JP3688339B2 - レ−ザ治療装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、治療用レ−ザ光を患者眼に照射して治療を行うレ−ザ治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、治療用レ−ザ光を患者眼に照射して凝固等を行うレ−ザ治療装置が知られている。レ−ザ治療装置の治療光の波長は、可視領域から赤外領域まで各種のものが利用されており、治療する部位の光吸収特性を考慮して、治療用レ−ザ光を選択して使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば、眼底の網膜剥離を治療するために、網膜内層、色素上皮層、脈絡膜層等を通して凝固を得ようとしても、一つの波長ではある層に対する選択的凝固となってしまう。つまり、短波長では内層が強く凝固され、長波長では深層の脈絡膜層が凝固される。そこで、内層から深層まで凝固するには、各波長のレ−ザ光を別々に操作して照射する他ないが、この場合同一治療部位へのレ−ザ照射は得にくく、操作効率が悪い。また、短波長を用いて照射した後に長波長を照射しても変質化した凝固層のためにそれより深い部分の治療は不可能となる。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑み、異なる波長のレ−ザ光で同一治療部位をバランス良く治療でき、効率の良いレ−ザ照射が可能なレ−ザ治療装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 異なる波長の治療用レ−ザ光を発する複数の治療用レ−ザ光源と、出射した治療用レ−ザ光を患者眼に導光するための導光手段と、を有するレーザ治療装置において、各治療用レーザ光の照射条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段の設定にしたがって各治療用レーザ光の照射条件を制御すると共に、異なる波長の治療用レーザ光を順次出射させる場合には、治療用レーザ光の中で長波長側のレーザ光を先に出射するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
(2) 異なる波長の治療用レ−ザ光を発する治療用レ−ザ光源と、該治療用レ−ザ光源を出射した治療用レ−ザ光の波長を選択する波長選択手段と、該治療用レ−ザ光源を出射した治療用レ−ザ光を患者眼に導光するための導光手段と、を有するレーザ治療装置において、各治療用レーザ光の照射条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段の設定にしたがって各治療用レーザ光の照射条件を制御すると共に、前記波長選択手段を駆動制御して異なる波長の治療用レーザ光を順次出射させる場合には、治療用レーザ光の中で長波長側のレーザ光を先に出射するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0013】
【実施例1】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の装置の概略構成を示す図である。
(光学系)
1は主波長514.5nmのレ−ザ光を出射するアルゴンレ−ザ光源、2は主波長647.1nmのレ−ザ光を出射するクリプトンレ−ザ光源である。3はミラ−であり、レ−ザ光源1から出射されたアルゴンレ−ザ光の光路を変える。4はダイクロイックミラ−であり、クリプトンレ−ザ光源2を出射するレ−ザ光の光軸とミラ−3で反射されるアルゴンレ−ザ光の光軸とを同軸にする。なお、後述するように各レ−ザ光は別々に出射させるので、ダイクロイックミラ−4の代わりに各レ−ザ光の出射に同期して光路に挿脱するミラ−を設けても良い。
【0014】
6はダイクロイックミラ−である。エイミング用の可視光半導体レ−ザ7の出射光束(主波長635nm)は、円形に補正された後、ダイクロイックミラ−6によって治療レ−ザ光と同軸にされる。8は集光レンズであり、レ−ザ光を集光して光ファイバ9に入射させる。
光ファイバ9はレ−ザ光をレ−ザ光照射部10に導光する。光ファイバ9を出射したレ−ザ光は、コリメ−ティングレンズ11、フォ−カシングレンズ12、ミラ−13、コンタクトレンズ14を介して患者眼Eに照射される。15は術者眼が患者眼Eを観察する双眼の顕微鏡部である。
【0015】
(制御系)
20はレ−ザ照射のトリガ信号を送出する照射スイッチである。21はレ−ザ凝固の設定条件等を入力したり、照射する治療レ−ザ光を選択するモ−ドスイッチ等を持つ操作部である。照射スイッチ20、操作部21は制御部22に接続される。制御部22は照射スイッチ20の及び操作部21での設定条件の信号を受け、アルゴンレ−ザ光源1の電源回路23、クリプトンレ−ザ光源2の電源回路24に信号を送り各光源のレ−ザ出射を制御する。
【0016】
以上のような構成の装置において、その動作を説明する。
術者は症例、治療部位により使用するレ−ザを選択するが、ここでは本発明の特徴的部分である異なる波長のレ−ザ光を連続して順次照射する動作について説明する。
術者は操作部21によりアルゴンレ−ザとクリプトンレ−ザの連続照射モ−ドを設定し、それぞれのレ−ザの照射時間、照射出力等必要な照射条件を設定する。装置側の準備が完了したら術者は患者眼Eを顕微鏡部15で観察しながら、可視光半導体レ−ザ7からのエイミグ光を照準にして治療部位を決定し、照射スイッチ20を押して凝固を開始する。
【0017】
図2は照射スイッチ20によりトリガ信号が発せられたときの、各レ−ザの出力状態の例を示した図である。制御部22はトリガ信号を受けると、電源回路24を介してクリプトンレ−ザ光源2を制御して長波長のレ−ザを照射条件の設定にしたがって出射させる。次に電源回路23を介してアルゴンレ−ザ光源1を制御して、短波長のレ−ザを所定時間出射させる。
各光源を出射したレ−ザ光は、レ−ザ光照射部10により患者眼Eの眼底に時間差を持って順次照射される。クリプトンレ−ザの照射ではその波長特性により、図3の(a)に示すように色素上皮層と脈絡膜の層が凝固される。次のアルゴンレ−ザの照射では、(b)に示すように網膜と色素上皮層が凝固される。
【0018】
このように1回の照射操作で、長波長のレ−ザ照射を先に、短波長側のレ−ザ照射をその後行うことにより、同一部位の異なる層に対して効率良く凝固を得ることができる。とくに網膜剥離での治療では、網膜側と脈絡膜側をバランス良く凝固でき、効果的な癒着が期待できる。また、凝固部位や症例に応じて各レ−ザの照射時間、照射出力を操作部21により可変して、使い分けできる。
【0019】
以上の実施例では、長波長のレ−ザ光としてクリプトンレ−ザを、短波長のレ−ザ光としてアルゴンレ−ザを用いた例を示したが、これに限らず種々の波長のレ−ザ光の組み合わせが可能である。殊に眼底光凝固治療の場合の組み合わせとしては、略600nm以上の波長のものとそれ以下のものを組み合わせると好ましい。これは、光凝固ではもっぱら網膜色素上皮と脈絡膜で照射されたレ−ザ光が吸収され、脈絡膜のメラニン色素で紫外から可視光全域の波長で高い吸光度を示すが、とくに約600nmを境に長波長になるに従い透過性が良くなり、逆に吸光性が悪くなるといわれているからである。例えば、600nm以下のレ−ザとしては主波長532nmのNd:YAGレ−ザの第2次高調波が、600nm以上のレ−ザとしては主波長670nmの半導体レ−ザや主波長1064nmのNd:YAGレ−ザの使用が可能である。
また、波長変更可能なダイレ−ザ(主波長574〜640nm)等種々の波長特性を持つレ−ザ光との組み合わせも可能である。組み合わせは2種類に限らずそれ以上としても良い。
【0020】
【実施例2】
実施例1では異なる波長のレ−ザ治療光を出射するレ−ザ光源として、クリプトンレ−ザとアルゴンレ−ザの異なる2つのレ−ザ光源を用いたが、これに対し、実施例2では異なる波長のレ−ザ光を出射可能な1つのレ−ザ光源により、そのレ−ザ光源が出射したレ−ザ光を波長選択して用いる。
図4は実施例2の装置の概略構成を示す図である。実施例1と同様の部材には同符号を付し、その説明は略す。
【0021】
2´はクリプトンレ−ザ光源であり、クリプトンレ−ザ光源2´は主波長520.8nmと530.9nmの緑色レ−ザ光と、主波長568.2nmの黄色レ−ザ光及び主波長647.1nmの赤色レ−ザ光を出射する。
30a,30b,30cはクリプトンレ−ザ光源2´から出射したレ−ザ光を波長選択するための波長選択用フィルタであり、フィルタ30aは前述の緑色レ−ザ光を、フィルタ30bは黄色レ−ザ光を、フィルタ30cは赤色レ−ザ光をそれぞれ選択的に透過する特性を持つ。31a,31b,31cは各フィルタ30を光路に挿脱するためのソレノイドであり、32a,32b,32cはその駆動回路である。これらフィルタ30、ソレノイド31及び駆動回路32で構成される波長選択機構は、各フィルタをタ−レット上に配置しそのタ−レットを回転駆動して光路に挿入する機構としても良い。
【0022】
33はビ−ムスプリッタ、34は光検出器である。クリプトンレ−ザ光源2´を出射しフィルタ30を介して波長選択されたレ−ザ光の一部は、ビ−ムスプリッタ33で反射して光検出器34で受光される。光検出器34はその受光量によりレ−ザ光の出力をモニタする。光検出器34からの信号は検出処理回路35により所定の処理が施された後、制御部22´に入力される。制御部22´は、検出処理回路35で処理されたレ−ザ出力信号と操作部21´で設定された出力信号とから、レ−ザ光の出力を設定値に一致させるとともに安定させるように電源回路24´に出力調整信号を入力する。
35は安全シャッタであり、安全シャッタ35はソレノイド36により駆動されて所定の場合に光路に挿入され、レ−ザ光を遮断する。37はソレノイド36の駆動回路である。
【0023】
次に実施例2の装置の動作を、実施例1の装置と同様に異なる波長の連続照射について説明する。
術者は操作部21´により連続照射のレ−ザ波長を選択し、照射時間や照射出力等の照射条件を設定する。照射されるレ−ザ光は、例えば赤と緑のレ−ザ光が選択されたとする。波長選択信号を受けた制御部22´は、まずソレノイド31cの作動させて赤色レ−ザ光を透過するフィルタ30cを光路に挿入する。安全シャッタ35は初期状態では光路に挿入されており、遮断状態である。照射スイッチ21が押されると、制御部22´はそのトリガ信号を受けて電源回路24´を作動させ、クリプトンレ−ザ光源2´からレ−ザ光を出射させる。クリプトンレ−ザ光源2´を出射したレ−ザ光はフィルタ30cにより長波長である赤のレ−ザに波長選択される。フィルタ30cを透過したレ−ザ光の一部は光検出器34により検出され、制御部22´は検出信号に基づきレ−ザ出力をチェックし、設定された出力のレ−ザ光となるように電源回路24´を介してレ−ザ光源2´を動作させた後、安全シャッタ35を解放する。安全シャッタ35を通過したレ−ザ光は、集光レンズ8、ファイバ9、レ−ザ光照射部10を介して被検眼に照射される。赤色レ−ザ光の照射ではその波長特性により、患者眼眼底の色素上皮層と脈絡膜の層が凝固される。
【0024】
赤色レ−ザ光の照射が設定された所定時間になると、制御部22´は安全シャッタ35を一旦遮蔽状態にするとともに、光路に挿入するフィルタをフィルタ30cからフィルタ30aに切換える。この切換えによりレ−ザ光は短波長側である緑のレ−ザ光にされ、フィルタ30aを通過したレ−ザ光を光検出器34が検出し、制御部22´はレ−ザ出力を設定値に安定化させた後、続いて安全シャッタ35を所定時間解放する。安全シャッタ35の解放により短波長側である緑のレ−ザ光が眼底に照射され、この照射では先ほどの凝固に次いでその上の網膜と色素上皮層が凝固される。
【0025】
以上は赤色レ−ザ光(主波長647.1nm)と緑色レ−ザ光(主波長520.8nmと530.9nm)を選択した場合について説明したが、治療部位や症例により赤色レ−ザ光と黄色レ−ザ光(主波長568.2nm)を用いても良いし、赤、黄、緑のレ−ザ光を順次照射するようにしても良い。さらに、赤色レ−ザ光を照射した後、黄と緑のレ−ザ光を同時に照射しても良い。この場合は、黄色レ−ザ光及び緑色レ−ザ光を同時に透過させるフィルタを光学系に追加し、これを制御部22´が挿脱制御する。
このように実施例2では1つのレ−ザ光源から出射した異なる波長のレ−ザ光の内、長波長側のレ−ザ光を先に、短波長側のレ−ザ光をその後選択的に使用することにより、実施例1と同様に同一部位の異なる層に対して効率良く凝固を得ることができる。
【0026】
なお、実施例2では異なる波長のレ−ザ光を出射するレ−ザ光としてクリプトンレ−ザを使用した例を示したが、574〜640nmの波長域のレ−ザ光を同時に出射するダイレ−ザ(色素レ−ザ)を用いることも可能である。この場合、眼底光凝固治療には、光路に挿入するフィルタは600nm以上の波長を透過するものと、それ以下の波長を透過するものとに分けて波長選択すると良い。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1回のレ−ザ照射操作で同一部位の異なる層に対して効率良く、バランスの良い凝固を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の装置の概略構成を示す図である。
【図2】トリガ信号が発せられたときの各レ−ザの出力状態の例を示した図である。
【図3】クリプトンレ−ザとアルゴンレ−ザの照射による凝固状態を説明する図である。
【図4】実施例2の装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 アルゴンレ−ザ光源
2 クリプトンレ−ザ光源
10 レ−ザ光照射部
20 照射スイッチ
21 操作部
22 制御部
23 電源回路
24 電源回路
Claims (2)
- 異なる波長の治療用レ−ザ光を発する複数の治療用レ−ザ光源と、出射した治療用レ−ザ光を患者眼に導光するための導光手段と、を有するレーザ治療装置において、各治療用レーザ光の照射条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段の設定にしたがって各治療用レーザ光の照射条件を制御すると共に、異なる波長の治療用レーザ光を順次出射させる場合には、治療用レーザ光の中で長波長側のレーザ光を先に出射するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とするレーザ治療装置。
- 異なる波長の治療用レ−ザ光を発する治療用レ−ザ光源と、該治療用レ−ザ光源を出射した治療用レ−ザ光の波長を選択する波長選択手段と、該治療用レ−ザ光源を出射した治療用レ−ザ光を患者眼に導光するための導光手段と、を有するレーザ治療装置において、各治療用レーザ光の照射条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段の設定にしたがって各治療用レーザ光の照射を制御すると共に、前記波長選択手段を駆動制御して異なる波長の治療用レーザ光を順次出射させる場合には、治療用レーザ光の中で長波長側のレーザ光を先に出射するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とするレーザ治療装置。
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