JPH06177060A - 縦型拡散・cvd装置のガス給排方法及びその装置 - Google Patents

縦型拡散・cvd装置のガス給排方法及びその装置

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JPH06177060A
JPH06177060A JP2746593A JP2746593A JPH06177060A JP H06177060 A JPH06177060 A JP H06177060A JP 2746593 A JP2746593 A JP 2746593A JP 2746593 A JP2746593 A JP 2746593A JP H06177060 A JPH06177060 A JP H06177060A
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valve
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Hidehiro Yanagawa
秀宏 柳川
Mitsuhiro Hirano
光浩 平野
Shinichi Shimada
真一 島田
Tomoshi Taniyama
智志 谷山
Hiroyuki Nishiuchi
弘幸 西内
Kazumi Nikaido
和己 二階堂
Giichi Kushima
義一 久島
Michio Sato
道夫 佐藤
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】複数の隣接する気密室を有する縦型拡散・CV
D装置に於いて、閉塞手段を開放した場合の隣接する一
方の気密室と他方の気密室との圧力差に起因するガスの
急激な流動を抑制し、発塵を防止する。 【構成】複数の気密室3を連通遮断可能な閉塞手段2を
介して連設し、気密室の少なくとも1つを処理室とし、
隣接する気密室の一方を置換ガスで置換4した後、隣接
する気密室の他方に置換ガスを供給6し、前記隣接する
2つの気密室の圧力差又は圧力が所定値以下となった時
に、前記隣接する2つの気密室を連通して、該2つの気
密室の均圧を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置のガス給
排に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を半導体製造装置の1つであ
る、ロードロック室を具備する縦型拡散、CVD装置に
ついて図19により説明する。
【0003】気密室であり、又処理室である反応室1に
はゲートバルブ2を介して気密室であるロードロック室
3が設けられ、前記反応室1には窒素ガス供給ライン
4、ガス排気ライン5が接続されている。又、前記ロー
ドロック室3には窒素ガス供給ライン6、ガス排気ライ
ン7、真空ポンプ8が接続されている。該窒素ガス供給
ライン6にはエアバルブ9、前記ガス排気ライン7には
エアバルブ10がそれぞれ設けられている。
【0004】前記ロードロック室3にはボート挿入装置
(図示せず)が設けられ、ボート11に装填されたウェ
ーハ12を前記反応室1に挿入し、ウェーハ12に拡
散、薄膜生成等の処理を行い、その後取出しを行う様に
なっている。
【0005】斯かる従来の縦型拡散、CVD装置に於け
るガスの給排作動について説明すると、前記ゲートバル
ブ2を閉じた状態で前記真空ポンプ8を駆動して前記ロ
ードロック室3を真空吸引し、その後窒素ガス供給ライ
ン6より窒素ガスを流通させ、前記ロードロック室3を
窒素ガス雰囲気にし、酸素濃度を低減させようとするも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の縦型拡
散、CVD装置では、窒素ガスを流通させ、前記ロード
ロック室3を窒素ガス雰囲気にした状態ではロードロッ
ク室3が陽圧となり、前記反応室1との間で圧力差を生
じてしまう。この為、前記ゲートバルブ2を開いた時
に、この圧力差の為ロードロック室3から反応室1に窒
素ガスが流込み、発塵を誘起する。従って反応室1、ロ
ードロック室3内のパーティクルが増加し、ウェーハ1
2の清浄度を劣化させる現象を生じていた。
【0007】本発明は斯かる実情に鑑み、前記ゲートバ
ルブ2の開放時に発塵を防止できる縦型拡散、CVD装
置を含む、半導体製造装置を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は半導体製造装置
に於いて、複数の気密室を連通遮断可能な閉塞手段を介
して連設し、気密室の少なくとも1つを処理室とし、前
記気密室に圧力検知手段を設け、前記各気密室にガス供
給ラインと、ガス排気ラインとを接続すると共に前記気
密室間をバルブを介して連通可能とし、該バルブを前記
気密室に圧力状態に応じて開放可能としたものである。
【0009】
【作用】遮断状態にある気密室間を開放した際に、圧力
差に起因するガスの流動が生じない様に、気密室にガス
を供給して気密室間の均圧を行い、均圧後閉塞手段を開
放する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。
【0011】図1に於いて半導体製造装置の1つであ
り、ロードロック室を具備する縦型拡散、CVD装置の
実施例を説明する。尚、図中図19中で示したものと同
一のものには同符号を付し、その説明を省略する。
【0012】前記ガス排気ライン5と前記ガス排気ライ
ン7とを連絡管13により短絡すると共に、前記ガス排
気ライン5と、前記ガス排気ライン7とを差圧検出管1
5によって接続する。前記連絡管13に連絡管バルブ1
4を設け、又前記差圧検出管15に2つのエアバルブ1
7,18を設け、該2つのエアバルブ17,18の間に
差圧計16を設ける。前記ガス排気ライン5の前記連絡
管13、差圧検出管15の接続点よりも下流側にガス排
気ラインバルブ19を設ける。
【0013】前記差圧検出管15からの検出信号は制御
器20に入力され、該制御器20は設定基準値21と前
記差圧検出管15からの信号の比較結果により前記連絡
管バルブ14を開閉する。又、該制御器20は縦型拡
散、CVD装置の作動シーケンスに従ってガスの給排を
行う為、エアバルブ9、エアバルブ10、前記エアバル
ブ17,18、ガス排気ラインバルブ19を開閉する。
【0014】次に作動を説明する。
【0015】前記連絡管バルブ14、エアバルブ17,
18を閉じた状態で、窒素ガス供給ライン6より窒素ガ
スを流通させ、前記ロードロック室3を窒素ガス雰囲気
にした後、前記2つのエアバルブ17,18を開き、ガ
ス排気ラインバルブ19を閉じる。前記窒素ガス供給ラ
イン4より前記反応室1内に窒素ガスを流通させる。
【0016】該反応室1内と前記ロードロック室3との
圧力差は前記差圧計16によって検出され、検出結果は
前記した様に制御器20に入力される。該制御器20は
差圧計16の検出結果と前記設定基準値21とを比較
し、検出結果が該設定基準値21よりも小さくなったと
ころで、前記反応室1とロードロック室3との圧力差を
完全に無くする為、前記連絡管バルブ14を開く。而し
て、連絡管バルブ14を開いて所要時間経過後、或は前
記差圧計16の監視で圧力差が無くなったところで、前
記ゲートバルブ2を開く。
【0017】斯かる作動により、ゲートバルブ2を開い
た時の反応室1とロードロック室3との間の圧力差に起
因するガスの急激な流動を抑制し、発塵を防止すること
ができる。
【0018】図2に於いて他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0019】複数の隣接する処理室101がゲートバル
ブ102を介して連設され、前記各処理室101には窒
素ガス供給ライン103、ガス排気ライン105が接続
されている。前記窒素ガス供給ライン103にはエアバ
ルブ104、前記ガス排気ライン105にはエアバルブ
106がそれぞれ設けられている。
【0020】隣接する一方の処理室101aに接続した
ガス排気ライン105aと、隣接する他方の処理室10
1bに接続したガス排気ライン105bとを連絡管10
8bにより短絡すると共に、前記ガス排気ライン105
aと前記ガス排気ライン105bとを差圧検出管111
bによって接続する。
【0021】前記連絡管108bに連絡管バルブ107
bを設け、又前記差圧検出管111bに2つのエアバル
ブ110b,110cを設け、該2つのエアバルブ11
0b,110cの間に差圧計109bを設ける。前記ガ
ス排気ライン105aの前記連絡管108b、差圧検出
管111bの接続点よりも下流側にガス排気ラインバル
ブ106aを設ける。前記ガス排気ライン105bの前
記連絡管108b、差圧検出管111bの接続点よりも
下流側にガス排気ラインバルブ106bを設ける。
【0022】前記差圧計109bからの検出信号は制御
器112aに入力され、該制御器112aは設定基準値
113aと前記差圧計109bからの信号の比較結果に
より前記連絡管バルブ107bを開閉する。又、制御器
112aは半導体製造装置の動作シーケンスに従って、
ガスの給排を行う為、前記エアバルブ110b、前記エ
アバルブ110c、前記連絡管バルブ107b、前記ガ
ス排気ラインバルブ106a、前記ガス排気ラインバル
ブ106bを開閉する。
【0023】同様に隣接する一方の処理室101bに接
続したガス排気ライン105bと、隣接する他方の処理
室101cに接続したガス排気ライン105cとを連絡
管108cにより短絡すると共に、前記ガス排気ライン
105bと前記ガス排気ライン105cとを差圧検出管
111cによって接続する。
【0024】前記連絡管108cに連絡管バルブ107
cを設け、又前記差圧検出管111cに2つのエアバル
ブ110d,110eを設け、該2つのエアバルブ11
0d,110eの間に差圧計109cを設ける。前記ガ
ス排気ライン105bの前記連絡管108c、差圧検出
管111cの接続点よりも下流側にガス排気ラインバル
ブ106bを設ける。前記ガス排気ライン105cの前
記連絡管108c、差圧検出管111cの接続点よりも
下流側にガス排気ラインバルブ106cを設ける。
【0025】前記差圧計109cからの検出信号は制御
器112bに入力され、該制御器112bは設定基準値
113bと前記差圧計109cからの信号の比較結果に
より前記連絡管バルブ107cを開閉する。又、制御器
112bは半導体製造装置の動作シーケンスに従って、
ガスの給排を行う為、前記エアバルブ110d、前記エ
アバルブ110e、前記連絡管バルブ107c、前記ガ
ス排気ラインバルブ106b、前記ガス排気ラインバル
ブ106cを開閉する。
【0026】上記に示す如く、隣接する処理室101は
それぞれ同等のガス給排機構を有している。
【0027】隣接する一方の処理室101aと他方の処
理室101bとその間のゲートバルブ102bにより、
本実施例の作動を説明する。
【0028】前記連絡管バルブ107b、エアバルブ1
10b,110cを閉じた状態で、窒素ガス供給ライン
103bより窒素ガスを流通させ、前記隣接する他方の
処理室101bを窒素ガス雰囲気にした後、前記2つの
エアバルブ110b,110cを開き、ガス排気ライン
バルブ106aを閉じる。前記窒素ガス供給ライン10
3aより前記隣接する一方の処理室101a内に窒素ガ
スを流通させる。
【0029】該隣接する一方の処理室101a内と前記
隣接する他方の処理室101bとの圧力差は前記差圧計
109bによって検出され、検出結果は前記した様に制
御器112aに入力される。該制御器112aは差圧計
109bの検出結果と前記設定基準値113aとを比較
し、検出結果が該設定基準値113aよりも小さくなっ
たところで、前記隣接する一方の処理室101aと隣接
する他方の処理室101bとの圧力差を完全に無くする
為、前記連絡管バルブ107bを開く。而して、連絡管
バルブ107bを開いて所要時間経過後、或は前記差圧
計109bの監視で圧力差が無くなったところで、前記
ゲートバルブ102bを開く。
【0030】上記に示した構成を有することにより、ゲ
ートバルブを開いた時の隣接する一方の処理室と隣接す
る他方の処理室との間の圧力差に起因するガスの急激な
流動を抑制し、発塵を防止することができる。
【0031】図3に於いて他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0032】図3に示す他の実施例は、図2で示した実
施例の変更例であり、連絡管108により隣接する窒素
ガス供給ライン103を接続したものである。その他の
構成は図2で示した実施例と同様であり、図3で示す実
施例も図2で示す実施例と同様の作動、効果を奏する。
【0033】図4に於いて他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0034】図4に示す他の実施例は図3の更に変更例
であり、差圧検出管111により直接隣接する処理室1
01を接続したものである。その他の構成は図3に示し
た実施例と同様であり、図3で示す実施例と同様の作
動、効果を奏する。
【0035】図5に於いて他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0036】図5で示す他の実施例は、図2で示した実
施例の変更例であり、ガス排気ライン115が屈曲し、
且分岐して処理室101に接続されているものである。
その他の構成は図2で示す実施例と同様である。
【0037】本実施例による作動は図2による実施例の
作動と同様であり、更にガス排気ライン115が屈曲し
ていることにより、該屈曲部が障害となり、パーティク
ル等の塵埃の逆流が防止できる。
【0038】又、隣接する処理室間のゲートバルブ10
2を開放し、2つの処理室が均圧となる状態に於いて、
処理室内が、減圧状態、大気圧状態、加圧状態のいずれ
でも可能なことは言う迄もない。
【0039】図6に於いて他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0040】図6に示す他の実施例は、図2で示した実
施例の変更例であり、単なる開閉機能の連絡管バルブ1
07の代りに流量制御弁114を設けたものである。そ
の他の構成は図2で示した実施例と同様である。
【0041】前記隣接する一方の処理室101と隣接す
る他方の処理室101との圧力差を完全に無くする為、
前記流量制御弁114を徐々に開放するが、流量制御弁
114により、最終的な均圧を行うので、より円滑な均
圧作動が得られる。
【0042】図7に於ける他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0043】複数の隣接する処理室101がゲートバル
ブ102を介して連設され、前記各処理室101には窒
素ガス供給ライン103、ガス排気ライン105が接続
されている。前記窒素ガス供給ライン103にはエアバ
ルブ104、前記ガス排気ライン105にはエアバルブ
106がそれぞれ設けられている。
【0044】隣接する一方の処理室101aに接続した
ガス排気ライン105aと、隣接する他方の処理室10
1bに接続したガス排気ライン105bとを連絡管10
8bにより短絡する。前記連絡管108bに流量制御弁
114bを設ける。前記ガス排気ライン105aに圧力
検知管122aを接続し、圧力検知管122aにエアバ
ルブ124a及び圧力スイッチ123aを設ける。又ガ
ス排気ライン105bに圧力検知管122bを接続し、
圧力検知管122bにエアバルブ124b及び圧力スイ
ッチ123bを設ける。前記ガス排気ライン105aの
前記連絡管108b、圧力検知管122aの接続点より
も下流側にガス排気ラインバルブ106aを設ける。前
記ガス排気ライン105bの前記連絡管108b、圧力
検知管122bの接続点よりも下流側にガス排気ライン
バルブ106bを設ける。
【0045】前記圧力スイッチ123a,123bから
の検出信号は制御器112aに入力されることにより、
前記流量制御弁114bを開閉する。又、制御器112
aは半導体製造装置の動作シーケンスに従って、ガスの
給排を行う為、前記エアバルブ124a、前記エアバル
ブ124b、前記流量制御弁114b、前記ガス排気ラ
インバルブ106a、前記ガス排気ラインバルブ106
bを開閉する。
【0046】同様に隣接する一方の処理室101bに接
続したガス排気ライン105bと、隣接する他方の処理
室101cに接続したガス排気ライン105cとを連絡
管108cにより短絡し、前記連絡管108cに流量制
御弁114cを設ける。前記ガス排気ライン105bに
圧力検知管122bを接続し、圧力検知管122bにエ
アバルブ124b及び圧力スイッチ123bを設ける。
又前記ガス排気ライン105cに圧力検知管122cを
接続し、圧力検知管122cにエアバルブ124c及び
圧力スイッチ123cを設ける。前記ガス排気ライン1
05bの前記連絡管108c及び圧力検知管122bの
接続点よりも下流側にガス排気ラインバルブ106bを
設ける。前記ガス排気ライン105cの前記連絡管10
8c、圧力検知管122cの接続点よりも下流側にガス
排気ラインバルブ106cを設ける。
【0047】前記圧力スイッチ123b,123cから
の検出信号は制御器112bに入力されることにより、
前記流量制御弁114cを開閉する。又、制御器112
bは半導体製造装置の動作シーケンスに従って、ガスの
給排を行う為、前記エアバルブ124b、前記エアバル
ブ124c、前記流量制御弁114c、前記ガス排気ラ
インバルブ106b、前記ガス排気ラインバルブ106
cを開閉する。
【0048】上記に示す如く、隣接する処理室101は
それぞれ同等のガス給排機構を有している。
【0049】隣接する一方の処理室101aと他方の処
理室101bとその間のゲートバルブ102bにより、
本実施例の作動を説明する。
【0050】前記流量制御弁114bを閉じて、エアバ
ルブ124bを開けた状態で、窒素ガス供給ライン10
3bより窒素ガスを流通させ、前記隣接する他方の処理
室101bを窒素ガス雰囲気にした後、前記ガス排気ラ
インバルブ106aを閉じて、エアバルブ124aを開
けた状態で、前記窒素ガス供給ライン103aより前記
隣接する一方の処理室101a内に窒素ガスを流通させ
る。
【0051】該隣接する一方の処理室101a内と前記
隣接する他方の処理室101bとの圧力差はそれぞれ前
記圧力スイッチ123a,123bによって検出され
る。該両圧力スイッチ123a,123bの作動圧は同
一である様に設定する。該圧力スイッチ123a,12
3bの両方が一定圧力以上であることを検出し、両圧力
スイッチ123a,123bの作動信号が制御器112
aに入力されると、前記隣接する一方の処理室101a
と隣接する他方の処理室101bとの圧力差を完全に無
くする為、前記流量制御弁114bを徐々に開放する。
【0052】上記に示した構成を有することにより、ゲ
ートバルブを開いた時の隣接する一方の処理室と他方の
処理室との間の圧力差に起因するガスの急激な流動を抑
制し、発塵を防止することができる。
【0053】図8に於ける他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0054】図8に示される他の実施例は、図7で示し
た実施例の変更例であり、圧力検知管122の代りに圧
力モニタ管116をガス排気ライン105に接続し、該
圧力モニタ管116にエアバルブ110及び圧力計12
5を設けたものである。その他の構成は、図7と同様で
ある。
【0055】図8で示した実施例では、該隣接する一方
の処理室101a内と前記隣接する他方の処理室101
bの圧力はそれぞれ前記圧力計125a,125bによ
って検出され、制御器112aに入力されると、前記圧
力計125a,125bの検出値の差と設定基準値11
3aを比較し検出値の差の方が小さくなると、前記隣接
する一方の処理室101aと隣接する他方の処理室10
1bとの圧力差を完全に無くする為、前記流量制御弁1
14bを徐々に開放する。
【0056】上記に示した構成を有することにより、ゲ
ートバルブを開いた時の隣接する一方の処理室と他方の
処理室との間の圧力差に起因するガスの急激な流動を抑
制し、発塵を防止することができる。
【0057】図9に於ける他の半導体製造装置の実施例
を説明する。
【0058】図9に示す実施例は、図8で示した実施例
の変更例であり、前記流量制御弁114の代りに、連絡
管バルブ107を連絡管108に設けたものである。そ
の他の構成は図8で示した実施例と同様であり、作動も
図8で示した実施例と同様で、該隣接する一方の処理室
101a内と前記隣接する他方の処理室101bの圧力
がそれぞれ前記圧力計125a,125bによって検出
され、制御器112aに入力されると、前記圧力計12
5a,125bの検出値の差と設定基準値113aを比
較し検出値の差の方が小さくなると、前記隣接する一方
の処理室101aと隣接する他方の処理室101bとの
圧力差を完全に無くする為、前記連絡管バルブ107b
を徐々に開放する。
【0059】図10に於けるロードロック室を具備する
縦型拡散、CVD装置の実施例を説明する。尚、図中図
19で示したものと同一のものには同符号を付し、その
説明を省略する。
【0060】前記ガス排気ライン5と前記ガス排気ライ
ン7とを連絡管13により短絡すると共に、前記ガス排
気ライン5と、前記ガス排気ライン7とを差圧検出管1
5によって接続する。前記連絡管13に連絡管バルブ1
4を設け、又前記差圧検出管15に2つのエアバルブ1
7,18を設け、該2つのエアバルブ17,18の間に
差圧計16を設ける。前記ガス排気ライン5の前記連絡
管13、差圧検出管15の接続点よりも下流側にガス排
気ラインバルブ19を設ける。エレベータキャップ23
は図中省略のボート昇降機に連結しており、前記エレベ
ータキャップ23上に石英キャップ22及びボート11
が設置され、該ボート11にはウェーハ12が装填され
る。
【0061】前記差圧検出管15からの検出信号は制御
器20に入力され、該制御器20は設定基準値21と前
記差圧検出管15からの信号の比較結果により前記連絡
管バルブ14を開閉する。又、該制御器20は縦型拡
散、CVD装置の作動シーケンスに従ってガスの給排を
行う為、エアバルブ9、エアバルブ10、前記エアバル
ブ17,18、ガス排気ラインバルブ19を開閉し、エ
レベータキャップ23を上下に昇降する。
【0062】次に作動を説明する。
【0063】前記エレベータキャップ23が昇降してい
て、該エレベータキャップ23により反応室1に対して
シールを行っている状態からエレベータキャップ23を
降ろす場合、次の作動をする。
【0064】前記連絡管バルブ14、エアバルブ17,
18を閉じた状態で、窒素ガス供給ライン6より窒素ガ
スを流通させ、前記ロードロック室3を窒素ガス雰囲気
にした後、前記2つのエアバルブ17,18を開き、ガ
ス排気ラインバルブ19を閉じる。前記窒素ガス供給ラ
イン4より前記反応室1内に窒素ガスを流通させる。
【0065】該反応室1内と前記ロードロック室3との
圧力差は前記差圧計16によって検出され、検出結果は
前記した様に制御器20に入力される。該制御器20は
差圧計16の検出結果と前記設定基準値21とを比較
し、検出結果が該設定基準値21よりも小さくなったと
ころで、前記反応室1とロードロック室3との圧力差を
完全に無くする為、前記連絡管バルブ14を開く。而し
て、連絡管バルブ14を開いて所要時間経過後、或は前
記差圧計16の監視で圧力差が無くなったところで、前
記エレベータキャップ23を降ろす。
【0066】斯かる作動により、前記エレベータキャッ
プ23を降ろした時の反応室1とロードロック室3との
間の圧力差に起因するガスの急激な流動を抑制し、発塵
を防止することができる。
【0067】図11に於ける半導体製造装置の実施例を
説明する。
【0068】複数の隣接する処理室101がゲートバル
ブ102を介して連設され、前記各処理室101には窒
素ガス供給ライン103、ガス排気ライン105が接続
されている。前記窒素ガス供給ライン103にはエアバ
ルブ104、前記ガス排気ライン105にはエアバルブ
106がそれぞれ設けられている。
【0069】隣接する一方の処理室101aに接続した
ガス排気ライン105aと、隣接する他方の処理室10
1bに接続したガス排気ライン105bとを連絡管10
8bにより短絡すると共に、前記ガス排気ライン105
aと前記ガス排気ライン105bとを差圧検出管111
bによって接続する。又、ガス排気ライン105aにガ
ス放出ライン121aを設け、ガス排気ライン105b
にガス放出ライン121bを設ける。
【0070】前記連絡管108bに連絡管バルブ107
bを設け、又前記差圧検出管111bに2つのエアバル
ブ110b,110cを設け、該2つのエアバルブ11
0b,110cの間に差圧計109bを設ける。
【0071】前記ガス放出ライン121aには、上流側
よりエアバルブ117a、圧力スイッチ118a、エア
バルブ117b、流量制御弁119a、チェック弁12
0aが設けられている。前記ガス放出ライン121bに
は、上流側よりエアバルブ117c、圧力スイッチ11
8b、エアバルブ117d、流量制御弁119b、チェ
ック弁120bが設けられている。
【0072】前記ガス排気ライン105aの前記ガス放
出ライン121a、連絡管108b、差圧検出管111
bの接続点よりも下流側にガス排気ラインバルブ106
aを設ける。前記ガス排気ライン105bの前記ガス放
出ライン121b、連絡管108b、差圧検出管111
bの接続点よりも下流側にガス排気ラインバルブ106
bを設ける。
【0073】前記差圧計109bからの検出信号は制御
器112aに入力され、該制御器112aは設定基準値
113aと前記差圧計109bからの信号の比較結果に
より、前記連絡管バルブ107bを開閉する。又、制御
器112aは半導体製造装置の動作シーケンスに従っ
て、ガスの給排を行う為、前記エアバルブ110b、前
記エアバルブ110c、前記連絡管バルブ107b、前
記ガス排気ラインバルブ106a、前記ガス排気ライン
バルブ106b、エアバルブ117a,117b,11
7c,117dを開閉する。
【0074】同様に隣接する一方の処理室101bに接
続したガス排気ライン105bと、隣接する他方の処理
室101cに接続したガス排気ライン105cとを連絡
管108cにより短絡すると共に、前記ガス排気ライン
105bと前記ガス排気ライン105cとを差圧検出管
111cによって接続し、ガス排気ライン105bにガ
ス放出ライン121bを設け、前記ガス排気ライン10
5cにガス放出ライン121cを設ける。前記連絡管1
08cに連絡管バルブ107cを設け、又前記差圧検出
管111cに2つのエアバルブ110d,110eを設
け、該2つのエアバルブ110d,110eの間に差圧
計109cを設ける。
【0075】前記ガス放出ライン121bには、上流側
よりエアバルブ117c、圧力スイッチ118b、エア
バルブ117d、流量制御弁119b、チェック弁12
0bが設けられ、前記ガス放出ライン121cには、上
流側よりエアバルブ117e、圧力スイッチ118c、
エアバルブ117f、流量制御弁119c、チェック弁
120cが設けられている。
【0076】前記ガス排気ライン105bの前記ガス放
出ライン121b、連絡管108c、差圧検出管111
cの接続点よりも下流側にガス排気ラインバルブ106
bを設ける。前記ガス排気ライン105cの前記ガス放
出ライン121c、連絡管108c、差圧検出管111
cの接続点よりも下流側にガス排気ラインバルブ106
cを設ける。
【0077】前記差圧計109cからの検出信号は制御
器112bに入力され、該制御器112bは設定基準値
113bと前記差圧計109cからの信号の比較結果に
より、前記連絡管バルブ107cを開閉する。又、制御
器112bは半導体製造装置の動作シーケンスに従っ
て、ガスの給排を行う為、前記エアバルブ110d、前
記エアバルブ110e、前記連絡管バルブ107c、前
記ガス排気ラインバルブ106b、前記ガス排気ライン
バルブ106c、エアバルブ117c,117d,11
7e,117fを開閉する。
【0078】上記に示す如く、隣接する処理室101は
それぞれ同等のガス給排機構を有している。
【0079】隣接する一方の処理室101aと他方の処
理室101bとその間のゲートバルブ102bにより、
本実施例の作動を説明する。
【0080】前記ガス排気ラインバルブ106b、連絡
管バルブ107b、エアバルブ110b,110c、エ
アバルブ117dを閉じ、エアバルブ117cを開けた
状態で、窒素ガス供給ライン103bより窒素ガスを流
通させ、前記隣接する他方の処理室101bを窒素ガス
雰囲気にし、大気圧となった状態を圧力スイッチ118
bが検出し、その後エアバルブ117dが開き、処理室
101bが大気圧付近で保たれる。
【0081】ガス放出ライン121bで用いられている
流量制御弁119bは前記ガス放出ライン121bの開
放断面積を可変するもので、チェック弁120bはガス
の逆流を防止するものである。
【0082】前記処理室101b内の圧力の推移は、図
12中の曲線Cの様になり、ガス放出ライン121bに
より窒素ガスが放出していくことにより処理室101b
内の圧力は一定値以上にならない様になっている。
【0083】前記2つのエアバルブ110b,110c
を開き、ガス排気ラインバルブ106aを閉じエアバル
ブ117aを開ける。前記窒素ガス供給ライン103a
より前記隣接する一方の処理室101a内に窒素ガスを
流通させ、大気圧となり圧力スイッチ118aが大気圧
であることを検出したらエアバルブ117bが開き、ガ
ス放出ライン121aより窒素ガスが放出され、処理室
101a内の圧力が大気圧付近に保たれる様になる。
【0084】処理室101a内の圧力は、図12中の点
線で示した曲線Bの様になり、処理室101b内の圧力
である曲線Cに近い値が保たれる。もしガス放出ライン
121aがない場合は一定値となった処理室101b内
の圧力曲線Cに対し、処理室101a内の圧力を窒素ガ
スを導入していくことにより加圧していき、その圧力の
推移は曲線Aの様になる。
【0085】該隣接する一方の処理室101a内と前記
隣接する他方の処理室101bとの圧力差は前記差圧計
109bによって検出され、検出結果は前記した様に制
御器112aに入力される。制御器112aは差圧計1
09bの検出結果と前記設定基準値113aとを比較し
検出結果が該設定基準値113aよりも小さくなったと
ころで、前記隣接する一方の処理室101aと隣接する
他方の処理室101bとの圧力差を完全に無くする為、
前記連絡管バルブ107bを開く。該連絡管バルブ10
7bを開くタイミングは図12では、曲線Bと曲線Cが
交わる前後(Δt)である。ガス放出ライン121がな
い場合では前述した様に処理室101a,101bの圧
力の関係は曲線Aと曲線Cの関係となり、連絡管バルブ
107bを開くタイミングは図12中では曲線Aと曲線
Cが交わる前後(Δt)となる。ガス放出ライン121
の有り無しを比べた場合、差圧計109bの測定誤差
や、連絡管バルブ107bの動作遅延時間等による連絡
管バルブ107bの開くタイミングが前後するΔtの範
囲に於いて、曲線Aよりも曲線Bの方が曲線Cとの圧力
差を小さく抑えられる。而して連絡管バルブ107bを
開いて所要時間経過後、或は前記差圧計109bの監視
で圧力差が無くなったところで、前記ゲートバルブ10
2bを開く。
【0086】上記に示した構成を有することにより、ゲ
ートバルブを開いた時の隣接する一方の処理室と他方の
処理室との間の圧力差に起因するガスの急激な流動を抑
制し、発塵を防止することができる。
【0087】次に同圧化を制御する制御器20,112
を図13、図14、図15、図16、図17に於いて説
明する。
【0088】設定基準値21,113を入力、記憶する
設定基準値記憶手段200と、隣接する一方の処理室と
隣接する他方の処理室の差圧を得る差圧計109からの
差圧と設定基準値記憶手段200よりバルブ開口量を制
御するバルブ開口量制御手段201と、差圧より、ガス
供給ラインバルブの開口量とガス排気ラインバルブの開
口量を定義する差圧/バルブ開口量定義手段202と、
ガス供給ラインバルブ104を直接制御してガス供給量
を設定するガス供給ラインバルブ開口量調整手段203
と、ガス排気ラインバルブ106を直接制御してガス排
気量を設定するガス排気ラインバルブ開口量調整手段2
04を有する制御器20,112に於ける作動を説明す
る。
【0089】隣接する一方の処理室と隣接する他方の処
理室の差圧を得る差圧計109からの差圧と、設定基準
値記憶手段200に於ける設定基準値をバルブ開口量制
御手段201で読取り、差圧と設定基準値を比較する。
その結果、差圧が設定基準値よりも大であればバルブ開
口量制御手段201は差圧/バルブ開口量定義手段20
2の定義値よりガス供給ラインバルブ開口量調整手段2
03とガス排気ラインバルブ開口量調整手段204を制
御し、ガス供給ラインバルブ開口量調整手段203とガ
ス排気ラインバルブ開口量調整手段204はそれぞれガ
ス供給ラインバルブ104とガス排気ラインバルブ10
6を調整、制御し、ガスの排気特性を変化させ、差圧が
設定基準値に到達するのに要する時間taを図16の状
態から図17に示す如く短縮することができる。
【0090】又、差圧が設定基準値と同一か、若しくは
差圧が小であれば、バルブ開口量制御手段201は差圧
/バルブ開口量定義手段202の定義値よりガス供給ラ
インバルブ開口量調整手段203とガス排気ラインバル
ブ開口量調整手段204を制御し、ガス供給ラインバル
ブ開口量調整手段203とガス排気ラインバルブ開口量
調整手段204はそれぞれガス供給ラインバルブ104
とガス排気ラインバルブ106を遮断し、同圧化バルブ
117を開口する。これにより、隣接する一方の処理室
と他方の処理室との間のゲートバルブを開放しても、パ
ーティクル等が発生することがない。
【0091】制御器20,112に関する別の実施例を
図18に於いて説明する。
【0092】設定基準値21,113を入力、記憶する
設定基準値記憶手段200と、隣接する一方の処理室と
隣接する他方の処理室の差圧を得る差圧計109からの
差圧と設定基準値記憶手段200よりバルブ開口量を制
御するバルブ開口量制御手段201と、差圧より、ガス
供給ラインバルブの開口量とガス排気ラインバルブの開
口量を定義する差圧/バルブ開口量定義手段202と、
ガス供給ラインバルブ104を直接制御してガス供給量
を設定するガス供給ラインバルブ開口量調整手段203
と、ガス排気ラインバルブ106を直接制御してガス排
気量を設定するガス排気ラインバルブ開口量調整手段2
04と、バルブ開口量の制御と差圧/バルブ開口量の学
習と運用を切替える運用モード切替え手段300と、差
圧とガス供給ラインバルブ開口量とガス排気ラインバル
ブ開口量の値を得て、差圧/バルブ開口量定義手段20
2に新たな定義を学習させる差圧/バルブ開口量学習手
段301と、ガス供給ラインの開口量を読取るガス供給
ラインバルブ開口量読取り手段302と、ガス排気ライ
ンの開口量を読取るガス排気ラインバルブ開口量読取り
手段303を有する制御器20,112に於ける作動を
説明する。
【0093】運用モード切替え手段300がバルブ開口
量制御手段201を選択時には、前記図13による制御
器20,112の作動と同一である。
【0094】運用モード切替え手段300が差圧/バル
ブ開口量学習手段301を選択時には、差圧計による差
圧と、例えば手動により操作するガス供給ラインバルブ
104の開口値とガス排気ラインバルブ106の開口値
の関連とを、差圧は差圧/バルブ開口量学習手段301
で読取り、ガス供給ラインバルブ104とガス排気ライ
ンバルブ106の開口量はそれぞれガス供給ラインバル
ブ開口量読取り手段302とガス排気ラインバルブ開口
量読取り手段303で読取った後、差圧/バルブ開口量
学習手段301で読取り、差圧とガス供給ラインバルブ
開口量及びガス排気ラインバルブ開口量の関係を差圧/
バルブ開口量定義手段202に設定する。
【0095】これにより以後の作動では運用モード切替
え手段300がバルブ開口量制御手段201による作動
を選択した場合に、設定した定義値で最適な作動を実施
することが可能となる。
【0096】以上の如く、同圧化時間を発塵を防止しつ
つ可及的に短縮することができ、スループットの向上に
効果がある。
【0097】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、閉塞手
段を開放した場合の隣接する一方の気密室と他方の気密
室との圧力差に起因するガスの急激な流動を抑制し、発
塵を防止することができ、品質の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図12】図11に係る実施例の作動説明図である。
【図13】本発明で実施される制御器のブロック図であ
る。
【図14】該制御器の作動を示すフローチャートであ
る。
【図15】該制御器に於ける定義図である。
【図16】該制御器の作動説明図である。
【図17】該制御器の作動説明図である。
【図18】本発明で実施される他の制御器のブロック図
である。
【図19】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 反応室 2 ゲートバルブ 3 ロードロック室 4 窒素ガス供給ライン 5 ガス排気ライン 6 窒素ガス供給ライン 7 ガス排気ライン 13 連絡管 14 連絡管バルブ 15 差圧検出管 16 差圧計 17 エアバルブ 18 エアバルブ 19 ガス排気ラインバルブ 103 窒素ガス供給ライン 104 エアバルブ 105 ガス排気ライン 106 エアバルブ 107 連絡管バルブ 108 連絡管 109 差圧計 110 エアバルブ 111 差圧検出管 114 流量制御弁 115 ガス排気ライン 116 圧力モニタ管 117 エアバルブ 118 圧力スイッチ 119 流量制御弁 121 ガス放出ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷山 智志 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内 (72)発明者 西内 弘幸 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内 (72)発明者 二階堂 和己 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内 (72)発明者 久島 義一 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内 (72)発明者 佐藤 道夫 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室と、ロードロック室と、反応室と
    ロードロック室とを連通遮断する閉塞手段とを有する半
    導体製造装置のガス給排方法に於いて、反応室、ロード
    ロック室のいずれか一方を窒素ガス等の不活性ガスで置
    換した後、反応室、ロードロック室のいずれか他方に置
    換ガスを供給し、反応室とロードロック室の圧力差が所
    定値以下となった時に、反応室とロードロック室とを連
    通して均圧させ、均圧後前記閉塞手段を開放することを
    特徴とする半導体製造装置のガス給排方法。
  2. 【請求項2】 閉塞手段がゲートバルブである請求項1
    の半導体製造装置のガス給排方法。
  3. 【請求項3】 閉塞手段がロードロック室内に設けら
    れ、昇降可能であるエレベータキャップである請求項1
    の半導体製造装置のガス給排方法。
  4. 【請求項4】 複数の処理室がゲートバルブを介して連
    設された半導体製造装置に於いて、隣接する一方の処理
    室を窒素ガス等の不活性ガスで置換した後、隣接する処
    理室の他方に置換ガスを供給し、隣接する処理室の圧力
    差が所定値以下となった時に、隣接する処理室を連通し
    て均圧させ、均圧後前記ゲートバルブを開放する半導体
    製造装置のガス給排方法。
  5. 【請求項5】 複数の処理室がゲートバルブを介して連
    設された半導体製造装置に於いて、隣接する一方の処理
    室を窒素ガス等の不活性ガスで置換し、処理室を大気圧
    に保ち、その後隣接する処理室の他方に置換ガスを供給
    し、同様に処理室を大気圧に保つ請求項4の半導体製造
    装置のガス給排方法。
  6. 【請求項6】 反応室と、該反応室にゲートバルブを介
    して連設したロードロック室と、反応室に連通したガス
    供給ラインとガス排気ラインと、前記ロードロック室に
    連通した別のガス供給ラインとガス排気ラインと、前記
    反応室とロードロック室の圧力差を検出する検出器と、
    反応室の排気ラインとロードロック室の排気ラインとを
    連通し、前記圧力差が所定値以下となった時に開放され
    るバルブを有した半導体製造装置のガス給排装置。
  7. 【請求項7】 ゲートバルブを介して連設される複数の
    処理室と、隣接する一方の処理室に連通されるガス供給
    ラインとガス排気ラインと、隣接する他方の処理室に連
    通される別のガス供給ラインとガス排気ラインと、前記
    隣接する2つの処理室の圧力差を検出する検出器と、前
    記隣接する一方の処理室の排気ラインと前記隣接する他
    方の処理室の排気ラインとを連通し、前記圧力差が所定
    値以下になった時に開放されるバルブとを有する半導体
    製造装置のガス給排装置。
  8. 【請求項8】 ゲートバルブを介して連設される複数の
    処理室と、隣接する一方の処理室に連通されるガス供給
    ラインとガス排気ラインと、隣接する他方の処理室に連
    通される別のガス供給ラインとガス排気ラインと、前記
    隣接する2つの処理室の圧力差を検出する検出器と、前
    記隣接する一方の処理室の供給ラインと隣接する他方の
    処理室の供給ラインとを連通し、前記隣接する一方の処
    理室と前記隣接する他方の処理室の圧力差が所定値以下
    となった時に開放されるバルブを有する半導体製造装置
    のガス給排装置。
  9. 【請求項9】 隣接する一方の処理室に連通したガス排
    気ラインが屈曲し、隣接する他方の処理室に連通したガ
    ス排気ラインが屈曲している請求項7又は請求項8のの
    半導体製造装置のガス給排装置。
  10. 【請求項10】 ゲートバルブを介して連設される複数
    の処理室と、隣接する一方の処理室に連通されるガス供
    給ラインとガス排気ラインと、隣接する他方の処理室に
    連通される別のガス供給ラインとガス排気ラインと、前
    記隣接する各処理室にそれぞれ設けた圧力検出器と、前
    記隣接する一方の処理室の排気ラインと前記隣接する他
    方の処理室の排気ラインとを連通し、前記圧力検出器が
    検出する両方の処理室の圧力が所定値以上となった時
    に、開放されるバルブを有する半導体製造装置のガス給
    排装置。
  11. 【請求項11】 ゲートバルブを介して連設される複数
    の処理室と、隣接する一方の処理室に連通されるガス供
    給ラインとガス排気ラインと、隣接する他方の処理室に
    連通される別のガス供給ラインとガス排気ラインと、前
    記隣接する各処理室にそれぞれ設けた圧力検出器と、前
    記両方の圧力検出器が検出する両方の処理室の圧力を比
    較する制御器と、前記隣接する一方の処理室の排気ライ
    ンと前記隣接する他方の処理室の排気ラインとを連通
    し、前記比較値が所定値以下となった時に開放されるバ
    ルブとを有する半導体製造装置のガス給排装置。
  12. 【請求項12】 バルブが流量制御弁であり、流量制御
    弁を開度を調整しながら開放する請求項7又は請求項1
    0又は請求項11の半導体製造装置のガス給排装置。
  13. 【請求項13】 ガス排気ライン又は処理室にガス放出
    ラインを接続し、又大気圧を検出する検出器、流量制御
    弁、チェック弁、ガス放出用バルブを設け、前記検出器
    が大気圧であることを検出すると、ガス放出用バルブが
    開く請求項7の半導体製造装置のガス給排装置。
  14. 【請求項14】 圧力差の所定値を記憶する設定基準値
    記憶手段と、差圧に対応したガス供給ラインのバルブ開
    口量とガス排気ラインのバルブ開口量とを記憶した差圧
    /バルブ開口量定義手段と、差圧値に従って差圧/バル
    ブ開口量定義手段から対応するバルブ開口量を読みだ
    し、ガス供給ラインバルブ開口量調整手段若しくはガス
    排気ラインバルブ開口量調整手段にバルブの開口量を設
    定指示するバルブ開口量制御手段とを有する請求項7又
    は請求項11の半導体製造装置のガス給排装置。
  15. 【請求項15】 圧力差の所定値を記憶する設定基準値
    記憶手段と、差圧に対応したガス供給ラインのバルブ開
    口量とガス排気ラインのバルブ開口量とを記憶した差圧
    /バルブ開口量定義手段と、差圧値に従って差圧/バル
    ブ開口量定義手段から対応するバルブ開口量を読みだ
    し、ガス供給ラインバルブ開口量調整手段若しくはガス
    排気ラインバルブ開口量調整手段にバルブの開口量を設
    定指示するバルブ開口量制御手段と、運用モードの切換
    え手段と、該切換え手段によって学習運転モードが指定
    された時は、ガス供給ラインバルブ開口量読取り手段よ
    りガス供給ラインバルブの開口量を、ガス排気ラインバ
    ルブ開口量読取り手段よりガス排気ラインバルブの開口
    量を読取り、その時の差圧値と共に差圧/バルブ開口量
    定義手段に書込み記憶する差圧/バルブ開口量学習手段
    とを有する請求項7又は請求項11の半導体製造装置の
    ガス給排装置。
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