JPH11332905A - レーザ治療装置及びレーザ治療情報表示装置 - Google Patents
レーザ治療装置及びレーザ治療情報表示装置Info
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- JPH11332905A JPH11332905A JP10148911A JP14891198A JPH11332905A JP H11332905 A JPH11332905 A JP H11332905A JP 10148911 A JP10148911 A JP 10148911A JP 14891198 A JP14891198 A JP 14891198A JP H11332905 A JPH11332905 A JP H11332905A
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- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
- A61F9/007—Methods or devices for eye surgery
- A61F9/008—Methods or devices for eye surgery using laser
- A61F9/009—Auxiliary devices making contact with the eyeball and coupling in laser light, e.g. goniolenses
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- A61F9/008—Methods or devices for eye surgery using laser
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- A61F9/008—Methods or devices for eye surgery using laser
- A61F2009/00861—Methods or devices for eye surgery using laser adapted for treatment at a particular location
- A61F2009/00863—Retina
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- Laser Surgery Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用するコンタクトレンズに応じて実際のス
ポットサイズの情報を容易に知ることができ、また、種
々の症例に適したレーザ照射条件を容易に知ることがで
きる。 【解決手段】 患者眼の治療に使用するコンタクトレン
ズのレーザスポット倍率に関するデータ、及び治療レー
ザ光の空気中におけるスポットサイズを設定したデータ
を入力し、これらの入力されたデータに基づいて患者眼
患部に照射される実スポットサイズを求め、演算結果を
表示する。
ポットサイズの情報を容易に知ることができ、また、種
々の症例に適したレーザ照射条件を容易に知ることがで
きる。 【解決手段】 患者眼の治療に使用するコンタクトレン
ズのレーザスポット倍率に関するデータ、及び治療レー
ザ光の空気中におけるスポットサイズを設定したデータ
を入力し、これらの入力されたデータに基づいて患者眼
患部に照射される実スポットサイズを求め、演算結果を
表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、患部に治療用レー
ザ光を照射して治療を行うレーザ治療装置及びレーザ治
療のためのレーザ治療情報表示装置に関する。
ザ光を照射して治療を行うレーザ治療装置及びレーザ治
療のためのレーザ治療情報表示装置に関する。
【０００２】
【従来技術】患者眼の黄斑部疾患や網膜剥離等の眼底部
疾患に対して、患部やその周辺部に治療用レーザ光を照
射し、光凝固等により治療を行うレーザ治療装置が知ら
れている。
疾患に対して、患部やその周辺部に治療用レーザ光を照
射し、光凝固等により治療を行うレーザ治療装置が知ら
れている。
【０００３】眼底疾患に対する光凝固治療では、レーザ
光の出力やスポットサイズ等のレーザ照射条件の設定を
行った後、網膜光凝固用のコンタクトレンズを介して患
部にレーザ光を照射する。
光の出力やスポットサイズ等のレーザ照射条件の設定を
行った後、網膜光凝固用のコンタクトレンズを介して患
部にレーザ光を照射する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
治療装置で設定するスポットサイズは空気中における集
光位置での大きさを示しており、実際に凝固用コンタク
トレンズを介して眼底患部に照射されるレーザ光のスポ
ットサイズとは異なる。このため、術者はコンタクトレ
ンズの倍率を基に実際のスポットサイズの計算を行いな
がら治療目的に合ったスポットサイズを決定するが、こ
れは面倒である。また、計算を間違えたり、計算そのも
のを忘れてしまうこともあった。さらに、凝固用コンタ
クトレンズでは、メーカーによりレーザスポット倍率の
表示方法が異なるため、術者に混乱を来す可能性があ
る。
治療装置で設定するスポットサイズは空気中における集
光位置での大きさを示しており、実際に凝固用コンタク
トレンズを介して眼底患部に照射されるレーザ光のスポ
ットサイズとは異なる。このため、術者はコンタクトレ
ンズの倍率を基に実際のスポットサイズの計算を行いな
がら治療目的に合ったスポットサイズを決定するが、こ
れは面倒である。また、計算を間違えたり、計算そのも
のを忘れてしまうこともあった。さらに、凝固用コンタ
クトレンズでは、メーカーによりレーザスポット倍率の
表示方法が異なるため、術者に混乱を来す可能性があ
る。
【０００５】また、コンタクトレンズの種類の他、レー
ザ光の出力、スポットサイズ、照射時間等のレーザ照射
条件は症例に応じて適切に設定する必要があるが、これ
は経験を要し、種々の症例毎に細かなレーザ照射条件の
情報を術者自身が覚えておこくとは困難である。レーザ
照射条件の情報が記載された資料を手術の都度見ること
も煩わしい。
ザ光の出力、スポットサイズ、照射時間等のレーザ照射
条件は症例に応じて適切に設定する必要があるが、これ
は経験を要し、種々の症例毎に細かなレーザ照射条件の
情報を術者自身が覚えておこくとは困難である。レーザ
照射条件の情報が記載された資料を手術の都度見ること
も煩わしい。
【０００６】本発明は上記問題点を鑑み、使用するコン
タクトレンズに応じて実際のスポットサイズの情報を容
易に知ることができる装置を提供することを技術課題と
する。
タクトレンズに応じて実際のスポットサイズの情報を容
易に知ることができる装置を提供することを技術課題と
する。
【０００７】また、種々の症例に適したレーザ照射条件
を容易に知ることができる装置を提供することを技術課
題とする。
を容易に知ることができる装置を提供することを技術課
題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【０００９】（１） レーザ光源からの治療レーザ光を
患部に照射して治療を行うレーザ治療装置において、患
者眼の治療に使用するコンタクトレンズのレーザスポッ
ト倍率に関するデータを入力する第１入力手段と、前記
治療レーザ光の空気中におけるスポットサイズを設定し
たデータを入力する第２入力手段と、前記第１及び第２
データ入力手段により入力されたデータに基づいて患者
眼患部に照射される実スポットサイズを求める演算手段
と、該演算結果を表示するサイズ表示手段と、を備える
ことを特徴とする。
患部に照射して治療を行うレーザ治療装置において、患
者眼の治療に使用するコンタクトレンズのレーザスポッ
ト倍率に関するデータを入力する第１入力手段と、前記
治療レーザ光の空気中におけるスポットサイズを設定し
たデータを入力する第２入力手段と、前記第１及び第２
データ入力手段により入力されたデータに基づいて患者
眼患部に照射される実スポットサイズを求める演算手段
と、該演算結果を表示するサイズ表示手段と、を備える
ことを特徴とする。
【００１０】（２） （１）のレーザ治療装置におい
て、レーザ光源からの治療レーザ光を患部に導光して照
射する照射光学系と、該照射光学系に配置され患部に照
射するレーザ光のスポットサイズを変更する変更手段
と、該変更手段の変更量を検出する検出手段とを備え、
前記第２入力手段は前記検出手段による検出結果を入力
することを特徴とする。
て、レーザ光源からの治療レーザ光を患部に導光して照
射する照射光学系と、該照射光学系に配置され患部に照
射するレーザ光のスポットサイズを変更する変更手段
と、該変更手段の変更量を検出する検出手段とを備え、
前記第２入力手段は前記検出手段による検出結果を入力
することを特徴とする。
【００１１】（３） （１）のレーザ治療装置におい
て、レーザ治療に使用するコンタクトレンズの種類及び
該コンタクトレンズの種類にそれぞれ対応するレーザス
ポット倍率の情報とを複数個記憶する第１記憶手段と、
該第１記憶手段に記憶された種類の中から治療に使用す
るコンタクトレンズを選択するレンズ選択手段とを備
え、前記第１入力手段は前記レンズ選択手段の選択によ
り前記第１記憶手段に記憶されたコンタクトレンズのレ
ーザスポット倍率を入力することを特徴とする。
て、レーザ治療に使用するコンタクトレンズの種類及び
該コンタクトレンズの種類にそれぞれ対応するレーザス
ポット倍率の情報とを複数個記憶する第１記憶手段と、
該第１記憶手段に記憶された種類の中から治療に使用す
るコンタクトレンズを選択するレンズ選択手段とを備
え、前記第１入力手段は前記レンズ選択手段の選択によ
り前記第１記憶手段に記憶されたコンタクトレンズのレ
ーザスポット倍率を入力することを特徴とする。
【００１２】（４） （３）のレーザ治療装置におい
て、前記レンズ選択手段により選択されたコンタクトレ
ンズ情報を出力する出力手段を備えることを特徴とす
る。
て、前記レンズ選択手段により選択されたコンタクトレ
ンズ情報を出力する出力手段を備えることを特徴とす
る。
【００１３】（５） （１）のレーザ治療装置におい
て、症例の種類及び該症例の種類にそれぞれ対応させて
患部に照射するレーザ光の照射条件の情報を複数個記憶
する第２記憶手段と、該第２記憶手段に記憶された症例
の中から治療目的の症例を選択する症例選択手段と、該
症例選択手段により選択された症例に対応するレーザ光
の照射条件の情報を表示する照射条件情報表示手段と、
を備えることを特徴とする。
て、症例の種類及び該症例の種類にそれぞれ対応させて
患部に照射するレーザ光の照射条件の情報を複数個記憶
する第２記憶手段と、該第２記憶手段に記憶された症例
の中から治療目的の症例を選択する症例選択手段と、該
症例選択手段により選択された症例に対応するレーザ光
の照射条件の情報を表示する照射条件情報表示手段と、
を備えることを特徴とする。
【００１４】（６） （５）のレーザ治療装置におい
て、前記第２記憶手段に記憶する症例と該症例に対応さ
せるレーザ光の照射条件の情報を変更又は任意に登録す
る登録手段を備えることを特徴とする。
て、前記第２記憶手段に記憶する症例と該症例に対応さ
せるレーザ光の照射条件の情報を変更又は任意に登録す
る登録手段を備えることを特徴とする。
【００１５】（７） （５）のレーザ治療装置におい
て、前記照射条件表示手段で表示された照射条件、前記
症例の種類を含む患者情報の少なくとも１つを出力する
出力手段を備えることを特徴とする。
て、前記照射条件表示手段で表示された照射条件、前記
症例の種類を含む患者情報の少なくとも１つを出力する
出力手段を備えることを特徴とする。
【００１６】（８） （１）のレーザ治療装置におい
て、前記患部に実際に照射したレーザ照射条件を含む照
射情報を出力する出力手段を備えることを特徴とする。
て、前記患部に実際に照射したレーザ照射条件を含む照
射情報を出力する出力手段を備えることを特徴とする。
【００１７】（９） レーザ治療装置によるレーザ治療
に関する情報を表示するレーザ治療情報表示装置におい
て、症例の種類及び該症例の種類にそれぞれ対応させて
前記レーザ装置により患部に照射するレーザ光の照射条
件の情報を複数個記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
憶された症例の中から治療目的の症例を選択する症例選
択手段と、該症例選択手段により選択された症例に対応
するレーザ光の照射条件の情報を表示する照射条件情報
表示手段と、を備えることを特徴とする。
に関する情報を表示するレーザ治療情報表示装置におい
て、症例の種類及び該症例の種類にそれぞれ対応させて
前記レーザ装置により患部に照射するレーザ光の照射条
件の情報を複数個記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
憶された症例の中から治療目的の症例を選択する症例選
択手段と、該症例選択手段により選択された症例に対応
するレーザ光の照射条件の情報を表示する照射条件情報
表示手段と、を備えることを特徴とする。
【００１８】（１０） （９）のレーザ治療情報表示装
置において、前記記憶手段に記憶する症例と該症例に対
応させるレーザ光の照射条件の情報を変更又は任意に登
録する登録手段を備えることを特徴とする。
置において、前記記憶手段に記憶する症例と該症例に対
応させるレーザ光の照射条件の情報を変更又は任意に登
録する登録手段を備えることを特徴とする。
【００１９】（１１） （９）のレーザ治療情報表示装
置において、前記記憶手段に症例と対応させて記憶する
情報には患者眼の治療に使用するコンタクトレンズの種
類を含むことを特徴とする。
置において、前記記憶手段に症例と対応させて記憶する
情報には患者眼の治療に使用するコンタクトレンズの種
類を含むことを特徴とする。
【００２０】（１２） （９）のレーザ治療情報表示装
置において、前記症例選択手段により選択された症例を
含む患者情報、または前記照射条件表示手段で表示され
た照射条件情報の少なくとも１つを出力する出力手段を
備えることを特徴とする。
置において、前記症例選択手段により選択された症例を
含む患者情報、または前記照射条件表示手段で表示され
た照射条件情報の少なくとも１つを出力する出力手段を
備えることを特徴とする。
【００２１】（１３） レーザ治療装置によるレーザ治
療に関する情報を表示するレーザ治療情報表示装置にお
いて、患者眼のレーザ治療に使用するコンタクトレンズ
の種類及び該コンタクトレンズの種類にそれぞれ対応す
るレーザスポット倍率の情報とを複数個記憶する記憶手
段と、該記憶手段に記憶された種類の中から治療に使用
するコンタクトレンズを選択する選択手段と、前記レー
ザ装置によるレーザ光の空気中におけるスポットサイズ
を設定したデータを入力する入力手段と、該入力手段に
より入力されたデータと前記選択手段により選択された
コンタクトレンズに対応するレーザスポット倍率のデー
タとに基づいて、患者眼患部に照射される実スポットサ
イズを求める演算手段と、該演算結果を表示するサイズ
表示手段と、を備えることを特徴とする。
療に関する情報を表示するレーザ治療情報表示装置にお
いて、患者眼のレーザ治療に使用するコンタクトレンズ
の種類及び該コンタクトレンズの種類にそれぞれ対応す
るレーザスポット倍率の情報とを複数個記憶する記憶手
段と、該記憶手段に記憶された種類の中から治療に使用
するコンタクトレンズを選択する選択手段と、前記レー
ザ装置によるレーザ光の空気中におけるスポットサイズ
を設定したデータを入力する入力手段と、該入力手段に
より入力されたデータと前記選択手段により選択された
コンタクトレンズに対応するレーザスポット倍率のデー
タとに基づいて、患者眼患部に照射される実スポットサ
イズを求める演算手段と、該演算結果を表示するサイズ
表示手段と、を備えることを特徴とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図１は実施例であるレーザ治療装
置の外観略図、図２は光学系の要部構成図、図３は制御
系要部図を示している。
施の形態を説明する。図１は実施例であるレーザ治療装
置の外観略図、図２は光学系の要部構成図、図３は制御
系要部図を示している。
【００２３】装置本体１にはレーザ光源３１、エイミン
グ光源３２、導光光学系及び制御部３０等が収納されて
いる。光ファイバ２は各光源からの治療用レーザ光及び
エイミング光をスリットランプデリバリ３の照射光学系
３ａまで導光する。スリットランプデリバリ３はレーザ
光を患者眼患部へ導光する照射光学系３ａ、各種光学系
により患者眼を観察するための双眼の観察光学系３ｂ、
及び患者眼をスリット照明する照明光学系３ｃを備え
る。
グ光源３２、導光光学系及び制御部３０等が収納されて
いる。光ファイバ２は各光源からの治療用レーザ光及び
エイミング光をスリットランプデリバリ３の照射光学系
３ａまで導光する。スリットランプデリバリ３はレーザ
光を患者眼患部へ導光する照射光学系３ａ、各種光学系
により患者眼を観察するための双眼の観察光学系３ｂ、
及び患者眼をスリット照明する照明光学系３ｃを備え
る。
【００２４】照射光学系３ａはコリメータレンズ群１
０、スポットサイズを変化させるための変倍レンズ群１
１、対物レンズ群１２、駆動ミラー１３より構成されて
いる。スポットサイズ変更ノブ４を回転させることによ
り変倍レンズ群１１のレンズ１１ａが光軸上を移動し、
治療部位でのスポットサイズが調整される。駆動ミラー
１３はマニピュレータ５により駆動され、スポット照射
位置を移動させる。観察光学系３ｂ及びスリット照明光
学系３ｃには周知のものを使用しており、本発明との関
係が少ないため、詳細な説明は省略する。
０、スポットサイズを変化させるための変倍レンズ群１
１、対物レンズ群１２、駆動ミラー１３より構成されて
いる。スポットサイズ変更ノブ４を回転させることによ
り変倍レンズ群１１のレンズ１１ａが光軸上を移動し、
治療部位でのスポットサイズが調整される。駆動ミラー
１３はマニピュレータ５により駆動され、スポット照射
位置を移動させる。観察光学系３ｂ及びスリット照明光
学系３ｃには周知のものを使用しており、本発明との関
係が少ないため、詳細な説明は省略する。
【００２５】フットスイッチ６は踏み込むことによりレ
ーザ出射のトリガ信号を発信する。コントローラ７はレ
ーザ照射条件を設定する各種のスイッチ、レーザ照射の
ための各種情報を表示する表示部を持つ。コントローラ
７に接続される制御部３０は、コントローラ７の設定に
従ってレーザ光源３１等の各装置を制御する。また、ス
リットランプデリバリ３と装置本体１との間には、スポ
ットサイズ変更ノブ４によるスポットサイズの変更情報
や指令信号を伝達するケーブル８が設けられている。
ーザ出射のトリガ信号を発信する。コントローラ７はレ
ーザ照射条件を設定する各種のスイッチ、レーザ照射の
ための各種情報を表示する表示部を持つ。コントローラ
７に接続される制御部３０は、コントローラ７の設定に
従ってレーザ光源３１等の各装置を制御する。また、ス
リットランプデリバリ３と装置本体１との間には、スポ
ットサイズ変更ノブ４によるスポットサイズの変更情報
や指令信号を伝達するケーブル８が設けられている。
【００２６】図４はコントローラ７の上方視図である。
２０はレーザ治療に使用するコンタクトレンズや病状に
関連した種々のデータを表示する液晶表示部、２１は液
晶表示部に表示される選択項目の決定やキャンセル等を
行う選択項目設定スイッチ群である。
２０はレーザ治療に使用するコンタクトレンズや病状に
関連した種々のデータを表示する液晶表示部、２１は液
晶表示部に表示される選択項目の決定やキャンセル等を
行う選択項目設定スイッチ群である。
【００２７】２２はスポットサイズを表示する表示部で
ある。この表示部２２に表示される値は、スポットサイ
ズ変更ノブ４により移動するレンズ１１ａの移動量がポ
テンショメータ１４により検出され、制御部３０で空気
中における集光位置でのサイズとして換算して表示され
る。
ある。この表示部２２に表示される値は、スポットサイ
ズ変更ノブ４により移動するレンズ１１ａの移動量がポ
テンショメータ１４により検出され、制御部３０で空気
中における集光位置でのサイズとして換算して表示され
る。
【００２８】２３ａはレーザ照射（凝固）時間を設定す
るスイッチであり、２３ｂはその表示部である。２４ａ
はレーザ出力を設定するスイッチであり、２４ｂはその
表示部である。
るスイッチであり、２３ｂはその表示部である。２４ａ
はレーザ出力を設定するスイッチであり、２４ｂはその
表示部である。
【００２９】また、コントローラ７には、繰り返し照射
を表示するREPEATランプ２５ａ、繰り返し照射のON,OFF
の設定や繰り返し照射の休止時間を設定するINTVLスイ
ッチ２５ｂ、エイミング光の照明レベル表示部２６ａ、
エイミング光の照明レベルを設定するスイッチ２６ｂ、
レーザ照射回数のカウンタ２７ａ、そのリセットスイッ
チ２７ｂ、READY状態（レーザ照射可能状態）とSTANDBY
状態（レーザ照射待機状態）を報知する表示部２８ａ、
その切り換えを行うSTATUSスイッチ２８ｂ、電源投入中
（運転中）に常時点灯する表示部２９、等が設けられて
いる。
を表示するREPEATランプ２５ａ、繰り返し照射のON,OFF
の設定や繰り返し照射の休止時間を設定するINTVLスイ
ッチ２５ｂ、エイミング光の照明レベル表示部２６ａ、
エイミング光の照明レベルを設定するスイッチ２６ｂ、
レーザ照射回数のカウンタ２７ａ、そのリセットスイッ
チ２７ｂ、READY状態（レーザ照射可能状態）とSTANDBY
状態（レーザ照射待機状態）を報知する表示部２８ａ、
その切り換えを行うSTATUSスイッチ２８ｂ、電源投入中
（運転中）に常時点灯する表示部２９、等が設けられて
いる。
【００３０】以上のような構成を備えるレーザ手術装置
において、以下にその動作を説明する。
において、以下にその動作を説明する。
【００３１】レーザ手術に先立ち、コントローラ７によ
りレーザ照射条件を設定する。このとき、患者眼の症例
に対するレーザ照射条件の情報や手術に使用するコンタ
クトレンズに関する情報を知りたい場合は、MENUスイッ
チ２１ａを押す。液晶表示部２０には、図５に示すよう
なメニュー項目の選択画面２００が表示され、選択項目
は反転表示される。メニュー項目の選択は、スイッチ２
１ｂ及び２１ｃを操作して反転表示を移動して行う。選
択項目が決定したらSETスイッチ２１ｄを押すことによ
り、次のメニューへと進むことができ、繰り返し操作す
ることにより所望する情報を表示することができる。ま
た、CANCELスイッチ２１ｅを押すことにより１つ前のメ
ニューに戻ることができ、MENUスイッチ２１ａでは最初
のメニュー画面まで戻ることができる。
りレーザ照射条件を設定する。このとき、患者眼の症例
に対するレーザ照射条件の情報や手術に使用するコンタ
クトレンズに関する情報を知りたい場合は、MENUスイッ
チ２１ａを押す。液晶表示部２０には、図５に示すよう
なメニュー項目の選択画面２００が表示され、選択項目
は反転表示される。メニュー項目の選択は、スイッチ２
１ｂ及び２１ｃを操作して反転表示を移動して行う。選
択項目が決定したらSETスイッチ２１ｄを押すことによ
り、次のメニューへと進むことができ、繰り返し操作す
ることにより所望する情報を表示することができる。ま
た、CANCELスイッチ２１ｅを押すことにより１つ前のメ
ニューに戻ることができ、MENUスイッチ２１ａでは最初
のメニュー画面まで戻ることができる。
【００３２】なお、メニュー項目中の種々の情報はメモ
リ３３に記憶されており、制御部３０はコントローラ７
からのスイッチ信号に基づいて対応した情報を検索し、
その情報を液晶表示部２０に表示する。
リ３３に記憶されており、制御部３０はコントローラ７
からのスイッチ信号に基づいて対応した情報を検索し、
その情報を液晶表示部２０に表示する。
【００３３】例えば、『患者眼症例入力』の項目２０１
を選択すると、光凝固のレーザ治療を行う種々の症例
（例えば、網膜剥離や糖尿病性網膜症等）が一覧メニュ
ーとして表示される。さらに、この一覧メニューから治
療対象の症例を選択すると、その症例に適したレーザ照
射条件やコンタクトレンズ等の情報が表示される。図６
は、このときの表示例であり、スポットサイズ、照射パ
ワー、凝固時間、コンタクトレンズの種類、麻酔に関す
る情報が表示されている。このように表示される情報を
参考にすることにより、症例毎の細かなレーザ照射条件
を覚えていなくても、適切な治療を行うための条件設定
が容易に行える。その他、患者の年齢や患部位置等の種
々のデータを入力できるようにして、さらに詳細な照射
条件を特定するようにしてもよい。
を選択すると、光凝固のレーザ治療を行う種々の症例
（例えば、網膜剥離や糖尿病性網膜症等）が一覧メニュ
ーとして表示される。さらに、この一覧メニューから治
療対象の症例を選択すると、その症例に適したレーザ照
射条件やコンタクトレンズ等の情報が表示される。図６
は、このときの表示例であり、スポットサイズ、照射パ
ワー、凝固時間、コンタクトレンズの種類、麻酔に関す
る情報が表示されている。このように表示される情報を
参考にすることにより、症例毎の細かなレーザ照射条件
を覚えていなくても、適切な治療を行うための条件設定
が容易に行える。その他、患者の年齢や患部位置等の種
々のデータを入力できるようにして、さらに詳細な照射
条件を特定するようにしてもよい。
【００３４】また、『コンタクトレンズの選択』の項目
２０２を選んだ場合には、コンタクトレンズのメーカー
一覧メニューが表示される。この中から手術に使用する
コンタクトレンズのメーカーを選択すると、続いて、選
択したメーカーの提供するコンタクトレンズの種類を示
す一覧メニューが表示される。この表示から手術に使用
するコンタクトレンズを選択すると、図７の画面例に示
すように、そのコンタクトレンズのレンズパワー、倍
率、特徴的事項等の情報が表示欄２１０に表示される。
このときの画面下の表示欄２１１には、スポットサイズ
変更ノブ４で設定されたスポットサイズのデータと、選
択されたコンタクトレンズの倍率のデータ（これは予め
メモリ３３に記憶されている）とにより、制御部３０が
患者眼眼底における実スポットサイズを算出し、その結
果が表示される。
２０２を選んだ場合には、コンタクトレンズのメーカー
一覧メニューが表示される。この中から手術に使用する
コンタクトレンズのメーカーを選択すると、続いて、選
択したメーカーの提供するコンタクトレンズの種類を示
す一覧メニューが表示される。この表示から手術に使用
するコンタクトレンズを選択すると、図７の画面例に示
すように、そのコンタクトレンズのレンズパワー、倍
率、特徴的事項等の情報が表示欄２１０に表示される。
このときの画面下の表示欄２１１には、スポットサイズ
変更ノブ４で設定されたスポットサイズのデータと、選
択されたコンタクトレンズの倍率のデータ（これは予め
メモリ３３に記憶されている）とにより、制御部３０が
患者眼眼底における実スポットサイズを算出し、その結
果が表示される。
【００３５】また、手術に使用するコンタクトレンズに
より変化する実際の照射サイズについては、上記のよう
にメーカー名や種類から算出するのではなく、コンタク
トレンズの倍率を入力して確認することができる。この
場合には、メニュー画面２００から『コンタクトレンズ
の倍率入力』の項目２０３を選択する。この項目を選択
すると、図４の液晶表示部２０に示す画面例のように、
使用するコンタクトレンズの倍率を直接入力できる状態
になる。コンタクトレンズの倍率は、スイッチ２１ｂ及
び２１ｃにより表示欄２２１の倍率の値を増減させるこ
とにより入力でき、この入力された倍率の値とスポット
サイズ変更ノブ４で設定されたスポットサイズのデータ
とにより、制御部３０が実スポットサイズを算出し、そ
の結果が表示欄２２２に表示される。
より変化する実際の照射サイズについては、上記のよう
にメーカー名や種類から算出するのではなく、コンタク
トレンズの倍率を入力して確認することができる。この
場合には、メニュー画面２００から『コンタクトレンズ
の倍率入力』の項目２０３を選択する。この項目を選択
すると、図４の液晶表示部２０に示す画面例のように、
使用するコンタクトレンズの倍率を直接入力できる状態
になる。コンタクトレンズの倍率は、スイッチ２１ｂ及
び２１ｃにより表示欄２２１の倍率の値を増減させるこ
とにより入力でき、この入力された倍率の値とスポット
サイズ変更ノブ４で設定されたスポットサイズのデータ
とにより、制御部３０が実スポットサイズを算出し、そ
の結果が表示欄２２２に表示される。
【００３６】このように術者は面倒な計算を行うことな
く、実際の照射サイズを容易に認識することができ、ス
ムーズに手術に移ることができる。もちろん、スポット
サイズ変更ノブ４によりスポットサイズを変更すれば、
それに応じて液晶表示部２０に表示される実スポットサ
イズの値も変更される。
く、実際の照射サイズを容易に認識することができ、ス
ムーズに手術に移ることができる。もちろん、スポット
サイズ変更ノブ４によりスポットサイズを変更すれば、
それに応じて液晶表示部２０に表示される実スポットサ
イズの値も変更される。
【００３７】以上のようにして、術者は事前に手術に際
しての情報を得ることができれば、これらを参考にして
レーザ照射条件等の必要な設定をコントローラ７により
行う。装置側の必要な準備ができたならば、選択したコ
ンタクトレンズCLを患者眼Ｅに当接させ、観察光学系３
ｃにより患部を観察しながらエイミング光による照準合
わせを行う。フットスイッチ６を踏み込むことにより、
コントローラ７で設定された条件に従ってレーザ光源３
１から治療レーザ光が出射され、光ファイバ２に導かれ
たレーザ光は照射光学系３ａ及びコンタクトレンズCLを
介して患者眼患部に照射される。
しての情報を得ることができれば、これらを参考にして
レーザ照射条件等の必要な設定をコントローラ７により
行う。装置側の必要な準備ができたならば、選択したコ
ンタクトレンズCLを患者眼Ｅに当接させ、観察光学系３
ｃにより患部を観察しながらエイミング光による照準合
わせを行う。フットスイッチ６を踏み込むことにより、
コントローラ７で設定された条件に従ってレーザ光源３
１から治療レーザ光が出射され、光ファイバ２に導かれ
たレーザ光は照射光学系３ａ及びコンタクトレンズCLを
介して患者眼患部に照射される。
【００３８】以上の説明では、症例の入力により表示さ
れるレーザ照射条件の情報を参考にして、術者がスイッ
チ操作して条件設定を行うものとしたが、症例を入力し
たときに表示されたレーザ照射条件が自動的に設定され
るようにすると、さらに入力操作が簡略化できる。
れるレーザ照射条件の情報を参考にして、術者がスイッ
チ操作して条件設定を行うものとしたが、症例を入力し
たときに表示されたレーザ照射条件が自動的に設定され
るようにすると、さらに入力操作が簡略化できる。
【００３９】また、症例の入力により表示されるレーザ
照射条件等の情報は、術者が自在に変更したり新たに追
加登録する入力手段を設け、入力されたデータをメモリ
に記憶するようにすれば、各種症例に関するデータを術
者に適するように蓄積していくことができる。
照射条件等の情報は、術者が自在に変更したり新たに追
加登録する入力手段を設け、入力されたデータをメモリ
に記憶するようにすれば、各種症例に関するデータを術
者に適するように蓄積していくことができる。
【００４０】本実施形態においては眼底疾患について説
明をしてきたが、コンタクトレンズを用いる他の治療、
例えば緑内障治療におけるレーザ虹彩切開術(LASER IRI
DOTOMY)やレーザ線維柱帯形成術(LTP:LASER TRABECULOP
LASTY)でも同様に応用することができる。
明をしてきたが、コンタクトレンズを用いる他の治療、
例えば緑内障治療におけるレーザ虹彩切開術(LASER IRI
DOTOMY)やレーザ線維柱帯形成術(LTP:LASER TRABECULOP
LASTY)でも同様に応用することができる。
【００４１】さらに、本実施形態では単一波長を出射す
るレーザ治療装置において説明したが、Ａｒ／Ｋｒ（ア
ルゴン／クリプトン）、Ａｒ／Ｄｙｅ（アルゴン／ダ
イ）、ＭＷ／Ｋｒ（マルチウェイブ／クリプトン）レー
ザ等のような多波長型のレーザ治療装置の場合、症例に
対する最適波長の表示も併せて行なうようにするとよ
い。
るレーザ治療装置において説明したが、Ａｒ／Ｋｒ（ア
ルゴン／クリプトン）、Ａｒ／Ｄｙｅ（アルゴン／ダ
イ）、ＭＷ／Ｋｒ（マルチウェイブ／クリプトン）レー
ザ等のような多波長型のレーザ治療装置の場合、症例に
対する最適波長の表示も併せて行なうようにするとよ
い。
【００４２】また、症例やコンタクトレンズに関するデ
ータの表示及びデータの記憶は、レーザ装置本体とは別
の外部装置（パーソナルコンピュータ等）で行い、レー
ザ装置本体側にデータ転送する形式としても良い。
ータの表示及びデータの記憶は、レーザ装置本体とは別
の外部装置（パーソナルコンピュータ等）で行い、レー
ザ装置本体側にデータ転送する形式としても良い。
【００４３】さらにまた、表示部２０に表示される症例
等の患者情報や選択したコンタクトレンズ情報、表示さ
れる照射条件や実際に照射した照射条件等（レーザ出力
値、スポットサイズ、照射時間、照射回数）の様々な情
報はプリンタにより印字出力して記録保存することがで
きる。これらの情報は印字だけでなく、ＦＤ等の外部記
憶装置に記憶させることもできる。
等の患者情報や選択したコンタクトレンズ情報、表示さ
れる照射条件や実際に照射した照射条件等（レーザ出力
値、スポットサイズ、照射時間、照射回数）の様々な情
報はプリンタにより印字出力して記録保存することがで
きる。これらの情報は印字だけでなく、ＦＤ等の外部記
憶装置に記憶させることもできる。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、治
療に使用するコンタクトレンズに応じて変化する実際の
スポットサイズの情報を容易に知ることができ、また、
種々の症例に適したレーザ照射条件を容易に設定できる
ので、術者は適切なレーザ治療をスームーズに行うこと
ができる。
療に使用するコンタクトレンズに応じて変化する実際の
スポットサイズの情報を容易に知ることができ、また、
種々の症例に適したレーザ照射条件を容易に設定できる
ので、術者は適切なレーザ治療をスームーズに行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】レーザ治療装置の外観略図である。
【図２】レーザ治療装置の光学系の要部構成図である。
【図３】レーザ治療装置の制御系要部図である。
【図４】コントローラの上方視図である。
【図５】液晶表示部に表示される表示例である。
【図６】液晶表示部に表示される表示例である。
【図７】液晶表示部に表示される表示例である。
【符号の説明】 ３ａ 照射光学系 ４ スポットサイズ変更ノブ １１ 変倍レンズ群 ２０ 液晶表示部 ２１ 選択項目設定スイッチ群 ３０ 制御部 ３３ メモリ ＣＬ コンタクトレンズ
Claims (13)
- 【請求項１】 レーザ光源からの治療レーザ光を患部に
照射して治療を行うレーザ治療装置において、患者眼の
治療に使用するコンタクトレンズのレーザスポット倍率
に関するデータを入力する第１入力手段と、前記治療レ
ーザ光の空気中におけるスポットサイズを設定したデー
タを入力する第２入力手段と、前記第１及び第２データ
入力手段により入力されたデータに基づいて患者眼患部
に照射される実スポットサイズを求める演算手段と、該
演算結果を表示するサイズ表示手段と、を備えることを
特徴とするレーザ治療装置。 - 【請求項２】 請求項１のレーザ治療装置において、レ
ーザ光源からの治療レーザ光を患部に導光して照射する
照射光学系と、該照射光学系に配置され患部に照射する
レーザ光のスポットサイズを変更する変更手段と、該変
更手段の変更量を検出する検出手段とを備え、前記第２
入力手段は前記検出手段による検出結果を入力すること
を特徴とするレーザ治療装置。 - 【請求項３】 請求項１のレーザ治療装置において、レ
ーザ治療に使用するコンタクトレンズの種類及び該コン
タクトレンズの種類にそれぞれ対応するレーザスポット
倍率の情報とを複数個記憶する第１記憶手段と、該第１
記憶手段に記憶された種類の中から治療に使用するコン
タクトレンズを選択するレンズ選択手段とを備え、前記
第１入力手段は前記レンズ選択手段の選択により前記第
１記憶手段に記憶されたコンタクトレンズのレーザスポ
ット倍率を入力することを特徴とするレーザ治療装置。 - 【請求項４】 請求項３のレーザ治療装置において、前
記レンズ選択手段により選択されたコンタクトレンズ情
報を出力する出力手段を備えることを特徴とするレーザ
治療装置。 - 【請求項５】 請求項１のレーザ治療装置において、症
例の種類及び該症例の種類にそれぞれ対応させて患部に
照射するレーザ光の照射条件の情報を複数個記憶する第
２記憶手段と、該第２記憶手段に記憶された症例の中か
ら治療目的の症例を選択する症例選択手段と、該症例選
択手段により選択された症例に対応するレーザ光の照射
条件の情報を表示する照射条件情報表示手段と、を備え
ることを特徴とするレーザ治療装置。 - 【請求項６】 請求項５のレーザ治療装置において、前
記第２記憶手段に記憶する症例と該症例に対応させるレ
ーザ光の照射条件の情報を変更又は任意に登録する登録
手段を備えることを特徴とするレーザ治療装置。 - 【請求項７】 請求項５のレーザ治療装置において、前
記照射条件表示手段で表示された照射条件、前記症例の
種類を含む患者情報の少なくとも１つを出力する出力手
段を備えることを特徴とするレーザ治療装置。 - 【請求項８】 請求項１のレーザ治療装置において、前
記患部に実際に照射したレーザ照射条件を含む照射情報
を出力する出力手段を備えることを特徴とするレーザ手
術装置。 - 【請求項９】 レーザ治療装置によるレーザ治療に関す
る情報を表示するレーザ治療情報表示装置において、症
例の種類及び該症例の種類にそれぞれ対応させて前記レ
ーザ装置により患部に照射するレーザ光の照射条件の情
報を複数個記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶され
た症例の中から治療目的の症例を選択する症例選択手段
と、該症例選択手段により選択された症例に対応するレ
ーザ光の照射条件の情報を表示する照射条件情報表示手
段と、を備えることを特徴とするレーザ治療情報表示装
置。 - 【請求項１０】 請求項９のレーザ治療情報表示装置に
おいて、前記記憶手段に記憶する症例と該症例に対応さ
せるレーザ光の照射条件の情報を変更又は任意に登録す
る登録手段を備えることを特徴とするレーザ治療情報表
示装置。 - 【請求項１１】 請求項９のレーザ治療情報表示装置に
おいて、前記記憶手段に症例と対応させて記憶する情報
には患者眼の治療に使用するコンタクトレンズの種類を
含むことを特徴とするレーザ治療情報表示装置。 - 【請求項１２】 請求項９のレーザ治療情報表示装置に
おいて、前記症例選択手段により選択された症例を含む
患者情報、または前記照射条件表示手段で表示された照
射条件情報の少なくとも１つを出力する出力手段を備え
ることを特徴とするレーザ治療情報表示装置。 - 【請求項１３】 レーザ治療装置によるレーザ治療に関
する情報を表示するレーザ治療情報表示装置において、
患者眼のレーザ治療に使用するコンタクトレンズの種類
及び該コンタクトレンズの種類にそれぞれ対応するレー
ザスポット倍率の情報とを複数個記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された種類の中から治療に使用するコ
ンタクトレンズを選択する選択手段と、前記レーザ装置
によるレーザ光の空気中におけるスポットサイズを設定
したデータを入力する入力手段と、該入力手段により入
力されたデータと前記選択手段により選択されたコンタ
クトレンズに対応するレーザスポット倍率のデータとに
基づいて、患者眼患部に照射される実スポットサイズを
求める演算手段と、該演算結果を表示するサイズ表示手
段と、を備えることを特徴とするレーザ治療情報表示装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148911A JPH11332905A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | レーザ治療装置及びレーザ治療情報表示装置 |
| US09/318,253 US6346100B1 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-25 | Laser treatment apparatus and laser treatment information display device |
| DE69900340T DE69900340T2 (de) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | Einrichtung zur Laserbehandlung |
| EP99110313A EP0960609B1 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | Laser treatment apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148911A JPH11332905A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | レーザ治療装置及びレーザ治療情報表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11332905A true JPH11332905A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15463425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10148911A Withdrawn JPH11332905A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | レーザ治療装置及びレーザ治療情報表示装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6346100B1 (ja) |
| EP (1) | EP0960609B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11332905A (ja) |
| DE (1) | DE69900340T2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2005164611A (ja) * | 2000-03-27 | 2005-06-23 | Palm Microlaser Technologies Ag | 生物学的または非生物学的物体を操作する方法及び操作する装置の制御システム |
| JP2008183247A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Nidek Co Ltd | 眼科用レーザ治療装置 |
| JP2016154790A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 株式会社ニデック | 眼科用レーザ治療装置 |
| JP2016159067A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 株式会社トプコン | レーザ治療装置 |
| JP2018102644A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社トプコン | 眼科レーザシステム |
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| JP3730454B2 (ja) * | 1999-09-21 | 2006-01-05 | 株式会社ニデック | レーザ装置 |
| US7150530B2 (en) * | 2003-05-21 | 2006-12-19 | Alcon, Inc. | Variable spot size illuminator having a zoom lens |
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| WO2008045539A2 (en) * | 2006-10-11 | 2008-04-17 | Lumenis Ltd. | Laser treatment procedure atlas |
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| DE102015205696A1 (de) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | Carl Zeiss Meditec Ag | Ophthalmologische Lasertherapievorrichtung |
| CN107550564B (zh) * | 2017-10-31 | 2023-11-21 | 重庆京渝激光技术有限公司 | 用于激光治疗机的治疗头 |
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| US5098426A (en) * | 1989-02-06 | 1992-03-24 | Phoenix Laser Systems, Inc. | Method and apparatus for precision laser surgery |
| DE69131602T2 (de) | 1990-07-23 | 2000-03-23 | Laser Biotech, Inc. | Vorrichtung für die hornhautumformung zum korrigieren von brechungsfehlern des auges |
| US5171242A (en) | 1990-10-26 | 1992-12-15 | Coherent, Inc. | Combination lens system for retinal photocoagulator laser system |
| JP3206923B2 (ja) | 1991-01-30 | 2001-09-10 | 株式会社ニデック | 眼科用レーザ手術装置 |
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1998
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-
1999
- 1999-05-25 US US09/318,253 patent/US6346100B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-27 EP EP99110313A patent/EP0960609B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-27 DE DE69900340T patent/DE69900340T2/de not_active Expired - Lifetime
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