定の値にするために、マ
スフローコントローラ90を用いてガス流量を、始めH
2=250cc/min流し、2,3秒後にH1=10
cc/minに切り替えている。
【0008】しかし、図5に示すように、真空圧を制御
しながらガス流量が250cc/minから10cc/
minに切り替えるのに、15秒以上かかってしまうこ
とがわかる。マスフローコントローラ自体の応答性は、
もっと速いが真空圧を一定に保持したままで流量を減少
させようとすると、時間がかかることを意味している。
また、流量変動中の安定制御は非常に困難である。図中
斜線で示すように、大量のプロセスガスが無駄になって
しまう。マスフローコントローラ90は微小流量を正確
に流すことを目的として設計されているため、応答性に
劣り流量の切り替えに時間がかかる。また、真空圧力コ
ントロールバルブ92は、マスフローコントローラ90
による流量の変動に対して制御をかけるため、更に応答
時間が遅れてしまう。その間プロセスガスが無駄に使用
されてしまうのである。
【0009】(2)また、従来のマスフローコントロー
ラの機能について考察すると、マスフローコントローラ
は、微小流量を検出しながら制御できるため、必要な流
量を流すことができる機能を持つ。そのため、マスフロ
ーコントローラは高価なコンポーネント部品である。し
かしながら、真空チャンバで使用されているマスフロー
コントローラは、微小流量を正確に流すという本来の目
的と異なり、真空チャンバ内を所定の真空圧力に維持す
るためという目的に使用されているのみである。この使
用方法では、マスフローコントローラの使用方法として
はその本来の機能から見て、もったいない使い方であっ
た。
【0010】(3)また、マスフローコントローラ90
に完全遮断機能がないため、別に遮断弁91を設けなけ
ればならず、余分なスペースをとるため、半導体の集積
化に伴う製造設備の集積化の要請に答えられない問題が
あった。さらに、真空圧コントロールバルブ92にも完
全遮断機能がないため、別に遮断弁93を設けなければ
ならず、余分なスペースをとるため、半導体の集積化に
伴う製造設備の集積化の要請に答えられない問題があっ
た。
【0011】(4)また、プラズマエッチング工程等に
おけるウエハ裏面からのヘリウムガスの漏れ量の増加を
検知して、ウエハの装着不良やウエハの反り等を検出す
るには、マスフローコントローラを必要とするため、全
体コストがアップする問題があった。従って、マスフロ
ーコントローラを用いないでヘリウムガスの漏り量の増
加を検知できるシステムが望まれていたが、微量の変化
を検知する必要があるため、コストダウンを図りながら
代替できる方法がなかった。
【0012】本発明は上記した問題点を解決するための
ものであり、真空チャンバ内の真空圧力を迅速に調整す
ることができ、かつ、全体をコンパクトにすることを可
能にした真空圧力制御システムを提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の真空圧力制御システムは、以下の構成を有し
ている。 (1)真空容器と、前記真空容器内に供給されたガスを
吸引するための真空源と、前記真空容器にガスを供給す
るガス供給源と、前記真空容器と前記真空源とを接続す
るための真空排気配管と、前記真空容器と前記ガス供給
源とを接続するためのガス供給配管と、前記真空容器内
の真空圧力を検出するための圧力センサとを有する真空
圧力制御システムであって、(a)ガス供給配管上に配
置され、空気圧により流量が制御される空圧制御弁と、
(b)空圧制御弁へ所定の空気圧力を与える電空レギュ
レータと、(c)圧力センサの出力を受けて電空レギュ
レータの出力空気圧力を制御するコントローラと、
(d)真空排気配管上に配置され、真空排気配管を流れ
る流量を遮断し、または絞る絞り弁とを有している。
【0014】(2)(1)に記載する真空圧力制御シス
テムにおいて、前記絞り弁が、固定オリフィス、また
は、固定オリフィスを備える遮断弁であることを特徴と
する。
【0015】(3)(1)または(2)に記載する真空
圧力制御システムのいずれか1つにおいて、前記真空容
器がウエハを冷却するための冷却ガス供給空間であっ
て、前記空圧制御弁が完全遮断機能を有し、前記圧力セ
ンサの出力が第一所定圧力となったときに、前記空圧制
御弁を完全遮断し、一定時間経過後、前記圧力センサの
出力が第二所定圧力まで低下した場合に、前記第一所定
圧力、前記第二所定圧力、及び前記一定時間により、前
記冷却ガス供給空間からの漏れ流量を検出し、その漏れ
流量が所定値を越えたときに異常検出することを特徴と
する。
【0016】次に、上記構成を有する真空圧力制御シス
テムの作用を説明する。真空チャンバ内に真空圧力が作
られたことを圧力センサが検出すると、コントローラ
が、電空レギュレータを制御して瞬間的に、250cc
/minの流量が流れるように、空気圧制御弁に制御用
空気を供給し、空気圧制御弁を開く。これにより、真空
チャンバ内の真空圧力は、瞬時に目標値である9*13
3.3N/m2(=9Torr)に到達し、それを圧力セン
サが検出する。圧力センサが目標値を検出すると、直ち
にコントローラは電空レギュレータを制御して、空気圧
制御弁を所定の開度まで閉じる。
【0017】このとき、真空チャンバから排出されるガ
スは、排気側に設けられているオリフィス等を備える絞
り弁により絞られているので、真空チャンバ内の真空圧
力は9*133.3N/m2(=9Torr)に維持され
る。すなわち、真空チャンバ内をガスで9Torrにするた
めに必要なガス量は、予め計算されており、瞬間的に流
す大流量から、絞り弁のオリフィスの径も予め計算され
ているのである。ここで、空気圧制御弁は、電空レギュ
レータにより瞬時に制御されるので、250cc/mi
nの流量が流される時間は極めて短時間であり、応答時
間を短縮できると共に、無駄となるプロセスガス量を低
減することができる。
【0018】一方、上記真空容器がウエハを冷却するた
めの冷却ガス供給空間である場合において、空圧制御弁
が完全遮断機能を有し、冷却ガス供給空間の圧力を検出
している圧力センサの出力が第一所定真空圧力となった
ときに、空圧制御弁を完全遮断し、一定時間経過後、圧
力センサの出力が第二所定真空圧力まで低下した場合
に、第一所定真空圧力、第二所定真空圧力、及び上記一
定時間により、冷却ガス供給空間からの漏れ流量を検出
し、その漏れ流量が所定値を越えたときに異常検出す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の真空圧力制御システム
を具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。この実施の形態では、半導体の製造装置、特には
枚葉装置において真空圧力制御システムが具体化され
る。図2は枚葉装置1を示す概略構成図である。この装
置1は半導体の製造工程において、同時に複数枚のウエ
ハ2を処理する。この装置1は搬送用のロボット3と、
真空容器である複数の真空チャンバ4A,4B,4C,
4D,4Eとを備える。複数の真空チャンバ4A〜4E
は、ロボット3を中心に放射状に配置される。ロボット
3と複数の真空チャンバ4A〜4Eは、一つの密閉され
た部屋5の中に収容される。この部屋5の中は常に真空
状態に設定される。
【0020】複数の真空チャンバ4A〜4Eの一部は積
載用のロードロック真空チャンバであり、一つの装置に
1台又は2台設けられる。2台のロードロック真空チャ
ンバが設けられた場合、そのうちの1台はウエハ2を搬
入するための入口専用の真空チャンバとなり、他の1台
はウエハ2を搬出するための出口専用の真空チャンバと
なる。各真空チャンバ4A〜4Eは、ロボット3と対向
する位置に配置されたゲート6を有する。各ゲート6は
選択的に開閉される。各ゲート6が開けられたときに、
ロボット3は対応する真空チャンバ4A〜4Eに対して
ウエハ2を出し入れする。
【0021】各真空チャンバ4A〜4Eには、ガス供給
用配管7と、ガス排出用配管8がそれぞれ接続される。
供給用配管7には、プロセスガスの供給源(図示しな
い)と、パージ用の窒素ガスの供給源(図示しない)が
それぞれ接続される。排出用配管8には、真空ポンプ9
(図4に示す)が接続される。各排出用の配管8上に
は、パイロット操作弁よりなる空気圧制御弁10がそれ
ぞれ設けられる。半導体の製造工程において、各処理用
の真空チャンバ4A〜4Dには、それぞれ1枚のウエハ
2が収容される。各処理用の真空チャンバ4A〜4Dで
は、真空圧力が制御される条件の下、プロセスガスの供
給とそのパージとが行われる。各真空チャンバ4A〜4
Dでの工程終了後に、各ウエハ2はロボット3により、
各真空チャンバ4A〜4Dから取り出され、積載用の真
空チャンバ4Eに一旦収容される。
【0022】積載用の真空チャンバ4Eは、ゲート6と
は別のゲート11を更に有する。このゲート11が開か
れることにより、この真空チャンバ4Eから、部屋5の
外へとウエハ2が搬出される。搬出されたウエハ2は、
キャリア12に搭載され、コンベア13により所定の位
置まで搬送される。複数の真空チャンバ4A〜4Eで実
施される一連の工程は、その開始時期が互いに少しづつ
ずれる。従って、各処理用の真空チャンバ4A〜4Dで
1枚のウエハ2が順次処理され、その処理されたウエハ
2が順次真空チャンバ4Eを通じて部屋5の外へと搬出
される。このような枚葉装置1の工程能力を向上させる
には、処理用の各真空チャンバ4A〜4Eにおいて、一
連の工程を実施するのに要するタクト時間を短くする必
要がある。
【0023】この実施の形態では、各真空チャンバ4A
〜4Eのそれぞれに対して一つの真空圧力制御システム
が独立的に設けられる。図1は各真空チャンバ4Aに対
応する一つの真空制御システムの構成を示す。この構成
は、その他の真空チャンバ4B〜4Dのそれと同様であ
る。従って、以下には真空チャンバ4Aを代表として、
本制御システムを説明する。真空チャンバ4Aには、プ
ロセスガスを供給するための供給用配管7が接続されて
いる。供給用配管7は、空圧制御弁である空気圧制御弁
10を介してプロセスガスの供給源に接続している。ま
た、真空チャンバ4Aには、ガス排気用の排出用配管8
が接続されている。排出用配管8は、絞り弁15を介し
て真空ポンプ9に接続している。また、排出用配管8
は、絞り弁15と並列に配設された流量の大きいオリフ
ィスを持つエアオペレート弁16を介しても、真空ポン
プ9と接続している。本実施の形態では、絞り弁15と
して、流量の小さい固定オリフィスを用いている。
【0024】また、空圧制御弁である空気圧制御弁10
には、制御用空気用配管17を介して電空レギュレータ
18が接続している。電空レギュレータ18には、制御
用空気源が接続されている。また、電空レギュレータ1
8の制御系には、コントローラ19が接続している。ま
た、真空チャンバ4A内の真空圧を検出するための圧力
センサ25が真空チャンバ4Aに取り付けられている。
圧力センサ25は、コントローラ19に接続している。
また、コントローラ19には、中央制御装置からコマン
ドが入力されている。本実施の形態では、圧力センサ2
5として、キャパシタンス・マノメータを使用してい
る。
【0025】次に、上記構成を有する真空圧力制御シス
テムの作用及び効果について説明する。真空チャンバ4
Aでエッチングが終了すると、ウエハの交換が行われ
る。真空チャンバ4A内に新しいウエハが置かれた後、
真空チャンバ4A内は急速に真空にされる。すなわち、
コントローラ19は、電空レギュレータ18により空気
圧制御弁10を閉じて、同時にエアオペレート弁16を
開いて、真空ポンプ9により真空チャンバ4A内の空気
等を排気して、真空チャンバ4A内を所定の真空圧力と
する。
【0026】真空チャンバ4A内に真空圧力が作られた
ことを圧力センサ25が検出すると、コントローラ19
が、電空レギュレータ18を制御して瞬間的に、250
cc/minの流量が流れるように、空気圧制御弁10
に制御用空気を供給し、空気圧制御弁10を開く。これ
により、真空チャンバ4A内の真空圧力は、瞬時に目標
値である9Torrに到達し、それを圧力センサ25が検出
する。圧力センサ25が目標値を検出すると、直ちにコ
ントローラ19は電空レギュレータ18を制御して、空
気圧制御弁10を所定の開度まで閉じる。
【0027】このとき、真空チャンバ4Aから排出され
るガスは、排気側に設けられているオリフィス等を備え
る絞り弁15により絞られているので、真空チャンバ4
A内の真空圧力は9*133.3N/m2(=9Torr)
に維持される。この場合の結果データを図3に示す。横
軸が時間経過を表し、上側のデータの縦軸が真空チャン
バ4A内の真空圧を示し、下側のデータの縦軸がガス流
量を示している。真空チャンバ4A内の真空圧は、すぐ
にQ1=9Torrに到達している。このように、迅速に真
空圧を所定の値にするために、空気圧制御弁10により
ガス流量を、始め瞬間的にH2=250cc/min流
し、直ちにH1=10cc/minに切り替えている。
ここで、空気圧制御弁10は、電空レギュレータ18に
より瞬時に制御されるので、250cc/minの流量
が流される時間は極めて短時間であり、応答時間を短縮
できると共に、無駄となるプロセスガス量を低減するこ
とができる。
【0028】従来、真空チャンバ4A内の真空圧を、例
えばQ1=9*133.3N/m2(=9Torr)に正確
に維持するには、マスフローコントローラが必須である
と信じ込まれていた。しかしながら、本発明者らは、マ
スフローコントローラの代わりに、電空レギュレータ1
8により空気圧制御弁10を制御し、かつ排気側に絞り
弁15を設けることにより、図3に示すように、真空チ
ャンバ4A内の真空圧を、Q1=9*133.3N/m
2(=9Torr)に正確に維持することができることを考
案したのである。
【0029】プロセスガスによるエッチング工程が終了
すると、空気圧制御弁10及び絞り弁15を閉じて、図
示しないパージシステムにより真空チャンバ4A内のプ
ロセスガスを窒素ガスに置換した後、真空チャンバ4A
の扉を開いてウエハを取り出し、次のウエハを装着す
る。そして、上記工程を繰り返す。
【0030】以上詳細に説明したように、本実施の形態
の真空圧力制御システムによれば、真空チャンバ4A
と、真空チャンバ4A内に供給されたガスを吸引するた
めの真空ポンプ9と、真空チャンバ4Aにガスを供給す
るガス供給源と、真空チャンバ4Aと真空ポンプ9とを
接続するための排出用配管8と、真空チャンバ4Aとガ
ス供給源とを接続するための供給用配管7と、真空チャ
ンバ4A内の真空圧力を検出するための圧力センサ25
とを有する真空圧力制御システムであって、(a)供給
用配管7上に配置され、空気圧により流量が制御される
空気圧制御弁10と、(b)空気圧制御弁10へ所定の
空気圧力を与える電空レギュレータ18と、(c)圧力
センサ25の出力を受けて電空レギュレータ18の出力
空気圧力を制御するコントローラ19と、(d)排出用
配管8上に配置され、排出用配管8を流れる流量を遮断
し、または絞る絞り弁15とを有しているので、空気圧
制御弁10が、電空レギュレータ18により瞬時に制御
されるため、250cc/minの流量が流される時間
は極めて短時間であり、応答時間を短縮できると共に、
無駄となるプロセスガス量を低減することができる。
【0031】ここで、絞り弁15の場合でも、エアオペ
レーション弁のオープン時の流路に小さい直径のオリフ
ィスを設けているので、プロセス作業時にはオリフィス
の径でプロセスガスの漏れ量が決まるため、漏れ量を一
定かつ低量とすることができる。
【0032】次ぎに、ウエハの裏面を冷却するためのヘ
リウムガス供給空間Hに本発明を適用する場合につい
て、第二の実施の形態として説明する。大略のことは、
ウエハ用冷却ガス供給空間を第一の実施の形態の真空容
器と見なせば、エアオペレート弁16を用いていない点
を除いて同じであるので、詳細な説明は省略し、相違す
る点のみ詳細に説明する。ここで、エアオペレート弁を
用いていないのは、ヘリウムガス供給空間Hへは、常に
ヘリウムガスを供給しており、絞り弁15のみを用いて
いても不便がないためである。第二の実施の形態では、
圧力センサ25の出力が所定値である10*133.3
N/m2(=10Torr)に安定しているときの任意のタ
イミングに、エアオペレート弁10と絞り弁15とを遮
断する。
【0033】その後、ヘリウムガス供給空間Hは、通常
約30SCCM、ウエハ下面から漏れている。エアオペ
レート弁10と絞り弁15とを遮断した後の圧力センサ
25の出力を図7に示す。(a)は正常な状態を示し、
(b)は異常が発生している状態を示す。共に縦軸は、
圧力センサ25の出力であり、横軸は時間経過である。
図7(a)に示すように、正常な漏れ量のときの圧力降
下は、1秒後にB30=1.0*133.3N/m2(=
1.0Torr)である。それが、ウエハ101に反り等が
発生している場合、例えば、(b)に示すように、正常
な漏れ量より10%増加した33SCCMのときの圧力
降下は、1秒後にB33=1.2*133.3N/m
2(=1.2Torr)であることを実験で確認している。
従って、本実施の形態では、ヘリウムガス供給空間Hの
圧力が10*133.3N/m2(=10Torr)に安定
しているときに、エアオペレート弁10と絞り弁15と
を遮断すると、1秒後における圧力降下がB33=1.2
*133.3N/m2(=1.2Torr)以上降下してい
る場合に、異常が発生したと判断している。
【0034】稼働中での漏れ量の確認の方法を図8に示
す。図に示すように、ヘリウムガス供給空間Hの圧力が
10*133.3N/m2(=10Torr)に安定してい
るとき(図中T1で示す。)に、エアオペレート弁10
と絞り弁15とを遮断し、1秒後(図中T2で示す。)
における圧力降下Bを圧力センサ85から読みとってい
る。そして、圧力降下BがB33=1.2*133.3N
/m2(=1.2Torr)以上降下している場合に、異常
が発生したと判断している。そうでない場合は、正常と
判断している。この方法によると、1秒余の時間圧力条
件が変化してしまうが、プラズマエッチング等の加工工
程への影響はほとんど無い。逆に、この方法により、早
い時期にウエハ101の反り等の欠陥や、正常でない位
置決め状態が検出できるため、不良品を製造するという
無駄な時間を少なくすることができ、半導体の製造効率
を向上させ、歩留まりを向上させることができる。
【0035】本実施の形態では、圧力降下Bの値で異常
を判断しているが、圧力降下Bの値から漏れ量を算出す
ることは容易であり、算出した漏れ量が正常な値であ
る、例えば、30SCCMよりどれだけ増加したかによ
り、異常を判断しても良い。
【0036】以上詳細に説明したように、第二の実施の
形態の真空圧力制御システムによれば、ウエハを冷却す
るための冷却ガス供給空間Hにおいて、空圧制御弁が完
全遮断機能を有し、圧力センサ85の出力が第一所定圧
力10*133.3N/m2(=10Torr)となったと
きに、空圧制御弁10及び絞り弁15を完全遮断し、一
定時間(1秒間)経過後、圧力センサ85の出力が第二
所定圧力まで低下した場合に、第一所定圧力、第二所定
圧力(第一所定圧力−第二所定圧力=圧力降下B)、及
び一定時間により、冷却ガス供給空間からの漏れ流量を
検出し、その漏れ流量が所定値を越えたときに異常検出
するので、早い時期にウエハ101の反り等の欠陥や、
正常でない位置決め状態が検出できるため、不良品を製
造するという無駄な時間を少なくすることができ、半導
体の製造効率を向上させ、歩留まりを向上させることが
できる。
【0037】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で以下
のように実施することができる。例えば、本実施の形態
では、絞り弁15として流路にオリフィスが設けられた
遮断弁を用いているが、ニードル弁等の絞り弁を用いて
も同様である。
【0038】
【発明の効果】本発明の真空圧力制御システムは、真空
容器と、前記真空容器内に供給されたガスを吸引するた
めの真空源と、前記真空容器にガスを供給するガス供給
源と、前記真空容器と前記真空源とを接続するための真
空排気配管と、前記真空容器と前記ガス供給源とを接続
するためのガス供給配管と、前記真空容器内の真空圧力
を検出するための圧力センサとを有する真空圧力制御シ
ステムであって、(a)ガス供給配管上に配置され、空
気圧により流量が制御される空圧制御弁と、(b)空圧
制御弁へ所定の空気圧力を与える電空レギュレータと、
(c)圧力センサの出力を受けて電空レギュレータの出
力空気圧力を制御するコントローラと、(d)真空排気
配管上に配置され、真空排気配管を流れる流量を絞る絞
り弁とを有しているので、空圧制御弁が、電空レギュレ
ータにより瞬時に制御されるため、大流量が流される時
間は極めて短時間であり、応答時間を短縮できると共
に、無駄となるプロセスガス量を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である真空圧力制御システ
ムの全体構成を示す図である。
【図2】半導体製造用の枚葉装置の構成を示す概略構成
図である。
【図3】本発明の実施の形態である真空圧力制御システ
ムの作用を示すデータ図である。
【図4】従来の真空圧力制御システムの全体構成を示す
図である。
【図5】従来の真空圧力制御システムの作用を示すデー
タ図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態である真空圧力制御
システムの構成を示すブロック図である。
【図7】漏れ量のデータ図である。
【図8】検出タイミングを示すデータ図である。
【図9】従来の真空圧力制御システムの全体構成を示す
図である。
【符号の説明】
4A〜4E 真空チャンバ 7,8 配管 9 真空ポンプ 10 空気圧制御弁 15 絞り弁 16 エアオペレート弁 18 電空レギュレータ 19 コントローラ 25 圧力センサ 101 ウエハ H ヘリウムガス供給空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05D 16/20 H01L 21/68 A H01L 21/3065 F15B 11/06 R 21/68 H01L 21/302 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器と、前記真空容器内に供給され
    たガスを吸引するための真空源と、前記真空容器にガス
    を供給するガス供給源と、前記真空容器と前記真空源と
    を接続するための真空排気配管と、前記真空容器と前記
    ガス供給源とを接続するためのガス供給配管と、前記真
    空容器内の真空圧力を検出するための圧力センサとを有
    する真空圧力制御システムにおいて、 前記ガス供給配管上に配置され、空気圧により流量が制
    御される空圧制御弁と、 前記空圧制御弁へ所定の空気圧力を与える電空レギュレ
    ータと、 前記圧力センサの出力を受けて前記電空レギュレータの
    出力空気圧力を制御するコントローラと、 前記真空排気配管上に配置され、前記真空排気配管を流
    れる流量を遮断し、または絞る絞り弁とを有することを
    特徴とする真空圧力制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する真空圧力制御システ
    ムにおいて、 前記絞り弁が、固定オリフィス、または、固定オリフィ
    スを備える遮断弁であることを特徴とする真空圧力制御
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載する真空
    圧力制御システムのいずれか1つにおいて、 前記真空容器が、ウエハを冷却するための冷却ガス供給
    空間であって、 前記空圧制御弁が完全遮断機能を有し、 前記圧力センサの出力が第一所定圧力となったときに、
    前記空圧制御弁を完全遮断し、一定時間経過後、前記圧
    力センサの出力が第二所定圧力まで低下した場合に、前
    記第一所定圧力、前記第二所定圧力、及び前記一定時間
    により、前記冷却ガス供給空間からの漏れ流量を検出
    し、その漏れ流量が所定値を越えたときに異常検出する
    ことを特徴とする真空圧力制御システム。
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