JPH11332142A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPH11332142A
JPH11332142A JP13279798A JP13279798A JPH11332142A JP H11332142 A JPH11332142 A JP H11332142A JP 13279798 A JP13279798 A JP 13279798A JP 13279798 A JP13279798 A JP 13279798A JP H11332142 A JPH11332142 A JP H11332142A
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JP
Japan
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rotor
electric machine
rotating electric
stator
wedge
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JP13279798A
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English (en)
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Naoteru Mishima
直輝 三嶋
Hikari Masuda
光 増田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度上昇の不均一に基づく特性の低下を防ぐこ
とのできる回転電機を得ること。 【解決手段】固定子巻線3のスロットの入口に挿入する
楔10Aの片側を部分的に切り欠いた切り欠き部10aを形
成する。回転子が両側に回転する場合には、両側に切り
欠き部を形成する。切り欠き部は、固定子に形成された
通風ダクト7と対置する場所に形成する。切り欠き部10
aは、冷却風の上流側は深く、下流側は浅くすることに
よって、固定子の上流側と下流側の通風ダクトの流量を
平準化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に強制通風で冷
却される回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の全閉外扇形誘導電動機の
一例を示す概略縦断面図である。また、図7は、図6の
C−C断面拡大図である。図6及び図7において、回転
子軸1の外周には、回転子鉄心11が圧入され、両端を端
板11aで押えられている。回転子軸1の外周には、複数
条の通風口1aが軸方向に等間隔に平行に形成されてい
る。
【0003】回転子軸1の両側は、外枠12に対して図示
しない軸受を介して支えられている。回転子軸1には、
右側に対して外扇4が圧入され、この外扇4の左側に
は、外枠12に外周が固定された仕切り12aが示されてい
る。
【0004】外枠12の上端には、詳細省略した熱交換器
6が載置されている。外枠12の中央部には、固定子2が
固定され、この固定子2には、両端のコイルエンド部が
軸方向に突き出た固定子巻線3が図示しないスロットに
挿入され、図7で示す楔10Cで押えられている。
【0005】固定子2の磁路を構成する環状の固定子鉄
心は、図7で示す短冊状の複数の間隔板8を介して重ね
られ、この結果各間隔板8の間には、通風ダクト7Aが
放射状に形成されている。
【0006】一方、回転子鉄心11も複数の図示しない間
隔板を介して重ねられ、この間隔板の間にも図6に示す
ように、通風ダクト7Aの内側となる位置に外周側が対
置する通風ダクト7Bを形成している。
【0007】このように構成された回転電機において
は、回転子軸1の回転によって回転する外扇4によっ
て、図6の矢印5Aに示すように熱交換器6に送り込ま
れた冷却空気は、この熱交換器6の冷却管の間を矢印5
Bに示すように経て、図6の矢印5Cに示すように外枠
12の左側の内部に送り込まれる。
【0008】この冷却空気は、矢印5Dに示すように回
転子軸1の通風口1aに流入し、この冷却空気の一部
は、通風口1aを軸方向に流下して矢印5F1に示すよ
うに外扇4に吸入される。
【0009】他は、回転子鉄心11の間に形成された通風
ダクト7Bを経て回転子鉄心11の外周方向に流下し、回
転子鉄心11の外周と固定子鉄心2の内周の間に形成され
た空隙に流出する。
【0010】この冷却空気の一部は、この空隙を軸方向
に流下して、外扇4に吸入され、他は、固定子鉄心2に
形成された通風ダクト7Aの間を図7の矢印5Hに示す
ように固定子鉄心2の外周方向に同じく矢印5Jに示す
ように流下し、固定子鉄心2の外周から図6の矢印5E
に示すように外扇4の方向に流下する。
【0011】この冷却空気は、図6の矢印5F2に示す
ように外扇4に吸入されて、以下、矢印5A,5B,5
C,5D,5E,5F1,5F2と循環する。図8は、
この冷却空気の流れを示す説明図で、固定子鉄心2と回
転子鉄心11及び外扇4は破線で示し、実線が冷却空気を
示す。
【0012】図8において、符号Qは、外扇4から吐出
される風量を示し,Qm1〜Qmn-1は、通風口1aを流下
する冷却空気の流量を、Qr1〜Qrn-1は、回転子11の通
風ダクト7Bを外周方向に流れる冷却空気の流量を示
す。
【0013】同じく、符号Qa1〜Qan-1は、固定子と回
転子の間の空隙を軸方向に流下する冷却空気の流量を示
し、符号Qs1〜Qsmは、固定子鉄心2の通風ダクト7A
を外周方向に流出する冷却空気の流量を示す。さらに、
符号1,2,3・・・Nは、固定子と回転子の通風ダク
ト7A,7Bの番号を上流側から順に示す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された回転電機においては、固定子2の図6におい
て左側の冷却風の上流側と右側の下流側とでは、通風ダ
クト7Aを流れる冷却空気の流量の差によって、鉄心と
巻線の温度上昇値が異なり、図9のグラフの実線で示す
ように上流端において最高となる。
【0015】理由は、図9のグラフの破線で示すよう
に、固定子の上流側の通風ダクトの冷却空気の流量(す
なわち、流速)が少なく、下流側の端部において最大と
なるからである。
【0016】すると、上流側の固定子巻線3の外周に施
された絶縁層の絶縁樹脂の温度も上がり、長期に亘る運
転中には下流側と比べて絶縁特性の低下が早くなる。す
ると、この上流側の絶縁樹脂の特性の低下で回転電機の
耐熱特性すなわち電流容量(定格)が決まるだけでな
く、回転電機全体の寿命が短縮するおそれがある。
【0017】一方、回転電機に対する小形化,大容量化
及び長寿命化の要請はますます厳しく、冷却効率の向上
による小形化,大容量化及び長寿命化が強く求められて
いる。そこで、本発明の目的は、温度上昇の不均一に基
づく特性の低下を防ぐことのできる回転電機を得ること
である。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、放射状の通風ダクトを形成する複数の間隔板が積層
鉄心の間に挿入される固定子に回転子が貫挿され、固定
子の巻線のスロットの入口に楔が挿入され、軸方向の強
制通風で冷却される回転電機において、楔の通風ダクト
と対向する部分の回転子側の角部に切り欠き部を形成し
たことを特徴とする。
【0019】請求項2に対応する発明の回転電機は、回
転子を片側に駆動される回転子とし、楔の切り欠き部を
角部の片側に形成したことを特徴とする。請求項3に対
応する発明の回転電機は、回転子を両側に駆動される回
転子とし、楔の切り欠き部を角部の両側に形成したこと
を特徴とする。
【0020】請求項4に対応する発明の回転電機は、切
り欠きによって形成された溝の底面を固定子の周方向の
中央部が突き出た弧状面としたことを特徴とする。請求
項5に対応する発明は、放射状の通風ダクトを形成する
複数の間隔板が積層鉄心の間に挿入される固定子に回転
子が貫挿され、軸方向の強制通風で冷却される回転電機
において、冷却風の上流側の間隔板の厚みを大とし、下
流側を順に小としたことを特徴とする。
【0021】請求項6に対応する発明は、放射状の通風
ダクトを形成する複数の間隔板が積層鉄心の間に挿入さ
れる固定子に回転子が貫挿され、軸方向の強制通風で冷
却される回転電機において、冷却風の上流側の間隔板の
幅を小とし、下流側を順に大としたことを特徴とする。
【0022】請求項7に対応する発明は、放射状の通風
ダクトを形成する複数の間隔板が積層鉄心の間に挿入さ
れる固定子に回転子が貫挿され、固定子の巻線のスロッ
トの入口に楔が挿入され、軸方向の強制通風で冷却され
る回転電機において、楔の通風ダクトと対向する部分の
回転子側の角部に切り欠き部を形成し、冷却風の上流側
の間隔板の厚みを大とし、下流側を順に小としたことを
特徴とする。
【0023】請求項8に対応する発明は、放射状の通風
ダクトを形成する複数の間隔板が積層鉄心の間に挿入さ
れる固定子に回転子が貫挿され、固定子の巻線のスロッ
トの入口に楔が挿入され、軸方向の強制通風で冷却され
る回転電機において、楔の通風ダクトと対向する部分の
回転子側の角部に切り欠き部を形成し、冷却風の上流側
の間隔板の幅を小とし、下流側を順に大としたことを特
徴とする。
【0024】このような手段によって、請求項1乃至請
求項4に対応する発明においては、切り欠き部の大小に
よって、通風ダクトに流入する冷却風の流量を調整し、
固定子の軸方向の温度上昇値を平準化する。
【0025】また、請求項5又は請求項6に対応する発
明においては、間隔板の厚みや幅によって、通風ダクト
に流入する冷却風の流量を調整して、固定子の軸方向の
温度上昇値を平準化する。
【0026】また、請求項7又は請求項8に対応する発
明においては、切り欠き部の大小や間隔板の厚み又は幅
によって、通風ダクトに流入する冷却風の流量を調整し
て、固定子の軸方向の温度上昇値を平準化する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転電機の一実施
形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の回転
電機の第1の実施形態を示す部分拡大断面図で、従来の
技術で示した図7に対応し、請求項1及び請求項2に対
応する図である。また、図2(a)は、図1で示した楔
10Aの拡大斜視図である。
【0028】図1及び図2(a)において、従来の技術
で示した図7と異なるところは、楔の詳細形状である。
なお、この回転電機は、回転子の回転方向が図1の矢印
Aで示す方向(左方向)である。
【0029】すなわち、図1及び図2(a)に示した楔
10Aは、回転子側の左側が等間隔に切除された切り欠き
部10aが形成され、この切り欠き部10aの底面と回転子
側の面に対して角度θの凹部を形成している。
【0030】この切り欠き部10aの深さは、図6に示し
た固定子2の左側において最大で、右側(下流側)にお
いて最小で、右端の通風ダクト7に対応する位置には形
成されていない。
【0031】このように形成された楔10Aが組み込まれ
た回転電機においては、固定子の冷却空気の上流側に形
成された通風ダクト7Aに流入する冷却空気を順に増や
すことができるので、下流側の通風ダクト7Aに流れる
冷却空気の流量との差を解消することができる。
【0032】したがって、この冷却空気の流量の差に起
因する上流側の固定子巻線の温度上昇を抑制し平準化す
ることができ、下流側の固定子巻線の温度上昇との差に
よる絶縁特性の低下や絶縁劣化に起因する寿命の低下を
防ぐことができる。なお、上記実施形態では、切り欠き
部10aの深さで冷却空気の流量を調整したが、切り欠き
部10aの深さは一定として、幅を変えてもよい。
【0033】また、切り欠き部10aの深さや幅に関係な
く、回転子側の鈍角部分に対して、図2(b)に示すよ
うに弧状に面取りして、鈍角部に発生する僅かな渦を防
ぎ、この渦に起因する圧力損失や騒音を防いでもよい。
さらに、切り欠き部10aの底面10cをゆるやかな弧状の
凸面として請求項4に対応する発明としてもよく、切り
欠き部10aの溝の両側を曲面にしてもよい。
【0034】図3は、本発明の回転電機の第2の実施形
態を示す部分拡大断面図で、第1の実施形態で示した図
1に対応し、請求項3に対応する図である。また、図4
は、図3で示した楔10Bの拡大斜視図で、同じく図2に
対応する図である。
【0035】図3及び図4において、第1の実施形態で
示した図1及び図2と異なるところは、図1及び図2と
同様に楔の形状で、特に切り欠き部を両側に形成したこ
とであり、回転子が図3の矢印Bに示すように正逆回転
する回転電機に適用される。
【0036】すなわち、楔10Bには、回転子側の両側に
対して切り欠き部10bが対称的に形成され、この切り欠
き部10bによって、楔10Bの断面は、部分的に二等辺三
角形となっている。
【0037】これらの切り欠き部10bも、第1の実施形
態で示した楔10Aと同様に、図6に示した固定子2の左
側において深さが最大で、下流側になるに従い浅くなっ
ている。
【0038】このように楔が形成された回転電機におい
ても、固定子の冷却空気の上流側に形成された通風ダク
ト7に流入する冷却空気を増やすことができるので、下
流の通風ダクトに流れる冷却空気の流量との差を解消す
ることができる。
【0039】したがって、この冷却空気の流量の差に起
因する固定子コイルの温度上昇の差を防ぐことができ、
この差に起因する絶縁特性の低下や絶縁劣化に基づく寿
命の短縮を防ぐことができる。
【0040】図5は、請求項5に対応する本発明の回転
電機の第3の実施形態を示す断面図で従来の技術で示し
た図6に対応し、熱交換器は省略している。図5におい
て、図6と異なるところは、間隔板の厚さを軸方向の位
置によって変え、冷却空気の上流側を厚くし、下流側を
薄くしたことである。
【0041】すなわち、図5において左端の間隔板8の
厚さは、従来の間隔板8と比べて約1.2倍厚くなってお
り、中央部においては従来の間隔板8と同一であり、右
端の間隔板8の厚さは約 0.8倍となっている(注;図5
では、解り易く示すために板厚の比を過大に示してい
る)。
【0042】このような間隔板8が組み込まれた回転電
機においては、固定子の上流側に形成された通風ダクト
の流路の断面積を増やし、下流側の通風ダクトの断面積
を減らすことで、両側の通風ダクトの流量を平準化し流
量の差に起因する絶縁樹脂の劣化を防ぎ、この劣化に基
づく寿命の低下を防ぐことができる。
【0043】なお、間隔板8の下端の外周を曲面に面取
りして、通風ダクトの入口における冷却空気の渦を防い
でもよい。また、間隔板8は、厚さを変えなくて、幅を
変えてもよく、厚さと幅の両方を僅かに順に変えてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上、請求項1に対応する発明によれ
ば、楔の通風ダクトと対向する部分の回転子側の角部に
切り欠き部を形成することで、切り欠き部の大小によっ
て、通風ダクトに流入する冷却風の流量を調整し、固定
子の軸方向の温度上昇値を平準化したので、温度上昇の
不均一に基づく特性の低下を防ぐことのできる回転電機
を得ることができる。
【0045】また、請求項2に対応する発明によれば、
回転子を片側に駆動される回転子とし、楔の切り欠き部
を角部の片側に形成し、請求項3に対応する発明によれ
ば、回転子を両側に駆動される回転子とし、楔の切り欠
き部を角部の両側に形成することで、片側又は両側の切
り欠き部の大小によって、通風ダクトに流入する冷却風
の流量を調整し、固定子の軸方向の温度上昇値を平準化
したので、温度上昇の不均一に基づく特性の低下を防ぐ
ことのできる回転電機を得ることができる。
【0046】また、請求項4に対応する発明によれば、
切り欠きによって形成された溝の底面を固定子の周方向
の中央部が突き出た弧状面とすることで、切り欠き部か
ら通風ダクトに流入する冷却風の流量を調整し圧力損失
を減らし、固定子の軸方向の温度上昇値を平準化したの
で、温度上昇の不均一に基づく特性の低下を防ぐことの
できる回転電機を得ることができる。
【0047】また、請求項5及び請求項6によれば、冷
却風の上流側の間隔板の厚みや幅によって、通風ダクト
に流入する冷却風の流量を調整して、固定子の軸方向の
温度上昇値を平準化したので、温度上昇の不均一に基づ
く特性の低下を防ぐことのできる回転電機を得ることが
できる。
【0048】また、請求項7に対応する発明によれば、
楔の通風ダクトと対向する部分の回転子側の角部に切り
欠き部を形成し、冷却風の上流側の間隔板の厚みを大と
し、下流側を順に小とすることで、切り欠き部の大小や
間隔板の厚み又は幅によって、通風ダクトに流入する冷
却風の流量を調整して、固定子の軸方向の温度上昇値を
平準化したので、温度上昇の不均一に基づく特性の低下
を防ぐことのできる回転電機を得ることができる。
【0049】さらに、請求項8に対応する発明によれ
ば、楔の通風ダクトと対向する部分の回転子側の角部に
切り欠き部を形成し、冷却風の上流側の間隔板の幅を小
とし、下流側を順に大とすることで、切り欠き部の大小
や間隔板の厚み又は幅によって、通風ダクトに流入する
冷却風の流量を調整して、固定子の軸方向の温度上昇値
を平準化したので、温度上昇の不均一に基づく特性の低
下を防ぐことのできる回転電機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機の第1の実施形態を示す部分
拡大断面図。
【図2】(a)は、図1で示した楔の拡大斜視図、
(b)は(a)のB−B断面図。
【図3】本発明の回転電機の第2の実施形態を示す部分
拡大断面図。
【図4】図3で示した楔の拡大斜視図。
【図5】本発明の回転電機の第3の実施形態を示す部分
断面図。
【図6】従来の回転電機の一例を示す部分断面図。
【図7】図6のC−C断面拡大詳細図。
【図8】従来の回転電機の作用を示す説明図。
【図9】従来の回転電機の作用を示すグラフ。
【符号の説明】
1…回転子、2…固定子、3…固定子巻線、4…外扇、
5A〜5J…冷却気体の流れを示す矢印、6…熱交換
器、7A,7B…通風ダクト、8…間隔板、9…スロッ
トの底、10A,10B,10C…楔、10a,10b…切り欠き
部、11…回転子鉄心、12…外枠。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状の通風ダクトを形成する複数の間
    隔板が積層鉄心の間に挿入される固定子に回転子が貫挿
    され、前記固定子の巻線のスロットの入口に楔が挿入さ
    れ、軸方向の強制通風で冷却される回転電機において、
    前記楔の前記通風ダクトと対向する部分の前記回転子側
    の角部に切り欠き部を形成したことを特徴とする回転電
    機。
  2. 【請求項2】 前記回転子を片側に駆動される回転子と
    し、前記楔の切り欠き部を前記角部の片側に形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 【請求項3】 前記回転子を両側に駆動される回転子と
    し、前記楔の切り欠き部を前記角部の両側に形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  4. 【請求項4】 前記切り欠きによって形成された溝の底
    面を前記固定子の周方向の中央部が突き出た弧状面とし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の回転電機。
  5. 【請求項5】 放射状の通風ダクトを形成する複数の間
    隔板が積層鉄心の間に挿入される固定子に回転子が貫挿
    され、軸方向の強制通風で冷却される回転電機におい
    て、前記冷却風の上流側の前記間隔板の厚みを大とし、
    下流側を順に小としたことを特徴とする回転電機。
  6. 【請求項6】 放射状の通風ダクトを形成する複数の間
    隔板が積層鉄心の間に挿入される固定子に回転子が貫挿
    され、軸方向の強制通風で冷却される回転電機におい
    て、前記冷却風の上流側の前記間隔板の幅を小とし、下
    流側を順に大としたことを特徴とする回転電機。
  7. 【請求項7】 放射状の通風ダクトを形成する複数の間
    隔板が積層鉄心の間に挿入される固定子に回転子が貫挿
    され、前記固定子の巻線のスロットの入口に楔が挿入さ
    れ、軸方向の強制通風で冷却される回転電機において、
    前記楔の前記通風ダクトと対向する部分の前記回転子側
    の角部に切り欠き部を形成し、前記冷却風の上流側の前
    記間隔板の厚みを大とし、下流側を順に小としたことを
    特徴とする回転電機。
  8. 【請求項8】 放射状の通風ダクトを形成する複数の間
    隔板が積層鉄心の間に挿入される固定子に回転子が貫挿
    され、前記固定子の巻線のスロットの入口に楔が挿入さ
    れ、軸方向の強制通風で冷却される回転電機において、
    前記楔の前記通風ダクトと対向する部分の前記回転子側
    の角部に切り欠き部を形成し、前記冷却風の上流側の前
    記間隔板の幅を小とし、下流側を順に大としたことを特
    徴とする回転電機。
JP13279798A 1998-05-15 1998-05-15 回転電機 Pending JPH11332142A (ja)

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